(神戸新聞)1994/10/12、54歳、「留学生と日本語ワープロ」
国際文化学部に移籍した直後、「国際文化に相応しい情報処理」をしたいと思っていた。そこへ中国からの留学生がデータベースの研究生として在籍することになった。まず、日本語の勉強のためにワープロが使えるパソコンを与えたが「日本のワープロは漢字の読みが判らないと非常に使い難い」と言うので、「それなら、使いやすくするソフトを考えよう」と、読みが不明でも漢字の画数や部首などで呼出し、更にその漢字を含む熟語を呼び出すデータベースを構築した。それを使えば熟語の「読み」が判らなくても日本語ワープロが打て、併せてその読みも覚えられるソフトが出来た。これをキッカケに、後続の留学生たちは、このソフトを次々に発展させていった。