(神戸新聞)1980/4/1、40歳、「思考活動への騒音の影響

 コンピュータに興味があるものの、研究の主軸は「学校環境衛生」でした。高度成長の傍らで環境悪化の具体的な被害を訴えられずに苦しむ人々。騒音の具体的な影響を見出す実験や調査がしきりに行なわれたが、納得できる研究報告は少なかった。学校への騒音対策の根拠が求められ、神戸市環境局からも研究を委託された。 当時「慣れれば影響は少ない」と考えられがちだった騒音に「必ず何かの影響はあるはず」と思っていたことと、伊丹北高校の生徒がつぶやいた「騒音中は考えなく済むから楽」という一言がヒントになって実験を組み立てることになった。 (「鉄軌道騒音慢性暴露が児童の思考活動に及ぼす影響について」共著、日本衛生学雑誌、35卷6号、pp841-850、1981.2)