神戸大NEWS NET 2009年1月後半のニュース
◎フォルサが初代王者に 兵庫県大学フットサルリーグ最終節
兵庫県大学フットサルリーグ2008最終節、神戸大フォルサ−神戸大ゲレイラが12月21日、西宮市立体育館で行われた。0−0で前半を折り返したフォルサは、後半に2ゴールをあげ、2−0と勝利した。これにより、勝ち点を10へと伸ばし、兵庫県大学フットサルリーグ2008での優勝を手にした。【1月28日 神戸大NEWS NET=UNN】
日本初、学生が運営を行う学生リーグ、「兵庫県大学フットサルリーグ」。最終節、フォルサが勝利で締めくくり、初代リーグ王者の座を手に入れた。
0−0で迎えた後半5分、B田中(保健・2年)が倒されPKを獲得。それをA満田(経営・1年)が確実に決め、先制点をあげる。さらに後半6分、A西口(保健・2年)からのパスを満田がシュート。追加点を奪い、ゲレイラを突き放す。その後、攻め込まれる場面もあったが、G小川(工・3年)の好セーブにも助けられ、失点を許さなかった。フォルサは2−0と勝利し、兵庫県大学フットサルリーグ2008に王者として名前を刻んだ。
「優勝することが最低条件だった。その目標を果たすことができた」。最終節で2ゴールをあげた満田は、優勝を手にし、安心した表情を浮かべた。
今までに例のない取り組みである「兵庫県大学フットサルリーグ」が無事終了した。このリーグ運営の代表者・田代(経営・4年)は、「いろいろ問題もあったが、みんなの協力で運営していくことができた」とリーグ運営を支えてくれた人々への感謝の気持ちを口にした。
「学生フットサルといえば、兵庫が強いと言われるようにしたいですね」(田代)。これからのリーグの発展に期待を寄せつつ、2008年度リーグの幕が下りた。来季もフォルサが学生フットサル界を引っ張っていく。(記者=寺島琴美、田辺翔吾)
●兵庫県大学フットサルリーグ2008最終節(12月21日・西宮市立体育館)
神戸大フォルサ 2 0−0 0 神戸大ゲレイラ
2−0
【神戸大フォルサ】満田2(後半5分、6分)
【お詫び】取材から記事アップまでに一か月以上と、大変遅くなり申し訳ございませんでした。記事アップは断念する予定でしたが、読者様からの声によりアップを決定しました。今後はこのようなことがないように努めてまいります。関係者各位にご迷惑をおかけしたことをお詫び申し上げます。(1月28日午前3時00分 編集部入力)
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◎レグルス、惜敗で3位 兵庫県大学フットサルリーグ最終節
兵庫県大学フットサルリーグ2008最終節、神戸大レグルス−関国大アトレチコが12月21日、西宮市立中央体育館で行われた。レグルスは前半に2失点を喫し、後半に1点返すも、反撃及ばず、関国大に敗れた。最終節で、敗れたため、最終順位は、3位となった。【1月28日 神戸大NEWS NET=UNN】
「立ち上がりの2失点が痛かった」。レグルスの広渡主将は、そう振り返った。
レグルスは点を取ると波に乗るチーム。逆に先制点を決められると、不利になる。たしかに、攻撃の組み立ては上手いが、なかなかシュートまで持って行けない。シュートの数も少なかった。惜しいチャンスも幾度かあったが、決められない。「決定力のなさが課題」(広渡)。
後半に1点返すも、反撃及ばず、惜しくも敗れたレグルス。最終順位こそ3位になったが、フォルササテライトに引き分け、ゲレイラのサテライトに大量5得点をとり、快勝という立派な成績を残した。学生リーグでの快進撃は、選手にとって、大きな自信となったはずだ。広渡主将は、学生リーグの感想を聞かれ、「フォルサとゲレイラとやれていい経験ができた。そういった意味で、自分たちのチームとしての力が、アップしたと思う。この経験を生かして、次のリーグでも頑張っていきたい。」と力強く話した。次のリーグでの彼らの快進撃に注目したい。(記者=田辺翔吾、田丸瑛梨、寺島琴美)
●兵庫県大学フットサルリーグ2008最終節(12月21日・西宮市立中央体育館)
神戸大レグルス1 0−2 2 関国大アトレティコ
1−0
【神戸大レグルス】土居(後半6分)
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◎ゲレイラ、最終節も敗れる 兵庫県大学フットサルリーグ第5節
兵庫県大学フットサルリーグ2008第5節、神戸大ゲレイラ−神戸大フォルサが12月21日、西宮市立体育館で行われた。ゲレイラは後半2失点を喫し、0−2で敗れた。それにより勝ち点は4のまま、4位でリーグを終えた。【1月28日 神戸大NEWS NET=UNN】
試合前、アップをするゲレイラの選手たちは「最後は勝とうぜ」という声をかけ、気合いを入れていた。B岡崎主将(経済・2年)も「勝ち点3をとれば優勝の可能性が残っていた。強い気持ちで試合に入った」と振り返った。その言葉通り、前半は互角の戦い。ゲレイラは得意のパスやコンビネーションを中心にした攻撃で何度も相手ゴールに迫った。前節、0−5の大敗を喫したチームとは思えないほどパスはつながっていた。それでも得点は奪えず0−0のまま前半は終了。
迎えた後半5分、ゲレイラはファウルにより相手にPKを与えてしまう。それを相手に決められて0−1とリードを奪われる。「まだ慌てる時間帯ではなかったのに。ちょうど経験不足の選手が多い時間に失点してしまったことで焦りが出た」と岡崎主将は悔やんだ。その焦りからか、1分後の後半6分にも守備を崩され失点し0 −2。その後も、ゲレイラは最後まで攻撃し続けるもゴールは奪えず。そのまま試合は終了。ゲレイラのリーグも幕を閉じた。
試合後、「これからもっと個々のレベルアップを目指していきたい」と岡崎は決意を述べた。(記者=田丸瑛梨)
●兵庫県大学フットサルリーグ2008第5節(12月21日・海事科学部体育館)
神戸大フォルサ 2 0−0 0 神戸大ゲレイラ
2−0
【神戸大ゲレイラ】
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◎フォルサ、再び首位に 兵庫県大学フットサルリーグ第4節
兵庫県大学フットサルリーグ2008第4節、神戸大フォルサ−関国大が12月20日、海事科学部体育館で行われた。前半を1−1で終えたフォルサは後半追加点をあげ、そのまま逃げきり2−1で勝利した。これにより、フォルサは勝ち点を7にのばし再び首位に立った。【12月20日 神戸大NEWS NET=UNN】
前半開始直後だった。フォルサはわずか1分で相手に先制を許してしまうが、「失点して追い詰められた感じはあった。勝つために押し込んだだけ」と試合後話したP井上(法・1年)の4分のゴールで同点に追いつく。その後も何度も相手ゴール前でチャンスを作ったフォルサだったが追加点は奪えず1−1のまま前半は終了する。
後半も相手の高さに苦しみながらも、パスをつなぐフォルサ。ゴール前まではつながるがなかなかネットを揺らせない。そんな中、パワープレイに出る関国大。ゴレイロも含め全員が攻撃参加する中で生まれた隙を、A檀野(経営・3年)は見逃さなかった。後半11分、ゴレイロのいない相手ゴールに放たれたロングシュートは吸い込まれるようにゴールネットを揺らした。フォルサに待望の逆転ゴールをもたらしたのは一瞬の状況判断だった。そしてフォルサは1点のリードを守りきり、そのまま試合終了。試合序盤での失点という課題も見えたが、勝ち点3という結果が付いてきたことは大きいといえる。
次はいよいよリーグ最終節。「勝って優勝を決めるだけ」と井上が話したように選手たちの気持ちは既に最終節に向かっている。(記者=田丸瑛梨)
●兵庫県大学フットサルリーグ2008第4節(12月20日・海事科学部体育館)
神戸大フォルサ 2−1 関国大
【神戸大フォルサ】井上、檀野
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◎レグルスに黒星つく 兵庫県大学フットサルリーグ第4節
兵庫県大学フットサルリーグ2008第4節、神戸大レグルス−近畿福祉大が12月20日、海事科学部体育館で行われた。前半を2−1とリードし折り返したレグルスは、後半に2失点し、2−3と黒星を喫した。レグルスは勝ち点4を伸ばすことができずに、2位へ転落。【1月28日 神戸大NEWS NET=UNN】
フォルサに引き分け、ゲレイラに完勝し、首位で第4節を迎えた。勝てばリーグ優勝へ大手をかけることができる試合。気合十分でレグルスの選手たちは、試合へと臨んだ。
だが、2−1とリードし迎えた後半に大きく試合が動く。「あの1点がきつかった」と、P広渡主将(理・3年)が振り返る後半開始直後の同点ゴール。このゴールが試合の流れを一変させた。前半、試合のペースを握っていたレグルスが押され始める。相手の早いカウンターに苦しめられ、相手の勢いにのまれた。後半12分には、まさかのOGで3失点目。ここまで快進撃をみせてきたレグルスに遂に黒星がついた。
「きっちり勝ってシーズンを終わりたい」(広渡主将)。レグルスの選手たちは気持ちを切り替え、翌日に控えるリーグ最終節での勝利を目指す。(記者=寺島琴美、田丸瑛梨)
●兵庫県大学フットサルリーグ2008第4節(12月20日・海事科学部体育館)
神戸大レグルス 2 2−1 3 近畿福祉大
0−2
【神戸大レグルス】加藤(前半6分)、稲田(10分)
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◎「つながり」を求めて 発達科学部による舞台
発達科学部人間表現学科3年生による創作舞台「Chain」が、1月29日に六甲台講堂で行われた。音楽、美術、身体表現を学ぶ表現学科の学生らが、日々感じる「つながり」というものを言葉を用いない無言劇で表現した。【1月31日 神戸大NEWS NET=UNN】
発達科学部では、4年前に新学科として、現在の4つの学科が設立された。その中の人間表現学科では、音楽や美術、身体表現といった表現法を用い、「総合的パフォーマンスの実践的創造」を行っている。表現創作論コースに所属する学生たちを中心に「表現創造演習」として、第2期生となる3年生たち約40人がこの舞台を作りあげた。
持ち主のいない無数の携帯電話が鳴り響く。最後まで鳴り続けたひとつをある青年が手にとったことから舞台は始まる。
携帯電話によって青年は3つの世界に連れて行かれる。最初は人と人とのつながりを大切にしている世界。そこで青年が目にしたものは、楽しそうに遊ぶ子供たちと、一人仲間に入れない子供が徐々に交流を持ち始める様子だった。舞台の中では、紙風船が人と人とのつながり、人情を意味する道具となっている。青年は、全員が楽しそうに紙風船で遊ぶ様子にほっとするが、携帯電話により次の世界へ連れて行かれる。
2つ目の世界は他人との関わりを一切持とうとしない人々の世界。青年が話しかけようとしても衝立で阻まれる。そこにいるのは衝立をもつ人間と二重人間。二重人間は人とうまく関わりたいという白い心と人との関わりなどどうでもよいという黒い心を持っている。黒い心が白い心を超え、感情がむき出しになったとき、人はお互いにぶつかってしまう。そうして傷ついた黒い心が衝立を手にし、他人を阻む人間へとなっていく。
最後は現代の世界。自分の枠に閉じこもったまま人と関わろうとしない人間と、自分の枠があるからこそ他人とぶつかる人間がいた。青年が紙風船を手渡していくことで、徐々に人と人とのつながりが生まれる。しかし、そんな中でも誰とも関わらない生き方を選ぶ人間もいる。人とのつながりをどう捉えるのか、という課題を残し、幕が下りた。
公演内容から、使用音楽、舞台美術、身体表現などすべてを自分たちの手で作り上げた。脚本の高畑侑季さんが「つながり」というテーマの前にまず思いついたのは、「人情の忘却」という言葉。携帯電話やインターネットなどコミュニケーションの方法が多様化する一方で、中身が失われてきているのではないか、というメッセージを脚本に込めた。言葉では言い表せないことを体で表すという、表現学科の専門を最大限見せたい、という思いから、自然と無言劇の形となった。
準備は去年の5月頃から始まった。「一週間前のリハで、ようやく辿りつけるかな、と思った」と製作の藤田充子さん。それでも、舞台直前で動きを変えるなど、最後まで改善を続けた。
総合演出の辻本泰子さんは「演出をするのは初めてで、戸惑うことも多かった。やっていく中で、一瞬一瞬成長できた。自分にとってプラスになったし、みんなで協力しあえてよかった」と舞台を振り返った。
舞台を見に来ていた表現学科の3年生は、「同じ学年の人たちが舞台をやっていて感慨深かった。ひいき目かもしれないけど、去年より良かった」と話した。(記者=新田理絵)
【写真上】総合演出の辻本さん(右)、脚本の高畑さん(中)、製作の藤田さん。
【写真下】テーマの「つながり」を表す紙風船のオブジェ。(いずれも1月29日・六甲台講堂で 撮影=新田理絵)
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◎願書受け付け開始 神戸大入試
神戸大は1月26日から平成21年度入学者一般選抜前期日程・後期日程の出願受付を始めた。締め切りは2月4日必着。出願書類の受付は郵送のみ。【1月29日 神戸大NEWS NET=UNN】
出願状況は2月23日午後5時まで、神戸大ホームページ内の「学部入学案内」(http://www.kobe-u.ac.jp/admission/index2.htm)の「入試状況速報」で見ることができる。
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◎2・3月号を配布 神戸大NEWS NET
私たち神戸大学ニュースネット委員会は「神戸大学NEWS NET」第100号を1月30日に発行します。1面トップ記事は「阪神淡路大震災から14年 あの日の記憶いつまでも」。 8面は「2008年神戸大10大ニュース」。なお、本紙が100号を迎えることを記念して、1面と8面をカラーで発行します。六甲台地区、国文、発達、海事キャンパスで配布する予定です。是非ご覧ください。【1月29日 神戸大NEWS NET=UNN】
1面ヘッドライン
「阪神淡路大震災から14年 あの日の記憶いつまでも」
「神戸大でも2人発覚 企業による内定取り消し」
「アメフット 社会人に圧勝 第54回えびすボウル」
「はしか対策を発表 証明カードで選別 受講禁止も」
「落研の新春寄席 あふれる初笑い」
「将来のノーベル賞候補 医学研究科・松下麻衣さん」
「コラム伏流水」
5面
100号記念特集
8面
2008年神戸大10大ニュース
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◎ボランティア講座 2月15日、国文キャンパスで
神戸大が主催するボランティア講座、座学が2月15日に行われる。講座は「座学」「体験実習」「意見交換会」の3つのパートに分かれる。座学では講義やパネル討論、体験実習ではフィールドワーク、意見交換会ではフィールドワークでの経験を持ちより話し合いが行われる。日程は座学は2月15日、実習は2月17日?3月14日のうち3日間、意見交換会は3月16日。締切は1月30日まで。詳細は神戸大HP(http://www.kobe-u.ac.jp/info/topics/menu/sd2009_01_05_01.htm)で。【1月28日 神戸大NEWS NET=UNN】
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◎中谷教授の最終講義 30日に六甲台第一学舎で
経済学研究科・中谷武教授の平成20年度末での退官にともない、1月30日に最終講義が行われる。場所は六甲台第一学舎232教室で、午後3時10分から午後4時40分まで。テーマは「現代の諸問題と経済学の課題」。【1月27日 神戸大NEWS NET=UNN】
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◎発達科学部人間表現学科生が舞台公演 1月29日、六甲台にて
発達科学部人間表現学科3年生による舞台公演「Chain」が、1月29日に六甲台講堂で開催される。開場は午後5時半、開演は午後6時。音楽、美術、身体表現を学ぶ表現学科の学生らが、「つながり」についてそれぞれの専門分野を生かし、言葉を使わない劇を演じる。詳細は発達科学部HP(http://www.h.kobe-u.ac.jp/)で。【1月26日 神戸大NEWS NET=UNN】
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◎明暗別れるも次につながる歩み 陸上・日本選手権競歩
陸上の第92回日本陸上競技選手権の男子・女子20q競歩大会兼第20回ジュニア選抜競歩大会が1月25日、六甲アイランド甲南大周辺コース(一周2キロ)で行われた。神戸大から男子20キロの部に出場した古峨能喜(人間発達環境学研究科・M1年)は15キロ付近で途中棄権。ジュニア男子10キロに出場した石飛雅基(発達・1年)は45分24秒で16位だった。【1月26日 神戸大NEWS NET=UNN】
朝から小雪が舞うコンディションの中、日本を代表するウォーカーが神戸に集結した。
男子20キロに出場した古峨は、序盤から出遅れる苦しい展開。中盤に入っても調子が上がらず、15キロ付近で途中棄権した。「練習不足です」と古峨。研究などで練習時間を満足に取れなかったことが響いた。「次の3月の学生選手権をひと区切りにしたい」と再起を誓った。
一方、ジュニア男子10キロに出場した石飛はスタートから上位が狙える好位置につけた。中間点となる5キロ通過は21分58秒で先頭から28秒差の13位。後半失速し16位と順位を下げたものの、45分24秒の自己ベストをマークした。石飛は「まだ納得できていない。直すところはたくさんある。練習が足りなかった」と自身の試合内容に厳しい見方。自己記録にも満足せず、今後の試合を見据えていた。
男子20キロでは富士通の森岡紘一朗が1時間21分16秒で優勝。女子20キロは全日本記録保持者で龍谷大4年の渕瀬真寿美が、1時間28分3秒の日本新記録で2年ぶり2度目の制覇。2大会連続の世界選手権出場を決めた。(記者=伊崎春樹)
【写真上】男子20キロに出場した古峨。
【写真下】石飛はジュニア男子10キロで自己ベストをマーク。(いずれも1月25日・六甲アイランド甲南大周辺コースで 撮影=伊崎春樹)
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◎県サッカー協会から表彰 フットサル部フォルサ
神戸大フットサル部フォルサは1月12日、明石グリーンホテルで今年度優秀団体として兵庫県サッカー協会から表彰された。昨夏に大阪で行われた全日本大学フットサル大会で史上初の大学日本一を達成したことを評価された。これについて、表彰式に参加したフォルサのB小仲(発達・4年)と池上コーチ(理・4年)が1月25日、ニュースネット委員会の取材に答えた。【1月25日 神戸大NEWS NET=UNN】
大久保嘉人(前ヴィッセル神戸、現ヴォルフスブルク・日本代表)、岡崎慎司(清水エスパルス・日本代表)、比嘉リカルド(デウソン神戸・フットサル日本代表)。名立たるメンバーと共に、フォルサが表彰を受けた。史上初の大学日本一が、兵庫県フットサル界に貢献したと認められたのだ。
「すごいメンバーと一緒の表彰をされて、こんな表彰されていいんかなって思ってしまった」と小仲。トロフィーを受け取ったときは、緊張で首まで真っ赤になった。「でも、来年もこうやって結果を残していかないと」。真剣な表情で意気込んだ。
「あの夏のことが思い出された。たくさんの人にお世話になったなぁ」。池上コーチも感慨深げだ。
大学日本一の先にあるもの。それは今春行われる全日本フットサル選手権で「ジャイアントキリング」をやってのけることだ。相手は地域リーグを勝ち抜いてきた強豪と、プロのFリーグチームだ。「順当にいけば全敗なんかもしれんけど、僕らは大学代表なんやから、それだけはあかん。大学フットサル界を背負っている」と小仲は熱く語る。表彰されたからって、これだけじゃ満足できない。もっと、もっと上へ。フォルサの歩みは止まらない。(記者=深江友樹)
【写真】県サッカー協会から表彰されたフォルサの練習風景。(1月25日・国文体育館で、撮影=深江友樹)
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◎我ら、晴れやかに引く サッカー部引退試合
サッカー部の4年生引退試合、神戸大−甲南大が1月25日、六甲台グラウンドで行われた。試合は2−2の引き分けだったが、4年生の引退を祝す笑顔に満ちた試合だった。【1月25日 神戸大NEWS NET=UNN】
勝ち負けなんて関係ない。「引退する4年生をみんなで送り出してあげたい」という気持ちただ一つ。雪もちらつく寒空の下、六甲台グラウンドは笑顔であふれた。
試合には4年生メンバーが出場した。エースFW仙波(海事)がDFの位置についたり、GK堀川(文)がフィールドプレーヤーとしてプレーしたり。後半には4年生マネージャーらが出たり、甲南大と選手をトレードしたり。和気あいあいとした雰囲気でゲームは進み、後半に神戸大が2点差を追いついてのドローで終わった。
この試合で引退するDF湯浅主将(発達)は、12月中旬のリーグ入れ替え戦から練習に一切参加していなかった。「全然動けませんでしたね」と苦笑する湯浅。来年から東京の企業で働き、本格的なサッカーはもうやらないという。そんな主将に、「あなたにとってサッカーとは?」と聞いた。「自分の全てを今まで形作ってくれたもの」。照れながら答えて、グラウンドを後にした。(記者=深江友樹)
【写真】この試合で引退した4年生メンバーら(1月25日・六甲台グラウンドで、撮影=深江友樹)
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◎フィギュア陣が奮闘、千地石は国体へ 第81回日本学生氷上競技選手権
第81回日本学生氷上競技選手権大会のフィギュア部門が1月6日から8日まで、青森県の三沢アイスアリーナで行われた。神戸大スケート部フィギュア部門からは6人が出場。アイスダンスの部で南埜沙織(農・3年)・木曽田雄星(工・3年)組が2位に入った。また21日には、男子Bクラスで12位だった千地岩峻介(経済・4年)が同会場で28日から開催される、第64回国民体育大会冬季大会スケート競技会・成年男子の部の兵庫県代表に選ばれた。【1月24日 神戸大NEWS NET=UNN】
●第81回日本学生氷上競技選手権大会フィギュア部門(1月6日〜8日・三沢アイスアリーナ)
男子Bクラス
12位 千地岩峻介(経済・4年)
男子Cクラス
13位 木曽田雄星(工・3年)
16位 向井将平(発達・3年)
男子団体 8位
女子Cクラス
20位 南埜沙織(農・3年)
22位 辻真理奈(発達・4年)
アイスダンス
2位 南埜・木曽田組
5位 堀田(経営・4年)・村上(関学)組
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◎落研新春寄席 溢れる笑いの個性
神戸大落語研究会による新春寄席が1月16日、神戸学生青年センターで行われた。部員による落語と大喜利は会場を笑いの渦に巻き込んだ。【1月24日 神戸大NEWSNET=UNN】
3年生が引退してから初めての今回の新春寄席。会場には幅広い年齢層の客が多く訪れた。大きな拍手に会場は包まれ、寄席は成功のうちに終わった。
今回の寄席で唯一1年生で落語を披露したのは拡益亭彗架さん(かくえきてい・すいか=経済・1年)。前半最初の噺彗架さんによる噺(はなし)は「粗忽の使者」だ。
物忘れの甚だしい粗忽者の家来が口上を忘れてしまう。しかし最後に彼が思い出したのは口上を聞くのを忘れてきた、という落語。
寄席が終わり「緊張した。だけど、お客さんの感触がよかった」と彗架さん。2年生になるにあたって「誰に見せても恥ずかしくない落語を見せたい」と意気込んだ。
2人目の噺家は甲家びす太(かぶとや・びすた=工・2年)さん。
演じた「壷算」は巧妙に店主を言いくるめて壷を安く手に入れる笑い話だ。店主と客のやりとりがこの落語の面白い場面の一つ。
びす太さんは表情や動作で表現していた。「落語の調子が良くなかった」と反省していたびす太さん。しかし1年生も参加した大喜利は満足だったそう。
後半最初の落語は甲家備樽さん(かぶとや・びだる=法・2年)の「書割盗人」。盗人が家具や札束がすべて描いてある家に入った。盗人は仕方なく描いてある物を盗んだつもりで家を出ようとする。目撃した家主もそれに応じ盗まれたつもりで「泥棒退治のつもり」をする噺だ。備樽さんは「まだまだ未熟。大きな笑いを作りたい」と話した。
落語のトリをつとめたのは44代会長の甲家天棒さん(かぶとや・てんぼう=法・2年)。披露した落語は「ちりとてちん」だ。腐った豆腐を「ちりとてちん」と名づけ、知ったかぶりの隣人に名産品として食べさせる。案の定、知ったふりを通して苦しそうに食べる隣人。それを見て主人公らは大笑い。落語を無事終えた天棒さんは「緊張はしなかった。お客さんの反応が良かった」と笑顔を見せた。
大喜利では、「先生」役としてびす太さんをはじめ2年生2人、1年生6人が登場。観客からお題をもらい、謎解きや川柳を作っていく遊びで会場を盛り上げた。部員それぞれの個性を発揮していた。
「神大の一番の人気者になる」と会長・天棒さん。新会長の意気込みとともに新春寄席は幕を閉じた。(記者=岩本真侑)
【写真上】部員らによる大喜利の様子。
【写真下】高座に上る会長の甲家天棒さん。(1月16日・神戸学生青年センターで 撮影=寺島琴美)
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◎アカペラをもっと神戸大生へ ガーナガーナ・ウインターライブ
神戸大アカペラサークル・ガーナガーナの2008年度ウインターライブが、1月15日に学生会館で行われた。時折雪が舞い散るほどの寒さの中、7組のバンドが熱い歌声と美しいハーモニーを披露した。【1月23日 神戸大NEWS NET=UNN】
今回参加したバンドは「MICadd」「Q10」「こころ」「βioRhythm」「デフレスパイラル」「おてん」「アキレス・健・ヌッツォ」の7組。各バンドがそれぞれの個性を存分に生かしたパフォーマンスを披露した。
トップバッターを務めた「MICadd」は、「熱くなれ」と「真っ赤な太陽」の2曲を演奏し、軽快な歌声で会場を一気に盛り上げた。今回、唯一1年生のみのメンバーで出演した「こころ」は、邦楽バラード2曲をオリジナルでアレンジし披露した。トリを飾った3年生バンド「アキレス・健・ヌッツォ」は、洋楽曲をしっかりと音のそろった力強い歌声で歌い上げ、観客を圧倒した。
さらに演奏の合間には、サザエさんをもじったオリジナルアニメやボイスパーカッションのみのステージライブで会場を沸かせた。
昨年までもウインターライブは行われていたが、今年は初めて神戸大生向けのライブとして行われた。このライブを企画した部長の岩根温さん(発達・2年)は「会場の皆さんに感謝。やっている自分たちが会場と一緒になれた」と満足そうな笑顔で話した。岩根さんは、アカペラは関西では有名だと言われているが本当にそうなのかと思い、まず神戸大生に向けたこのライブを発案した。最後に「これからもアカペラに親しみを持ってほしい」と観客に呼びかけた。(記者=有田朋央)
【写真】トリを飾った「アキレス・健・ヌッツォ」。(1月15日・学生会館で 撮影=有田朋央)
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◎証明カードで選別、受講禁止も はしか対策
神戸大は昨年12月18日、はしか感染の防止策として「麻疹登録制度」を実施すると発表した。この制度は、ワクチン接種をしたか、血液検査で十分な免疫があることが確認された学生に証明カード(麻疹登録制度「登録済証」)を発行し、はしか流行時には、カードを持っている学生のみ授業への出席やキャンパスへの立ち入りを認めるもので、学部休講や全学休講を避ける狙いがある。【1月23日 神戸大NEWS NET=UNN】
神戸大では一昨年4人がはしかを発症し全学休講、昨年11人が発症し経済学部が休講となった。しかし、すでにワクチンを接種していた学生や血液検査で十分な免疫があることがわかっている学生までもが、構内に入れなかったり部活等の対外試合に出られなかったりといった不利益を被ることが問題となっていた。そのため大学では昨年8月から、大学の負担で一人1000円の抗体検査と無料のワクチン接種を実施。全学生のうち、推定抗体保有者は約93パーセントにまで上昇した。
今回の「麻疹登録制度」では、すべての学生・大学院生・研究生等を対象に、麻疹ワクチンの「予防接種証明書」または血中抗体価が十分であることを示す「抗体検査結果証明書」を提出した人にのみ、「登録済証」となる証明カードを発行する。昨年、一昨年のように学内ではしかが流行した際には、カードを持っていない学生は授業への出席やキャンパスへの立ち入りを禁止し、感染の広がりを防ぐ。教育実習や部活動の対外試合等も同様に、カードを提示すれば参加できる。授業に出席できなかった学生には補講で対応する予定。
また新入生に対しても、募集要項等に、「予防接種証明書」または「抗体検査結果証明書」を健康診断時に提出することを義務付ける旨を記載している。
カードの有無をどのようにして点検するのかや補講のやり方などは、感染の広がり方に応じて臨機応変に対応するという。在学生に対するカードの発行は1月下旬となる見込み。
はしかが流行すると全国的に検査試薬やワクチンが足りなくなることが予想されるため、大学では流行の状況見きわめながら段階的に注意を喚起していく。保健管理センターの馬場久光所長は、「とにかく早めにワクチン接種や血液検査に行ってほしい。また、もしはしかに感染したと診断された場合は、早急に保健管理センター(078-803-5245)に連絡するように。感染の拡大を防ぐためには皆さんの協力が必要です」と呼びかけた。(記者=浅井淳平)
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◎コラム伏流水 裁判員に選ばれたら
平成21年5月21日、司法制度の大改革ともいえる裁判員制度がスタートする。裁判員制度では、裁判員は選挙人名簿から無作為抽出される。つまり、新たな制度においては私たち大学生も裁判員になりうるのである。【1月22日 神戸大NEWS NET=UNN】
裁判員と聞いてまず何を思い浮かべるだろう。「難しそう」、「不安」などマイナスの面が多いだろうか。あるいは「興味がある」、「挑戦してみたい」などプラスの面が多いだろうか。
私たち大学生は裁判員に選ばれても辞退することができる。想像してみよう。自分がもし選ばれたらどのような行動をとるだろう。私の周囲の友人たちに意見を聞いてみると、それらは人それぞれ大きく異なるものであった。ある人は「社会人になって時間に余裕がなくなる前に学生のうちに体験できるものならしてみたい」、またある人は「大学の授業を犠牲にしてまで参加したくない」と。
参加するか辞退するか。いずれにしろ新たな制度導入前に重要となることは、自分自身も裁判員に選ばれるかもしれないという自覚を持つこと。また、もしも裁判員に選ばれたら自分ならどうするかということを一度考えてみることではないだろうか。(記者=田丸瑛梨)
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◎発達科学部・古厩名誉教授 病気のため死去
古厩勝彦名誉教授(ふるまや・かつひこ=発達科学部名誉教授、障害児教育)が1月17日午後8時24分、前立腺癌のため大阪市福島区の関西電力病院で死去した。享年78歳。長野県出身。通夜は1月18日、葬儀は1月19日に、大阪市立北斎場にて、親族のみで執り行われた。喪主は妻の房江(ふさえ)さん。【1月22日 神戸大NEWS NET=UNN】
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◎国際文化学部・小野名誉教授 病気のため死去
小野理子名誉教授(おの・みちこ=神戸大国際文化学部名誉教授)が1月17 日午前2時28分、舌がんのため死去した。享年75歳。通夜・葬儀は親族のみで執り行われた。喪主は夫の一郎 (いちろう)さん。【1月22日 神戸大NEWS NET=UNN】
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◎神戸大から1名選出 みちのく八戸国体・アイホ兵庫県代表
青森県などで1月28日から開催される、第64回国民体育大会冬季大会のアイスホッケー成年男子の部の兵庫県代表に、神戸大から工学部4年の田村秀樹(FW)が選出された。兵庫県代表は28日、一回戦で岩手県代表と八戸市の南部山アイスアリーナで対戦する。【1月22日 神戸大NEWS NET=UNN】
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◎「通し矢」で華やかな晴れ姿 三十三間堂大的全国大会
第59回三十三間堂大的全国大会が1月18日、京都府東山区の三十三間堂で行われた。全国の新成人、一般参加者など約2000人が、歴史ある舞台で次々に弓を引いた。新成人は色鮮やかな振り袖、袴などの晴れ着に身を包み、日頃の腕前を競った。【1月21日 神戸大NEWS NET=UNN】

この大会は、江戸時代に盛んに行われた三十三間堂の西側軒下(約120メートル)で矢を射る「通し矢」にちなんだものである。現在でも「通し矢」の名前が普及しているが、本来は遠的という競技で、60メートル先の的に矢を当てる、というもの。普段弓道部が練習しているのは、近的という28メートル先の的に矢を当てる競技。遠的の的は、近的の的より大きいものの、普段の倍以上の距離を飛ばさなくてはならない。
参加者は初段以上の新成人と、称号をもつ一般参加者。全国から新成人約1800人を含む、約2000人が参加した。
神大から参加した新成人は6人。参加者の長谷川隆一さん(工・2年)は「よくテレビで見ていたりしたけど、実際引いてみると意外とあっけなかった」と笑った。6人の中で唯一の女性、米谷未来さん(国文・2年)は「的が遠すぎて当たる気がしなかったので、逆に緊張せず楽しめた。振り袖袴を着るのが楽しみで、憧れだった」と先週の成人式に続く振り袖姿に嬉しそうな表情で話した。(記者=新田理絵)
【写真】振り袖袴姿で弓を引く新成人の様子。(1月18日・三十三間堂で 撮影=新田理絵)
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◎将来のノーベル賞候補、授賞式に参加 医学研究科・松下麻衣さん
神戸大医学研究科修士課程2年の松下麻衣さん(バイオメディカル専攻)が、ノーベル財団が後援しているストックホルム国際青年科学セミナー(SIYSS)に神戸大から初めて派遣された。同セミナーは12月4日から11日(現地時間)まで実施され、16カ国23人から若手研究者が参加。ノーベル賞授賞式や晩さん会などに出席し、世界各国の研究者と交流を深めた。【1月21日 神戸大NEWS NET=UNN】

ストックホルム国際青年科学セミナー(SIYSS)とはノーベル財団が後援として、世界各国の若手技術者・研究者が参加するセミナーで、毎年ノーベル賞授賞式に合わせて実施される。18歳から25歳までの大学・大学院生を対象に、日本からは財団法人国際科学技術財団(JSTF)が全国の各大学(海外への日本人留学生、国内の外国人留学生含む)から1人ずつ推薦者を募集。その中から毎年2人(平成6年は派遣せず)を同セミナーへ派遣し、昭和62年から延べ44人の学生が参加している。
松下さんの派遣は、神戸大にとって初の派遣となる。「たまたま学務課の掲示板を見ておもしろそうだと思った。まさか私が」と選ばれたことに驚いたという。現在の同じ研究室のメンバーがセミナーに参加していたことも応募への後押しとなった。2次選考に残った7人の中から、面接、小論文などの選考過程を経て、テキサス大学の萬井知康さんとともに選ばれた。
セミナーは12月4日から1週間催され、ノーベル賞授賞式のほか、参加者自身の研究発表や受賞者の講演、記者会見にも参加した。受賞者も参加する晩さん会やランチレセプション、スウェーデンの文化を体験するイベントも行われ、世界各国の研究者と交流を深めた。ノーベル財団主催のレセプションでは「小林・益川理論」でノーベル物理学賞を受賞した、高エネルギー加速器研究機構の小林誠特別栄誉教授や京産大の益川敏英教授らと話し、記念撮影も行った。益川教授からは「どんなに苦労をしても自分の信念をつらぬけ」という言葉をもらったという。「どんな分野であれ、自分の研究に進みたい人にとっては得るものは大きいと思う」と松下さん。自分自身のモチベーションを高め、他分野の研究者と触れ合うことで視野も広がった。将来、研究職を目指す松下さんにとって、大きな刺激となった。

アメリカで過ごした大学時代は理学を専攻。免疫学を研究した。アメリカの大学では一般的に、日本の大学の理系学部のように研究室に入室しないため、3年生の時に自ら教授に志願し免疫学の研究室に入った。研究のかたわら、ボランティア活動にも参加。議長も務めた。小児がん研究の募金活動に関わったことで、「研究を通してより多くの人を救うことができるんじゃないか」。現在研究しているガン制御遺伝子の機能解析の分野に進むきっかけとなった。「人の役に立つ研究をして多くの人を救いたい」(松下さん)。将来のノーベル賞候補は笑顔を見せながらも、強いまなざしで語った。(記者=伊崎春樹)
【写真上】ノーベル物理学賞を受賞した小林、益川教授らとの記念写真(右)。
【写真下】セミナーに参加したメンバーとの記念撮影(中央右)。晩さん会では振袖姿でダンスも楽しんだ。(いずれも松下さん提供)
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◎今年も六甲台に1.17の灯 聞き語り調査会
阪神大震災から14年目を迎えた今年も六甲台キャンパス慰霊碑前で、震災聞き語り調査会により「1.17」の竹灯籠に灯がともされた。【1月20日 神戸大NEWS NET=UNN】

1月16日午後11時45分ごろ、「1.17」の竹灯籠に灯りがともされた。「ようやく灯がついたいう感じ。今年は天候にも恵まれている」と話した震災聞き語り調査会代表の堀靖幸さん(工学研究科修士・1年)は点灯のあと、安どの表情を見せた。その言葉通り、風は時折吹きつけるものの昨年のように雪が降ることもなかった。
自身も被災による揺れを小学校3年生で経験したという堀さんの夢は「つぶれない街を作ること」。「震災でつぶれてしまった神戸の街を見て、『建物がつぶれなかったら人が死ぬこともない』と子供心ながら深く考えた。人の命を救えるような研究がしたいんです」と話す堀さん。大学生となり、聞き語り調査会の活動に参加した。「特にこの時期に震災について考えることもないです。常に考えてるから」と話した堀さんを含めた調査会のメンバーは、17日午前5時46分まで交代で夜を徹し、竹灯籠の灯が消えないように見守った。
午前5時46分。調査会のメンバーは全員で黙とうを捧げた。「先輩方から受け継いだ活動を今年も続けられてよかった。(犠牲者の方々は)寒かっただろうし暗かったと思う。この竹灯籠の灯で安らかにお眠り下さいという気持ち。これから後輩たちにも聞き語り調査会の活動理念を継承してほしい」(堀さん)。阪神・淡路大震災から15年を迎える来年も「1.17」の灯は守られていく。(記者=田丸瑛梨)
【写真】「1.17」の形の竹灯籠と見守る調査会のメンバーら。犠牲となった44人と同じ数の灯籠が使われている。(1月16日・六甲台キャンパスで 撮影=伊崎春樹)
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◎母への手紙、歌として熱唱 コンサートに加藤律子さん参加
阪神淡路大震災で亡くなった当時神戸大法学部2年だった加藤貴光さんが母の律子さんに送った手紙に曲をつけ、「親愛なる母上様」と題する歌を作った音楽家の奥野勝利さんが1月17日にシーサイドホテル舞子ビラ神戸でチャリティーコンサートを開いた。ゲストとして律子さんも参加し、貴光さんとの思い出や奥野さんとの出会いを話した。【1月19日 神戸大NEWS NET=UNN】

湾岸戦争に憤り、国際法を確立するために国連職員を目指していた貴光さんは下宿先の西宮市のマンションが全壊し、亡くなった。「人間同志は、絶対友情を保てる」という信念のもと、生前は国際学生会議(ISA)に所属。4年生になれば留学し、外国の大学院に進学することを希望していたところだった。
貴光さんは大学の入学式2日前に律子さんに手紙を渡していた。2人で下宿先に3日間泊まり、新大阪駅から実家がある広島まで律子さんが帰るときだった。新幹線のドアが閉まったあと、車窓越しに貴光さんがポケットの中を見るように指差した。そこにはこっそりと忍ばせていた手紙が入っていた。
「私はあなたから多くの羽根をいただいてきました。人を愛すること、自分を戒めること、人に愛されること……。この二十年で、私の翼には立派な羽根がそろってゆきました。そして今、私はこの翼で大空へ翔び立とうとしています。誰よりも高く、強く自在に飛べるこの翼で」。(一部抜粋)
奥野さんは一昨年の1月17日にインターネットで偶然その手紙を見つけ、曲をつけて「親愛なる母上様」という歌を作った。同年の11月には律子さんも歌の存在を知り、奥野さんと何度もメールをやりとりして2人は対面。昨年の1月17日に神戸大六甲台キャンパスでコンサートを開いてから、以来各地で歌い続けてきた。
この日、奥野さんは「親愛なる母上様」を含む8曲を披露した。生きていれば、貴光さんと奥野さんはともに35歳。ステージで律子さんは「この曲は2人の同い年の息子の曲です」と紹介。「この曲を聴いて自分が愛をもらったら、次の人に伝えてほしい。それが貴光が願った世界平和の一翼を担える」と歌への期待を話した。(記者=濱田直毅)
【写真】ステージ上で貴光さんとの思い出を話す加藤律子さん(右)と、奥野勝利さん。(1月17日・で 撮影=大喜多理沙)
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◎東遊園地の追悼式にスタッフで参加 健介さんの父・白木利周さん
6434人が犠牲になった阪神淡路大震災から1月17日でまる14年が経過した。神戸市中央区の東遊園地では午前5時ごろから神戸市などが主催する追悼式「1.17のつどい」が開かれ、震災が発生した午前5時46分には1分間の黙祷が行われた。当時神戸大経済学部2部の3年だった息子の健介さんを亡くした白木利周さんはNPO法人「1.17希望の灯り」のスタッフとして、遺族らが交流するテントの運営や警備などに奔走した。【1月17日 神戸大NEWS NET=UNN】
白木さんは平成11年に神戸大での追悼式に参加し、「1.17希望の灯り」の代表を務める俳優の堀内正美さんに偶然出会ったことがきっかけで、活動に参加。それから10回目の1月17日を迎えた。今は地域の小中学校で震災を伝えたり、遺族の交流を図るイベントの企画運営などを行ったりしている。
震災発生から4年間は健介さんを失った悲しみで自分の殻に閉じこもっていた。だが、他の遺族と触れ合うことで「震災で失ったものは多いけど、それ以上に多くのものをもらった」と思うようになったという。
午前5時46分は警備をしている最中に迎えた。そっと目を閉じ、「無事に(追悼式が)終わってほしいな」と願った。
14年が経とうと、心の傷は癒えない。健介さんは東灘区にある実家の自室で眠っていたところ、隣家の蔵が倒れてきて犠牲になった。家族全員が同じ家にいたのに、亡くなったのは1人だけだった。
白木さんの心の中にはいつも健介さんがいる。震災のことを考えると、すぐにあの日のことが鮮明に蘇ってくる。公務員の資格を取得し、自分なりに人生の計画を立てていた息子がなぜ犠牲にならなければいけなかったのかとつらくなる。
生きていれば健介さんは35歳。すでに子どもがいてもおかしくない年齢となった。「私には孫がいない」と白木さん。「そういうのを味わいたい」と寂しそうに話した。(記者=濱田直毅)
【写真】追悼式の警備をする白木利周さん。(1月17日・東遊園地で 撮影=濱田直毅)
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◎14年目の思い 上野さん黙とうを捧げる
震災から14年目の1月17日午前5時46分。今年も故・上野志乃さん(当時発達・2年)の父・政志さんが黙とうを捧げるため志乃さんが亡くなった下宿跡を訪れた。【1月17日 神戸大NEWS NET=UNN】
部活やアルバイトなどで忙しい日々を送っていた志乃さん。17日の朝、友達とのレポートの宿題を終え、こたつの中で休んでいた。その時、下宿が倒壊し亡くなった。
政志さんは手作りの竹灯篭に灯をともし、「箱」と呼ばれる慰霊碑に黙とうを捧げた。「周りの人の協力があり、毎年志乃に会いに来ることができているよ、ありがとう」と話しかけた。毎年、大人数で行われる慰霊祭には参加せず、下宿跡を訪れる。ここに来たら、志乃さんの顔が思い浮かぶという。
「最初は話をするのも嫌でした」。しかし、記者と話すうちに気持ちが楽になり、徐々に伝えたいという思いに変わった。現在では、中学校などで震災についての講演を行っている。
上野さんは「生と死は対極ではなく。生の逆は忘れること」と語る。14年経ち、震災について知らない学生も多い。「当事者の気持ちは分からないかもしれないが、まず知ること。そこからその気持ちに近づくことはできる」。震災を風化させない。上野さんの思いが言葉に込められていた。(記者=松本尚也)
【写真】慰霊碑「箱」の前で静かに黙とうする上野政志さん。(1月17日・ニュー六甲ビラ跡地で 撮影=大喜多理沙)
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◎平成21年度センター試験 予定通り開始
平成21年度大学入試センター試験が1月17、18日の二日間、神戸大で行われる。初日の17日は快晴で目立った交通機関の遅れもなく、試験は予定通り9時半に1限目の公民で始まった。【1月17日 神戸大NEWS NET=UNN】
1限目の公民は志願者4192人、受験者2260人だった。
【写真】試験官からの説明を受ける受験生ら。(1月17日・国文K202教室で 撮影=田辺翔吾)
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◎ともだ公園で黙とう捧げる 元応援団長の高見さんの遺族ら
阪神・淡路大震災から14年。午前5時46分、元35代応援団長の故・高見秀樹さん(当時経済・3年)の遺族が盛華園アパート跡地のともだ公園で黙とうを捧げた。【1月17日 神戸大NEWS NET=UNN】
静かな公園に子供らのはしゃいだ声が響く。「こうして初めて孫が(ともだ公園に)一緒に来たっていうのは息子への何よりの供養」と父親の俊雄さん。遺族ら全員がここに集合できたのは今年が初めてだ。「やっぱり仲間は大事。今の時代、仲間意識が薄くなっている。出会いと仲間を大切にしてほしい」(俊雄さん)。
当時、応援団で渉内長を務めていた篠崎秀樹さんは「同級生はみんな結婚して子供もできているから、彼はどんな父親になっていたのだろう、と思うことがある」と微笑んだ。「夢半ばで死んでいってしまった人がいることを忘れないで。夢、命を大切にして、と伝えたい」。(記者=西村彩)
【写真】盛華園アパート跡で亡くなった高見さんへの黙とうを捧げる遺族ら。(1月17日・ともだ公園で 撮影=伊崎春樹)
《記事中で篠崎秀樹さんが「渉外長」となっておりましたが、正しくは「渉内長」でした。お詫びして訂正いたします》(1月18日午前9時25分・ニュースネット編集部)
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◎涙と花を添えて 東遊園地「1.17のつどい」
阪神・淡路大震災で 犠牲となった競基弘さん(神戸大大学院自然科学研究科博士課程・1年)の両親が、1月17日に神戸市中央区の東遊園地で開催された「阪神・淡路大震災 1.17のつどい」を訪れた。【1月17日 神戸大NEWS NET=UNN】
基弘さんの父・和巳さんにとって、東遊園地は他の遺族と想いを共有できる場。14年の月日が経過したにもかかわらず、多くの人が訪れてモニュメントに花を添える様子に、和巳さんは「自分としても驚き」と話す。
黙祷(もくとう)や献花を行っている間、基弘さんの父・和巳さんは平成7年当時のことを思い出していた。「18日に神戸に来て、基弘さんの遺体を確認して、安置所に遺体を届けた時のことを考えていた」と話す和巳さんの目には涙が浮かぶ。
言葉を詰まらせる和巳さんは、もし基弘さんが生きていたら、とふと考える。地元で就職していたか、あるいはロボットの研究を続けていたかもしれない。「震災は本当に人の生き方を変えてしまった。基弘自身だけでなく、周囲の人の人生も」と話した。(記者=浅井淳平)
【写真】黙祷後、東遊園地では献花が行われた。(1月17日・東遊園地で 撮影=高尾絵里)
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◎震災の日、14回目の追悼行事 各地の参加者の声
1月17日午前5時46分。神戸の街は14回目の震災の日を迎え、地震発生時刻には被災者に黙とうが捧げられた。市内各地で様々な追悼行事が行われる中、東遊園地、六甲台慰霊碑などで参加者の声を聞いた。【1月17日 神戸大NEWS NET=UNN】
●神戸市立外大生、上村さん
スターバックスのバイトでボランティアに参加した。愛媛出身なので震災のことはよく知らなかったが、ボランティアの機会があったからこそ震災を知れた。こういったことは大切だと思う。
●神戸芸大生、谷口智美さんと戸井由香里さん(いずれも3年)
ルミナリエの防災グッズをデザインした。朝からルミナリエがきっかけでボランティアしていた。深い思い入れが今までなかったけど、ルミナリエがきっかけで(震災を)知れた。震災の復興を願っていることを伝えたい。
●神戸大生、藤本咲季さん(発達・1年)
バイト先(スターバックス)の有志で、暖かいものを配るボランティアに参加した。寒い中点灯式に来る方が、少しでも温まるようにと配っている。
●宮原かずおさん(当時=4歳・幼稚園年中)の母
当時芦屋に住んでいて、去年の年末にやっと芦屋に戻ってこれた。今年初めて訪れた。命を大切にしてもらいたい。
《記事中で藤本咲季さんのお名前を誤って掲載しておりました。深くお詫びして訂正いたします》(1月18日午後8時55分・ニュースネット編集部)
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◎救援隊の精神受け継ぐ 1.17をのんびり過ごす会
サポートステーション灘・つどいの家で、神戸大学生震災救援隊が「1.17をのんびり過ごす会」を行った。1月16日の夕方から17日朝にかけて救援隊のメンバーが集まり、14年前の震災を振り返った。【1月17日 神戸大NEWS NET=UNN】
救援隊の活動は阪神・淡路大震災から始まった。その原点とも言える日に「1.17をのんびり過ごす会」は行われる。震災直後は文字通り「救援隊が集まる日」だったが、震災から時が経つにつれ「1年生に、震災、そして救援隊について知ってほしい」という主旨になった。
会は、鍋を囲んで歓談することから始まる。皆で温かい鍋を存分に楽しんだ後は、震災で救援隊が活動していた様子のビデオを上映や、今年は能登半島地震被災地の仮設住宅で区長をしている藤本幸雄さんの話に耳を傾けた。そして、地震が発生し多くの人たちが亡くなった午前5時46分に合わせて黙とうをする。
救援隊代表の入福啓介さん(発達・3年)は、1年生の時にビデオで震災の生々しい映像を見て、初めて震災を実感することができたという。「実際に災害に遭われた方の話を聞くことでも、災害を実感することができる。今の1年、2年にもこの会を通して救援隊について考え直してほしい」と話し、次を担う後輩たちへ救援隊の精神を託した。
救援隊学習企画局副局長の武久真大さん(発達・2年)は「目の前のことだけではなく、問題の意味づけをして活動していかないと意味の無いものになってしまう。震災当初の気持ちを大切にしたい。」と力強く語った。(記者=義原由樹子)
【写真】鍋を囲み、乾杯する救援隊員ら。(1月16日・サポートステーション灘・つどいの家で 撮影=有田朋央)
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◎「現吉」で集い 競さん一家ら、思い出語る
阪神・淡路大震災で被災し犠牲となった競基弘さん(神戸大大学院自然科学研究科博士前期課程・1年)の遺族と友人らが1月16日、居酒屋「現吉」で集まり、思い出話に花を咲かせた。【1月16日 神戸大NEWS NET=UNN】
「現吉」は基弘さんがアルバイトをしていた居酒屋。思い出の店で、基弘さんの遺族やユースサイクリング部の仲間、アルバイトの同僚らが毎年1月16日に酒を酌み交わす。久々の再会に話は弾み、部屋の中は終始和やかな雰囲気だった。基弘さんの父・和巳さんはこの集まりで、自分の知らない神戸での基弘さんの様子を、基弘さんの友人らに教えてもらってきた。「パズルを1つ1つ埋めてもらっているような感じ」と話す。
思い出話がひと段落すると、基弘さんの友人がドラえもんのぬいぐるみを取り出した。瓦礫の中から見つかったものだ。和巳さんは、ぬいぐるみを顔に近づけ「瓦礫のにおいが強いけれど、(基弘の)服のにおいもする」と懐かしげに話した。
和巳さんにとっては1月17日はひとつの区切りの日。「毎年、1月17日に向かって気分が落ち込んでいくので、1月1日にはテンションが上がらない。17日を過ぎるとだんだん上がっていく。17日は正月のようなもの」と和巳さん。競さん一家にとっての1年は、明日始まる。(記者=浅井淳平)
【写真】思い出話にふける和巳さん(左から2番目)ら。(1月16日・居酒屋「現吉」で 撮影=西田健悟)
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◎震災から14年 遺族が六甲台慰霊碑で献花・黙とう
厳しい寒さの中、六甲台慰霊碑で1月16日、遺族や大学関係者らが献花・黙とうに訪れた。震災から14年、それぞれの思いを回顧した。【1月17日 神戸大NEWS NET=UNN】
●競基弘さん(当時=神戸大大学院自然科学研究科博士前期課程1年)の父、和巳さん
基弘さんがよく飲んでいた缶コーヒー(ジョージアブルーマウンテン)とともに献花。時の経過を実感した。ここ(神戸大)は基弘と思いを共有できる場所だし、思い入れがある。
●森渉さん(当時=法学部4年)の父、茂隆さん
(息子の死を)納得していない。年月が経てば経つほどその思いは強くなっている。本人が1番残念だったと思う。(献花して)息子には元気でやっているから、安心してくれと伝えた。
●大谷尚子さん(加藤さんの叔母にあたる)
大学が主催する震災行事に参加したのは合同慰霊祭ぶり。(加藤さんは)勤勉で、朗らかな子だった。私自身、その姿勢に学ぶことがあった。
●加藤律子さん(加藤さんの母)
95年から14年が過ぎたが、震災当時のことは今でも昨日、今日のことのように感じる。息子は、(生きていれば)35歳であるけど、私にとってはまだ21歳。
●桜井英二さん(当時=法学部4年)の姉、都築和子さん
14年は早く感じる。以前は会話をしてても、景色を見てるだけでも涙が出てきたが、今それがないのをかんがえると、立ち直ったのかなと思う。忘れてはいけない。今の学生には、生きたくても生きられなかった人がいることをわかってほしい。負傷者や生き残った人の中で、自殺してる人いるが、なぜ?と思い腹が立つ。その分を弟に分けてあげたい。慰霊祭には毎年来てる。弟には、今年もきたよ、見守ってね、と話した。来年、長女が弟と同い年になる。彼女は、弟の分も生きてほしい。
●頼政良太さん(理・2年)、震災救援隊
今年で2回目の参加。神戸大で同い年でも亡くなられた方が居るので、震災を伝えていかなければならない。忘れてはならない。
●西山奈央子さん(経済・2年)災害復興企画局代表
三重県出身で、震災当時はは起きたらテレビで大変なことになっている、位にしか認識していなかった。今の大学生にはおぼえているかおぼえていないか位の認識しかないのでは。まず震災について知ってもらうことが重要。
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◎学長など約40人が黙祷 旧商船大で慰霊セレモニー
阪神淡路大震災で犠牲になった旧神戸商船大の6人の慰霊セレモニーが、海事科学部の深江キャンパスで1月16日午後2時から行われた。学生や教職員など約40人が参加し、1分間の黙祷のあと、6人の名前が刻まれた慰霊碑に献花をした。【1月16日 神戸大NEWS NET=UNN】
商船大は2003年に神戸大に統合され、海事科学部と名を改めた。1995年に発生した震災では、当時4年の山内傑登さん、3年の土屋孝博さん、春藤量隆さん、大学院1年の神田徹さん、アルジェリアからの留学生のMASKRI MADIIDさん、研究員の武力平さんら6人が亡くなっている。
慰霊碑は2007年に完成。震災で倒壊した正門の石柱を使用し、6人の名前とともに「青春の限りない想いを永久に留めるためにこの碑を建立する」という文字が刻まれている。
セレモニーに参加した野上智行学長は慰霊碑に献花し、手を合わせて一礼した。今年度で現職を任期満了するため、神戸大の学長として参加する最後の慰霊セレモニーだが、「自分としては全力として(慰霊事業を)やったつもりだが、亡くなった人の思いに応えられただろうか」。
学生代表として参加した稲田侑一さん(海事・2年)は学生自治会の副会長。愛媛県出身で震災を体験していないが、「今回はじめて慰霊祭に参加した。当時の寮生の人たちが、ガレキに埋まっている人を助けたりしたという話を思い出しながら献花した」と話した。(記者=濱田直毅、新田理絵、義原由樹子)
【写真】慰霊碑に献花する野上智行学長。(1月16日・深江キャンパスで 撮影=松本尚也)
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◎「らしさ」を前面に KUBC第15回番組発表会
神戸大学放送委員会(KUBC)が1月15日、第15回番組発表会「わりばしあたためますか?」を六甲台講堂で行った。笑いやシュールさを織り込んだ作品群が観客を沸かせた。【1月16日 神戸大NEWS NET=UNN】
KUBCでは年に4回、番組発表会を行っている。六甲祭で3年生が引退し、新体制になってから初めての発表会。「キャッチーでインパクトのあるものを」という理由で今回のタイトルが決定した。
発表会のタイトルと同じ題で放送された「わりばしあたためますか?」は恋愛をテーマにしたラジオドラマ。その他、一般のテレビ番組のパロディや、ドキュメント風の作品、コメディーなど各個人が制作した多彩な作品が約1時間の間に放映された。
今回、総合演出を務めたのは野辺由美子さん(法・1年)。1年生が総合演出を務めるのは今年度、初となる。「KUBCで約1年活動してきて、総合演出をやってみたいな、と思って立候補した」と話す野辺さん。六甲祭後から準備を始め、発表会の日を迎えた。「発表会がテスト期間と重なりそうで、積極的に動いていかないといけなかったけど、部員のみなさんに協力してもらえてよかった」と発表会を終えて振り返る。「まだ改善したい点はあるけど、普段のKUBCらしさが出ていて、結果的には成功と言っていい出来だったのでは」と笑顔。野辺さんは今後の自身の活動について、「これからは自分らしさを作っていきたい」と目標を掲げた。(記者=新田理絵)
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◎医学部・井街譲名誉教授 心不全のため死去
井街譲名誉教授(いまち・じょう=神戸大医学部名誉教授、眼科学)が1月15
日午前4時25分、心不全のため自宅で死去した。享年99歳。京都府出身。前夜式
は16日午後7時から、葬儀式は17日午前11時30分から、いずれも神戸市中央区生
田町1の1の27、日本基督教団神戸聖愛協会で予定されている。喪主は長男の悠
(ゆう)さん。【1月16日 神戸大NEWS NET=UNN】
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