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神戸大NEWS NET 2007年9月前半のニュース



◎安全な登山研修願う 大日岳遺族が和解報告

 国が主催した研修登山で大学生2人が亡くなった大日岳遭難事故(2000年3月)。国と遺族をめぐる遭難訴訟が和解結審したことを伝える報告集会が9月15日、尼崎労働福祉会館で行われた。裁判を支えた関係者や一般市民らおよそ190人に向けて、遺族らが勝利和解を報告。関係者は、安全確認が徹底された研修登山が再開されることを願った。【9月15日 神戸大NEWS NET=UNN】

 事故から7年。裁判は和解結審を迎え、研修登山を主催した文部科学省の担当者は2007年8月、遺影の前で手を合わせた。報告集会では「大日岳遭難事故の真実を究明する会」の関係者や、支援団体の代表者らが壇上で挨拶。事故で犠牲となった溝上国秀さん(当時・神戸大2年)と内藤三恭司さん(当時・東京都立大2年)の遺族は、時折ハンカチで目をおさえながら耳を傾けていた。

30万の署名、和解成立を後押し

Photo  名古屋高裁金沢支部で成立した和解内容は次の二点に集約される。(1)一審(注記参照)の判決通り、国は遺族に1億6700万円の賠償を行う、(2)安全委員会を設置し、事故の再発防止を徹底した上で研修登山を再開する。
主任弁護人の中島嘉尚さんは「今回の事故を教訓にしてほしい、国に反省してほしいという遺族の気持ちをくんで(裁判所が)和解勧告を出してくれた」と報告。加えて、全国から集まった30万の署名が和解への後押しにつながったと説明した。「裁判官といえども人間だから、ときには誤った判断を下すこともあるだろう。裁判官に世論の動きを知らしめたのは間違いなく署名の力だ」。

注記)一審:研修登山を主催した文部省は2001年2月、「事故は予見不可能」とする報告書を発表。遺族側が2002年3月に提訴。一審の富山地裁は2006年4月に国の過失を認め、約1億6700万円の賠償を命令。直後に国側が控訴していた。

長期の支援や署名 遺族、涙浮かべ感謝

Photo  「ありがとうございました」。集会の終盤、壇上に上がった内藤さんや溝上さんら遺族は次々に頭を下げた。約5年にわたる裁判で遺族を支えたのは、支援者の応援や署名だった。「家族の絆を大事に」といった遺族への励ましは、インターネットなどを通じて毎日のように届いたという。
 三恭司さんの父の悟さんは「国相手に勝ち目はないと言われ、息子を失った悔しさと悲しみのなかで訴訟した日のことを思い出します。前例のない全面勝訴和解に至ったこの裁判の過程で、多くの素晴らしい方に出会った。支援してくださった多くの団体の方、専門家の方々に心から感謝したい」と目をうるませた。
 母の万佐代さんは「息子もみなさんに直接『ありがとうございました』と伝えたかったと思います。(今後は)7年前に戻って、笑顔で生きて息子を安心させてあげたい」と話した。
 妹の佐起子さんは「裁判を通じ、人の温かさを感じた。多くの人の広い心に支えられた。本当に今日、こういう形で裁判の報告ができてよかった」と思いを述べた。

 国秀さんの姉の愛子さんは、5人家族だった一家のことについて触れた。「家族が1人欠け、5人の家族写真が増えることはもうないと思うとつらい。けれど最後まで多くの方が応援してくださり、何度も励ましてくださったからここまで戦うことができた」と話した。
 同じく姉の涼子さんは、裁判を起こすことが決まった当初、複雑な心境だったことを明かした。弟を亡くした上、裁判が傷の上塗りになるのではないかと不安を感じたという。しかし「裁判を通して、人のために動いてくれる人がこんなにいたんだということに驚いた」と話し、支援者への感謝の気持ちを伝えた。

研修登山の安全対策 国の活動見守る

 もちろん今回の報告会ですべてが終わったわけではない。和解内容で成立した、安全な研修登山を国がどのように成立させるか。研修登山を封印するのではなく、安全対策を徹底した上で再開させること。それこそが遺族をはじめ関係者の願いでもある。今後、関係者は必要に応じて国側に意見を伝え、反映する努力を続ける方針だ。
 国秀さんの父の不二男さんは「(報告会を終えて)ほっとしている。今後は安全検討会をしっかり監視し、見守ることが今後の課題だ。またこれからは息子が上った山や訪れた場所を訪ねたい」と話した。
 母の洋子さんは「裁判中は息子のことをゆっくり考えてやることができなかったが、落ちついて自分の人生について考え、息子の軌跡をたどりながらその中で癒しを見出していきたい」と思いを述べた。(記者=梅本良恵、森田篤)

【写真上】勝利和解の内容と意義について説明する中島嘉尚さん。
【写真下】壇上に上がり、挨拶する大日岳遭難事故遺族ら。 (いずれも9月15日・尼崎労働福祉会館大ホールで 撮影=森田篤)

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◎開幕3連敗喫す 関西バスケットリーグ

 平成19年度関西学生バスケットボール男子1部リーグ第3節が9月15日、京都府立体育館で行われた。神戸大は大商大と対戦し、77−90で敗れた。今リーグ、神戸大はいまだ白星を飾れていない。【9月15日 神戸大NEWS NET=UNN】

Photo  点を取られたら取り返す。そんな、試合開始から終盤まで続いたシーソーゲームを相手に制され、点差をつけられた。この試合と次戦を制すことをリーグ序盤の目標としていた神戸大にとって、この敗戦はリーグ成績だけでなく選手の精神面にも大きなダメージを与えた。第3節終了時点で0勝3敗。11位。

 チームの調子は悪くない。だが、「2部の時はなんとかなっていたオフェンス」(立山コーチ)が1部では通用しない。他の1部チームと比べて、ルーズボールへの反応、リバウンドの強さに対抗できていないのが現状だ。

 次戦(9月16日、京都府立体育館で大体大と対戦。午後4時から)は、同順位の相手であり、負けられない。(9月15日現在)「明日はオフェンスをよくしていきたい」と立山コーチは話した。(記者=西田健悟)

●平成19年度関西学生バスケットボール男子1部リーグ第3節(9月15日・京都府立体育館)
神戸大 77 25−28 90 大商大
      20−16
      18−16
      14−30

【写真】シュートを相手に阻まれる中西。(9月15日・京都府立体育館で 撮影=西田健悟)

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◎新病院長に杉村教授 医学部附属病院

 神戸大は9月12日、医学部附属病院長に同学部の杉村和朗教授を選出したと発表した。現病院長である春日雅人教授の任期が9月30日をもって満了になるため。杉村教授の任期は平成19年10月1日から平成22年9月30日まで。【9月15日 神戸大NEWS NET=UNN】

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◎大学経営に新風吹かす 安藤幹雄理事

 安藤幹雄理事は平成19年7月に神戸大理事に就任するまで(株)ユー・エス・ジェイで専務取締役を務めていた。民間企業での経験を神戸大の経営にどう生かしていくのか。安藤理事に話を聞いた。【9月14日 神戸大NEWS NET=UNN】

Photo  神戸大法学部卒の安藤理事は大学生の頃、ハンドボール部で活躍しながら、勉学に励んでいた。卒業後、鉄鋼会社に就職したが、若いときに自らの目で海外を体験したいとイギリスの大学へ留学をしたり、その後は会社内で起業を行ったりと自由な社風のなかでキャリアを積んだ。その後、人事異動を経て(株)ユー・エス・ジェイの専務取締役を務めることに。世の中辛い時もあれば楽しい時もあると信じてきた安藤理事は「運がよかった」と自身のこれまでの経歴を振り返る。

 テーマパーク経営は、来場者に喜びと、感動を提供していくことでリピーターを獲得することを大きなテーマとしている。このテーマに対する自身の考えとこれまでの経験から、安藤理事はこれからの神戸大経営方針の1つとしてマーケティング・広報の力を高めることを挙げる。大学には社会科学、自然科学など様々な知が集積している。しかし、「特に国立大学の(経営方針の)中に、これらを生かしたマーケティング戦略の考えがあまりなかった」(安藤理事)。大学の知を生かし世間の問題を解決することで、大学の名前が世間に知れ渡り、大学、世間ともにメリットが生まれる。

 「(神戸大は世間に)もっとユニークなところをアピールしていかないと」と話す安藤理事は、神戸大の特徴に、卒業生が「真摯・自由・共同」の理念の下代々作り上げてきた社会の中核を支えていくという校風、世界中で活躍している卒業生ネットワーク、そして六甲山という自然に恵まれた環境にいることの3点を挙げる。これらが世間に広く認知されるため、メディアを巻き込み、神戸大の情報を発信していく構えだ。「世間に『流石は神戸大!』と思われる大学にしたい」と安藤理事は意気込む。任期は平成21年春まで。岡山県出身。59歳。(記者=西田健悟)

【写真】平成19年7月から神戸大経営を担う安藤幹雄理事。(9月7日・神戸大本部4階で 撮影=西田健悟)

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◎奈産大に連敗 近畿学生野球リーグ

 近畿学生野球秋季リーグ第3節2回戦、神戸大−奈産大が9月13日に舞洲ベースボールスタジアムで行われた。神戸大はエース齊藤(発達・4年)が完投するも、打線の援護がなく、0−3で敗北。4連敗で勝ち点を落とした。【9月13日 神戸大NEWS NET=UNN】

Photo  完敗だった。連日の2安打。そして、完封負け。目標としていた奈産大を打倒するどころか、手も足もでなかった。

 「齊藤は1回が悪すぎた」(中村監督)。初回。先発の齊藤は先頭打者に初球を中前に運ばれリズムが狂った。続く、打者にあっさり2塁に送られると、後続に4連打を浴び、3点を失った。2回以降、齊藤は立ち直ったが打線が打てなかった。奈産大の堅い守りに、出塁することができなかった。

 今季、神戸大打線は極度の不振に陥っている。レギュラー陣のほとんどが打率1割台だ。「特に、クリーンアップ打てないのが一番痛い。打たなあかんという気持ちが力みにつながってる」と中村監督も頭が痛い。
 強豪私大との試合が続いたとはいえ、2連勝後の4連敗。「残り4試合は全部勝って、なんとか3位に」(中村監督)。勢いを失った神戸大を救うのは、主軸の打棒しかない。(記者=濱田直毅)

●近畿学生野球秋季リーグ第3節2回戦(9月13日・舞洲ベースボールスタジアム)
奈産大 300 000 000=3
神戸大 000 000 000=0
【奈産大】○林、肅−吉田
【神戸大】●齊藤−河嶋

【写真】9回。最後の打者となり、天を仰ぐ4番下濱。(9月13日・舞洲ベースボールスタジアムで 撮影=濱田直毅)

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◎奈産大に大敗 近畿学生野球リーグ

 近畿学生野球秋季リーグ第3節1回戦、神戸大−奈産大が9月12日に舞洲ベースボールスタジアムで行われた。神戸大は打線が沈黙。先発の安井(経営・3年)も打ち込まれ、1−6で大敗した。【9月12日 神戸大NEWS NET=UNN】

Photo  もはや、お手上げ状態だった。相手の先発は、大学生・社会人ドラフト候補右腕の桑原。神戸大打線は攻略のきっかけさえ掴めず、奈産大に継投で逃げ切られた。
 2安打、12三振では勝てない。6回に、北野(発達・3年)の適時打で1点を返したが、後続が簡単に打ち取られた。先発の安井も、6回6失点で降板。甘く入った勝負球を狙われた。
 「(安打)2本じゃね。なんぼなんでも」と中村監督は肩を落とした。明日は1回戦を回避したエース齊藤の先発が濃厚だ。だが、「2、3点獲らないと、齊藤でもきつい」と指揮官は、元気のない打線に奮起を促した。(記者=濱田直毅)

●近畿学生野球秋季リーグ第3節1回戦(9月12日・舞洲ベースボールスタジアム)
神戸大 000 001 000=1
奈産大 002 022 00×=6
【神戸大】●安井、福井、伊勢本、濱本−河嶋
【奈産大】○桑原、今井−吉田

【写真】6回。6失点目を喫した神戸大バッテリー。(9月12日・舞洲ベースボールスタジアムで 撮影=濱田直毅)

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◎理系教育を高める 「人材バンク」設立へ

 神戸大は文部科学省の助成事業である「女性研究者支援モデル育成」事業をうけて、出産や育児等により研究を中断した女性理系研究者のうち、研究力再活性化を希望する者を募り、登録、記載したファイル「人材バンク」を設ける事を7月12日発表した。「人材バンク」登録者には、学術面のみならず心理面でのサポートを含めた就職支援を行うという。女性研究者への就職を支援するプログラムは全国初。【9月11日 神戸大NEWS NET=UNN】

 神戸大の取り組みは、学術面、研究面での支援を行う「インキュベーションシステム」と、心理面での支援を行う「メンターラボ」の2つに分けられる。
@「インキュベーションシステム」
 理系の研究を中断した女性を対象に運営されるインキュベーションシステムでは、一定の資格を持ち、研究力の再活性化を希望する者を募集し、応募者は人材バンクに登録される。人材バンク登録者の中から選抜された「育成研究員」3人は神戸大の研究チーム内に配置され、実際に研究を開始する事ができる。また、その研究チームのチューターに指導を受けながら、神戸大の院生による週当たり10時間の研究支援も受けられる。この育成研究員は、育成期間の終了後、常勤教員職に就くことが支援される。
A「メンターラボ」
 結婚や育児のために一度中断した研究を再開するうえで、女性が感じる不安や焦りといった悩みを解消する交流の場も用意されている。研究面だけでなく、心理面でのサポートを行うのがメンターラボの目的だ。メンターラボの運営内容は、神戸大キャンパスで年4回開催されるキャリアカフェに人材バンク登録者を無料で招き、参加者同士のコミュニケーションを通して更なる研究の活性化を図るというもの。キャリアカフェには、現在第一線で活躍する女性研究者や神戸大の教授陣、企業の研究部門の人などが迎えられる予定だ。参加する人材バンク登録者は、自由な会話を楽しみながら、キャリアカフェを就職するための出会いの場としても活用することもできる。

(注)人材バンクへの登録については神戸大ホームページ人材バンク登録者募集要項を、 育成研究員になるための資格、手続きについては同様に神戸大ホームページ育成研究員募集要項を参照のこと。
(記者=梅本良恵)

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◎神戸大白星飾れず 関西バスケットリーグ

 平成19年度関西学生バスケットボール男子1部リーグ第2節が9月9日、大商大体育館で行われた。神戸大は大院大と対戦し、59−85で敗れた。【9月10日 神戸大NEWS NET=UNN】

●平成19年度関西学生バスケットボール男子1部リーグ第2節(9月9日・大商大体育館)
神戸大 59 17−19 85 大院大
      28−10
      16−14
      22−18

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◎秋空に若さ輝く初舞台 自由劇場新人講演

 神戸大学演劇部自由劇場の1年生による新人公演「シンデレラストーリー」(作:鴻上尚史 演出:月石みゆう)が9月9日と10日、神戸大の六甲台講堂で行われた。平日にもかかわらず、公演には学生、一般客問わず多くの観客が詰め掛けた。【9月10日 神戸大NEWS NET=UNN】

Photo  この「シンデレラストーリー」は、従来のシンデレラをよりコミカルに演出。随所に笑いやダンスを取り入れたリズミカルな演技が観客らを沸かせた。また、面白さを追求する反面、「愛とは何か」という疑問に苦しむ王子の姿を表現。ただ笑わせるだけでなく、愛についてしっかりと考えさせられる内容が観る者を惹きつけた。シンデレラがお城でのパーティーに登場したシーンでは、20名の新人たちが一体となった見事なダンスを披露。ハッピーエンドで迎えたクライマックスには観客から盛大な拍手が起こり、会場は感動に包まれた。
Photo
 シンデレラ役を演じていた西田麻衣さん(法・1年)は公演を終え「慣れないドレスでのダンスや早着替えなど苦労は多かったが、観客からの『とても楽しかった』という声がとてもうれしかった」と感想を口にした。夏休みに入ってからの約1か月間、ほぼ毎日練習して本番に備えたという。「少しでも幸せな気分になって帰ってもらえたら」と話すのは、演出を担当した伊藤美友さん(発達・2年)。演劇の内容について「(3回の公演の中で)今日が1番良かった。個性的な1年生を活かし、芝居の楽しさを伝えられるような台本を書いた」と振り返った。講演を見に来ていた工学部の1年生は「自分と同じ世代の人たちがやってるなんてすごい」と感心していた。(記者=伊崎春樹)

【写真上】パーティーで踊るシンデレラとチャールズ王子
【写真下】緊張の初舞台を終えた新人部員たち(いずれも9月10日・六甲台講堂で 撮影=梅本良恵)

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◎完封勝利も課題残す 日本一へROOKS再始動

 関西学生女子タッチフットボールリーグが9月9日に開幕した。聖和大グラウンドで京都府立大と対戦した神戸大は、49−0と大差をつけて初戦を飾った。【9月9日 神戸大NEWS NET=UNN】

Photo  昨年の王者・武庫川女大が見守る中、49−0の完封勝利と文句なしの快勝。それでも今岡コーチは「今回の結果に満足してはいけない」と厳しい言葉。選手たちにも笑顔は無かった。
 格下相手にインターセプトやTDパスで得点は稼ぐものの、TFPを獲得できず攻めきれない展開。「1点の甘さが今日の結果です」とQB佐野(発達・2年)は敗者のように肩を落とした。
 それでも確かに成果はあった。高田(理・4年)、村田(発達・4年)は攻守にわたってさすがの活躍。福田(農・1年)もデビュー戦で2TDと抜群の成績を残した。ここに中勝(医・4年)が加わり、QB佐野のランが炸裂すれば攻撃力はさらに上がる。
 「(次の試合の)1週間後には違うチームになって帰ってきます」と佐野。来るべき王者との再戦へ、リベンジに燃えるROOKSは進化を続ける。(記者=塚本京平)

●関西学生女子タッチフットボールリーグ(9月9日・聖和大グラウンド)
神 戸 大 13 18 6 12=49
京都府立大 0 0 0 0=0

【写真】チームを牽引したQB佐野。(9月9日・聖和大グラウンドで 撮影=梅本良恵)


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◎特集・変わる大学教育 経済学部

 神戸大学経済学部・大学院経済学研究科は、明治35年に開校した神戸高等商業学校を源流として100年以上の歴史を持ち、全国の国立大の中でトップクラスの講座、教員の数を有している。近年、社会情勢の変化で、高度な知識を持つ人材の養成が社会から大学に望まれている。このような社会変化に応じる同学部・研究科にせまる。今回、同学部に焦点を当てた。【9月8日 神戸大NEWS NET=UNN】

Photo  同学部は、約60人の豊富な教員数を生かし、経済学における理論・歴史・実証・政策などほとんどの分野をカバー、分野別にゼミナール等で授業密度の高い少人数教育を行っていることを特徴としている。また、大学院レベルの高度な経済学を学ぶことを希望する学生に向けてアドヴァンスト・コースを他の大学に先駆けて設置、他学部と連携して環境に関する科目を立ち上げるなど学部教育の向上にも努めている。
 社会変化に応じた動きも見せている。昼間、諸事情で大学に来ることができない勤労学生や社会人の教育のため、昭和22年に当時官立大で初めて設置された夜間学部である第二学部の流れを引き継いでいた夜間主コースの平成20年度からの学生募集を停止した。勤労学生が多く夜間学部に対するニーズがあった社会から、社会人教育が学部より高度な研究を行う大学院で重視される社会になったためだ。このような社会の変化に対応するため、同研究科では、平成20年度から平日夜間と土曜日に社会人向けのリカレント教育プログラムを新たに開設するなど社会人教育の充実を図っている。(次回に詳細を掲載)
 時代が変わるにつれ、学部生にも変化がある。昨年度から「ゆとり教育」と世間で呼ばれている文科省の新学習指導要領を受けた学生らが同学部に入学している。田中康秀・神戸大学経済学部長及び大学院経済学研究科長(以下研究科長に統一)はこうした状況に「高校までは文科省の学習指導要領に従って教育を受けてきた。教育には時間が必要。専門科目のみならず、一般教育科目もしっかり修得して卒業してほしい」と話す。
 全国で大学院教育が重視されるようになり、神戸大学でも各学部・研究科で様々な組織改革が行われている。学部教育が新たな局面を迎えている今、田中研究科長は「社会が変化しても、経済学の視点で物事の本質を見極める能力を持った人材を養わなければならない。そういった教育ができれば」と話している。(記者=西田健悟)
(続く)

【写真】田中康秀・神戸大学大学院経済学研究科長。(神戸大学経済学部・大学院経済学研究科提供)


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◎フォルサ、快勝 関西フットサルリーグ

 関西フットサルリーグ2007第5節、神戸大フォルサ−SUPREMEが9月8日に大正千島体育館で行われた。フォルサは4−0で勝利した。【9月8日 神戸大NEWS NET=UNN】

Photo  上位進出を目指すフォルサは開幕戦から白星が無く、もう負けられないリーグ戦。その気持ちを前面に出したフォルサが、勝ち点4で並ぶSUPREMEを内容、結果ともに上回った。

 先制点は前半7分、A東中(発達・2年)の右サイドからの強引なシュートがネットを揺らす。相手に中盤でパスを繋がれるフォルサだが、体を張ったディフェンスで決定機を作らせず、終始落ち着いた試合運びで前半を終えた。後半開始早々1分には左CKからA森川(工・3年)が豪快なシュートをゴール右隅に突き刺して追加点。試合の流れを完全に掴んだフォルサは相手に付け入る隙を与えない。後半9分に東中が試合を決定付ける3点目を冷静に流し込み、本日2得点。最後に試合を締めたのは「キャプテンとしてチームのバランスを取りつつも、前の選手なので点を取りたい」と話した主将赤本(経済・4年)。試合終了間際の後半19分、落ち着いてゴール右にダメ押しの4点目を決めた。

 「下位の相手にしっかり勝てたし、今日の試合は(合格点の)80点。こんな試合を続けていって、上位に行きたい」と、まずは一安心の赤本主将。連戦が続くリーグ戦、フォルサにはまだまだ負けられない状況が続く。(記者=深江友樹)

●関西フットサルリーグ2007第5節(9月8日・大正千島体育館)
神戸大フォルサ 4 1−0 0 SUPREME
         3−0
【神戸大フォルサ】東中(前7分、後9分)、森川(後1分)、赤本(後19分)

【写真】2得点を決めたA東中。(9月8日・大正千島体育館で 撮影=上村絵里)

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◎京産大に黒星 関西バスケットリーグ

 関西学生バスケットボール連盟が主催する平成19年度関西学生バスケットボール男子1部リーグの開幕戦が9月8日に八尾市立総合体育館で行われた。神戸大は昨季1部を制した京産大と対戦し、72−88で敗れた。【9月8日 神戸大NEWS NET=UNN】

Photo  昨季2部を制し今季から1部で戦う神戸大にとって、新たなリーグでリズムをつかむ上で重要な初戦。選手自身が自由に考え、動く「自由なバスケット」を掲げる神戸大はセンターの蔵田(経済・3年)を中心に去年度リーグの覇者を相手に点を取られては取り返す戦いを繰り広げるも、選手の体力が厳しくなる第4Qに点差を広げられ、敗れた。立山コーチは「16点差での敗北では神戸大の強さが(周りの大学に)アピールできない。もう10点ぐらい(点差を)縮められていたら」と悔やんだ。
 この試合での収穫は「点を決めるべき人が決められたこと」と立山コーチ。最終クオーターに差を広げられたとはいえ、最後まで主力選手を出させ続けるなど強豪チームを十分苦しめた。明日の試合(大商大体育館で大阪学院大と対戦。試合開始は午後2時20分予定)もこのリズムで挑む構えだ。(記者=西田健悟)

●平成19年度関西学生バスケットボール男子1部リーグ第1節(9月8日・八尾市立総合体育館)
神戸大 72 18−20 88 京産大
      22−22
      19−21
      13−25

【写真】敵を振りきりレイアップを放つセンターの蔵田。(9月8日・八尾市立総合体育館で 撮影=西田健悟)

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◎自劇の新人公演 明日から2日間

 神戸大学演劇部自由劇場の新人公演「シンデレラストーリー」が9月9日から10日にかけて行われる。場所は六甲台講堂で、入場は無料。詳しくは自由劇場HP(http://home.kobe-u.com/jigeki/)まで。【9月8日 神戸大NEWS NET=UNN】

▽日時
9月8日(日)午前2時30分〜/午後6時30分〜 
 10日(月)午後4時〜
※開場は開演の30分前

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◎ホームカミングデイ 29日六甲台講堂など

 神戸大は9月29日、第2回神戸大学ホームカミングデイを各キャンパスで開催する。神戸大卒業生が現役学生および教職員と交流を深めることが目的。今年から、留学生ホームカミングデイとの合同開催となる。【9月8日 神戸大NEWS NET=UNN】

 学部企画など詳細はホームページ(http://www.kobe-u.ac.jp/hcd/index.htm)まで。

●第2回神戸大学ホームカミングデイ全体企画(9月29日・学内)
▽記念式典
時間:午前10時30分から正午まで(受付は午前9時30分から)
場所:六甲台講堂
式次第:オープニング演奏
    学長挨拶/理事・部局長紹介
    学友会会長挨拶
    講演「神戸大学: 出会いが与えてくれた可能性」(シリン・ネザマフィ氏)
    六甲男声合唱団・東京六甲男声合唱団・神戸大学グリークラブによる合同演奏会
▽ティーパーティー
時間:12時10分から午後1時10分まで
場所:六甲台本館前
参加費:1000円

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◎大学教育特集8日から 神戸大ニュースネット

 神戸大学ニュースネット委員会は神戸大学の全学部・全研究科を対象とした、大学教育の変化を読者に伝えるため、9月8日から「変わる大学教育」と題した特集を行います。第1回は経済学部です。連載は不定期。【9月8日 神戸大NEWS NET=UNN】


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◎優勝遠のく惨敗 近畿学生野球

 近畿学生野球秋季リーグ第2節2回戦、神戸大−阪南大が9月6日に舞洲ベースボールスタジアムで行われた。神戸大は3−13で7回コールド負け。勝ち点を阪南大に奪われた。【9月6日 神戸大NEWS NET=UNN】

Photo  スコアボードに記された失点の数々。安井(経営・3年)が5失点、伊勢本(工・2年)が6失点、成徳(経済・1年)が2失点。中村監督も「ピッチャーが上手くいかなかった」とがっかり。神戸大は一度もリードを奪うことなく阪南大相手にコールド負けを喫した。
 打線も数々の好機も生かせず、4回に3点を返すのが精一杯。雨の中、試合時間だけが長くなる疲労度たっぷりの敗戦で、取られてはならない勝ち点を阪南大に奪われた。
 これで優勝には強豪・奈産大から勝ち点を奪わなければならない。チームは窮地に立たされた。(記者=塚本京平)

●近畿学生野球秋季リーグ第2節2回戦(9月6日・舞洲ベースボールスタジアム)
阪南大 104 010 7=13
神戸大 000 300 0=3(7回コールド)
【阪南大】○佐藤、小松、井上、萬谷−松下
【神戸大】●安井、伊勢本、成徳、福井−河嶋
 
【写真】3回。5失点目を喫する安井。(9月6日・舞洲ベースボールスタジアムで 撮影=梅本良恵)



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◎阪南大に敗戦 近畿学生秋季リーグ

 近畿学生野球秋季リーグ第2節1回戦、神戸大−阪南大が9月5日に舞洲ベースボールスタジアムで行われた。神戸大は初回に2点を先制されると、7、8回にも追加点を奪われ、1−5で敗れた。【9月5日 神戸大NEWS NET=UNN】

Photo  エース齊藤(発達・4年)の粘投も、勝利へは結びつかなかった。2連勝で迎えたこの一戦。神戸大は自らのミスで白星を逃した。
 初回が全てだった。齊藤は、右翼手・村田(発達・1年)の反応が遅れたことも重なり、先頭打者にいきなり右超え三塁打を許す。続く打者に、中前適時打を浴びて先制点を献上。さらに、二死2塁から、完全に打ち取った打球が二塁手・兼元(経営・4年)と右翼手・村田の間に落ち、ポテンヒットで2点目を許した。

「初回の2点は記録にはならないライトとセカンドのエラーだった」(中村監督)。

 攻撃にもミスがでた。4回だ。二死2、3塁の好機で打席には河嶋(経済・3年)。カウント2−2からの6球目ボール球に、2走下濱(経済・3年)が飛び出し、2、3塁間で挟まれる。それを見た、3走松本(工・4年)が本塁を狙うも、送球が早く本塁憤死となった。

「次ボールだったら1点なのに。考えられようのないミス」(中村監督)。

 齊藤は初回以降、7回まで我慢の投球で打線の援護を待ったが、神戸大は攻守に精細を欠いた。反撃は、最終回に代打上田(経営・1年)が放った適時打のみ。結果として、初回の2失点が最後まで重くのしかかった。
 「勝てるチャンスはあったのに見す見すこっちが逃した。守りが悪かったのと、何といっても打てなかった」。試合後、今季初黒星に中村監督は淡々としていた。(記者=濱田直毅)

●近畿学生野球秋季リーグ第1節1回戦(8月31日・舞洲ベースボールスタジアム)
神戸大 000 000 001 1
阪南大 200 000 21x 5
【神戸大】●齊藤、福井−河嶋
 
【写真】先制打を浴び、肩を落とす齊藤。(9月5日・舞洲ベースボールスタジアムで 撮影=濱田直毅)



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◎特設ページを設置 大日岳遭難事故

 神戸大学ニュースネット委員会は9月4日、大日岳遭難事故特設ページを設置しました。同ページでは、事故関連の過去記事を総覧できるほか、事故で亡くなった神戸大生の遺族、友人の言葉をもとに編集した「伝える命の大切さ」の連載もしています。(9月4日現在)【9月4日 神戸大NEWS NET=UNN】

 特設ページのアドレスはhttp://home.kobe-u.com/top/newsnet/dainichi/dainichi.html。ご意見、ご感想はnewsnet@kobe-u.comまでお寄せください。(ニュースネット一同)


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◎家族支えた署名の力 大日岳訴訟を終えて

 大日岳で冬山登山研修会に参加した溝上国秀さん(当時・神戸大2年)ら2人が雪庇(せっぴ)崩落によって死亡した事故の裁判。遺族側の勝利和解が成立した要因の一つには、30万の署名による遺族への後押しがあった。【9月3日 神戸大NEWS NET=UNN】

 裁判後の8月4日、国の代表者が溝上さん宅を訪れた。溝上さんの両親への謝罪に加え、国秀さんの遺影に手を合わせた。「国が遺影に謝罪するケースは極めて異例」と国秀さんの父・不二男さん。和解の要因については母・洋子さんと「署名の力」、と声を合わせる。
 遺族に謝罪することを国に求める署名活動は4年を超えて続けられた。協力を求め各地で頭を下げる日々。インターネットでも協力を呼びかけた。署名の提出回数は13回、集まった数は30万2588筆にも及んだ。
 もちろん誰もが署名活動の協力に積極的だったわけではない。「(署名への協力を求めた際に)涙を流したくなるようなひどいことも言われた」と不二男さんは振り返る。それでも「(活動を)やってきてよかった」と続ける。
 遺族側の完全勝利内容で和解が成立したこと。「普通なら10年」と言われる国相手の裁判が7年で終了したこと。「署名のおかげで国はどうにもできなくなったのかもしれない」と不二男さん。異例尽くめの裁判結果は、署名が導いたものだった。
 「120パーセント勝利」の和解内容には30万人の思いが詰まっていた。(記者=塚本京平)


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◎ラクロス引き分け 目の前で逃した勝利

 関西学生ラクロスリーグ第3戦神戸大−同志社が9月2日、京都工繊大で行われた。神戸大は第4Qに勝ち越しゴールを決めるものの、試合終了間際にまさかの2失点。8−8で引き分け、リーグ通算1勝1負1分けとなった。ファイナル3出場を目指す神戸大は、強豪京大・関学戦を残し、残り4試合を全勝しなければならないという厳しい状況に立たされた。【9月2日 神戸大NEWS NET=UNN】

Photo  神戸大は、今季まだ勝ち星のない同志社には確実に勝っておきたい。前回1得点に終わったAT田中陽が果敢に攻め込み、開始2分で2得点。その後もAT鳥井、田中陽などが前線で積極的にかき回し、4−1。
 しかし、「ねばりきれず、肝心なところで失点する」(鳥井主将)今年の神戸大。同志社の流れるようなパス回しと、速い攻撃に翻弄され、4−1から5連続失点。2点をリードされ、前半を終える。  ハーフタイムで同志社の流れを断ち切った神戸大は第3Qに同点に追いつくも、第3Q第4Qと両チーム、チャンスを作れない。
Photo  その均衡を破ったのは第4Q14分MT大島だった。「点が入っていなかったので、なんとかしたかった」とゴール正面から放ったショットは、GKの足元で跳ねネットを揺らす。大島の今季初ゴールは値千金の勝ち越しゴール。さらに直後の15分。再びMT大島が勝利をぐっと引き寄せる追加点をあげ、8−6。
 「これで勝てると思った」(大島)。彼でなく多くがそう感じてた。しかし…。初戦、2戦目と目立った得点後の失点。それが大事な場面で出てしまった。残り2分。神戸DFの足が止まってしまい、8−7。そして残り1分、ゴール前の混戦の中から失点。8−8で引き分けに終わった。
 目の前まで見えていた勝利。試合後のベンチ。選手らは悔し涙を流し、立つことができなかった。
 ただ、負けではなく引き分けたのでまだファイナル3出場の可能性は残されている。大島は「まだ終わりじゃない。これをバネに次につなげたい」と、目を赤くして話した。
 神戸大ラクロス部は、合宿に突入する。次は勝負の関学戦。「(残された)時間を精一杯使って、自分たちのラクロスを高めたい」と主将。4年生は最後の年、このままでは終われない。(記者=大野将寛)

●関西学生ラクロスリーグ第3戦(9月2日・京都工繊大)
神戸大 4 0 2 2=8
同志社 2 4 0 2=8

【写真左】第4Q14分勝ち越しゴールを決めたMT大島。
【写真右】主将は「中盤を支配が出来なかった」ことを課題に挙げた。
(いずれも9月2日・京都工繊大で 撮影=西田健悟)


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◎初戦黒星 アメフット関大戦

 関西学生アメフット神戸大-関大の試合が9月1日、エキスポフラッシュフィールドで行われた。神戸大は第4Q終盤に逆転のTDを決めるも、その直後に関大に再び逆転され、10-14で惜しくも敗れた。【9月2日 神戸大NEWS NET=UNN】

Photo  神戸大の秋のリーグ戦は昨年、8点の僅差で敗れた関大との対戦で幕を開けた。
 試合序盤は、神戸大が関大に押される展開となる。しかしDFが関大の攻撃を抑え、両者ともに得点を決められないまま試合が進む。しかし第2Q、神戸大はエンドゾーンまで数ヤードのところまで攻め込む。この決定的な場面でランを試みるが、ここでまさかのファンブル。このプレーを「悔しいの一言」と安井ヘッドコーチ。神戸大は先制のチャンスを逃してしまう。
 第3Qになると、関大のエンドゾーン内でDL浦久保(文・4年)のタックルが炸裂。関大のセーフティーにより神戸大がついに先制する。しかし第3Q終盤には、関大がTDで逆転。試合の流れは関大に傾く。
 ただ試合はこれだけでは終わらなかった。第4Qも終盤を迎え、試合が決まったかに思えた時、RB竹内(工・4年)がランでTD。2ポイントコンバージョンも成功し、ついに10-7と逆転する。ここで誰もが神戸大の勝利を確信する。だが残り30秒ほどの場面。関大のTE強に逆転のTDを決められてしまう。そこから神戸大は何もできず、10-14で初戦を落とした。
 試合後、寺坂主将は「(第2Qのファンブルは)致命的なミスだった。あれさえなければ」と唇をかんだ。
(記者=古田直矢、梅本良恵)

【写真】逆転のTDを決められ呆然とする神戸大ディフェンス陣(写真右)。(8月31日・エキスポフラッシュフィールドで 撮影=濱田直毅)


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◎大学から情報発信 中越沖地震調査報告会

 神戸大都市安全研究センターは9月1日、平成19年7月16日午前10時13分頃に発生した新潟県中越沖地震の調査結果を広く紹介するため、工学研究科創造工学スタジオで報告会を行った。学生など21人が来場し、報告内容をメモ帳に書き留める姿などが見られた。【9月1日 神戸大NEWS NET=UNN】

Photo  阪神・淡路大震災がきっかけとして設立された同センターは新潟県中越沖地震の被災状況の把握などを目的に調査団を3次にわたり派遣した。今回、調査結果の報告を同センターの田中泰雄教授、北後明彦教授、鳥井宣之助教、吉田信之准教授の4人が行った。 司会を務めた沖村孝同センター長は「住民の命を守ることが災害対策の最終目標。調査結果を学内だけでなく、学外にも発信することで皆さんとともに(災害による)被害を少なくしていきたい」と話している。

<<調査団による報告>>
▽中越沖地震に関する土砂・液状化被害調査ならびに地域産業の被害調査
 リスクマネジメントを研究分野とする田中教授らはUSGS(米国地質調査所)などと協力して7月19日から22日まで第1次調査団として現地で調査を行った。調査により、震源から南に位置する柏崎市周辺は、地震動と砂地盤を主体とする地盤構造のために広範囲で地盤流動などの災害が各地で起きていたことがわかった。一方、通信や道路などの主要ライフライン施設での復旧の速さは、平成16年に発生した新潟県中越地震と比べ非常に速かったことがわかった。
 今後、調査結果を精査し、被害状況について米国グループと共同で公表する予定。

▽建築物・住宅の被害及び復旧・復興の動き、集客施設での地震時対応
 安全都市づくりを研究している北後教授らは8月2日から4日にかけて、復興段階での減災化、地域産業の災害リスクマネジメントに関する研究のため、第2次調査団として現地活動した。北後教授は田中教授と同様に新潟県中越地震と比べ復旧状況や住宅再建が迅速化したことを報告し、「前の地震(新潟県中越地震)が教訓となっている。評価できる」と話している。
 デパートなど集客施設での地震発生当時の対応も調査。その結果、マニュアルを使用することよりも臨機応変な対応が行われていたことなどがわかった。

▽斜面災害・道路災害調査
 鳥井助教、吉田准教授らは8月8日から10日にかけて、斜面災害、道路災害調査を調べるため、第3次調査団として現地調査を行った。
 鳥井助教は海岸沿いの急崖や山地部の急斜面での斜面崩壊が多発していたことを、調査中に撮影した写真などを交えて報告した。また、北向き斜面での崩壊が多発していたことも調査でわかった。
 吉田准教授は盛土部で地盤変状が起きていることや地震により道路に被害が起きていることを報告し、「(盛土部を工事して)地盤を直すためには、(行政は)近隣住民との話し合いが必要」と話した。
(記者=西田健悟)

【写真】報告会での様子。(9月1日・工学研究科創造工学スタジオで 撮影=西田健悟)

【訂正】記事の一部を変更いたしました。(9月3日・午前1時55分編集部入力)
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◎「地球の時計」で考えて 地震テーマに公開講座

 日本第四紀学会の一環として、公開講座「大地の変動と地震・津波」が防災の日の9月1日、神戸大瀧川記念学術交流会館で開講された。参加した約120人の中には阪神淡路大震災を体験した50〜60代が多く、専門家の話をメモを取りながら真剣に聞いていた。【9月1日 神戸大NEWS NET=UNN】

Photo  第四紀学とは、現在までの過去260万年間の自然、環境、人類をさまざまな分野から研究し、未来の地球と人類の共生を考える礎を築く学問。今回の講座はこの視点から、阪神淡路大震災を体験した市民に、地震の仕組みや将来起こるとされる南海地震の予測など最先端の研究成果を、わかりやすく解説しようと開催された。講義を行ったのは岡田篤正・立命教授、石橋克彦・神戸大教授、藤原治・産業技術総合研究所活断層研究センター研究員の3人。
 石橋教授は「南海巨大地震と私たちのくらし」と題した講義の中で、「地震とは周期的に起こるものであり、私たちの生活の一部」と指摘した上で、「多くの人が百年を一瞬とするような『地球の時計』の目をもって街づくりや環境対策にあたってほしい」と呼びかけた。
 兵庫区で震災にあったという70代の男性参加者は「震災は忘れてはいけない。戦争と同じ。もっと多くの人がこの講座に来て欲しい」と話した。 (記者=大野将寛)

【写真】地震の仕組みについて説明する石橋教授。(9月1日・神戸大瀧川記念学術交流会館で 撮影=大野将寛)


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