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神戸大NEWS NET 2007年2月後半のニュース



◎目標通りの完封勝利 姫路独協大を制す

 アイスホッケーのポートアイランドリーグ(学生リーグ()第3節が2月25日、ピュアスポーツ柏原(兵庫県丹波市)で行われ、姫路獨協大と対戦した神戸大は5−0で快勝した。開幕2連敗とつまづいていただけに、大きな1勝。これでリーグ通算1勝2敗となった。【2月26日 神戸大NEWS NET=UNN】

   今年のチームの目標は「守れるチーム」。2月24日の神戸アイスアテナ戦後に向川主将が「次の試合は無失点で勝ちたい」と宣言していた通り、リーグ初勝利を完封で飾った。(記者=大野将寛)

●ポーアイリーグ学生リーグ第3節(2月25日・ピュアスポーツ柏原)
神戸大   3 2 0=5
姫路獨協大 0 0 0=0

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◎神戸大に受験生の波 国立大前期試験

Photo  神戸大の個別学力検査(前期日程)が2月25日、神戸大各キャンパス内の試験会場で行われた。試験会場がある六甲台キャンパスにも多くの受験生が集まった。合格発表は3月8日午前10時から。【2月25日 神戸大NEWS NET=UNN】

 神戸大前期試験の募集人員は計1816人で総志願者数は計6082人。当日、六甲台キャンパスへ向かうバスが増便された。試験開始1時間前、愛知から来た受験生の母親は「神戸大経営学部は息子の第一志望。頑張ってほしい」と試験に臨む息子にエールを送った。(記者=西田健悟)
●平成19年度 神戸大個別学力検査(前期日程)
▽外国語
受験予定者数 5942人(昨年6485人)
受験者数 5739人(同6284人)
▽数学
受験予定者数 5876人(同6440人)
受験者数 5667人(同6235人)
▽国語
受験予定者数 2910人(同3226人)
受験者数 2807人(同3119人)
▽理科
受験予定者数 2961人(同3190人)
受験者数 2850人(同3086人)

【写真】受験者が神戸大正門を通り試験会場へ。(2月25日・神戸大正門前で 撮影=西田健悟)

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◎開幕2連敗 アイスホッケー

Photo  ポーアイリーグ学生リーグ第2節が2月24日、ポートアイランドスポーツセンターで行われ神戸大アイスホッケー部は神戸アイスアテナに1−3で敗れた。高校生ながら技術・体格ともに大学生に劣らないアイスアテナに、神戸大は苦戦。リーグ開幕2連敗となった。【2月24日 神戸大NEWS NET=UNN】

 神戸アイスアテナは高校生ながら経験豊富なチーム。第1ピリオド10分、神戸大のFW山西が先制ゴールを決め、大学生の意地を見せる。しかし直後に遠い位置からのシュートを決められ同点に。第2ピリオドに入ると神戸大は自陣でのプレーが目立ち、結局3−1で逆転勝利を許してしまった。キーパーを中心にねばり強いディフェンスをしたものの、一対一など経験・技術面での課題がみえた。
 向川主将は「一つ一つ個々のレベルを上げていけば勝てる相手」とチームの戦力アップを目指す。一方日野監督は、リーグは新チームでの苦戦が続いているが「考えていたよりはよくできている。心がひとつになっていい練習ができている」と一定の評価を示した。(記者=大野将寛)

●ポーアイリーグ学生リーグ第2節(2月24日・ポートアイランドスポーツセンター)
神戸大      1 0 0=1
神戸アイスアテナ 1 1 1=3

【写真】高校生ながら経験豊富なアイスアテナに、神戸大はキープ力と脚力で対抗する。(2月24日・ポートアイランドスポーツセンターで 撮影=大野将寛)

《追加》試合の詳細・コメントを追加しました。(2007年2月27日午前1時00分 編集部入力)

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◎多文化共生を目指して ボランティア体験

 神戸大学ボランティア講座の一環で、神戸大生によるボランティア体験実 習が行われている。2月24日、「多文化教育」をテーマにしたグループが、 神戸市長田区のNPO法人たかとりコミュニティセンターを訪れた。【2月 24日 神戸大NEWS NET=UNN】

 たかとりコミュニティセンターは10団体で構成され、多文化共生のまちづ くりを目指して在住外国人支援活動や自助活動を行っている。今回の実習に 参加した学生らは、そのうちの2団体、ワールドキッズコミュニティとツー ル・ド・コミュニケーションの活動を見学した。この2団体では多様な文化的背景を持つ子どもらが映像作品などを制作して発信する活動などが行われている。
Photo  同団体のスタッフは学生が中心。スタッフは子どもらを支援するので はなく、子どもらと一緒に悩む。子どもが悩むからではなく、そこから通 して見える社会の問題に悩むという。スタッフの大田詠子さん(関学・4年 )は「大学の中は同質の集団で、年齢、興味も限られている。それが心地い いときもあるけれど、息苦しいこともある。ここは自分の世界が揺るがされ る」と話す。
 今回のボランティアに参加した神戸大生は、初めにスタッフから団体の説 明を受け、映像作品「レモン」を鑑賞した。この作品は同センターに通う日系ブラジル 人の子どもが、自分は日本人なのかブラジル人なのか悩む様子を表現したもの。ブラジル人なのに外見も中身も日本人に見える自分を、絞ってもレモンの汁しか出ないレモンに例えている。
 その後神戸大生らは同センターの活動の様子を見学した。表現発信活動では映 像作品の他にラジオ番組の作成も行われている。「いろんな表現の場所を提 供し続けることが大切」とスタッフの山本晃輔さん(阪大大学院)は話す。最後 に見学したのはラジオの生放送の収録現場。同センターに通う子どもとスタ ッフがラジオ番組を作り上げていく現場を、神戸大生らは真剣な表情で見守った 。
 社会のいろいろな形を知りたいと今回のボランティアに参加した男子学生 (法・4年)は「一人一人としっかり対応していて(ボランティアの)決まった形式がない。(子どもたちは)みんないきいきとしていた」と話した。(記者=上村絵里、濱田直毅)

【写真】ラジオの生放送の収録を見学する神戸大生ら。(2月24日・たかとりコミュニティセンターで 撮影=濱田直毅)

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◎ユニチャームと共同研究 発達科学部

 日経プレスリリースが21日に伝えたところによると、大手生活用品メーカーのユニ・チャーム(株)の生活科学研究所が、神戸大発達科学部と共同で、大人用パンツ型オムツに関して、高齢者の体型や歩行動作に適応した「はき心地」の向上に関する研究を実施した。高齢者の体型や歩行動作を考慮した主観評価試験および、オムツ部位と素材適正を3次元DLTおよびKES評価を用いて検証を行った。【2月22日 神戸大NEWS NET=UNN】

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◎高齢者と一日過ごす 学生がボランティア

 神戸大学ボランティア講座の一環で、5つの分野のボランティア体験が行われている。「高齢者の見守り」を希望した6人の神戸大生が2月21日、神戸市営地下鉄・伊川谷駅構内にある高齢者のための支援施設「伊川谷工房・あじさいの家」で体験実習を行った。【2月21日 神戸大NEWS NET=UNN】

 同施設はNPO法人阪神高齢者・障害者支援ネットワークが運営する。年齢や要介護度などによる制限はなく、精神や身体に障害のある高齢者も施設を利用している。この日は、13人の利用者が訪れた。
Photo  6人の神戸大生は午前中、利用者の話し相手になったり、食事作りを手伝ったりなどして施設の仕事を体験。午後は、利用者と昼食をとり、歌を楽しんだ。
 参加した羽尻皓一さん(工・2年)は、ちんどん屋サークルのモダン・ドンチキのメンバー。ちんどん屋として高齢者のための支援施設を訪れることは多いというが、今回は一般のボランティアとして参加した。羽尻さんは「僕が思っていたより明るい方が多くて、聞いていたよりおもしろかった」と体験実習を振り返った。
Photo  阪神高齢者・障害者支援ネットワークの黒田裕子理事長は講演会の講師として神戸大を訪れたことがある。「神戸大の学生はボランティアに対する意識が高い」と黒田さん。6人の神戸大生には「書いてあることが実践とはどう違うのか。地域社会というものを学んで欲しい」と話した。(記者=濱田直毅)

【写真上】高齢者と会話する羽尻さん。羽尻さんはちんどんサークルのモダン・ドンチキに所属している。
【写真下】高齢者にお茶を渡す参加者。(いずれも2月21日・「伊川谷工房・あじさいの家」で 撮影=西田健悟)

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◎不登校児との触れ合い ボランティア実習

 神戸大学ボランティア講座の一環で、神戸大生によるボランティア体験実習が行われている。講座に参加し、体験実習を希望している神戸大生は5つのテーマのうち1つを選択し、テーマに沿ったボランティア活動をグループに分かれて体験する。2月20日、「不登校児の居場所」をテーマにしたグループが、不登校児の教育をしている神戸フリースクールで体験実習を行った。【2月20日 神戸大NEWS NET=UNN】

 神戸フリースクールは私塾「冬夏舎」時代を含め、約20年の歴史を持つ。阪神・淡路大震災で当時のフリースクール校舎は全壊しフリースクールは一時休校に。だが、「ここが終わったらどこにいけばいいのか」と保護者からの手紙など支援者の励ましにより、代表の田辺克之さんはフリースクールを再開した。フリースクールには主に、学校内のいじめや人間関係のこじれが原因で不登校になった生徒が通う。普通の学校のような決まった時間割はなく、登下校時刻が自由なことが特徴だ。
Photo  今回の実習に6人の神戸大生が参加。田辺さんは学生らを庭に招待し、自己紹介の時間を設けた。自己紹介中、田辺さんは要所に突っ込みを入れ、学生らの笑いを誘った。その後、庭掃除班と調理班に分かれ、それぞれ作業に移った。
 庭掃除中、フリースクールの生徒が手伝いに参加。「先生、次何するの」と生徒の元気な声が庭に響いた。手伝いに参加した生徒の1人、リカちゃん(仮名)は「(田辺)先生は普通の学校とは違うことをするから面白い」と話す。
 料理班では、神戸大生が中心となってハヤシライスを作った。校舎内で生徒は本を読んだりギターを弾いたりと、それぞれ思い思いに過ごす。料理中に手の空いた神戸大生と談笑する姿も見られた。
 料理が完成し庭掃除も一段落すると、校舎内で神戸大生、生徒らが交じって昼食をとった。「(生徒と)一緒に仕事をし、ご飯を食べたらコミュニケーションをとりやすくなる」と田辺さん。
Photo  午後は全員で中央体育館に移動した。円陣を組んで喋りながら体操した後、学生と生徒が交じって卓球を行った。神戸大生が生徒から卓球の指導を受ける姿が見られた。卓球が終わるとほとんどの生徒は帰宅。神戸大生らはフリースクールでミーティングを行い、第一日目を終えた。実習最終日の第二日目は参加者の都合のよい日にそれぞれ来校する。田辺さんは「二日と言わずいつでも来てほしい」と話した。
 フリースクールの活動を田辺さんは市民活動という。フリースクールは町の中にある開かれた学校だからだ。今、地域の中で子供の存在が小さいと田辺さんは危惧する。「足並みをそろえようとする大人が多すぎる。障害のある子どもを排除するのでなく真剣に取り組んでいかないといけない」(田辺さん)。(記者=上村絵里、西田健悟)

【写真上】フリースクール代表の田辺克之さん。(2月20日・神戸フリースクールで 撮影=西田健悟)
【写真下】神戸大生とフリースクール生徒がペアを組んで卓球をする姿が。(2月20日・中央体育館で 撮影=西田健悟)

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◎9日神戸でライブ シエラ・レオネ

 軽音楽部ROCKのOB2人が所属するバンド、シエラ・レオネのライブ「シエラ・レオネpresents"FUTURISM2!"」が3月9日、神戸市中央区のARTHOUSEで行われる。前売り券は2000円で、当日券は2300円で販売。午後6時開場で、午後6時30分からライブが始まる。シエラ・レオネは午後9時から出演予定。【2月19日 神戸大NEWS NET=UNN】

 軽音ROCKのOBで内藤晧介さん(ないとう・こうすけ)と長谷川範明さん(はせがわ・のりあき)が中心となり2004年にバンド、A.N.others after the 20thを結成。2007年にバンド名をシエラ・レオネに変更、2月にアルバムを全国発売した。
 ライブの詳細はシエラ・レオネホームページ(http://sound.jp/an20/)まで。

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◎ごみ抑制に協力を 神戸大生が街頭でPR

 神戸大経済学部の石川ゼミのメンバーが中心となってつくるNPO法人「ごみじゃぱん」がごみを減らすための社会実験「簡易包装を買おうプロジェクト」のPR活動を2月18日、神戸市東灘区のアイランドセンター駅周辺で行った。【2月18日 神戸大NEWS NET=UNN】

 Photo同プロジェクトには簡易包装の商品を買うことでごみを抑制できることを実証する狙いがある。コープこうべ六甲アイランドが協力し、学生が選んだ約250種類の簡易包装の商品を推奨・販売している。期間は2月1日から2月28日まで。期間終了後、「ごみじゃぱん」は対象商品の販売量からごみの発生抑制量を算出する。 
 今回のPR活動は、六甲アイランドの住民に同プロジェクトの認知度を深めてもらうことが目的。「ごみじゃぱん」のメンバーはチンドン屋の演奏に合わせ、住民に簡易包装の商品を購入することへの理解を呼びかけた。
 Photo代表の石川雅紀教授は「皆が簡易包装を選んでごみが減り、産業界の方もごみを減らす工夫をしていいただければ」と話す。
 村上彩さん(経済・3年)は「キャンペーンを通じて、もっと(プロジェクトの)認知度が深まってくれれば」と期待する。(記者=濱田直毅)

【写真上】街頭でプロジェクトをPRする学生ら。チンドン屋も協力した。(2月18日・アイランドセンター駅周辺で 撮影=濱田直毅)
【写真下】簡易包装の商品を推奨する学生。(2月18日・コープこうべ六甲アイランドで 撮影=濱田直毅)

【関連記事】簡易包装でごみ抑制へ 神戸大生が取り組み(2007年2月16日)

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◎学生、福祉を学ぶ ボランティア講座開講

 平成18年度神戸大学ボランティア講座が2月18日から始まった。今回で10回目を迎える。初日の会場となった鶴甲第1キャンパスK棟には約50人の学生が足を運んだ。【2月18日 神戸大NEWS NET=UNN】

 Photo午前に講師として招かれた似田貝香門(にたがい・かもん)東大名誉教授の講義が行われた。似田貝名誉教授は「学生(の参加は)特別ということではない。倫理的、道徳的な問題でボランティアに参加するのではなく、起こったものごとに関して積極的に参加していくことが重要。また、それを次(の活動)につなげていくことが大事」と話した。
 休憩をはさみ、午後から2月20日以降に行われるボランティア実習のガイダンスが行われた。講座に参加した学生はそれぞれの担当に分かれ、指導者から説明を受けた。
 Photoガイダンス後、パネル討論が実施された。討論には、司会者としてFMわいわい代表の日比野純一さんが、パネリストに福祉関係の仕事に携わっている松本望さん、林英明さん、大川妙子さんが招かれた。討論後、質疑応答が行われ、「福祉関係の仕事だけで収入は大丈夫か」、「福祉関係の資格を取っておいた方が有利か」など福祉の現場について積極的な質問が参加者から出された。
 講座に参加した学生は20日以降に行われるボランティア実習にグループ単位で参加する。3月16日に意見交換会が行われ、閉講する。(記者=西田健悟)

【写真上】午前に行われた講義で、講師として招かれた似田貝東大名誉教授。
【写真下】午後にはパネル討論が行われた。討論中、参加者の積極的な参加が見られた。(いずれも2月18日・鶴甲第1キャンパスK棟で 撮影=西田健悟)

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◎濱田教授の最終講義 19日に六甲台で

 法学研究科の濱田冨士郎教授が平成18年度末で退官する。最終講義は2月19日午後3時から午後4時30分まで。場所は六甲台本館206教室。テーマは「定年を迎えて想うこと」。【2月18日 神戸大NEWS NET=UNN】

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◎森脇教授の最終講義 19日に六甲ホールで

 工学部の森脇俊道教授が平成18年度末で退官する。最終講義は2月19日午後3時から午後4時30分まで。場所は神戸大学百年記念館神大会館六甲ホール。テーマは「ものづくりの教育・研究39年を振り返って」。【2月18日 神戸大NEWS NET=UNN】

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◎少子化問題を考える 大学と県が連携シンポ

 少子化問題について考えるシンポジウム「少子化時代を生きる」が2月17日、百年記念館六甲ホールで行われた。主催は神戸大経済経営研究所と兵庫県。会場には多くの聴衆が集まった。【2月17日 神戸大NEWS NET=UNN】

Photo  神戸大経済経営研究所と兵庫県は2006年11月に少子化問題に関する研究を連携・協力して行う協定を結んだ。大学側の目的は県と協力して少子化問題の研究を行い、社会貢献すること。同シンポジウムは、両機関の連携を記念して開催された。
 開会の挨拶で、神戸大の野上智行学長は「少子化問題について、兵庫県と神戸大学が一緒に取り組み、兵庫県を(少子化問題を解決した)一つのモデルとしていけたら」と期待を寄せた。
 Photo神戸大経済経営研究所の後藤純一所長は講演で、少子化の現状と展望について説明した。経済的な事情で、女性は結婚したいのにすることができず、子供を産みたいのに産めない状況にあると指摘。一度仕事を辞めた女性の職場復帰が難しい社会システムの実態についても紹介した。
 講演のあと、神戸大の教授や学生、兵庫県の清原桂子理事、連合兵庫の長谷川俊副事務局長ら6人によるパネルディスカッションが行われた。その中で、神戸大総合人間科学研究科の伊藤篤教授は子育てにおける支援システムを整えることの重要性を強調。「1ヵ所で全てのニーズを満たせるようにできないか」と出産・育児に関する総合的な地域施設の設立を提案した。学生の森元まゆみさん(文・3年)は若者の視点から少子化問題を検討した。子供は欲しいが仕事をしたい、子供を産んだら仕事が続けられないといった若者の声を紹介。多様な福利厚生を実現し、子供を産み育てやすい社会を実現しているフランスを例に挙げ、「(子供を産むことへの)不安を取り除く対策を(行政が)とってくだされば社会が変わるのでは」と意見を述べた。(記者=濱田直毅)

【写真上】開会の挨拶で少子化問題について話す野上学長。
【写真下】パネルディスカッションが行われた。学生代表で森元さんも参加した。(いずれも2月17日・百年記念館六甲ホールで 撮影=西田健悟)

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◎簡易包装でごみ抑制へ 神戸大生が取り組み

 NPO法人「ごみじゃぱん」による「簡易包装を買おうプロジェクト」が、2月1日から神戸市東灘区の六甲アイランドで始まっている。期間は2月28日まで。メンバーは神戸大経済学部の石川ゼミが中心となっている。【2月16日 神戸大NEWS NET=UNN】

Photo  同プロジェクトは環境省がすすめる容器包装廃棄物の3R(リデュース、リユース、リサイクル)推進モデル事業の一環。神戸市で発生するごみの量は年間約75万トン、処理費用は市民一人あたり約2万円に上る。家庭から出るごみのうち容器包装ゴミは重量で4分の1、体積では70%を占めている。
 プロジェクトにはコープこうべ六甲アイランドが協力。学生が選んだ、「個別包装がない」、「容器なしの詰め替え袋のみ」といった約250種類の簡易包装商品を推奨する。期間終了後、「ごみじゃぱん」は簡易包装の商品の販売量からごみの発生抑制量を割り出す。消費者のごみに対する意識の変化によって、抑制できるごみの量を調査することが狙いだ。 Photo代表の石川雅紀教授は「消費者にどういう情報を伝えれば、どういう行動をとるのかを分析できる」と話す。
 「ごみじゃぱん」の活動には石川ゼミ以外の学生も参加している。牧嶋俊佑さん(経済・3年)は金融経済論を専攻する滝川ゼミに所属。だが、環境問題についても興味があり参加した。牧嶋さんは「この取り組みによって環境意識が変わって購買行動が変わってくれたら(いいと思う)。最終的には僕らが呼びかけなくてもいいように」と期待を寄せる。(記者=濱田直毅)

【写真上】NPO法人「ごみじゃぱん」代表の石川雅紀教授。
【写真下】「ごみじゃぱん」の活動に参加する学生ら。石川ゼミ以外の学生も参加している。(いずれも2月16日・六甲台キャンパス第二研究室で 撮影=西田健悟)

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