神戸大NEWS NET 2007年1月後半のニュース
◎新工学部長に森本教授 任期は2月16日から
神戸大は1月19日、同大学自然科学研究科兼任、評議員の森本政之教授を新工学部長に選出したと発表した。今回の選出は現工学部長の薄井洋基教授が2月16日から神戸大理事教育・学生・入試・高大連携担当に就任、工学部長を辞任するため。任期は平成19年2月16日から平成20年3月31日まで。【1月31日 神戸大NEWS NET=UNN】
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◎願書受付始まる 神戸大入試
神戸大は1月29日から平成19年度入学者一般選抜前期日程・後期日程の出願受付を始めた。締め切りは2月6日午後5時。出願書類の受付は郵送のみ。【1月30日 神戸大NEWS NET=UNN】
出願状況は1月30日から2月9日午後5時まで、神戸大ホームページ内の「学部入学案内」(http://www.kobe-u.ac.jp/admission/index2.htm)の「入試状況速報」で見ることができる。
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◎15人が最終講義実施 H18度末退官の教官
平成18年度末で退官する15人の教官がそれぞれ最終講義を行う。1月22日から3月7日までに全員が講義を終える予定。【1月29日 神戸大NEWS NET=UNN】
▽最終講義を予定している教官(敬称略)
西田 修身 (副学長)
天野 郡壽 (国際文化学部)●1月29日に終了
濱田 冨士郎 (法学研究科)
高橋 眞一 (経済学研究科) ●1月23日に終了
福田 亘 (経済学研究科) ●1月26日に終了
丸谷 ☆史 (☆=さんずい令)(経済学研究科) ●1月23日に終了
山口 三十四 (経済学研究科)●1月22日に終了
福田 行男 (理学部)
横山 光宏 (医学系研究科)
森脇 俊道 (工学部)
吉村 武晃 (工学部)●1月29日に終了
大辻 友雄 (海事科学部)
定兼 廣行 (海事科学部)
香川 孝三 (国際協力研究科)
片山 誠一 (経済経営研究所)
《お詫び》掲載した15人の教官の他にも最終講義を実施する教官がいます。日程等わかり次第、個別に掲載する予定です。関係者各位にご迷惑をかけたことをお詫びいたします。(2007年1月30日午前2時40分 編集部入力)
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◎ゲレイラ1年生が大活躍 兵庫1部リーグ最終戦
兵庫フットサル1部リーグ最終節が1月28日、垂水スポーツガーデンで行われた。兵庫フットサル1部リーグに所属する神戸大フットサル部GUERREILLA(以下ゲレイラ)は社会人チームのKING POOHと対戦。ゲレイラは5−2で勝利しリーグ戦優勝を飾った。【1月28日 神戸大NEWS NET=UNN】
前節の時点で7勝1敗と、2位チームに勝ち点で大きく差をつけ既に1部リーグ優勝を決めているゲレイラ。この試合で3年生選手は引退となる。
相手に先制点を許すものの、試合は終始ゲレイラのペース。細かいパス回しでゲームを組み立て、P中村錠八(経済・1年)の逆転ゴールなどでゲレイラは5−2で勝利した。
試合中目立ったのは1年生選手の活躍だ。逆転ゴールを決めた中村や副キャップテンを務めているA藤永渉(経済・1年)など多くの1年生が試合に出場し、果敢な突破や相手の意表をつくパスを出すなどの活躍をみせた。1年生の活躍に吉田周太主将(国文・2年)は「技術や精神面は高いものがある。おちゃらけな部分もあるけど、メリハリをつけたら強いチームになると思う」と話した。
兵庫リーグでは1部リーグの上にTOPリーグが存在する。ゲレイラがTOPリーグに昇格するには昇格希望枠に入ることが必要となる。平成18年度、ゲレイラは兵庫1部リーグに優勝したものの、昨年12月に行われた昇格希望枠を決める試合で敗れたため、TOPリーグ昇格ができなかった。吉田主将は「今春から行われるミドルリーグで優勝すればTOP昇格は確実」と意気込んだ。(記者=西田健悟)
●2006兵庫フットサルリーグ第9節(1月28日・垂水スポーツガーデン)
(前・後半プレイングタイム20分)
GUERREILLA 5 1−1 2 KING POOH
4−1
【写真上】この試合で逆転ゴールを決めたP中村。
【写真下】突破を試みるA竹内。3年生はこの試合で選手引退。(1月28日・垂水スポーツガーデンで 撮影=西田健悟)
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◎FORCA予選突破ならず 全日本フットサル選手権
PUMA CUP 2007 第12回全日本フットサル選手権大会のグループ予選、神戸大学フットサル部FORCA−JOY FUTSAL CLUB KIMURA SPORTSの試合が1月27日、舞洲アリーナで行われた。FORCAは3−2で勝利したが、総合勝ち点の差で決勝トーナメント進出を果たすことはできなかった。【1月27日 神戸大NEWS NET=UNN】
この大会の主催は日本サッカー協会。全国から選出された強豪20チームが5つのブロックにわかれてリーグ戦を行い、それぞれのブロック1位と、全ブロックの2位チームから成績上位3チームが決勝トーナメントに進む。
2006年度西日本大学フットサル選手権優勝により、この大会出場を決めた神戸大学フットサル部FORCA(以下FORCA)。4年生にはこれが最後の大会となる。しかしこの日の最終戦を前に成績は1敗1分けで勝ち点1と、予選突破の可能性を得るには勝つしかない状況。相手も決勝トーナメント進出には勝利が絶対条件であるため、双方にとって非常に重要な試合になった。
FORCAは試合開始直後から積極的にシュートを放つ。相手のカウンター攻撃にもゴールを守る井上(経済・3年)が好セーブを連発し、チームの士気を高める。開始8分に先制し、その後も相手の反撃を体を張って守り続けるFORCAだったが前半終了間際、ついに同点に追いつかれる。その流れのまま後半開始直後には勝ち越しを許し、チーム全体に重たい空気が流れ始めた。
このムードを打ち破ったのが、「あきらめないことと、自分を信じることがプレーに出ていた」と井上主将も話す4年生の鴨と山本(ともに経済)。後半11分に鴨が起死回生の同点ゴールを叩きこみ流れを引き寄せると、残り3分を切り全員攻撃を仕掛けた相手の無人ゴールに、山本が自陣ゴール手前からロングシュートを決め一気に逆転に成功。このリードを守りきったFORCAが劇的な勝利をおさめ、ブロック2位で予選を終えた。
しかしこの後行われた他ブロックの試合結果により、FORCAは予選で姿を消すことに。同時に4年生は引退を迎えることとなったが、「(来年は)これからのFORCAにとってとても大事な年。今年以上の成績を残せるよう頑張っていかないと」と井上主将は新チームへの思いを話した。(記者=上村絵里、塚本京平)
●第12回全日本フットサル選手権大会ブロック予選(1月27日・舞洲アリーナ)
(前・後半プレイングタイム15分)
FORCA 3 1−1 2 JOY FC
2−1
【FORCA】赤本、鴨、山本
【JOY FC】成田、大谷(純)
【写真上】ゴールを決め、喜ぶ山本。
【写真下】ボールをキープする吉川。(いずれも1月27日・舞洲アリーナで 撮影=上村絵里)
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◎リーダーの資質向上へ 平成18年度リートレ
平成18年度リーダーズトレーニングが1月27日、神戸大で行われた。文化総部・体育会所属の課外活動団体から次期リーダー2人ずつが出席。グループ討議などを通し、リーダーに求められるものを学んだ。【1月27日 神戸大NEWS NET=UNN】
講師として招かれた財団法人野外活動協会事務次長の下前康夫さんは「リーダーに求められるものは、本人の意欲とメンバーからの信頼」とした上で、メンバーと関わりあう対話能力の大切さを話した。
その後行われた市民救命士のよる応急手当講座は今年が初めて。出席者は実際に三角巾を使って手当ての方法を、約2時間学んだ。文化総部・体育会それぞれ4つに分かれて行われたグループ討議では、「グループ内で起きた問題の解決策」など自主的に提案した議題をもとに、各グループ活発な議論・意見交換が交わされた。(記者=大野将寛)
【写真】今回、初めて応急処置の講義が実施された。(1月27日・学生会館大ホールで 撮影=西田健悟)
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◎多彩な作品、観客沸かす KUBC番組発表会
KUBC神戸大学放送委員会の番組発表会「なぜ僕は恋をしたのですか」が1月26日、学生会館内の集会室で開催された。会場を埋めた観客を、委員会のメンバーが各自製作したオリジナル番組が沸かせた。【1月26日 神戸大NEWS NET=UNN】

KUBCでは年に数回、活動宣伝も兼ねて番組発表会を開催している。この日はテスト期間中の開催となったが、「大学生が(今年度では)学校に来る最後の機会ですから」と委員長の繁内優志さん(文・2年)は笑顔で答える。
放送された番組は全て部員やOBたち自身が企画、製作したもの。内容はラジオ劇から短編映画、コメディーと「何でもあり」(繁内さん)。応援団員や自由劇場部員らも協力出演する12本の作品が次々に放送され、番組が観客の笑いを誘う場面も数多く見られた。途中音声が切れてしまう事故にも、司会の田島真さん(文・1年)が「KUBCはアクシデントまで追い風にしてしまいます」と見事にかわし、発表会は最後まで観客をひきつけた。
「今日来られたお客さんたちの反応を、4月に(新入生歓迎会として)行う発表会にいかしたい」と繁内さん。訪れた応援団の福本裕樹さん(発達・1年)は、「自分も出演していたし、見ていてとても楽しかった。4月の発表会もすごく期待しています」と話した。(記者=塚本京平)
【写真】番組発表会の様子 観客は笑い声を漏らした。(1月26日・学生会館で 撮影=濱田直毅)
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◎国際協力研究科長 高橋教授が就任決定
大学院国際協力研究科長に、現研究科長である太田博史教授の神戸大理事就任にともない、新たに現副研究科長である高橋基樹教授が就任することが決まった。【1月25日 神戸大NEWS NET=UNN】
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◎KUBC番組発表会 26日、学生会館で
KUBC神戸大学放送委員会の番組発表会が1月26日午後5時30分から、学生会館3階第3集会室で行われる。詳しくはKUBCホームページ(http://home.kobe-u.com/kubc/about/)まで。【1月24日 神戸大NEWS NET=UNN】
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◎新入部員の絵披露 凌美会新人展
神戸大美術部凌美会の新人展が1月18日から23日まで学生会館4階第4集会室で行われた。新入部員14人がそれぞれ描いた作品16点が展示された。今回の新人展は初の学生会館での実施となる。【1月23日 神戸大NEWS NET=UNN】
上回生にはアドバイスをもらう程度で、実質新入部員だけで設定し、開催された今回の新人展。会場には約40人が最終日の23日までに足を運んだ。末松浩之さん(文・1年)は新人展開催に当たって「2006年の7月頃から新人展実施に動きだした。小村(竜彦さん(経営・1年))を中心として動いていた。(開催に向けて)1番苦労したのは部屋(の連続使用許可)取り」と話す。
展示会に絵を出展するため、自宅で絵を描いてきた部員もいたという。新入部員のなかには大学になって初めて美術部に入った部員もいる。末松さんは美術をやっていて「イメージ通りに描けているときが一番うれしいですね」と話し、今回出展した自身の作品に細かいミスなどを考慮し、100点中で70点の評価をつけた。(記者=西田健悟)
【写真】会場には新入部員14人がそれぞれ描いた作品16点が展示された。(1月23日・学生会館4階第4集会室で 撮影=西田健悟)
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◎学生のためのBAR モノクロ近くオープン
六甲道商店街を脇にそれ、階段をあがる。白と黒で統一された店内に、静かな音楽が流れ、色とりどりのお酒が並ぶ―。そんな隠れ家的BAR「モノクロ」のマスターは神戸大生の石原松太郎さん(経営・2年)だ。「学生のためのBAR」をコンセプトに近く正式オープンする。【1月22日 神戸大NEWS NET=UNN】
きっかけは約1年前。石原さんの2つ上の先輩たちが経営していたBAR「☆☆☆」(三ッ星)が
閉店した。客として通っていた石原さんは、閉店の日もそこいた。
「自分も学生のためのBARを開こう」。先輩に言われたわけではない。閉店の寂しさのなかそう思った。
それからバーで働き、開店資金とバーテンダーの知識を蓄えた。別の店で「お金はいらないんで」と知識を教えてもらったこともあったという。
数ヶ月が過ぎ、資金はたまっていくものの、他のメンバーを誘うあてがなかった。そんななか、石原さんが気になっていたのが「おしゃれで、雰囲気がいい」本田守武さん(経営・2年)だった。話したこともない彼を誘おうと決めたのが去年の7月。早くしなければ学校が終わってしまう。六甲台、国文、と学内中彼を探しまわった。
そして、バンド仲間としゃべってる本田さんを見つけた。「本田くんちょっと…」。初めて話す彼に「バーと開こうと思っている。仲間になってくれないか?よかったら連絡して」と、名前とアドレスを書いた手紙をそっと渡した。
しかし返事はすぐには返ってこなかった。「しゃべったこともないのに誘ってくれてうれしかった。でも資金的にも、うまくいくのかと不安だった」。本田さんは約1ヶ月後、断りのメールを入れた。それでも石原さんはあきらめなかった。直接会って「利益を出すのが目的じゃない。これで学ぶこともある」と説得した。そのとき、本田さんの気持ちが変わったという。
それからは石原さんを全面的にバックアップした。予定していた「☆☆☆」の跡地が10月突然使えなくなったとき、新しい物件のため不動産屋を回り奔走したのは本田さんだった。また「もう誘うやつがいない」と困る石原さんに料理の経験がある友人など3人を紹介。こうして8人の学生が集まった。メンバーが「ラブレター」と笑う手紙がなかったらつながらなかった8人。
卒業まで2年間。期限付きの経営となる。その間、メンバーの人件費は出ない。その分学生に安くお酒を提供する。「学生が集まり、出会いの場になれば」と石原さん。それでもメンバーのほとんどが経営学部。
”一定の赤字が2ヶ月続けばやめる”と決めている。
現在は友人や口コミだけのプレオープンの状態。近くメニューやチラシを用意し、正式オープンする。
「将来『この店が好きなんです。継がせてください』という後輩が出てきたら、譲りたい」と夢を膨らます。
CAFE&BAR「モノクロ」はまだ始まったばかり。学生が集まり、勉強や恋の話に花咲かせるまでもうすぐだ。(記者=大野将寛)
CAFE&BAR 「モノクロ」
〒657-0028
神戸市灘区森後町2丁目2-9ハイゾン森後2F(大阪王将の上)
【写真】オーナーの石原松太郎さん(1月22日・CAFE&BAR「モノクロ」で 撮影=濱田直毅)
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◎凌美会の新人展 学生会館で
神戸大学美術部凌美会の新人展が1月18日から23日まで(土・日は除く)学生会館で行われている。作品はもとより、会場の設定なども新入部員が担当している。【1月21日 神戸大NEWS NET=UNN】
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◎発売現場を直撃 日本酒「神戸の香」
昨年3月に初めて発売され、大反響を呼んだ純米大吟醸酒「神戸の香」。その生酒が1月17日から神戸市内の大手百貨店で販売されている。唯一、試飲会を開催している大丸神戸店を訪れた。【1月20日 神戸大NEWS NET=UNN】
農学部食資源教育研究センターが昨年、約4700キログラムの酒米「杜氏の夢(とじのゆめ)」を収穫。富久錦株式会社により「神戸の香」生酒1000本、火入れ4000本が生産された。大丸神戸店では生酒120本を仕入れている。
和洋酒売り場のチームリーダーである勝野雅子さんは「昨年の3月に、ものすごい勢いで売れた。予約だけで一杯になって、(販売元の)富久錦にまわしていただいた」と販売初年度の状況を振り返る。各種メディアもこぞって取り上げ、静岡、東京などからも注文があったという。
昨年の11月に「神戸の香」2度目の発売の噂がたった。「神大のお酒はまだか」。大丸神戸店には問い合わせの電話が。発売を待望する声が多かった。
今回は通常の火入れタイプと違い、生酒ということで「女性向きな、フルーティーでやわらかさがある。すっきりとした味わい」(勝野さん)。試飲した客からは「おいしい」、「飲みやすい」といった声があがる。発売初日にはおよそ30本が売れた。主に購入者は神戸大のOB・OGが多いという。大丸神戸店では火入れタイプが発売される3月上旬まで生酒を販売する予定だ。(記者=濱田直毅)
【写真上】「神戸の香」の生酒。
【写真下】大丸神戸店では17日から試飲会が開かれている。(いずれも1月20日・大丸神戸店で 撮影=濱田直毅)
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◎センター試験始まる 2日間の日程
平成19年度大学入試センター試験が1月20、21日の二日間の日程で始まった。今年の志願者数は553,352人(対前年度1,970人増)で、うち現役は43万4316人(同8,291人増)。【1月20日 神戸大NEWS NET=UNN】
1限目の公民は、神戸大では2,889人(志願者4,973人)が受験した。
【写真】公民の問題用紙が配布され、受験生は緊張した面持ち。(1月20日・神戸大工学部で 撮影=八幡一平)
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◎防災意識の向上を 県と共催で学術シンポ
神戸大と兵庫県の共催で1月19日、学術シンポジウム「防災文化の創世」が神戸市中央区のJICA兵庫で開催された。低下しつつある防災意識の向上をテーマに、講演や討議などが行われた。【1月19日 神戸大NEWS NET=UNN】
このシンポは阪神・淡路大震災の後、低下しつつある個人や地域での防災意識を再び向上させることを目的としている。防災政策責任者や防災倫理・規範に関する学術研究者が研究発表やパネルディスカッションを繰り広げた。会場には多くの神戸大生も集まり、メモなどを取りながら教授らの発表に真剣に耳を傾けた。
午前に行われた基調講演で布村明彦さん(国土交通省・近畿地方整備局長)は、「災害対策の基本は自助、共助、公助。(役所が行う)公助だけでなく、(自分自身で行う)自助、(地域単位で行う)共助も大きな減災効果がある。一人ひとりの備えが重要」と述べた。
午後には防災倫理に関する研究発表(下記)のあと、参加した教授らによるパネルディスカッションも行われ、防災倫理における指針などについて意見が交わされた。
震災社会学を研究し、今回研究発表を行った文学部の岩崎信彦教授はシンポ後、「いまの学生達はものごとを考えるセンスも関心もあるのに、その考えをお互いに話す場がない。このシンポをきっかけに、未来に向けて何ができるのか少しでも(学生達に)学んでもらえれば」と話した。
このシンポ開催を進めてきた油井清光(ゆい・きよみつ)教授は「多くの人が集まり、多くの分野の研究から問題が提起され、一定の成果はあった。今回の内容をまとめて授業で学生達に配るなど、もっと多くの学生達にこの問題を知ってもらいたい」と話す。この取り組みは来年以降も続けられる予定。(記者=塚本京平、西田健悟)
▽シンポジウム「防災文化の創成」プログラム
○午前の部
開催挨拶・松嶋隆二(神戸大文学部長)
地元歓迎挨拶・東田雅俊(兵庫県防災監)
基調講演・布村明彦(国土交通省・近畿地方整備局長)
「防災協働社会の実現に向けて」
○午後の部
報告・岩崎信彦(神戸大教授)
「コミュニティの防災力」
・鈴木克徳(国連大学高等研究所 上席研究員)
「持続可能な開発のための教育における防災教育の位置づけ」
・羽地亮(神戸大助教授)
「防災倫理にもとづく行動規範をどうつくるか」
・田中泰雄(神戸大教授)
「持続可能な都市開発と防災」
パネルディスカッション「災害文化の創成に向けて」
司会進行・油井清光(神戸大教授)
パネリスト・松田毅(神戸大教授)
・鈴木克徳
・朴木佳緒留(神戸大教授)
・東田雅俊
とりまとめ・油井清光
【写真上】今回のシンポジウム開催に尽力した油井教授。
【写真下】パネルディスカッションでは4人の発表者がそれぞれの意見を述べた。(いずれも1月19日・JICA兵庫で 撮影=西田健悟)
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◎初笑いを提供 落研「新春寄席」
落語研究会による「新春寄席」が1月16日から18日にかけて行われた。千秋楽となる18日は大喜利も行われ、多くの観客が国際文化学部休養室に詰めかけた。【1月18日 神戸大NEWS NET=UNN】
3日間行われた「新春寄席」では計5人が演目を披露。最後は総勢9人による大喜利で締めくくられた。
大喜利ではまず観客から出されたお題をもとに即興でなぞときを披露。続いて、こじつけ川柳。最後は店の名をあげ、一から順に数字に絡んだ商品名をあげる遊びが行われた。
会場に集まった観客は立ち見もでるほどの盛況ぶり。今年の「初笑い」を楽しんだ。
寄席を終え、会長のみなと家さあふさん(工・2年)は「楽しいのが一番でした」と振り返る。観客の安田弓彦さん(工・2年)は「アホでおもしろかったです」と笑顔だった(記者=濱田直毅)
【写真】大喜利ではなぞときなどが披露された。(1月18日・国際文化学部休養室で 撮影=八幡一平)
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◎旧商船大の慰霊碑完成 学生「大切にしたい」
海事科学部の深江キャンパスで阪神・淡路大震災で犠牲になった旧神戸商船大の6人の慰霊碑除幕式が17日午後1時半から行われた。式には野上智行学長をはじめ多くの大学関係者、学生が参加した。【1月17日 神戸大NEWS NET=UNN】
商船大は2003年に神戸大に統合され、「海事科学部」として新たなスタートをきった。震災により旧商船大では当時4年の山内傑登さん、3年の土屋孝博さん、春藤量隆さん、大学院1年の神田徹さん、アルジェリアからの留学生のMASKRI MADIIDさん、研究員の武力平さんら6人が亡くなっている。震災発生から12年。6人の名前が刻まれた「神戸商船大学犠牲者慰霊碑」が設立された。
慰霊碑除幕式では、最初に野上学長が挨拶。犠牲になった6人の名前を読みあげ、「私たちは何のためにここで学んでいるのか、研究しているのか、思いを新たにする機会にしたい」と話した。
慰霊碑の除幕は野上学長、久保雅義海事科学部長、震災当時の井上篤次郎元商船大学長、学生自治会長の橋本弥賢さん(海事・3年)ら4人の手で行われた。
練習船「深江丸」の汽笛に合わせ、参加者全員で黙祷。献花には多くの人が参列し、慰霊碑の前で手を合わせた。
震災から10年目を迎えた年、神戸市全体で盛大に慰霊祭が行われた。そのとき、海事科学部執行部は6人の名前も六甲台キャンパス慰霊碑に刻むよう大学に要請した。だが、大学本部側の検討委員会で了解を得ることができなかった。「このままでは6人が浮かばれない」。そのため、11年目に慰霊碑設立を計画。12年目にしての完成となった。慰霊碑には震災で倒壊した正門の石柱が使われている。そこには「青春の限りない想いを永久に留めるためにこの碑を建立する」という文字が。建立にあたり、費用は海事科学部の学生自治会によって集められた。
ただ一人学生として除幕に参加した橋本さんは「(6人が犠牲になったことを)知っていましたけど、実感する機会がなかった。あらためて(震災について)考え直させられました」という。震災発生から12年目にしての慰霊碑設立については「遅すぎる気がしますけど、今後は大切にしていきたいです」と話した。(記者=濱田直毅)
【写真上】震災12年目に建立された記念碑。震災で死去した学生らの名が記されている。
【写真下】記念碑を前に手をあわせ拝む野上学長。(いずれも1月17日・神戸大海事科学部キャンパスで 撮影=西田健悟)
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◎震災12年を迎えて 訪れた方々の声
今年も神戸大学六甲台キャンパスには多くの人が集まり、慰霊碑の前で手を合わせた。震災から12年、その記憶は人々の心の中でどのように残り続けるのだろうか。【1月17日 神戸大NEWS NET=UNN】
◎神戸大卒業生の室井敏之さん
「4月から神戸大法学部の授業を聴講しようと思い、募集要項をもらいに母校に戻ってきました。慰霊碑は非常にすばらしい。震災の悲劇は、神戸大の長い歴史の中でも伝え、残す意義のあることです。震災当日は岡本にいました。身内に亡くなったものはいませんが、友人・知人にはいます。1月17日は、自分の周囲で震災によって死んでいった人を思い出す日です。犠牲者に思いを馳せ、気持ちが引きしまります。震災は、関わった人間の内面、経済に大きな傷跡を残しました」
◎故・坂本竜一さん(当時工・3年)の両親(秀夫さん、要子さん)
「震災から12年を迎えて、息子の分も頑張って生きようと思います。(震災報道を)継続することはよいこと。教訓として伝えていってほしいです」(秀夫さん)
「4、5年前に慰霊碑近くで、楠の新芽が落ちていたので、2本をいただきました。そのうちの1本は息子の墓の横に植えましたが、今では150センチメートルほどになっています。息子が生きていたら、(自分に)孫ができる年なんだと(思います)。震災から12年が経ち、世間の記憶は薄れています。しかし、実際に震災を体験した人でないと、『何が起こるかわからない』という感覚は理解できないのではないでしょうか。その意味で、震災には教訓になってもらいたいです」(要子さん)
◎神戸大に通う女子学生の母
「震災から慰霊碑に来るようになってから3年目。住吉台に住んでたけれど、震災当時は家の中がグチャグチャでした。今でも頻繁に震災時の記憶が思い出されます。(新しい)建物を見ても『以前、ここにはこんな建物があった』などととってしまい、辛いです。昨今の震災報道は、震災の悲劇的な実体験よりも歴史的な事実面を強調し、実際的な防災特集を強調しがちです。防災、防災と連呼するのもいいですが、悲劇性の軽視によって、遺族や関係者の心のケアを無視するのはよくないと思います」
◎故・長尾信二さん(当時工・2年)の父・邦昭さんと叔父
「(信二さんと)同い年のいとこを見てると、(信二さんも生きていれば)こうなってたのかなあと。17日を終えると、今年一年が終わった(と感じます)。12年というより1年1年という感じです。大勢の人と一緒に式典をやってもらえるという点ではよかったのかなぁとは思います」(邦昭さん)
「1月17日が来るので、どうしても(震災の記憶を)忘れられません。両親も辛いことでしょう。(信二さんの)同級生が来てくれるのは両親はうれしいでしょうが、(信二さんが被災しなければ、同級生と同じ年齢になるので)やはり辛いものがあるでしょう」(叔父)
◎故・競基弘さん(当時神戸大学院・自然科学研究科)の父・和巳さん
「東遊園地の石もここ(神戸大慰霊碑)も触り、『また来たよ』と(声をかけます)。あと10年たったらどうなるのでしょう。(犠牲者らの)親は皆老いてきますから。(慰霊碑には)歩ける限り来ます」
◎故・戸梶道夫さん(当時経営・2年)の父・幸夫さん
「去年、下の子が結婚しました。家族が増えるのは嬉しいですね。(震災の時は)会社の方も助けてくれました」
◎故・藤原信宏さん(当時経営・4年)の父・宏美さん
「(慰霊碑に刻まれた信宏さんの)名前をなぜか触ってしまいます。ここ(神戸大慰霊碑)はいいんですけどね。東遊園地は(信宏さんの名前まで)手が届かなくて」
◎故・磯部純子さん(当時発達・4年)の母
「(純子さんは)3回生までは自宅通いで、4年生から下宿していて被災しました。知らない間に勉強を始めているまじめな子でした。1月4日に最後に会って、1月14日の電話が最後(の会話)でした」
◎今年編入してきた男子学生(経済・3年)
「震災時は富山にいました。(震災は)テレビでやってた記憶のみで、漠然と大きな地震という印象です。神戸に震災の面影はありません。(神戸の街の)建物が新しいのは震災でつぶれたからでしょうか。(時間が経つにつれ)地震に対する警戒心がゆるくなってくるし、記憶が消えていくのは仕方がありません。(記憶を)残したい、という気持ちは正しいけれど、実際には難しいでしょう」
◎神戸大に通う男子学生の母
「被害者の親族のかたに話を聞いてあげることも必要です。話を聞かないと(被害者らの情報などは)答えてもらえません。事実を正しく伝えていくことが大事です。神戸大生でないとわからないこともあるでしょう」
◎故・高見秀樹さん(経済・3年)の母
「(12年は)あっという間です。子どもたちのことを思うとやっぱり悲しいです。普段はあまり考えないようにはしてるのですが、今日(考えるの)はこの子(秀樹さん)のことばっかり」
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◎山桜2本を植林 六甲台キャンパス
関西を中心に緑化活動をしているボランティア団体「森の会」が17日、山桜2本を神戸大六甲台キャンパスに植林した。【1月17日 神戸大NEWS NET=UNN】
植林には神戸動植物環境専門学校の有志の学生8名も参加した。森の会はもともと「1本1本、木を植えよう」というボランティア団体。6年前に慰霊碑と震災祈念を一緒にして木を植えようという声から始まった。神戸大への植林は一昨年から計画されていた。「森の会」の幹事・宮島弘明さんは「植えられた桜は5年後には咲くでしょう」と話した。(記者=西麻理子)
【写真】慰霊碑の近くに植林する「森の会」メンバー。(1月17日・神戸大六甲台キャンパスで 撮影=松下真奈美)
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◎今年で13回忌 第35代応援団長に黙祷
雨の降りしきる神戸市灘区のともだ公園。今年も第35代応援団長の故・高見秀樹さん(当時経済学部・3年)の下宿跡に遺族らが集まり、震災が起こった午前5時46分、静かに黙祷をささげた。【1月17日 神戸大NEWS NET=UNN】
今年は秀樹さんの一代下にあたる、第36代応援団長の国司和丸(くにしかずまる)さんも東京から駆けつけ、当時の団員たちの近況をまじえつつ、遺族らと思い出話に花を咲かせた。
黙祷を終えて、遺族は「今年で13回忌を迎えました。あっという間でした。(秀樹の)かつての友人たちとも再会し、あらためて(応援団の)団結力の強さを感じました」と話した。
(記者=大野将寛、塚本京平)
【写真】午前5時46分、静かに黙祷をささげる遺族。(1月17日・神戸市灘区ともだ公園で 撮影=森田篤)
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◎思いそれぞれ竹灯篭へ 三宮で追悼式典
阪神・淡路大震災の追悼式、「1.17希望の灯り」が、1月17日に神戸市三宮の東遊園地で行われた。「1.17」をかたどった竹灯篭に灯がともされ、地震発生時刻である午前5時46分には、来場者全員が犠牲者に黙祷をささげた。【1月17日 神戸大NEWS NET=UNN】
会場となった東遊園地には多数の竹灯篭によって地震発生日である「1.17」の文字が形作られ、午前5時ごろにスタッフと来場者によって灯がともされた。地震発生時刻である午前5時46分には来場者全員が黙祷をささげ、震災で亡くなった方の冥福を祈った。
来場した西宮市在住の男子学生(同志社・1年)は、震災当時を「ライフラインが途絶えて怖かった」と振り返り、「(震災の記憶は)どんどん風化していくが、こういった行事に参加するなどして覚えておかないといけないと思う」と話した。(記者=八幡一平、西田健悟)
【写真】竹灯籠に灯をともしていく参加者たち(1月17日・六甲台慰霊碑前で 撮影=西田健悟)
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◎雨にも負けず 震災の灯火消させない
六甲台キャンパスの第1学舎前庭にある慰霊碑前で、1月16日の午後9時頃に「1.17希望の灯り」が灯された。メンバーは現在も「1.17希望の灯り」の灯を消すまいと見守っている。【1月17日 神戸大NEWS NET=UNN】
北後研究室の聞き語り調査会メンバー3人が、神戸市中央区にある東遊園地の「希望の灯り」から分灯した灯を本学に持ち帰った。その灯をもとに午後9時ごろ、「1.17希望の灯り」が点灯。しかし、降り続く雨の影響により一時は50本ある灯が半数以上消えてしまった。そのため、午前0時10分頃から聞き語り調査会メンバーによって、およそ1時間の再点灯作業が行われた。メンバーは現在も「1.17希望の灯り」の灯を消すまいと見守っている。
聞き語り調査会メンバーの秋元康男さん(自然科学研究科博士課程1年)は「(遺族の方にとっては)『希望の灯』といえど、つらい灯であると思います。けれども、思い出すということで整理もつくということもある」という。
秋元さん自身は西宮市生まれだが、震災当時は東京にいた。「午前5時46分は寝てましたけどテレビを見ていて『地震というよりも火事』だと思いました。何でこんなに街が燃えているんだろう」と。「30分で百人づつ死者が増えていったのが記憶に残っている。たった30分で人の死が見つかってしまうのか」と衝撃を受けたという。
「1.17希望の灯り」を見つめながら「遺族の方の悲しみは半端じゃないと思う。僕らは聞くことしかできないです」と秋元さんは話した。
(記者=濱田直毅)
【写真】メンバーは現在も「1.17希望の灯り」の灯を消すまいと見守っている。(1月17日・六甲台慰霊碑前で 撮影=西田健悟)
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◎竸さんの遺族と仲間 今年も「現吉」で
阪神大震災で亡くなった竸基弘さん(当時=自然科学研究科博士前期課程・1年)の遺族が16日、基弘さんの仲間と居酒屋「現吉」で今年も集まった。
【1月16日 神戸大NEWS NET=UNN】
集まった遺族と仲間たちは「お久しぶりです。お元気で」という挨拶から始まり、乾杯をして再会を喜んだ。基弘さんと共に、現吉でアルバイトをしていた女性(当時短大2年)は「最近は近況報告が多くなった」と話し、ふとした時に基弘さんのことを思い出すという。生前基弘さんは「僕は自分自身に悔いはない」と話すほど、研究の傍らアルバイトや子ども会のボランティアもこなし充実した日々を過ごしていた。父の竸和巳さんは「超人的だ」と話し、「よう頑張ったなぁ」と目を潤ませた。そして現役神戸大生に向けて「人生を一瞬一瞬大事にして、精一杯生きて欲しい。悔いのないように」と訴えた。(記者=西麻理子、八幡一平、西田健悟)
【写真】亡くなった競基弘さんの友人と談笑する父和巳さん(左)。(1月16日・居酒屋「現吉」で 撮影=西田健悟)
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◎慰霊碑前に点灯 明日の明け方まで見守る
「震災犠牲者聞き語り調査会」の学生らが1月16日午後9時ごろ、学内の慰霊碑前に灯りをともした。「1.17」に並べられた竹灯籠が、雨に濡れる慰霊碑を照らした。メンバーは17日明け方まで交代で見守る。【1月16日 神戸大NEWS NET=UNN】
同調査会で、災害に強い建築を研究している秋元康男さん(自然科学研究科博士前期課程・1年)は、「震災では崩壊した建物で多くの命が失われ、人を守るはずの建物が人を殺すことになった。あのようなことは二度とあってはならない」と研究の意義を話す。「自分は震災の直接の被災者ではなく、(被害などは)向きあいたくないもの、という気持ちも確かにある。でも(震災は)忘れちゃいけないこと」と、この活動に対する思いを話した。
また、今年は故・加藤貴光さん(当時神戸大・2年)の母・律子さんも点灯に参加した。聞き語り調査会が夜通し追悼を続けていることを、昨年初めて知ったという。「(貴光の)後輩たちが私達の知らないところでずっとやっていたことが嬉しい。今年は絶対参加したいと思っていました」と涙を浮かべた。「息子を忘れないでいてくれることが嬉しい。亡くなった人に寄り添って、彼らの意志を心に刻んで生きていってほしい」と、今を生きる学生たちへ言葉も残した。(記者=大野将寛、塚本京平、古田直矢)
【写真】雨の中、火を灯す加藤律子さん。(1月16日・震災慰霊碑前で 撮影=森田篤)
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