神戸大NEWS NET 2006年3月前半のニュース
◎[検証]合格発表ミス 連載2「一人だけの作業」
「同じURLの更新」、「昨年のデータを残しながらの作業」、それを一人でパソコンに向かって行うこと。神戸大の合格発表ミス問題では、合格者の受験番号の更新作業が、危険な綱渡りで行われていたことが、次々に明らかになった。【3月15日 神戸大NEWS NET=UNN】
《“影武者”サーバーが傷口を広げた》
多くのアクセスが集中する神戸大サーバーには、キャッシュサーバーという双子のサーバーが併設されている。元のサーバーのデータと同じデータを持ったもう1つのサーバーを用意し、集中するアクセスをさばくという仕組みだ。
今回は、これが裏目に出た。「10時1分に各学部のデータをほぼ同時にアップした。さらにキャッシュサーバーの更新に2分かかり、すべてのデータが今年の合格発表に更新されたのが10時3分だった」(入試課)。
キャッシュサーバーの情報が、メインのサーバーが更新されると自動的に連動して更新される設定だったのか、手動で更新する設定だったのか。大学は、「答えられない」(入試課)としている。
いずれにしても、キャッシュサーバーの更新時間「2分間」だけ、傷が広がった。キャッシュサーバーに接続されたのは330件だった。昨年のページを閲覧してしまった人は倍に膨れあがった。
結局、17年度データへのアクセス件数は計448件。何度もアクセスした人がいるので、「昨年度のページを見た人は約300人」(入試課)と推定されている。
《同一アドレス更新の危険性》
本来なら「各学部の合格発表掲載ページ」のアップを早めに完了させておき、「表紙のページ」からのリンクテストを作業用の手元のパソコンでローカルテストして、10時ジャストに「表紙のページ」アップ…。これが、アップ作業を経験した人間なら考える、ごく普通の作業。
なぜこうした手順を踏まなかったのか?
余裕を持って事前に作業しよう、という判断を鈍らせるある条件があった。それは、「同一のファイル」を更新する、という前提だ。
去年のアドレスを覚えている受験生は、10時より先に今年の発表をのぞき見る可能性がある。できれば、10時に一気にアップしよう…という心理に結びつく。
《たった一人で更新作業》
「うまく言えないけど最悪だと思う。入試担当者がもっと厳密に注意にしていれば防げたことだと思う」(経済2年・女)。
「パソコンをしっかり理解している人がやるべきではないのか」(文2年・女)。
入試課によると、ページを更新したのは40歳代の入試課の担当者1人だった。立会人もなく、1台のパソコンから一人で更新した。40歳代の担当者は「ネットの担当者」という。
10時5分。入試課、各学部に問い合わせが相次ぎはじめた。更新作業をしてほっとしていたはずのこの職員に「異常事態」が告げられた。
しかし、ネット上で確認しようにも、アクセスが集中して確認できない。
職員は10時5分、14分、17分、19分と、同一データの更新を4回くり返した…。
大学にとって最もデリケートな業務なだけに、外部のオペレーターにタッチさせることはできないだろう。しかし、ネットのアップ作業に詳しい職員を複数配置できなかったか?
アップ作業を理解した担当者をせめて2人配置して、1人はアップ作業、もう1人はサイドで手順ミスがないかチェックする。さらに、立会人を1人は配置して、外部からの問い合わせに対応する。こうすれば、慌ててパニックにもならないだろう。
手順マニュアルを確認しながら、時間に余裕を持って、複数の職員でアップさせていれば、ミスは防げたのではないか。
甲南大法科大学院・園田寿教授(情報法、刑法)の話
問題は、大学の管理体制。過去のデータを削除せずにサーバに残ったままの状態であったことと、URLが昨年度のものと同一であったという二重のミス。一般に、コンピュータに関連した不法行為や過失では、「被害の大きさ」、「被害が拡散する速度の速さ」、「操作の容易さ」などが特徴。人間はミスを起こすということを前提に、そのミスをカバーするような仕組みをあらかじめ講じておく必要がある。
神戸学術事業会・高瀬進取締役(ネット事業担当)の話
組織の理解不足が根幹にあると思う。システム担当のイージーミスという言い方をする人が多いだろうが、システムを取り巻くマネジメントが不足している。「ネットはわからん」と、特定の人に丸投げしていないか。これでは、ネットを担当する人がいなくなる。みんながネットを学び、人材を育てて、こうした業務に複数であたる必要がある。
▼アップ作業の時間経過
10時00分 【合格発表のindex(表紙)、PDFファイル(全11学部分発表データ)を入試課が同時に転送】
indexはすぐに反映される。
サーバーに17年度の合格者一覧が残っており、
重いPDFファイルのページ反映に時間がかかったため、
17年度データが公開されてしまう。
01分 PDFファイルがページに反映。18年度データが閲覧可能に。
キャッシュサーバーの17年度データはこの段階では未更新。
03分 キャッシュサーバー内に18年度データが反映される。(アップ完了)
05分 学生からの問い合わせが始まる。
入試課が確認を試みたが、アクセス集中で確認とれず。
【合格発表のindex、PDFファイル(全学部)を入試課が2回目更新】
14分 受験生からの問い合わせ続く。
入試課がページ更新の確認とれず。
【合格発表のindex、PDFファイル(全学部)を入試課が3回目更新】
17分 受験生からの問い合わせ続く。
入試課がページの更新の確認まだとれず。
【合格発表のindex、PDFファイル(全学部)を入試課が4回目更新】
19分 受験生からの問い合わせ続く。
入試課がページの更新の確認とれず。
再度【合格発表のindex、PDFファイル(全学部)を入試課が5回目更新】
30分頃 入試課が、ページの更新の確認できる。
(HP合格発表ミス問題取材班)
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◎杉田教授の最終講義 16日に深江キャンパスで
海事科学部の杉田英昭教授が平成17年度末で退官する。最終講義は3月16日午後4時から午後5時まで。場所は同学部コンファレンスホールで。テーマは「40年の教員生活を振り返って 」。【3月15日 神戸大NEWS NET=UNN】
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◎鈴木教授の最終講義 16日に深江キャンパスで
海事科学部の鈴木三郎教授が平成17年度末で退官する。最終講義は3月16日午後3時から午後4時まで。場所は同学部コンファレンスホール。テーマは「私と教員生活」。【3月15日 神戸大NEWS NET=UNN】
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◎加藤教授の最終講義 16日に深江キャンパスで
海事科学部の加藤英治教授が平成17年度末で退官する。最終講義は3月16日午後2時から午後3時まで。場所は同学部コンファレンスホール。テーマは「深江に感謝と私の高分子科学」。【3月15日 神戸大NEWS NET=UNN】
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◎[検証]合格発表ミス 連載1「小さな誤算」
神戸大のホームページ(HP)合格発表ミス問題は、ネット社会ではケアレスミスが重大な影響を及ぼすことを露呈した。3分間とはいえ、前年の合格番号を掲出したことで、受験生にはかり知れないショックを与えた。「自殺者がでたらどうするのか」という指摘に、大学はどう応えていくのか。今回の誤掲載問題を検証する。【3月14日 神戸大NEWS NET=UNN】
《「アップの手順を間違えた…」》
「きわめて人為的なミスで、受験生に心配をかけ申し訳ない」。野上学長は、3月10日の記者会見で大学側の非を認めた。
2006年度前期入試のホームページ(HP)上での合格発表で、発表開始の午前10時から3分間、前年度の合格者の受験番号を誤って掲載してしまったのだ。
大学によると、前期日程は全11学部で6362人が受験し、1941人が合格した。
全受験生のうち1379人の合格者が不合格と掲載され、1146人の不合格者が合格と掲載された形になった。
タイトルには「平成17年度 前期日程」とあったが、定刻の10時に公開されたリストは「平成18年度」の合格者発表だと、多くの受験生が信じた。
ミスは極めて単純だった。「誤った情報のアップ」ではなく、「今年のデータのアップ作業中に、残っていた昨年のHPを公開してしまう」というミスだった。「アップの手順を間違えた」(入試課)という。
《小さな誤算 昨年のデータの残存》
去年と、今年の「各学部の合格発表掲載ページ」は同一のファイル。つまり、ネット上の“番地”(アドレス=URL)はいっしょ。ただ、そのページにたどり着くための「表紙のページ」(http://www.kobe-u.ac.jp/nyushi/prompt-index.htm)には、まだ「各学部の合格発表掲載ページ」へのリンクを掲載していない状態にしていた。つまり、“門”を閉じた状態にしていた。
担当者は10時に作業を始めた。一気にデータをアップする段取りだった。
しかしここで、小さな誤算があった。各“番地”には昨年のデータが残っていたのだ。実は、このデータは今年1月に担当者が誤って大学のコンピュータに送信したものだった。
《“門”を開いてしまった》
大学の説明によると、データの書き換え作業は、10時ジャストに行われた。
「表紙のページ」(indexファイル)と、「各学部の合格発表掲載ページ」(PDFファイル)全11学部分データを同時にサーバーに投入した。
ところが、データの軽い「表紙のページ」はすぐにアップされてしまった。一方、重い「各学部の合格発表掲載ページ」のアップはゆっくり進んだ。
受験生側からみると、10時ちょうどに、「表紙のページ」は「各学部の合格発表掲載ページ」へのリンクを張ったページにさし替わった。つまり、各学部の合格発表一覧への“門”が開かれた。しかし、その先の「各学部の合格発表掲載ページ」では古いデータ、つまり昨年のデータが今年のものに順に塗り替えられる途中だった。
受験生からのアクセスは10時に殺到。おりしも開いた“門”から、昨年のデータが掲載されたままの「各学部の合格発表掲載ページ」になだれ込んだ。
全学部のデータ更新が完了したのが「10時1分」(入試課)。10時から10時1分までの1分間に、118件のアクセスが、昨年のデータにつながってしまった。
しかし、これで事態は収まらなかった。まだ更新されていない、もう1台の“影武者サーバー”が存在したのだ。〈つづく〉
前期日程の合格発表でのホームページ発表ミスを、3回シリーズで検証します。(HP合格発表ミス問題取材班)
【写真上】合格発表から4時間半後、学長らがあわただしく会見に臨んだ。(3月9日午後4時30分すぎ。神戸大学本部で 撮影=森田篤)
【写真下】入試課などが入る、神戸大学本部棟。
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◎サークル総覧の登録 18日までに延長
「サークル総覧2006」はこれまでに公認、未公認あわせて91団体にご登録いただいています。まだ登録がすんでいない団体がありますので、締め切りを3月18日に延長します。お急ぎ下さい。【3月13日 神戸大NEWS NET=UNN】
●申し込みフォームはここをクリックして下さい。
●未登録の公認団体
▽体育会
空手道部、弓道部、極真空手部、剣道部、航空部、水泳部、秘伝武術部、
▽文化総部
ESS、茶華道部、邦楽部、軽音楽部、考古学研究会
以上の団体は3月18日までに登録をお願いします。
※未公認団体もまだ登録可能です。18日までにお申し込み下さい。
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◎早川武夫名誉教授 肺炎のため死去
早川武夫名誉教授(はやかわ・たけお=英米法)が3月10日、肺炎のため川崎市宮前区の病院で死去、91歳。愛知県出身。葬儀・告別式は3月19日午前10時から神奈川県川崎市高津区下作延1872、かわさき北部斎苑で。喪主は妻千鶴(ちづ)さん。【3月13日 神戸大NEWS NET=UNN】
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◎HPで前期入試の合格発表ミス 埼玉大経済学部でも
朝日新聞が3月6日に伝えたところによると、埼玉大は同日、06年度前期入試の経済学部の合格者発表において、ホームページに合格者31人の受験番号を掲載せず、誤って不合格者5人の番号を掲載したミスがあったと発表した。【3月6日 UNN】
また、経済学部社会環境設計学科の合格者2人を同学部経済学科の合格者として掲載していた。埼玉大によると、合格していた31人のうち19人は中国からの留学生で、受験生には電話で連絡し謝罪したという。同大学によると、原因は発表前の確認作業を怠ったことだとしている。
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◎大阪で旧三商大写真展 創立70年記念展始まる
大学グループ展では最多の開催回数を誇る「旧三商大写真展」の創立70周年記念展が、東京に次いで大阪・梅田で始まった。戦前戦後の日本の写真界で注目された作品などが展示され、初日から、神戸大、大阪市大、一橋大の現役学生や、OBらでにぎわった。【3月11日 神戸大NEWS NET=UNN】
神戸商業大(現神戸大)、大阪商科大(現大阪市大)、東京商業大(現一橋大)の旧制商大の写真部合同展の第1回「三商大写真展」が開催されたのは昭和10年。
戦後は「旧三商大写真展」と呼ばれるようになったOBと現役の合同展で、今年は70周年記念展。東京・新宿の野村ギャラリー(2日〜7日)に続いて、大阪でも始まった。
3月11日から16日まで大阪市立総合生涯学習センター(大阪駅前第二ビル)で開催される。午前9時30分から午後9時30分まで。ただし、12日(日)、16日(木)は午後5時まで。
大学グループ展では最多の開催
開催は55回を数え、大学グループ展では最多という。戦中の1942(昭和17)年から51(昭和26)年と、大学紛争の1969(昭和44)年から74(昭和49)年の2度の空白期間があったが、その後は途切れることなく続いている。
太平洋戦争では、神戸大は部員の多くを戦死や病死で失った。戦後「旧三商大写真展」として復活した陰には、戦地から戻った一橋の部員らの尽力があったという。
戦後しばらくは、総合大学になった西の2校の会場は「三大学連合写真展」、「商科」に違和感のない東京の一橋主催の会場は「旧三商大写真展」と呼称が分かれたと言うエピソードもある。
戦争、大学紛争の中断を乗り越え
50周年から、5年おきの記念展に奔走してきた、竹内淳一郎さん(神戸大、1963年営卒)は、「今回は会場おさえから設営まで、3大学力を合わせ自力でできた」と満足そう。
記念展とあって、歴史コーナーが設けられ、これまでのポスターや、学生帽姿の部員らのコンパのスナップも。アサヒカメラや写真月報などの写真雑誌に紹介された記事も紹介されている。アマチュア写真界を学生がリードしていた戦前のモノクロ写真から、現役学生のカラー写真まで80点あまりが展示されている。
大陸に取材旅行に出かけて撮影された「立ち話」(伊藤達郎=神戸大1941年卒=撮影、昭和13年出品)には、ロシア語、日本語、中国語、英語の看板の前を、和服の女性やロシア人少年が行き交う風景がおさめられ、当時の満州の社会が凝縮されている。
「もとまち」(加藤潔=神戸大1954年卒=撮影、昭和28年出品)には、戦後間もない国鉄の駅前のタクシー乗り場が、薄暮の中で写し出されている。
神戸大写真部の山中武副部長(工2年)は「アサヒカメラなどに掲載されるなど、昔は学生が写真界の先端だったんですね」と感慨深そうに話していた。
「歴史の重さ実感」と現役部員
3大学の写真部は、1962年から合宿も続けている。この交流の絆は深いとOBたちは言う。
「搬入、受け付けなどは(3大学の)現役学生も力を合わせた」と大阪市大写真部の永田晶子さん(文2年)。一橋大写真部の田代泰久さん(商2年)は、「3大学は傾向も違うが、刺激になっていい」と話す。神戸大写真部の片岡寛尚部長(法2年)は「重い歴史を実感した。OBになっても出品したい」と決意表明。
実行委員長の天野文彦さん(一橋大、1954年卒)は、「70年も続いている学生展は珍しい。80年、100年展と、3大学の縁を大事にしながら続けてほしい」と、後輩たちにメッセージを送った。(記者=須田鉱太郎)
【写真1】会場にはOBたちの姿も。
【写真2】加藤潔さん=神戸大1954年卒=撮影の「もとまち」(昭和28年出品)。
【写真3】戦後、西2校の主催会場では「三大学連合写真展」で再開。
【写真4】「歴史を実感した」と現役部員ら。(いずれも3月11日午後5時すぎ・大阪・梅田の大阪市立総合生涯学習センターで 撮影=須田鉱太郎)
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◎前期合格発表 大学側ミス認める
神戸大の前期合格発表で平成17年度の合格者が一時HPに掲載された可能性について、大学側にミスがあったことが3月10日、わかった。大学は同日に会見を開き、謝罪した。【3月10日 神戸大NEWS NET=UNN】
HPでの合格発表は、9日午前10時にスタッフの立ち合いの下、入試課が更新した。その際、全ての学部で平成17年度の合格者一覧が閲覧できるようになっており、該当ページに330件のアクセスがあったという。
午前10時1分頃、入試課による差し替えで平成18年度の一覧を掲載したものの、キャッシュには平成17年度のものが残っており、アクセスが殺到した関係で一部の利用者が誤ったページを閲覧した。該当のキャッシュには118件のアクセスがあった。「平成17年度合格者一覧」への総アクセス件数は448件となる。
キャッシュを含め、HPが完全に修正されたのは午前10時3分頃。午前10時5分以降に受験生らから、確認の問い合わせが届き始めたという。入試課によると、9日午前10時から10日午後6時までに70〜80件の問い合わせがあったという。大学は3月10日に午後2時から会見を開き、経緯を説明した上で謝罪した。(記者=森田篤)
●3月9日の動き(表記は24時間制、時刻は時報に基づく)
10:00 HPと掲示による合格発表を開始
HPで「平成17年度合格者発表」が閲覧できる状態に
10:01 入試課が「平成18年度合格者発表」へ差し替え
以後10時3分頃までキャッシュが残る
10:03 キャッシュを含め、HPが「平成18年度合格者発表」に完全移行
10:05 受験生から最初の問い合わせが入試課に届く
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◎昨年度合格者を掲載か 合格発表で数分間
神戸大は、3月9日に行われた前期試験の合格発表でHPに「平成18年度合格者発表」を掲載したところ、午前10時から数分間だけ「平成17年度合格者発表」が閲覧できる状態になっていた可能性があることが、受験生らの連絡で判明した。大学は、同日午後4時30分から記者会見を開いた。【3月9日 神戸大NEWS NET=UNN】
記者会見には、野上智行学長、西田修身副学長、鈴木正幸副学長、鏑木誠学術情報基盤センター長が出席した。
神戸大では、午前10時からHPで合格発表を行っていたが、午前10時5分から午前10時15分の間に受験生や保護者からの電話で「平成17年度合格者発表」のデータを掲載した可能性が浮上。入試課、文学部を始めとする5学部に約11件の電話連絡が寄せられた。
大学は「平成16年度合格者発表」からHPに掲載するようになった時からキャッシュに合格者一覧のデータを入れていた。アクセスが集中し、閲覧するまでに時間がかかるためにキャッシュとして蓄えていたという。大学側は、キャッシュに蓄えているデータは毎日クリアされており「平成17年度合格者発表」を見るという可能性はないと説明した。入試課は、午前10時前後に5回程アップロードしており、ファイルは正常だったという。大学側にミスがあったのか、プロバイダーなどにミスがあったのかは明確になっていない。
大学側は管理上で問題がなかったか調査中で、12日の後期試験に向けて解決を急いでいる。今後のHPでの合格者発表については、遠隔地で来られない学生のために続ける意向を見せた。前期入試では、平成17年度と同じURLを使用していたため、後期入試では違うURLを使用することも説明した。
発達科学部を受験した生徒は、ウェブ上の「平成17年度合格者発表」を見て、自身の受験番号を確認。再度、発達科学部のキャンパスで確認したところ、受験番号がなかったとして、そのまま学部に申し出た生徒もいたという。
野上学長は、「大学は最後まで対応します。プロバイダー間で起こったことは手が出せないが、大学側にミスがあるなら責任ある対処に努めます」と話した。
大学はHPで受験生向けに、もう一度HPの「合格者発表」を確認するか、10日に合格者宛に送られる入学手続関係書類で確認するよう呼びかけている。合否について疑念がある場合は、学務部入試課長の川本信次さん(電話078−803−5225)または、入試課課長補佐の岡田清さん(電話078−803−5235)に連絡し確認するようにと発表している。(記者=森田篤)
キャッシュ:
使用頻度の高いデータを高速な記憶装置に蓄えておくことにより、いちいち低速な装置から読み出す無駄を省いて高速化すること。…
同様の手法は通信においても利用することができ、低速な通信回線を使って読み込んだデータをハードディスクに蓄えておくことにより、次からは高速にデータを閲覧することができる。(IT用語辞典 http://e-words.jp/w/E382ADE383A3E38383E382B7E383A5.html より抜粋)
【写真】記者会見に臨む大学関係者ら(右から西田副学長、野上学長、鏑木学術情報基盤センター長、鈴木副学長)。(3月9日・大学本部で 撮影=森田篤)
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◎1941人に春来たる 前期合格発表
神戸大の前期合格発表が3月9日、学内で行われた。今年は11学部1941人が合格。掲示板やウェブ上で受験番号を公開している。【3月9日 神戸大NEWS NET=UNN】
「あった」。午前10時に発表が開始されると、集まった受験生から歓声が上がった。アメフット部や応援団をはじめ、恒例の胴上げが行われた。
法学部に現役合格した男子生徒は入学後、音楽サークルに入部したいと話す。「司法試験を目指して頑張ります」と意気込んだ。
経営学部に合格した兵庫出身の女子生徒は「本当にうれしいです」と一言。「お世話になった人たちに早く連絡したいです。大学に入ったら、バイトに励みたい」と抱負を語った。
【写真】合格を勝ち取り、アメフット部の胴上げを受ける受験生。(3月9日・六甲台キャンパスで 撮影=森田篤)
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◎畑教授の最終講義 15日に農学部で
農学部の畑武志教授が平成17年度末で退官する。最終講義は3月15日午後3時から午後4時まで。場所は農学部B棟401教室で。テーマは「水文学の拡がりと地域・河川環境」。【3月8日 神戸大NEWS NET=UNN】
記念祝賀会は4月22日午後5時から午後7時まで新神戸オリエンタルホテルで開かれる。会費は1万2000円。
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◎5964人が門前払い 国公立大2次の中後期
文部科学省は6日、国公立大入試2次試験の中期、後期日程で、大学入試センター試験の成績によって受験生を門前払いする「2段階選抜」の実施状況を公表。10日発表予定の東大を除き、2段階選抜による不合格は昨年より63人多い5964人となった。【3月7日 UNN】
2段階選抜を予告したのは国立31大学103学部、公立17大学42学部だったが、実施は国立21大学37学部、公立10大学12学部となった。
不合格者が多いのは、国立では一橋大の849人、山梨大671人、京大591人の順。公立では福島立医大340人、大阪市大286人、大阪府大173人。
2段階選抜を取りやめたり、実施倍率を緩和したりした結果、計1万665人が門前払いを免れた。
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◎「まわりに感謝」 自劇の卒業公演
神戸大演劇部自由劇場の卒業公演「悪霊〜下女の恋〜」が3月3日から6日、六甲台講堂であった。最終日の6日、公演後のロビーでは卒業する部員が仲間たちと泣きながら抱き合う姿が見られた。【3月6日 神戸大NEWS NET=UNN】
上り調子お笑いコンビ、タケヒコとハチマン。しかし結婚を直前にひかていたたタケヒコは事故に会い、車椅子生活に。二人の関係は悪化。そして彼らでも笑い飛ばせない事実が、次々とあふれだす―。
「やりきれてよかった、まわりの人に感謝している」と涙ながらに語った28代部長の那木萌美さん(国文・4年)。
同じく今回で引退する同代副部長の吉田豪さん(甲南大・4年)は「これからもモノを創る人間でいたい」と話した。(記者=大野将寛)
《訂正》「同代部長の吉田豪さん」とお伝えしましたが、「同代副部長の吉田豪さん」の誤りでした。おわびして訂正します。(編集部 2006年3月8日午後6時30分入力)
【写真】舞台中盤、今回で卒業する那木萌美さんの歌声がステージに響く(3月6日・神戸大六甲台講堂で 撮影=大野将寛)
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◎3部門でUNN大賞 ニュースネット委
UNN関西学生報道連盟(加盟11大学)の春季総会が3月3日から3日間、京都府亀岡市で行われた。UNN賞発表では、神戸大学ニュースネット委員会が報道速報部門、企画部門、運営部門で大賞を受賞した。【3月5日 UNN】
京都府亀岡市で行われたUNN関西学生報道連盟春季総会には、加盟大学新聞から部員20人が参加。朝日新聞社の出張講座が開かれ、整理部経験者からレイアウトや見出しのつけ方などの基本を学んだ。
トークセッション「命と向き合う取材のあり方」
2日目には、「命と向き合う取材のあり方」と題してトークセッションが行われ、NPО法人阪神淡路大震災「1.17希望の灯り」(略称HANDS)で活動している白木利周さんと下村誠治さんがアドバイザーとして加わり、部員それぞれが震災取材やJR事故取材のありかたについて学んだ。白木さんは、阪神淡路大震災で神戸大に通っていた長男・健介さん(当時21歳)を、下村さんは明石歩道橋事故で二男・智仁ちゃん(当時2歳)を亡くしている。
参加者からの「遺族に取材するための心構えは」という質問に、下村さんからは「かわいそうだからそっとしておこう、と思われても疎外感がある。まず寄り添うことが大切ではないか」という助言があった。白木さんは、「遺族は、語ることで楽になることもある」と、メディアと接することでプラスのこともあった、と語った。
UNN大賞 3部門で神戸大受賞
3日日目には、2005年度下半期UNN賞発表では、神戸大学ニュースネット委員会が報道速報部門で「六甲祭での本紙、号外、ウェブ速報」、「HP上の『震災の日』ドキュメント」が。報道企画部門で、「ナニャンゲちゃんの心臓手術を支援しよう」のキャンペーン報道が。運営部門では、「大学公式ホームページに記事配信」が受賞した。(記者=須田鉱太郎)
【写真上、中】アドバイザーとして加わった白木利周さん(右)と下村誠治さん(左)。(3月4日・亀岡市ほん梅の里で、撮影=須田鉱太郎)
【写真下2枚】加盟10大学から20人あまりが参加した。(3月5日・同所で、撮影=須田鉱太郎)
●2005年度下半期UNN賞
▼報道スクープ部門
【大 賞】
▽神女院大K.C.Press
「寮運営変更のスクープ」松本記者
【優秀賞】
▽京女大藤花通信
「日本初の福祉系大学院設置のスクープ」高橋記者
▼報道速報部門
【大 賞】
▽報道局運動部・報道局写真部・報道局制作部・NEWS立命通信社
「甲子園ボウル」での携帯、web速報
【大 賞】
▽神戸大学ニュースネット委員会
「六甲祭2005速報」、「HP上の『震災の日』ドキュメント」
【優秀賞】
関西大学タイムス編集部
「アイスホッケー部、21年ぶり優勝」の速報体制
▼報道企画部門
【大 賞】
▽京都女子大学 藤花通信
「セルフディフェンス」の連載、防犯アンケート実施
高橋記者、木村記者
【大 賞】
▽京都大学EXPRESS
「体育館アスベスト問題」坪内記者
【大 賞】
▽神戸大学ニュースネット委員会
「『ナニャンゲちゃんの心臓手術を支援しよう』のキャンペーン報道」杉浦記者
【優秀賞】
▽京都大学EXPRESS
「石垣保存問題報道」坪内記者、坂田記者、山本記者
【優秀賞】
▽京都大学EXPRESS
「連載『ひと』を含む、一連の囲み記事」坪内記者、小林記者
【優秀賞】
▽NEWS立命
「衣笠球場物語」の連載(全7回)前田記者
▼報道コラム部門
【大 賞】
▽京都大学EXPRESS
2006年1月号「袋小路」 坪内記者
▼ビジュアル部門
【大 賞】
▽報道局制作部
UNN自社広告「―伝えたいことがある。」のデザイン 入江部員
【大 賞】
▽関学新月Tribune
連載「人新月歩」のロゴデザイン 山崎部員
▼広告営業部門
該当なし
▼運営部門
【大 賞】
▽神戸大学ニュースネット委員会
大学公式ホームページに記事配信
【優秀賞】
▽報道局制作部、運営局
15周年にあたっての編集室の改修
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◎捜査ミス認め警官謝罪 浦中さん殺害事件で
3月2日付の共同通信が伝えたところによると、2002年に神戸市で大学院生浦中邦
彰さん=当時(27)=が暴力団員らに拉致、暴行され死亡した事件で、通報後に現
場に駆けつけた兵庫県警の警官4人が3月2日までに、浦中さんの母親(65)宅を訪問
。初動捜査のミスを認め、謝罪した。【3月2日 UNN】
謝罪したのは当時の神戸西署地域課勤務の4人。2月27日に4人は、被害者対策室の
担当官ら2人と母親宅を訪問した。浦中さんと一緒に暴行された男性(35)も立ち会
い、4人は浦中さんの仏前で線香とお経を上げ、初動対応のミスを謝罪した。
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◎神戸大ブランドのお酒 命名は「神戸の香」
神戸大ブランドの新たな製品として、純米大吟醸酒「神戸の香」の発表会が3月3日に百年記念館で行われた。神戸大ブランドとしてこれまで神戸大ビーフをはじめ、じゃがいもや梨などの製品が販売されたが、今回は牛肉とならぶ神戸の特産品である日本酒。神戸大の研究成果を地域社会に還元し、協力を深めていく産学官民連携のひとつとして、神戸の町全体のさらなるPRとなることが期待される。【3月3日 神戸大NEWS NET=UNN】
これまで、昨年5月に発売された神戸大ビーフをはじめとしてじゃがいもや梨などの神戸大ブランド製品が販売されたが、今回は「ビーフ以外にも、作物もある」ということから、牛肉にならぶ神戸のもう一つの特産品である日本酒が発表された。
「社会貢献を強く意識している。町全体のアピールになれば」と北村新三副学長が話すように、産学官民連携の新たな成果として期待が寄せられる。
酒米には、最新の酒造専用品種である『杜氏の夢(とじのゆめ)』を使用。産学官民の“産”である兵庫県農林水産技術総合センターと“学”である神戸大農学部が平成5〜8年にかけて「スーパー酒米プロジェクト」と称して共同で育種した。「山田錦をこえるようなものをつくる」ことを目標に研究を重ね、冷害に強く、高度な精米ができるように、従来より心白が小さい酒米となった。平成16年に“官”である兵庫県に品種登録された。
醸造に携わったのは“民”である加西市の富久錦。「地元」にこだわる富久錦は「全国ブランド化し、種を持ち帰って各地域で栽培され、質のばらつきがでている」(稲岡社長)という山田錦と違い、加西市の神戸大農学部附属食資源教育研究センターで栽培された『杜氏の夢』を加西市の水をつかって醸造した「地域の味」を強調する。酵母もオーソドックスなものを使い、すっきりとしたフルーティーな味と自然な香りによって神戸らしく、上品に仕上がっている。稲岡社長は「口に含む前の香りはすがすがしく清涼感があり、含んだ後は甘いくだものを思わせるようなやわらかい香り」と説明した。
名前の公募には314件の応募があり、優秀賞として8作が選ばれた。残念ながら採用作はなく、この8件を参考にして「神戸の香」と命名された。企画・広報担当の鈴木正幸理事は「いずれは(神戸)空港にもおきたい。東京などへ神戸の香りを運んでもらいたい」と話した。
ラベルは、画家・岸本吉弘氏(発達科学部助教授)が絵、書家・魚住卿山氏(国際文化学部教授)が題字を担当し「総合大学ならでは」(鈴木理事)のコラボレーションで完成した。抽象画を専門とする岸本助教授は「神戸の風景を描くことは新しい挑戦だった」、魚住教授は「繊細でかろやかな都会的な絵」に合わせて「(自身の作品は)角ばった作品が多いが、それを取り払ってお酒のための字を書いた」という。お酒同様、神戸らしい気品が表現されたラベルに、新たな領域に挑戦した二方とも満足気な様子をみせた。
発売は3月8日から、大丸神戸店、小綱中本店(灘区高徳町)、富久錦(加西市)の3ヶ所で販売される。値段は3000円で、初年度である今年は720ミリリットル瓶1500本のみ。
●「神戸の香」販売場所
富久錦 兵庫県加西市三口町1048 TEL:0790-48-2111
大丸神戸店 神戸市中央区明石町40 TEL:078-331-8121
小綱中本店 神戸市灘区高徳町3-5-1 TEL:078-851-3510
【写真上】試飲会で乾杯する関係者
【写真下】岸本画家と魚住書家によるラベル。神戸の気品あるイメージが漂う。(3月3日・百年記念館で 撮影=武井礼美)
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◎鈴木教授の最終講義 4日に文学部で
文学部の鈴木教授が平成17年度末で退官する。最終講義は3月4日午後3時から文学部新館351教室で。テーマは「私の研究遍歴と近代天皇制研究」。同日午後6時から文理農学部キャンパスLANSBOX2階で懇親会を行う。【3月2日 神戸大NEWS NET=UNN】
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◎安田教授の最終講義 4日に農学部で
農学部の安田武司教授が平成17年度末で退官する。最終講義は3月4日午後2時から農学部C棟101教室で。テーマは「私の大学人生」。【3月2日 神戸大NEWS NET=UNN】
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◎村田教授の最終講義 2日に保健学科で
医学部の村田惠子教授が平成17年度末で退官する。最終講義は3月2日午後2時から午後3時半まで。場所は医学部保健学科D201教室で。テーマは「自立と絆の看護学と共に」。【3月1日 神戸大NEWS NET=UNN】
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◎松田教授の最終講義 3日に百年記念館で
理学部の松田卓也教授が平成17年度末で退官する。最終講義は3月3日午後4時半から午後5時半まで。場所は百年記念館 (神大会館) 六甲ホール。テーマは「The Application of Modified Direct Simulation Monte Carlo Method to Accretion Flows」。【3月1日 神戸大NEWS NET=UNN】
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