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神戸大NEWS NET 2006年1月後半のニュース




◎アメフット部 課外活動助成金を寄付 

 アメリカンフットボール部レイバンズの2005年度表彰式が1月28日にアカデミア館1階で行われ、2005年度に活躍した選手やチームに貢献したOB会会員が表彰された。同時に、OB会や後援会から集められた50万円が課外活動助成金として大学に贈呈された。【1月28日 神戸大NEWS NET=UNN】

 会場には選手や関係者合わせて約150人が集まった。2005年度の最優秀選手賞であるドン・ジェームズ賞に選ばれた矢野川前主将は「みんなが僕を信頼してくれたからこそいただけた賞だと思う」と挨拶し、表彰を受けた選手たちはそろって、チームメイトやコーチ、両親や関係者などへ感謝の意を述べた。
 また、創部30周年記念事業の一環として、OB会や後援会から寄付された50万円が課外活動助成金として大学に贈呈され、岩崎創部30周年事業実行委員長から北村副学長に目録が手渡された。
 2006年度に向けては、「甲子園ボウル出場は大変なこと。それをやりとげるため、部員全員が決意を固めている。その決意を持ってリーグ戦をやり切っていくので応援よろしくお願いします」(安井ヘッドコーチ)、「甲子園ボウルは、大変な目標でありますが、選手一丸となってがんばりますので応援よろしくお願いします」(田中新主将)と、甲子園ボウル出場という明確な目標を掲げた。

 京大アメフット部元部員の暴行事件を受けて、レイバンズは表彰式の前にチーム全員を召集。安井ヘッドコーチは「(京大の事件については)ショックで、残念でならない。(部員たちは)わかってくれていると思うが、アメフト部という組織の一員であることを再認識してほしいと伝えた」と話した。

●2005年度レイバンズ表彰式
▽レイバンズ賞 堀肋郎神戸大学同窓会常任理事
       吉岡繁旧レイバンズ会長
▽鳥居賞(最優秀新人賞) 大原隆史(1年生)
▽小宮賞(最優秀ラインズマン賞) 中西俊太(4年生)
▽最優秀オフェンス賞 中井真樹(3年生)
▽最優秀ディフェンス賞 清水聡(4年生)
▽ドン・ジェームズ賞(最優秀選手賞) 矢野川源(4年生)
▽エリー賞 山田康平(4年生)
▽特別賞 付属住吉小フラッグフットボールチーム

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◎震災の教訓 きょう留学生が討論

 国際化の中で、留学生らが安全に暮らす社会を考えるディスカッションや朗読会が、きょう神戸大百年記念館六甲ホールで行われる。【1月28日 神戸大NEWS NET=UNN】

 留学生ら多文化の人々がいざというときにどう助け合い、コミュニケーションをはかるか。阪神淡路大震災の教訓から学ぼうという、「震災の教訓を明日へ 多文化社会におけるリスクマネージメント−留学生の視点から−」(主催=神戸大留学生センター、後援=神戸市社会福祉協議会)が、1月28日午後1時から神戸大百年記念館六甲ホールで行われる。
 新野幸次郎名誉教授の基調講演、留学生や教官のパネルディスカッション、「震災を読みつなぐ会KOBE」による被災留学生の手記の朗読も行われる。
 懇親会のみ3000円で参加申し込み。問い合わせは、神戸大留学生課 電話078-803-5262または、ryugaku@ofc.kobe-u.acまで。

●「震災の教訓を明日へ」プログラム(神戸大百年記念館六甲ホール)

午後1時    開場

午後1時45分 基調講演「災害時の減災とコミュニケーション」
         新野幸次郎 財団法人神戸都市問題研究所理事長、神戸大名誉教授

午後2時45分 パネルディスカッション
         ムルヨノ 自然科学研究科 留学生
         加賀美常美代 お茶の水女子大国際教育センター助教授
         朴 鐘祐 神戸大留学生センター助教授
         北後明彦 神戸大都市安全研究センター助教授
         瀬口郁子 神戸大留学生センター教授

午後4時10分 朗読「忘れられない あの日 −神戸からの声−」
          震災を読みつなぐ会KOBE

           午後5時30分 懇親会(場所 ランス・ボックス)


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◎サイエンスカフェ 28日から神戸市内で

 飲み物を片手に第一線の研究者たちの話を聞く「サイエンスカフェ」が全国各地で人気を呼んでいる。神戸大では1月28日から、複数回にわたり神戸市内で開催される。科学者の研究成果を幅広い年齢層に伝えることで、科学への関心を高めることが狙いだ。読売新聞が1月26日に伝えた。【1月27日 UNN】

 「サイエンスカフェ」は東北大が昨年8月から仙台市内で始めたイベント。現在、活動は各地の大学に広がっている。
 神戸大では、昨年10月に東灘区の旧酒蔵を修理したホールで初めて開催した。テーマとなったのは、相対性理論やブラックホール、ニュートリノなど。最先端の研究について参加者らと語り合った。
 今後は、1月28日に「地球温暖化問題を考える」、2月1日に「量子コンピューターって何」、2月4日に「素粒子と宇宙」をテーマに、いずれも神戸市内で開催予定。詳細は神戸大大学院総合人間科学研究科HCセンターまで。(電話078−803−7970)

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◎京大で暴行事件発覚 元アメフット部員逮捕

Photo  京都府警捜査1課と川端署は1月26日、女子大学生2人を酒に酔わせ集団で性的暴行をしたとして集団強姦容疑で、京大4年のアメフット部元部員の男子学生3人を逮捕した。【1月26日 京都大学EXPRESS=UNN】

 逮捕されたのは白井淳平(22)と池口亮(23)、木戸晶裕(22)の3容疑者。3人とも容疑を否認しているという。
 調べでは、3人は木戸容疑者のマンション自室で、京都市内の19歳と20歳の女子学生2人を泥酔させ、乱暴した疑い。白井、木戸両容疑者はいずれもレギュラークラスだった。リーグ戦終了後の昨年11月28日に、3容疑者とも部を引退していた。関係者の話では3人とも「非常に真面目だった」という。

 この逮捕を受けて同部は同日、京大で記者会見を開き、水野監督ら関係者3人が、「申し訳ございませんでした」と頭を下げた。水野監督は「言語道断。裏切られた。それが私が一番強く思うところ」と話した。練習の自粛やリーグ戦出場辞退の可能性について、水野監督は「選手に決めさせる」と明言を避けた。また、自身の進退についても辞任を否定した。大学による3容疑者への処分も今後の捜査を見守り判断するという。

 京大アメフット部は1947年に創部し、甲子園ボウルで6度、ライスボウルで4度優勝している名門チーム。96年の甲子園ボウル制覇以降は私大に押され気味で、昨年は3勝4敗で5位の成績だった。

【写真】会見に臨む水野監督ら。(1月26日・京大学生部会議室で 撮影=坪内雄佑)

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◎目標額を達成 ナニャンゲちゃん募金

 神戸大生らが呼びかけて始まった、アフリカの10歳の少女ナニャンゲちゃんの心臓手術を支援しようという募金が、このほど目標額に達した。予定の3月を待たずに現地に送金されることになった。【1月26日 神戸大NEWS NET=UNN】

 この募金は、あしなが育英会レインボーハウスを拠点に活動する、神戸大生の北田浩嗣さん(経済・4年)、京大生の渡辺文隆さん(総合人間・4年)らが、「ナニャンゲ・レジーナちゃんの心臓手術を支援する会」を昨年6月に立ち上げ、活動を始めた。

 ニセ募金団体がニュースをにぎわした時期と重なり、当初はなかなか募金が集まらなかった。東京、神戸で街頭募金を行った年末で、ようやく目標額の半分に達した。ところが、この街頭募金が新聞やラジオにとりあげられたことや、大口の募金があったこともあり、1月17日に目標の200万円を超え、201万1344円に達した。
 現在、送金のための口座開設と手術日程についての準備を始め、予定の3月を待たずに、現地のNGO「ASHINAGAウガンダ」を通して送金することになった。

 ナニャンゲちゃんは先天性の心臓疾患「ファロー四微症」で、20-30m歩くと苦しくなってしまうため、入退院を繰り返してきた。手術なしでは命をながらえることはできない。現地ウガンダには手術できる病院がなく、ドクターからは高度医療が安価で受けられるインドへの渡航手術を勧められている。
 現地の窓口になる、NGO「ASHINAGAウガンダ」のスタッフ、佐藤弘康さん(あしなが育英会から出向)は、「ニャニャンゲも家族も大喜びです」と、19日にメールで伝えてきた。この日、かかりつけの病院に同行し、医師と渡航の打ち合わせを始めたという。

 気になるナニャンゲちゃんの容態だが、「(医師によると)安定しているそうですが、病院の階段の登り降りも途中しゃがみこんだりして苦しそうでした」という。
 北田さんは、「病院で横たわるナニャンゲを目にして、日本に帰ってから何かしたいと感じたのが、今から一年前のことでした。日本からの暖かさで、遠くアフリカでの苦しみを救えるのだと実感しました」と感激している。渡辺さんは、「気を抜かず、今後の動きについて交渉を進め、一刻も早く手術までこぎつけたい」とブログで伝えている。
 今後の動きは、同事務局ブログ http://ameblo.jp/nanyangeheartoperation/ 参照。

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◎学徒出陣した学生数 企画展で初公表

 京都新聞HPが伝えたところによると、京大が進めている調査研究プロジェクト で、太平洋戦争中「学徒出陣」で旧日本軍に徴集された京大の学生数は4440人、う ち戦没者数は200人に上ることが1月16日までに初めて明らかになった。1月17日から 京大時計台記念館で開催する企画展で公表している。【1月25日 UNN】

 戦後60年に合わせて昨年度から2カ年で実施。学籍簿などの学内資料を学生1人1人 照合して調べた。学徒出陣の体系的調査は全国の大学で初めて。調査対象は1942年 から45年の入学者。学徒兵となったのは入学者全体の49.2%で、その大半が法学部 や経済学部など文系学部だった。また「特別志願兵」として半ば強制的に徴集され た朝鮮や台湾出身の学生も29人いたという。学徒兵18人の聞き取りなども進めてお り、正式な報告を本年度内にまとめる。
 17日からの企画展「京都大学における『学徒出陣』」ではこのほか、京大出身の 洋画家・須田国太郎が描いて京大に寄贈した「学徒出陣図」が初めて一般公開され る。また、特攻隊で出撃する直前に母親と話す経済学部生の姿をとらえた写真や、 最短1年8カ月の在学で卒業させた当時の合格証書(現在の卒業証書)など資料35点 が展示される。
 同展は3月5日まで。無料。

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◎留学生らがパネル討論 28日留学生センターで

 朝日新聞が1月16日に伝えたところによると、神戸大百年記念館で28日に神戸大留学生センターが留学生の視点から防災を考える集いを開催する。【1月24日 UNN】


 新野幸次郎神戸市問題研究所理事長が「災害時の減炎とコミュニケーション」を テーマに講演する。パネルディスカッションには、同大の留学生や留学生センター 教授らが参加。参加は無料。問い合わせは留学生課(電話078−803−5262)まで。

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◎三枝ら72人を表彰 日本学生野球協会

 朝日新聞が1月11日に伝えたところによると、日本学生野球協会は1月10日、2005年度表彰選手72人 を発表した。【1月23日 UNN】

 大学ではヤクルト入りした武内(早大)、日本ハムの八木(創価大)らが選ばれ た。

【大学(関西のみ)】
倉重友二(近大)、平野佳寿(京産大)、三枝明(神戸大)、乗田貴士(佛教大) 、高木啓充(大体大)

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◎大日岳訴訟が結審 4月26日に判決

 富山県の北アルプス・大日岳で2003年3月、旧文部省登山研修所が主催した研修登山で、神戸大生ら2人が崩落で遭難死したのは同研修所の責任として、遺族が国に計約2億円の損害賠償を求めた訴訟は1月11日、富山地裁(永野圧彦裁判長)で結審した。判決は4月26日。【1月23日 UNN】

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◎工学部で内紛 公募教授の配属巡り

 朝日新聞が1月14日に伝えたところによると、工学部応用科学科で昨年12月に他大学から着任した教授の選任方法や配属を巡り、助教授ら3人が反発している。現在、この教授が応用有機化学の研究分野で共用する実験室に入れない事態となっている。この助教授は教授選出の無効を求め、提訴を検討している。【1月23日 神戸大NEWS NET=UNN】

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◎リスニングでトラブル 神戸大で1人再試験

 大学入試センター試験が1月21日と22日の二日間実施された。初めて導入されたリスニング試験では、全国でトラブルが続発。神戸大では機器の不良で1人が再試験となった。【1月22日 神戸大NEWS NET=UNN】

Photo  大学入試センター試験が1月21日と22日の二日間、全国721会場で実施された。関西圏の会場では雪の影響による遅れはなく、ほぼ日程通り試験が行われた。
 今年度初めて導入されたリスニング試験では、受験生が使用するICプレーヤーの故障が確認されている。
 49万2596人が受験した英語・リスニングでトラブルが続出。同センターは22日、再テストの対象者は301試験場で、あわせて461人に上ったと発表した。このうち、再テストを受けない受験生もいたことから、実際に再テストを受けたのは、同センターの22日午後8時半までのまとめで453人に上ることが分かった。
 これとは別に、センターは再テストが必要なのに対応しなかったなどとして、9人に再試験を認めるとした。28日に実施する。  各大学入試課によると、阪大では受験生4人のプレーヤーが試験中に不具合を起こした。京大でも数人のプレーヤーが故障。神戸大では機器の不良により1人が再試験となった。大阪外大では特に問題もなく、順調にこの日の試験を終了した。

【写真】公民の問題冊子が配付される。(1月21日・国際文化学部B209教室で 撮影=森田篤)

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◎センター試験 予定通りスタート

Photo  平成18年度大学入試センター試験が1月21日と22日の二日間、神戸大学で行われる。初日の21日は積雪の予報があったものの、午前8時半現在で特に大きな天気の崩れは見られなかった。交通の乱れもなく、神戸大では予定通り1限目の公民を行った。【1月21日 神戸大NEWS NET=UNN】

 1限目の公民は志願者4430人、受験者2704人だった。

【写真】試験官の説明に耳を傾ける受験生ら。(1月21日・国際文化学部B209教室で 撮影=大野将寛)

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◎震災の日に アクセス7448件

 1月17日の震災の日をはさんで、ニュースネットのHP(本体と教育系2サイト)のアクセスが今年も急増したことがわかりました。例年、震災特集や震災データベースに全国からのアクセスが増えます。総数では7448件と昨年の震災10年より139件増えました。【1月20日 神戸大NEWS NET=UNN】

 このほどまとまった解析データによりますと、「ニュースネット委員会」本体サイトの17日のアクセス数は412件と昨年の553件を下回ったものの、教育系サイト「阪神大震災を調べたい!」は、過去最高の6452件(昨年は6065件)、「語り継ぎたい命の尊さ」は584件(同691件)でした。特集リンク集の「忘れたらあかん阪神大震災」もこの日は突出して増えました。

《訂正》ニュースネットのHP(本体と教育系2サイト)のアクセス総数が「7202」としましたが、「7448」の誤りでした。「昨年の震災10年より350件ほど減りました」も「139件増えました」の誤りでした。訂正します。なお、携帯サイト「ニュースネット委員会」の17日のアクセスは推定で76件でした。(編集部 2006年1月21日午前7時30分入力)


●震災の日をはさんだニュースネットのHPアクセス数(件)

「阪神大震災を調べたい!」 16日 3283 17日 6452 18日 2115
「ニュースネット委員会」  16日  326 17日  412 18日  285
「語り継ぎたい命の尊さ」  16日  420 17日  584 18日  236
「忘れたらあかん阪神大震災」16日  102 17日  196 18日   82


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◎関学と聖和大が会見 学長、理事長らが出席

Photo  関学と聖和大が2008年からの合併に向けて検討を開始したことを正式に記者会見で発表した。この合併が成功すれば保育所から大学、大学院まで一環した教育を受けることができる総合学園となる。学生向けに聖和大では説明文の郵送が、関学ではHP上と掲示での説明がそれぞれ行われる。【1月19日 UNN】

【写真】関学と聖和大が統合を検討していることを受け、記者会見が開かれた。両大学の学長、理事長らが決意表明。(1月19日・新阪急ホテルで、撮影=森田篤)

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◎今年の初笑いをお届け 落研の新春寄席

Photo  神戸大落語研究会の新春寄席が1月16日から19日まであった。最終日の19日は大喜利も行われ、会場となった休養室は立ち見も出るほどの盛況だった。【1月19日 神戸大NEWS NET=UNN】

 大喜利では会場からもらったお題をもとに、即興でなぞときを披露。巧みななぞかけが出ると拍手が。 その後も「おやじ」の三文字でのあいうえお作文や、こじつけ川柳があり、観客は楽しいひと時を過ごした。
 昨年11月の六甲寄席で3年生が引退した後、初の寄席となった今回。 新会長の甲家煩知(ぼんじる)さん(工・2)は「緊張した。特に自分の出番では(会長のして)下手なことはできないと思った」とふりかえる。「知らない人が多く来てくれるようしたい」とこれからの意気込みを語った。
【写真】会場からのお題に対し、勢いよく手を挙げる噺家たち (1月19日・神戸大休養室で 撮影=大野将寛)

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◎浦中さん殺害事件 最高裁も県警ミス認定

 神戸商船大(現・神戸大海事科学部)院生の浦中邦彰さん(当時27歳)が2002年3月、神戸市西区で元暴力団組長らに暴行され死亡した事件をめぐり、兵庫県警に捜査ミスがあったとして母親が県に賠償を求めた訴訟で、最高裁は1月19日、上告を棄却する決定をした。これにより約9700万円の支払いを命じた1、2審判決が確定した。【1月19日 UNN】

 神戸商船大(現・神戸大)大学院生浦中彰さん(当時27歳)の拉致殺害事件で、捜査ミスと殺人の因果関係を認めた最高裁判決が出た1月19日、浦中さんの母親(65)は神戸市内で記者会見した。
 会見で母親は、兵庫県警に対し謝罪を求め、「2度とこういう事件がおきてほしくないし、犠牲者が出てほしくない。またださないような取り組みをしてほしい」と語った。
 1月20日付読売新聞夕刊によると、母親は週3回、人工透析を受けており、この日も病院から帰宅後、弁護士から入っていた留守番電話で、最高裁の決定を知ったという。会見には浦中さんの写真を持参した。
 【1月20日 UNN】 INDEXに戻る。

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◎神戸大電子カルテ問題 調査委を設置

 1月19日付毎日新聞が朝刊で伝えたところによると、神戸大医学部附属病院の電子 カルテ導入事業を巡り、事業責任者の同病院教授(44)の妻が経営するソフト関連 会社が孫請け受注していた問題で、同大学は「教育研究評議会」に調査委員会を設 置する。【1月19日 UNN】

 同評議会は19日の定例会で、調査委のメンバーを選任。不正があったかどうか、 来月にも処分を決める方針。

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◎第1回競基弘賞に 東工大の塚越助教授ら

Photo  震災で犠牲になった当時神戸大院生の名を冠した「競基弘賞」の第1回授賞式が行われ、東工大の塚越秀行助教授と国際レスキューシステム研究機構の城間直司研究員に記念の盾などが贈られた。【1月18日 神戸大NEWS NET=UNN】

Photo  授賞式は神戸市中央区の「人と防災未来センター」で行われた。この賞は優秀なレスキューロボットやシステムの40歳未満の若手の研究者を表彰し、研究開発を奨励することを目的としたもので、NPO法人国際レスキューシステム研究機構が主催。
 阪神大震災で神戸市灘区六甲町の下宿が倒壊して亡くなった、神戸大自然科学研究科博士課程の競基弘(きそい もとひろ)さん(当時23歳)の名が冠せられている。競さんはロボット開発が専攻で、「将来はドラえもんのように、人を癒やすことのできるロボットをつくりたい」と、当時指導教官だった松野文俊電通大教授(48)に語っていたという。

Photo  第1回にあたる今回は、「競基弘学術業績賞」に、がれきを乗り越える力を向上させる「跳躍・回転移動体」の開発にとりくんだ、東工大の塚越秀行助教授(36)が。「同技術業績賞」に、ロボット搭載カメラの映像を俯瞰的にとらえるシステムを開発した、国際レスキューシステム研究機構の城間直司研究員(34)がそれぞれ選ばれた。

 選考委員長の田所諭東北大教授は、「競君は、亡くなったときロボコンのトレーナー姿だったと聞いている。当時、レスキューロボットの研究者はほとんどいなかった。それでは10年たっても100年たっても鉄腕アトムはできないと、各分野で研究をたちあげた。あのような災害がおきても、人の命が失われることのないようにしたい」と開会のメッセージを述べた。
 あいさつに立った同委員の北村新三神戸大副学長は、「11年前、私たちの大学は優秀な学生を多く亡くしました。競くんの遺志をいかして、全国の研究者を表彰することができるのは非常な喜びです」と語った。
 また、同会の名誉委員長をつとめる、基弘さんの父・和巳さん(64)=名古屋市天白区=は、「震災では救えた命があったはず。研究は揺らん期にあるけれど、少しでも役にたてばと願っています。基弘も心から感謝していると思う。震災が忘れられないために、いつまでも続くことを祈っています」と結んだ。
 このあと、表彰式、受賞者の講演が行われ、関係者らは、レスキューシステム研究の発展を誓っていた。

【写真上】「競基弘賞」第1回受賞者の城間直司・国際レスキューシステム研究機構研究員(左)と、塚越秀行東工大助教授(右)。中央は、基弘さんの父・和巳さん。
【写真中】選考委員会の名誉委員長の競基弘さんの父・和巳さん。
【写真下】会場には、全国のレスキューロボット研究者や、基弘さんの大学の同級生らが集まった。(いずれも1月18日・神戸市中央区の「人と防災未来センター」で 撮影=須田鉱太郎)

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◎関学が統合か 2008年目標に

Photo  関学と聖和大が、2008年春に向け合併する方針で検討を開始することを1月18日に明らかにした。私立大の統合は戦争直後を除いて初めてのこと。【1月18日 UNN】

 関学が同日、緊急記者会見を午後4時から本部棟で行った。読売新聞夕刊の記事に対するもの。今回の会見には広報室長が応じ、2008年に合併する方向で検討を開始すると話した。今年の3月までに合併へのプロセスや目標を掲げる予定。「合併するにはまだ早い」などの意見がそれまでに固まった場合、4月には打ち切りになるという。

 関学と聖和大は、両大学とも創立者と学校の理念が同じであるため今回の話が上った。関学は総合大学であるが、2008年に宝塚にできる初等科を含め、附属幼稚園がない。聖和大の幼稚園と併せることで、幼稚園から大学院までの総合学園の運営を視野に入れる。2008年の初等科の開校と同時に合併を考えているという。
 両大学の合併を聞いた関学生(2年)は「関学だけ(のまま)がいい。関学らしさがなくなりそう」と驚いた様子で答えた。聖和大の学生(1年)は「デマかと思った。すごいビックリした。信じられない」と驚きを隠せない様子だった。  関学は、近く教職員向けに通知することも明らかにした。一方、聖和大の教職員には午後5時30分時点で話はしたものの、「詳しい話は明日の記者会見後になる」としている。

 統合に関する詳細については、1月19日午後2時30分から新阪急ホテルの花の間で正式な記者会見が行われる。19日の会見には両大学の学長と理事長が出席。18日の記者会見では公にできなかった詳細も話すことになる。 UNN関西学生報道連盟では、会見を取材し続報を掲載予定。
 大学の統合の例については、神戸大が旧神戸商船大を統合し、2004年から海事科学部を発足させている。

【写真】関学と聖和大が統合を検討中。緊急会見に出席した関学の広報室長。(1月18日・関学の本部棟、撮影=松本由紀)

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◎震災慰霊碑に献花  バンダアチェの学長も

Photo  神戸大では1月17日正午、六甲台キャンパスにある兵庫県南部地震神戸大学犠牲者慰霊碑に大学関係者と遺族ら約100人が集まり黙祷と献花を行った。神戸大では、旧神戸商船大を含めて47人の学生・教職員が亡くなっている。【1月17日 神戸大NEWS NET=UNN】

 今回の献花には、一昨年スマトラ沖地震に襲われたバンダアチェにあるシャクアラ大学のアブディ・A・ワハブ学長らも参加した。神戸大学では平成17年より、災害復旧支援事業の一環としてシャクアラ大学の博士課程後期課程留学生を受け入れている。
 ワハブ学長は白い花を手向けると、両手を広げ天を仰ぎ犠牲者の冥福を祈った。
献花を終え、野上智行学長は「正直なところ悲しみは消えない。今回はシャクアラ大学の学長が来てくれた。(このような学術交流を通して)自然災害のメカニズムを追求することが、亡くなった方々への神戸大学の責任」と被災地の大学としての使命を神妙な面持ちで語った。

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◎多くの遺族訪れる 学内慰霊碑に献花

 震災から11年目を迎え、神戸大には今年も慰霊碑前に遺族が献花に訪れた。静かに手を合わせる人々の思いは変わらない。【1月17日 神戸大NEWS NET=UNN】

◎故・林宏典さん(当時経済・2年)と生協のアルバイトを通して仲が良かった友人は「むこう(林さん)は待っていないかもしれないけど慰霊碑にはいつも来ている」と話し、持って来た缶ビールを慰霊碑に置き静かに乾杯した。

◎故・藤原信宏さん(当時経営・4年)の父は「毎年、この日が近づくと落ち着かない。あと何年来れるのか心配。来年が13回忌だけれど忘れようもない。生きていればもう33歳か」と息子を偲んだ。
 信宏さんは「最近にめずらしいしっかりした目的を持ち努力する人」と大学の教官に評価されるような人だったという。公認会計士試験に合格したため留年する予定を卒業に変更、14日から3日間予定していた旅行を取やめ卒論を仕上げている時に震災にあったという。
 藤原さんの父は大学へ来る前に下宿跡を訪れ、「今は車が4台入る駐車場になっていてすごく狭い所だった。本当だったら防犯のことを考えたりして2階に住むはずなのに。JRより上に住んでいればよかったのに。ちょっとした事が重なっていた。申し訳ない」と偶然を悔やんでいた。

◎故・桜井英二さん(当時法・4年)のお姉さん
「もう11年もたったのかぁというのが正直な気持ち。今日のニュースや職場での反応が薄く、引いた感じがあった。忘れ去られたような雰囲気で(犠牲者の)親族としては複雑な気持ち。我々にとってこの11年というのは終わりではない。今も(弟の死を)引きずっている。(聞き語りのメンバーが慰霊祭を続けていることは)震災を忘れずに、受け継いでいってくれていることはありがたい。弟の分までという重たいことは言わないが、周りも強く生きてほしい。弟はもう戻っては来ないが、その思いをもって(皆さんには)生きていってほしい」

◎故・坂本竜一さん(当時工・3年)のご両親
「ここは竜一のお墓ではないが、来ないと気が済まない。毎年、夏とこの時期(1月17日付近)には、ここ(神戸大六甲台キャンパス慰霊碑前)に来ている。3年くらい前に慰霊碑前にクスノキの幼木が生えていたのを2本持って帰った。枯れると良くないと2本持って帰ったが、2本とも大事に育てているため、元気に育っている。1本はお墓に供えた。値打ちのあるクスノキだ。今日は人出も少ない感じがした。(様々な活動で)震災を受けついで行くことはいいこと」


◎故・戸梶道夫さん(営・2)、中村公治さん(営・3)、鈴木伸弘さん(工・3)の母たち
「11年たっても私たちは(震災のことを)忘れられない。日にちだけがたって、まだ本人がここにいるという感じ。ふっと帰ってきそうな気がする。今も後ろにいて守ってもらっている気持ちだ。震災のことは忘れられているのが実情。報道も少なくなってきた。孫や小さな子どものおかげで慰められるが、実際はつらい。未だに(亡くなった方が)頭から離れないが、ここには一番わかりあえる仲間がいる。また来年も前向きにがんばりたい」

◎故・加藤貴光さん(当時法・2年)の母加藤律子さん
聞き語り調査会が毎年16日の夜から夜通し、六甲台キャンパス慰霊碑の前に竹灯籠を灯していることを聞き「知らなかった。16日の夜は東遊園地にいたけどこっちのほうがいい。来年は絶対こっちに来たい」と涙ながらに語った。また「慰霊碑の周りにベンチなどを作って、いつまでも慰霊碑を見ながらしゃべっていられたらいいね」とも話していた。

◎献花に参加した作家の指田和子(さしだかずこ)さん
昨年『あの日を忘れない はるかのひまわり』という絵本を出した。加藤はるかちゃんは阪神・淡路大震災で亡くなった。その夏、亡くなった場所から大輪のひまわりが咲き、いつしかひまわりは復興のイメージの花になったという実話の絵本化。 「地震だけでなく命の大切さは10、20年と関係なく伝えていかなければいけない。もし遺族の方たちが辛ければ私たちが伝えていかなければいけない」と「伝える」ということの大切さを話した。

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◎阪神大震災1.17の集い 11年目の祈り

Photo  「阪神大震災 1.17のつどい」が、中央区の東遊園地で行われている。震災のあった午前5時46分には一斉に黙祷が行われ、11年前の犠牲者を悼んだ。記帳や献花は午後9時まで受け付けられる。【1月17日 神戸大NEWS NET=UNN】

 まだ暗い午前5時過ぎの東遊園地には、犠牲者と同じ数の竹灯篭のロウソクが『1.17』の形に並べられており、お年寄りや子どもなど、様々な参列者によって順に灯がともされていくと、公園付近はやわらかい灯に包まれた。  多くの参列者に、温かいコーヒーを手渡す若者がみられる。これは大手コーヒーチェーンのアルバイトなど店員有志によって、三年前から行われている取り組み。スタッフの一人、三井香奈さん(関学・社・4年)は、小学生のとき、西区で震災に遭った。幸い家の周辺への被害は少なかったが、親戚が住む長田付近は大きな影響を受けた。普通のアルバイトと違い、このスタッフは有志での参加のため、時給は支払われない。しかし「わたしが少しでも、お手伝いできることがあるのがうれしい」と、三井さんは今年も参加を決めた。参列者と言葉を交わしながら、コーヒーを受け渡して歩く。
「阪神大震災 1.17のつどい」は午後9時まで、中央区の東遊園地で、記帳や献花が行われた。詳細は神戸市ホームページ(http://www.city.kobe.jp/cityoffice/09/010/shomuka/117tsudoi/)


【写真】子供やお年寄りなどによって竹灯篭に灯がともされる。(1月17日午前5時46分・神戸市中央区の東遊園地で 撮影=栃谷亜紀子)

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◎遺族ら下宿跡で献花 故・高見秀樹さん

Photo  阪神・淡路大震災から11年を迎えた。神戸市灘区の盛華園アパートで命を落とした高見秀樹さん(当時経済・3年)の遺族は、同アパート跡地のともだ公園で献花した。【1月17日 神戸大学NEWS NET=UNN】

【写真】盛華園跡で故高見秀樹さんを偲ぶ母初子さん(1月17日午前5時46分・ともだ公園で 撮影=森田篤)

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◎下宿跡で黙祷 故・上野志乃さんの父

 故・上野志乃さん(当時発達・2年)の父、政志さんが1月17日午前5時46分、志乃さんが亡くなったニュー六甲ビラの跡地横にある「箱」と呼ばれる慰霊碑の前で黙祷した。【1月17日 神戸大学NEWS NET=UNN】
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 今日の気温は震災が起きた時11年前より5度高い6度と比較的暖かい朝となった。政志さんは時計を見ながら震災の起きた午前5時46分を待ち、時間になると、しゃがんで手を合わせ、黙祷した。その後、立ち上がりじっと3つの竹筒とろうそくがともる「箱」を見つめて、話しかけた。
 「箱」には志乃さんが小学6年の時の担任、木村先生からもらった花を供えられている。木村先生は音楽好きの志乃さんの音楽の先生でもあり、志乃さんと手紙のやり取りをするなど親交が深かった。木村先生は「こんな子が先生になってくれたら」というという。
 月に一度は「箱」にくるようにしている政志さん。「最近は月命日の17日に来たくても時間がとれず、土日に来たりしている」と寂しそうな顔で話した。「箱」に置いてあるノートには「辛いことが多いがすべて成長の糧と考えようと思う。「箱」の世話をしてくれる人や花を供えてくれる人、定期的にお金を置いてくれる人など感謝している」と志乃さんへの思いをつづった。
政志さんは「娘はおとなしいけどしっかりしている姉御肌の子だった。今の時代、おとなしい子はいじめにあいやすいが娘はいじめにもあわずいつも楽しんでいた。弱い者を助ける世の泣けにしないといけない」と思いを話した。教師の政志さんは昨日保護者に志乃さんの話をしたという。「泣いてくれた人もいて伝わったのかなと感じた。以前、大学で講義をした時、「生は死の対極ではなく、忘れることが対極だ」という感想をもらった。娘の代わりに私が娘のことを広めていると、ふと、娘が生きていると感じる時がある」と話した。

 政志さんは今年も志乃さんが所属していたマンドリンクラブの冊子の表紙に描いた思い出の花「デンファレ」を持って、大学の慰霊碑へ向かった。
(震災1年追悼手記 http://home.kobe-u.com/top/newsnet/sinsai/tokusyu/tuit_top.htm、震災5年追悼手記 http://www.unn-news.com/sinsai/tokusyu2000/)(記者=杉浦加奈)

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◎竸さんの遺族 故人の仲間と再会

 阪神大震災で被災し、23歳で亡くなった神戸大大学院生の竸基弘(きそい・もとひろ)さんの遺族が16日、竸さんの仲間と再会し、杯を交わした。【1月16日 神戸大NEWS NET=UNN】

 Photo  竸さんの遺族は、毎年この時期にかつての仲間と顔を合わせる。「息子の友達を見ると、やっぱり嬉しいね。生きてたら、きっとこんな感じなんだなと思える」と話したのは父の竸和巳さん。今でも震災当時のできごとが昨日のように思い出されるという。「時間は何も埋めてくれないことは確か。11年たっても忘れられるわけがない」と語った。毎年、集まりの場となっている居酒屋「現吉」の廣瀬浩三さんは「彼(基弘さん)は竹を割ったような性格だった。好きだったね」と懐かしむ。
 17日正午頃、遺族は献花のため、大学を訪れる。

 竸さんは、名古屋の高校から神戸大に進み、軟らかいものを上手に握れるロボットアームなどを研究。人間並みの五感を備えた「癒やしロボット」の実現を夢見ていたが、11年前の阪神大震災で、神戸市内の2階建て木造アパートの下敷きになり亡くなった。(震災1年追悼手記 、震災5年追悼手記 
 
 【写真】故・基弘さんの友人らと再会し、杯を交わした遺族ら。写真右奥は父の和巳さん。(1月16日・東灘区の居酒屋「現吉」で 撮影=森田篤)

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◎「続けることに意義」 慰霊碑に竹灯籠

 学内の慰霊碑前(六甲台キャンパス前庭)で1月17日、院生を中心とする震災聞き語り調査会のメンバーが今年も竹灯籠に灯をともした。41本の竹灯籠が慰霊碑を照らした。【1月17日 神戸大NEWS NET=UNN】
 
 Photo  震災聞き語り調査会は、都市安全研究センターの塩崎ゼミと北後ゼミに所属する学生が中心。学部の4年生と修士課程の1年生など約10人が活動している。毎年1月17日には、神戸市中央区の「1.17希望の灯り」から分灯した種火を、慰霊碑前の竹灯籠に移している。今年は6回目の実施となる。
 メンバーの一人、淡野綾子さん(自然科学研究科1年)は「震災の記憶が薄れていってしまうのは怖い」と話す。この活動を通して「震災を忘れてはいけない」と再認識した。目黒悦子さん(自然科学研究科1年)は「こういう(震災の)行事で、当時の記憶を思い出せる。続けることに意義があると思う」と語った。神戸大では、阪神・淡路大震災で44人の学生が亡くなっている。
 
 【写真】小雨のなか灯を絶やさないよう見守るメンバーたち(1月17日午前0時・六甲台第1学舎前で 撮影=山本晃弘)

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◎大学の「防災」に注目 17日配布の震災特集

 ニュースネット委員会が加盟するUNN関西学生報道連盟は、阪神・淡路大震災で多くの被害を受けた神戸大、関学、神女院大の三紙合同編集で、震災特集を新聞・ホームページに掲載する。今年は「大学の防災」に注目し、三大学の取り組みを紹介する。【1月15日 神戸大NEWS NET=UNN】
 
 被災地の大学だからこそできることは何か。阪神・淡路大震災から11年目を迎える今年、神戸大・関学・神女院大は、三大学がそれぞれ行っている防災対策に注目し、取材を行った。
 神戸大が強みとするのは研究活動での地域還元。震災から学んだ教訓を国内外で生かそうと多方面からの研究を進めている。2004年に発生したスマトラ沖地震では、被災地インドネシアに医学部の医師などを派遣し、復興活動に貢献した。昨年、建物の耐震偽装問題が社会問題となった経緯から、取材班は大学施設の耐震性についても検証を行った。
 私立大では、独自色を生かした学生の安否確認システムや環境整備が目立つ。2005年1月17日に設立した関学の災害復興制度研究所では、地域に根ざした復興支援を追求している。特集では、同研究所の山中茂樹教授に話を伺い、大学の地域貢献の一例として紹介する。

 本紙『NEWS NET』は1月17日に、六甲台慰霊碑前と学内各スタンドで配布予定。ホームページは、17日午前0時に掲載予定。

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◎「言葉に自信を」 はちの巣卒業公演

 神戸大はちの巣座の卒業公演「真夏の夜の夢」が1月14、15日の二日間六甲台講堂で行われた。今回の公演で第21期生部長の藤井瞳さんは引退。会場には花束やプレゼントをもった観客が詰めかけた。【1月15日 神戸大NEWS NET=UNN】

Photo  富士の麓の「知られざる森」へ迷い込んだ2組のカップルを中心に話は進む。
この舞台のキーワードとなるのは「コトバ」。人が日頃思っていても口に出さない「飲み込んだコトバ」を、悪魔メフィストが拾い現実に。そして4人は互いに憎しみあっていくー。
 セリフのなかにも「この森のSummer(様)」「森の精、気のせい」など言葉遊びが多く盛り込まれた。会場から笑いの絶えないコメディー中心となっているが、『人が呑み込んだコトバはゴミばかりではない』ことを考えさせられる。
演出のはいどろげん☆さん(発達・3年)は「自分の言葉に自信を持ってほしい」という。2回目の演出担当。「『コトバ足らず』な自分をみんなの力に助けてもらった」を振り返る。最後の舞台となる4年生には楽しんでもらえるようにしたという。
 4年生唯一の部員だった第21期生部長の藤井瞳さん(理・4年)。
最初のころは部員が少なく毎日がいっぱいいっぱいだったが、一昨年ごろから部員が増え始めたという。ただ変わらないのは「一人一人が一生懸命」なこと。 後輩に向けては「お客さんを楽しませる気持ちをもって、さらに良いものを創ってほしい」と語った。
 公演後、ロビーでスタッフたちと話す藤井さんの笑顔には達成感が満ちあふれていた。(記者=大野将寛)

【写真】公演終了後、観客にあいさつをする出演者たち (1月15日・神戸大六甲台講堂で 撮影=大野将寛)

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