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神戸大NEWS NET 2003年9月のニュース




◎ステージ設営に不安 2003年度六甲祭

 六甲祭でステージや休憩所などを設営するのに使われてきたビールケースの確保が難しくなっていることが分かった。ステージの設営に使用してきた放送委員会(以下KUBC)などに大きな影響が出ると見られる。【9月29日 神戸大学NEWS NET=UNN】

 KUBCによると昨年までビールケースはビール会社から直接借りていたという。KUBCが主催する「King of Stage」の設営に使用されていたほか、六甲祭実行委員会が「実行委員会特設ステージ」や休憩所などを作るのに使用していた。昨年度は2000個ほどのビールケースを使用していたが、今現在、60個ほどしか確保できていないという。
 六甲祭実行委員会によると今回、ビールケースが確保できなくなったのはPL法に抵触するため。大手ビール会社に問い合わせてみたところ「(ビールケースで)ステージを組んで、事故が起きたときの責任の取りようがない」と断られたという。六甲祭実行委員会とKUBCでは10月1日に協議を行い、今後の方針を決める予定だとしているが「今の状態では(アルミ製のステージを)借りるしかない」(KUBC)と頭を抱えているようだ。

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◎熱中症対策進む アメフット部

 神戸大アメフット部は今季の開幕戦(京大戦、9月7日)で部員4人、応援団員1人が熱中症で病院に運ばれたことを受け、部内で協議。試合後のエール交換での整列を挨拶時のみに短縮するなど対応策を取ることを決めた。【9月29日 神戸大学NEWS NET=UNN】

 同部は9月17日には応援団とも協議し、9月23日の近大戦でエール交換時の整列の短縮を実施した。また、近大戦では試合後にユニフォームを身に着けたままで行ってきたミーティングも選手が着替えてから行うようにし、選手の負担を軽くした。この他にも、新しく加入したチームドクターに毎試合、試合会場まで来てもらうようにすることや当日だけでなく前日から水分補給を行うことを指導するなどの対応策をとるようにした。
 ただ、エール交換時の整列の短縮には賛否両論があり、同部ホームページの掲示板でも話題になっている。同部では「事前のアナウンスが足りなかった。選手の健康管理が第一なのでこういう対応策をとった」としている。

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◎応援団OBらが劇に挑戦 企画劇団「チームだめこうべ」

 応援団員や落語研究会部員の元部員と自由劇場がコラボレーションした企画劇団「チームだめこうべ」による旗揚げ解散公演「しゃれこうべ〜鈴木祐介スペシャル〜」が9月26日から28日まで、六甲台講堂で上演された。3日間で243人が訪れた。【9月28日 神戸大学NEWS NET=UNN】

Photo  「ここに俺の大切な場所がある。夜景がやけぇに綺麗だぜ」。
 主演の鈴木祐介さん(発達・4年)の叫び声で最後の幕が降りた「しゃれこうべ」。企画の始まりは、演出のしのだ素秋さん(神戸大OB)との何気ない会話だった。
 鈴木さんは元応援団員。昨年までで引退していたところ、以前から知り合いだった自由劇場OBのしのださんに演劇の話を持ちかけられた。二つ返事で快諾し、企画がスタート。7月頃からメンバーを探し始め、元落語研究会員や自由劇場のOB・現役部員らが集結した。役者に3年生以上の「神戸のベテラン大学生」が揃うなか、決まったテーマは「神戸の街が好きなんや」。

 就職も決まり、無事に卒業も見えてきた大学4年の平穏な日々。そこに登場したのは、風貌も怪し気な2組の「かいぞく」たち。旅に出ることを誘う「海賊」と、神戸に残るようにそそのかす「貝族」。あと半年で大学を出る主人公は、岐路に立つ。
 愛すべきは神戸の街。4年以上を過ごした気安き下宿。そして、飽きることなく眺め続けた煌(きら)めく夜景の灯りたち。
 惜別の念はなお積もりつつ、主人公は旅に出る。忘れがたき神戸の港、一層輝く街の灯りを背に受けて――。

 舞台は大学の愛唱歌「神大小唄」の演舞も取り入れた一風変わった仕上がり。ギャグシーンのオンパレードに、観客席からは笑いが絶えなかった。
 「最高だね。もう一回やりたくなる」。舞台を終えた鈴木さんは晴れやかそのもの。しかし、練習中は何度も挫折を経験した。
 「もともとが演劇初心者。分からんことだらけ」。感情の込め方やセリフの使い分けで苦労し、しのださんら演劇経験者に何度もアドバイスを受けた。通常の練習量では足りず、午前10時から午後10時までの練習が続いたときもあった。
 それでも、「台本が台本だけに、楽しかったですよ」と鈴木さん。現実の自分たちの姿を仮託したストーリーに惚れ込んだ。胸いっぱいの思いを込めて叫んだ最後の決めゼリフの後には、舞台上で思わず涙を光らせた。
 「こんな舞台を作ってくれて、(スタッフや観客など)みんなに本当に感謝してる」と鈴木さん。一方のしのださんは、「やってる方は好きにやった。楽しかったな」と笑顔で応えた。

【写真】劇中には、神戸大の愛唱歌「神大小唄」を舞う場面も(9月28日・六甲台講堂で 撮影=岩崎昂志)

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◎2敗目で決勝T遠のく 男子ラクロス京大戦

 関西学生ラクロスリーグ戦男子の神戸大−京大が9月27日、太陽が丘球技場で行われた。前半に大量リードを許した神戸大は8−12で敗れ、自力でのファイナル3(リーグ戦の上位3チームによる決勝トーナメント)出場はなくなった。【9月27日 神戸大学NEWS NET=UNN】

Photo  前半は京大にペースを握られた。神戸大は相手ポイントゲッターを集中的にマークするが、京大オフェンスの連携プレーに守備陣が崩される。開始3分に京大AT植田に先制点をねじ込まれると、第1Qは5失点。慎重にボールを運びながらチャンスをうかがう神戸大だが京大の堅守を破れず、前半を終えて2−8と先行される。
 第3Qに入って、オフェンス陣自慢の個人突破で反撃を図る神戸大。AT近藤、京田ら5連続得点を決め、一時は1点差まで追い上げる。しかし、フェイスオフやグラウンドボールで圧倒されると、攻撃の起点を作れず波に乗り切れない。相手の反則によるエキストラ(反則した選手が30秒〜3分間退場した状態)のチャンスも生かしきれず、8−12で苦杯をなめた。

 まさかの敗北を喫した立命戦に続く、今季2つ目の黒星。試合終了の笛の後には、脱力する神戸大選手たちの姿がフィールドに残された。
 「(今回の黒星は)チーム内に響いている」。立命戦の敗北をもとに、チームを見つめなおしてきただけに、京田主将の言葉は沈んでいた。筒井ヘッドコーチは「後半に勝負と考えていたが、2Qまでで離されすぎた」と振り返る。
 今回の試合で京大がファイナル3出場を決定。神戸大は関学、立命とともに残る2枠を争うが、次の関学戦(10月11日、服部緑地公園補助球技場)に勝利してもファイナル3出場は立命の成績に左右される。
 ただ、神戸大には昨年も同様の状況から5連覇を成し遂げた前例がある。「ここからはもう負けられない。4回生が意地見せてくれるでしょう」と筒井コーチ。京田主将は「(今後の試合は)死んでも勝ちます。必ず6連覇を果たします」と雪辱を誓った。

【写真】京大に敗れ、うなだれてフィールドに座り込む京田主将(写真右)(9月27日・太陽が丘球技場で 撮影=仲田千裕)

●第14回関西学生ラクロスリーグ戦(9月27日・太陽が丘球技場)
神戸大 1 1 5 1=8
京 大 5 3 1 3=12
【神戸大】近藤5、京田2、古賀
【京 大】大和田3、岡田3、植田2、中西、三木、栗山、中嶋

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◎【震災特集18】「死」から「生」みつめる 被災地超え広がる震災学習

 連載「大学から震災の灯は消えたか」第18回。震災関連施設「人と未来防災センター」の統計によると、昨年度同センターに修学旅行などで訪れた小中学校・高校の生徒は約7万人。今年度もそれを上回るペースで、全国から震災を学ぼうと多くの学校が訪ねてくるという。一方、神戸から遠く離れた神奈川で、授業のなかで震災学習に取り組む学校もある。生徒たちは語り部の人たちの話や震災で肉親を失った遺族の手記から、人の死に触れる。そして、生きていくことの重みを知る。【9月27日 UNN】

修学旅行で人と防災未来センターを訪れ、熱心に見学する城西中学校の生徒ら(9月25日・人と防災未来センターで 撮影=岩崎昂志)
 9月25日、「人と未来防災センター」を広島県福山市立城西中学の生徒達が訪れた。
 語り部の長岡照子さん(77)の体験談に、生徒たちは真剣な表情で耳を傾けていた。
 記録映画を見たり、遺留品を閲覧したりした。仮設住宅に表札の代用として使われたカマボコの板が配られると、興味深そうに手にとって見つめた。
 生徒の北川愛さん(14)は「もし映画に出てきた人と同じように、地震の火災で肉親を亡くしたとしたら、想像できないほど悲しいと思います」と感想を述べた。
 引率の教師、唐川純哉さん(42)は「何もないところから、見事に復興した神戸。人間のがんばりを子供たちに伝えたい」という。
 広島は、世界で初めて原子爆弾が投下された被爆地。城西中学の生徒たちは小学生のころから原爆資料館に見学に行き、戦争について学ぶ。唐川さんは「神戸は被災地としての思いを語り継いでいる。広島も被爆地としての思いを伝えている。広島と神戸、両者には共通したものがあると思います」と話した。

 いま、修学旅行で神戸を訪ねる小中高生が増えている。
 昨年4月オープンした「人と未来防災センター」(河田惠昭センター長)。01年度は兵庫県外から小中高校生約7万人が同センターを訪れ、今年度は前年の倍のペースだ。

○               ○

 神戸から遠く離れた神奈川県で、神戸の体験を学んでいる生徒達がいる。

   「先生、この本読んでみませんか」。神奈川県小田原市の県立西湘高校の職員室。ある生徒がそういって、一冊のブックレットを、国語の立花ますみ教諭(39)に手渡した。4年前の冬だ。

 本は被災直後の神戸を歩いたルポ。肉親を失った家族や関係者の手記もおさめられている。
 気軽に手にとった本に、「ぐっと引きずり込まれた」。立花さんは、さっそく本の一部を現代文の授業のテキストとして使った。

 本の中の1人の大学生の手記が、生徒たちの心を打った。
 震災直後、駆け付けた友人の下宿先。倒壊したアパートの中から必死に救出しようとしたが、火の手が迫ってくる。
 「なんでよりによって一番死なせてはいけない人がこんなところで死ななければならないのか」。あと少しというところで、親友を助けられなかった。
 朗読が始まると、教室は静寂に包まれた。男子学生は顔をこわばらせ、女子学生の中にはすすり泣くものもいた。すすり泣く声は、しばらくおさまらなかった。
 感想文を書かせたところ、全員が提出したことに、先生は驚いた。ふだんは書くことが苦手な子まで書いていた。
 「僕は少し吐き気がしました。気持ち悪いとかそういうのじゃなくて、むせび泣きのような感じでした」。
 「今まで私は一人一人の悲しみなどに目を向けず、神戸が復興しただのなんだのと、表の社会面での神戸の損害しか理解していなかったんだと思うと、恥ずかしい気持ちと、後悔の思いが込み上げてきた。今まで、死というものがあまりにも遠かったのかも知れない」。

 この本がきっかけになって、西湘高校では、その年、防災取材班を8人の有志で結成。文化祭の発表で、防災マニュアルを見直そうと訴えた。  防災取材班は、年ごとに結成され、今年で4代目。その内容は、毎年ホームページ上で公開している。

○               ○

 一通の分厚い封書が、神戸市役所24階の「KOBE観光ガイドボランティア」のオフィスに届いた。中には、40人の手紙が入っていた。  「ガイドさんが話してくれた地震のこと、忘れません。将来自分に子供ができたら、私も命の大切さを伝えたいです」。  手紙に感想を書いたのは水野希美さん(15)。岐阜県の中学生だ。  観光ボランティアは、現在50人を越える。神戸に訪れる生徒とともに神戸の町を歩き、震災について語ってきた。今までに1062人にのぼるガイドを担当してきた。  その一人、森山芳子さん(68)は、茶髪にピアスといった若者達が、地震の時、赤ん坊やお年寄りのために食料の配給を求めてボランティアとして走りまわっていたことを今でも鮮明に覚えている。
 「生徒さんにはその助け合う心を、神戸にきたおみやげに持って帰ってほしい」という。

○               ○

 一瞬にして、6000人以上もの命を奪った震災。被災地神戸の枠を超え全国の子どもがその教訓を受けとめている。子どもたちは震災学習をとおし、人の死、そして悲しみに触れるている。
 人の死を真剣に考えるからこそ、今を生きることの大切さを知る。震災学習はそこから、始まるのかもしれない。
【震災取材班 福田公則、上田晴子、小島美紀】

※連載のバックナンバーはhttp://www.unn-news.com/sinsai/2003rensai/でご覧になれます。

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◎ミスからの敗戦 アメフット近大戦

 関西学生アメフットリーグ神戸大−近大が9月23日、長居球技場で行われた。神戸大は4つのターンオーバーを奪うなど、守備では近大を圧倒したもののオフェンスがなかなか得点できず、12−14で敗れた。【9月27日 神戸大学NEWS NET=UNN】

Photo  第1Q、神戸大は近大RB土手下のオープンへのランプレーで自陣深くまで攻め込まれ、開始1分にはその土手下に3ヤードを走りきられTDを奪われてしまう。しかし、その後は京大戦でも見せた守備陣のがんばりがよみがえり、近大オフェンスに前進を許さない。それどころか第2QにはDB松田のインターセプト、第3QにはDB吉村のインターセプト、DL池渕のファンブルリターン、第4QにはDB矢野川のインターセプトとターンオーバーを連発する。
 しかし、攻撃陣がこれに応えることができない。ベンチワークのまずさも手伝い、敵ゴール前まで攻め込むたびに反則で罰退。第4Qにはゴール前1ヤードからの攻撃でFGに抑えられてしまうシーンも見られた。第4QにはRB大崎への60ヤードTDパスが通ったが、ときすでに遅し。12−14の惜敗で開幕2連敗となってしまった。

 「冗談か。情けなさすぎる」。試合後、しぼりだすようにして話した岩田主将の言葉がすべてを物語る試合だった。守備陣は4つのターンオーバーを奪い、近大攻撃を抑え込んだ。特に3つのインターセプトを奪ったDB陣は近大QB安倍のパスを10回投2回成功23ヤードと完全に抑えた。涼しくなった気候も助けになってか、京大戦で見せたスタミナ面の不安もかなり軽減されていた。
 しかし、それでも勝てない。守備陣のがんばりを攻撃陣とベンチがつぶしてしまった形だ。特に顕著だったのが、第4Q2分QB江端からRB大崎へ60ヤードのTDパスが通り、2点差まで迫ったシーン。TFPで2ポイントコンバージョンを決めれば同点となるこのシーンで、サイドラインで指示を聞く江端とWR村上がなかなかフィールドに出てこない。25秒たってディレイオブゲーム(ゲームの遅延行為)の反則を取られた。さらにもう一度同じ反則を取られ、結局10ヤードの罰退。13ヤードから開始されたTFPは失敗し、同点はならなかった。
 「スポッターが切れてたんだよ」とは矢野ヘッドコーチの言葉。「スポッター(ベンチ後ろのやぐらから指示を出すコーチ)からの無線が切れていた。機械が古くてね」。アメフットは選手だけでなく、指示を出すコーチ、サポートするスタッフなどが一体となって行うスポーツ。岩田主将も「ベンチワークも含めてミスをなくさないと」と話す。ベンチと選手、両輪がうまく回転しなければレイバンズの勝利も見えてこない。

【写真】守備陣は近大攻撃を圧倒した(9月23日・長居球技場で 撮影=中島仁志)

●関西学生アメフット(9月23日・長居球技場)
近 大 7 0 0 7=14
神戸大 0 0 0 12=12

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◎朝鮮学校生4人の受験資格認定

 神戸大は9月24日、入試委員会を開いて、来春の入試から朝鮮学校卒業生に受験資格を認める方針を決めた。すでに4人の受験生が資格認定を申請しており、同日受理された。【9月24日 UNN】

 今回の措置は、文科省が外国人学校卒業生に対する大学受験資格を緩和したことを受けたもの。文科省は来春入試から、外国人学校卒業生などへの受験資格認定について、国立大独自の判断に任せるとしている。
 大学側は、「来年3月31日までに満18歳に達している」、「高校の学習指導要領に照らして、卒業に必要な単位数相当を習得する見込みがある」、「高校段階を有する修業年限12年間の外国人学校を卒業」などを申請条件として設定し、入学資格審査委員会で判断する。
 神戸大にはすでに、今年10月に統合する神戸商船大とあわせ、計4人の朝鮮学校卒業見込みの生徒から入学資格認定書の交付申請が届いていた。大学は、4人が申請条件を満たしていると判断した。
 朝鮮学校卒業生の大学受験資格をめぐり、関西の国立大では、阪大や京教大なども資格を認定している。

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◎龍谷大に惜敗 サッカー秋季リーグ

 関西学生秋季サッカーリーグ2部の第2節が9月23日、神戸大国文グラウンドで行われ、神戸大は0−1で龍谷大に惜敗した。【9月23日 神戸大学NEWS NET=UNN】

 開始15分、中盤から一人で攻めあがった龍谷大FW下滝徹がそのままスピードに乗り、相手DFを振り切ってシュート、先制点をあげられる。龍谷大の得点後は、試合は神戸大ペースで進む。両サイドからのセンタリングや右サイドバックからのスルーパスなどが通るものの、得点につながらない。
 後半に入っても、神戸大ペースだった。62分、FW平本裕司のロングパスを、ゴール前で待っていたMF金岡慶がダイレクトボレーであわせるが、ゴールポストに跳ね返される。跳ね返ったボールをすかさずFW黒坂史明がつめるが、これは龍谷大GK柳田元摩がファインセーブ。神戸大の応援席からは、ため息がもれた。
 龍谷大は、守備中心でカウンターを狙うという戦い方に徹した。67分、神戸大は守備のミスから相手にボールを奪われ、あわや失点という危ない場面もあった。  74分、龍谷大のMF川辺三史がラフプレイで今日2枚目のイエローカードをもらい、退場。一人少なくなった龍谷大は、完全に逃げの形に入る。神戸大は決定的な場面を作るが、龍谷大GKにゴールを阻まれた。0−1のまま、終了のホイッスルが吹かれた。

 龍谷大は、前半に奪った1点を守りきり、今季リーグに2勝目をあげた。神戸大は主導権をにぎり、試合を優位に進めながら、1点に泣いた。  神戸大の北口智也監督は、「守備で基本的なミスが見られた。しかし、春に比べるとかなり上達している。サッカーの方向性は、間違っていないと思う」と感想を述べた。

●関西学生秋季サッカーリーグ戦(9月23日・神戸大国文グラウンド)
神戸大 0 0−1 1 龍谷大
(0勝2敗) 0−0   (2勝)
【龍谷大】下滝

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◎優勝遠ざかる敗戦 近畿学生野球秋季

 近畿学生野球秋季リーグ第3節、神戸大−奈産大の2回戦が9月21日、南港中央野球場で行われた。神戸大は2点を先制するも、4−8で逆転負け。勝ち点を落とし、優勝が厳しくなった。【9月21日 神戸大学NEWS NET=UNN】

 2回裏、神戸大は一死一塁から七番田端が中越適時二塁打。さらに続く長尾が中前にはじき返し、この回2点を先制する。しかし、直後に先発横田が捕まってしまう。2本の安打で一死一、二塁とされると奈産大三番・浅村に右越に二点適時二塁打を打たれ、同点。さらに四回に3点、五回には横田に替わった始澤が1点を奪われ、2−6と突き放される。
 神戸大も五回には一番平井のスクイズ、六回には六番三枝の右越三塁打で、それぞれ1点を返すが、八回にショート丸山の本塁悪送球、始澤の暴投で2点を追加され万事休す。4−8で敗れ、勝ち点を落とした。

 2点を先制し、五回、六回には追加点も挙げ、打線はつながった。しかし、それでも勝てなかった。板井主将は「うちの横手の投手(塚本、横田)は研究されてしまっている」。そこに拍車をかけてしまったのが守備の乱れだ。「あそこの2点が痛かった」と板井主将が悔やんだ八回表、ショート丸山の本
塁悪送球、始澤の暴投が絡み単打2本で2点を献上してしまった。「守備からリズムを作ることができなかった」と板井主将は悔やんだ。
 今日の敗戦で自力優勝の可能性が消えてしまった神戸大は残る大市大戦、和歌山大戦にすべてをかける。板井主将も「最後まであきらめない。残り(大市大戦、和歌山大戦)を全力で戦って、阪南大、奈産大が負けることを待つ」。優勝への道が険しくなったとはいえ、神戸大の戦いは終わらない。

●近畿学生野球秋季リーグ第3節2回戦(9月21日・南港中央野球場)

奈産大 002 310 020=8
神戸大 020 011 000=4
【奈産大】○北口、米田、鍵谷−山戸
【神戸大】●横田、始澤、塚本−久米

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◎立命にまさかの惨敗 男子ラクロス

 関西学生ラクロスリーグ戦男子の神戸大−立命が9月20日、舞洲運動広場で行われた。昨年王者の神戸大は5−13で敗れ、今季初黒星。目標に掲げていた「全勝優勝」の道は閉ざされた。【9月20日 神戸大学NEWS NET=UNN】

Photo  激しい雨が降る中で行われた今試合、序盤は両チームの特徴が出た立ち上がり。個人技を中心とした速攻のブレイクスタイルの神戸大と、パス回しから組織的な遅攻で攻める立命。開始3分に立命MF西林のミドルシュートで先制点を挙げられると、神戸大はMF古賀がカウンターで切り返し、2−2で第1Qを終える。
 試合が動き始めたのは第2Qから。グラウンドボール(こぼれ球)の奪取などでリズムを作る立命に対し、神戸大は攻撃時間をかせげない。調子を崩すと、第2、3Qでそれぞれ4点を失ってしまう。MF服部らを中心に反撃を図るが、立命の組織的な攻守を破れず、5−13でまさかの大敗を喫した。

 台風の影響で悪天候に見舞われた今週末、リーグ戦も大荒れの模様を呈した。5連覇中の王者・神戸大に土がつき、続く関学−京大でも昨年2位の関学が5−10で敗北。リーグ成績は京大が全勝を守って頭一つ抜け出し、神戸大、関学、立命が1敗で後を追う。4校どうしの対決もまだ控えており、ファイナル3(リーグ戦上位3校による決勝トーナメント)出場権の見通しは曇ったままだ。
 神戸大は、立命戦を制せばファイナル3出場がほぼ決まっただけにこの日の黒星が悔やまれる。「勝ちに対する執念の差が出た」と近藤コーチ。京田主将は「油断していたところも含め、力不足だった」と、長いため息をついた。
 6連覇に向け、もう後がなくなった神戸大。「目先のことは考えずに、がむしゃらに練習するしかない」(副主将のMF服部)、「かつての(5連覇を果たした)強い神戸大への甘い気持ちを捨てて、現状を見つめ直す」(京田主将)。まさかの敗北を、貴重な糧に変えられるか。

【写真】今季初黒星を喫し、うなだれる神戸大の選手たち(9月20日・舞洲運動広場で 撮影=二宮裕)

●第14回関西学生ラクロスリーグ戦男子(9月20日・舞洲運動広場)
神戸大 2 1 0 2=5
立 命 2 4 4 3=13
【神戸大】近藤2、服部、前田、古賀
【立 命】北川3、市田2、西林2、平井2、新2、室田、梶原

京大 5 3 2 0=10
関学 0 1 1 3=5
【京大】中西3、大和田2、宮本2、岡田、植田
【関学】三浦2、中塚、近藤、木下

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◎【震災特集17】「衝撃を受けた」 大学教育の語り継ぎ

 緊急連載「大学から震災の灯は消えたか」第17回。UNN関西学生報道連盟が実施した震災に関するアンケートの中で「大学の中で「震災」に触れることがある」と答えた学生は、100人中22人にとどまった。日々の大学生活の中で震災を意識することはやはり少なくなっている。そんな中、大学の講義の中で震災を取り上げられる例があるのだろうか。関関同立、神戸大、甲南大、神女院大を取材した。【9月20日 UNN】

 学部の一般教養系を中心にシラバスを調べてみた。神戸大では阪神・淡路大震災を教訓に「都市安全と防災」をテーマにした総合教養科目を開講。甲南大でも、震災を社会科学的にとらえる「防災心理学」という講義を開講している。関大では、文学部の日本史概説の中で取り上げ、同大では復興の状況を震災の当事者にインタビューするなどフィールド調査して明らかにする「社会調査実習」がある。立命では、地震に関する授業で、触れられている。一方、関学、神女院大では、関連する講義はない。
 「この中には被災者の方もいるでしょう。映像を見たくないという人がいたら、教室から出ていってもらってもかまいません」。関大で行われた日本史概説の講義。史料保存の話の中で震災資料とりあげられた。震災資料のビデオを流す際、講義を担当する佐々木和子講師はこう述べた。映像は震災当時のニュース。上空から燃えさかる街、破壊した阪神高速、アナウンサーの実況などがおさめられていた。
 佐々木講師は「震災から8年あまりが経過した今もなお、当時の街の様子を客観的に見れない人がいるから、配慮は当然」と理由を話す。しかし、それでもなお映像を授業に取り入れた理由について「被災者同士で震災を語ることはお互いの背景がわかるので簡単なこと。難しいのは、当時の被災地の状況を目の当たりにしていない人たちに震災をどう伝えるか、ということだ」と。
 受講している学生の中には、真剣な姿勢で授業に取り組んでいない者も確かにいた。しかし、震災という、関西圏に住む学生にとって密接な話題である事は確か。そうではなくても、当時、嫌というほど流れたニュース映像を目の前にして、真剣に見入っている様子も見受けられた。滋賀県出身のある学生は、「佐々木講師の『見なくてもいい』という発言が印象的で、今なお深い傷を負っている人がいるのだということを実感した」という。
 震災当時、芦屋で被災し、1998年3月頃から史料ボランティアとして史料保存の活動をしている佐々木講師。授業中は自らの体験を語らなかったという。「震災を語るということは私にとっては自分自身を語ること。少人数の学生を集めて行うゼミとは違い、500人もの学生を目の前にして自分を語るということは、自分の話が一方通行になり難しいから」と話す。
 しかし、「阪神・淡路大震災を境に、歴史学は現在起こった出来事をいかに未来につなげるかも問われるようになった。将来歴史に携わることが多い学生たちに、歴史に対する時間軸を現在から過去だけではなく、現在から未来へと広げるきっかけにしてほしかった」と続けた。

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 「娘がこの世にいたことを伝えたい」。
 昨年12月9日、震災で39人の学生を亡くした神戸大の教壇で遺族が語りかける授業が行われた。講師は兵庫県内の公立小学校で教頭を務める上野政志さん(55)。上野さんは震災で、当時神戸大発達科学部2年の長女・志乃さんを亡くした。
 以前に志乃さんも受講していた、同学部の浅野慎一助教授(46)の社会学講義の中で行われた。浅野助教授が震災後、志乃さんの遺稿となった講義感想文を上野さんに送ったことから交流が始まった。テーマの「家族」に沿って、親よりも先に子どもが先立つ「逆縁」を中心に、志乃さんの生前の思い出や被災状況も交えて「命の大切さ」を伝えようとした。
 志乃さんは95年1月16日の夕方、姫新線三日月駅まで両親に送られて神戸の下宿に戻って来た。「『じゃぁ、またね』と言って別れたのが最後でした」(上野政志さんの寄せた追悼手記)。18日早朝には、崩れた下宿跡で志乃さんの遺体が見つかる。考えもしなかった娘の死に、上野さんは目の前が真っ白になる思いがしたという。

 「衝撃を受けた、という学生がかなりいた」と浅野助教授。講義後、受講した約300人の学生がさまざまな感想文を書いた。「いつもの授業とは違う反応だった」。
 教壇に立った上野さんは、真剣に目を向けてくる学生たちの表情が印象に残っている。感想文のなかには、自身の経験をもとに考えをつづったものも多かった。「自分と結びつけて、私の話を受け入れてくれたんだと思う。話してよかった」。受け止めてくれた学生たちを見て、上野さんはそう感じている。

○               ○

 震災を被災地で体験していない大学生、85%(震災に関するアンケートより)。彼らに震災の体験を直接伝える場は大学にはあるのだろうか。現状はやはり多いとはいえない。
 次週からは、大学に入る以前の小中高校の教育の現場を訪ねてみる。【震災取材班 吉永智哉】

※連載のバックナンバーはhttp://www.unn-news.com/sinsai/2003rensai/でご覧いただけます。

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◎秘境への挑戦を激励 学術登山隊の壮行会

 神戸大東チベット学術登山隊の壮行会が9月20日、滝川記念学術交流会館で行われ、山岳会OBなど約60人が参加した。野上智行学長も出席し、隊員に祝辞を述べた。【9月20日 神戸大学NEWS NET=UNN】

Photo  登山隊は10月末に、世界最後の秘境といわれる東チベットのルオニイ山(6610メートル)登頂を目指している。
 壮行会は、円満字正和・実行委員長(山岳部OB)の挨拶で始まった。続いて行われた登山隊挨拶で、総隊長の平井一正・工学部名誉教授は「カンリガルポ山群(ルオニイ山を主峰とする山群)は中国とインドの国境にまたがり、外国人の立ち入りが長い間禁じられてきました。私たちは、まさに秘境に足を踏み入れようとしています」と述べた。野上学長も隊員にむけた祝辞の中で、「大変誇りに思っております。すばらしい報告をお受けすることを期待しております」と激励した。

 厳しいトレーニングをこなしてきた隊員たちも壮行会では、終始リラックスした様子で、駆けつけた山岳部OBらと歓談した。ルオニイ山登頂に向けてのトレーニングの基本は、山に親しむことから始まる。夏季に北アルプスの雪渓を歩いたり、富士山頂でテントを張って生活したりと、山に慣れ親しむトレーニングを積んできた。 神戸大の学術登山は、今までにも大きな業績を残している。特に南アメリカ大陸の未登峰登山は、海外からも高い評価を受けている。平井隊長は、1976年のカラコルム遠征をはじめ、多くの学術登山を実現している。
 ルオニイ登山決定の昨年秋から、登山隊は資金集めに奔走してきた。企業、日本山岳会、同窓会などから、約1100万円の寄付金を集めることに成功した。「運営面も含め、これほどしっかりした対策をできる原動力は、やはり山に対する熱意でしょう」と野上学長は評価する。
 唯一の学生隊員となった尾崎竜平さん(文・3年)は「怖いという気持ちよりも、ワクワクという気持ちのほうが大きい。登山をしていると、自分の可能性が限りなく広がっていく感じがする。今は充実しています」とルオニイ登頂に向けて意気込みを語った。尾崎さんを含む隊員9名は10月2日、中国の成都に向けて発つ予定。

《訂正》本文中で学術登山隊が登頂に挑戦するのは「ルニオイ山」となっていますが、正しくは「ルオニイ山」でした。また唯一の学生隊員の名前が「尾崎龍平さん」となっていますが、正しくは「尾崎竜平さん」でした。お詫びして訂正いたします。(10月3日午前1時00分 編集部入力)

【写真】神戸大のロゴマークが入った旗を手に、激励の記念撮影に応じる登山隊員ら(9月20日・滝川記念学術交流会館で 撮影=中島仁志)

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◎奈産大に完封負け 近畿学生野球秋季

 近畿学生野球第3節、神戸大−奈産大の1回戦が9月19日、南港中央野球場で行われた。神戸大はチャンスにあと一本が出ず、0−4で敗れた。【9月19日 神戸大学NEWS NET=UNN】

 神戸大は一回表には三番丸山の右翼線二塁打で二死二塁、二回には2つの四球で一死一、二塁とチャンスを作る。しかし、後続が倒れ得点には至らない。すると直後の二回裏、先発塚本が捕まる。二塁打と安打で一死一、三塁のピンチを招くと奈産大九番・廻に右前に運ばれ1点を失ってしまう。
 その後も奈産大の攻勢は続き、塚本は四回7安打3失点で降板。後を受けてマウンドに上がった始澤も1点を失い、0−4と苦しい展開を強いられる。打線も三回以降はチャンスらしいチャンスを作ることもできずに、そのまま完封負け。優勝に向けては痛い星を落とした。

 「先手を取って勢いに乗るはずだった」(板井主将)という神戸大。一回、二回とチャンスは作ったが、あと一本が出ない。一回には前節の阪南大戦で左越本塁打を放った四番福本が三振に倒れるという最悪の展開。二回に先手を取られてしまうと、あとは大島の前に完全に沈黙してしまった。
 しかも、誤算は打線だけではなかった。早い段階で点を失ってしまったエース塚本だ。神戸大は、投手を中心にゲームを組み立てるチーム。板井主将は「七回で2点差。これが限界です」。頼みのエースに四回7安打3失点で降板されては、逆転は難しかった。
 明日、阪南大が大市大に勝利し、明後日、神戸大が奈産大に敗れると、今後の日程の関係上神戸大の優勝の可能性がなくなる。「もう後がない。(明後日は)勝つしかない」と板井主将。優勝への明かりを消さないため、神戸大は背水の陣で臨む覚悟だ。

●近畿学生野球秋季リーグ第3節1回戦(9月19日・南港中央野球場)

神戸大 000 000 000=0
奈産大 010 201 00X=4
【神戸大】●塚本、始澤−久米
【奈産大】○大島−山戸、池部

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◎関学に雪辱果たす タッチフット

 関西学生女子タッチフットボール秋季リーグの神戸大−関学が9月15日、聖和大グラウンドで行われた。後半から調子を上げた神戸大は、26−19で逆転勝ち。春季リーグの雪辱を果たした。【9月15日 神戸大学NEWS NET=UNN】

 第1Q2分、神戸大は関学QB小林のランで先制される。関学の素早い展開のプレーに攻守の陣形を崩され、なかなか調子をつかめない。第2Qには、関学DB宮本にパスをインターセプトされ、次のシリーズで1TDを失ってしまう。QB岸田のロングパスで1TDを返すも、前半を終えて6−13。
 しかし、第3Q開始直後にQB岸田がランでTD。ここから神戸大オフェンスが一気に息を吹き返す。ランで次々に陣地を稼ぐと、ランを警戒する関学のスキをついてパスも決まりはじめる。4Qにも2TDを挙げ、26−19で関学に逆転勝利した。

 「今日は勝ててめっちゃ嬉しい」。試合後のミーティングで岸田主将が声を弾ませると、選手たちに笑いの輪が広がった。関学は春季リーグで苦杯をなめた相手。雪辱を果たすとともに前半戦の山場を超え、リーグ連覇へのはずみがついた。
 「以前のうちだったら、(リードされると)そのままずるずるいってた」と今岡コーチ。後半の逆転劇には特に指事は飛ばさなかったというが、「持ち直したのは力が付いてきた証拠。岸田(QB)のほか、2年生の中原(G/DT)などもいい動きをしていた」と笑顔を浮かべた。
 次は10月12日の京府大戦。岸田主将は「作りたいチームに近付いている。勝つことを考えていく」と自信を見せた。

●2003関西学生女子タッチフットボールリーグ(9月15日・聖和大グラウンド)
神戸大 0 6 7 13=26(2勝)
関学  6 7 6 0=19(1勝1敗)

聖和大 13 7 0 13=33(2勝)
京府大 0 0 0 6=6(2敗)

武庫女大 13 26 20 13=72(1勝1敗)
同大   0 0 0 0=0(2敗)

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◎【震災特集16】「灯り事件知らず」7割 学生に意識調査

 「希望の灯り事件」を知らない学生は7割――。今年5月に東遊園地で起こった、阪神淡路大震災の慰霊のモニュメント「希望の灯り」が、壊される事件が起こった。UNN関西学生報道連盟では、関西の大学生100人に対し、阪神・淡路大震災に関するアンケートを7月から9月まで実施。事件をを知る学生はあまりいない一方で、震災関連のニュースに関心を持つ学生や、風化防止に希望的な見方をする学生もいた。【9月13日 UNN】


○               ○

 神戸の東遊園地にある「希望の灯り」のモニュメント。5月3日の未明に酔っていた大学生によって壊される事件が起きた。事件は知っている人は30%(設問1)。大学生にあまり知られているとは言えない。
 アンケートの回答者のうち、被災地に住んでいる15人の結果でも、事件を知っている人は40%しかいなかった。被災地内でも「希望の灯り事件」はあまり知られていないようだ。
 「わざとじゃないみたいだし正直に出頭したのだから許しても良いのでは」、「自分から罪を認めたので、もう問題にすべきでない」、「加害者が名乗り出て謝ったことは、希望が持てる。これから大事にしていくべき」と名乗り出たことを評価する意見もあった。
 しかし、「震災を受けた方々の気持ちを考えると心ない行為」、「壊した人に、もっと、なぜこれが作られたのかをよく考えてほしい」といった壊した行為に疑問を持つ学生もいる。

 震災関連のニュースをよく見るかという問い(設問3)には9%が「気をつけて見ている」、74%が「気をつけているわけではないが、話題になれば見ている」とほとんどの人がニュースはチェックしているようだ。しかし「希望の灯り」事件を知っていたのは3割に過ぎず、「希望の灯り」事件は、あまり震災関連のものとして捉えられていなかったのかもしれない。

 震災が起こった1月17日以外に震災を意識することがあるかという問い(設問4)には53%が「はい」と答えた。他の地震のニュースを見た時に気にするという人が多い。また実家が関東や東北、静岡にある人は「地震が起こるかもしれない」と思っている人が多く地震を意識していた。神戸に行くと震災のことを思い出すという人も。「断層が近くを通っていてまた地震が起こるかもしれない」と気にしている人もいる。
 「関心がないから」、「風化しているから」、「身近なことではない」と震災に興味を持っていない人も見受けられた。「メディアの露出が減った」、「1月17日にしか報道しない」とメディアが報道量が減ったとする声もあった。

 大学の中で「震災」に触れることがありますか(設問5)という質問には、22%が「ある」と答えた。「ある」の内訳は授業が9人、モニュメントが4人、友人との会話9人、講演会2人、イベント・行事2人(内訳は複数回答可)となっている。モニュメントと答えたのは全員神戸大生。震災で学生、教職員ら44人が亡くなった神戸大では、経済・経営・法の3学部が集まるキャンパスに犠牲者を追悼する慰霊碑がある。正面階段の隣のスペースで、学生の目にも触れやすい。
 しかし、震災に触れることが「ない」と答えた学生が78%と大多数を占めることも事実。やはり、大学生は日常的に震災に触れることは少ないことが伺える。

 震災の風化は止められると思いますか(設問6)には、「はい」と31%が答えた。「メディアが取り上げてくれるだろうから、風化はありえないと思う」とメディアの役割によって風化は止められるとする意見もあるが、「マスコミも取り上げなくなっている」、「ほとんど復興して、テレビでももう取り扱われていないから」とマスコミが伝えなくなり忘れられていくだけだという意見も。
 風化を防ぐには、「一人一人が意識することで止められる」、「みんながしっかり意識することが必要」と、震災の記憶を忘れずにみんなが意識することが重要と考えられている。
 「関東大震災のことをみんな忘れていない」から阪神・淡路大震災のことも忘れないだろうとした人もいるが、「原爆とか戦争ですら風化している」から震災も風化してしまっているという意見もあった。

 震災は伝えていかなければいけないと意識の中で思っている学生もいる。実際に震災に触れることは少ないが、伝えていかなければならない意識は根強い。語り継ぐには教育現場などが重要なのかもしれない。



【アンケート結果の詳細は以下】

大学別回答者数
神戸大 25
立命 20
大外大 18
神女院大 13
京女大 11
関大 10
大市大 1
京産大 1
無記入 1

回答者のうち被災地の出身者数
神戸市 6
西宮市 4
宝塚市 2
明石市 1
芦屋市 1
三木市 1

設問1、「希望の灯り」のモニュメントが壊されたニュースを知っていますか
(1)はい  30人
(2)いいえ 70人

設問2、あなたは震災のことを何を通して知りましたか(複数回答可)
(1)テレビ    83人
(2)ラジオ    13人
(3)新聞     36人
(4)現地で見て  11人
(5)人から聞いて 11人
(6)その他    15人

設問3、震災関連のニュースをチェックしますか
(1)気をつけて見ている 9人
(2)気をつけているわけではないが、話題になれば見ている 74人
(3)あまり関心がない 14人
(4)まったく見ない 3人

設問4、震災が起こった1月17日以外に震災を意識することがありますか
(1)はい  53人
(2)いいえ 47人

設問5、大学の中で「震災」に触れることがありますか
(1)ある 22人
(2)ない 78人

設問6、震災の風化は止められると思いますか
(1)はい   31人
(2)いいえ  61人
わからない 1人
無回答 7人
【震災取材班 植中喬光】


※連載のバックナンバーはhttp://www.unn-news.com/sinsai/2003rensai/でご覧いただけます。

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◎佛教大に圧勝 男子ラクロス

 第14回関西学生ラクロスリーグ戦、神戸大−佛教大が9月13日、浜寺公園第1球技場で行われた。神戸大は佛教大に12−3で圧勝し、開幕から4連勝目。【9月13日 UNN】

●第14回関西学生ラクロスリーグ(9月13日・浜寺公園第1球技場ほか)
神戸大 4 1 6 1=12
佛教大 0 1 1 1=3
【神戸大】熊野4、近藤3、野村2、中村1、榎本1、京田1
【佛教大】松村2、倉橋1

立 命 2 2 5 4=13
甲南大 0 0 0 1=1
【立 命】市田5、平井4、室田2、北川1、梶原1
【甲南大】北原1

京 大 7 4 5 4=20
流科大 0 0 1 0=1
【京 大】中西3、藤田3、岡田2、宮本2、大和田1、飯田1、前川1、曽根1、栗山1、中嶋1、田中1、古跡1、山田1、前田1
【流科大】小宮1

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◎阪南大に負け越し 近畿学生野球秋季

 近畿学生野球秋季リーグ第2節の神戸大−阪南大の2回戦が9月12日、舞洲野球場で行われた。打線がつながらなかった神戸大は3−4で敗れ、2連敗で勝ち点を落とした。【9月12日 神戸大学NEWS NET=UNN】

Photo  一回裏二死、2ストライク2ボールから「直球を待っていた」と言う神戸大3番福本が、狙い球をレフトスタンドにたたき込む。最高の先制攻撃を見せた神戸大だが、その後は打線がつながらない。3回には、阪南大先発・伊達と2番手・諏訪の4四死球で押し出しの2点を得るも、試合を通しての安打は阪南大の14本に対して5本と水をあけられた。
 頼みの守備では、先発・横田が五回までに6四死球と投球が安定せず2失点。6回からマウンドに上がった塚本も、四死球や相手の盗塁などでリズムを作れない。六回と八回に1点ずつを失い、3−4で阪南大に逆転負けした。

 両チームとも投手の制球が乱れた序盤。試合の流れを決めたのは、やはり打線だった。得点を見れば三回には2得点を挙げている神戸大だが、内容はどちらも押し出し。板井主将は「あの回はもう2点、追加できた」と悔しがる。今季初の本塁打を放ってガッツポーズを見せた3番福本も、試合後は「チームが負けてしまいましたからね」と表情は硬い。
 この試合で勝ち点を落とした神戸大は、リーグ優勝に向けてもう後がない。次の対戦相手に控えるのは強豪・奈産大。板井主将は「後手に回らないよう、初戦を取らないと。命かけて勝ちにいく」と闘志を燃やした。

【写真】8回表、決勝点となる適時打を打たれ、うなだれる捕手・久米。後ろは投手・塚本(9月13日・舞洲野球場で 撮影=中島仁志)

●近畿学生野球秋季リーグの第2節2回戦(9月12日・舞州野球場)
阪南大 010 101 010=4
神戸大 102 000 000=3
【阪南大】伊達、○諏訪、鈴木−池内
【神戸大】横田、●塚本−久米

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◎未踏峰登頂目指す 学術登山隊が調印式

 神戸大山岳会は中国登山協会(CMA)と9月12日、神戸大本部学長室で神戸大創立100周年を記念して行われる「神戸大学東チベット学術登山」に関する議定書に調印した。【9月12日 神戸大学NEWS NET=UNN】

 中国登山協会(CMA)側の李豪傑・交流部副部長ら3人は、野上智行神戸大学長への表敬訪問の後、神戸大山岳会側3人と議定書の調印をとりかわした。調印には、野上学長が立ち会った。議定書は、神戸大ルオニイ登山隊が、中国チベット自治区において登山活動を行うことを認めている。
 調印式の後、特別会議室で行われた記者会見で李副部長は、「神戸山岳会の学術登山が日中の友好につながれば」と述べた。

 神戸大ルオニイ登山隊9名(隊長=平井一正・神戸大名誉教授)は10月2日から11月15日までの約1か月半の日程で、中国チベット自治区にある未踏峰ルオニイ(6610メートル)登頂を目指す。隊には現役の山岳部生1人と、山岳会を中心としたメンバーも参加する。
 ルオニイは、インドとミャンマーの国境に面したチベット東南部にあり、中印国境問題の影響で長い間、外国人の立ち入りが厳しく禁止されてきた。
 神戸大山岳会側は、昨年度秋から登山を申請しており、今年、日中平和友好条約25周年を記念して中国側から学術登山の許可がおりた。新型肺炎(SARS)の影響でチベット全域が封鎖されたため、一時は派遣が危ぶまれたが、沈静化を受け予定通り今回の調印となった。
 記録によると、植物学者のキングドンウオードンが1933年にルオニイ周辺の調査をして以来、2、3人の探検家が入っただけの全くの処女地。ヒマラヤには珍しく、ルオニイは氷河に閉ざされた山容を持つ。
 登山隊は、ルオニイの北東、約14キロに位置するルーショ岩にベースキャンプを張り、現地で通訳、ポーターを雇う予定。食料と、ザイルなど基本的な装備は日本から運ぶ。ベースキャンプからの高度差は約3000メートル。軽量化のため、食料はアルファ米(乾燥米)などドライフーズが中心。
 隊長の平井名誉教授は計画書の中で、「人跡未踏の地域を探検し、地域の人々と交流し、さらにそこにそびえる未踏の山頂を極めることは、何もにも代えがたいロマンであり、一つの文化活動」と述べている。

《訂正》本文中で学術登山隊が登頂に挑戦するのは「ルニオイ山」となっていますが正しくは「ルオニイ山」のでした。お詫びして訂正いたします。(10月3日午前1時00分 編集部入力)

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◎テロ追悼費建設開始 工OBの曽野さんら

 アメリカのスタッテン島では、9月11日にアメリカ同時多発テロで亡くなった島民268人を追悼する記念碑の起工式が行われた。デザインは神戸大卒の曽野正之さん(32歳)が担当。【9月11日 UNN】

 記念碑は「ポストカード」と名付けられ、犠牲者と遺族が思いを交わす2つの大きな絵葉書をイメージ。世界貿易センターの跡地に向けて大きな白い翼を広げた様にも見える。
 記念碑をデザインした日本人建築家の曽野正之さんはこの記念碑で過去の犠牲を記憶にとどめ、希望をもって未来をみつめる姿を表現した。
 曽野正之さんは1993年、神戸大工学部建築学科を卒業。ワシントン大の大学院を修了し、98年からニューヨークの建築事務所に勤務。

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◎阪南大に完敗 近畿学生野球秋季

 近畿学生野球秋季リーグ第2節神戸大−阪南大の1回戦が9月10日、南港中央野球場で行われた。神戸大はエース塚本が崩れ、4−0で完封負け。開幕からの連勝が2で止まった。【9月10日 神戸大学NEWS NET=UNN】

 神戸大先発・塚本は三回に捕まる。2死四球で二死一、二塁のピンチを招くと阪南大四番・栃尾に右中間を破る適時三塁打を放たれ2点を失った。塚本は七回にも2点を奪われ、八回からのマウンドを始澤に譲った。
 打線も音がない。第1節のような「つながり」が見られず、8安打を放ちながら無得点。0−4の完封負けを喫してしまった。

 チームが絶対の信頼を寄せるエース塚本が崩れた。七回を投げ、11安打4失点。「守備、特にバッテリーからリズムを作って勝つ」神戸大の野球が根底から崩された試合となってしまった。
 流れが阪南大に行ってしまった要因は、やはり攻撃のまずさ。一回表、先頭打者福本が右中間を破る当たりで三塁を狙うもタッチアウト。二回表には二死一、二塁と阪南大に先制点を奪われたのと同じ場面で九番平井が見逃し三振。板井主将が「思った以上にすごかった」と評した阪南大打線に、自らがつくり出した悪い流れが加わってしまってはエース塚本と言えども抑えることはできなかった。

●近畿学生野球秋季リーグ第2節1回戦(9月10日・南港中央野球場)
神戸大 000 000 000=0
阪南大 002 000 20X=4
【神戸大】●塚本、始澤−久米
【阪南大】○谷垣−池内

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◎「戦い」テーマに好演 自由劇場新人公演

 演劇部自由劇場の新人公演「スナフキンの手紙」(作=鴻上尚史)が9月6日と7日、六甲台講堂で上演された。真夏日並みの残暑が続くなか、2日間で174人の観客が訪れた。【9月7日 神戸大学NEWS NET=UNN】

Photo  1990年代、各地で争いが続く「もう一つの日本」が物語の舞台。国民は日常の生活の影で手に手に武器を取り、無数の民間抵抗勢力に属して戦いに明け暮れていた。「誰が敵で、誰が味方かわからない」。不信が渦巻くなかで、人々は自分の正体を語らなくなっていく。
 そんな世界に登場するのは、民間勢力を弾圧する日本政府軍の軍人たちに、民間勢力のカリスマ的存在のアイドル・キャンディーとそのマネージャー、そして死体を売り歩いて自殺を止める、自称「自殺コンサルタント」のセールスマン。追いつ追われつの不思議な関係の6人は、ある時地下室に閉じ込められてしまう。お互いに銃を捨てた6人は、それぞれの隠された秘密を語り出した。

 登場した役者6人にとっては、自由劇場での初舞台となった今回の公演。ダンスやギャグシーンも取り入れ、スピーディーな舞台を披露した。超能力を持つ政府の軍事研究員を演じた竹林仙人さん(法・1年)は、「大学から演劇を始めたから、すごく大変。公演中はずっと緊張してました」と振り返る。
 「今回の演出のテーマは『戦うこと』。(役者には)隠さないで闘争本能を出して演技しろ、と言いました」と話すのは、演出の十管業之助さん(甲南大・文2年)。「今年の新人は、僕の何倍も芝居バカです。この調子で」と、後輩たちをねぎらった。

【写真】ラストシーンで別次元の世界へ移動してしまい、とまどう登場人物たち(9月7日・六甲台講堂で 撮影=岩崎昂志)

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◎松蔭女大に雪辱ならず 女子ラクロス

 関西学生ラクロスリーグ戦女子の神戸大−松蔭女大が9月7日、舞洲運動広場球技場で行われた。後半に連続得点を決められた神戸大は、リズムを取り戻せず6−12で敗れた。【9月7日 神戸大学NEWS NET=UNN】

Photo  前半は両チーム互角の試合展開。神戸大はドローやフリーシュートからリズムを作り、DF藤田やMD福永らを中心に積極的に攻めあがる。開始2分に松蔭女大AT野辺に先制点をあげられるも、次のプレーでMD大野のバックシュートで同点に。松蔭女大のパスで陣形を乱される場面もあったが、前半は4−6で折り返す。
 後半に入ってもしばらくは一進一退の攻防が続き、それぞれ1点ずつを追加する。しかし、後半10分を過ぎて、組織的な松蔭女大に対して、全員がフィールドを動き回る神戸大の陣形に乱れが出始める。12分、松蔭女大MD宮崎に得点を許すと、13分、15分にもパスでゴール前の空間をつかれて2失点。連続失点でリズムを崩した神戸大はさらに2点を追加され、終了1分前にAT岡のフリーシュートで1点を返すのがやっと。6−12で敗れ、対戦成績を1勝3敗とした。

 雲影ひとつない空。真夏日並みの気温が、試合のもうひとつの「敵」だった。この日の大阪市の最高気温は33・9度。午前に行われていた別の試合では、熱中症を訴える選手もいたほどだ。後半、疲労の色も見えた神戸大は、連続得点で波に乗る松蔭女大から主導権を取り戻せなかった。
 「前半はわりと思い通りにできたけど、後半は1つ1つのプレーに勢いがなかった」と岸主将。昨年、2部リーグで唯一の敗北を喫した松蔭女大に、リベンジはならなかった。
 次は9月21日の武庫女大戦(午後11時〜・浜寺公園第1球技広場)。岸主将は「その次の試合も見ながら、課題のキープ力などをレベルアップしていきたい」と、気を引き締めた。

【写真】敵陣に切り込むMD福永(=左)(9月7日・舞洲運動広場球技場で 撮影=田中優史)

●第14回関西学生ラクロスリーグ戦女子(9月7日・舞洲運動広場球技場)

神戸大 6 4−6 12 松蔭女大
      2−6
【神戸大】山口、岸、大野、岡、福永、藤田
【松蔭女大】野辺3、長門2、宮崎2、野村2、堀口、市川、濱田

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◎試合直後に熱中症 アメフット部員ら

 9月7日に京都市の宝が池球技場で行われた関西学生アメフット神戸大−京大の試合直後に神戸大のアメフット部員5人と応援団員1人が熱中症の症状を訴えていたことが分かった。【9月7日 神戸大学NEWS NET=UNN】

 熱中症の症状を訴えた6人のうち部員4人と応援団員は救急車で病院に運ばれた。そのうち部員2人は過呼吸も併発していたが、同部によると5人とも意識はあり状態は安定しているという。
 神戸大は午前11時から午後1時30分ごろまで試合を行った。試合開始直後の京都市内の気温は28・7度で時間の経過と共に上昇。試合終了時には32度近くまでになっていた。この日の最高気温は33・6度で平年の30・2度を大きく上回り、この時期としてはかなり高い状態にあったという。

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◎京大に逆転負け 関西学生アメフット

 関西学生アメフット神戸大−京大が9月7日、宝が池球技場で行われた。神戸大は前半をリードして折り返すも第4Qに逆転を許し、17−24で敗れた。【9月7日 神戸大学NEWS NET=UNN】

Photo  試合を優位に進めたのは神戸大だった。先制こそ許したものの、LB岩田、肥田を中心とした守備陣が京大のラン攻撃を抑え込むとRB大崎、宮川らが京大ディフェンスを切り裂いて前進。第2Q終了直前に逆転のFGを決め、10−7とリードして折り返す。
 第3Qにも京大のファンブルにつけこみ1TDを追加。京大を突き放すが、その直後に流れが変わる。RB宮川、大崎が続けざまにファンブル。第3Q8分にFGを決められると、第4Q1分に同点のTD、4分に逆転のTDを決められ24−17の逆転負け。悲願の三強越えは、またもならなかった。

 点差だけを見れば接戦、三強の一角でもある京大に健闘を見せた試合だった。しかし、選手たちの表情は一様に暗い。その理由は「自滅でモメンタムを京大に持っていかれた」(岩田主将)から。ミスがこの試合を分けた。
 第2Qから第3Q開始直後にかけて、神戸大はDB松田のインターセプトやDL斉藤のファンブルリカバーなどターンオーバーを確実に得点につなげ、京大をリードした。しかし、それまで攻撃の中核をなしていたRB宮川、大崎が続けざまにファンブルすると流れが京大へ変わってしまい、逆転を許してしまった。
 近大、関学、立命と、強豪との対戦が続いていく神戸大。矢野ヘッドコーチは「勢いに乗った時にどうするか。プレーの精度、精神的な部分、課題は多い」と話す。「(近大戦は)勝つべくして勝ったと言える試合をしたい」。岩田主将は雪辱を誓った。

【写真】攻撃の中心を担ったRB宮川(=左)(9月7日・宝が池球技場で 撮影=仲田千裕)

●関西学生アメフット(9月7日・宝が池球技場)
京 大 7 0 3 14=24
神戸大 0 10 7 0=17

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◎意見申し立て可能に 国立大法人の評価

 法人化後の国立大を評価する評価委員会について、文部科学省は9月5日、大学側は評価結果が総務省へ通知される前に意見申し立ての機会が与えられる、という政令案をまとめた。【9月6日 UNN】

 この政令については、9月6〜17日まで一般からの意見を募集、10月1日付で施行される予定。
 通知前の意見申し立てが認められたのは、大学の自立性を重視するため。申し立てがあった場合は、大学側の意見も評価結果とあわせて総務省へ通知し、公表される。
 評価委員会は、委員数20人以内で任期2年。任命は文科相が、大学・大学共同利用機関に関する学識経験者から選ぶ。委員会の中には、国立大法人分科会と大学共同利用機関法人分科会を設置し、必要に応じて関係機関に資料提出などの協力を求めることができる、とした。
 評価委員会は各国立大法人の、中期目標に対する6年間の実績を評価し、結果を国からの交付金額に反映させる。
 意見募集に関する問い合わせは、文科省高等教育企画課企画係まで(電話03−5253−4111)。

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◎【震災特集15】まずは残すことから 積み上げられる記録

 緊急連載「大学から震災の灯は消えたか」第15回。震災から8年以上が経ち、その間に残されてきた「記録」は数えきれない量にのぼる。被災者たちの生の声から、学術的な研究まで。記録を残すことは、どういう意味を持つのか。被災者の手記を集めて出版を続けている関係者の話を聞いた。【9月6日 UNN】

 9月5日、2か月の夏休みも半分を過ぎた神戸大六甲台キャンパス。普段よりは人影もまばらな附属人文・社会科学系図書館の2階の一室で、震災の資料を探す学生の姿があった。
 つい立てで仕切られた一角にある阪神淡路大震災関連の蔵書は、2003年9月現在で3万3000タイトル以上。95年4月に設置された「震災文庫」のコーナーだ。
 10面以上にわたって、6段に本がぎっしり詰まった棚が所狭しと立ち並ぶ。書籍以外にも、ファイルに綴じられた写真やビラなど資料の幅は広い。論文を書くために通う学生らのほか、学外からの来訪もある。

 この震災文庫の棚のなかに、被災者たちの声を集めた、あるシリーズ本がある。「阪神大震災を記録しつづける会」が出版している、「震災体験手記集」。震災の年の95年5月に第1巻「被災した私たちの記録」を発行してから、毎年1冊ずつ出版を続けている。
 出版を呼び掛けたのは、同会代表の高森一徳さん。高森さんは、震災前から神戸で出版活動に携わっていた。

○               ○

 高森さんの西区の自宅には被害はほとんどなかった。しかし、中央区にあった事務所は館内配管が破裂して水浸しに。日常とはかけ離れた被災地の状況に、「とりあえず、なにかしたかった」。
 出版活動に関わっていたこともあり、最初は「発言弱者」の外国人被災者の記録を中心に集めようとした。2月中旬から避難所や駅で手記募集のポスター貼りを開始。新聞などでも呼び掛け、集まったボランティアは約150人。手記も、最終的には予想をこえる240通が集まった。
 「災害が起こると、通常の枠組みを超えた人と人とのよきつながりがうまれることを実感した」。

 被災1か月後に始まった活動は、8年の間にさまざまな「声」を残してきた。
 活動を続けるうち、「時間が経たないと出てこない、本音の手記が増えた」と高森さん。震災を戦時と比較して、「(震災は)極楽のようなものだ」という異論も出始めた。一方で、遺族たちの寄せる手記には悲しみが消えない。

 それぞれに「震災」の捉え方がある。
 主観に偏ったものではなく、「淡々と記録を残していくこと自体に意味があるのではないか」と、高森さん。それでも、やはり伝わらない部分もある。「(次世代への)語り継ぎは、経験していない人への情報伝達という意味で難しい」。今年5月の「希望の灯り」の事件も、語り継ぎの難しさを浮き出させた。
 「でも、残さなければ、なかったことになっていく」。決まった答えはないが、記録することが、始まりになっている。

 「私達は、いつまでも泣いてばかりはいられません。次の時代に良き教訓を残し、強く生きる心も語り継いでいきたいものです」(震災体験手記集第9巻「記録と記憶」より)。

 震災から8年以上を経て、今も積み上げられ続ける様々な「記録」がある。【震災取材班 岩崎昂志】

※連載のバックナンバーはhttp://www.unn-news.com/sinsai/2003rensai/でご覧になれます。

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◎甲南大に辛勝 男子ラクロス

 関西学生ラクロスリーグ戦男子の神戸大−甲南大が9月4日、王子スタジアムで行われた。前半は甲南大にリードを許す展開だったが、王者の意地を見せた神戸大が8−7で辛勝した。【9月4日 神戸大学NEWS NET=UNN】

Photo  地元スタジアムでのゲームとなったこの試合。神戸大側のスタンドには応援団も駆け付け、試合前は格下の甲南大相手に圧勝ムードが漂っていた。
 しかし、予想に反して神戸大は立ち上がりが安定しない。第1Q4分、甲南大AT吉原から、ゴール前フリー状態のMF横井へ縦パスを通され、1失点。その後は遅攻を織りまぜた甲南大のペースにのまれ、攻撃時間をかせげない。神戸大はAT京田やMF野村が個人突破で得点をあげるものの、前半を終えて3−5と先行される。
 後半に入って落ち着きを取り戻した神戸大。MF服部を中心に攻撃を組み立て、第3Qで3得点をあげて逆転する。シュートミスも目立ったが、8−7で辛くも勝ち星を獲得した。

 格下校相手の苦戦に、筒井ヘッドコーチは渋い顔。「今年のチームは精神面がまだ足りない。自分たちで(試合の)リズムを作れる強さが必要だ」。勝ちは収めたものの、遅効を効果的に取り入れた甲南大の攻撃に、リズムを狂わされた。
 リードを許して焦りが出たと話す京田主将も、「相手はゲーム展開がうまかった。(格下だと思って)気持ち的に油断があった」と素直に認める。
 しかし、「自分らのラクロスができれば、まず負けないはず」(京田主将)と、自信ものぞかせた神戸大。逆境にも動じないゲームメイクが、今後のリーグ戦のカギになる。

【写真】相手DFをかわして攻めるAT京田(9月4日・王子スタジアムで 撮影=高木雄太)

●第14回関西学生ラクロスリーグ戦男子(9月4日・王子スタジアム)
神戸大 1 2 3 2=8
甲南大 2 3 0 2=7
【神戸大】熊野2、野村2、京田2、服部、近藤
【甲南大】横井3、廣嶋、北原、吉原、青木

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◎大教大から勝ち点 近畿学生野球秋季

 近畿学生野球秋季リーグ第1節2回戦、神戸大−大教大が9月4日、南港中央野球場で行われ、神戸大は五回までに奪った7点のリードを3人の投手リレーでしのぎ、6−5で勝利。勝ち点1を獲得した。【9月4日 神戸大学NEWS NET=UNN】

 「前半と後半、別のチームの様だった」と板井主将が話す様に、極端な試合展開になった。
 神戸大は三回裏、大教大先発・鈴木の3四死球で一死満塁のチャンス。ここで6番長尾が押し出しの四球を選び先制。さらに2四球に3安打を集中させ一挙4点。五回裏にも2死2塁から1番福本が右前安打で追加点。中盤までに6点差と流れは神戸大に傾いていた。
 「6、7回でコールドしなくてはいけない試合だった」と板井主将が言う試合はここから大きく動く。六回表、大教大の先頭打者を四球で出すと3安打を集中され、さらに失策も絡み2失点。七回表もリリーフの丸山を送るものの2失策から3点を失い6−5とされる。しかし、ここでエース塚本の好リリーフで2イニングを零封。開幕節の勝ち点を獲得した。

 四球、失策が失点に絡むなど課題を抱えるものの、打線につながりが出てきており、チーム状態は上向きだ。次節は昨秋王者の阪南大。「しっかり研究して相手の嫌がる野球をしたい」と板井主将。開幕節連勝スタート、これをきっかけに一気に上位進出を狙う。

●近畿学生野球秋季リーグ第1節2回戦(9月2日・南港中央野球場)

大教大 000 002 300=5
神戸大 001 410 00x=6

【神戸大】○横田、丸山、塚本−久米
【大教大】●鈴木、渡辺、大畑−田中

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◎充実の守備に期待 アメフット秋季展望

 関西学生アメフットリーグが9月6日に開幕する。神戸大はLB岩田、DB吉村などを中心とした守備主導で優勝、甲子園ボウルを目指す。【9月4日 神戸大学NEWS NET=UNN】

 春季唯一のリーグ1部校との対戦となった同大戦に0−21で完敗してしまった神戸大。けが人が多く、ベストには程遠いメンバーで臨んだ結果だったが、それでも首脳陣の顔は渋かった。
 そして迎える秋季リーグ戦。エースRB大崎などのけが人も復帰し、岩田主将は「戦力的にはそろった」と話す。そんな中でも中心となるのは守備。昨秋リーグインターセプト王に輝いたDB吉村、守備リーダーのDB野村が「でかくて動ける。後ろで守っていて頼もしい」と話す主将LB岩田を中心とし、周りをLB肥田、DB矢野川などが固める。2、3年生が中心で経験の少ないDLにも、OLから関西最巨漢ラインマンの藤原が加わり迫力は十分だ。
 オフェンスはRB大崎、宮川を中心としたラン攻撃をメインに組み立てる。ただ、エースQB江端がパスを得意としているため「QB次第だが、パスも例年よりは使いたい」と攻撃リーダーRB宮川は話す。
 初戦は7日、近年では最も戦力が充実している京大との対戦だ。「初戦ということもある。京大もびびってるはず、思いきりやれたほうが勝つ」と岩田主将。昨秋は後一歩というところまで追い詰めておきながら敗れた。自身のパスをインターセプトされ突き放されてしまったQB江端は「絶対にパスで勝つ」。京大に勝てば昨年以上の成績、そして優勝が見えてくる。

神戸大の日程は以下の通り
●関西学生アメリカンフットボール秋季(9月7日〜)

▽9月7日(宝が池球技場)
午前11時 神戸大−京大

▽9月23日(大阪市長居球技場)
午後3時  神戸大−近大

▽10月5日(王子スタジアム)
午後1時40分 神戸大−関学

▽10月19日(王子スタジアム)
午後1時50分 神戸大−立命

▽11月2日(王子スタジアム)
午前11時 神戸大−同大

▽11月15日(大阪市長居球技場)
午前11時 神戸大−関大

▽11月30日(神戸ウイングスタジアム)
午後1時 神戸大−甲南大

▽12月21日(阪神甲子園球場)
午後1時 第58回 毎日甲子園ボウル

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◎投手戦制し、先勝 野球部秋季リーグ

 近畿学生野球秋季リーグ第1節、神戸大−大教大の1回戦が9月3日、南港中央野球場で行われた。神戸大はエース塚本の好投が光り、2−1の投手戦を制した。【9月3日 神戸大学NEWS NET=UNN】

 二回表、神戸大は一死一塁から6番長尾が右中間へ適時二塁打を放ち、1点を先制する。さらに8番三枝の中前適時打で1点を追加。打線がつながり、先発塚本に2点をプレゼントする。
 その塚本は、直後の二回裏に味方の2失策もあり、1点を失うが、その後は持ち球である直球、スライダー、カーブをバランスよく使った投球で大教大打線に的を絞らせない。走者を出しながらも要所を締めるピッチングで、九回を1失点に抑え完投勝利。神戸大は投手戦を制し、リーグ開幕戦を白星で飾った。

 放った安打は4本、大教大先発・松尾に抑え込まれた神戸大だが、ワンチャンスを確実にモノにした。二回表、「甘く入る外角の球をセンターから右に打ち返す」と板井主将が話した通り、一死一塁から長尾が右中間へ二塁打、さらに三枝がセンター前にタイムリー。リーグ前からの課題である打線のつながりが出た攻撃だった。
 それに呼応するかのようにエース塚本の調子があがっていく。2−1とロースコアの展開にも「向こうのピッチャー(松尾)がいいことは分かってました。予想していましたから」と落ち着きを見せた。
 オープン戦から苦しい戦いが続いた神戸大。「耐えて耐えてやっと花開いた気分」と板井主将はほっとした様子を見せた。開幕戦白星、しかもリーグ戦の一番のライバルでもある大教大からの勝利の意味は、とてつもなく大きい。

●近畿学生野球秋季リーグ第1節1回戦(9月2日・南港中央野球場)

神戸大 020 000 000=2
大教大 010 000 000=1
【神戸大】○塚本−久米
【大教大】●松尾、大畑−田中

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◎守りの野球で勝負 野球部、秋季展望

 近畿学生野球秋季リーグが9月2日、開幕。春季リーグを4位と不本意な成績で終えた神戸大は守備中心の野球で雪辱を期す。【9月2日 神戸大学NEWS NET=UNN】

 春季リーグでは打線が振るわず、4位に終わった神戸大。先発の柱である塚本、横田を中心に安定感のある宮原、直球で押す始澤と多彩にそろった投手陣は上々の仕上がりを見せている。また伝統となりつつある堅い守備も健在なだけに、鍵はやはり打線。「淡泊な攻撃を続けてしまった」(板井主将)ことを反省に、今季は4年生の丸山、福本、3年生の田端などを中心とした「つながり」を持った打線で勝負をかける。板井主将は「大きいのは狙えない。足(盗塁)、送りバントなどをからめて相手にとって嫌な攻撃をしたい」と話す。
 神戸大の初戦は9月3日の大教大戦。第2節に阪南大、第3節に奈産大と強豪との対戦が控えるため、板井主将は「大教大には絶対に負けられない。初戦が大事です」と語気を強める。打線を立て直し「リーグ制覇」へ、神戸大の挑戦が始まる。

神戸大の試合日程は以下の通り
●近畿学生野球秋季リーグ(9月2日〜10月17日・南港中央野球場ほか)

◇第1節(南港中央野球場)
▽9月3日
大教大−神戸大(午前10時)
▽9月4日
神戸大−大教大(午後0時30分)

◇第2節(舞洲ベースボールスタジアム)
▽9月10日
阪南大−神戸大(午後0時30分)
▽9月12日
神戸大−阪南大(午前10時)

◇第3節(南港中央野球場)
▽9月19日
奈産大−神戸大(午後0時30分)
▽9月21日
神戸大−奈産大(午前10時)

◇第4節(南港中央野球場)
▽10月2日
神戸大−大市大(午前10時)
▽10月3日
大市大−神戸大(午後0時30分)

◇第5節(豊中ローズ球場)
▽10月14日
神戸大−和歌山大(午前10時)
▽10月15日
和歌山大−神戸大(午後0時30分)

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