神戸大NEWS NET 2003年8月のニュース
◎神戸大でも367人受験 法科大学院適正試験
大学入試センターは8月31日、来春全国で新設予定の法科大学院(ロースクール)の適正試験を初めて実施した。神戸大の会場では、交通機関のトラブルで試験時間が1時間遅れたが、367人が受験した。【8月31日 神戸大学NEWS NET=UNN】
法科大学院は、2006年から制度改変される司法試験に対応した教育機関で、04年度には全国で72校が一斉開設する。適正試験は、この法科大学院受験者全員に課される試験で、法律家に必須の資質を見るため、「推論・分析力」と「読解・表現力」を問う2コマの試験が行われた。
神戸大の試験場では、JR神戸線で起きた人身事故のため、試験時間が1時間遅延。神戸大会場では397人の出願者数に対し、367人が受験した。法科大学院の入学資格が大卒以上ということもあり、社会人などを含む幅広い年齢層の受験者が集まっていた。
適正試験については、日弁連法務研究財団も8月3日に同様の試験を実施している。どちらの試験結果を評価するかは各大学が決めるが、センターの試験を必須とする大学が多いため、今回の試験は事実上の「一次試験」。法科大学院の合否は、適正試験の結果を踏まえたうえで、来年1〜3月ごろに行われる各大学の個別試験とあわせて判断される。神戸大の個別試験の日程は、2月7日と8日。
また、センターの適正試験は11月9日に追試も予定されている。
【写真】試験開始を待つ受験生たち(8月31日・法学部試験場で 撮影=岩崎昂志)
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◎5連覇へ好スタート タッチフット
秋季学生女子タッチフットボールリーグ1回戦が8月31日、聖和大グラウンドで行われ、神戸大は武庫女大を39−20で下した。秋季リーグ5連覇に向け、さい先のよいスタートを切った。【8月31日 神戸大学NEWS NET=UNN】
神戸大は、春の借りを武庫女大に返した。神戸大は第2Q、QB岸田からWR池田へのTDパスで先制すると、TFPも決めリード。神戸大QB岸田からのロングパスが決まり、第3Qも完全な神戸大ペース。
第3Q中盤、武庫女大にTDを決められ得点を許すも、直後に、WR江間が45ヤード独走のリターンTDを奪う。ディフェンス面も要所を防ぎ、安定した守り。武庫女大QB桑田の再三のロングパスも、ブロックして通さない。結局は39−20で勝利を収め、春季の雪辱を果たした。
「確かに前半は良かった。しかし、TFPをミスするなど、まだまだ精度が低い」と今岡コーチは試合を振り返る。また、「精度の低い攻めでは、強い相手とやって接戦になった時に弱い」と厳しい意見も聞かれた。
「春との大きな違いは、ひとりひとりが自分の役割をこなせるようになれ、全体的にまとまったこと」と岸田主将はいう。「うちのレシーバーは、スピードがあるので、自分のロングパスとからめて効果的に攻めたい」と力強く話した。
神戸大は、今年の春期リーグまさかの1回戦敗退、シュガーボウル(全国大会)への出場を逃した。雪辱に燃える神戸大ROOKSは、悲願の秋季リーグ5連覇に向け、好発進を切った。
【写真】第3Q2分、タッチダウンを決めるC三浦(中央)(8月31日・聖和大グラウンドで 撮影=中島仁志)
●2003秋季関西学生タッチフットボールリーグ(8月31日・聖和大グラウンド)
神戸大 0 19 13 7=39
武庫女大 0 0 6 14=20
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◎神女院大戦で白星 女子ラクロス
第14回関西学生ラクロスリーグ戦1部リーグが8月31日、舞洲運動公園球技場などで行われた。神戸大は昨年1部4位の神女院大を相手に8−6で勝利を収め、今後の試合に弾みをつけた。【8月31日 UNN】
●第14回関西学生ラクロスリーグ戦1部リーグ(8月31日・舞洲運動公園球技場ほか)
神戸大 8 3−2 6 神女院大
5−4
【神戸大】福永4、岡2、山口、藤田
【神女院大】奥田4、秩父2
武庫女大 19 9−1 2 京産大
10−1
【武庫女大】吉富5、和田4、優3、栗田3、山下2、小林、寺邊
【京産大】松下、山田
同大 11 5−3 7 大国大
6−4
【同大】茶本4、木下2、森井2、玉澤2、増田
【大国大】粂田5、佐々木、甲斐
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◎全敗でリーグ終える 関西女子学生バスケ
平成15年度関西女子学生バスケットボールが8月31日、東大阪アリーナで行われた。神戸大は京教大に39−65で敗れ、2部1次リーグ全敗に終わった。【8月31日 UNN】
●平成15年度関西女子学生バスケットボール第13日目(8月31日・東大阪アリーナ)
大市大 85 29−8 65 桃山大
22−20
22−19
12−18
京教大 65 18−7 39 神戸大
15−12
19−11
13−9
同女大 118 33−9 36 関大
27−9
25−13
33−5
追手門学大 67 19−11 50 和歌山大
10−22
16−9
22−8
関学 79 20−22 71 大阪成蹊短大
19−24
21−18
19−7
びわこ成蹊大 82 25−9 46 神戸新和女大
23−14
21−9
13−14
奈良文化女子短大 54 16−14 49 龍谷大
17−20
10−10
11−5
大国大 78 27−19 77 滋賀女子短大
20−11
15−23
16−24
常盤会短大 75 20−14 61 大外大
19−20
23−14
13−13
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◎日弁連財団は追試見送り 法科大学院適性試験
来春開校する法科大学院の志願者全員に課される1次試験「適性試験」の実施団体、日弁連法務研究財団は8月29日、追加試験を実施しないと発表した。【8月30日 UNN】
財団は3日に適性試験を実施したが、法科大学院協会設立準備会は初年度で適性試験の周知徹底が不足しているとして、追試をするよう要請していた。
これに対し、財団は8月3日の本試験の受験生が混乱したり不公平を感じるのを避けるため追試の実施を見送った。
適性試験のもう1つの実施団体である大学入試センターは22日に、追試を11月9日に実施すると発表している。
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◎龍谷大に敗北 関西女子学生バスケ
平成15年度関西女子学生バスケットボールが8月30日、東大阪アリーナで行われた。神戸大は龍谷大に65−35で敗れ、関大は佛教大に70−41で敗れた。【8月30日 UNN】
●平成15年度関西女子学生バスケットボール第12日目(8月30日・東大阪アリーナ)
追手門学大 50 10−21 46 常盤会短大
14−7
7−8
19−10
龍谷大 65 23−4 35 神戸大
18−10
10−9
14−12
佛教大 70 28−6 41 関大
15−17
16−14
11−4
びわこ成蹊大 90 23−17 44 桃山大
15−6
28−13
24−8
大阪成蹊短大 83 28−12 55 京教大
10−11
20−11
25−21
同女大 75 14−11 67 大国大
19−11
24−15
18−30
大外大 73 12−14 70 和歌山大
23−15
11−15
13−15
7−7
7−4
大教大 83 21−29 78 滋賀女子短大
19−19
24−19
19−11
神戸親和女大 65 6−15 45 大市大
17−8
23−11
19−11
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◎【震災特集14】継続に希望見い出す 震災伝えるメディア
緊急連載「大学から震災の灯は消えたか」第14回。1995年1月17日、震災の映像が、全国のテレビ画面に映し出された。刻々と被災状況を伝えるテレビやラジオは「震災」のイメージを作るうえで、大きな影響を与えた。一方で、「震災の風化」を伝えはじめたのもまたメディアだった。被災地へ、そして全国へ発信される震災報道は、今後なにを伝えていくのか。【8月30日 UNN】
倒壊したビル群、ゆがんだ道路、暗闇にあがる火の手…。1995年1月17日、震災の衝撃的な映像が、全国のテレビ画面に映し出された。通常番組を中止し、CMも挟まずに、刻々と被災状況を伝えるテレビやラジオ。
被災地以外に住んでいた人に話を聞くと、「あの映像を通して震災のすごさを知った」という声も多い。
「震災」のイメージを作るうえで、メディアの果たした役割は計り知れない。一方で、「震災の風化」を伝えはじめたのもまたメディアだった。
被災地へ、そして全国へ発信される震災報道は、今後なにを伝えていくのか。
○ ○
「(震災後数日は)次々に入ってくる情報に、整理も十分にできないけど、手当たり次第、放送を続けた」。神戸・ポートアイランドに本社を持つサンテレビジョン。入社以来、報道部で活動を続けてきた浮田信明さん(46)はそう振り返る。
サンテレビでは、95年の10月から2000年まで、「震災特集」と題した特集番組を毎月放送してきた。仮設住宅や公的支援の問題など、震災で浮き彫りになった社会制度を扱ったり、遺族たちの声や動きを伝えた。
忘れられない取材がある。震災で、当時神戸大生だった息子を亡くした父親にインタビューしたときのこと。新聞社に就職が内定していた故人の話に、父親は「(取材をしている)あなたたちの姿が息子に重なる」と答えた。
浮田さんは声が出なかった。何も聞けずに帰ってきた取材は、後にも先にもそれきりだった。
「遺族の語る震災は違う」と浮田さん。震災がもたらした悲しみの深さを実感した取材だった。
一方で、被災者や遺族が伝えるものは悲しみだけではない、と浮田さんは感じている。「震災特集」でも、遺族同士の交流などの動きを取り上げて、生きることに前向きな姿も伝えている。「心が立ち直るとはどういうことか、前向きな生のかたちが感じられる」。
この思いは、NHK神戸放送局のアナウンサー・井上二郎さん(29)も同じだ。今年4月から始まったニュース番組でキャスターを務める。毎週月曜日に、「震災メッセージ」というコーナーで、遺族をはじめ震災についてさまざまな人々にインタビューを行っている。
「(遺族の人は)いかに生きるかについて真剣。『死』を語りながら、『生きること』を発信している」と井上さん。安易にはできないという重圧はあるが、一言一言を受け止め続けている。
毎日放送ラジオが放送している毎週土曜日の「ネットワーク1・17」。震災の起こった95年4月から始まり、いまも週一回の放送が続いている。
番組では、防災情報などとともに、震災に関わるゲストを招いてそれぞれの思いを放送。遺族たちにも話を聞いてきた。ただ、番組チーフディレクターの田中智佐子さん(35)は、取材を通して遺族の悲しみを癒せるとは思っていない。「私たちにできるのは、(遺族の)話を聞くことだけ。癒すという態度はメディアのごう慢」と話す。
8年以上続いてきた「ネットワーク1・17」だが、番組の改編期が来るたびに、社内では存続に疑問を投げかける声が起こっていた。しかし、「被災地の現状や人も変わってきて、伝えることが尽きない」とディレクターの河野多美子さん(28)。逆風はあるが、「次の災害」に備えるため、情報発信を絶やさないのが番組の目標だ。
○ ○
5月に神戸で起きた希望の灯り損壊の事件は、それぞれに衝撃だった。
「伝わってなかったことに、無力感、喪失感を感じた」とNHKの井上さん。サンテレビの浮田さんは、「(大学生が名乗り出たのは)救いではなく、もっと重大な問題を突きつけた」と感じた。若い世代への語り継ぎの難しさを実感した事件だった。
ただ、NHKの井上さんは、今年の1月17日に一つの「希望」を体験した。あるニュース映像で、震災で友人を亡くした中学生の女の子がインタビューに答えていた。
「生きてたら一緒に遊べたのに…」。
今も真剣に命について考えている女の子の姿に感心した。
「若い人には(震災の記憶が)伝わってないと一面的に思っていたけど、実際は伝わるんだと、希望を見た」と井上さん。「震災に触れる、考える『場』を、報道などを通して作り続けることで、伝わると思う」。
「モニュメントや社会制度など、形として将来に残るものを通して、(若い世代に)伝わるのでは」とサンテレビの浮田さん。「震災メッセージ」を続けるNHKの井上さんは、「こういうことを、愚直に継続していくしかない」と話す。
「忘れるというのは人間の智恵」と話すのは、毎日放送の田中さん。「でも、ちょっとずつでも言い続けることによって、思い出すことが必要」と切り返す。
田中さんが「もう一つは、――」と付け足して話し出したのは、戦時中の上の動物園の話。戦争のために殺された動物たちの物語は、いまも多くの子供たちに語り継がれている。
「子供たちがみんな共感できるような物語を作ることが必要だと思います」。これも、次世代への語り継ぎの一つの方法だ。【震災取材班 岩崎昂志、植中喬光】
※連載のバックナンバーはウェブ特設コーナー【http://www.unn-news.com/sinsai/2003rensai/】で掲載しています。
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◎神戸大は5位 法科大学院ランキング
司法試験予備校のLEC東京リーガルマインドが8月29日、来年4月に開校する法科大学院の入学難易度ランキングを発表した。1位は東大で、京大、慶大が続いた。神戸大は5位。【8月29日 UNN】
8月3日に日弁連法務研究財団が行った統一適性試験の受験生から、試験の得点結果を聞き取り、志望校別に平均点を算出して、ランキングを制作した。
トップの東大は、志願者の平均点が300点満点中205・3点。京大が202・8点、慶大が201・5点。以下、4位の一橋大が199・7点、5位の神戸大が198・4点と続いた。志願者数では、早大、阪大、中大、東大などが上位に挙がった。
法科大学院は、大学の法学部を卒業生を対象とした法学既修者コースと、それ以外の未修者コースがあるが、ランキングの上位5位までを占めたのはすべて既修者コースだった。
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◎2コースで薬剤師養成 文科省の薬学教育案
薬学教育の在り方を検討していた文科省の研究会議は8月29日、薬剤師養成の教育期間を4年間から6年間に延長し、2コースを設置することを盛り込んだ中間報告を文科省に提出した。【8月29日 UNN】
薬剤師国家試験を所管する厚生労働省の検討会議は、受験資格としての教育期間を「6年一貫」とする方向で薬剤師法の改正を目指しており、6年一貫の学部教育と、4年間の学部教育に2年間の大学院修士課程を課すという2コース制を主張する文科省との調整は残るが、教育期間を6年とする大筋は一致した。
検討過程では、6年教育を必要とする点で、委員の意見は早期に一致した。しかし、6年一貫の学部教育を求める薬剤師団体や私大関係者と、4年で学部を終えて修士課程の研究活動に移れる仕組みを望む国立大関係者の意見が対立。結局、両方の制度を認めることになった。
中間まとめでは、学生が薬学の基礎的な能力と、臨床にかかわる知識を身に付けることの重要性を強調。人間理解のための幅広い教養や、患者とのコミュニケーション能力、倫理観などを育成し、薬剤師となるには6年間の教育が必要だとしている。また、現在は大学ごとに期間がまちまちな実務実習について、長期化を提言している。
文科省は、薬剤師資格を強く志す学生は6年制を選び、研究指向や4年で進路の再選択を考えたい学生は4年制を選ぶという、「住み分け」を想定している。薬学部を持つ大学は今年度、国立14、公立3、私立31の48校。1校を除いて大学院があり、昨年度の進学率は25.9%。国立大では7割が進学するという。
文科省の研究会議は10月にも最終報告をまとめる。同省は中央教育審議会に諮り、早ければ次期通常国会に学校教育法改正案を提出する。教育期間6年制移行には、法改正後も大学側の体制整備が必要なため、数年かかる見通し。
薬学教育の延長は、1996年にも文科省の有識者会議で検討されたが、医療現場の需要動向などを引き続き検討すべきとして、見送られた経緯がある。
薬剤師国家試験の受験資格は、4年制の薬科大か薬学部を卒業していること。年1回、3月末に2日間の試験がある。今年は10850人が受験し、8802人が合格した。合格率は81.1%。
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◎標準額は現行と同額 来春の国立大授業料
文部科学省は8月26日、来春から法人化される国立大の年間授業料の標準額を、現行と同じ52万800円として来年度予算の概算要求をすることを決めた。【8月28日 UNN】
標準額は、学部・大学院とも同額に設定するが、来春から全国で新設が始まる法化大学院(ロースクール)だけは標準額をほぼ1・5倍の78万円にする。
最終的な額は、財務省との折衝を経て、年末に政府予算案が確定する段階で決まる見込み。各大学には、標準額の10%増までを上限とする個別の授業料設定を認め、下限はとくに定めない。
法人化後の国立大の授業料は、文科省が省令で定める標準額と「一定の範囲」の枠内で、各大学が個別に設定できるようになっている。今回の方針によると、授業料を上限まで増額した場合、学部・大学院は57万2880円、法化大学院は85万8000円になる。
また、各大学は学部や大学院ごとに授業料の額を設定する事も可能。ただ、政府予算案が審議されるのは来年の通常国会になるため、各大学が独自に額を決めるようになるのは、事実上、2005年度以降になる見通し。
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◎関学に破れ3連敗 関西女子学生バスケ
関西女子学生バスケットボールリーグ戦2部・3部の試合が8月28日、大教大で行われた。2部の神戸大は関学に38−86で敗れ、3連敗を喫した。【8月28日 UNN】
●平成15年度関西女子学生バスケットボールリーグ戦(8月28日・大教大)
▽2部1次リーグ
神戸大 2 14 9 13=38
関 学 31 10 22 23=86
大教大 19 17 25 21=82
同女大 14 20 23 11=68
龍谷大 3 13 12 14=42
京教大 2 18 14 7=41
奈良文化女短大 22 24 15 24=85
大阪成蹊短大 13 9 11 20=53
大国大 28 19 14 21=82
関 大 12 8 15 6=41
滋賀女短大 20 26 25 24=95
佛教大 17 21 9 21=68
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◎大阪成蹊短大に敗北 関西女子学生バスケ
関西女子学生バスケットボールリーグ戦2部の試合が8月27日、大教大で行われた。神戸大は大阪成蹊短大に56−87で敗れ、2連敗を喫した。【8月27日 UNN】
●平成15年度関西女子学生バスケットボールリーグ戦(8月27日・大教大)
▽2部1次リーグ
滋賀女短大 26 24 25 25=100
関大 26 15 5 5=51
関 学 14 7 11 15=47
龍谷大 10 13 10 11=44
同女大 20 20 21 15=76
佛教大 13 16 18 20=67
大国大 17 16 19 24=76
大教大 22 17 14 20=73
奈良文化女短大 22 19 16 20=77
京教大 12 10 9 16=47
大阪成蹊短大 25 17 26 19=87
神戸大 13 10 11 22=56
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◎来年度も公募実施へ COEプログラム
文部科学省は8月27日、大学院レベルの優秀な研究に予算を重点配分する「21世紀COEプログラム」の公募を、来年度も実施することを発表した。【8月27日 UNN】
同プログラムは大学間の競争を促し、活性化につなげるなどの目的で始まり、当初は昨年度と今年度の2年間で公募・採択を終える予定だったもの。文科省はプログラムがこの目的を達成したと判断し、これまで2度の採択で落選した大学にも再挑戦の機会をつくることを決めた。
文科省は同プログラムの事業費について、来年度の概算要求で、既に選ばれた研究への継続的な補助金と合わせ、約84億円の増額を盛り込む方針。
COEプログラムには、昨年度は113件、本年度は133件を採択したが、来年度の採択数はこれより少なく設定し、数十件になる見通し。対象分野は初年度と同じ「生命科学」「化学・材料科学」「情報・電気・電子」「人文科学」「学際・複合・新領域」の5分野になる予定。
同プログラムには2年間で計1075件の申請があった。神戸大からは2度の公募で、計7件の研究が採択されている。
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◎91大学が受験科目増 04年度センター試験
文部科学省は8月26日、2004年度の国公立大入試概要を発表し、センター試験で「5教科7科目」以上を課す大学が、前年より28大学231学部多い91大学344学部に急増した。【8月26日 UNN】
札幌医大が5教科8科目で、あとは7科目。国立では86・7%に当たる72大学が、「5教科7科目」以上となる。公立大では26%の19大学が導入することを決めた。
学力検査を課さず、面接や集団討論などで評価する「AO入試」も、鳥取大、都立大など8大学13学部が新たに導入して29大学86学部で行われる。
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◎国公私大を実態調査 医師名義貸し問題で
北大医学部などによる名義貸し問題で遠山敦子文部科学相は8月26日、全国の医学部を持つ国公私大を対象に、9月1日の段階で実態調査をすることを明らかにした。【8月26日 UNN】
北大などでは実際に勤務していないのに医師数が不足している地方病院に名義を貸して報酬を受け取ったり、非常勤を常勤とする行為が相次いで発覚している。
同省によると、既に調査している北大、札幌医大、旭川医大を除く76大学に調査を実施。所属する医師全員を対象に名義貸しの有無、報酬を受け取っていたかなどを確認し、12月までに調査結果をまとめる予定だ。
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◎【告知】凌美会の野外展 8月30日から
神戸大学美術部凌美会の野外展が8月30日から9月3日まで、大阪市北区の扇町公園で開催される。大阪市立大学の美術部との合同展覧会。観覧は無料。【8月26日 神戸大学NEWS NET=UNN】
詳細は凌美会のHP(http://home.kobe-u.com/ryoubi/)で。
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◎初戦は黒星 関西女子学生バスケ
関西女子学生バスケットボールリーグ戦2部の試合が8月25日に奈良文化女短大で行われた。神戸大は奈良文化女短大に35−81で敗退した。【8月25日 UNN】
●関西女子学生バスケットボールリーグ戦(8月25日・奈良文化女短大)
▽2部1次リーグ
奈良文化女短大 20 14 27 20=81
神戸大 9 10 10 6=35
大国大 18 20 19 34=91
佛教大 19 16 25 16=76
同女大 28 21 16 17=82
滋賀女短大 11 14 12 26=63
関 学 19 17 16 18=70
京教大 7 15 14 12=48
龍谷大 13 18 10 14=55
大阪成蹊短大 12 8 8 11=39
大教大 18 31 27 24=100
関 大 11 12 15 15=53
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◎4年で18校が募集停止 全国の大学、短大で
少子化が進んで受験生が減少し、学生募集の停止に追い込まれる大学・短大が年々増え、この4年間で18校に達したことが8月24日、文部科学省などの集計で分かった。【8月25日 UNN】
最大の要因は少子化。受験年齢の18歳人口は1992年の約205万人をピークに減少を続け、今年は約146万人となった。不況のため、比較的授業料の安い国公立大に学生が流れる傾向が強い。
文科省などによると、募集停止した大学・短大は2000年度は1校だったが、01年度に4校増えた。02年度はさらに5校、本年度も新たに4年制の立志舘大(広島県坂町)を含む8校が停止した。
昨年春から大学の一部学部で、学生募集を停止する動きがでているのは、秀明大国際協力学部(千葉県八千代市)と宮崎産業経営大経済学部(宮崎県都城市)。神戸大も、来春から法学部の夜間主コースの募集を停止する予定。
全学で募集停止した18校のうち清真学園女子短大(茨城県)、中央商科短大(東京都)、洗足学園魚津短大(富山県)、ノートルダム清心女子短大(広島県)の4校は既に文科省で廃校の手続きを取っている。
立志舘大は2000年、短大を改組し広島安芸女大として再スタートしたが定員割れが続き、経営陣が交代した。校名変更と共学化で再建を図ったが一度も卒業生を送り出せず、在校生は呉大(同県呉市)が受け入れた。
大量の中国人留学生の首都圏居住が発覚し、休校状態となった酒田短大(山形県酒田市)は、欠員補充を留学生に頼った安易な姿勢が問われた。
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◎関学に敗れ、2連敗 女子ラクロス
関西学生ラクロスリーグ戦女子の神戸大−関学が8月24日、鶴見緑地運動場で行われた。神戸大は後半に追い上げを見せるも、昨年2位の関学に5−9で敗れた。【8月24日 UNN】
●第14回関西学生ラクロスリーグ戦女子(8月24日・鶴見緑地運動場)
神戸大 5 0−5 9 関学
5−4
【神戸大】福永3、岸、大野
【関学】井上2、湯口2、伊藤、小寺、西岡、木村、寺田
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◎家族問題を熱演 はちの巣座新人公演
神戸大学演劇研究会はちの巣座第101回新人公演「ハックルベリーにさようならを」が8月23、24の両日、六甲台講堂で行われ、計150名の観客が集まった。【8月24日 神戸大学NEWS NET=UNN】
「時計は動き始めたんだ」。
父と離婚した母と暮らす、兄の「僕」と、弟の「ケンジ」。「ケンジ」は、家庭教師の「コーキチくん」にカヌーの魅力を教えられ、しだいにカヌーにのめりこむようになる。そんな時、父の再婚話が持ち上がる。「ケンジ」は衝撃を受け、父の再婚相手である「カオル」さんを拒否するが、一方で「カオルさん」に好意を持っている自分に気づく。母親を思う気持ちから素直になれない「ケンジ」は、葛藤に悩む。
実は兄の「僕」は、「カオルさん」への好意と母親への想いの板ばさみから、「ケンジ」が作り出した仮想の人物だった。
「ケンジ」はカヌーに乗り、隅田川を下る旅に出た。それは、自分さがしの旅だった。旅の途中、カオルさんから携帯電話がかかるが・・・。
家族問題というテーマを扱っていながら、暗い雰囲気はまったくない。劇は終始リズムよく進んでいく。笑いも欠かさない。夜の女☆グリコさんのコミカルな演技には、客席からドッと笑いがおこった。
蒸し暑い講堂で、うちわをあおぎながら観劇した男性(21)は、「いつも楽しませてもらっているが、今回もおもしろかったです」と満足そうだった。
演出を担当した矢羽☆司さん(2年)は「今回は新人公演ということもあって、演じやすい作品を選びました。力強いセリフが多く、迫力があります」という。原作は、劇団「キャラメルブック」の成井豊さん。
主役を演じたゲンチョルノおかんさん(1年)は、ケンジが作り出した仮想の人物である「僕」という、難役を演じた。「今回は男役ということで、今まで以上に気持ちを入れてきた」と話す。演劇の魅力を聞かれると、「普段の自分とは、別の自分になれることです」とにっこり笑った。
力強い演技で観客をわかせた、夜のおんな☆グリコさん(1年)は、中学・高校と演劇を続けてきた。「もっと違う演劇の世界をみたかった。これを新たなきっかけにして、演技力を伸ばしていきたい」と話した。
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◎【震災特集13】原点の思いが支え 新聞が伝えた震災
緊急連載「大学から震災の灯は消えたか」第13回。一般メディアは震災をどう伝え伝え続け、どう捉えているか。新聞各社は震災発生直後から、被害状況など被災地の詳細な情報から仮設住宅などの社会問題に至るまで幅広く報道してきた。年月が経つごとに地域による温度差などが生じるなか、震災取材に関わる記者たちの話を聞いた。【8月23日 UNN】
「阪神淡路大震災を忘れるな」
震災で社屋が全壊の被害を受け、被災地に一番近い立場で報道を続けてきた神戸新聞。毎年1月17日になると、この警句が書かれた看板が編集局の入り口に掛けられる。
被災地の新聞社として、震災を忘れないための努力。一方で、「最初は、震災を忘れないことは皆、当然のこととして考えていたが、今はそういう言葉が必要だと思うようになった」と社会部震災復興担当の宮沢之祐さん(39)は言う。
空前の大災害を前に取材に走った新聞各社は、「震災」をどう捉え伝えようとしているのだろうか。
○ ○
震度からはじまり、死亡者数、家屋倒壊数、被害総額…。当時のメディアは被災地の詳細な状況を伝え続けた。その後は仮設住宅の問題や、地域コミュニティーの問題など社会的なものにシフトしてきた。
朝日新聞で、震災報道のデスクをしている山中茂樹さん(57)は「被災者や遺族をインタビューする『震災を掘り下げる』報道と、他の災害と比較したり災害援助金の地域格差の検証など新しい切り口で『震災を相対化する』報道の2種類ある」という。
地域による扱い方の温度差も出てきた。大阪本社版なら毎年1月17日の震災特集記事は、1面と社会面のほとんどを割いて伝えているが、東京本社版だと社会面に小さく載るだけ。
こんな状況について、山中さんは「よくないと思う。新聞社はどうしても身近なものが記事になる。東京はさらに情報量が多いのでなかなか載りにくい」という。
読売新聞神戸総局の平野和彦さん(27)も「地震などの天災は、日本中どこで起きてもおかしくない。防災という点からも、東京でももっと震災を扱うべきだと思う」と疑問を投げかける。
平野さんは95年4月、神戸大に入学した。キャンパス周辺は、震災の傷跡が生々しく残っていた。大学のグラウンドに設置された自衛隊のテント群。 ブルーシートが屋根に張られた民家。
当時の光景が今でも、フラッシュバックのように思い出される。
「震災で受けた心の痛みを誰かに話したくても、なかなか話し出せない人はたくさんいると思う。同じ境遇にある人を描くことで、そういった人たちを少しでも勇気づけられるような記事が書ければ」と考えている。
神戸新聞の宮沢さんは、震災直後、こんな仕事が役に立つのかと思ったこともある。挫けそうになったとき励みになったのは震災後すぐのラーメン屋のおじさんの言葉だった。
「ここにずっと住むのにいい加減にできない」。おじさんは震災当日、朝鮮学校で無償でラーメンを配ったが、お礼は受け取らなかった。
メディアの仕事は「人と人をつなぐ仕事」と言い切る。「記事を読んでもらうことで元気になってもらえればいい」と宮沢さんは考えている。
毎日新聞社会部記者の中尾卓英さん(39)は、震災当日の深夜、東灘区の火災現場で取材していた。炎が迫ってきた近くの遺体安置所では、人々が遺体を運び出し、避難を始めた。
悲しみにさらに追い討ちをかける火の手。あまりにむごい光景に、取材などできなかった。
中尾さんは人の死や悲惨な場面を描く報道に疑問を抱いた。しかしその後、形は違うが「死」を見つめて続けてきた遺族の人たちに取材を続ける中で、遺族の思いを伝えることが重要ではないのかと思うようになった。
○ ○
中尾さんは、震災モニュメントを200以上訪ね歩いてきた。「多くの人に知ってもらいたい。人と人との出会いを手助けしたい」思ったからだ。
希望の灯りの事件を聞いたとき、最初に遺族の人はどう思ったのかということが気になった。事件にはショックを受けたが、知ってもらうきっかけになったと思う。
若い世代に震災のことを伝えるのは、どの記者も異口同音に難しいと言う。朝日新聞の山中さんは「震災が風化と言うよりは若者の社会的関心のなさが浮き彫りになった」という。
神戸新聞の宮沢さんは「時間が経っていく中で若い人に伝わっていない」と実感したという。「伝えるのは難しい。整理して伝えなければいけない」ともいう。 ではどうすれば伝わるのか。
読売新聞の平野さんは「同じ世代の人が活躍しているところを取り上げたらいいのではないか」と考える。毎日新聞の中尾さんは「意識して震災のことを伝えるのは難しい。でも震災を学ぶことは大切。強要するのではなく自然な形で学んでほしい」と思っている。
○ ○
震災の取材を続けていても逆風はある。ある新聞社では、震災1年後ぐらいから社内でもういいのではないかという声があがりはじめた。ほかの新聞社でも、月日を重ねるごとに記者の「世代交代」が進み、当時の報道に直接関わった人が徐々に減ってきている。
「伝える側の(新聞)社内でも、次の世代に震災を伝えていくことは簡単ではない」。各社の記者たちは、こう口をそろえる。震災を十分に伝えてこれたかという点でも、納得はできていない。
しかし、もう一つ、消えない声がある。
「6000人以上の人が亡くなったことを伝えるのは、やっぱり大切だ」。
震災という原点から学んだ、素朴な思い。メディア関係者の報道は、これまでこの声に支え続けられていたのかもしれない。
【震災取材班 植中喬光、福田公則、上田晴子】
※連載のバックナンバーはウェブ版特設コーナー(http://www.unn-news.com/sinsai/2003rensai/)でご覧になれます。
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◎11月9日に追試 法科大学院適性試験
大学入試センターは8月31日に実施される法科大学院の「適性試験」に出願できなかった人を対象に、初年度の特例措置として追試験を11月9日に実施すると8月22日に発表した。【8月22日 UNN】
これは、出願できなかった入学希望者らの問い合わせが同センターに相次ぎ、各大学でつくる法科大学院協会設立準備会も今月、追試日を設けるよう要請していたため。
追試験の募集要項を9月1日から配布し、24日から30日まで出願を受け付ける。試験会場は関東と近畿に設置される。
また、8月31日に病気やけがで受験できなかった人のための9月14日の追試験も、11月9日に繰り下げられる。
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◎体内時計が細胞分裂関与 医・山口助教授ら
動物の一日のリズムをつかさどる「体内時計」が細胞分裂の仕組みに関与していることが神戸大医学部の山口瞬・助教授らの研究で分かり、8月22日の米科学誌サイエンス電子版で発表した。【8月22日 UNN】
口の粘膜や骨髄といった細胞は、特定の時間帯に活発に増殖するとされているが、理由はよく分かっていない。
今回、同大学医学部の山口助教授らは切り取ったマウスの肝細胞の再生を調べ、体内時計の遺伝子の一部を働かなくした肝細胞は再生の速度が遅くなることを発見した。
原因を調べると、体内時計をつかさどる遺伝子の異常が細胞の分裂を制御する働きがある別の遺伝子に影響を与え、細胞増殖を邪魔していることが分かった。
正常な細胞の分裂が盛んな時間帯を避けて抗がん剤を投与すれば副作用を減らせるなど、体内時計の周期に合わせた新たな治療法開発につながる成果だ。
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◎奨学金増額などで対応 法科大学院の財政支援
文科省は法科大学院(いわゆる「ロースクール」)が来春から開設されることに伴い、奨学金や私立の大学院への助成といった財政支援をする方針を打ち出した。【8月21日 UNN】
この方針は学生の負担を抑え、法曹養成を順調に滑り出す様に促すのが狙いだ。現在、国公私大の72校(入学定員計5950人)が学生受け入れに向けた審査を受けている。少人数で対話を重視した教育に力を入れているロースクールからはコストの負担が大きくなる為に財政面での援助を求める声が目立っていた。
そこで文科省は3本柱の支援策をまとめた。ひとつは、日本育英会(来年4月より日本学生支援機構)の奨学金上限額の引き上げであり、大学院の学生に対する有利子の奨学金は月額13万円が上限だが、法科大学院の学生には4万円から7万円の増額を認め、最大20万円が借りられるようにし、学生の8割は奨学金を受けられるよう、無利子貸与分と合わせて85億円の事業費を見込む。
また、私立の大学院に対する国の補助金(私学助成金)として50億円を見込んでいる。私立大の多くは年間授業料を150万〜200万円程度に見積もっているが、同省は国立の法科大学院の授業料を78万円ほどに設定するように検討していることから、格差を30万円程度にまで縮めるため、各大学院の規模に応じた助成額を設定する。
さらに、国公私立を通じて、特色ある教育を実践する大学院のプロジェクトを選抜し、重点的に補助金を配分する事業に78億円を要求する。
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◎がん抑制物質を発見 医院・杉浦助教授ら
がんを促進する酵素「マップキナーゼ」の作用を抑えるたんぱく質を、神戸大大学院医学系研究科の杉浦麗子助教授らの研究グループが発見した。英国の科学雑誌「ネイチャー」で8月21日、発表した。【8月21日 UNN】
マップキナーゼは、活性化すると細胞の異常分裂・増殖を誘発し、がんを促進する酵素。微量ながら細胞の中に存在している。
研究グループはマップキナーゼを不活性化させる酵素に着目し、人間と同じくマップキナーゼを持ち、細胞分裂も行う酵母を用いて実験したところ、RNA(リボ核酸)と結合したたんぱく質(RNC1)がマップキナーゼの動きを抑えることを発見した。マップキナーゼが活性化した状態の方がRNC1も活発に働くことも分かった。
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◎地力で流科大に大勝 男子ラクロス
関西学生ラクロスリーグ男子の神戸大−流科大が8月20日、服部緑地公園競技場で行われた。地力に勝る神戸大は攻撃陣が大量得点をはじき出し、14−4で危なげなく勝利した。【8月20日 神戸大学NEWS NET=UNN】
神戸大の誇る攻撃的ラクロスと、チームの地力の差を見せつけた試合だった。
開始1分に主将のAT京田が先制点を奪う。その後も、敵陣でボールを回しながらチャンスをうかがう「セットアップ」からの攻撃を中心に攻め立てる神戸大オフェンスは絶好調。試合を通して計49本のシュートを放ち、AT近藤が5得点を挙げるなど活躍した。
また、メンバー交代が激しいラクロスでは、チームの人数も重要な要素。プレーヤーが少なく、後半は疲労が目立った流科大に対して、神戸大は倍以上の選手を采配する戦術で地力の差を見せる。DF鶴田、G楢原ら守備陣もゴール前の布陣を崩させず、14−4で粘る流科大を押さえつけた。
「10得点以上、5失点未満。予想通りの展開だった」。京田主将の言葉には、格下チーム相手の余裕があふれた。
昨年、関西リーグ5連覇を果たし、今年は「圧倒的な強さで関西学生全勝」を目標に掲げる神戸大。10点差の大勝にも、「相手の疲労やミスに助けられた。今年のチームが目指す、攻守の切り替えの早いプレーも不十分」と京田主将。近藤コーチも、「点数は入ったけど、出来は65パーセント」と自己評価はむしろ厳しい。
それでも、この白星で神戸大は開幕2連勝。次の甲南大戦(9月4日、王子スタジアム)に向け、勢いはついている。6連覇に向け、神戸大は妥協のないチーム作りで戦いに臨む。
●第14回関西学生ラクロスリーグ戦男子(8月20日・服部緑地競技場)
神戸大 6 3 3 2=14
流科大 2 1 0 1=4
【神戸大】近藤5、熊野2、中村2、京田2、古市、服部、野村
【流科大】牧野2、藤原、山本
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◎現行標準額を維持 独法化後の授業料
文科省は8月19日、来春から独法化する国立大の年間授業料の標準額はこれまでと変わらず52万800円とし、上下10%の枠の中で大学が自由に設定することを認める方針を固めた。【8月19日 UNN】
入学金も現行の28万2000円を標準額となっている。長引く不況の影響も考え、今後も、授業料の上乗せ上限は5%以内にするよう求めるとしている。
国立では20大学が来春の開校を目指している法科大学院の標準額は、1・5倍の78万円、医歯系、理系などを高く設定する学部別の授業料設定は今後の検討課題とし、今回は見送った。
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◎神戸大は30位 山野ジャズコン
第34回山野ビッグバンドジャズコンテストが8月16日と17日の両日、東京の府中の森芸術劇場で開催された。昨年を上回る5000人以上が来場。神戸大から出場した「KOBEマソック・ジャズ・オーケストラ」は30位に終わった。【8月18日 UNN】
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◎来年度も拠点追加へ COEプログラム
朝日新聞によると、文科省は「21世紀COEプログラム」について、来年度も新たな公募をし、拠点の追加をする方針を固めた。【8月17日 UNN】
同省は、大学の活性化に効果を上げていると判断し、選ばればれなかった大学に再び挑戦する機会を与えるために、選定拠点の数は過去2回を下回る見込み。
来年度は、1年目に対象となった「生命科学」、「化学・材料科学」、「情報・電気・電子」、「人文科学」、「学際・複合・新領域」の5分野で募集を受け付ける案を検討中。
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◎開幕戦は完封負け 女子ラクロス
関西学生ラクロスリーグ女子の神戸大−同大が8月16日、鶴見緑地公園運動場で行われた。今季から1部に昇格した神戸大は、同大の堅守の前に0−15で完封負けを喫した。【8月16日 神戸大学NEWS NET=UNN】
昨年、念願の1部復帰を果たした神戸大。開幕戦で、その壁の高さを思い知らされた。
対戦した同大は、リーグ2連覇中の関西女王。神戸大は、前半開始3分に先制され、その後はなかなか態勢を立て直せない。前線からプレッシャーをかける同大ディフェンスの前にパスやボールキープでミスが頻発。反撃の芽をつまれると、エースAT茶本を中心とした同大に次々と得点を挙げられ、前半を0−10で終える。
後半に入って守備陣が安定しだした神戸大だが、関西女王のリズムは止められない。前半のようには陣形を崩されないものの、個人能力で水をあけられる同大攻撃陣の突破力にシュートコースをこじ開けられ、さらに5失点。攻撃ではAT福永、岡らが少ないチャンスで正面突破を試みたが、最後まで同大ゴール前の鉄壁を崩せなかった。
「前半は相手の雰囲気に飲まれてしまった」と岸主将。余裕を見せる王者・同大とは対照的に、神戸大はパスなどでミスが目立った。
強豪ひしめく1部リーグを戦っていく上で、1対1(ワン・オン・ワン)でも負けないキープ力の向上が今後の課題だ。今年はそのための練習を中心にこなしてきた。今日の試合で主将代理を務めたMD遠藤は、「まずはワン・オン・ワンで抜くことが大事。その上で全員が動けるようになれば」と話す。
1部復帰を果たしたチームはまだまだ未完成。目標は1部5位以内と謙虚だが、今後の成長が鍵になる。
●第14回関西学生ラクロスリーグ戦女子(8月16日・鶴見緑地公園運動場)
神戸大 0 0−10 15 同大
0−5
【神戸大】
【同 大】茶本6、吉本3、森井3、玉澤2、西村1
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◎【震災特集12】語り継がれない社会 広島折り鶴焼失事件
緊急連載「大学から震災の灯は消えたか」第12回。広島・平和記念公園にそなえられた折り鶴が、大学生によって燃やされる事件が8月1日に起きた。モニュメントが壊されるという形だけを見れば、5月の神戸「1・17希望の灯り」破損と似ている。2つの出来事に共通するものはあるのだろうか。【8月16日 UNN】
広島への原爆投下から58年が過ぎた8月6日。夏の暑さに包まれる前の早朝午前5時過ぎに、広島平和記念公園「原爆の子の像」の前に立つ関学生や教職員ら8人の姿があった。静かに黙とうをささげた後、手にした9万1000羽の折り鶴の束を像にささげる。
「許される事件ではない」。学生らとともに像の前に立った関学文学部の田淵結教授はそう思った。
その事件が起こったのは、5日前の8月1日。観光に訪れていた関学4年の男子学生が、「原爆の子の像」に供えられた折り鶴約14万羽に火を付けて捕まった。警察の調べでは、男子学生は就職活動などが上手くいかないことで気が立っていたと話しているという。
年齢では1世代以上離れているいまの学生たち。田淵教授は「(自分たちの考え方では)学生の考えがつかめない」と話す。
一方で、学生の間では折り鶴を折って広島に届けようと呼び掛ける動きも起こった。現在も学生などによって、学外から寄せられた折り鶴の糸通し作業などが続いている。今月28日には約25万羽を届ける予定だ。
○ ○
人々の思いが込められたモニュメントが壊される――。似たような事件が今年5月にもあった。
阪神淡路大震災の被災地・神戸にある「1・17希望の灯り」破損事件。関わったのはやはり大学生だった。故意ではなく、酒に酔った勢いでの事故だったという。
広島と神戸。2つの地で起こった出来事は、共通するものなのだろうか。
「出来事として近いようで、2つの事件は共通のものではない」。神戸で「希望の灯り」を管理するNPO代表を務める堀内正美さんはそう分析する。
「灯り」の破損は、モニュメントの持つ意味が地域社会に十分に認知されていなかったという、新しい問題を提起した。しかし、広島の折り鶴は、平和への祈りという形で、モニュメントが発信しているメッセージは鮮明だ。
突発的な感情とはいえ、学生があえて火をつけた事実に、「あまりに悲しすぎる」と堀内さん。「人が思いを込めて折った小さな折り鶴。そんな弱いものに対して、(ストレスの)はけ口を求めるような若者がいることが、今の社会の問題を示している」。
また、震災を主要なテーマに、モニュメントについて歴史的・社会文化的意味を探る調査研究を行ってきた神戸大文学部の岩崎信彦教授は、個人レベルを超えた社会全体の段階における問題を指摘する。
「共通の規範や伝統が失われつつある今の世代では、個人の基準で判断することが強いられている。一方で、個人の判断たるや、簡単にできるものではない」と岩崎教授。「親や教師などを含む社会全体が、人が生きる上で大事なことを伝えきれてないのではないか」と話す。
この点では、堀内さんも同じ意見だ。「自分も含め、今の親は、自分の子供時代では得られなかったテレビなどのモノを与えるという方法で、子供に関わってきたと思う。子供たちにとっては、人から生きる知恵を語り継がれるという形でのコミュニケーションが少なくなっている」。今回の2つの事件をつなぐ共通項を見い出すなら、この点だと感じている。
○ ○
「モニュメントは、一人ひとりが抱えるには重すぎる『死』を、人々がともに慰霊することで、未来に向かっての希望に変えていこうとする存在と言える」と岩崎教授。希望とは、人間らしく助け合いながら生きる市民社会だ。震災などを通して息づいたボランティア活動を、この希望を実現する力として期待している。
広島の事件に戻ると、全国から多数の非難・落胆の声が寄せられる一方で、モニュメントを復活させようと折り鶴を折る動きが連鎖的に広がった。
事件を通して、新しい希望実現のきっかけを作りだせるか。
「若者たちが(鶴を)『たくさん折れた、良かった』で終わらせないで、その後どう考えるのか。そこにすごく興味がある」。
堀内さんはしばらくの間、若者たちの動きを見守る構えだ。【震災取材班 岩崎昂志】
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◎小中校に学習支援室 大学生などが常駐
文部科学省は8月14日、小中学校に「学習支援相談室」を設置し、退職教員や教員志望の大学生が児童・生徒を個別指導する「学力向上支援モデル事業」を来年度から実施する方針を示した。【8月14日 UNN】
学習支援相談室は、文部科学省が今年度から始めた「放課後学習チューター」のモデル事業を拡充したもので、きめ細かな指導により「確かな学力」の向上を図る狙いがある。新たな学力向上支援モデル事業の特徴は、放課後に限らず、授業の合間でも相談できるようにしたことで、補習だけでなく発展的な内容を学ぶことも可能だ。
スタッフは有給で「学力向上支援員」と名付けられ、教員志望者や退職教員のほか、地域の人材も登用できる。教員志望者にとっては、教育実習以外に実務的な経験を積むことができる利点もある。
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◎6連覇に向け開幕戦白星 男子ラクロス
男子第14回関西学生ラクロスリーグ戦の神戸大−龍谷大が8月13日、服部緑地補助競技場で行われた。関西リーグ6連覇を目指す王者・神戸大は、龍谷大を8−6で下し、順当なスタートをきった。【8月13日 UNN】
●関西学生ラクロスリーグ(8月13日・服部緑地補助競技場)
▽第1試合
神戸大 3 2 3 0=8
龍谷大 1 1 0 4=6
▽第2試合
立 命 2 5 5 1=13
流科大 1 1 1 1=4
▽第3試合
京 大 4 5 2 2=13
甲南大 1 1 1 0=3
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◎同大に大敗 西日本学生ホッケー
第31回西日本学生ホッケー選手権大会が8月13日、親里ホッケー場で行われた。男子予選リーグA組の神戸大は同大に1−9で敗れた。【8月13日 UNN】
●第31回西日本学生選手権大会開幕(8月13日・親里ホッケー場)
▽男子予選リーグ
A組 同大 9 4−0 1 神戸大
5−1
B組 中京大 4 2−0 0 奈良大
2−0
C組 摂南大 4 2−2 2 羽衣国際大
2−0
D組 朝日大 5 2−0 0 日本福祉大
3−0
E組 甲南大 7 3−0 0 大商大
4−0
※A〜E組まで、各組3または2チームづつに分けられており各チーム2試合づつ対戦。その結果、各組1位の6チームとシードの立命と天理大の8チームで、決勝トーナメントを行う。
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◎【告知】山野ジャズ 16、17日に東京で
立命、神戸大、同大、阪大、関学京大、などが参加する「第34回YAMANO BIG BAND JAZZ CONTEST」(主催・山野楽器)が、8月16、17日に府中の森芸術劇場で行われる。【8月10日 UNN】
神戸大からは、KOBEマソック・ジャズ・オーケストラが16日の午後0時10分から出演する予定。1日前売り券1800円、通し前売り券3000円。問い合わせは山野楽器(03-5823-8820)または同HP(http://www.yamano-music.co.jp/event/ybbjc/index.htm)まで。
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◎【震災特集11】取材継続に疑問も 被災地の学生新聞
緊急連載「大学から震災の灯は消えたか」第11回。阪神淡路大震災後、被災地の学生新聞はキャンパスからそれぞれの報道を開始した。犠牲者が多かった神戸大と関学の学生新聞は、被災者の日常に密着した生活情報や、大学の動きを発信。独自の視点から震災を伝えてきたが、現在は震災関連のニュースを取り上げることは少なくなった。神戸大と関学の学生新聞の活動を振り返る。【8月9日 UNN】
「関東大震災以来最大級、と形容される『阪神大震災』のあの夜から1週間が経ちました」(95年1月25日発行『神戸大学新聞号外』冒頭)。
阪神大震災で学生39人の犠牲を出した神戸大。100年近く学内新聞を発行してきた「神戸大学新聞会」は、現在は基本的に年10回、1000部ずつの新聞を発行している。震災が起こった95年には、被災後1週間で号外を作りはじめた。
「神戸大学生協情報 <物資届けます>」、「学生注目!寮で学生を緊急受け入れ」、「神大生有志によるボランティア活動」…。
2月21日までに6本の震災関連号外を作成。大学や下宿の状況を伝えるとともに、援助や物資の情報など、被災者の日々の生活に密着したニュースを発信した。「(被災者にとって)本当に必要な情報を」が、基本姿勢だった。
その後の新聞会の震災報道は、各年度ごとに編集員たちが独自に活動を展開してきた。97年は震災関連のニュースを扱わなかったが、翌年は被災地ボランティアのルポを掲載。99年には学生に意識調査を実施した。
ルポやアンケートを担当した田治宏敬さん(26、経済学部卒)は、「(辛い体験の)フィルムの焼き直しではなく、今後の役に立つ情報を出したかった」と話す。
独自の視点で震災を報道してきた神戸大学新聞だが、02年からは再び関係記事を掲載しなくなった。
「(震災を)知らない人間が被災者に取材をしていくことに疑問を感じる」。現在、編集長を務める山脇伸哉さん(神戸大・3年)は、今の編集部メンバーを眺めてそう感じている。震災で特に大きな被害を受けていない人ばかり。「自分たちは被災者と同じような意識を持てない」との思いが強い。
では、震災報道についてはどう考えているか。「忘れないためとか、伝える意味はあると思う。でも、自分たちが中途半端に震災を伝えるのは、被災者に対しておこがましいのではないか」。
ただ、あくまで現役部員の意志を尊重するのが新聞会の方針。来年以降、希望があれば震災特集再開も考えられるという。山脇編集長は「後輩たちのためにも、この大学で震災があったという意識だけは残していきたい」と話している。
○ ○
「関西学院大学新聞」は今年で81年目を迎える新聞。年6回6000部をカラーで発行している。震災のことを初めて掲載したのは95年の4月号だった。8面のうち3面を震災特集に割いている。2面には関学の動きを検証した「その時大学と学生は−阪神大震災を振り返る−」と題した特集、4面と5面には「頑張る学生ボランティア」という関学生がボランティアに励む様子が特集されている。
その学年によって震災の取材をするかどうかを決めるので、毎年掲載しているわけではないが、学生に関心を持ってもらおうと、関学生向けに情報を発信してきた。96年はヒューマンサービスセンターの特集、02年は「K.G. OB&OGジャズナイト1・17」のチャリティーコンサートを掲載した。
今年、関学新聞では学内の震災犠牲者追悼の意味を込めたハクモクレンの植樹を取り上げた。ハクモクレン植樹の記事を取材し執筆した古本直寛さん(関学・2年)は「震災だからというのではなく、(普通の)ネタの一つとして取材した」という。
ハクモクレンの植樹のとき、報道陣は目立ったが対照的に学生は少なかった。「学生はあまり震災に興味を持っていないのではないか」と疑問を感じた。
しかし、17日の震災の合同礼拝に参加すると、多くの学生が集まっていた。この様子を見て震災に学生が興味を持っていないことはないと実感。古本さんは「(ハクモクレンの記事のような)ただ単に事実を書き並べたものではなく、違うかたちで表現したい。そうでないと読者も読んでくれないと思う」と来年は特集を組むと意気込んでいる。
また、総部長の柴田耕一郎さん(関学・3年)は、「(震災は)風化させてはいけない」と話す。学生の視点から見た報道をし、読者をとりこんでいくのが関学新聞のモットー。震災の取材は「後輩にもぜひ続けてほしい」と思っている。【震災取材班 岩崎昂志、植中喬光】
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◎科研費を民間にも 来年度から開放
文科省は8月8日までに、大学や特殊法人などの公的機関の研究者に限って配分してきた科学研究費補助金(科研費)を、来年度から民間企業の研究者にも開放する方針を固めた。【8月8日 UNN】
昨年、島津製作所の田中耕一さんがノーベル化学賞を受賞したことを機に政府は6月、民間の優れた学術研究についても科研費による支援の対象に含めるように閣議決定していた。
現在、科研費の応募対象は大学や高専の研究者が中心。国や地方自治体の研究所や指定を受けた独立行政法人など、計277機関の研究者に限られている。
文科省は、特定企業の利益のためではなく、公開性・自主性が確保される基礎的な分野の学術研究に限り、民間研究者にも応募対象を広げる方針。対象の基準作りを進めている。
科研費は昨年度、約2万件に計1703億円が助成されている。本年度の助成総額は、1925億円。
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◎大学財務公開の義務化提言 文科省小委
私学のあり方を検討している文科省の大学設置・学校法人審議会の小委員会は8月7日、規模に関わらず全法人に財務書類の公開を法的に義務づけることを求める中間報告をまとめた。【8月8日 UNN】
小委員会は帝京大の寄付金の簿外処理問題などをきっかけに2002年10月に設置された。
中間報告では学校法人制度の改善点として、
▽理事会を最終決定機関として法令に位置づける。理事には外部の人材を必ず登用する
▽監査報告書の作成や外部への閲覧を行う
▽評議員に一定数以上の外部の人材を選任
▽全法人に財務書類の公開を法的に義務づける。書類の背景になる事業を説明する事業報告書の作成と公開を義務づける
を挙げている。責任の所在の明確化と透明性を高めることを柱としている。最終報告は10月の予定。
文科省は報告のうち、私立学校法の改正が必要な事項についてはすでに来年の通常国会への改正案提出をめどに作業を始めている。また、学校法人会計基準の見直しも検討している。
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◎大学入学資格緩和へ 大検免除、拡大
文科省は8月6日、大学受験資格のあり方を来年度入試から大幅に見直す方針を正式に発表した。志望先の大学が認めれば、大検なしで高校未卒業者にも受験資格が与えられる。【8月7日 UNN】
争点となっていた朝鮮学校卒業生は、この「高校を卒業していない人」に分類され、大学が独自の基準を設けて受験可能か判断する「個別審査」を経ての受験が可能となる。これは「高卒と同等以上の学力がある」かどうか判断するもの。また、この仕組みでの審査対象の条件を「18歳以上」とする年令制限のみにとどめる方針。
朝日新聞の調査によると、国立大の学長およそ8割が「受験資格を与えたい」と回答している。
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◎大検抜きで受験可に 制度改正方針
文部科学省は8月4日、外国人学校生や高校中退者が大学入学資格検定(大検)を経ずに、大学受験ができるようにする制度改正を、8月6日の中教審大学分科会に提示することを明らかにした。【8月5日 UNN】
文科省による改正案は、(1)米英の評価機関に認定されたインターナショナル校16校と、本国の教育課程に準じていることが確認できた学校は、学校ごとに受験資格を与える(2)ほかの外国人学校卒業生や、高卒資格のない日本人受験生は、各大学が高卒同等以上の学力があると認定した場合に資格を与える、とする内容。
「本国の課程に準じた学校」には、韓国学校やインドネシア学校など計8校が該当するとみられている。しかし、朝鮮学校は、本国の教育課程との関係を確認するのが困難として、大学側が受験生個々のの学力を判断することになる。
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◎宮城地震で史料保存を支援 史料ネット
神戸大に事務局を置く、「歴史資料ネットワーク(史料ネット)」は8月4日、東北大の研究者らと協力して、宮城県北部の連続地震に関して被災建物内の資料保全に協力することを明らかにした。【8月4日 UNN】
「歴史資料ネットワーク」は阪神淡路大震災を機に、自然災害後の歴史資料保存を進めている団体。震災直後の1995年2月に設立。神戸大の研究者や学生ら約200人が参加し、阪神大震災や台湾大地震、鳥取県西部地震などで資料保存活動を進めてきた。
毎日新聞によると、今回の地震では、奥村弘・神戸大文学部助教授らが1日、宮城県未指定の文化財が保管されている民家などを視察。江戸時代の村の名簿に当たる「宗旨人別帳」など郷土史の貴重な資料が、母屋や蔵の建て替え時に処分されるおそれを懸念しているという。
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◎私大の財務公開義務化 私学法改正へ
文科省は、学校法人に財務諸表の公開や理事会の役割を盛り込んだ私立学校法の改正案を来年の通常国会に提出する方針を固めた。同法としては、過去に例を見ない大幅な改正となる。【8月3日 UNN】
今回の改正のねらいは、少子化による影響で厳しい経営を迫られている私学の外部への説明責任を明らかにし、管理運用の強化を促すことで、安定的な経営を確保するのが狙いだ。
現在では、文科省管轄の655法人のうち91%が自ら財務諸表を公開している。ただ、公開の範囲を限定したり、収支が悪くなると非公開にするところもあるとされる。
理事会では、ほとんどの学校法人で運営にかかわる事柄を決定するために置かれているが、私学法には理事会に関する規定が一切ない。そのため評議委員との関わりに不明確な点があり、最終的な意志決定機関として明確に定める。
また、学校法人運営に関する改正のほかに、知事の諮問機関として都道府県に置かれている私学審議会についても見直す。
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◎3万人超が出願 法科大学院適正試験
大学入試センターは8月1日、今月31日に実施する法科大学院の統一適性試験について、最終出願者数が3万1301人であったと発表した。定員5950人に対して5.26倍の応募となった。【8月3日 UNN】
出願締め切り日の7月7日の消印で願書が大量に届き、同日時点の集計より約1万人増えた。このため、設置申請段階の定員数(5950人)を元にした平均競争倍率は、7日発表の3.63倍から5.26倍に上昇した。
志願者の男女比はおおむね7対3。現役大学生は4分の1で、20代の出願者がほぼ6割を占めた。
法科大学院は多様な人材確保のため、法学部以外の出身者や社会人を3割以上入れることが努力目標としている。しかし、出願時点での法学部出身者は59.5%だった。
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◎事業再生の専門化育成 経産省が大学院と連携
企業や事業の再生を支える専門家を育成するため、経産省が大学院と連携し、「事業再生講座」を設けることが8月3日わかった。早ければ来年にもモデル講座が開設される予定。【8月3日 UNN】
日本は米国に比べて事業再生の専門家が不足している。4月に発足した事業再生実務家協会の会員は約470人。6千人以上いる米国とは比べ物にならない。
経産省は大学院からの教育を行わなくてはならないと考え、今回の計画が持ち上がった。まず米国や英国で教育カリキュラムなどを調査。11月には研究者らにいよる委員会を発足させ、細かい部分をつめる予定。
来年には東京都内の大学院でモデル講座を開講したい考えで、現在早大などが検討しているという。
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◎朝鮮学校にも資格を 文科省が入試で検討
文科省が、アジア系民族学校の卒業生でも大学入学資格を得られるようにする方向で検討していることが、7月31日にわかった。【8月2日 UNN】
文科省は現在、案の可否を政府や与党の関係者に打診しており、実現の見通しがたてば来年度の入学者から対応できるように省令や告示を改正する。
関係者によると、学校単位で認める規定と個人単位で認める規定をそれぞれ認める案を検討しているという。
インターナショナルスクールのうち英米両国にある民間評価機関の認定を受けた学校の卒業生には入学資格を与える。また、ブラジルやインドネシアといった、日本と国交のある外国の子供が通っている国別の学校のうち、本国が正式に認可している場合に限り、卒業生に入学資格を与える。
朝鮮学校卒業生の場合、北朝鮮との国交が結ばれていないため、学校単位での資格を認めることはできない。また、認可をうけていないインターナショナルスクールや、国交を結んでいる国でも本国に認可されていない個別国学校の卒業生も同様で、学校単位での認可はおりない。しかし、今回の案では大学側がどのような学習を受けてきたかなどを考慮にいれ、条件があえば資格があたえられるようになる。
現在、公私立の中には大学の判断で受験を認めている大学もあるが、国立大は文科省の方針に従い、大検を合格しないで受験することは認めてこなかった。今回の案が実現すれば、大学によっては朝鮮学校卒業生にも大検抜きで受験の道が開かれる。
文科省は今年3月、欧米系のインターナショナルスクールに限って入学資格を認める方針を明らかにしていたが、人権団体などから差別だとの批判を受けて再検討してきた。また、野党だけでなく与党内の公明党や、京都、大阪、兵庫の3府県からも見直しの要請が相次いでいた。
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◎【震災特集10】伝える意味を自問 UNNの震災報道
緊急連載「大学から震災の灯は消えたか」第10回。毎年、UNN加盟の神戸地区3大学(神戸大、関学、神女院大)を中心に続けていた震災特集だが、2003年は関学が掲載を見送った。関学編集部に大きな影響を与えたのは、学生ボランティアが震災の日前後に白いリボンや花を配っていた「白いリボン運動」の終了。7年間続いていた活動を、02年を最後にやめた。この運動を取材した当時の金澤浩平編集長(関学・4年)は惰性で続けることの限界を感じたが、翌03年に同運動の代表者が個人で白いリボンを配っていたことを知る。「継続していくことの大切さ」をもう一度見直した。現在の震災特集班も継続することの難しさを感じながら、自問自答の活動を続けている。【8月2日 UNN】
8月2日の関学上ヶ原キャンパス。前日の関学生による広島の「原爆の子の像」折り鶴焼失事件を受けて、UNN関西学生報道連盟に加盟する関学新月トリビューン紙の記者たちがキャンパス各所を取材で駆け回っていた。
そのうちの1人、金澤浩平さん(関学・4年)は、応援で、広報課での談話とりに駆り出された。昨年末で現役を引退してから、約半年ぶりの取材は新鮮だった。
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今年1月17日の読売新聞の記事を見て、金澤さんは驚いた。
前年2002年1月の取材で、7年間続いた「白いリボン運動」にピリオドを打つ、と言っていた山本有紀さん(当時=関学3年)が、ひとりでリボンを配る姿の写真が出ていたからだ。
「白いリボン運動」とは、毎年1月17日前後に白いリボンや白い花を身につけ、ひとりひとりの震災への思いを表現しようという活動だ。
学生ボランティア団体の「関学ヒューマンサービスセンター」によって行われていたが、議論の末2002年で終了することを決めた。
「変わっていかなければならない。もうそろそろ誰かが区切りをつけなければ。10年という大きな節目に向かってやるような延命的な処置は取りたくない」と当時代表の山本有紀さんは金澤さんの取材にこう話していた。
続けるかどうかの葛藤の末、「白いリボン運動」を終えることを決断した山本さんを見て、金澤さんは「惰性で震災報道を続けるくらいなら、やめたほうがいいのではないか」と思うようになった。
それからほぼ1年が過ぎた。金澤編集長は、2003年1月の神戸大、神女院大との共同編集の震災特集から降りて、発行を12月に前倒しすることに決めた。ビッグイベント「甲子園ボウル」をかけた関学−立命の結果を早く掲載したかった。
「震災特集の編集メンバーでも、震災を実際に体験した者が少なくなり、興味を持って進んで取材をしようとする人は少ない」。特集の掲載見送りに踏み切った。
1997年1月号の震災特集以来、「関学新月トリビューン」は、UNN関西学生報道連盟に加盟する他紙、「神戸女学院大学K.C.Press」、「神戸大ニュースネット」とともに、毎年1月、震災特集の共同編集を続けてきた。
その震災報道の土台を支えた一角が崩れた瞬間だった。
しかし、関学が特集の掲載見送りの方針を打ち出したことに、神戸大からも神女院大からも、異論はなかった。
「反発を覚悟していたけど、拍子抜けだった」と金澤さんはいう。
震災特集キャップで神戸大の岩崎昂志編集長(3年)は言う。「UNN内で、話し合う場が持たれなかったのは事実。関学の紙面は関学の編集部が決めることだ」思っていた。
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リボン運動をやめたはずの山本さんが、ひとりででもリボンを配ると記事にあった。
この1年、関学の編集部は、ヒューマンサービスセンターのメンバーの動向はフォローをしていなかった。結果的に読売新聞に抜かれた。
そして2003年1月の震災特集「体験者として伝えること」は、関学の学生に配られる紙面に、掲載されることはなかった。
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広島の事件の取材。広報課のコメントを後輩と整理しながら、「現役部員はよくがんばっているな」と思った。
金澤編集長は「継続していくことが、大切なことだ」と思い知った。「(他大学の編集部員と)もう少し話し合っていれば、(震災特集を見送るという)結果は変わっていたかもしれない」。
「時間がどんどん過ぎていく中で、伝え続けていくことは難しい」と岩崎編集長。「震災当時のように、内から湧き上がる感情的なものによって、震災を報道することは、僕らにはできないかもしれません。『なぜやっているのか』と、伝える意味を考えて、報道していくことしかできないと思う」。
続けている意味を自問自答しながら「震災報道」は、続く。【震災取材班 福田公則、植中喬光】
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