神戸大NEWS NET 2003年5月のニュース
◎震災の緊急特集開始 「大学から震災の灯は消えたか」
【緊急連載 大学から震災の灯は消えたか 第1回】
◎事故きっかけに震災語り継ぎ活動見直しへ
HANDS理事長の白木利周さん
「希望の灯り」が壊されている――。破損事故から一夜明けた5月3日、灯りを管理するNPO「阪神淡路大震災1・17希望の灯り(HANDS)」に市民から連絡が入った。NPOで理事長を務める白木利周さん(60)にとっても大きな衝撃だった。
白木さんは震災で、神戸大生だった息子の健介さん(当時=経済・3年)を亡くしている。「遺族にとって大切、神聖な場所で、なんで、どうして」。報告を受けた白木さんの胸中は揺らいだ。最初はショックを感じただけだったが、時間が経つにつれ、「なんで壊されるの、という思いが強くなった」。
7日に灯りを壊したという男性から電話が入った。震災当時の健介さんと同じ21歳の大学生。9日に大学生本人と直接会って話を聞くと、激震地からは離れていたが神戸市内に住み、市内の大学に通っているという。大学生が正直に申し出たことには安心した白木さんだが、同時に大学生が「希望の灯り」を全く知らなかったことに、再び大きな衝撃を受けた。
その日、大学生とともに「希望の灯り」に隣接する「めい想の空間」を訪れた。震災が原因で亡くなった人たちの名前を記したプレートが壁一面に並べられた半地下の空間。白木さんの息子・健介さんの名前も刻まれている。「ここは僕にとって大事な場所なんです」。白木さんは大学生に健介さんのことを打ち明けた。
それから8日後の17日、新緑に太陽がさんさんと照りつけるなか、「希望の灯り」に新しいガラスがはめ込まれた。そこで読み上げられた大学生の謝罪文には「震災で私と同じ歳の息子さんを亡くされたご遺族とはじめてお会いしました。これまで私が想像していた以上の苦しみを味わっていることを知りました」と書かれている。
大学生から白木さんへの返事。「彼にも伝わったんだと思う」と白木さんは笑顔だった。
「希望の灯り」ができてから3年半。被災地のシンボルとして広く知られていると思っていた白木さんにとって、今回の事故は「スイッチだった」という。地元の人たちにも認知されていなかったことへの反省と見直し。「『希望の灯り』の存在をいかに市民に浸透させていくか」が今後の白木さんたちHANDSの課題だ。
例えば、これまでの希望の灯りには「阪神淡路大震災」の文字が入っていなかった。道路標識や街頭の地図などの見直しを含め、現在は市や県の行政も巻き込んで話し合いを進めている。
「事故は残念だったけど、壊した大学生を責めるのではなく、これを良い出会いにしたい」と白木さん。「子どもが(大学生と)会わしてくれたのかな。もっとPRしてね、と言ってるのかも」。今回の事故から新しい活動の方針を見つけだし、今も「希望の灯り」と震災の記憶を絶やさない道を模索中だ。
○ ○
このシリーズでは、大学生をはじめ、若い世代にどれだけ震災の体験が継承されて いるのか、震災研究の拠点であるはずの大学で震災はどう語り継がれているのかを検 証していきます。連載のウェブ版特設コーナーのアドレスはhttp://www.unn-news.com/sinsai/2003rensai/【震災取材班 岩崎昂志】
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◎バイキング見直しへ 発達食堂・工喫茶で
神戸大学生協は6月2日より、4月から発達科学部食堂と工学部喫茶エコールで始められていた後レジ方式やバイキング方式の修正を行なう。料金設定については、肉系の料理を従量制からはずす予定だ。【5月29日 神戸大学NEWS NET=UNN】
発達科学部食堂では4月から、バイキング方式を導入した。それ以前の食券方式では料理を選択する幅が限られており、学生の不満が高かったことを受けて導入したバイキング方式は、選んだ品の重さによって値段が決まる従量制。しかし、5月に取ったアンケートの結果、従量制は肉系の品では割高になるという問題が明らかに。
これを受けて発達科学部食堂では6月2日から、肉系は一皿ごとに取り分けた「皿いくら」の料金に変え、サラダや惣菜についても、1グラム1・36円を1円〜1・2円に引き下げるなど、一部業態を変更。同じく4月から導入した後レジ方式についても、昼間の混雑を解決するため店全体のレイアウトを検討する。
また、工学部エコールでも4月から業態変更をすすめてきた。従来、客からオーダーを聞いて料理を作っていたが、運営効率を上げるためバイキング方式を採用。しかし、5月に取ったアンケートによると、学生はバイキング方式に対して「温かい料理が少なくなった」など不満を感じていることが分かった。
これを受けて神戸大生協は6月2日より、従来のオーダメイド方式もおり混ぜる方針。神戸大生協理事の寺尾善喜さんは「これからも学生の意見を取り入れ、修正を続ける」と話している。
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◎時間外の対応も検討 12日の電話不通受け
5月12日に大学の六甲台地区の電話が一時不通になった問題で、電話を管理する施設部は今後、学内設備の再点検や時間外の対応などを検討しているという。【5月28日 神戸大学NEWS NET=UNN】
電話不通の原因になったのは、六甲台地区全体の電話に関係する交換機の電源の故障。電源は交流を直流に変える変換機のほか、バックアップ用の蓄電池も付けて二重に故障防止対策をしていたが、今回はどちらも機能停止していた。
施設部の調べによると、11日午前1時ごろに変換機が故障。同時に蓄電池に切り替わったが、12日午前4時47分に電気が尽きて停止した。その後、出勤してきた職員が故障を発見してメーカーに修理を要請し、午後0時30分ごろに復旧した。この間、内線については各団地内でのみ一部通じるところもあったが、学内の約3000の電話回線が外部からつながらなくなっていた。また、事務などから、目立った混乱があったとの報告はないという。
今回の事態は休日中に起きたということで「二重設備の停止を予期し得なかった」と施設部。今後はメーカーの意見を聞きながら、他の電源の点検や、夜間や休日などの時間外の対応を検討中という。
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◎募集方針固まる 教育のCOE
特色のある教育を実践している大学を選んで予算や補助金を重点配分する文科省の新事業について5月26日、大学基準協会を中心とした実施委員会が具体的な募集方針を固めた。【5月26日 UNN】
募集期間は7月上旬から8月1日まで。9月上旬に審査結果を発表する予定。5つのテーマを設定し、大学・短大はそのテーマの中から一つを選び1件だけ申請できる。原則、すでに実績のある取り組みが対象。募集は今年度から5年間、毎年行われ、落選しても翌年度にまた申請できる。
テーマは以下の5つ。(1)総合的な取り組み=教養教育と専門教育の統合や教育の国際化など(2)教育課程の工夫改善=体験学習を取り入れた課程や高校との連携など(3)教育方法の工夫改善=学生の学習達成度評価やIT(情報技術)の効果的な導入など(4)学生の学習と課外活動への支援の工夫改善=支援システムや学生寮での共同生活体験など(5)大学と地域・社会との連携の工夫改善=社会奉仕活動の工夫や生涯学習など。
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◎神船大で最後の学祭 神戸大との統合受け
神船大で5月24日と25日、「第50回神戸商船大学開学祭」が行われた。今年10月に神戸大との統合を控え、神船大としては最後の学園祭になる。【5月25日 神戸大学NEWS NET=UNN】
半世紀の歴史を重ねてきた開学祭だが、来年以降の開催は未定だ。開かれたとしても、神戸大の「学部祭」。神船大の名称が付くことはなくなる。
しかし、「商船という名前が消えるのは寂しいけど、独自性を持って続けてほしい」と川西市から訪れた夫婦。天野繁実行委員会長も「今後も続けていきたい。規模や名前が変わっても開学祭の気持ちは変わらない」と沈む様子はない。今年のテーマ「新航路」の名のもと、開学祭は新しい航海に出る。
【写真】大学所有の船で来場者が実際に海に出る「深江丸試乗会」も行われた。(5月25日・神船大で 撮影=岩崎昂志)
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◎4位に終わる 近畿学生野球春季
近畿学生野球春季第5節、神戸大−阪南大の2回戦が5月23日、南港中央野球場で行なわれた。神戸大は7−2で敗れ、勝ち点獲得はならず。最終順位は4位に終わった。【5月23日 UNN】
神戸大先発・横田はぴりっとしない。1−1で迎えた三回に、水鳥の左前適時打などで2点を追加されると、四回には二死一塁から広川善に左越適時三塁打を打たれ、4失点。横田はこの回でマウンドを降りた。続いてマウンドに上がった始澤も阪南大を止めることができず、3点を追加されてしまう。
逆に神戸大は阪南大の細かい継投の前に反撃の糸口をつかむことができない。四回以降は2安打に抑え込まれ7−2で完敗。5勝7敗勝ち点2の4位で今リーグを終えた。
「完全優勝」を目標に今リーグを戦った神戸大だが、結果は4位。リーグ戦を通して不調だった打線は、今日の試合でも3安打2得点と最後まで復調せず。柳川主将も「前の代から投手、守備がしっかりしてきていただけに・・・」と唇をかんだ。
次は今春最後の試合となる神京戦(6月14日)。柳川主将にとっては、主将として出場する最後の試合になる。「1年間、精一杯やってきたが、結果が出せず悔しい。この1年を自分の中で反省して後輩に伝えたい。そして勝ちに行く」。有終の美を飾り、秋に向けて弾みをつけるため、負けられない試合となる。
●近畿学生野球春季第5節2回戦(5月23日・南港中央野球場)
阪南大 102 120 010=7
神戸大 011 000 000=2
【阪南大】勝本、○小園、金、谷垣−高田、池内
【神戸大】●横田、始澤−久米
▽最終順位
1位 奈産大
2位 阪南大
3位 大教大
4位 神戸大
5位 大市大
6位 和歌山大
▽表彰選手
ベストナイン
遊撃手 丸山耕一(神戸大)
▽放送優秀賞
神戸大
※表彰に関しては神戸大のみ掲載
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◎神船大生が初参加 生協・通常総代会
生協第47回通常総代会が5月22日、六甲台アカデミア館で開かれた。55人の総代、2002年度の役員が出席した。総代会では昨年度の活動、決算報告などが行われ、全議案が可決された。【5月22日 神戸大学NEWS NET=UNN】
2003年度決算報告によると、前期繰越金の取り崩しを行なっても、本業の赤字は約5000万円にのぼる。また、その後行われた2003年度活動方針では、「安心・信頼やゆとり・憩い」をキーワードにしたサービスの向上を目指すことを発表。具体的にはフードサービス事業でのサラダバーの拡大や、ショップ事業部での旅行サービスの提供に取り組むことに重点を置いた。結局、今回の総代会で提出された4つの議案の全ては賛成多数で可決された。
また、今年10月に統合する神船大の生協関係者も、今回初めて出席。神船大生協の学生委員会に所属する松岡弘之さん(神船大・2年)は「(営業の)中心が神戸大に移ってしまい、神船大の生協活動の縮小が心配。だから、今回のような交流の場が重要です」と話した。総代会の感想については「運営を学生主体で行なってることに対し、学生間の問題に対する意識の高さが感じ取れた」とのこと。
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◎独法化案が衆院通過 23日に参院審議入り
衆院は5月22日の本会議で、国立大を国の直轄から独立した法人にする国立大法人法案など関連6法案を与党三党などの賛成多数で可決した。【5月22日 UNN】
この法案は参院に送付され、23日の本会議で趣旨説明と質疑が行われて審議入りする見通し。
法案が成立すると、国立大は従来の教授会を中心とした運営を大きく転換することになる。予算や人事面での規制を大幅に減らし、学長の権限を強めるほか、運営方針は外部から人材を登用することが制度化されている「経営協議会」で、教育・研究面は「教育研究評議会」で決めるなど、いずれも学長が議長を務める組織を大学の中心におき、トップダウン型を目指すという。
また、大学の教職員は公務員の身分を与えられない「非公務員型」になり、外国人を管理職に登用できるようにしている。
大学法人は予算の使途や学部・学科の設置、カリキュラム編成などで自主性が向上する。文部科学相は6年間に大学が研究、教育面などで達成すべき中期目標を策定。文科省に設置する第三者機関の評価委員会が業績を評価し、交付金配分に反映させる、としている。
また、55の国立高等専門学校は、一つの独立行政法人に移行する。
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◎阪南大初戦は完敗 近畿学生野球春季
近畿学生野球春季リーグ第5節、神戸大−阪南大の1回戦が5月22日、南港中央野球場で行われた。神戸大は0−7のコールド負けを喫した。【5月22日 UNN】
●近畿学生野球春季リーグ第5節(5月22日・南港中央野球場)
神戸大 000 000 0=0
阪南大 000 120 4=7(規定により七回コールド)
【神戸大】●塚本−久米
【阪南大】○小縣−池内
奈産大 102 051 0=9
和歌山大 001 000 0=1(規定により七回コールド)
【奈産大】土井、蛯原、北口、瀧見−山下
【和歌山大】●細川、林−上田
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◎大学に知財本部設置へ 特許申請など行う
政府の知的財産戦略本部は5月21日日の会合で、遠山敦子文科相は、30〜40の大学に特許申請などを行う知財本部の設置を認める方針を明らかにした。【5月21日 UNN】
同会合では「知的財産の創造、保護及び活用に関する推進計画案骨子」について意見交換を行った。知的財産権への信託方式導入を打ち出したほか、特許審査を早めるため、「特許審査迅速化法(仮称)を制定する」と明記。7月に推進計画を決定する。
大学に知財本部の設置を認める一方、類似した特許を阻止する「国際知的財産取引委員会(仮称)」の設置についても論議。谷口隆義財務副大臣らから「税関で積極的に取り組むので、新しい組織は適切でない」と反対の声が出た。このため、骨子には、知財取引委員会の設置と現状の改善との両論が併記された。
また、知財の「保護」では、官民一体となった情報収集ネットワークの構築やインターネットを利用した知財侵害への取締り強化を求めた。
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◎大教大から勝点獲得 近畿学生野球春季
近畿学生野球連盟春季リーグの第1節3回戦の神戸大−大教大が、5月19日に万博球場で行われた。神戸大は大教大を6-2で下し、勝ち点を獲得した。【5月19日 UNN】
●近畿学生野球連盟春季リーグ戦第1節3回戦(5月19日・万博公園)
大教大 000 000 002=2
神戸大 000 051 00X=6
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◎同大に完敗 アメフット関西学生
アメフット関西学生大会、神戸大−同大が5月17日、長居球技場で行われた。神戸大は0−21で完敗。この春唯一のリーグ1部校との試合を落とし、秋に向け不安の残る結果となった。【5月17日 神戸大学NEWS NET=UNN】
先に攻め込んだのは神戸大。この日が初スターターとなるQB村上のキーププレーやRB上手のランプレーなどでファーストダウンを更新していく。しかし、次のシリーズで今日初めて投げたパスを同大DB関根にインターセプトされてしまう。一気にゴール前まで攻め込まれると、最後は同大RB長谷川に1ヤードを走りきられ先制のTDを奪われた。
その後は完全に同大ペースとなる。守備の健闘で同大の攻撃をなんとかパントに抑え込んでも、攻撃が完全に沈黙。リズムを悪くすると、その流れは守備にまで影響する。結局2TDを追加され、0−21の完封負けを喫した。
神戸大はQB江端、RB大崎など攻撃陣のエースクラスをけがで欠き、バック陣は経験の少ない若手中心の布陣で臨んだ。しかし、矢野ヘッドコーチは「OLにけが人はほとんどいない。ラインさえしっかりしていれば、ランは出るはず」と手厳しい。
また、格下の横国大に37点を奪われた前試合に比べれば、光が見えてきたかに思えた守備陣に関しても岩田主将は「今回(同大戦)に向けては、きっちりとしたスカウティングを行ってきた。その結果が出ただけで良くなったわけではない」と厳しい姿勢を崩さない。
「チームのレベルがまだまだ低い。気持ちの面から大きく変えないといけない」と岩田主将。今春唯一のリーグ戦1部校との対戦となった同大戦に完敗し、レイバンズには秋に向け不安のみが残った。
●アメフット関西学生大会(5月17日・長居球技場)
同 大 7 7 0 7=21
神戸大 0 0 0 0=0
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◎「希望の灯り」を修復 大学生の破損事件で
神戸市中央区・東遊園地にある阪神大震災の慰霊モニュメント「1・17希望の灯り」の一部が5月2日深夜(3日未明)に市内の大学生に壊された事件で、17日に灯りの修復式が行われた。事件を受けて、モニュメントを捉えなおす動きも生まれている。【5月17日 UNN】
2日に破損したのは希望の灯りのガス灯を囲むガラス部分。大学生はコンパの帰りで酒に酔っており、立ち寄った同遊園地でガラスに手を付いて灯りをのぞきこんでいたところ、誤って天板部分を壊してしまったという。7日に、大学生当人が灯りを管理するNPO法人「阪神淡路大震災1・17希望の灯り」に壊したことを名乗り出て、弁償の意思も示した。法人の話では、大学生は希望の灯りの存在や設置目的を知らなかった。
17日の修復式には震災の遺族やNPO法人関係者ら約20人が参加。初めに大学生から寄せられた謝罪文が読み上げられた(下部に全文を掲載)。文では「不注意と、あの場所に対する理解がまるでなかった」ことが原因としており、大学生と会ったNPO法人関係者によると、深い反省の態度を見せているという。
その後、集まった人々が新しいガラスの天板が設置。修復用のガラスについては大学生から弁償の申し出があったが、事件後に市民らから寄せられた寄付金約6万円でまかなった。
◎震災活動捉えなおしへ
今回の事件は、「1・17希望の灯り」の活動に改めて問題を提起するきっかけにもなった。「(希望の灯りを)大学生世代を含めて語り継いでいくツールの一つとして作ったけど、(その気持ちが)届ききっていないと認識した」と、同法人代表の堀内正美さん。地域の人々にもまだ十分には認知されていない現状を再確認した。
これを受けて同法人や神戸市は、モニュメントの設置趣旨を説明する看板や、市内の地図や道路標識などに場所を示すなど、希望の灯りの認知度をあげる工夫を計画中。17日の修復式の後にも、市役所内で地域の人たちを交えた話し合いがもたれた。
堀内さんは「ガラスたった一枚でこのことに気づけたんだから、(今回の事件は)むしろいいきっかけになった」と前向きに話す。
また、震災当時に神戸大生だった子供を亡くし、現在は同法人の理事長を努める白木利周さんは「(大学生が)勇気をもって言ってくれたことが嬉しかった。そういった出会いも大切にしていきたい」と話した。亡くなった命と人々をつなぐという趣旨のもと、希望の灯りをともし続けるための試行錯誤が続いている。
●大学生の謝罪文
始めに、「1・17希望の灯り」のガラスケースを割ってしまった事を深くお詫び申し上げます。わたしの不注意と、あの場所に対する理解がまるでなかったことが、今回の一件が起きた理由だと思います。今回破損のニュースが報道された時、初めてあの場所が震災後にできた事を知りました。大学の仲間とインターネットで調べ、「1・17希望の灯り」は、被災地に数多くある慰霊碑、追悼碑、モニュメントを巡り歩く活動に携わったご遺族やボランティアの方々が中心になって建てられたもので、震災で亡くなった方々への慰霊と生き残った方々が復興へ向けて力を合わせていこうという趣旨のもと、47都道府県と被災10市10町から種火が寄せられ燈されたものだということも知りました。隣に立つ建物の地下には、震災で亡くなられた方々のお名前が掲示されていることも知りました。
わたしは阪神淡路大震災の時、中学1年生でした。自宅が郊外にあるので、その時揺れで怖かったことは覚えていますが、その後震災のことは考えることもありませんでした。
今回の出来事を通じて、震災で私と同じ歳の息子さんを亡くされたご遺族とはじめてお会いしました。これまで私が想像していた以上の苦しみを味わっていることを知りました。ほかのご遺族の中には、こういった苦しみを引きずり続けている方々も数多くいるのではないかと思います。そういった方々の苦しみを分かち合うためにも、今後できる事があればやっていこうと思いました。最後に、「1・17希望の灯り」修復に募金して下さった方々、東遊園地まで足を運んでくださった方々へ感謝の気持ちでいっぱいです。大変お世話になりました。
【写真】遺族や市民らの手によって、新しいガラスの天板が置かれた(5月17日・神戸市中央区・東遊園地で 撮影=岩崎昂志)
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◎和歌山大に逆転負け 近畿学生野球春季
近畿学生野球春季第4節、和歌山大−神戸大の3回戦が5月16日、豊中ローズ球場で行われた。神戸大は先制するも、和歌山大に逆転を許し、2−3で敗れた。【5月16日 UNN】
●近畿学生野球第4節3回戦(5月16日・豊中ローズ球場)
神戸大 000 001 010=2
和歌山大 000 000 21X=3
【神戸大】●塚本−久米
【和歌山大】○松田−上田
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◎独法化案を可決 衆院文科委
衆院文科委員会は、国立大を国の直轄から独立した法人にする国立大法人化法案など関連6法案を与党3党などで可決した。6法案は5月20日の衆院本会議で可決、参院送付される予定。【5月16日 UNN】
6法案は今国会で成立する見通し。成立すれば来年4月には89の「国立大学法人」が誕生、教職員約12万3000人は非公務員となる。55ある国立高等専門学校は一つの「独立行政法人」に統合される。
国立大学法人は学長、理事、監事からなる「役員会」と委員の半数は学外有識者を充て学校経営の方針を決める「経営協議会」、そして教育・研究面を審議する「教育研究評議会」の3組織で構成。これまで教授会に委ねてきた学校運営は、理事解任権など権限強化される学長中心のトップダウン型を目指し、予算執行やカリキュラム編成で大学の自主性を高めるとともに自己責任を明確にした。
文部科学相は、教育研究の質的向上など6年間に大学が達成すべき中期目標を各大学ごとに策定。文科省に設置する第三者機関「国立大法人評価委員会」が目標の達成度などの業績評価を実施、その結果は国の交付金配分に反映させる。
学長に外国人が就任することも可能。教職員は団体交渉権や争議権を取得、就業規則制定や賃金交渉を大学ごとに行い、ストライキも可能となる。
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◎【告知】サッカー新人戦予選リーグ日程
関西学生サッカー新人戦の予選リーグが5月31日から、参加大学のグラウンドで行われる。Lグループの神戸大は、6月28日に佛教大と対戦する。【5月16日 UNN】
●関西学生サッカー新人戦(5月31日から・京外大グラウンドなど)
▽Lグループ
6月28日13時15分〜 神戸大−佛教大(京外大G)
7月6日13時15分〜 神戸大−奈良大(同)
7月20日11時〜 神戸大−京外大(同)
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◎独法化後の授業料に上限 文科省が言及
文科省は法人化後の国立大学の授業料について、国が標準額を示し、各大学が一定の範囲内で決定すると5月14日、衆院文部科学委員会で発表した。【5月14日 UNN】
標準額については現在の授業料が基本となり、現状を維持する意向を示した。法人となる国立大の授業料に文科省が言及したのは初めて。高額化する授業料に歯止めをかける姿勢だ。
また河村建夫副大臣は、授業料上限の必要性を述べ、適正な価格設定行うよう大学側に任せた。
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◎和歌山大に快勝 近畿学生野球春季
近畿学生野球春季リーグの神戸大−和歌山大が5月13日、豊中ローズ球場にて行われ、神戸大は8−1で快勝した。【5月13日 UNN】
●近畿学生野球春季リーグ(5月13日・豊中ローズ球場)
和歌山大 010 000 000=1
神戸大 003 300 11X=8
【和歌山大】●林、細川−上田
【神戸大】○横田−久米
大市大 600 020 000=8
阪南大 002 231 10X=9
【大市大】西掘、井野、鳥垣、●五十嵐、森田−石井
【阪南大】諏訪、勝本、小縣、○谷垣−池内
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◎医学部等は影響なし 大学の電話不通で
神戸大六甲台地区の電話が5月12日の午前中に一時不通になったことで、医学部や付属病院には影響がなかったことが分かった。【5月12日 神戸大学NEWS NET=UNN】
医学部および付属病院は、今回故障した六高台地区のものとは別の交換機を使用しており、問題は生じなかったという。六高台地区の電話も同日午後0時30分には復旧している。
また、六甲台地区でも影響は電話のみで、インターネットなどの利用に問題はなかった。
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◎大学の電話が故障 一時使用不可に
神戸大の電話が5月12日の午前、交換機の故障によって一時的に使用不能になり、午後0時30分頃に復旧した。【5月12日 神戸大学NEWS NET=UNN】
電話交換機は12日朝に職員が出勤した時点で故障していた。今回一時的に使えなくなったのは、主に「078−803−」につながる電話番号の電話機約3000台(内線専用のものを含む)。原因は交換機の不調だと見られ、故障を確認した時点でメーカーに修理を依頼し、午後0時30頃に交換機の部品を取り替えて復旧した。午後1時の時点で、各部分の最終チェックをしている。
故障した時刻は現在調査中。大学への外部からの問い合わせや、事務系統の連絡業務などに広く影響したとみられる。
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◎帰国者は10日間待機 大学のSARS対応
3月中旬から中国などで猛威を振るっている重症急性呼吸器症候群(SARS)の影響を受け、神戸大では被害地域への海外渡航予定者に対して渡航の自粛を促したり、帰国・来日者に10日間の自宅待機を要請している。【5月9日 神戸大学NEWS NET=UNN】
◎流行地域への渡航中止求める
大学がSARS感染拡大に対して公式対応を見せたのは4月4日。野上学長の署名で緊急連絡を大学HPなどに掲載し、当時争いが続いていたイラク戦争とSARSの影響を受けて、海外渡航予定者に「良識を持った慎重な行動を」心がけるよう求めた。
続いて23日には、4日の連絡に加えて中国・北京など、新たに感染が進みつつある地域への渡航自粛を同様に要請。同時に、流行地域からの帰国・来日者に対して、強制ではないが「大学全体のために10日間(SARSの潜伏期間)は体調を注意深く見極め」ることを促している。
◎留学生への安否確認、半数を完了
神戸大は大学間・部局間あわせて110の学術交流協定を締結し、海外の大学と提携している。SARS流行が始まった時点でも、休学中の学生を含めた海外への留学生は124人にのぼっていた。これを受けて、留学生課は4月22日から留学生の安否確認を開始。個別の連絡は各学部ごとに行い、連絡の取れた60人の学生に神戸大の対応状況を通知した。
このうち5月8日までに11人が日本に帰国。同課では、それぞれに自宅やホテルで10日間待機し、様子を見るように指示しているという。また、研究などのために中国に滞在していた大学教員らにも、自主的に帰国する動きがあったという。
帰国・来日者については、保健管理センターもSARS対応マニュアルを作成して被害発生時に備えている。兵庫県内では神戸市立中央市民病院をSARS患者の受け入れ施設に指定し、感染の疑いのある場合は大学の付属病院でも診察できるよう協力体制を敷いている。
現在のところ、帰国者からの問い合わせはあるが、発病にいたるケースは確認されていない。
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◎【告知】アイセックのセミナー 5月12日に
アイセック神戸大学委員会による海外企業・NGOインターンシップセミナー〜これからの国際社会に向けて〜が5月12日の午後5時30分から、法学部163教室で行われる。【5月7日 神戸大学NEWS NET=UNN】
実際にNGOで活動している講師や国際インターンシップ経験者を招き、講演会などを行う。当日参加も可で、問い合わせはメールでki-ri@zephyr.dti.ne.jpまで。
当日のプログラムは以下のとおり。
▽プログラム
第1部(60分) 講演会「’個’から始まる社会づくり」〜これからの国際社会に向けて〜
講師:村井雅清さん(被災地NGO協同センター代表)
第2部(5分) 国際インターンシップの概要説明
第3部(30分) 国際インターンシップ経験者による報告会
〜インターンシップで経験したこととこれから〜
研修生:南原順さん(国文・4年)
※第3部終了後に交流会を予定
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◎武庫女大に敗れ4位 タッチフット春季
春季関西学生女子タッチフットボールトーナメントの3位決定戦が5月5日、伊丹スポーツセンターで行われた。神戸大ROOKSは武庫女大と対戦したが、あと一歩のチャンスを生かしきれず、13−19で敗北した。【5月5日 神戸大学NEWS NET=UNN】
神戸大は序盤から出足が遅れ、何度も相手エンドラインに迫りつつも、武庫女大DFのプレッシャーに決定機を潰される。逆に武庫女大の長短織り交ぜたパスに守備が崩壊。ディフェンスの頭を超えるロングパスを立て続けに通され、前半は2TDを許してしまう。
反撃の兆しが見えた第3Q終盤、ゴール寸前からQB岸田がランでTDを決め、TFPも獲得。直後の第4Q最初のシリーズでは、LB池田がインターセプトリターンTDを決めて同点に。
これで勢いを得たかに見えた神戸大だったが、第4Q3分に武庫女大の30ヤードパスで流れを断ち切られ、そのままTDを奪われる。13−19と離されたまま試合終了を迎え、最下位で春季トーナメントを終えた。
先日の関学戦でシュガーボウル(全国大会)への望みを絶たれ、今日の試合ではトーナメント最下位が確定。昨年王者のROOKSが、まさかの苦杯をなめることになった。
「今の時点の実力は全て出した。春からの新チームの取り組みが甘かった」と岸田主将。涙を流しながらも力不足を素直に認めた。今岡コーチも「本当に自分たちが(試合の)主役だと感じて積極的にプレーする姿勢が足りない」とさらりと流す。
敗北からの再スタートになったROOKSの次の目標は秋季リーグ。「どうすればいいか、チームが考えないと強くなれない」(今岡コーチ)、「前より上手くなるためじゃなく、勝つための練習を積む」(岸田主将)。初夏の渇いたグラウンドを涙で固め、実りの秋を迎えられるか。
【写真】神戸大ROOKSはパスやランでエンドラインに迫るも、あと一歩が出ず(5月5日・伊丹スポーツセンターで 撮影=曽根大詞)
●2003関西学生女子タッチフットボールトーナメント(5月5日・伊丹スポーツセンター)
▽3位決定戦
神戸大 0 0 7 6=13
武庫女大 6 7 0 6=19
▽優勝決定戦
聖和大 7 19 7 7=40
関 学 7 13 13 6=39
※聖和大と関学は、5月31日に横浜スタジアムで行われる「第12回シュガーボウル(シュガーレディ杯争奪タッチフットボール日本選手権)」に出場。
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◎格下相手に苦戦 アメフット横国大戦
アメフット定期戦、神戸大−横国大が5月4日、王子スタジアムで行われた。神戸大は第4Qに21点をあげ逆転。42−37で勝利を収め、定期戦の対戦成績を15勝2敗とした。【5月4日 神戸大学NEWS NET=UNN】
神戸大はキックオフでリターナーがボールをファンブル。横国大にリカバーされ自陣21ヤードという不利な地点から攻撃を開始されると、あっさりと先制TDにつなげられてしまう。さらにFGでの追加点を許した神戸大だったが、直後のシリーズでは反撃を見せる。R梶原の50ヤードキックオフリターンで敵陣に攻め込むと、最後はQB江端の10ヤードTDランにつなげ7点を返す。
これで波に乗っていけるかと思われたが、DF陣がショットガンフォーメーションから繰り出される横国大の攻撃をどうしても止めることができない。第3Q終了時点では31−21と10点のリードを奪われた。それでも、第4Qには疲れの見え始めた横国大から立て続けに3つのTDを奪い逆転に成功。終了間際に54ヤードのTDパスを決められ、後味の悪さは残ったが、何とか勝利を収めた。
格下だと思われていた横国大にここまで苦しんだ理由は、横国大が今季から導入したというショットガンフォーメーションからの攻撃。ランとパスをバランスよく織り交ぜられ、獲得ヤード数では横国大492ヤード、神戸大390ヤードと実に100ヤード以上の差をつけられた。これには矢野ヘッドコーチも「好き放題やられてしまった。ぜんぜん止めることができていない」とばっさり。さらに終盤一気の逆転に成功したオフェンスに関しても「あれは(横国大の)ディフェンスが弱かっただけ」と辛口だった。
そんな中、一筋の光明となったのが下級生の存在。昨秋も活躍を見せたDB矢野川(2年)が1インターセプトを奪うと、ほとんど試合経験のないWR大西(2年)が2TDを奪う活躍を見せた。若い力が逆転を呼び込んだといっても過言ではない試合だった。
5月17日には今春唯一の1部校との対戦となる同大戦が控える神戸大。岩田主将は「負ける気はない。秋に神大とやるのが怖いと言わせるくらい圧勝する」と意気込むが、矢野ヘッドコーチは「(今のままでは)なかなか厳しいものがある」と慎重な姿勢を崩さない。同大はQB水野を中心としたパスのチーム。時には、この試合で苦戦したショットガンフォーメーションも使ってくる。同大に勝利し、秋に向けての弾みをつけるためにもディフェンスの奮起に期待したい。
●第17回アメフット定期戦(5月4日・王子スタジアム)
神戸大 7 14 0 21=42
横国大 10 14 7 6=37
(対戦成績は神戸大の15勝2敗)
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◎麻酔の仕組み解明へ期待 大学病院医師らの研究
白いマウスは黒いマウスに比べ、全身麻酔薬の効き目が弱いことが、神戸大の研究でわかった。これにより人も効き目の個人差が指摘され、麻酔の仕組みの解明につながると期待されている。【5月4日 UNN】
神戸大は、5月29日から開かれる日本麻酔科学会で発表する。
神戸大病院救急部の中尾博之医師らは、白いマウスは毛を黒くするメラニン色素を作らない分、色素合成の出発点になるチロシンが、神経興奮作用があるドーパミン合成に使われ、麻酔が効きにくくなると見ている。
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◎1部昇格、困難に サッカー奈産大戦
関西学生サッカー2部春季リーグ第7節、神戸大−奈産大が5月3日、しあわせの村陸上競技場で行われた。神戸大は0−4で完敗。通算成績が4勝3敗となり、悲願の1部昇格は難しくなった。【5月3日 神戸大学NEWS NET=UNN】
開始直後は神戸大ペース。FW高橋やMF後藤のサイド突破から攻撃の起点を作り、積極的にシュートを放つ。しかし、再三にわたる奈産大GKの好セーブに阻まれ、得点には至らない。逆に前半12分、一瞬の隙を突かれ、ディフェンスの裏へパスを通された神戸大は1点を失ってしまう。さらに17分にはセットプレーから、25分にはPKで得点を奪われ、突き放される。
後半44分にはGK梅谷がレッドカードで退場。PKもしっかりと決められ、万事休す。0−4で完敗した。
第6節終了時点で4勝2敗という成績の神戸大は、奈産大と並んで3位。1部2部入れ替え戦に出場するためにはリーグ戦2位以上が必須条件となるため、絶対に負けられない試合だった。しかし、ふたを開けてみれば、0−4の完敗。青山監督も「ディフェンスもオフェンスも出足が一歩遅い。今日はそれが全てです」とうなだれた。
3敗目を喫し、神戸大の悲願である1部昇格は厳しいものとなった。しかし、リーグ戦がまだ終わったわけではない。「気持ちを強く持って、残り3戦、いいゲームをしたい」と後藤主将。神戸大の最後の意地に期待したい。
●関西学生サッカー春季2部リーグ第7節(5月3日・しあわせの村陸上競技場)
奈産大 4 3−0 0 神戸大
1−0
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◎課外活動の活性化を サークルネット設立へ
課外活動のより一層の活性化を図るために応援団OB会が世話役となって神戸大の各サークルのOB会をつなぐ「サークルネット」の設立準備が進んでいることが5月2日までに分かった。【5月2日 神戸大学NEWS NET=UNN】
「サークルネット」の準備は2002年秋ごろから進んできたという。各サークル単位で活動しているOB会同士を横につなぎ、大学規模でOBをまとめていこうというものだ。「各サークルに入っていた人には(そうでない人より)愛校心がある。どうにかしてそれを1つにまとめられないかと考えた」と副代表の石田雅明さん。
メールマガジンの発行を手始めに本格的な活動を開始するというサークルネット。メールマガジンには神戸大で活動している体育会系クラブ、サークルの試合日程、文化系クラブ、サークルの発表会の日程などを掲載し、読者となるOBが応援に行くことができるようにする。
また、来年度から始まる国立大学独立行政法人化に際しては「課外活動も、(大学の)評価の対象の1つになると思う」と石田さんは話す。将来的には、サークルネットで年度ごとに優秀団体を表彰したり、発達科学部や医学部などと協力してスポーツ科学など専門の知識を持った人を各サークルに派遣するといった構想もあるという。
「たくさんの人が(演奏会や試合に)来れば、現役部員にとっては励みになる。それが神戸大の課外活動を活発にしてくれると思う」と石田さん。現在、サークルネットの趣旨に賛同しているOB会は水泳部、陸上競技部など32団体。まだ、連絡先の分からない団体もあり、今後も参加を呼びかけていく予定だという。問い合わせ、連絡はサークルネット事務局(メールcirclenet@kobe-u.com)まで。
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◎司法試験出願者が5万人に 過去最多
法務省の司法試験管理委員会によると5月2日、2003年度の司法試験第2次試験の出願者数が、前年度比で10%増加し、過去最高だった2002年度の50166人を超えることが分かった。【5月2日 UNN】
出願者はこの10年間、増加しているが、5万人になったのは初めて。司法制度改革で法曹人口の大幅増加が打ち出されるなか、上昇し続ける法曹界人気を反映しているとみられる。
03年度の合格者は前年度並みの約1200人だが、司法制度改革の一環で合格者枠は拡大される傾向が続き、2004年度には約1500人となる予定。
出願者の内訳は男性が39006人、女性が11160人で、女性は初めて1万人を超えた。
司法試験合格者は、年々増加傾向にある。だが、2004年度に各地で開校する法科大学院の修了者のための新司法試験が06年に始まると、現行試験は5年間並存はするものの、合格者枠が維持されるかどうかは流動的だ。
さらに、受験開始3年以内の受験生を優遇する制度が今年度限りで終わる。こうした事情のため、「駆け込み出願」が増えていると見られている。
大学別では、早大6049人、中大5701人、慶大3393人、東大3337人。
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◎「宇宙ちり」生成過程を解明 理学部・留岡教授ら
宇宙から地球上に降り注いでいる「宇宙ちり」が生成されるメカニズムを、神戸大理学部の留岡和重教授らのグループが解明した。1日付の英科学誌「ネイチャー」に発表される。【5月1日 UNN】
留岡教授らによると、地球には直径20〜400マイクロメートル(1マイクロメートルは1000分の1ミリ)のちりが宇宙から年間約3万トン降り注いでいる。
今回は大気圏突入時にも燃え尽きず地上に着いたちりの大部分が、水を成分に含んでいることに着目。物質・材料研究機構物質研究所で、含水と無水のいん石に、それぞれステンレス製の円盤を衝突させて強い圧力を加える実験を行った。含水いん石の場合は数千度の熱を発して中の水蒸気が激しく膨張し、細かい割れが無数に生じてちり状になったが、無水いん石は大きく数個に割れただけだったという。
そのことから火星と木星の間に漂う小惑星のうち、水を含んでいる小惑星が衝突して爆発的な膨張を起こし、ちりになるという説にたどり着いた。
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