神戸大NEWS NET 2003年12月下旬のニュース
◎【告知】学長が法人化説明 1月13日に
2004年度からの国立大法人化に向け、野上学長が神戸大の制度設計についての説明会を1月13日に神大会館六甲ホールなどで行われる。学生や教職員らを対象に、3回に分けて開かれる。【12月31日 神戸大学NEWS NET=UNN】
説明会は六甲台地区の教職員を対象にしたものが午前10時30分から、同地区の学生対象のものが午後0時20分から、医学部がある楠地区の関係者対象のものが午後6時からとなっている。題目はいずれも「国立大学法人神戸大学の制度設計について」とし、野上学長を講師に予定している。
説明会の案内は、大学HPの新着情報のページ(http://www.kobe-u.ac.jp/news/topic.html)にも掲載。
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◎地元開催に1500人 交響楽団定期演奏会
交響楽団の第53回定期演奏会が12月20日午後7時から、神戸国際会館こくさいホールで開催された。地元・神戸での演奏会に1555人が訪れ、3階席までが観客で埋まった。【12月20日 神戸大学NEWS NET=UNN】
当日の神戸は雪がちらつく冷え込みよう。厚く重ね着をした人たちも、暖かいホールに入ると落ち着いて開演を待った。「ガラン、ガラン」と、大鐘が鳴るような音が開演を告げると、登場した団員たちも楽器を手に始まりを待つ。
最初に演奏されたのはニールセン作曲の「ヘリオス序曲作品17」。日の出の様子を描くこの曲は、弦楽器の穏やかな旋律から高らかなファンファーレへと続く。楽器たちがゆっくりと静けさを破り、木造のホールに反響する音色はやわらかい。落ち着いた雰囲気が流れると、続く「バレエ組曲『眠りの森の美女』作品66a」(チャイコフスキー作曲)では軽快な音楽を展開。出だしからシンバルやドラが鳴り響き、ドラマチックな構成で観客の耳に迫る。
コンサートの締めくくりは、チャイコフスキー作曲「交響曲第5番ホ短調作品64」。初心者だった団長の新誠一さん(国文・4年)にとっては、「大学に入って初めて聞いた交響曲」という思い入れのある曲だ。始まりは低調。低音で緊迫感を演出しながら、途中に軽快なワルツなどを取り入れ、弦楽器とトランペットが響く疾走感あふれるラストへと盛り上がる。力強い演奏が終えられると、会場は大きな拍手で包まれた。
中2階から笑顔を送っていた村上恵美子さんは、オーボエを演奏した平野緑さん(発達・3年)の叔母。遠路横浜からの来場にも「豊かな時間を過ごせました。雪も降ってムードがありましたね」と満足げだった。
演奏を終えた団長の新さんの第一声は「楽しかった」。今回を最後に引退することになっており、「このメンバーではラストの舞台。一体感がありました」と振り返る。新さんの「楽しかったよな」との問いに、周りにいた団員たちも笑顔で頷き返していた。
【写真】チャイコフスキー作曲「交響曲第5番」、クライマックスは激しい旋律に(12月20日・神戸国際会館こくさいホールで 写真=岩崎昂志)
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◎分野超え「人間」議論 発達科学国際シンポ
第9回発達科学国際シンポジウムが12月17日、発達科学部キャンパスで行われた。今回は「人間発達の可能性:ヒト、人間、社会」をテーマに様々な分野の研究者が講演や分科会で議論を投げ掛け、学内外から約500人が参加した。【12月17日 神戸大学NEWS NET=UNN】
発達科学部シンポジウムは同学部の研究成果などを学内外を問わずに共有する目的で、1996年以降不定期に開催されてきた。今回は特に、同学部の理念でもある分野横断的な学問の追求を目指し、人文、社会、自然科学から芸術まで、様々な学問領域の研究者がそれぞれの分野での「人間発達」を検討しあった。
シンポジウムは、チンパンジー研究でメディアでも有名な京大大学院の西田利貞教授の基調講演と、海外の研究者を招いた特別講演会、自然科学から芸術までそれぞれの分野に分かれた8つの分科会と3部構成で行われた。ロンドン大のデビッド・ゴフ教授による特別講演会では、「児童虐待」をテーマにイングランドの児童保護政策の事情などを紹介。実態が見えにくい問題だけに、制度の評価研究の重要性を強調した。
午後3時から各教室に分かれて開かれた分科会では、8つのテーマごとに研究者らが各分野における「人間発達」の意味を報告。大学外の研究者やNPO団体関係者らが交じる会も見られた。スポーツ界でも注目の「なんば」という身体の動きを扱った分科会では、京大大学院の小田伸午教授が、同じ側の手足が同時に出る歩き方と定義するなんばを間違いだと指摘。体を捻らず、右足を出す時に左腰が前に出る「正しい」なんばを講師が実演すると、参加者もつられて体を動かしていた。
「それぞれの研究分野で、どう『人間発達』を語るかが今回のテーマ。報告者も多かったので、テーマをずらさないように注意した」と、実行委員長の太田和宏・発達科学部教授。用意したパンフレットも早々に品切れになるほどの反響に、「大成功だね」と顔をほころばせた。「違う分野で共通の問題意識を持って、NPOなど実践との連携を強めていきたい」と今後の取り組みにも意欲的だ。
【写真】「児童虐待」をテーマに講演するロンドン大のゴフ教授(12月17日・発達科学部F256で 写真=岩崎昂志)
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◎学生バイトを試験導入 りそな銀が1月から
りそな銀行は来年1月から、関西地区3支店で、大学生のアルバイトを試行的に採用する。パート社員の確保が難しくなっており、学生の社会経験を深める狙いもある。【12月25日 UNN】
学生アルバイトに任せる業務はATM(現金自動受払機)コーナーの案内や伝票整理などの事務補助で、現金は扱わない。同行の子会社「りそな人事サポート」からの派遣契約とし、時給は700〜800円の予定。同行はほぼ全支店で金曜午後5〜7時の延長営業を行うなど、支店の業務量が増えている。学生アルバイトの試行が順調にいけば、募集範囲を拡大して学生アルバイトの配置を増やし、本格的な採用にも乗り出す。
採用を始める3支店は南森町(大阪市)、塚口(尼崎市)、近鉄学園前(奈良市)。同行では全国の銀行でも初めてではないかと説明している。
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◎05年度も採用早期化 就職白書2003
就職情報大手リクルートの「就職白書2003」で、2005年春の就職・採用活動がさらに早期化する傾向がみられた。同時に早期化の弊害を訴える企業も多い事が分かった。【12月24日 UNN】
この調査は9月から10月にかけて実施され、企業940社が回答。84%の企業が早期化の弊害を指摘したものの、優秀な学生を採るために、27%の企業が採用スケジュールが早まるとした。
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◎標準額は80万4000円 法科大学院の授業料
来春開設する国立大の法科大学院の授業料が、標準で年間80万4000円となることが12月20日に示された財務省原案で明らかになった。文科省の概算要求段階より2万4000円の増額となった。【12月20日 UNN】
財務省によると、定員数が見積もり時より少なく、学生1人あたりのコストが高くなったことが理由だという。法科大学院以外の学部・大学院に関しては概算要求と変わらず、現行の52万800円が標準額となる。
また、私立の法科大学院開設時に交付する私学助成補助金が10億円盛り込まれた。文科省は、国立の額との差を縮めることを目的に50億円を要求していたが、財務省側は減額査定の理由として、私立は自助努力で授業料を引き下げていることをあげた。
法科大学院の学生への支援金となる育英奨学金については、通常の月額13万円に7万円まで増額できるとしている。また無利子、有利子合わせて3500人が借りられるようにするとし、最終的に事業規模として68億円が確保された。
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◎評価委が再検討要求 独法化後の中期目標
国立大法人評価委員会は12月18日、法人化を控える国立大89校が文部科学相に提出した中期目標・計画素案について、具体的な数値目標を入れるなど、再検討を求める方針を固めた。【12月19日 UNN】
中期目標と計画は、6年分の教育や研究、経営面などの目標と実施方策をまとめたもので、各大学が作る原案をもとに文科相が定める。この達成度を同評価委が審査して、予算配分に反映させる。
各大学は今秋、文科相に原案の素案を提出したが、抽象的な記述が多く、数値目標はわずかだった。大学の自主性尊重のため、文科相は法令上や財政上の問題点など、最小限の修正しかできないが、同評価委は「学生サービスの質向上」「事務の効率化」などに、具体的目標が必要との意見で一致。
国立大学法人評価委員会は文科相を通じて、再検討を促す方針だ。
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◎国文で消防訓練 防災意識高める
国文キャンパスで消防訓練が12月16日に実施され、当日は訓練開始の放送を聞いた学生や職員ら約100人が国文のグランドに避難した。【12月18日 神戸大学NEWS NET=UNN】
訓練は、火災報知器の作動確認のほか、大学関係者が火事や地震など災害への意識を高めることを目的にしている。毎年2月、工学部で避難訓練は行なわれていたが、国文キャンパスでは初。
午後0時15分、火災発生の放送が入ると、C棟から訓練用の煙が上がった。C棟付近にいた学生はすみやかに国文グランドに避難した。
避難先の国文グランドで、灘消防署の指導のもと、学生が消火器で火を吹き消したり、消防用ホースを使っての放水を体験した。ホースから勢いよく水がふきだし、そこから虹があらわれると、学生から「きれい」と歓声があがった。
消火器で「火消し」を体験した法学部1年生の女性(18)は「(消化器のレバーを)軽く握っただけなのに、ものすごい勢いででてきました」とびっくりした様子。
今回の消火訓練は、10月21日発生した小火(ボヤ)を教訓に防災意識の向上を図ろうと計画された。学内の消防副隊長を務める井上一正・共通教育室長は「学生には火事、地震など災害時にしっかりした判断力を持って行動してほしい」と話した。
【写真】訓練では消火器を使った鎮火の練習も行われた(12月16日・国文グラウンドで 写真=福田公則)
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◎仕組み決定は1月に 独法化後の予算削減
文科省は12月18日、全国の国立大学長を集め、法人化後の予算削減問題に関する会議を東京都内で開いた。削減の仕組みに関する決定が、来年1月に先送りされたことを伝えた。【12月18日 UNN】
削減の仕組み決定に関しては、年末の予算編成に合わせて結論を出すという予定だった。
財務省側は、ほかの独立行政法人同様、毎年一定の割合で予算削減を行う「効率化係数」の導入を主張している。文科省はこの日、折衝状況を説明するなかで、係数の率を縮減すること、効率化になじまない教育研究の基幹部分は対象外とすること、という方針で折衝に臨んでいることを明らかにした。
これに対し学長側からは、係数の導入そのものに反対する意見も出た。
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◎神戸大からは2選手 アメフットベスト11
今季の関西学生アメフットリーグのベストイレブン・ベストスペシャルチームが12月9日、発表された。今季7位の神戸大からは、OL藤原とP村上正の2人が選ばれた。【12月18日 UNN】
●ベストイレブン(★印は神戸大選手)
【OFFENSE】
OL ★藤原康一(神戸大)、吉村由宇(京大)、佐藤徹弥(立命)、北村嘉理(関学)、辻野友和(京大)
TE 栗山大祐(立命)
WR 冷水哲(立命)、吉田潤平(甲南大)
QB 高田鉄男(立命)
RB 土手下玄徳(近大)、池上恭平(京大)
【DEFENSE】
DL 平井基之(立命)、紀平充則(立命)、近藤司(京大)、大鋸雅行(京大)
LB 西洋成(立命)、八木康太(立命)、中里晃(近大)
DB 高橋健太郎(立命)、仲田亨(同大)、青木悠二(近大)、長田健(立命)
【SPECIAL TEAM】
K 中野雄介(関学)
P ★村上正大(神戸大)
Returner 大谷慎哉(関大)
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