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神戸大NEWS NET 2003年11月下旬のニュース




◎攻守に圧倒し完勝 アメフット甲南大戦

 関西学生アメフットリーグ神戸大の最終戦、甲南大戦が11月30日、神戸ウイングスタジアムで行なわれた。神戸大は守備からリズムをつかみ、20−0で今季初勝利を収めた。【11月30日 神戸大学NEWS NET=UNN】

Photo  神戸大はファーストシリーズを甲南大守備に抑えこまれ、流れの悪い立ち上がり。しかし、次のシリーズでDB松田が甲南大のパスをインターセプトすると攻撃が前進を始める。K吉村が2本連続でFGをはずしてしまうが、その後も守備陣が耐え、ペースを握る。
 そして、第2Q11分にはQB江端からTE中川へ9ヤードのTDパスが決まり先制すると、前半終了間際にはFGを追加。甲南大を突き放す。後半に入っても神戸大は流れを離さず、第4Q10分に2つめのTDを、試合終了直前に2本目のFGを決め、20−0で今季初勝利を収めた。

 「勝ってうれしいはずなんだけど、ほっとしたという気持ちの方が強い」。今秋、初めて岩田主将の表情がゆるんだ。攻守ともに甲南大を圧倒しての勝利。「やっとまともな試合ができた」と矢野ヘッドコーチが話した通り、ミス、反則をせずに試合をこなした結果だった。
 そんな中でも光ったのは守備。ラン、パスともに甲南大攻撃を止めつづけ、トータル99ヤードに抑え込んだ。特に第1Qに飛び出したDB松田のインターセプトには岩田主将、矢野ヘッドコーチがともに「あれが大きかった」。ファーストシリーズでオフェンスが完璧に止められ、不利なフィールドポジションから始まった甲南大のシリーズで飛び出し、流れをぐっと引き寄せた。

 この試合の勝利で神戸大のリーグ7位が確定。入れ替え戦の相手は、大院大に決まった。大院大はW杯日本代表コーチを務めたこともある高野元秀コーチを2001年に招聘して以来、着実にステップアップしてきたチームだ。
 「パス中心のNFL思考のチーム。パスをどこまで止められるか」と矢野ヘッドコーチ。絶対に負けられない入れ替え戦。その勝利の鍵も、やはりディフェンスが握っているようだ。

【写真】第4Q10分、RB大崎が甲南大DFを引きずりながらTD(11月30日・神戸ウイングスタジアムで 撮影=中島仁志)


●関西学生アメフットリーグ(11月30日・神戸ウイングスタジアム)
神戸大 0 10 0 10=20
甲南大 0 0  0 0=0
※この試合の結果、神戸大は1勝6敗でリーグ7位が確定。12月13日に行われる1部2部入れ替え戦で大院大と対戦する。

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◎<速報>甲南大下し初勝利 アメフット

 関西学生アメリカンフットボールリーグ最終戦の神戸大−甲南大が11月30日、神戸ウイングスタジアムで行われた。ここまで全敗の神戸大は2TD、2FGを奪って20−0で勝利。好調の守備も踏ん張り、完封で初勝利を収めた。【11月30日 神戸大学NEWS NET=UNN】

Photo  この試合の結果により、神戸大は1勝6敗でリーグ7位が確定。12月13日に長居球技場で行われる1部・2部入れ替え戦で大院大と対戦する。

【写真】第2Q、DB矢野川がインターセプトし50ヤードのリターンを見せる(11月30日・神戸ウイングスタジアムで 撮影=中島仁志)

●関西学生アメリカンフットボールリーグ最終戦(11月30日・神戸ウイングスタジアム)
神戸大 0 10 0 10=20
甲南大 0 0 0 0=0

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◎340人が初冬の笑い 落研・六甲寄席

 落語研究会(落研)の第38回六甲寄席が11月29日、兵庫県民小劇場で開かれた。雨中の開催となったが、約340人の観客が訪れ、初冬の空気を笑いで暖めた。【11月29日 神戸大学NEWS NET=UNN】

Photo  六甲寄席は落研3年生が現役で演じる最後の舞台。大トリを務めた落研会長の甲家ぱす太さん(経済・3年)のほか、甲家華万さん(発達・3年)、甲家弐呼さん(法・3年)、みなと家どぜうさん(工・3年)ら4人の落語と、1・2年生による大喜利が行われた。同じく3年生の可愛家きなこさん(文・3年)、おかきさん(法・3年)は三味線で舞台の雰囲気を支えた。
 晴れ舞台に向けて普段よりかなり練習を積んだという落語では、四者四様の話芸を披露。華万さんの元気の良い「子ほめ」で幕を開けると、弐呼さんは「池田の猪(しし)買い」で落ち着いた話巧者ぶりを見せ、どぜうさんによる「太鼓腹」の軽快なテンポで客席を笑いに引き込む。
 ぱす太さんの「宿屋仇(がたき)」は、宿屋に同宿した若者たちの大騒ぎを、一人の侍が仇討ちと称して静める筋書き。羽織袴で登場したぱす太さんは、侍の激高や若者の弱り様を躍動的な身ぶりで表現。オチで侍の仇討ちが狂言だったことを明かし、一礼深々と幕を閉じた。
 ぱす太さんいわく「人と人との触れ合いを通じて生きてて良かったと思ってもらう 」が今回の寄席のテーマ。寄席以外の日常生活も含め、「全部を通じておもろいと思ってもらえたら」と落研生活3年間分の願いを込めた。
 今回の寄席では舞台に演者をねぎらう福笹が投げ込まれる一幕もあり、ぱす太さんもまずは重畳といった様子。初めて生の寄席を見たという男子学生(発達・3年)は、「大喜利がにぎやかで良かったね」と笑顔で会場を後にした。

【写真】ダイナミックな身ぶりで笑いを誘う甲家ぱす太さん(11月29日・兵庫県民小劇場で 撮影=岩崎昂志)

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◎【告知】初勝利賭け、最終戦 アメフット 30日に

 アメフット最終戦神戸大−甲南大が11月30日、神戸ウィングスタジアムで行なわれる。神戸大は開幕6連敗で入れ替え戦出場が決まっている。今季初勝利を賭け最終戦の幕が上がる。【11月29日 神戸大学NEWS NET=UNN】

 今季の神戸大は昨季からのメンバーの大半が残り、躍進も期待された。特に守備陣はLB岩田、肥田、DB吉村を中心にリーグ屈指の完成度を誇った。
 前半戦はその守備陣がフル回転。開幕戦ではランオフェンスを封じ込み、三強の一角・京大を苦しめた。第2戦でも昨3位の近大を相手に4ターンオーバー奪う活躍ぶり。後半戦に入ると相手に研究されたのか、ロングゲインを奪われる場面も見られたが、守備陣は接戦に持ち込むがんばりをみせた。
 それに対して攻撃陣はミスからの自滅が目立った。特に顕著だったのが関大戦。敵陣に攻め込む度にボールをファンブルし、5回ものターンオーバーを許した。総獲得ヤードで関大を上回りながら、6−41の大差で敗れる「ありえない」(岩田主将)敗戦だった。
 近大戦ではサイドラインとの連携にもほころびが見えるなど、チグハグな試合を続けてしまった神戸大。6連敗で最終戦を待たずして二部校との入替え戦出場が決まってしまった。
 岩田主将は「(ファンブルなどの)ミスをなくすしかない。練習から試合の状況をイメージしてやっている」と関大戦後の取り組みを話す。
 「地力では(甲南大に)負けない自信はある。普段通りの力を出せれば」(岩田主将)。もう接戦はいらない、敗戦はもっといらない。「(応援などで)盛り上げてくれる人、練習に協力してくれるOBのためにも絶対勝つ」。岩田主将の力強い言葉を信じたい。

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◎野上学長が就任へ 日本ユネスコ国内委員

 文科省が11月28日、12月1日からの日本ユネスコ国内委員会委員の新人事を発表した。神戸大の野上智行学長のほか9人が就任する。【11月28日 UNN】

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◎12月8日から本格再開 ウェブ休講掲示板

 学外から大学サーバーに不正侵入を受けたため、6月17日からサービスが一時停止していたウェブでの休講情報配信システム(ウェブ休講掲示板)が、12月8日から再開することが分かった。11月18日からは、大教センターのみで試験運用が始まっている。【11月27日 神戸大学NEWS NET=UNN】

 同システムは、パソコンや携帯電話などの端末からインターネットに接続し、所定のアドレス(下記)にアクセスして利用する。ログイン画面で学術情報基盤センターが学生や教職員らに配付しているID(学籍番号など)とパスワードを入力すると、休講通知などの情報を確認できる。
 12月8日からサービスを始めるのは、6月の時点で今年中の開始を予定していた11学部・研究科。工学部などはまだ未定としている。再構築前とは違い、学内からの利用はパスワードが必要ない。
 また、海事科学部では、神戸商船大時代の昨年後期からすでに同様のサービスを始めており、現在も商船大のカリキュラムを配信中という。現在の商船大生が神戸大籍に移り、新入生を海事科学部に迎え入れる来年4月以降は具体的な運用方法は決まっていないが、サービスは続行するとしている。
 今年の6月9日から9の学部・研究科で運用がスタートしたが、17日までに学外からシステムに不正侵入されていることが判明した。大学は、侵入が発覚後すぐにサービスを停止。個人情報の流出などはないというが、パスワードが漏れた恐れもあり、センターでは利用者全員のパスワードを変更するなどの措置を取った。
 その後、セキュリティ対策を見直して、再スタートのためにシステムの再設計と再構築を開始。▽常に最新のウイルス対策ソフトを入れる▽パスワードなどの情報を一般にアクセスするサーバーとは別の場所に置く▽アクセス過多による負荷への対策、などの条件を整えて新システムの運用を始めた。ほかにも、以前はあいまいだった運用体制を改めるため、マニュアル化してより厳格に監理するようにした。
 11月18日からの試験運用では現在のところ問題はなく、12月8日には予定通り本格再開される見通し。

●休講情報を掲載するサイトアドレス
パソコン用:http://www4.ofc.kobe-u.ac.jp/index.html
i-mode用:http://www4.ofc.kobe-u.ac.jp/i.html
j-sky用:http://www4.ofc.kobe-u.ac.jp/j.html
EZ-web用:http://www4.ofc.kobe-u.ac.jp/ez.html

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◎文科省が認可書交付 来春新設の法科大学院

 法律家養成のため来年4月に新設される法科大学院について、文部科学省は11月27日、大学設置・学校法人審議会が開校を認めた神戸大を含む国公私立計66校に対し、設置認可書を交付した。【11月27日 UNN】

 同日行われた交付式で河村建夫文部科学相の挨拶があり、質のよい法曹人養成を目指すと述べた。
 同審議会は21日、66校の認可を認める一方、青森大、北陸大、愛知学院大、龍谷大の4校を「不可」と判定し、専修大と阪大の2校を「保留」とした。

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◎【告知】六甲寄席 11月29日に

 落語研究会の第38回六甲寄席が11月29日、兵庫県民小劇場で行われる。午後4時開場、4時30分開演。料金は400円。【11月26日 神戸大学NEWS NET=UNN】

問い合わせは同研究会の大嶋さん(電話09051470731)まで。

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◎涙の裏に悔しさ刻む タッチフット東西王座決定戦

 女子タッチフットの学生日本一を決める「第12回東西王座決定戦(プリンセスボウル)」が11月23日、王子スタジアムで行われた。5連覇を賭けて臨んだ神戸大ルークスは、決勝で聖和大に14−28で敗れた。【11月23日 神戸大学NEWS NET=UNN】

Photo  関西1位の神戸大は、一回戦で成城大(東日本2位)と対戦。パスを中心にゲインを重ね、攻撃のたびにエンドゾーンに詰め寄るが、あと一本がなかなか出ない。逆に、第2Qには成城大QB冬室のランで先制TDを許してしまう。しかしその後はLB池田らのパスブロックなどで相手の前進を阻み、第3Qに1TDを返上。続く第4Q、1点を追う神戸大はQB岸田がG佐々木への20ヤードTDパスを決め、12−7で逆転勝ちを収めた。
 「焦りは無かったけど、ランをつぶされ、オフェンスがやりにくかった」と岸田主将。「次の試合ではもっとしっかりと詰めないと」と気合を入れた。

 続く決勝戦の相手は、一回戦で慶大(東日本1位)を破った聖和大(関西2位)。昨年に引き続き関西勢同士の頂上対決になった。
 前半は聖和大の安定した攻撃に大量リードを許してしまう。聖和大QB滝口の巧妙なパスを次々と通され、第2Qまでで21失点。相手守備の厳しいプレッシャーに、攻撃の切り札のロングパスも不調に悩み、前半は得点を得られない。
Photo  後半に入って息を吹き返した神戸大。WR池田、加藤らへのパスがつながり始め、反撃を開始する。聖和大の反則も手伝い、第3Q2分に1TD、第4Q1分にTDと2ポイントコンバージョンを返し、14点を獲得。しかし、反撃もここまで。第4ダウンでの勝負強さを発揮して執念を見せる聖和大に追加点を奪われ、14−28で終了の笛が響いた。

 試合後、うなだれる神戸大ベンチの反対側で、高々と聖和大の胴上げが始まっていた。
 「受け止めろ。目をそらすな。絶対忘れるな」。今岡コーチは淡々とした口調で選手たちに目を向けさせた。
 昨年まで学生4連覇を果たしていた神戸大ルークスには、「負け」を経験した選手はいない。大学時代で初めて日本一を逃し、相手チームの胴上げを眺める選手たち。岸田主将は言葉を探しながら、「聖和よりも努力が足りなかったんでしょう。今は来年のことなんか考えられない」。仲間とともに、唇を噛みしめて涙に耐えた。
 決勝については、「オフェンスが自滅した。メンタルのコントロールにスキがあった」と今岡コーチ。「若いチームだから来年がある。負けから逃げてはいけない」と先を見る。平林副主将も「聖和がすごい喜んでいるのを見て悔しかった。この悔しさは忘れない」と涙の裏に決意を込めた。

【写真上】成城大戦でインターセプトを決めるLB池田(11月23日・王子スタジアムで 撮影=岩生航)

【写真下】決勝で聖和大に敗れ、涙を流して悔しがる選手たち(11月23日・王子スタジアムで 撮影=岩生航)

●第12回東西大学王座決定戦プリンセスボウル(11月23日・王子スタジアム)

▽第1試合
慶大(東日本1位) 0 6 0 8=14
聖和大(関西2位) 0 6 0 14=20

▽第2試合
神戸大(関西1位)  0 0 6 6=12
成城大(東日本2位) 0 7 0 0=7

▽第3試合
慶大  0 0 0 24=24
成城大 6 7 7 12=32

▽第4試合
神戸大 0 0 6 8=14
聖和大 7 14 0 7=28

▽最終順位
1位 聖和大(5年ぶり5回目)
2位 神戸大
3位 成城大
4位 慶大

▽MVP(最優秀選手)
滝口弥生(聖和大・2年)

▽BEST−6
長岡歩美(聖和大・2年)
池田純子(神戸大・4年)
佐々木和佳(神戸大・3年)
八鬼愛(成城大・4年)
冬室尚子(成城大・4年)
岡本祥公子(慶大・4年)

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◎法科大学院に補助金認めず 財務省

 財務省は11月22日、来春開設する法科大学院の運営費など、文科省が2004年度予算で要求している新たな補助金を認めない方針を発表した。【11月23日 UNN】

 不認可の理由は、個人の資格取得のための大学院に公的助成は不適切との判断から。大学院の運営費が不足する場合は、授業料引き上げなどで対応するよう求めている。補助金受理を前提に開設準備を進めている大学院もあるとみられ、文科省だけでなく法曹界の反発も予想される。
 法科大学院は全国で72校(定員計約6000人)が開設を申請し、11月27日には66校が認められる。国立大学院の授業料は学部の約1.5倍に当たる78万円、私立は150万−200万円を想定しているが、補助金を受けられない場合、一部ではより高額になる可能性もある。

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◎<速報>学生5連覇ならず タッチフット

 女子タッチフットボールの学生日本一を決める第12回東西王座決定戦が11月23日、王子スタジアムで行われた。神戸大は決勝で宿敵・聖和大に14−28で敗れ、5連覇はならなかった。【11月23日 神戸大学NEWS NET=UNN】

 関西1位として出場した神戸大は、一回戦で東日本2位の成城大を12−7で下し決勝へ。5連覇を賭けて臨んだ決勝の聖和大戦ではパスの不発に悩み、前半の失点を取り返せずに14−28で敗退。社会人も含めた日本一を決める「さくらボウル」への出場権は得られなかった。

●女子タッチフットボール第12回東西王座決定戦(11月23日・王子スタジアム)
▽一回戦
神戸大 0 0 6 6=12
成城大 0 7 0 0=7

▽決勝戦
神戸大 0 0 6 8=14
聖和大 7 14 0 7=28

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◎1部残留果たす 女子ラクロス

 関西学生ラクロスリーグ戦女子の1部・2部入れ替え戦、神戸大(1部7位)−神戸親和女大(2部総合2位)が11月22日に舞洲運動場で行われ、神戸大は延長戦におよぶ接戦に7−6で勝利。1部リーグ残留を決めた。【11月22日 神戸大学NEWS NET=UNN】

Photo  序盤、要所でボールがつながらず、決め手を欠いた神戸大。前線の選手も総出で守備を固めるが、15分に先制点を奪われる。AT福永、MD大野らの個人突破で切り返し、何度も同点には追いつくものの、なかなかリードを取り返せない。
 混戦模様が続くなか、後半終了1分前にAT山口、岡の連携シュートで待望の逆転に成功。決勝点かと思いきや、ねばる神戸親和女大に1点を返され、試合はサドンビクトリー(Vゴール方式の延長戦)に。
 応援団も駆けつけたコートサイドが手に汗を握って見守るなか、試合を決めたのは2年生AT武田だった。開始1分、この試合でたびたび救われた相手の反則から得たフリーシュートを決め、7−6で試合終了。神戸大は劇的な勝利で1部残留を果たした。

 「2部なんか絶対嫌や」。タイムアウトやハーフタイムで時計が止まるたび、選手たちは気持ちをぶつけ合った。一昨年に味わった2部降格の苦杯をバネに、昨年1年で1部リーグ復帰を果たした神戸大。「(2部に)落ちるのはもうこりごり」(岸主将)と、逆境で闘志を燃やした。
 そして迎えた大団円。試合終了とともに、あちこちで歓呼の声が飛び交った。決勝の瞬間は「嬉しいの一言。ほっとしました」と岸主将。まずは笑顔で胸をなでおろした。
 リーグ戦では苦戦しながらも、なんとか1部に残った神戸大。引退する4年生が「来年はファイナル(決勝トーナメント)に」と期待をかけると、AT福永、DF藤田ら3年生組は「常に自分たちのペースを持って、(リーグ上位の)4強を崩す」と意欲を燃やす。つないだ夢を、来年はさらに大きく開花できるか。

【写真】1部残留を決め、笑顔で抱き合う岸主将(右)と遠藤副主将(11月22日・舞洲運動場で 撮影=仲田千裕)

●関西学生ラクロスリーグ戦女子1部・2部入れ替え戦(11月22日・舞洲運動場)
神戸大 7 1−2 6 神戸親和女大
      5−4
      延長戦
      1−0
【神戸大】岸2、福永2、大野、岡、武田
【神戸親和女大】中屋3、足立、外、河田

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◎法科大学院開校へ 大学設置審が答申

 大学設置・学校法人審議会は11月21日、法律家の養成機関として来春新設される法科大学院設置に名乗りを挙げた72校のうち66校の設置を認めるよう、文部科学相に答申した。神戸大は、予定通り定員100人で認可される見通し。【11月21日 UNN】

 阪大と専修大は「保留」とされ、一部の補正で来春開校が可能だが、東京に東京法科大学院設置を予定していた青森大や龍谷大など4校は「不可」で、来春の開校の道を断たれた。
 国の認可対象は公私大だけだが、国立大も全く同じ審査を受け、教育課程や教授の陣容、施設などが法科大学院設置基準を満たしているかが判定された。
 認可答申を受けたのは、私大45校と公立大2校で、国立大は19校が設置を認められた。不可となったのは、龍谷大のほか、青森大、北陸大、愛知学大の4校。審議会は公表した不認可の理由として青森、龍谷の両大は大手司法試験予備校との連携や協力を打ち出していることを指摘した。大学、学部の開設申請で不可とされ認められなかったのは28年ぶり。
 審議会は、開設を認めた66校の大半に対しても専任教員の年齢構成に著しい偏りがある、授業科目の教員補充が必要などの留意事項を付し、改善を促した。文科省は今後3年間、留意事項が守られているかどうかを調べる。

 設置を認められた法科大学院は次の通りで27日付で認可される。(かっこ内は定員数)

【国立】北大(100)▽東北大(100)▽千葉大(50)▽東大(300)▽一橋大(100)▽横国大(50)▽新潟大(60)▽金沢大(40)▽名古屋大(80)▽京大(200)▽★神戸大(100)▽島根大(30)▽岡山大(60)▽広島大(60)▽香川・愛媛大連合大学院(30)▽九大(100)▽熊本大(30)▽鹿児島大(30)▽琉球大(30)
【公立】都立大(65)▽大市大(75)
【私立】東北学大(50)▽白鴎大(30)▽大宮法科大学院(100)▽駿河台大(60)▽独協大(50)▽青学大(60)▽学習院大(65)▽慶大(260)▽国学院大(50)▽駒澤大(50)▽上智大(100)▽成蹊大(50)▽創価大(50)▽大東(50)▽中央大(300)▽東海大(50)▽東洋大(50)▽日本大(100)▽法政大(100)▽明大(200)▽明治学大(80)▽立教大(70)▽早大(300)▽神奈川大(50)▽関東学大(60)▽桐蔭横浜大(70)▽山梨学大(40)▽愛知大(40)▽中京大(30)▽南山大(50)▽名城大(50)▽京産大(60)▽同大(150)▽立命(150)▽大院大(50)▽関大(130)▽近大(60)▽関学(125)▽甲南大(60)▽神戸学大(60)▽姫路独協大(40)▽広島修道大(50)▽久留米大(40)▽西南学大(50)▽福岡大(50)

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◎体内時計は脳で協調 医・岡村教授ら解明

 24時間周期でリズムを刻むほ乳類の体内時計が、脳の一部で働く仕組みを神戸大などの研究グループが解明。11月21日付米科学誌サイエンスに発表した。【11月21日 UNN】

 研究に携わったのは、医学部の岡村均教授(分子脳科学)、山口瞬教授(同)ら。ほ乳類の体内時計は、時計遺伝子を持つ脳内の多数の神経細胞が協調して1つの時計として働いていることを、マウスの実験で突き止めた。体内のリズムの乱れが原因とされる睡眠障害などの治療への応用が期待される。
 岡村教授らはホタルの発光遺伝子を組み込み、時計遺伝子が活性化すると光るマウスを作成し、体内時計の中核とされる脳の視交叉(しこうさ)上核の神経細胞の光り方を観測した。
 その結果、個々の細胞の発光のピークはほぼ一日周期だが、ピークの時刻にはばらつき見られた。これに対し、それらの細胞が集まった視交叉上核全体では、上から下に向かっておおむね24時間周期で規則正しく発光していることを確認。数千の細胞それぞれの時計が協調して一定の正確なリズムを生んでいることを突き止めた。
 細胞間の情報伝達を阻害するフグ毒のテトロドトキシンを投与すると、細胞活動が弱まり、全体の時計のリズムが大幅に乱れた。研究グループは、情報を伝達するための電気的な活動と体内時計との関係を示す結果とみている。

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◎目線下げた援助訴え 緒方貞子さん講演会

 「グローバリゼーションと人間の安全保障」をテーマに、国際協力機構(JICA)理事長の緒方貞子さんらを招いた特別講演会が11月19日、神大会館六甲ホールで行われた。国際文化学部創立10周年記念事業の一環で、学内外から500人以上が訪れた。【11月19日 神戸大学NEWS NET=UNN】

Photo  緒方さんは1991年から2000年まで、国連難民高等弁務官として難民支援などの活動に取り組んできた。人道援助などの国際活動の功績は高く評価されており、今年11月には文化勲章を受章。今回の講演は、国際文化学部の学生らが企画して緒方さんに依頼し、1年半がかりで実現させた。
 第一部の講演で、緒方さんは自身の難民援助活動を振り返りながら、安全保障問題に言及。「注目すべきなのは、現実に困っているピープル(人々)」との考えを基本理念に、戦時下での難民保護では「外からの侵入を防ぐだけの国家はアテにならない痛感した」と歯切れ良い。また、アメリカの同時多発テロ後の世界情勢にも触れ、危機管理的な安全保障には限度があると指摘。「目線を(住民レベルに)下げて、プロテクション(保護)とエンパワメント(能力の強化)という、上と下からの援助が必要だ」と主張した。
 続く第二部で研究者を交えたパネルディスカッションを行った後は、第三部で講演会を企画・準備した学生委員らが、緒方さんと壇上で対話した。学生たちはODA(政府開発援助)などについて、勉強の成果を提言。ほかにも、緒方さんの学生時代の思い出まで様々な話題を投げかけると、緒方さんは笑顔を交えて受け答え。「好きな言葉は」と問われて、「たくさんありすぎて。わたし座右の銘とか信条とかなしに暮らしてきたんです」と会場の笑いを誘った。
 講演会を終え、学生委員代表の堀賢史さん(国文・3年)は「講演会の実現は、今日実際に緒方さんに会うまで信じられなかった。無事終えてほっとしたけど、これからにつなげなきゃね」とひとまずは安堵の表情。教官と一緒に東京から来たという矢部久貴さん(東大・3年)は、「本とかだと解釈のズレが発生するけど、講演を聞いて緒方さんの考えのイメージがつかめた」と話した。

【写真】学生らの質問に答える緒方さん(11月19日・神大会館六甲ホールで 撮影=岩崎昂志)

《お詫びと訂正》緒方さんの職務について、記事中で「国連難民高等弁護官」としておりましたが、正しくは「国連難民高等弁務官」の誤りでした。お詫びして訂正します。

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◎医療事故の可能性 付属病院が遺族に謝罪

 神戸大附属病院に腫瘍の治療のため入院した患者が、心臓近くの静脈にカテーテルを挿入された後、3日後に死亡していたことが11月19日わかった。同病院は医療事故の可能性があると遺族に謝罪した。【11月19日 UNN】

 同病院の説明によると、患者の心臓には3ミリ程度の穴が開いていて、出血した血液がたまり、心臓が圧迫されたことが死亡の原因だとしている。
 調査委員会を設置し原因を究明、医療の安全のあり方を総点検していく。

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◎大学の46%が導入 インターンシップ

 文科省の調査によると、学生が企業や官庁で職業体験をするインターンシップを授業の一環として実施した大学は2002年度で46%に上ったことが11月18日までに分かった。01年度に比べ、4ポイントの増加。【11月18日 UNN】

 インターンシップを体験した大学生は前年度比4250人増の3万222人。00年度の1・4倍で、初めて3万人を超えた。実施機関は「2週間」が28%で最も多く、「1か月以上」は7%。時期は3年生時に体験するケースが70%を占め、多くが夏休みを利用する傾向にあった。
 インターンシップ拡大の背景には、若年労働者の就職意識の変化があるようだ。適性に合った就職先が見つからなかったり、就職してもすぐに退職してしまったりする学生が増えている。インターンシップを通して在学中にさまざまな職業を体験することで、学生の職業意識を高めることが大学側の狙いだ。
 文科省の有識者会議でもインターンシップの有用性が挙げられ、小中学生の段階から実施するよう求めている。

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◎音声入力カルテ開発 附属病院の中村助手ら

 救急治療の現場で、心配停止などに陥った重症患者の治療経過などを看護士が音声入力して記録する「電子救急記録システム」を、神戸大付属病院救急部の中村雅彦助手が東京都内のコンピュータソフト会社などと共同開発し、11月16日に同病院に導入した。【11月17日 UNN】

 刻々と容態の変わる重症患者の記録は困難で、人手も足りないことからこれまで手書では不十分な面が多かった。全国初の試みで、画期的な記録法として期待される。
 救急治療室へ運び込まれた患者の病態などを医師が口にし、それを看護士がマイクにむかって復唱すると、パソコンが音声を認識して、画面上に病態などが文字で書き込まれ、時間も同時に記録する。医療現場でよく使われる医療用語5万語の他に、それらを多く含む多数の例文、略語が登録されていて、病態、治療内容が正確に、詳しく残せる。例えば、「心マ」と言うと「心臓マッサージ」と記録する。同病院で約100人の重症患者に試した結果、音声認識率は90%だった。
 急を要する治療にカルテ記入は大きな負担になっていた。中村助手は、こうした作業を省力化するため約3年前にこのシステムを発案、今年4月に試作品をソフト会社と完成させた。

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◎関大に敗れ入替戦へ アメフット

 関西学生アメフット神戸大−関大が11月15日、長居球技場で行われた。神戸大はミスでリズムを崩し、6−41で完敗。開幕6連敗で入れ替え戦出場が確定した。【11月15日 神戸大学NEWS NET=UNN】

Photo  第1Q、神戸大はパントリターンのファンブルから関大に自陣1ヤードまで攻め込まれてしまうが、第4ダウンギャンブルを抑え、無失点で切り抜ける。しかし、第2Qに入るとオフェンスがファンブルを連発。すべてを関大の得点につなげられ、0−28と大量リードを奪われ前半を折り返す。
 後半に入っても流れを変えることはできず、第4Qに1TDを返すのがやっと。結局、6−41で敗れ12月13日に行われる2部校との入れ替え戦出場が確定した。

 オフェンスのファンブル、ディフェンスのタックルミス。神戸大は自ら防ぐべきミスを防げずに完敗した。これには岩田主将も「(前戦で)同志社に負けてから何も変われなかった」とうつむいた。
 特に深刻なのはオフェンス。獲得ヤードは関大の215ヤードに対して241ヤードと上回ったにもかかわらず、得点差は35点。要所で連発した5つのファンブルに「今日は何も言うことがない」(矢野ヘッドコーチ)、「ありえない」(岩田主将)。今季開幕戦から課題とされ続けたオフェンスは、今も暗いトンネルを迷走し続けている。
 ただ、その暗いトンネルに差した一筋の光は1年生QB多和のパスだ。第4Q開始早々のシリーズで、6回のファーストダウンを更新し92ヤードをドライブしてTDを演出。今季初となる長い距離をドライブしてのTDに「唯一の収穫だね」と矢野ヘッドコーチの表情も一瞬やわらいだ。
 第2試合で同大が甲南大に勝利したため神戸大の入れ替え戦出場が確定。「(入れ替え戦で)今日の試合をやったら絶対負ける」(矢野ヘッドコーチ)。オフェンスの整備、ディフェンスの立て直し。本当に負けられない試合に向け、神戸大の課題は山積みだ。

【写真】第1Q、WR村上正はボールをファンブルしてしまう(11月15日・長居球技場で 撮影=中島仁志)

●関西学生アメフット(11月15日・長居球技場)
神戸大 0 0  0 6=6
関 大 0 28 0 13=41

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