神戸大NEWS NET 2003年10月上旬のニュース
◎【お知らせ】メディア講演会 きょう国文で
神戸大学ニュースネット委員会とUNN関西学生報道連盟では本日(10月15日)の午後0時40分から、国際文化学部B107教室で現役メディア関係者らを招いた講演会を開催します。【10月15日 神戸大学NEWS NET=UNN】
今回のテーマは「マスコミ志望者のためのメディア講演会」。神戸大卒の現役アナウンサーや新聞記者を招き、講演や懇談会を通してマスコミ、報道の現場を話していただきます。料金無料で、参加は自由。全学年対象の内容となっておりますので、ぜひお越しください。
問い合わせは岩崎昂志(発達・3年、電話090−9703−2446、メールnewsnet@kobe-u.com)まで。内容は以下の通り。
▽I部
講演「語り継ぐこと〜阪神淡路大震災の取材から」
講師=住田功一・NHK大阪放送局アナウンサー(1983年経営卒)
▽II部
マスコミ志望者懇談会
参加者=矢吹大祐・スポーツニッポン新聞社記者(2001年経済卒)のほか、読売新聞社や毎日新聞社内定者も参加予定。
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◎【告知】六甲道ビルの新装記念祭に学生参加
JR六甲道駅の南側で再開発が進められているビル「ウェルブ六甲道」一番街のオープニングセレモニーが10月17日〜19日まで、神戸大の学生バンドなども出演して同ビル南側の特設ステージで行われる。六甲祭実行委員などが協力した。【10月15日 神戸大学NEWS NET=UNN】
「ウェルブ六甲道」は、震災後に神戸市が進めてきた再開発事業。一番街には、1〜3階に商店や事務所が入り、4階以には市営住宅や分譲住宅になっている。同ビルの商店営業者らでつくる販売促進委員会がセレモニーを企画し、学園祭の運営で実績を持つ六甲祭実行委員会に協力を頼んだ。
8月中旬に依頼を受け、六甲祭実行委員会の仲介で学生バンドなどの出演が決定。セレモニーは3日間とも午前10時30分〜午後5時までで、学生団体は18、19日の両日にステージに登場する。実行委員会担当者の久家和貴さん(工・2年)は「地域との交流は欠かせない。いいきっかけだと思う」と話す。
出演する学生団体は以下の通り。▽軽音楽部▽軽音サークル「楽音」▽アカペラサークル「ガーナガーナ」▽韓国文化研究会▽ダンスチーム「Jetter]。
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◎愛内里菜がゲストに 六甲祭プロコン
11月9日に行われる六甲祭2003のプロコンサートのゲストが愛内里菜に決まったことが分かった。10月14日、六甲祭実行委員会が発表した。【10月14日 神戸大学NEWS NET=UNN】
愛内里菜は1980年7月31日、大阪生まれ。2000年3月「Close To Your Heart」でデビューした。バラードからアップテンポなナンバーまで幅広い楽曲を歌い、ライブの人気も高い。
現在までに14枚のシングルと2枚のアルバムを発売している。15日にはアルバム「A.I.R」、シングル「空気」をリリースする。「空気」は日本テレビ系「あんグラ☆NOW」のエンディングテーマとしてオンエア中。
六甲祭プロコンサートは、六甲台グラウンド内メインステージで11月9日午後5時開演予定。
【写真】今年の六甲祭プロコンサートのゲストに決まった愛内里菜(提供写真)
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◎辛くも全勝守る タッチフット
関西学生女子タッチフットボールリーグ、神戸大−京府大が10月12日、聖和大で行われた。神戸大は、守備の乱れから後半追い上げられるも、14−12で逃げ切り全勝を守った。【10月12日 神戸大学NEWS NET=UNN】
開幕3連勝を狙う神戸大は、第1Q、QB岸田のキープと素早いショートパスで着実に前進。第2Q早々にWR鈴木へのTDパスで先制する。しかし直後のシリーズ、京府大の多彩な攻撃にほんろうされ、あっさりTDを献上。7−6で前半を折り返した。
後半、神戸大は再びショートパスとキーププレイで前進しTDを奪う。しかしその後は、ダメ押し点を狙ったロングパスがことごとく失敗。逆に第4Q、京府大にTDを決められ、2点差に追い上げられる。決まれば同点となる相手のTFP、ここをなんとかを防ぎ、14−12で辛くも逃げ切った。
「勝ててよかった」、神戸大・今岡コーチは苦笑いでつぶやいた。春季全敗から立ち直り、開幕2連勝を飾った神戸大。しかしこの日は、攻守とも「未熟さ」が目立ち、苦戦を強いられた。特にディフェンスは、体力で勝っていたにも関わらず、相手が見せたポジションチェンジやWRのランプレイなど「予想外」の攻撃を防げず得点を許した。
「フィジカルは素晴らしいモノを持っている。あとは精神面でどれだけ成長できるか」(今岡コーチ)、「相手に関係なく自分たちの力を出し切りたい」(岸田主将)。宿敵・聖和大との再戦(11月9日)の場で「成熟」したチームに変われるか。正念場の1か月が始まった。
【写真】相手の守備網を突破するQB岸田(10月12日・聖和大で 撮影=大塚智恵)
●関西学生女子タッチフットボールリーグ(10月12日・聖和大)
神戸大 0 7 7 0=14
京府大 0 6 0 6=12
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◎10月14日に発表 六甲祭ゲスト
六甲祭2003のプロコンサートのゲストが10月14日に発表されることが分かった。六甲祭実行委員会ではHPや同委員会が14日に発行する「六甲祭ナビ」などに掲載する予定だという。【10月12日 神戸大学NEWS NET=UNN】
昨年はゲストに「GARNET CROW」を招き、6000人を集めたプロコンサート。今年のゲストにも期待が高まる。
ニュースネット委員会ではゲストが発表されしだい、当HPで速報します。
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◎《速報》6連覇の道閉じる 男子ラクロス
関西学生ラクロスリーグ戦男子で昨年までで5連覇を果たしていた神戸大が、10月12日に龍谷大グラウンドで行われた立命−京大の試合結果を受けて今リーグ4位に確定。ファイナル3(上位3校による決勝トーナメント)出場を逃し、6連覇への道は閉ざされた。【10月12日 神戸大学NEWS NET】
11日までにリーグ戦の全日程を終えていた神戸大の成績は、4勝2敗1分。勝ち点で単独首位を走っていた京大と、1敗で続いていた関学はすでにファイナル3出場を決めていた。残る1枠を神戸大と立命が争う形になっており、直接対決で立命に敗れている神戸大は、12日の試合で立命に黒星がつけばファイナル出場、立命が引き分けか勝利すれば4位が確定する状況だった。
その12日の試合では、序盤にリードを奪った立命が9−6で逃げきり、ファイナル出場を決定。この時点で神戸大の順位が決定し、目標の関西6連覇は果たせなかった。
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◎決勝Tに望み残す 男子ラクロス関学戦
関西学生ラクロスリーグ戦男子の神戸大−関学が10月11日、服部緑地補助競技場で行われた。神戸大は7−7で引き分け、ファイナル3(上位3校による決勝トーナメント)出場の可否は、12日の立命−京大の結果に持ち越された。【10月11日 神戸大学NEWS NET=UNN】
序盤、攻撃のエンジンがかからない神戸大。対する関学の細かいパスワークとカウンターを織りまぜた速攻の前に、第1Qで4点を失う。ATの位置にチェンジしたMF服部らを中心に反撃を図るが、波に乗る関学からなかなかボールを奪えない。
しかし、今日は守備が踏ん張った。パス回しから襲いくる関学のシュートに神戸大G成川がビッグセーブを連発。被シュート数49本のうち16本をセーブする活躍を見せると、DF陣も福味らがグラウンドボール奪取などで反撃の起点を作り出す。
後半に入ってリズムをつかみはじめた攻撃陣がこれに応え、試合終了30秒前にはMF中村、AT熊野の連係シュートで逆転に成功。応援団も駆け付けたコートサイドからは割れるよう歓声が沸き起こる。しかし、終了間際に関学のエースにミドルシュートを叩き込まれ、結局は7−7で引き分けた。
ファイナル3出場に向けて、絶対に落とせなかったこの試合。関学との痛み分けでなんとか望みをつなげたが、筒井コーチは「あの内容でよく負けなかったな、というのが正直なところ」と苦笑い。
ただ、守備の活躍は大きな収穫だ。「KG(関学)のオフェンスは想像通りの強さだったけど、よく防いでくれた」と京田主将は満足げ。守り勝ちを演出したG成川は「ラスト(関学の同点シュート)が心残り。(次の試合があれば)今度の一球は絶対止める」と自信を見せた。
●第14回関西学生ラクロスリーグ戦男子(10月11日・服部緑地補助競技場)
神戸大 1 1 2 3=7
関 学 4 1 1 1=7
【神戸大】服部2、熊野、野村、近藤、中村、京田
【関 学】三浦2、大沼、中塚、藤田、小木、藪床
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◎【震災特集20】伝え続ける惨禍と命 広島での語り継ぎ
震災が起こった神戸と、世界で初めて、原爆の被害を受けた広島。瞬時にして多くの人の命を奪った2つの歴史的惨禍。それぞれの被災地でどのように語り継がれているのだろうか。今回は、被爆から半世紀をへた広島の語り継ぎを追う。【10月11日 UNN】
原爆投下から58年がたった広島を訪ねた。
広島駅の近くは賑やかで、路面電車が行き交う。平和通りの木の葉は、もう色づいている。
太田川と元安川に挟まれた中州に、広島平和記念公園がある。
「安らかに眠って下さい。過ちは 繰返しませぬから」。公園の中心にある慰霊碑に刻まれた文字。
教師が碑の前で、集まった生徒に何か話し聞かせている。修学旅行シーズンの10月、たくさんの小中高生が公園内の平和記念資料館に訪れていた。
平和記念資料館の統計によると、修学旅行などで同資料館を訪れる人は、1994年、6万人あまりだったが、2001年には8万人を超えている。
広島を訪れた児童・生徒などを対象に原爆の証言活動を行っている広島平和文化センターの会員・廣川松子さん(86)。今も被爆当時の状況を証言し続けている。同センターの証言者は23人いる。
廣川さんは28歳の時に被爆した。
爆心地から2・5キロ離れた美容院で働いていた。美容院でお客さんと談笑していると、外で「ピカ」と光ったような気がした。と思った直後、「ドーン」というごう音とともにあたりが真っ暗になった。近くの民家の瓦は吹き飛ばされ、畳はすべてひっくり返っていた。
黒い雨がふりつける中、廣川さんは夫と負傷者の手当てをしていた。地獄のようだったという。
「私の残りの人生が少なくなった今、21世紀を担っていく若い子供たちに原爆のことを伝えなければ」と廣川さんはいう。
10月10日、平和記念資料館を修学旅行で訪れ、廣川さんの証言を聞いた滋賀県多賀小学校の生徒(6年)は、「教科書で知っていたけど、実際に話を聞くとすごかった」と話す。
○ ○
太田川沿いにある広島市立本川小学校は、爆心地から350メートルの位置にあった。
400人を超える教師と生徒の命が犠牲になった。
終戦直後から本川小学校では、亡くなった子供たちへの慰霊祭が毎年開かれている。
当時、廃虚と化した小学校の校舎に机やイスが並べられ、粗末な学用品でも生徒は熱心に勉強した。戦後長く使われていた本川小学校の旧校舎は今、「本川小学校平和資料館」として利用されている。
本川小学校長の奥原球喜さんは「平和教育をとおして、本当に子供たちに知ってほしいのは、思いやりと命の大切さ。それが伝わっているか、疑問に思う時がある」という。さらに、「鶴を折れば、平和教育だと思っている人もいる。学校は地域と一緒になってもう一度、平和教育を見直す時期にあるのではないか」と厳しい。
今年8月、奥原さんの不安が的中した。
平和記念公園に捧げられた折り鶴に、関学生が放火するという事件がおきた。
学生が放火しただけにショックは大きかったという。
奥原さんは「まだまだ課題は山積している。あの事件は、現状を象徴する事件だった」という。
○ ○
平和教育が広く浸透しているという広島で、「語り継ぎ」はどのように広がったのか。
そこには、さまざまな曲折があったのではないか。
【震災取材班 福田公則、上田晴子、小島美紀】
※連載のバックナンバーはhttp://www.unn-news.com/sinsai/2003rensai/でご覧になれます。
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◎《速報》関学と痛み分け 男子ラクロス
関西学生ラクロスリーグ戦男子の神戸大−関学が10月11日、服部緑地公園補助競技場で行われた。神戸大は前半にリードを許したが、守備が踏ん張り7−7で引き分け。ファイナル3出場への望みをつなぎ止めた。【10月11日 神戸大学NEWS NET】
前戦までで2敗を喫し、ファイナル3(リーグ戦の上位3校による決勝トーナメント)出場へ後がなかった神戸大。関学の猛攻を辛くもしのぎ、7−7で痛み分けた。
ファイナル3にはすでに京大が出場を決めている。残る2枠を神戸大、関学、立命が争っており、今日の引き分けで関学が出場を確実にした。神戸大の出場は、12日の京大−立命の結果次第。立命が京大に敗れれば、勝ち点の差で神戸大のファイナル3進出が決まる。
【写真】ミドルシュートを放つMF古賀(10月11日・服部緑地補助競技場で 撮影=中島仁志)
●関西学生ラクロスリーグ戦男子(10月11日・服部緑地公園補助競技場)
神戸大 1 1 2 3=7
関 学 4 1 1 1=7
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◎アルミ製舞台を設置 KUBCが六甲祭で
放送委員会(以下KUBC)は、昨年まで六甲祭でのステージの設営に使用してきたビールケースの確保が困難になったことをうけ、今回の六甲祭ではアルミ製のステージをレンタルすることを決めた。【10月10日 神戸大学NEWS NET=UNN】
KUBCによると、ビール会社からビールケースを借りられない事実が伝えられたのが9月に入ってからと急だったために、自分たちで作る、ビールケースに代わる他のもので代用するなどの対策を実行に移すことができなかったという。
レンタル料金は、ビールケースの運送代のみでよかった去年に比べて約3倍かかることとなるが、森信二郎委員長は、「手間が省ける、ビール箱をつなぐために使用していたロープなどのごみが出ないという利点もあります」と話している。
六甲祭実行委員会でも、同様にステージをレンタルするなどの解決策がすすめられているようだ。
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◎薬を誤投与 神戸大病院で
神戸大病院で10月、看護師が入院中の60代女性患者に誤った薬剤を投与し、意識や血圧の低下を招いていたことが10月9日、分かった。【10月9日 UNN】
横山光宏病院長らが会見を行い明らかにした。病院長によると女性は8月、人工血管の菌感染の疑いで入院した。9月に胸部を手術したが臓器不全を併発。医師の指示で看護師が2日夜、血液凝固を抑制するためのヘパリンを投与する際、誤って同量のインスリンを輸液バッグに入れたという。
女性はその後、血圧が低下し低血糖をきたした。当初からの病気の影響も考えられるが、現在も意識障害が続いているという。
同病院はミス発覚後、家族に謝罪し県や警察に報告した。原因究明と再発防止のため事故調査委員会を設置する予定だという。
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◎多言語交流の場 ランゲージハブ開設
10月6日より国際文化学部C307で開室されたランゲージハブの第1回教授会が8日、同学部の大会議室で行われ、専任教官など18人が参加、運営方針について活発な議論が交わされた。【10月9日 神戸大学NEWS NET=UNN】
ランゲージハブは、大学の講義外で、もっと外国語にふれる空間を学生に提供する。今月1日に設立された国際コミュニケーションセンターの目玉事業になる。
同センターは、国際化時代に対応した大学教育の質の向上と、国際的に活躍する人材の養成を図る。
ハブは、平日の午前10時半から午後5時まで利用できる。専任教官や留学生などのスタッフが常駐し、学生とフリートークや、予約制の個人レッスンを行う。ハブ内には、外国語に関する書籍、ビデオ、DVD、CDなどが備えてあり、自由に利用、閲覧ができる。
ドイツフェアやぎょうざパーティーなどのイベントも計画されており、学生が異文化を体験する場を目指す。扱う外国語は、英語、フランス語、ドイツ語、中国語、ロシア語の5言語。ハブの様子は、室内に設置されたカメラを通してネット上で10分おきに更新され、込み具合などを確認することもできる(http://solac.cla.kobe-u.ac.jp/hub/index-hub.htm)。
また、携帯電話からもスタッフの常駐スケジュールを調べることができる(http://solac.cla.kobe-u.ac.jp/index-mobile.html)。テレビ電話を使った遠隔地との通信も検討中で、留学生センターなどと話を進めている。さらに、来年からは各言語別のハブ開設も目指している。
センターを訪れた学生は「いたれりつくせりで、驚いた」と感心しきり。「テストの点数取りではない、語学の新しい喜びをこの空間で見つけてほしい」と専任教官の加藤雅之助教授。センター長の中川正之さんは「学生に気軽に立ち寄ってもらいたい。お菓子やお茶も用意しているので、会話も弾むはず」と胸をはる。
問い合わせはランゲージハブ(電話078−803−7681)まで。
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◎ダイアルアップ廃止 情報処理センター
学術情報基盤センターが提供していた、学内者向けのダイアルアップサービスが9月末までで廃止された。回線使用料などの経費削減が狙い。【10月9日 神戸大学NEWS NET=UNN】
センターではこれまで、学生や教職員向けに接続料無料で大学サーバーにアクセスするダイアルアップサービスを行っていた。しかし、最近はADSLやケーブルテレビ、光ファイバーなど高速で大量のデータをやり取りできるブロードバンドが普及。センターのダイアルアップ利用者は数えるほどになっていた。
加えて、サービス提供のための運営経費が年間200万円を超えるほどだったため、コスト削減のために廃止が決定。学内にはまだ利用者もいたため、センターでは神戸大の同窓会が運営するプロバイダー「kobe-u.com」などの民間業者への加入などをHPで勧めている。
また、ダイアルアップサービスを利用することで、自宅など学外からも閲覧できた学内者専用サイトについては10月中旬以降、センターが配付しているIDとパスワードを入力すれば接続できるようにする予定。学外からも閲覧可能になり、利用の幅が広がりそうだ。
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◎【お知らせ】メディア講演会 10月15日に国文で
神戸大学ニュースネット委員会とUNN関西学生報道連盟では10月15日(水)の午後0時40分から、国際文化学部B107教室で現役メディア関係者らを招いた講演会を開催します。【10月8日 神戸大学NEWS NET=UNN】
今回のテーマは「マスコミ志望者のためのメディア講演会」。神戸大卒の現役アナウンサーや新聞記者を招き、講演や懇談会を通してマスコミ、報道の現場を話していただきます。料金無料で、参加は自由。全学年対象の内容となっておりますので、ぜひお越しください。
問い合わせは岩崎昂志(発達・3年、電話090−9703−2446、メールnewsnet@kobe-u.com)まで。当日の予定は以下の通り。
▽I部
講演「語り継ぐこと〜阪神淡路大震災の取材から」
講師=住田功一・NHK大阪放送局アナウンサー(1983年経営卒)
▽II部
マスコミ志望者懇談会
参加者=矢吹大祐・スポーツニッポン新聞社記者(2001年経済卒)のほか、読売新聞社や毎日新聞社内定者も参加予定。
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◎裁判官をHPで評価 神戸大教授ら設立
関西の弁護士らが裁判官の活動をホームページ上で評価する「裁判官評価ネット・関西」(代表・馬場健神戸大教授ら)を設立、10月1日に京都地裁の裁判官の評価報告会を開いた。【10月8日 UNN】
同報告会では、7月から9月に試験的に行われた京都地裁の裁判官の評価結果が実名入りでスクリーンに映し出された。「時間通りに審理を始めない」「当事者の話を丁寧に聞き審理を進める」などの評価内容が紹介され、出席者らが活発に意見交換した。
評価対象となるのは、大阪高裁および大阪、京都、神戸、奈良、和歌山、大津各地裁の裁判官計約380人。刑事、民事訴訟で接した裁判官を「記録をよく読んでいるか」「事実認定能力は優れているか」など約12項目について5段階評価するほか、自由評価欄も設ける。
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◎地震資料をDB化 神戸大などのチーム
古代・中世の国内の地震資料を整理し、データベース化する試みを神戸大などの研究チームが始めたことが、京都市で始まった日本地震学会で発表された。【10月6日 UNN】
数10年前から1000年規模で同じ地域に同じような地震が起こることがよくあるため、古い地震を研究することで「次」が起きる時期や規模を推し量ることができるという。
古い地震は1941年にできた「増訂大日本地震史料」など、これまで3種類の書物にまとめられているが、計29巻と膨大で検索しにくい。また、ずっと後になって書かれた記述など信頼度が低い史料が交じっているという問題もある。
神戸大の石橋克彦・都市安全研究センター教授らは、3種類の史料に収録されている地震情報のひとつひとつについて、内容の吟味や、校訂をして情報を選抜しデータベースにまとめる。これにより、活断層が前回活動した時期の判断や、将来の活動の予測がしやすくなるという。
06年の完成を目指しており、インターネットで公開する予定。
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◎西塚元学長は選外 ノーベル賞
スウェーデンのカロリンスカ研究所は11月6日、今年のノーベル医学・生理学賞受賞者を発表し、米英の2人の大学教授が選ばれた。受賞候補の一人に並べられていた神戸大の西塚泰実元学長(医学部名誉教授)の受賞は持ち越された。【10月6日 神戸大学NEWS NET=UNN】
2人の受賞者は、米イリノイ大のポール・ラウターバー教授と、英ノッティンガム大のピーター・マンスフィールド名誉教授。「核磁気共鳴映像法(MRI)に関する発見」が受賞理由で、人間の体の内部を傷つけずにみることができ、がんの診断や脳の検査などに広く使われているMRI開発の基礎を作った。人体を磁場に入れた時の反応を利用するもので、ラウターバー教授は1973年に体の構造を画像化するための基本原理を発表し、その後にマンスフィールド名誉教授が高速で画像を得る方法を開発した。
賞金は1000万スウェーデン・クローナ(約1億4000万円)で、2人で半分ずつわける。授賞式は12月10日にストックホルムで開かれる。
神戸大の西塚名誉教授は、細胞内の情報伝達機構を解明した研究で知られる。昨年に引き続き、過去20年間の論文引用件数などをもとに、米文献データ会社トムソンISIが独自に選んだノーベル賞候補の研究者のうちの一人にも数えられていた。多数の科学賞受賞や、文化勲章受章などの経歴がある。
当日は報道陣らも大学に詰め掛けて職員らとともに審査結果の発表を待っていたが、西塚名誉教授の受賞はならず、「神戸大発ノーベル賞」は持ち越された。
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◎《速報》ノーベル賞 西塚前学長は選外
2003年度ノーベル医学・生理学賞の発表が10月6日、行われた。有力候補として挙げられていた神戸大の西塚泰実前学長(医学部名誉教授)は選外に終わった。【10月6日 神戸大学NEWS NET=UNN】
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◎西塚名誉教授も候補 ノーベル賞
米文献データベース会社トムソンISIのノーベル賞受賞者候補予想で、神戸大の西塚泰美名誉教授(前学長)が昨年に続き有力候補としてあげられていることが分かった。【10月6日 神戸大学NEWS NET=UNN】
西塚名誉教授は医学・生理学賞で受賞者候補に名を連ねている。同社による予想は、過去約20年間に執筆論文が他の論文に引用された回数が極めて多い研究者の中から、ノーベル賞選考当局が授賞対象にしそうな分野の研究者を選んだもの。昨年の予想では、経済学賞の受賞者1人が当たった。
ノーベル医学・生理学賞の発表は6日午後6時30分ごろ行われる。
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◎関学にも2点差負け アメフット秋季
関西学生アメフットリーグ神戸大−関学が10月5日、王子スタジアムで行われた。神戸大はあと一歩及ばず、7−9で惜敗。開幕3連敗を喫してしまった。【10月5日 神戸大学NEWS NET=UNN】
神戸大は関学のオープンへのランなどを止められない。しかし、ゴール前まで攻め込まれると守備陣が奮起し、LB岩田、肥田らのタックルで関学の攻撃を止めFGに抑え込む。攻め込まれるもFGに抑えるパターンで関学をFG2本に抑え、0−6で前半を折り返す。
神戸大の反撃は第3Qだった。開始5分、関学ゴール前でのパントスナップミスのファンブルをTE中川がリカバー。ゴール前1ヤードからQB江端が飛び込んでTDを奪い、逆転に成功する。しかし、その後は攻撃陣がまったく前進できない。関学の攻撃時間が長くなると第4Q6分に3本目のFGを決められ万事休す。最後のパス攻撃もインターセプトという最悪の結果に終り、開幕3連敗となってしまった。
神戸大には後味の悪い試合となった。第2Q終了直前、P矢野川のパントを関学R福井がファンブル。TE石原がリカバーし、敵陣21ヤードからの攻撃開始と絶好のチャンスを得る。第4ダウンギャンブルを成功させるなど勢いに乗って攻める神戸大だったが、敵陣14ヤードからQB江端がWR村上健へのパスを失敗した後、ゲームプランが狂ってしまった。
原因は審判のミスで時計が止まらなかったこと。パス失敗の後は次のスナップからの計時開始となる。パス失敗の時点で25秒残っており、神戸大のゲームプランは「ランで前進して、スパイク。時計を止めてからFGトライ」(矢野ヘッドコーチ)だったが、なぜかレディーフォープレー(審判の試合再開の合図)から時計が回り始め、ランプレーの時点で前半が終了してしまった。
最終スコアが7−9の2点差と、FG1本で逆転可能だっただけに矢野ヘッドコーチは「(FGが決まっていたら勝てたということは)実際には負けているから言いたくはないが、やっぱり悔しい」と話した。
京大には第4Qでの逆転負け、近大、関学には2点差負けと勝てそうで勝てない試合が続く神戸大。次は昨季王者・立命との対戦となる。「勝つべくして勝ちたい」。岩田主将は試合後、常にこう話す。開幕3連敗で後がなくなった神戸大に、もう善戦はいらない。
【写真】関学レシーバーを止めるDB松田(10月6日・王子スタジアムで 撮影=中島仁志)
●関西学生アメフットリーグ(10月5日・王子スタジアム)
関 学 3 3 0 3=9
神戸大 0 0 7 0=7
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◎新生神戸大が船出 統合式典に約260人
10月1日に神戸商船大(商船大)と統合した神戸大で10月4日、統合記念式典が行われた。会場となった六甲ホールには両大学の卒業生や関西圏の大学の学長ら約260人が出席した。【10月4日 神戸大学NEWS NET=UNN】
野上智行学長は式辞で「両大学が作り築き上げてきた伝統を生かして、『海に開かれた国際性豊かな総合大学』の実現を目指す」と統合後の目標を話した。
次に井戸敏三・兵庫県知事、宮本一三・文部科学副大臣らがあいさつ。1日で学長職を退いた原潔・前商船大学長は「(神戸大と商船大の)両方の個性を融合させて個性豊かな総合大学を築いてほしい」と話した。
式典に続いては神戸大学生協アカデミア館での祝賀会。祝賀会では商船大と交流協定を結んでいる韓国海洋大学校のパク・ヨンスプ総長があいさつした。韓国語で「両大学の統合は大学教育社会において大変意味深い。歴史に刻まれるだろう」と話した。祝賀会の最後は西田修身・海事科学部長の「海に開かれた総合大学の一翼として、さらなる飛躍を目指したい」との短くも力強いあいさつで締めくくられた。
【写真】笑顔で手を握りあう野上学長(写真右)と西田海事科学部長(同左)(10月4日・アカデミア館で 撮影=中島仁志)
―関係者の声―
●野上智行学長
(ついに統合の日を迎えました)
「ここまで来るには様々な山坂があった。心を割って議論した結果だと思う。1足す1を2にするのではなく、何倍にもしなくてはならない。これからのことを考えると、大きな責任を感じている」
(統合を行う中で一番苦労したことは)
「統合を機に『国際コミュニケーションセンター』など様々な機関を開設した。法人化のことも考えての作ったが、統合だけでなくそういう作業もしなければならなかったことが一番の苦労だった」
(これからは海事科学部の学生が神戸大の新しい仲間になります)
「(4日に来航した韓国海洋大学校の)ハンナラ号の歓迎に応援団が出てくれた。すでに学生の間で交流ができている。このことが本当にうれしい。若い学生のエネルギーに引っ張られて大学側が動いているという印象を受ける」
(学生にメッセージを)
「学部が違うと文化が違う。10学部にさらにもう1つ加わることになった。これらが調和すれば、神戸大の学生が持つポテンシャルが広がる。そのポテンシャルをポテンシャルのまま終わらせるのではなくて、発揮できるように大学側の制度を整えていこうと思っている」
●西田修身・海事科学部長
(ついに統合の日を迎えました)
「今までの両大学の苦労が実を結んだ結果。海事科学部としては、これから今までにない分野、そしてさらにハイレベルな研究、教育を行っていきたい」
(統合のメリットは)
「学生が一般教養科目をしっかりと学べること。これからは六甲台で学んでもらうことになる。商船大にも教養部はあったが、総合大学のそれと比べると、どうしても選択肢が少ない。六甲台でしっかりと一般教養を学んだ学生が深江で専門を学ぶことになるだろう。(北朝鮮の)マンギョンボン号の例をとっても、日本国内の法律や国際法を理解した上で、船の検査を行っている。これからは理工学系と社会科学系をミックスしたものを学ぶ必要がある」
(逆にデメリットは)
「どうしても深江と六甲台では距離がある。海事科学部では(一般教養の)再履修を認める予定なので、1年生で単位を取れなかった科目を深江で学ぶ3年生以上で履修することになったときが心配だ」
(学生へのメッセージを)
「ヨット部など深江で部活動を行うクラブもあると思う。六甲台の学生もこっちの授業も受けることができるようにする。交通の便も何とかするので、深江にぜひ来てほしい」
●原潔・前商船大学長
(統合について実際に動かれていたのは原学長だと聞いています。今のお気持ちを)
「正直なところ、素直にうれしいというのが今の気持ち。私はこれで引退。これからは統合の理念でもある『海に開かれた大学』を全学上げて達成できるかを10年くらいのスパンで見ていきたい」
(理念を達成するためには)
「ポイントは3つあると思う。1つは『海に関する研究・教育の拠点をしっかりと作っていくこと』。次に『海を通して水が循環するように神戸大発の智恵を国際的に循環させていくこと』。3つめは『神戸は歴史的に海に開かれた町。地域のために役立つ大学づくりを行うこと』だ」
(統合で一番苦労したことは)
「私には何が何でも達成するぞという志があった。志があると苦労がやりがいになると思う。だから、志を達成した今は苦労をしたという意識がない」
(学生にメッセージを)
「伝統が違う学校が一緒になるのだから、当然カルチャーが違う。でも、志を1つにすれば大丈夫。むしろ、新しいカルチャー新しい血を入れることは大事なこと。昨今、個性的な大学になれということが言われているが、学長がいくら言ってもどうにもならない。学生が自分なりの意識を持つことが重要だと思う」
(これで引退になるということですが)
「10月1日で学長職を退いた。もう定年を越えているので、自由の身だ。一仕事終わらせたという感じ。統合の成果は10年位たたないと出てこないと思う。これからはのんびりと大学の行く末を見ていくつもり」
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◎「神戸の街楽しんで」 韓国船を歓待
神戸大との学術交流協定調印を予定している韓国海洋大学校の練習船「ハンナラ号」が10月4日、神戸港に到着し、現地で石川副学長や西田海事科学部長らが参加して記念セレモニーが開かれた。【10月4日 神戸大学NEWS NET=UNN】
韓国海洋大学校は、以前から神戸商船大と交流があった学校。10月から商船大と神戸大が統合して、学部が1つ増えた「神戸大学」になったため、学術交流を神戸大全学と結ぶことになった。
4日は、韓国海洋大学校の教員や学生ら約100人がハンナラ号で来日した。港には船の入港前から、神戸大や海事科学部(元・神戸商船大)の学生・教職員、市の関係者らが待機して歓迎体制を準備。ハンナラ号の船体が見え始めてから午前8時30分の着岸まで、応援団総部吹奏楽部による演奏で船を受け入れた。
セレモニーでは、すでに航空機で来日していた朴容燮・韓国海洋大学校総長らも合流。花束贈呈などが行われ、神戸大の石川副学長が「(両校の)交流を深めることによって新しい学問分野の創出が期待される。短い間ですが、神戸の街をお楽しみ下さい」と挨拶すると、ハンナラ号船長が「神戸大と韓国海洋大学校、そして日本と韓国のよりよい関係を作りたい」と応えた。
その後は、応援団らがエールを送り、神戸大側の参加者らが学歌を斉唱。1日から神戸大と統合した神戸商船大の学生も、この日はじめて神戸大の学歌を口ずさんだ。1年生の藤本浩伸さんは「神戸大の学生も僕らとちょっと似てる。馴染めそうです」と話した。
【写真】到着した韓国の学生と握手を交わす海事科学部生ら(10月4日・神戸港で 撮影=岩崎昂志)
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◎【震災特集19】被災地ゆえの葛藤 神戸の震災教育
連載「大学から震災の灯は消えたか」第19回。震災から8年たった神戸。被災地の小中学校では、震災教育は進んでいるのだろうか。震災を体験した地だからこそ難しい、そんな悩みを抱え被災地の教育者たちは葛藤している。現場の教諭の声をきいた。【10月4日 UNN】
「かえって、神戸の学校ほど、震災について教えてないんじゃないかなぁ」。
震災モニュメント「希望の灯り」を管理するNPO法人の理事長・白木利周さんは、三宮駅近くの串カツ屋でお湯割りのグラスを手に、ぽつりと言った。
白木さんは、震災で、当時神戸大学の学生だった長男の健介さんを失った。悲しみに沈んだ時期が長く続いた。1999年、「神戸大で献花式がある」と耳にして出かけた、慰霊碑に出向いた。他の遺族らと話し合う場があった。それが、ボランティアを始めるきっかけになった。
白木さんはボランティアで、県外から修学旅行などで神戸に訪れる小中高校生に震災の語り部をしている。先生たちも当時のことを熱心に聞いてくるという。その一方で、地元の神戸から語り部の話に聞きに来る学校は少ないという。
○ ○
「しあわせ はこぼう」。神戸市教育委員会が小学校1年、4年、中学1年で配布す る震災教育用の副読本のタイトルだ。道徳、理科、社会といろいろな切り口から使えるようになっている。1995年からすべての市立学校に配付している。
「じしんにも まけない つよいこころをもって なくなったかたのぶんも まい にちを たいせつに いきていこう」。小学校低学年用の副読本は、被災した神戸市内の小学校の音楽教諭が作曲した「しあわせ運べるように」の歌詞から始まっている。この歌は、震災関連の追悼式典でよく歌われている。そして「どうして 地しんは おこるの?」の項では地震の簡単のメカニズムに、「おじいちゃん、ぼくにもできるよ」などの項では当時の小学生の作文から助け合いの精神の重要性などに触れている。
「人の死」については、4・5・6年生用で初めて触れられている。がれきの下から救い出されたが、長時間筋肉が圧迫されておこるクラッシュシンドロームで助からなかった女の子の母親の手記が掲載されいる。
震災教育には3つの重要な柱があると神戸市教育委員会の上田利明指導主事は言う。「教訓を生かす、災害を防ぐ、思いの共有化」。そして1度壊してしまうと元に戻らない「命の大切さ」を語り継いでいかないといけないとも話す。では、どう語り継ぐのか、被災地の学校は悩んでいる。
○ ○
激震地だった東灘区にある市立本山南中学校は、震災で生徒2人の犠牲をだした。毎年1月17日、「震災復興記念セレモニー」が開かれ、生徒たちは死者へ黙祷を捧げる。震災から5年がたった2000年のその日、生徒全員に作文が課せられた。ある男子生徒(当時13)は、みずからの震災体験を書いた。 震災前、生徒は父と母そして弟2人の家族5人の幸せな家庭で育った。そして、「あ の日」がきた。
「ゴゴゴゴゴゴ・・・ガタンガタン」。
振動がおさまるとすぐ、自力で倒壊した家からはいだした。家の中からは父の声がする。「この穴から出られる」と必死に呼び返した。父と弟1人の無事を確認した。母と末の弟は、絶命していた。
その男子生徒は、震災で学んだことは、食料と水の大切さ、そして命の尊さだと作文に書いた。しかし、作文には、母と、弟の死について一切触れらていない。淡々と、むしろ明るい調子で書かれている。最後はこう締めくくられている。「家族3人で協力し合い、幸せな人生を送っていきたい」。
「震災を直視できるほど、彼は震災体験を整理できていなかったのではないか」。 震災から5年目の、自分の学校の生徒の作文を読んで、桐藤直人教諭(57)は指摘する。桐藤さんは東灘区の市立本山南中学校で、5年前から震災復興担当委員をつとめている。赴任してきた98年当時、まだ多くの生徒が震災のショックから立ち直れていなかったという。
生徒たちは「震災」という言葉に敏感に反応した。授業の中で、震災について話す 時も細心の注意をした。「生々しい表現を避け、生徒の気持ちを傷つけないよう心が けた」と桐藤さんはいう。
授業で震災を取り上げることを躊躇した時もある。震災の話をすると、うつむいて しまう生徒もいた。直視できないのだ。
しかし、最近、変化が起きている。と桐藤教諭はいう。「今の中学生たちは震災当時、4〜6歳。当時をはっきり覚えている生徒は少ないと思う」。桐藤さんは、道徳や、総合的な学習の時間で震災について積極的に語るようになった。
震災から8年。被災地の学校でも、震災教育は広がりを見せるのだろうか。
○ ○
震災で生徒8人の命を失った須磨区の市立太田中学校。ショックからなかなか抜け出 せずにいた。
震災を授業で取り上げる時は、生徒の両親に、当時の状況の聞き取り調査を行う。授業担当で調査結果を検討し、生徒にとって辛い授業にならぬよう細心の注意を払ってきた。
前平泰司教諭(36)は「当時幼かったといっても、フラッシュバックのような形で 震災を思い出し気分が悪くなる子もいる」と話す。
桐藤さんも、「震災が原因で、住み慣れた土地を去らざるを得なくなったり、家庭が経済的に行き詰まったり、両親が不仲になったり。直接的でなくとも、影響を受けている生徒はたくさんいる。それもまたトラウマなのです」と認める。
震災を体験した世代の子供達には、どのような震災教育をすればよいのか。
震災を体験したからこそ、彼らに「語り継ぎ」を託せないのだろうか。
○ ○
佐々木勉教諭(53)は震災当時、長田区の市立二葉小学校の4年生の担任だった。
すぐ近くまで火の手が迫ったが校舎は無事だった。「やさしさわすれないで」とい うモニュメントが校庭に建っている。
翌年の96年からは復興担当の教員として担任は持たず、被災児童の心のケアや震災 教育、学校で生活する避難者の対応などを行ってきた。副読本は、身近に資料がたくさんあったので、必要な部分だけ使用した。
力を入れているのが「震災語り部体験」だ。
他の小学校と交流するときに、自分たちの地域がどのような被害を受けたかを他校の子どもたちに伝える。地震前と地震後の様子を比べたりして、一件の店の震災からの復興の様子などの写真を見てを話す。「子どもたちが地震を思い出さないかという心配もあったが、積極的にする方が重要だと思った」と佐々木教諭はいう。
9月には、釧路沖地震もおきた。
「これからも担任を続けていく限り、震災のことは授業で触れていくと思う」と 意欲的だ。
震災から8年、神戸では悩みながらも積極的に語り継ごうとする先生が確かにいる。
しかし、「神戸での震災教育は、震災の体験のない先生が増え、難しくなってきている」と佐々木教諭は指摘する。
【震災取材班 福田公則、上田晴子、小島美紀】
※連載のバックナンバーはhttp://www.unn-news.com/sinsai/2003rensai/でご覧になれます。
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◎ゲストに堀江謙一さん 六甲祭講演会
11月8、9日に行われる六甲祭2003の講演会ゲストとして、海洋冒険家の堀江謙一さんが来校することが10月3日までに分かった。【10月3日 神戸大学NEWS NET=UNN】
堀江さんは1938年大阪生まれ。62年にはヨット「マーメイド号」で単独太平洋横断航海に、74年には単独無寄港世界一周航海に成功している。ほかにもアルミ缶リサイクルのソーラーパワーボートでエクアドル−東京間の単独無寄港太平洋横断を行うなど、さまざまな冒険に挑戦してきた。
講演会のサブタイトルは「未知への航海」。8日午後1時30分開場、午後2時開演で六甲台キャンパス第I学舎102教室で行われる。
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◎大市大から勝ち点 近畿学生野球秋季
近畿学生野球秋季リーグ第4節神戸大−大市大の2回戦が10月3日、南港中央野球場で行われた。神戸大はリーグ戦初先発の始澤が好投を見せ3−0で快勝。2連勝で勝ち点を獲得した。【10月3日 神戸大学NEWS NET=UNN】
一回表、神戸大は立ち上がりの定まらない大市大先発・森田を攻める。2番久米の左越二塁打などで二死一、二塁のチャンスを作ると、5番成田が右前に弾き返し1点を先制。5回には2つの四死球を足がかりに2点を追加し、大市大を突き放す。
神戸大先発・始澤は直球中心の組み立てにスライダーを織りまぜ、三振の山を築いた。リーグ戦初先発とは思えない投球で15奪三振完封勝利。2連勝で2点目の勝ち点を獲得した。
奈産大、阪南大がそれぞれ勝ち点を奪い、優勝の可能性が消えた状態で迎えたこの試合。それでも「前の試合の結果は気にせずに臨んだ」(板井主将)神戸大は「投手が抑えて勝つ」自分流の野球で大市大に快勝した。
勝利の立役者はリーグ戦初先発となった始澤。昨年のエース平山をほうふつとさせる右の本格派だ。力のある直球を軸に、自身が「調子がよかった。今日の決め球」と話したスライダーで15個もの三振を奪った。「今日の勝ちは自信になったでしょうね」と板井主将。新戦力の台頭。今季の優勝はなくなったが来季に向け、明るい材料だ。
●近畿学生野球秋季リーグ第4節2回戦(10月3日・南港中央野球場)
神戸大 100 020 000=3
大市大 000 000 000=0
【神戸大】○始澤−久米
【大市大】●森田−石井
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◎成都へ向け出発 ルオニイ学術登山隊
神戸大学ルオニイ学術登山隊は10月2日午後0時50分、東チベットのルオニイ峰登頂を目指し、関西国際空港より中国成都に向け出発した。【10月2日 神戸大学NEWS NET=UNN】
学術登山隊の搭乗便は、午後0時50分発の中国国際航空922便。上海経由で中国成都に入り、10月8日に中国チベット自治区の拉古に到着予定。
この日、学術登山隊を見送ろうと関西国際空港の出発ロビーに山岳部OBら約20人が集まった。集まった見送りは未踏峰へ挑む隊員らを激励。唯一の学生隊員の尾崎竜平さん(文・3年)の父、文則さんは「生まれ変わって来い」と息子にエールを送った。また出発に際して見送りのOBらは、安全や登頂成功を願った寄せ書き入りの手ぬぐいを隊に手渡した。尾崎さんの母、律子さんは「事故が心配。でも貴重な体験をしてくれると思います」と話した。
北口博教登山隊長と小宮勇介隊員の2名は9月30日、先発隊としてすでに出発している。2名は、船便で送った荷物の確認や飛行機で輸送できない燃料の買出しなどを行い、本隊の到着を待つ。
ルオニイ峰は、世界最後の秘境といわれる。ルートの予測もつかない。ベースキャンプから約14キロメートル歩いたルートC2以降は、昨年10月、現地に派遣された偵察隊も足を踏み入れていない。ルートC2以降は、硬い氷河に覆われていて、セラック帯と呼ばれる氷河の上に薄く張った氷の層が、特に危険だという。高所順応や天候も、登頂成功を左右する大きな鍵になる。
「地図さえない世界。自分たちの足で道を切り開いていくしかない」と尾崎さんはいう。
【写真】成都へ出発したルオニイ学術登山隊の尾崎竜平さん(10月2日・関西国際空港で 撮影=福田公則)
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◎大市大に快勝 近畿学生野球
近畿学生野球秋季リーグ第4節神戸大−大市大の1回戦が10月2日、南港中央野球場で行われた。神戸大はエース塚本が3安打完封の好投を見せ、4−0で快勝した。【10月2日 神戸大学NEWS NET=UNN】
試合が動いたのは五回だった。それまで抑え込まれていた大市大先発・五十嵐に対して先頭打者森園が中前打で出塁すると、8番小野のサードへの当たりを大市大・鳥井がファーストへ悪送球。森園が一気に生還し、1点を先制した。さらに三枝の右中間三塁打、平井の左犠飛で神戸大は、この回3点を奪った。
七回にも1点を追加した神戸大。先発した塚本は低めへの抜群のコントロールを見せ、3安打完封。4−0で快勝を収めた。
先発した塚本が期待通りのピッチングを見せた。大市大を相手に3安打完封の見事なピッチング。これには板井主将も「今日(の勝因)はピッチングでしたね。安心して見ていられました」と手放しでほめた。良かった要因は「低めのコントロールがよかったこと」(塚本)。早いカウントで追い込むことで大市大打線の早打ちを誘い、投球数はわずか99球だった。
また、それとは対照的に大市大先発・五十嵐は八回で141球。神戸大打線が粘りを見せた。板井主将が「あの投手(大市大先発・五十嵐)には決め球がないから追い込まれても怖くなかった」と話す通り、各打者は追い込まれてからも粘りに粘った。その結果が出たのが五回。三枝の適時三塁打は6球目、平井の左犠飛は9球目だった。
試合は快勝だったが、第2試合で奈産大が勝ち点を獲得したため神戸大の優勝の可能性は完全に消えた。それでも「最後まで全力で戦う」と板井主将。残り3戦、来季につながる戦いを見せられるか。
●近畿学生野球秋季リーグ第4節1回戦(10月2日・南港中央野球場)
大市大 000 000 000=0
神戸大 000 030 10X=4
【大市大】●五十嵐、名原−石井
【神戸大】○塚本−久米
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◎新プレートお目見え 商船大で除幕式
神戸大と神戸商船大が10月1日に統合し、神戸商船大が「神戸大学海事科学部」に名称が変わったことを受け、深江キャンパスでは学部名が書かれたプレートの除幕式が行われた。【10月1日 神戸大学NEWS NET=UNN】
神戸市東灘区の海事科学部キャンパス(深江キャンパス)正門前には同学部の学生、教職員が集まり除幕式の様子を見つめた。午前10時には野上智行学長、西田修身海事科学部長、鈴木正幸学長補佐、杉田英昭・海事科学部評議員、久保雅義同評議員、阪内宏一事務局長の6人の手により、新しいプレートにかけられた白い布が下ろされた。
「海事科学部を国際的な海事海洋の拠点にしたい。(商船大の)長い歴史と伝統を生かして、新しい神戸大を作っていきたい」と野上学長は挨拶。西田学部長は「これからは総合大学の1つの学部となる。神戸大のレベルの高い教育のノウハウを生かし、国際色豊かな海洋人を育成する拠点にしていきたい」と話した。
除幕式後のプレートを見て通学途中の海事科学部生は「昨日から白い布がかけてあったから、分かってた。(統合に関しては)あまり変わらないのでピンと来ないけど名前が変わったのは大きいかも」。立ち止まってカメラ付き携帯電話でプレートの写真を撮る学生の姿もみられた。
新しいプレートには「神戸大学海事科学部」の文字とともに「神戸商船大学」の文字も。伝統を生かしつつ新たな学部として。神戸大、そして海事科学部の航海が始まる。
【写真】新しいプレート 「海事科学部」の文字と共に「神戸商船大学」の文字も(10月1日・深江キャンパスで 撮影=中島仁志)
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◎きょう大学統合 神戸商船大と
神戸大と神戸商船大が10月1日に統合し、神戸大には新たに海事科学部が誕生する。学部の新設は1966年の農学部以来37年ぶり。4日には統合の記念式典が行われる。【10月1日 神戸大学NEWS NET=UNN】
4日の記念式典は午前11時から神大会館六甲ホールで開催される。野上智行学長や、西田修身・海事科学部長らが出席する予定。午後12時10分からは、アカデミア館で祝賀会も開かれる。
◎韓国船が来航 統合式典にも参加
神戸大と統合する神船大と交流協定を結んでいる韓国海洋大学校のハンナラ号が10月4日に来航し、船長、機関長は同日行われる神戸大、神船大の統合記念式典に出席する。
ハンナラ号は韓国海洋大学校の学生や教員など100名を乗せ、10月4日午前8時30分、神戸港第一突堤に着岸する予定。着岸時に行われる来港記念セレモニーには神戸大の応援団、吹奏楽部も参加する予定で神船大からも50人ほどの学生が参加するという。
また、韓国海洋大学校からは、ほかにもパク・ヨンスプ総長ら大学トップ3名の来日も予定されており、統合記念式典に出席する予定。10月6日にはハンナラ号の船上で神戸大と交流協定を結ぶ調印式を行う。
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