神戸大NEWS NET 2002年7月のニュース
◎163大学が申請 COEプログラム
文部科学省は7月30日、「21世紀COEプログラム」(旧称トップ30大学構想)について、本年度の対象5分野に対して163の国公私大から計464件の申請があったと発表した。【7月31日 神戸大学NEWS NET=UNN】
COEは、先駆的な研究をする大学に予算を重点配分する計画。文科省は大学名や申請内容などは公表していないが、1大学で10件以上申請したところもあったという。
申請したのは国立大76大学、公立大21大学、私大66大学。申請資格は原則として博士課程を置く大学に限られ、国立大84大学、公立大39大学、私大254大学。国立大では、このうち約90%が申請したことになる。
分野別では「学際、複合、新領域」が113件で最多、次いで「生命科学」が112件、「化学、材料科学」82件、「人文科学」79件、「情報、電気、電子」78件の順だった。
有識者らで構成する同プログラム委員会が2か月間審査し、9月末ごろまでに各分野ごとに20件前後の研究を選定する。選考過程は非公開。1件につき、原則5年間にわたって年1億円から5億円が支給される。来年度は「医学系」「社会科学」など、別の5分野を対象に選定される。
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◎龍谷大に完勝 サッカー新人戦
関西学生サッカー新人戦・決勝チャレンジマッチが7月28日に龍谷大などで行なわれた。神戸大は龍谷大に5−1で快勝。今年冬に行われる決勝ラウンドへと駒を進めた。【7月31日 神戸大学NEWS NET=UNN】
●関西学生サッカー新人戦・決勝チャレンジマッチ(7月28日・龍谷大ほか)
神戸大 5 2−0 1 龍谷大
3−1
関西外大 6 2−0 1 大産大
4−1
関大B 2 1−2 4 甲南大
1−2
阪南大B 2 1−0 1 関学B
1−1
京教大 3 1−0 2 京産大
2−2
大教大 2 0−0 大院大
2−1
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◎新研究棟が竣工 歩道、駐輪場も整備
昨年から工学部前で建設作業が続いていた総合研究棟(情報メディア系他II期)及び遊歩道が6月28日に竣工、遊歩道は7月15日に開通した。また、駐輪場が同研究棟北側に移設された。【7月25日 神戸大学NEWS NET=UNN】
同研究棟のII期工事が始まったのは2001年3月。当時すでに建設作業中だったI期工事は昨年11月に竣工し、II期工事も今年6月28日をもって竣工を迎えた。一連の建設は文科省の「国立大学等施設緊急整備5カ年計画」のもと、大学院重点化に伴う施設整備の一環として行われたもの。
建物は地下1階、地上8階の9層構造。I期建物とII期建物の接続部にはそれぞれの各階層が交互に重なり合った「スキップフロア方式」を採用した空間を作っており、研究者同士が積極的に交流できるリラクゼーションスペースとして位置付けている。研究棟を使用するのは研究室単位の研究者ではなく、専門の委員会に選ばれたプロジェクト単位のチームで、II期建物には新しく9つのプロジェクトが配置される。
また、研究棟の工事と平行して整備が進められた遊歩道と駐輪場も同じく6月28日に竣工。遊歩道は国際文化学部の陸橋から馬場の周囲に沿って伸び、総合研究棟の西側を通りつつ神大会館留学生センターの方向へ続いている。ウッドデッキを敷き詰めた道は学生にも人気のようで、利用者は増えている様子。
さらに今回の工事を契機に、以前から車両対策委員会で協議されていた歩道と車道の分離を実現するため、二輪車の駐輪場も総合研究棟の北側に移設した。新駐輪場の収容台数は二輪車約400台と、旧駐輪場とほぼ同じスペースを確保している。以前駐輪場があった敷地は同研究棟の将来計画に使われるという。
【写真】総合研究棟(情報メディア系他)の外観。右側が今回竣工したII期建物(施設部提供)
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◎回収行うも混乱なし 協和香料問題で生協
香料メーカー「協和香料化学」が国内で無認可の物質を含む香料を製造していた問題を受けて、神戸大生協では購買部などで商品回収などの措置を取ったが、7月1日には販売を再開。特に大きな混乱は起きていなかったことが22日までに分かった。【7月22日 神戸大学NEWS NET=UNN】
協和香料科学の無認可香料使用が発覚したのは5月31日。神戸大生協にもメーカーや問屋から連絡があり、週明けの6月3日から購買部などで商品の回収、メーカーへの返品を始めた。その後も連絡があり次第、回収を行ったという。
回収されたのは主に菓子類で、購買部や自動販売機で商品が回収されたが、食堂部には影響がなかった。国際文化学部の購買部では8種類の菓子類を回収したが、「生協はもともと混合添加物に対して自主規制基準を設けているため、回収対象商品は一般店より少なかった」(寺尾善喜・生協常務理事)という。また、費用などはメーカーが負担し、生協に実害はなかった。
その後、県下の大学生協への商品の仕入れなどを担当する「神戸事業連合」から7月1日に「安全宣言」が出て、商品の取り扱いを再開。この間、組合員への説明は店舗に掲示を出したのみだったが、問い合わせなどの混乱はなかったという。
今回の件について、寺尾常務理事は「まさか食品メーカー自身も(商品の原料について詳しく)知らなかったとは」と驚きを隠さない。ただ、「(各店舗単位の)個別の対応では構造的な問題にしっかりと踏み込むのは難しい。神戸大生協としては、これまで通り添加物の自主規制を続けるなど、日々の活動の中で安全を確保したい」と話した。
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◎交通事故で逮捕 付属病院の医員
神戸大病院の医員・上田亮介容疑者(30)が運転する乗用車が7月10日午前0時25分ごろ、同大学2年の男子学生のミニバイクに接触、東灘署に道交法違反の疑いで現行犯逮捕されたことが19日までに分かった。【7月19日 神戸大学NEWS NET=UNN】
上田容疑者は9日の夕方ごろの仕事帰りに、同市灘区内の居酒屋でビール中ジョッキ3杯などを飲み、帰宅途中に事故が起きた。なお被害者の男子学生は右足を打撲する軽傷となった。東灘署は同容疑者を、業務上過失致傷容疑でも調べをすすめている。
また、神戸大病院では現在、事故の処分を検討中だという。
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◎大学格付けに着手 経済産業省
読売新聞によると、経済産業省は7月13日、日本の産業競争力に対する寄与度で、大学をランキング化する計画を明らかにした。またこの前提になる評価基準作りに着手した。【7月17日 神戸大学NEWS NET=UNN】
大学の評価では、文部科学省が各分野ごとに優秀な大学を選び、予算を重点配分する「21世紀COEプログラム(トップ30)」を今年度から開始したが、経産省の評価は、競争力への貢献度だけに的を絞る。
経産省では、今年度中に評価手法を作り、来年度に、まず、バイオ、IT(情報技術)の2分野で大学ランキングを試作する。2006年までに理学、工学の各分野で評価方法を確立し、これを一般に公開、企業側にも知ってもらう。
経産省の大学評価基準は、教育と研究の2つに分けて作成する。ともに「費用対効果」を測定する。研究分野では、ある大学の科学技術予算額などの「投入額」と、その大学が生み出した「研究成果」を比較する。研究成果は特許や論文の数を見るが、論文の質などを点数化する方法も検討する。教育では、学生にどれだけの「付加価値」をつけて卒業させたかを測る方法を確立したい考えだ。
費用対効果での評価により、地方の比較的、小規模な大学でも、予算の割に高い研究・教育成果を上げた場合、社会的に名がよく知られた大学よりも上位にランクされる可能性がある。
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◎迫力の音楽で魅了 吹奏学部サマコン
応援団総部吹奏楽部による第25回サマーコンサートが7月6日、神戸文化大ホールで開催された。演奏は2部構成で進められ、迫力のある音楽で観客を引きつけた。【7月11日 神戸大学NEWS NET=UNN】
ホールには開場前から人が押し寄せ、受付には長蛇の列ができていた。その観客たちを待ち受けていた最初の曲は、P.スパーク作曲「新しい夜明けに」。出だしからリズムのよい曲で、吹奏楽の力のある音色を印象付け、観客を引き込んだ。第1部のシンフォニックステージではほかにも、抑揚をつけて緊迫感を表現した「アポカリブスII」(P.スウェルツ作曲)などが披露された。
部長の岡野憲司さん(工・3年)が「幅広い年代の人に聞いてもらえるよう工夫した」という第2部のポップスステージでは、テレビでおなじみの「情熱大陸」や、アンコールで演奏された「風になりたい」など「メジャーで聞きなじみのある曲」(岡野部長)のオンパレード。また、音楽に合わせて毎年恒例となっている寸劇風の物語も演じられた。筋書きは森の中のレストランに迷い込んだ男が、時を止める砂時計を手に入れたり、動き出す木にイタズラされたりと不思議な体験をするもの。応援団総部のメンバーも応援に駆けつけ、愉快な舞台を演出した。
「プロみたいに完成されたものはできない。一音一音に気持ちをこめて、ステージ全体の雰囲気で想いを伝えたい」と岡野部長。「演奏中はわくわくしてた。無事に終えて感無量です」と頬をゆるめた。
コンサートを聴きにきていた観客の田中鴨恵さんは「あれだけの人数の音をそろえるのは難しそうだけど、ちゃんとそろっててすごい」と感心しきりだった。
【写真】大人数で奏でるオーケストラ。迫力のある音で観客を魅了した
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◎満員御礼で熱演 落研2回生寄席
落語研究会の2回生寄席「一席二挑」が7月6日、神戸学生青年センターで上演された。訪れた90人の観客で、寄席は立ち見がでるほどの盛況ぶり。七夕の日を前に、爽快な笑いを楽しんだ。【7月6日 神戸大学NEWS NET=UNN】
4月から準備を進めてきたという今回の寄席は、落語研究会の2回生たちが主役となって運営する初めての舞台。客足は例年以上で、部員たちはそれぞれの落語を身振り手振りを大きくつけて熱演し、会場に笑いを巻き起こした。
また、今回は普段表に出ない三味線役である、可愛家おかきさん(法・2年)と可愛家きなこさん(文・2年)の2人も途中で舞台に登場した。息のあった演奏で「ミッキーマウスマーチ」などを披露し、寄席に華を添えた。当日、訪れていたきなこさんの母親は「がんばれ〜、っていう感じでした。2回生は成長してますよ」と微笑んだ。
とりを飾ったのは甲家ぱす太さん(経済・2年)による「次の御用日」。御用日とは裁判が行われる日のことで、物語では悪ふざけで大声をあげて女性を驚かし、記憶喪失にさせてしまった男が被告人に。男と奉行(裁判官)が丁丁発止とやりあう様を大声をあげて豪快に描き、客席の笑いを買った。
満員御礼となった今回の寄席だが、取りまとめ役を務めたみなと家どぜうさん(工・2年)は「(客席の空気が)ちょっと硬かった。もっと雰囲気を良くできるように落語をしたい」と真剣な表情で話す。しかし、2回生だけで寄席を作ったことは「めっちゃ勉強になった」ようで、「(落語だけでなく)企画もいいものをたてていきたい」と意欲を見せた。
【写真】甲家ぱす太さん演じる「次の御用日」。スムーズな語りと大げさな身振りで客を笑いに引き込んだ
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◎牧野主将らが参加 第1回New Era Bowl
関西学生アメフットリーグの全大学から選ばれたオールスターと米国学生選手の混成2チームが戦った第1回New Era Bowlが7月6日、西宮スタジアムで行われた。神戸大が参加した関学中心のBlueStarsは立命中心のWhiteStarsに14−23で惜敗した。 【7月8日 神戸大学NEWS NET=UNN】
New Era Bowlは昨年で廃止された日米連合大学対抗戦・平成ボウルにかわる新しいボウルゲームとしてとして関西学生アメリカンフットボール連盟が今年初めて開催したもの。神戸大からは主将のDL牧野、RB坂東、OL藤原らがBlueStarsに参加した。
●第1回New Era Bowl(7月6日・西宮スタジアム)
WhiteStars 3 14 0 6=23
BlueStars 0 7 0 7=14
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◎独特の音色で魅了 クラシックギター
クラシックギター部のサマーコンサートが7月5日、六甲台講堂で開催された。訪れた約50人の観客は、クラシックギターの奏でる独特の音色に静かに耳を傾けた。【7月8日 神戸大学NEWS NET=UNN】
「ひざの上のオーケストラ」といわれるクラシックギター。本物のオーケストラほどの迫力はないが、中須俊作部長(文・3年)は「耳なじみが良くて親しみやすい音がいい」と魅力を語る。「その良さを(観客に)知ってほしい」(中須部長)というのも、コンサート開催の理由の1つ。
舞台ではCMソングで知られる「Summer」(久石譲作曲)を始め、ドラマのテーマ曲にも使われた「To Love You More」(デヴィッド・フォスター/ジュニア・マイルス作曲)などメジャーな曲も演奏され、観客の気を引く工夫を凝らした。ギターのみによるソロや重奏は、音量を抑えたおだやかな音色を紡ぎだし、観客は静かに聞き入っていた。
演奏後、「練習したことは出た」と中須部長は満足顔。次の舞台である定期演奏会(12月7日に開催予定)に向け、はずみをつけたようだ。
【写真】穏やかな音色で観客を魅了した中須俊作さん(7月6日・六甲台講堂で 撮影=岩崎昂志)
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◎目でも観客を魅了 エルデコンサート
神戸大混声合唱団エルデ、奈女大音学部、大市大合唱団フリーデの三団によるジョイントコンサート「地球への讃歌」が7月6日に、吹田市文化会館で行われ、1400席の客席がほぼ埋め尽くされた。【7月6日 神戸大学NEWS NET=UNN】
コンサートの幕開けは各大学のエール交換、続いて各団体の個別のステージが行われた。
神戸大のステージでは、谷川俊太郎作詞「地平線のかなたへ」の5曲集を合唱。「ハーモニーだけでなく、言葉を重視して伝えたかった」と部長の高畑雄介(工・3年)さんが話すように、曲集に込められた希望と葛藤が歌声とともに伝わってきた。
最後の三団合同ステージでは7つの章からなる「土の歌」が演奏された。学生たちは全員GパンにTシャツとラフな服装で舞台の数か所から登場。合同での練習は、回数が少なかったため、コミュニケーションをとるのが難しいかったという。
本番ではその苦労も実り、きれいな一つのハーモニーが生まれていた。また、曲のイメージに合わせて照明の色を変えるなど、耳からだけではなく、目からも観客を魅了させた。
アンコールでは翌日7日の七夕にちなみ、ミラーボールを回して星に見立て「きらきら星」、「天の川」などを合唱。ピアノ演奏の「天の川」をBGMに退場し、大きな拍手に包まれ幕を閉じた。
「また次の演奏会に足を運んでもらえたらうれしい」と満足な表情の高畑さん。次回のエルデの演奏会は11月29日、同会館で行われる。
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◎【告知】7月6日に演奏会 吹奏学部など
応援団総部吹奏楽部、交響楽団、混声合唱団エルデの3団が7月6日、続々と演奏会を開催する。それぞれの詳細は本文を参照。【7月4日 神戸大学NEWS NET=UNN】
●応援団総部吹奏楽部「第25回サマーコンサート」
▽場所 神戸文化大ホール
▽時間 午後6時会場、6時30分開演
▽入場料 500円
▽プログラム
I部 新しい夜明けに/P.スパーク/奏楽II 春の朝に/飯島俊成/アポカリプスII/p.スウェルツ
II部 ポップスステージ
▽問い合せ 078−881−2097(応援団総部吹奏楽部部室)
●交響楽団「Summer Concert 2002」
▽場所 尼崎市総合文化センターアルカイックホール
▽時間 午後6時30分会場、7時開演
▽入場料 500円
▽プログラム
フンパーディング 歌劇「ヘンゼルとグレーテル」序曲
ドヴォルザーク 交響的変奏曲作品78
ブラームス 交響曲第1番ハ短調作品68
●混声合唱団エルデ「Joint Concert 2002 地球への讃歌」(奈女大音楽部、大市大合唱団フリーデとのジョイントコンサート)
▽場所 吹田市文化会館メイシアター大ホール
▽時間 午後5時30分会場、6時開演
▽入場料 無料
▽プログラム
神戸大混声合唱団エルデ
地平線のかなたへ(谷川俊太郎 作詞/木下牧子 作曲)
春に
サッカーによせて
二十億光年の孤独
卒業式
ネロ愛された小さな犬に
奈良女子大学音楽部
やわらかいいのち〜新見徳英作品集〜(谷川俊太郎 他 作詞/新見徳英 作曲)
大阪市立大学合唱団フリーデ
混声合唱とピアノのための民話(鈴木憲夫 作詞・作曲)
合同ステージ
混声合唱のためのカンタータ 土の歌(大木惇夫 作詞/佐藤眞 作曲)
第一楽章 農夫と土
第二楽章 祖国の土
第三楽章 死の灰
第四楽章 もぐらもち
第五楽章 天地の怒り
第六楽章 地上の祈り
第七楽章 大地讃頌
▽問い合せ erde@kobe-u.com(混声合唱団エルデ)
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◎ 「とりあえず現地に」 AIESECフォーラム
アイセックの海外NGОインターンシップフォーラム「Feel the power of NGO」が6月23日行われた。約20人が集まった法学部263教室ではインターンシップ経験者の講演などが行われた。【7月4日 神戸大学NEWS NET=UNN】
第1部では国際協力研究科の高橋基樹助教授が講演。電気、病院がなく、平均寿命が縮んでいくアフリカの実情を紹介し、「その実情に合った援助を行わなければならない」と訴えた。
また、高橋助教授は「個人として国際協力を行うことは難しい」とし、「それでも(国際協力を)やりたいなら、とりあえず現地に行って、見て、触って、経験してきてください」と学生にアドバイスを行った。
続く第2部ではアイセックが海外NGОインターンシップに関して、パワーポイントを使って説明。「アイセックでのインターンは途上国の文化や人を知ることができる」とした。
第3部で講演を行ったのは現在、銀行に勤める田窪敬正さん。学生時代に行ったカメルーンでのNGОインターンシップの経験を披露。カメルーンで農家に対する無担保少額融資であるマイクロファイナンスの仕事を行った田窪さんは「責任感、決断力、客観性、チャレンジ精神、謙虚さなどが身に付いた」と話した。
フォーラムを主催したアイセックの服部美帆さん(法・2年)は「こういった会を運営したのは初めての経験。(インターンについて)勉強している人が来てくれたし、成果には満足しています」と話した。
参加者の中にもインターンを希望する人がおり、数人の学生がフォーラム後に行われた説明会に参加した。その中の1人、立命の中原絵理さん(国際関係・3年)は「神戸大のアイセックは親切でよかった。(インターンの)1つの選択肢として考えたいと思います」と話した。
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◎独特の世界を創出 能楽部合同舞台
神戸大、関学、甲南大の能楽部が共演する「神戸三大学合同舞台」が6月30日、上田能楽堂で上演された。5時間に及ぶ長丁場だったが、約70人の観客は独特の演技を静かに堪能した。【7月2日 神戸大学NEWS NET=UNN】
今回演じられたのは、楽器などを使う舞囃子(まいばやし)ではなく、謡(うたい)と舞だけで見せる仕舞や、謡だけの素謡や連銀など40プログラム以上。各大学の1年生にとっては初舞台となった。
役者たちは節を区切った独特のアクセントのある謡と、そのリズムに合わせた舞を披露。屋内の会場に張りだした屋根つきの舞台に、日常とはかけはなれた独特の舞台を創出した。
神戸大能楽部部長の渡橋章子さん(発達・3年)は仕舞「放下僧」で、扇を効果的に使いしなやかに舞った。トリを飾ったのは吉田豊昭さんによる仕舞「鵺」。夜更けに現れる怪物の姿を、床を踏み鳴らしながら力強く表現した。
「(3大学は)同じ流派だけど、それぞれのカラーがあってすごく参考になる」と渡橋さん。初舞台を踏んだ後輩たちには「練習で注意したところが良くなってた。ああ良かったな、という感じ」とほほ笑みを送った。
【写真】トリを務めた吉田豊昭さん。力強い舞いを見せた(6月30日・上田能楽堂で 撮影=岩崎昂志)
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