神戸大NEWS NET 2002年3月のニュース
◎はちの巣座新歓公演 4月5日から
神戸大演劇研究会はちの巣座の新入生歓迎公演「ハッシャ・バイ」が4月5日、5日、8日の3日間にわたり、学生会館3階第3集会室で行なわれる。料金は無料。【3月30日 神戸大学NEWS NET=UNN】
開演時間は、4月5日と8日が午前11時30分と午後3時30分、6日が午後1時と午後5時。公演に関する問い合わせはコモリさん(電話090−5094−4428)、またはカナヤさん(電話090−3820−7475)まで。
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◎わずかに回復の兆し 滑落事故の山岳部員
学生課によると、長野県の御嶽山で滑落事故に遭って入院している神戸大山岳部の藤原功充さん(法夜・3年)は3月29日現在、わずかに回復の兆しを見せているという。【3月29日 神戸大学NEWS NET=UNN】
藤原さんは長野県の病院に入院しており、事故から10日目の今日現在、わずかだが回復の兆しが見られるという。今後は、回復を待ってから手術を行なう予定。
学生課によると、事故は3月20日、山岳部のアイゼン合宿中に起こった。当日は晴天だったが風が強く、5人のパーティーのうち藤原さんら3人が先発して御岳山のベースキャンプから下山を開始した。しかし午前7時40分ごろ、藤原さんは強風にあおられバランスを崩して滑落し、標高差にして約200メートル落下。顔面などを骨折したという。
その後、同じパーティーのメンバーが長野県警に連絡し、ヘリコプターでの捜査が始まる。午前10時20分には現場にヘリコプターが到着し、11時ごろには地元の病院に搬送された。しかし、同病院では治療が難しく、午後2時ごろに再びヘリコプターで別の病院に運ばれ、現在も治療が続いている。
事故を受けて神戸大では、職員を現地病院に派遣したり学生課内に対策室を設置したりしている。ただ、「現在は藤原さんの容態を見守り、事故の原因究明などはそのあと」と学生課。また、山岳部での大きな事故は最近20年ほどなかったという。
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◎4月から単位互換 工学部と明石高専で
神戸大工学部が明石工業高等専門学校(明石高専)と「相互履修協定」を3月18日に結んだことで、今年4月から相手校での受講が可能になる。【3月28日 神戸大学NEWS NET=UNN】
相互履修は昨年夏ごろに明石高専から要望があり、今年3月18日に正式に協定が結ばれた。平成14年度4月1日から実施。
神戸大工学部生は2年次以上、明石高専の学生は5年次の学科学生と専攻科生が「科目等履修生」として、相手の学校に入学できる。履修できる単位数の上限は神戸大工学部生は1学期4単位、明石高専の学生は1学期10単位。取得した単位は所属校の単位として認められる。
国立大・高専間における同様の協定は全国でも初めて。しかし、大学間での協定と違い、入学料・授業料などが必要になる。現在のところ、履修生が何人になるかは分かっていないという。
工学部担当職員は、神戸大の授業を履修する明石高専の学生に対し「神戸大の授業を知ってもらい、3年次編入や大学院を目指してほしい」と話している。
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◎桜のもと晴れやかに 後期入学手続き
後期入試合格者の入学手続きが3月26日と27日に行われた。前期と同じく、会場は鶴甲第一キャンパスに一括化されている。【3月28日 神戸大学NEWS NET=UNN】
27日の午前中は雨天だったが、午後からは晴れ間ものぞき、新入生が手続きに訪れていた。人数の多い前期入試合格者の手続きとは違って大きな混雑はなかった模様。桜並木を仰ぐ新入生の表情はさわやかだった。
理学部に入学する芝崎寿弥さんは「やっと受験が終わった」とほっとした様子。入学後は「サッカーに力をいれたい」と、新生活に思いをはせた。
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◎2004年にも国立大法人化 文科省が最終報告
法人化後の国立大の組織・運営を検討中の文科省の調査検討会議は3月26日、大学の裁量を大幅に拡大する一方、大学間の競争を促すことを柱とする最終報告をまとめた。法人運営による新たな国立大は2004年春にも誕生する見通し。【3月26日 UNN】
・教職員は「非公務員」で
最終報告の焦点となっていた教職員の身分については、全員を「非公務員」とすることで決着した。
文科省は2003年の通常国会に関連法案を提出、法人運営による新たな国立大は2004年春にも誕生する見通し。
しかし、大学評価の方法によっては国の関与がかえって強まる懸念があるほか、教育研究の条件整備が不十分な地方の大学や小規模な大学の中には、競争原理の導入に対して反発も残っている。
・民間的発想の経営手法を導入へ
最終報告は、国立大学法人法を制定、すべての国立大を早期に一斉に法人化するとした。
法人化後は、自律的な運営を確保。民間的発想の経営手法を導入するために、学外の人が運営に参加するシステムを制度化するよう求めた。
・教育研究と経営 別の機関で意思決定
人事面で打ち出したのは能力主義の徹底。教職員の身分は非公務員とすることで、研究者が企業の経営者を兼ねたり学長を外国人にしたりすることが可能とした。
ただし、非公務員型となることで教職員に不利益がないよう身分保障に対する配慮を求め、退職金の算定期間を通算するための法的措置も必要とした。
学内の意思決定では、教育研究と経営に関する事項をそれぞれ別の機関で審議、最終的には学長が決定するとした。
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◎3634人が新たな門出 平成13年度卒業式
平成13年度神戸大学卒業証書・学位記授与式が3月26日の午前10時30分から、神戸ポートアイランドホール(ワールド記念ホール)で行われ、3634人が卒業・修了した。【3月26日 神戸大学NEWS NET=UNN】
当日、会場前には朝から卒業生たちの晴れやかな笑顔が並んだ。あちこちで記念撮影のシャッター音が響き、友人との久しぶりの再会に会話が弾む。開式が近づいても入場はなかなか進まず、担当職員は「雨でも降ればみんな中に入るのにね」と苦笑をもらした。
それでも、式は予定通り午前10時30分から開始。各学部・研究科の受領総代を通して卒業証書・学位記が授与された。卒業者の内訳は、学部等卒業者2568人、大学院修士(博士前期)課程修了者1066人だった。
野上智行学長は式辞において、神戸大の前身である神戸高等商業学校が掲げていた「真摯・自由・協同の精神」を強調。「その精神は皆さんにも引き継がれています」とし、「大いなる可能性を秘めた皆さんの門出を祝します」と結んだ。
晴れて卒業を迎えた学生たちの表情も様々で、経済学部を卒業した大山繁樹さんは「(大学での)人間関係の中で、ものの見方が広がった。これからは自立した人生を送りたい」と笑顔。一方、文学部の修士を修了した女子学生は「神戸の夜景が好きです。でも、もう見納めですね」と名残惜しげだった。
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◎きょう卒業式 午前10時半から
平成13年度神戸大学卒業証書・学位記授与式が3月26日、神戸ポートアイランドホール(ワールド記念ホール)で行われる。式は午前10時30分から開始。【3月25日 神戸大学NEWS NET=UNN】
●各学部の式終了後の謝恩会会場
・法学部 ホテルオークラ1階「曙の間」 午後1時〜
・経済学部 神戸メリケンパークオリエンタルホテル4階「瑞天の間」 午後1時〜
・経営学部 神戸ポートピアホテル本館地下1階「布引・北野の間」 午後1時〜
・理学部 理学部A棟4階大会議室 午後1時15分〜
・工学部 建設学科(建築系) 兵庫県民会館9階902 4月13日午後1時45分〜(3月26日はなし)
建設学科(土木系) 楠公会館 午後6時〜
電気電子学科 瀧川記念交流会館 午後4時〜
機械工学科 兵庫県私学会館 午後5時〜
応用化学科 生協食堂(神戸大学国際文化学部内) 午後4時30分〜
情報知能工学科 新神戸オリエンタルホテル9階「六甲の間」 午後6時〜
・発達科学部 発達科学部体育館 午後1時30分〜
・医学部 医学科 神戸ポートピアホテル南館16階レインボー 午後6時〜
保健学科 新神戸オリエンタルホテル10階「真珠の間」 午後6時〜
・農学部 LANSBOX1階 午後2時30分〜
・国際文化学部 神戸ポートピアホテル南館16階レインボー 午後1時〜
・文学部 LANSBOX2階 午後2時30分〜
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◎学生課が対策室を設置 山岳部滑落事故
山岳部の藤原功充さん(法夜・3年)が3月20日、長野県の御嶽山で滑落した事故で、学生課は大学内に対策室を設置。専門職員を現地に派遣するなどして情報収集にあたっている。【3月20日 神戸大学NEWS NET=UNN】
藤原さんたち山岳部の5人のメンバーは16日に入山。20日朝8時ごろ、継母山へのピークアタック中に滑落した。同じパーティーのメンバーはベースキャンプに戻り携帯電話で110番通報。長野県警がヘリコプターで捜索を行ったところ、午前11時ごろ救助され、病院に収容された。藤原さんは頭の骨などを折っており重体だという。
神戸大学生課は事故の通報を受け、大学内に対策室を設置。専門職員を現地に派遣するなどして情報収集にあたっている。
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◎山岳部員が重体 長野・御嶽山で滑落
共同通信によると、神戸大山岳部の藤原功充さん(法夜・3年)が3月20日午前、長野県の御嶽山で滑落事故に遭った。ヘリコプターで病院に収容されたが、重体だという。【3月20日 神戸大学NEWS NET=UNN】
藤原さんたちは5人パーティで行動しており、共同通信によると同じパーティのメンバーの110番によって、長野県警がヘリコプターで捜索を行った。
藤原さんは午後11時ごろ発見・救助され、病院に収容されたが、頭の骨などを折って重体だという。
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◎ATC建築卒業作品展 24日まで
建築系の学生による、ATC関西学生卒業作品展Vol.7「創っ展―TSUKUTTEN―」(アジア太平洋トレードセンター主催)が3月20日から24日まで、大阪南港ATCで開かれている。阪大、神戸大など16大学6専門学校の学生が参加する予定。【3月20日 UNN】
この作品展は、企画段階から学生が意見を交換しあいながらつくり上げていくもの。7回目の今回は、阪大、神戸大など16大学6専門学校から約300人の学生が参加する予定。
昨年に引き続き、最も優れた出展作品には「ATC関西学生卒業作品展2002年賞」が贈られる。今年は、審査員に建築家の池上俊郎さんらを迎える。
また21日から23日には、インテリアデザイナーの間宮吉彦さんらを招いて記念講演会も行なわれる。
●ATC関西学生卒業作品展Vol.7「創っ展―TSUKUTTEN―」
会 期 3月20日〜24日 午前10時〜午後6時
会 場 ATC・ITM棟12階特設会場(大阪南港)
主 催 アジア太平洋トレードセンター(株)
後 援 大阪府、大阪市、(社)日本建築協会ほか6団体
参加校 阪大、大市大、大工大、大産大、大芸大、近大、
京都精華大、神戸大、滋賀県大、神戸芸工大、摂南大、
奈女大、和歌山大、三重大、大工大短大部、
京都嵯峨芸大短大部ほか
▽記念講演会
会 場 ATC・ITM棟9階セミナールーム
定 員 200人(先着順・予約不要)
講 師 間宮吉彦(インテリアデザイナー)
3月21日午後3時〜午後4時半
西堀晋(プロダクトデザイナー)
3月22日午後3時〜午後4時半
難波和彦(建築家・大市大教授)
3月23日午後3時〜午後4時半
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◎硬式野球オープン戦 京大戦6−4で勝利
野球オープン戦対京大戦が京大吉田グラウンドで行われた。少ないチャンスをものにし着実に点を重ねた神戸大が6−4で勝利した。【3月19日 神戸大学NEWS NET=UNN】
神戸大は2回表、相手エラーなどで1死3塁のチャンスを作り、7番正橋の遊ゴロの間に1点を先取。4回、5回にも1点ずつを加え、リードを奪う。
しかし4回裏に先発平山の暴投によって1点を返される。7回には平山をリリーフした藤井が1点を取られ、3‐2と1点差まで詰め寄られた。しかし9回表、神戸大は8番久米の2塁打、1番丸山の3塁打など京大の2番手、相原を攻めてだめ押しの3点を奪い、京大を突き放した。9回裏、2点を返され最後まで粘られたものの、3番手浜野が踏ん張り、6−4で神戸大が勝利した。
5回を投げて被安打0失点1と好投した平山は「今日は直球が走っていてよかった。持ち味の直球をさらに磨いて春リーグに臨みたい」と力強く話した。
木口主将は「1人1人が自分の役割を自分で考えてプレーできていた」と今日の試合に満足した様子。守備からリズムを作る神戸大らしい野球は健在だった。(林暁子 記者)
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◎3団体、12人表彰 課外活動表彰式
平成13年度課外活動団体・部員表彰式が3月19日、神大会館六甲ホールで行なわれた。3団体、12人が表彰され、野上学長から表彰状が手渡された。【3月19日 神戸大学NEWS NET=UNN】
優秀団体に選ばれたのは全日本学生競技選手大会のフォーメーション部門で10連覇を達成した競技ダンス部、全日本学生カヌー選手権で総合3位に入ったレーシングカヌー部、関西学生ラクロスリーグで4連覇を果たしたラクロス部の3団体。
ラクロス部の前主将、宮崎弘和さんは「来年度もコーチとしてクラブに残るので、昨年成し遂げられなかった(全日本選手権)優勝を勝ち取りたい」と話した。優秀団体、部員は以下の通り。(岩生 航記者)
▽優秀団体
競技ダンス部
レーシングカヌー部
ラクロス部
▽優秀部員
久保田尚稔(レーシングカヌー部)
末吉雅和(演劇研究会)
黒岩陽平(競技ダンス部)
河上淳一郎(交響楽団)
熊野健(体育会本部)
山口章太(硬式野球部)
小西敏隆(弓道部)
藤野剛隆(柔道部)
阿部由紀子(女子バスケットボール部)
大畑篤郎(レーシングカヌー部)
西畑豪人(ラクロス部)
近藤弘芳(応援団総部)
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◎司法制度改革推進計画 閣議決定
政府は2002年3月19日午前の閣議で、「司法制度改革推進計画」を決定した。2010年には年間の司法試験合格者を約3000人に増加させることを目指す。【3月19日UNN】
計画は、裁判官や検察官の大幅増員を目指し、司法試験合格者を2002年は約1200人、2004年には約1500人にすると表明。裁判官らの大幅増員は、改革の最大眼目ともいえる「迅速な裁判」実現に不可欠だが、行政改革が進む中で財務、総務両省は難色を示しており、改革に向けた官邸の意思と指導力が改革の成否の鍵を握っている。
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◎研修医に公募制導入 医学部長病院長会議
2004年度から医師免許取得後の医師に2年間の研修が義務化されるのを受けて「全国医学部長病院長会議」は研修医制度の基本方針をまとめ19日、厚生労働省に提出した。【3月19日 UNN】
全国79の国公私立大でつくる「全国医学部長病院長会議」は19日、医療の質を高めるため、研修医の公募制を導入するなど、研修医制度の基本方針を厚生労働省に提出した。
受け入れ数に定員枠を設けたうえで、原則として自校出身者を半分以下に抑え、国の研修手当支給などを条件にアルバイト診療も禁止する。
厚生労働省は2002年度末までに研修内容や条件などのあり方をまとめる方針。毎年約8千人の医師を送りだし、7割を研修医として再び受け入れる大学側が国公私で一致してまとめた基本方針は、新制度を検討する軸となりそうだ。
同会議がまとめた方針は、1、大学病院と地域の病院が連携して、研修プログラムを作成、2、研修医を指導する医師数や研修医が担当できる患者数などから定員を算定、と明記。これらの内容は公表し、全国の国家試験合格者から研修医を公募し、自校出身者の比率を半分以下に抑える。
法律で研修が義務化されるのを根拠に「国が研修手当てを支給する」と、国費などによる負担を求めることとした。研修医の身分保証を条件にアルバイト診療も禁止する。
また現在、病院ごとに研修医数の定員制限がなく、手当なども規定がないため、人気のある私立大学付属病院に認数が集中して、研修医は数万円の手当しかないまま長時間労働を強いられる例が少なくない。生活費のためにほかの病院で夜勤当直アルバイトをし、未熟なまま一人で救急患者を担当する問題もある。今年2月、関西医大の研修医過労死訴訟で、大阪地裁は医大側に損害賠償を命じたが、背景にはこうした研修体制の不備があったと指摘されている。
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◎工学部が明石工専と単位互換 全国初
神戸大工学部と明石工専が18日、単位互換を行う協定を結んだ。2002年度から実施する予定。これまで、大学で受けた授業が高校の単位として認められる例はあったが、国立大と工専の単位互換はこれが初めて。【3月18日 UNN】
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◎新入生の生活相談をメールで みちくさプロ
神戸大生協組織部の企画作成サークル「みちくさプロジェクト」が、新入生の相談をメールで受け付け答える企画「新生活Q&A」を3月14日から開始した。【3月16日 UNN】
「新生活Q&A」では、大学に入って新生活を送り始める新入生の下宿や食生活、サークル、勉強などのさまざまな悩みをメールで受け付けている。相談に答えるのは現役の神戸大生であるみちくさプロジェクトの部員。みちくさプロジェクトでは「学生が自らの経験を元に相談に答え、新入生の不安を解消すると同時に生活提案を行う」ことをこの企画の目的としている。
相談メールは件名に学部・ペンネーム・性別を明記して「みちくさプロジェクト新生活Q&A」(メールsoudan@coop.kobe-u.ac.jp)まで。5月末まで受け付けている。(林暁子 記者)
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◎国立大の80%以上が5教科7科目へ 16年度から
国立大学協会が3月15日に、平成16年度の大学入試センター試験で、国立大学の80パーセント以上が受験生に5教科7科目を課すことが分かったという調査結果を発表した。同調査によると大外大は5教科7科目は実施しない。【3月15日 UNN】
同調査によると平成16年度の大学入試センター試験で受験生に5教科7科目を課す国立大学は、83パーセントにあたる79大学となってる。また平成17年度以降に5教科7科目を課すとしている大学も10大学ありこれを合わせると、国立大学の94パーセントが5教科7科目を課すことになる。
一方、5教科7科目を実施しないとしているのは、東外大、東芸大、大外大、鹿屋体大の4大学で、鳴門教大と熊本大は検討中としている。
今年は3教科を課した国立大学が65大学の135の学部、1教科だけのところも4大学の4学部だった。同協会は基礎的な学力が身に付いていない学生が増えているとして、おととし、受験生全員に5教科7科目以上を受験させるべきだとする提言をまとめ、国立大学がそれぞれ検討を進めてきた。
各大学の学部別の受験科目は、18日から大学入試センターのホームページに掲載される。アドレスはhttp://www.dnc.ac.jp。
なお、平成17年度以降実施の10大学は北海道教大、室蘭工大、小樽商科大、東北大、東大、東京医歯大、上越教大、兵教大、奈教大、高知大。
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◎神戸空港付近の水質悪化を発表 讃岐田教授
神戸大の讃岐田訓教授(水圏環境科学)が、神戸空港の埋め立てによって、大阪湾の水質が悪化しているとする調査をまとめ、3月14日から岡山大で始まる日本環境学会で発表する。【3月14日 UNN】
昨年8月、空港の埋立地をはさんで、神戸市垂水区沖から淀川河口付近までの10地点で海水を採取。海底付近の溶存酸素量(DO)を比較すると、空港の西側の4地点は約8ppmだったが、空港よりも奥の湾では3.35ppmに下がり、さらに奥では2ppmに満たない貧酸素状態だった。
海面近くでは植物プランクトンが多く発生し、富栄養化が進んでいるため、透明度も、空港を境に湾の奥は半分以下。
大阪湾の水質は一般に奥に行くほど悪くなるとされている。讃岐田教授は空港によって明石海峡からの潮流が阻まれ、海底に酸素が送られなくなるなど、一層の悪化を招いているとみている。同教授は魚介類が住めなくなる恐れがあるとして、神戸市に工事中止を申し入れている。
神戸市が同市沖で続けている水質調査でも、一昨年と昨年は海底付近のDOが低下する傾向が見られたが、気温が高かったせいではないかとしている。
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◎新生活に大きな期待 入学手続き始まる
前期入試合格者の入学手続きが3月14日から2日間、鶴甲第一キャンパスで行われている。昨年までは各学部で新入生の対応をしていたが、今年は手続き会場が一括化されている。【3月14日 神戸大学NEWS NET=UNN】
今年は鶴甲第一キャンパスの体育館で全学部の新入生の手続きが行われている。手続きの一元化、新入生の移動の軽減が目的だという。
14日、手続きに訪れた新入生はクラブ・サークルの勧誘などに囲まれながらも、その表情は晴れやかだった。春からの大学生活に期待を膨らませている様子。
農学部に入学する三善雅広さんは「これまでは勉強ばっかりだったので、大学でははじけたい。でも、生物の勉強ができるのはうれしい」と笑いながら話す。また、中には発達科学部に入学する女子学生のように「(入学するという)実感がない」と話す新入生もいた。
「今までしたことがなかったので、とりあえずバイトをしたい」と話すのは理学部新入生の池嶋康二さん。将来の夢を聞くと「それは大学で見つける」と笑った。
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◎人事課長が遺憾の意 事務長の飲酒運転
神戸大の事務長が勤務中に飲酒運転をしたとして、文科省が3月8日付で同事務長を減給10分の1、3ヶ月の懲戒処分にしたことを受け、人事課長は遺憾の意を示した。【3月13日 神戸大学NEWS NET=UNN】
人事課では昨年12月に送られてきた事務長の飲酒運転を指摘する匿名のファックスを受け、事実調査を行った。
青木正克・人事課長は「飲酒運転は事実だった。大変遺憾に思っている。今後、公務員としての規律保持につとめていきたい」と話している。
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◎4023人が受験 二次試験後期日程
全国的に4月中旬並みの暖かさとなった3月12日、国公立大学入学二次試験後期日程が行われ、全学部で4023人の受験生が受験した。【3月13日 神戸大学NEWS NET=UNN】
大学構内に続々と現われた受験生たちは、真剣な面持ちで足早に試験会場ヘ向かっていた。
経営学部を受験した滋賀県の男子生徒は外国語の試験について、笑顔で「できはまあまあ」と答え、手応えを感じた様子。「六甲台キャンパスは古風でいいかんじ。大学に入ったら留学してみたい」と話した。
娘が農学部を受験しに来たという母親(京都府)は、門の前で試験終了を待ちながら「夕べは本人は一睡もできなかったようです」と子供を心配していた。
後期日程の合格者は3月22日に発表される。
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◎院入試でミス 合否判定には影響なし
神戸大は3月11日、大学院入試問題の一部にミスがあったと発表した。合否判定への影響はなかったとしている。【3月11日 UNN】
ミスがあったのは、2月27日に実施した経済学研究科と3月4日に行なわれた国際協力研究科の、いずれも博士課程の入試問題。経済学研究科では選択問題の英語の小問題2つの配点で、各5点とすべきところを各10点と記載。国際協力研究科では、選択問題のスペイン語の和訳問題で文章末の1行が印刷されていなかった。
神戸大では昨年も大学院と学部編入の試験で3件の出題ミスがあった。
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◎病院長の専任化などを提言 付属病院長会議
国立大付属病院の改革を検討してきた国立大学医学部付属病院長会議は3月11日、病院長の教授兼任制度を改め、専任化することなどを盛り込んだ提言をまとめた。院長権限を強化、医療の質向上を目指す。【3月11日 UNN】
改革案は、多くの国立大病院で、院長が自大学の教授から選ばれ兼任している現行の制度を「職務に専念できない」と批判。専任化して、適任者を外部からも幅広く求めることを提言した。また、医師の採用や配置も「選考基準が不透明」とし、院長が人事権を掌握するよう求めている。卒業生の優先採用や縁故採用は「あってはならない」と厳しく指摘した。
また、研修医を含めた多くの医師が、他の病院でアルバイト勤務をしている実態を踏まえ、国立大付属病院として許容されるアルバイトの範囲を明文化することを求めた。研修医のアルバイトについては、禁止を提言した。
このほか、手術部や検査部など病院各部に所属する検査技師や臨床技師を、診療支援部(仮称)を設けて一元的に人事管理し、効率的な配置を進める方針も打ち出した。
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◎友情の物語、熱演 自劇卒業公演
神戸大自由劇場の卒業公演「リトルセブンの冒険」が3月9日と10日、尼崎ピッコロシアター中ホールで行われた。連日100人をこえる観客が訪れ、快活な劇を楽しんだ。【3月10日 神戸大学NEWS NET=UNN】
「リトルセブンの冒険」は、「白雪姫」に登場する7人の小人たちのその後の物語。王子様と結婚した白雪姫が去った後、離ればなれになった小人たちのもとに、ある女性が逃げ込んでくる。その女性から世界に危機が迫っている事を聞いた2人の小人たちは、それを阻止するために残りの仲間を集め始める。
小人たちの友情がさわやかなストーリーに、訪れた男子学生は「仲間っていいな、と思った」と感想を話す。劇中には随所にコメディ的な場面もあり、観客は笑い声をあげて楽しんだ。
劇のラストシーン、7人の小人たちはそれぞれに旅立っていく。それと重なるように、今回の公演で4年生たちは自由劇場を引退することになる。「(仲間と)ぶつかりあうこともあったけど、楽しい4年間だった」と、演出を担当した遠藤まめさん(国文・4年)。その仲間たちへは「離れても、これからもよろしく」とメッセージを送った。
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◎1880人が合格 前期試験合格発表
前期入学試験の合格発表が3月9日、やわらかな日差しのもと全学部で一斉に行われた。合格者は全10学部の合計で1880人だった。【3月9日 神戸大学NEWS NET=UNN】
雪だった昨年とはうってかわり、晴天に恵まれた今年の合格発表。法・経済・経営学部の合格発表が行われた六甲台第一学舎には発表前から、多くの受験生や保護者が集まった。発表が始まると掲示板の前は黒山の人だかりに。合格者からは「あったー」、「受かったー」といった歓声が次々に上がった。
応援団、アメフット部、ボート部による胴上げは今年も健在。合格者たちは手荒い祝福に戸惑いつつも、晴れやかな表情で宙を舞った。
「めっちゃ、うれしい。最高です」と喜びを爆発させたのは小学校から一緒の学校に通ってきたという須磨区の倉元真弓さんと藤田幸さん。ともに法学部に合格した2 人は「これからもずっと仲良しでいようね」と満面の笑みで抱き合った。
●神戸大前期試験合格者数一覧(数字は前から募集人員、志願者数、合格者数)
文学部 90人 251人 93人
国際文化学部 110人 318人 115人
発達科学部 190人 655人 200人
法学部昼間主コース 150人 521人 156人
夜間主コース 10人 43人 12人
経済学部昼間主コース 160人 385人 178人
夜間主コース 16人 162人 26人
経営学部昼間主コース 210人 787人 235人
夜間主コース 10人 120人 18人
理学部 102人 368人 108人
医学部医学科 70人 474人 70人
保健学科 111人 498人 116人
工学部 420人 1533人 436人
農学部 113人 413人 117人
合計 1762人 6528人 1880人
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◎落研、阪大と共演 ジョイント寄席
神戸大と阪大の落語研究会が共演する「神大阪大ジョイント」が3月9日、伝統芸能会館で行われた。7つのプログラムを交互にこなしつつ、両研究会それぞれの落語を披露した。【3月9日 UNN】
ジョイント寄席は毎年行われており、今回行われた番組は神戸大・阪大それぞれ3 人ずつによる落語と、2校の学生が共演してお題をこなす中喜利。子供からお年寄りまで約40人の観客が集まり、元気のいい落語を楽しんだ。
2番目に演じたみなと家どぜうさん(神戸大・1年)の落語は「寄合酒」。数人の男が食べ物を集めてきて料理を始めるが、無茶苦茶な調理をしたりして、結局食べ物が無くなってしまう。男たちのキャラクターを個性豊かに演じ分け、客席の笑いを誘った。
「(他団体とは)やり方が違うので、今回のような寄席は刺激になる」と拡益亭呉頓さん(神戸大・2年)。自身が演じた落語「太鼓腹」については、「集中力が乱れた」と厳しく、「最後まで粘って大笑いをとる落語をしたい」と今後の目標を話した。
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◎学長会議で独立法人化を説明 文科省
文科省は独立法人化に対する大学関係者の不安を取り除くため3月、全国7か所で開かれる国立大の学長会議に担当者を派遣し、独立法人化への理解を求めることを決めた。【3月8日 UNN】
同省では、調査検討会議が国立大を新たな独立法人に移行させたあとの具体的な運営方法などを検討しており、大学の運営に民間人を大幅に採用することなどを盛り込んだ最終報告を今月末にまとめることにしている。
しかし最終報告では、国立大の職員について国家公務員の身分を与えない「非公務員型」とすることなどが盛り込まれる見通しになっていることから、大学関係者などの間に不安や反対の声も強まっている。
これを受け同省は今月、全国の7ブロックで開かれる国立大の学長会議に担当の職員を派遣し、各学長に対して直接説明することを決定。各大学でより自由な職員採用が可能になるといった「非公務員型」の利点を詳しく説明して、独立法人化への大学側の理解を求めたいとしている。
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◎神戸は人手不足 監察医の現場を取材
兵庫県の監察医が神戸市内の葬儀会社員に行政解剖を手伝わせていたことについて、ニュースネットは監察医制度のある5都市の都府県庁に対し、各都市の監察医の現状を取材した。【3月8日 UNN】
葬儀会社の社員が行政解剖を補助
各都府県の知事が委嘱する監察医は現在、東京23区・横浜・名古屋・大阪・神戸の5都市にだけいる。そのうち、兵庫県の監察医数名が行政解剖の際、神戸市内の葬儀会社「神東社」社員に作業を手伝わせていたことが明らかになった。
神戸大医学部でも、監察医になっている教官2人が関係したことが分かっている。これについて前田盛(さかん)医学科長は教官らに対し調査・口頭注意する一方、「仕事量に対する人員が大変不足している」と、行政解剖の現場の状況を指摘する。
各都市での監察医制度の現状
埋火葬を行うためには死亡届が必要で、死因が明らかでなければならない。死因の不明な異常死体は死因を確認するため検案され、検案で死因が確定しなければ、行政解剖が行われる。
神戸の監察医の人数は11人で、仕事は交代制。神戸市での2000年における行政解剖件数は801件。検案件数1172件に対する解剖実施率は7割近くになる。また、解剖を行うために神戸大医学部の施設を借用している。
ほかの都市で見ると、横浜の検察医は3人で、同年の検案件数・行政解剖件数は3356件・1102件。ただ、検案・行政解剖に関する費用は遺族負担になる。
東京・大阪は専用の施設を持ち、それぞれ常勤の職員がいる。監察医の人数は大阪は常勤・非常勤合わせて30人以上、東京は常勤職員が10人程度で、加えて非常勤職員がいる。検案件数・行政解剖件数は東京が1万132件・2261件、大阪が3411件・978 件。
名古屋は司法解剖が多く、監察医は8人。検案件数・行政解剖件数は6件・6件となっている。
検案件数に対する行政解剖率を見ると、兵庫県はほかの4都市に比べて高く、県職員も「人材不足は深刻だ」としている。
最終的に行政解剖の実施を決めるのは監察医で、「(もし監察医らが)適当にやっていたなら今回の問題は起こらなかった。今回の状況は、むしろ監察医らの熱心さを表している」と前田医学科長。だが、「モラル上はやはり不適切。医師をバックアップする体制が必要」と話す。
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◎飲酒運転で懲戒処分 神戸大の事務長ら
共同通信によると、神戸大の事務長が勤務中に飲酒運転をしたとして、文科省は3 月8日、同日付で事務長を減給10分の1、3カ月の懲戒処分にした。【3月8日 神戸大学NEWS NET=UNN】
文科省によると、経費削減などのため事務長は自らトラックを運転して大学の物品の運搬業務も担当。2000年9月1日から01年11月2日までの期間に計13回、運搬作業中の昼食時に補助の職員とともに中ジョッキの生ビール1、2杯を飲み、再びトラックを運転していたという。
神戸大はほかにも、同様に飲酒運転をしていた職員1人を戒告処分にし、飲酒した職員7人を厳重に口頭注意した。
共同通信の報道によると、昨年12月、事務長の飲酒運転を指摘する匿名のファクスが学内に寄せられたことを受けて内部調査をした結果、事務長が事実を認めたという。
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◎同窓会IT化の動き kobe-u.com始動
神戸大の同窓会の連合体「学友会」が進める「kobe-u.comプロジェクト」が本格始動し、メールマガジンなどの発行を行っている。4月には有志がプロバイダー事業も立ち上げる。【3月7日 神戸大学NEWS NET=UNN】
神戸大は戦後から、旧制の学校や大学の統合・移管を繰り返して現在の各学部ができたという歴史を持つため、同窓会も学部や学科別に活動している。そこで各同窓会相互の交流を図るため、同窓会の連合体「神戸大学学友会」が1979年に組織された。さらに学友会はネット上での活動を開始するため、2001年秋に「kobe-u.comプロジェクト」を立ち上げた。
まず、東京や大阪の地区別の同窓生で活動していた、ホームページ制作メンバーを統合。学生が取得していた「kobe-u.com」のアドレスを譲り受けた。昨年12月には、学友会のホームページを立ち上げ、月刊メールマガジンなどとともに、主に同窓会員向けに情報発信を始めている。
さらに2月16日には、有志が集まって、卒業生や、学生、教職員向けのプロバイダー事業を行うベンチャー企業「株式会社神戸学術事業会」の設立発起人会が大阪で開かれた。4月から本格的な活動を始める。この法人の設立で、生涯使える大学名の入った『kobe-u.com』アドレスを提供でき、ゼミやクラブのOB仲間でメーリングリストも使えるようになる。
近い将来は、学生対象の就職セミナーの開催や、大学の研究部門と企業をITで結び付けるなど「産学官連携」も視野に入れているという。
また、国立大の改革が求められている中で、財源確保や研究・講座の支援に卒業生の存在は大きくなってくる。同プロジェクトの高瀬進さん(1994年工卒・2001年営院修了)は「同窓会も巻き込んで基盤を強化しようという、大学本体の戦略ともマッチしたんです」と分析する。
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◎国の責任明らかに 溝上さんの遺族ら
2000年3月、大日岳で起きた遭難事故で、遺族が国を相手に訴訟を起こした件で、溝上さんの両親は「(国の)責任なしの見解は疑問。司法の場で責任を明らかにしたい」と話した。【3月7日 神戸大学NEWS NET=UNN】
事故の後、文科省は2001年3月に「事故を予見することは不可能だった」とする事故報告書を発表。11月には遺族に対し「国に責任はなし」という見解を伝えた。
2人の両親は国が安全配慮義務を怠ったとして、事故からまる2年となる3月5日、国を相手に2億790万円の損害賠償を求める訴訟を富山地裁に起こした。
溝上国秀さん(当時2年)の両親はニュースネット委員会の取材に対し、「(文科省の)報告書は学術的見解から事故は不可抗力だったということを書かれているだけで、事故はなぜ防げなかったのかということを説明していない。あんなのは報告書と呼べない」と国の対応に強い不信感を示した。また「プロのリーダーがいたのに、なぜあれだけ大きい雪庇(せっぴ)を見逃したのか。過ちがあったことは確かなのだから、司法の場で責任を明らかにしていきたい」と話した。
一方、溝上さんが所属していたワンダーフォーゲル部では、クラブ活動中の事故に準ずるとして、捜索活動に協力するなど、事故直後から部として対処を行なっていた。9月には都立大ワンダーフォーゲル部と合同で追悼登山を敢行。昨年12月には事故後の対応、追悼手記などが書かれた事故報告書を発表した。
事故後、ワンダーフォーゲル部では全ての雪山、山スキー活動を中止。文科省登山研修所の冬山登山研修も再開のめどはたたないなど、事故の影響は2年たった今も残っている。
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◎学生センターが始動 3月6日から
鶴甲第一キャンパスの学生センターに移転した、学生部学生課・厚生課が3月6日から業務を再開した。また、学生なんでも相談室などを新たに設け、学生のニーズに応えていく構え。【3月6日 神戸大学NEWS NET=UNN】
以前まで本部庁舎にあった学生部学生課・厚生課が3月5日、鶴甲第一キャンパスのA棟1階ホールの「学生センター」に移転し、6日から業務を開始した。初日はまだ窓口にも引っ越し用コンテナが積まれていたが、新しく各学部から引き継いだ授業料免除申請の受付業務などには、すでに学生が訪れていた。
また、学生センターには新たに学生なんでも相談室を設け、なんでも相談員となった学生課職員が幅広く学生の相談に応じる。「学内での悩みを持ちかける最初のきっかけになれば。内容に応じた相談先を紹介するコーディネーターみたいな存在でもある」と学生部。
ほかにも、課外活動団体との話し合いに活用されるミーティングルームや、就職資料を置き、ハローワークの元社員などを相談員とする就職相談室も設置する。
以前、学生課・厚生課があった本部2階の区画には、研究協力課や国際交流課が入居する予定。
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◎遺族が国相手に訴訟 大日岳の遭難事故
北アルプス・大日岳で2000年3月、文部省(現・文科省)主催の登山研修会に参加した神戸大生ら2人が死亡した遭難事故で、この2人の遺族が3月5日、国を相手に訴訟を起こした。【3月5日 UNN】
遭難事故は、2000年3月に行われた同省登山研究所主催の大学山岳部リーダー冬山登山研修会で起こり、研修会の参加者27人のうち11人が雪庇(せっぴ)崩落事故に巻き込まれた。9人は無事だったが、神戸大の溝上国秀さん(当時2年)と、都立大の内藤三恭司さんの2人が死亡した。
文科省はその後、事故を予見することは不可能だったとし、国に責任がなかったことを遺族に伝えたが、2人の両親は国が安全配慮義務を怠ったとして国を相手に2億790万円の損害賠償を求める訴訟を富山地裁に起こした。
《参照記事》
・ワンゲル部員、立山連峰で遭難 行方不明〜2000年3月5日
・今回は22大学が参加 「文部省登山研修」初の遭難〜2000年3月5日
・1960年代、相次ぐ大学山岳部遭難で設置 文部省登山研〜2000年3月6日
・「わずか3メートル」で明暗分かれる 脱出した学生証言〜2000年3月7日
・溝上さんらの捜索進まず 今日も無念の猛吹雪〜2000年3月8日昼
・「地上捜索は打ち切りへ」通信社報道〜2000年3月10日夜
・捜索をネットでみまもる学生・教職員 メールもあいつぐ〜2000年3月11日夜
・溝上さん、家族が確認 大日岳遭難から四か月〜2000年7月12日
・溝上さん発見から一ヶ月 仲間と歩いた6年〜2000年8月11日
・「国に責任なし」 大日岳転落死亡事故〜2001年11月29日
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◎今後の対応検討する 神東社の解剖補助で
兵庫県の監察医が行政解剖の際に葬儀業者に作業を手伝わせたことについて、神戸大医学部は関係した教官2人を3月1日に口頭注意し、今後の対応を現在対応している。【3月4日 神戸大学NEWS NET=UNN】
監察医制度は東京、横浜、名古屋、大阪、神戸の5つの都市に敷かれており、都府県知事が監察医を依託する。神戸では神戸大の教官3名のほか県職員や、近隣の地域から法医学の医師ら合わせて11人が監察医になっており、死因不明の遺体の行政解剖などを行う。
神戸では神戸大医学部を監察医務室としており、神戸で行政解剖を行う際は医学部に搬送されるが、搬送などを請け負う神戸市内の葬儀会社「神東社」が解剖の作業を手伝うことがあった。神戸大医学部は2月28日の毎日新聞の取材を受けて調査を行い、教官2人が関係していたことが判明。「違法ではないが、資格を持っていない人に手伝わせるのは不適切」として教官らに口頭注意した。
3月4日現在、医学部では「これ以上の措置については今後検討するつもり」としている。
●兵庫県県民生活部健康福祉局医療・太田稔明課長の話
「監察医制度は地域の公衆衛生や安全、個人の権利を守るために必要なもの。法上では監察医以外の解剖への立ち会いは禁止されていないが、今回は関係者が葬儀業者だったことが倫理的な問題となっている。実際の監察医の現場では労力・予算の不足などが深刻だが、もう少し透明性のある体制を目指す」
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◎医学部教官も関与か 葬儀会社が解剖補助
3月3日付の毎日新聞朝刊によると、兵庫県の監察医が神戸市内の葬儀会社社員に対し、行政解剖の手伝いをさせていたことが3月2日、分かった。神戸大医学部でも3人の教官が監察医になっている。【3月3日 神戸大学NEWS NET=UNN】
監察医制度があるのは神戸市など全国5都市だけで、死因が不明な場合に、死体解剖保存法に基づいて遺体の検案・行政解剖を行う。犯罪被害の疑いがある遺体の司法解剖などとは異なる。監察医は都府県が設置し、兵庫県では県職員の医師1人と外部委託の医師10人に監察医を依託している。
県では1978年から遺体の搬送、遺族への引き渡しなどを葬儀会社「神東社」に依託してきた。同社は警察などから連絡を受け、遺体を神戸大医学部へ搬送するが、毎日新聞によるとそこでの行政解剖などに社員も立ち会っていた。臓器摘出や解剖後の遺体の縫合(ほうごう)を手伝っていた元社員もいるという。
教官3人が監察医になっている神戸大医学部では3月1日、関係していたと見られる2人に対して口頭注意した。
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