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神戸大NEWS NET 2001年12月のニュース




◎研修医を公募予定 大学付属病院で

 2004年度から国家試験に合格した医師に対して臨床研修が義務化されるに向け、国立大医学部付属病院長会議は同年度から、各大学病院が研修医を全国から公募することで合意した。42の国立大学の付属病院が加わる同会議の常置委員会が12月18日指針として提示した。【12月18日 UNN】

 同方針は、医師の流動化を促し、競争原理を通じて医療の質の向上を図るのが狙い。指針によると、各大学病院が研修内容や指導医数、先輩研修医の進路実績などを公開し、研修医予定者はこれをもとに希望病院を複数選び順位をつけて応募する。私大出身者も応募できる。
 病院は、応募者に面接などの試験を行い、選抜順位をつける。双方の順位をコンピューターで照合して選抜。公立、私立大付属病院や、厚労省指定の病院も希望があれば参加可能という。
 研修医の所属は各診療科でなく、病院ごとに設置する「研修センター」とする。研修医は2年間で内科、外科、救急部、小児科、産婦人科の5科で研修。ほかの病院と連携して研修を実施するのが原則。「指導医1人につき研修医は2人以内」との基準も示した。
 現在は免許取得後、出身大学などの医局講座に所属する医師が多く特定領域しか診られない医師が増加している。医局の方針で人事や研究内容、治療方法などが左右され、他大学の医療技術が学べないなどの閉鎖的側面も問題となっている。研修医を選抜する基準もあいまいだった。
 研修内容や実績は、全国組織の第三者機関が評価し、一般に公開する方針。研修希望者が病院を選ぶ基準となり、病院間の競争も促される。ただ、新制度を完全実施するには、所属があいまいになる研修医の身分保障などが課題になりそうだ。

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◎生協に影響大きく 鈴木書店の倒産

 人文系専門書を中心に取り扱っていた鈴木書店が12月7日、東京地裁に自己破産を申請した。取引のあった神戸大生協でも大きな影響が出ていることが13日、分かった。【12月13日 神戸大学NEWS NET=UNN】

 神戸大生協では岩波書店などの人文系専門書を鈴木書店からの入荷に100パーセント頼っており、全ての取引の30パーセントが鈴木書店とのものだった。現在は大手取次会社・日販との取引に切り替えており、購入できなくなる書籍はないという。また、値段が変わるということもない。
 しかし、規模が小さく、小回りの利く鈴木書店の倒産で生協に影響が出ないわけではない。その一つが返品の問題。普通の書籍は入荷から3ヶ月以内なら取次会社に返品できるが、岩波書店などの専門書は買い切りと言われ、それができない。しかし、鈴木書店には融通を利かせてもらい、返品できるよう配慮してもらっていた。大手の日販にはできないことだという。
 返品できなくなれば、売れそうにない本の入荷には踏み切ることはできない。人文系専門書の入荷は「10冊入れていたものが5冊に、1冊が0冊にということは考えられる」と書籍部学生会館店長の武田守さんは話す。
 武田さんは学生の活字離れにも頭を痛めている。「みんな、本を探しきれていない。今は文庫でも読みごたえのあるいい本はいっぱいあるのに」と武田さん。鈴木書店の倒産で専門書の品揃えが悪くなれば、神戸大生の活字離れがさらに進む可能性もあるという。

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◎悲願の優勝ならず ラクロス全日本

 ラクロスの全日本選手権決勝が12月16日、江戸川区陸上競技場で行われた。神戸大は昨年王者のVALENTIA(クラブチーム1位)に4−16で敗れ、悲願の初優勝を逃した。【12月16日 神戸大学NEWS NET=UNN】

 準決勝で同大に競り勝ち、6年ぶり2度目の決勝進出となった神戸大。決勝の相手は2連覇中で、日本代表候補を13人揃える強豪・VALENTIAとの対戦となった。
 試合は序盤からVALENTIAペース。どうしても取りたかったという先制点を、開始早々AT相澤に決められると、その後も神戸大はVALENTIAの速いスピードと正確なパス回しに翻弄され、失点を重ねてしまう。一方、オフェンス陣もMF宮崎を中心にカウンターで反撃にでるが、相手の早いプレッシャーと厳しいチェックにあい、思うように攻撃がつながらない。結局、2−7の5点ビハインドで前半を折り返した。
 後がない神戸大は後半、オフェンス陣が奮起。相手ゴール前に攻め込み、次々とシュートを放つ。しかし簡単にはゴールを割らしてくれず後半もわずか2得点に終わった。逆に攻めに出たディフェンスの穴を狙われ、第4Qには大量6失点。結局、最後まで流れを変えることはできず、4−16で大敗、念願の初優勝はならなかった。
 
 「相手が強すぎた。経験したことのないスピードとテクニックだった」(宮崎主将)「うちのディフェンスが簡単に破られた。さすが日本一のチーム」(三宅ヘッドコーチ)と選手、コーチも脱帽するほどの大敗。試合終了のホイッスルがなると選手たちは悔しさから、みな涙を浮かべた。宮崎主将も「ここまで来たら勝ちたかった」と悔しさを話す。しかし準優勝という過去5年で最高の成績を残せたことに「シーズン始めを考えると(準優勝)は上出来。このチームを誇りに思いたい」と満足な様子で一年を振り返った。

 スタンドでは16人の応援団を含む約250人が応援に駆けつけ、おなじみのオレンジ色のメガホンを振った。後半、大勢が決しても「まだいける!」「あきらめるな!」と声援を送り続け、試合後には「よくがんばった」「準優勝おめでとう」とねぎらいの言葉をかけていた。顧問の辻本教授は「最後まで学生らしい闘志を見せてくれた。本当に選手、コーチにはおつかれさまと言いたい」と話した。
 
●第12回男子ラクロス全日本選手権大会決勝(12月16日・江戸川区陸上競技場)

VALENTIA 4 3 3 6=16
神 戸 大 1 1 1 1=4
【VALENTIA】相澤3、岡部3、丸山3、高橋3、村松、開、大林、川上
【神戸大】筒井、宮崎、藤井、小室


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◎vゴールで決勝へ 男子ラクロス

 男子ラクロスの全日本選手権準決勝、神戸大−同大が12月9日、鶴見緑地球技場で行われた。神戸大はサドンデス(延長戦)の末、8−7で勝利し6年ぶりの決勝進出を決めた。【12月9日 神戸大学NEWS NET=UNN】

 リーグ4連覇と関西で敵なしの神戸大にとって、長年の目標が全日本選手権での優勝。しかしこの3年間、タレントプレーヤーをそろえながら準決勝で涙をのんできた。「1年間この試合のためだけにやってきた」(宮崎主将)神戸大にとって勝たなければならない試合だ。
 一方、同大は前日行われた1回戦で、強豪のなにわラクロスクラブ(クラブチーム2位)に勝利。準決勝は7年ぶりに大学同士の対戦となった。神戸大と同大は今年、リーグ戦、ファイナル3と2度対戦(1勝1敗)。ファイナル3決勝では15−6と圧勝しているが、勢いがありけっしてあなどれない。
 リベンジ、そして決勝進出をかけ、両校とも今まで以上の緊張と気合の中、試合が始まった。

 試合は前半から激しいボールの取りあいとなった。第1Qは1−2とリードを許すが、第2Qに小室、田中の両ATがゴールを決め逆転。しかしその後は同大の好ディフェンスで追加点をあげれず3−3で前半を折り返した。
 後半も、両者全くひかないシーソーゲームが続く。個人技で勝る神戸大はMF服部、筒井のロングシュートなどでゴールをを奪うが、同大オフェンスもゾーンディフェンスの隙をうまく突き、なかなか突き放すことができない。
 そして6−6で迎えた第4Q9分、中盤を支配し次々とシュートを放つ神戸大は、MF宮崎のゴールで再び勝ち越す。しかし、あとがない同大は、12分すぎから怒とうの攻めを見せる。懸命に守る神戸大だったが残り1分、MF東野にまさかの同点弾を決められ、試合は延長戦(サドンデス)に突入した。
 勢いにのる同大は、延長で3本の決定的シュートを放つが、ここでG西がスーパーセーブを連発。得点を許さない。そして延長4分、右サイドを駆け上がったMF服部が、勝利を決めるVゴールを叩き込み、接戦を制した。

 「(勝利の瞬間は)頭の中が真っ白になった。本当にうれしい」と満面の笑みで喜びを表現した宮崎主将。「向こうの気合もすごかったが、気持ちで負けるつもりはなかった」と大接戦を振り返った。決勝Vゴールを決めた服部選手も「絶対決めるつもりで打った。気持ちで入れました」と話した。
 6年ぶりに決勝(12月16日・江戸川区陸上競技場)進出を決めた神戸大。選手にとってはもちろん初めての舞台となる。悲願の日本一まであと1勝、宮崎主将は「初めての決勝だけど悔いの残らない試合をしたい」と抱負を語る。顧問の辻本義幸・国際文化学部助教授も「今年の神戸大は負けを糧に強くなった。関東の友人に自慢できるように(決勝でも)いい試合をしてほしい」とエールを贈った。

●第12回ラクロス全日本選手権大会(12月9日・鶴見緑地球技場ほか)
【男子】
▽準決勝
神戸大 1 2 3 1 1=8
同 大 2 1 2 2 0=7
(延長Vゴール勝ち)
【神戸大】服部3、小室2、宮崎、田中、筒井
【同 大】東野2、鈴木2、柏、相田、福田

慶 大    0 0 6 3=9
VALENTIA 7 1 1 3=12

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◎今年も準決勝進出 男子ラクロス

 第12回ラクロス全日本選手権大会が12月8日、舞洲運動公園球技場で行なわれた。神戸大は東海学生1位の名城大と対戦、10−3の大差で勝利し準決勝進出を決めた。【12月8日 神戸大学NEWS NET=UNN】

 今年で4年連続出場の神戸大。開始早々、対戦相手の名城大MF瀬戸に先制されるも、神戸大のAT竺の得点を皮切りに順調に得点を重ね、第1Q終了時に4−1と差をつける。第2Qは、名城大がゾーンディフェンスに切り替えたことに戸惑いを感じ1得点しか奪えなかったが、第3Qに更に4得点を追加。9−2の大差をつけた神戸大は、第4Qは明日の準決勝に向け体力温存策をとり、結果10−3の大差で圧勝した。
 プレー・オブ・ザ・マッチに選ばれた主将のMF宮崎は「初戦突破してうれしい」とこの試合の勝利を喜んだうえで、「決められるシュートがもっとあった」など、厳しく試合を評価。 3年連続で敗退している準決勝について、宮崎主将は「去年負けた日から、この1年間次の試合のため頑張ってきた」と明日への意気込みを話した。

●第12回ラクロス全日本選手権大会1回戦(12月8日・舞洲運動公園球技場)

神戸大 4 1 4 1=10
名城大 1 0 1 1=3


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◎笑いある感動劇 自劇11月公演

 自由劇場の11月公演「天国から北へ3キロ」が六甲台講堂で上演された。公演は11月30日から3日間に渡って行われる。【12月1日 UNN】

 今回、自由劇場は2つのグループに分かれて、11月公演と12月公演を1週間ごとに上演する。11月30日から3日間に渡って行われたのは三谷幸喜原作の「天国から北へ3キロ」。会場となった六甲台講堂には50人ほどの観客が訪れた。夜の公演ということもあり、ひざかけやカイロ、熱いお茶なども用意されていた。
 作品は急に死んでしまった若い女の霊が、恋人と別れたくないために天国に行こうとしないというもの。しんみりとした内容と軽妙なコメディーを織り混ぜた内容となっていて、客席も笑いと感動とに交互に包まれた。
 演出の丹ちえさん(4年)は「高校のころからやりたい作品だった。初日が終わり、初めて劇が人の手に渡り、娘を嫁に出した気分」と作品への思いを語った。また、主演の木原なつこさん(3年)は「脚本を見たときにとても気に入った。今回の舞台はとっても素晴しく、この舞台で役を演じることができて幸せ」と、舞台の仕上がりに満足した様子だった。

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