談話室(2015年)

 2015.09.09 浅井 彰二郎 「二年生になりました」

 小、中、高と同じ神戸で同窓同期の、滝沢の章ちゃんに誘われて、2014年7月に入団しました。前回の演奏会をいっしょに聴いた妻も、「楽しそうじゃない、入ったら?」と言ってくれました。入団の挨拶では、「夢はセミコンダクター屋からコンダクターになること」と大口をたたきましたが、今の本音は、「練習について行くのがたいへん」です。

 しかし、東京六甲男声では、合唱の初心者に対し「合唱基礎講座」を施してくれます。合衆国の渡来者教育、citizenship programのような寛大さに感心、感謝しています。練習日には、毎回新鮮な驚きと刺激があります。若き好奇心の呼び覚ます不思議な充足感があり、これなら続けられそうです。達成感の方はこれからですが。

 ところで、先日の総会で、予算議案に端を発した、指揮者の責任と団員側の自己研鑽についての論議と、それに対する幹部と指揮者のリアクションを、すばらしいと思いました。常に向上をめざす組織ならば欠くことのできない、自律的な改善能力を見た思いです。内部での自由闊達な意見の交換を許す、という、この合唱団の本当の力だと感じました。

 レパートリーはむろん国際的、経験を異にする団員の個性も多様、発生母体である神戸大や旧商大グリーのネットワークに止まらず、異分子も取り入れて伸びて行く東京六甲。根っこにはやはり港都神戸の精神があるのかもしれません。後や横から聞こえる先輩方の頼もしい声音に励まされ、練習より得意な「万里のいっぱい」を楽しみにやっています。

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 2015.03.05 益子 正稔 「私の暗譜法」

 先日のマーキュリー・グリー・クラブの演奏会には大勢の方々に来て頂き、この場を借りて改めて御礼を申し上げます。さてその最終ステージでは魔笛の有名なアリア、「女房か恋人がいれば」と言う曲を男声合唱で演奏しましたが、私の場合にはやはり楽譜とバズル雑誌があればこの世は天国と思いながら歌っていました。

 最近はどこでもテナーが少ないと言うこともあって呼ばれることが多く、結果として7つの合唱団にかかわっているので、練習で歌う機会が多いのですが、折を見て楽譜を見返したりすることも必要です。そういう場合は楽譜、スマホ、パズル雑誌をリュックに詰めて、首都圏一筆書き133円の旅に出ることにしています。唯ぐるぐる電車に乗っているだけですが、私にとってはさしずめ移動する個室のようなものです。その日は、車窓の風景には目もくれず、ひたすら楽譜を追っています。最近はスマホで音源を聞きながら譜読みができますので、一段と効果が上がるようになりました。私の利用する津田沼駅始発は、4時25分なので終電までの約20時間が、暗譜や譜読み、合間にパズルをする時間となります。乗車区間や時間帯によって曲目を変えたりすると気分転換になります。私の好きなのは、武蔵野線を東京から府中本町まで90分かけて乗ったり、湘南新宿ラインで茅ヶ崎から高崎まで乗ったりするのですが、3月14日からはわが故郷の常磐線も品川まで乗り入れたりと、ずいぶんと新しいルートが増えるのでとても楽しみにしています。

 東京六甲男声に入団して、神戸に行く機会も増えましたが、次回は青春18切符を使って各駅停車、片道10時間の旅で行きたいと思っています。その移動時間を暗譜のために使ったら、大分合唱が楽しくなるなと今から楽しみです。(青春18切符、首都圏大回り乗車というキーワード検索ができますので、ご興味のある方はトライしてみてください)

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