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活躍するOB 神戸大学トピックス バックナンバー
vol.29 (2006.01〜2006.03)
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映像作家の安田真奈さん(1993年法卒)は、多方面で活躍中。 安田真奈さんが監督し、上野樹里さん主演の映画「幸福(しあわせ )のスイッチ」は、今秋公開予定となっている。この映画の、「撮 影日記」が下記ブログに掲載されている。
安田真奈監督の撮影日記
http://ameblo.jp/shiawaseno-switch/
【参考】
1)topics(2005.5.12)安田真奈さん(1993年法卒)監督脚本の映画がDVDに!
2)安田真奈さんのホームページ
http://education.ddo.jp/yasuda/
(2006.03.31)
3月17日付日経紙(夕刊)に、1月29日に91歳で死去した元帝人 社長徳末知夫さんの追悼記事が掲載された。徳末さんは、1938年 に神戸大学の前身校の旧神戸商業大を卒業、1980年から3年間帝人 の社長をつとめた。ワンマン社長で通算約27年間社長をつとめた 大屋晋三さんの死去翌日に社長に内定した。徳末さんの社長時代 には、前社長が手がけた不採算部門からの撤収だった。
物静かで寡黙。「決して自分をひけらかすことはなかった」と、 徳末さんが社長在任中に医薬担当の部長だった土肥俊彦帝人副社 長はが故人の思い出を語っている。
(2006.03.30)
3月9日付の日経紙「経済教室」欄で、岡本好央関西経済同 友会医療改革委員長(1966年営卒、元住友信託銀行副社長)が、 今国会で関連法案が審議されている医療制度改革について論じて いる。以下は、その要旨。
政府案では、「高齢化に伴う一人当たり医療費が年率3%増加 する」ことを仮定している。これは医療費抑制が本格化した1990 年代以降の実態を反映していない。また、電子カルテの相互利用 等「医療のIT革命」にも踏み込んでいない。これらは一例である が、今国会で関連法案が審議されている医療制度改革は、斬るべ き点が多い。
(2006.03.29)
ご参考作家・城島明彦さんの著書『船と船乗りの物語』が、生活情 報センター社から刊行された。定価は1500円。本書は、「船や港 について知りたい」という少年の持つ好奇心を満たす。そのよう な意図で書かれている。巻頭には様々な船のカラー写真。目次を 開くと、クルーズ客船、コンテナ船、タンカー等様々なテーマが 盛り込まれていることが分かる。ユニークなのが巻末付録。船長 になるには、海上社員の新人研修の実情といった「就職情報」が 掲載されている。
神戸商船大学が、神戸大学海事科学部となったことも解説され ている(216ページ)。本書は、日本郵船の協力のもと作成された。 210ページには、神戸商船大学の最後の卒業生(49期生)阪口宏介 さんが登場し、日本郵船での社員教育内容の紹介もある。阪口さ んの最初の航海は「NYKアフロディテ」への乗船。シンガポール まで飛行機で飛び、そこからヨーロッパへ向かった。本書には、 同社の女子採用状況についての言及もある(201ページ)。2003年 の女子採用は5名、翌年は6名だった。全体の採用は、例年20-25 名だった。
本書の著者城島明彦さんは1946年三重県の生まれ。少年の頃、 海を見て育つ。早稲田大学政経学部を卒業後、東宝、ソニーに勤 務した経験があり、『ソニーの壁』といった著書がある。「けさ らんぱさらん」でオール読物新人賞を受賞、現在は作家。
(2006.03.28)
3月17日付の日経紙の「経済教室」欄で、宮尾龍蔵教授(経済 経営研究所)は、今回の日銀の量的緩和政策終了に関し論評してい る。以下は、その概要。
今回の枠組みは英国やカナダのインフレ目標政策とは以下の二点 で違いがある。
(1)目安の金利水準が0−2%でこれらの国の目標値より低い
(2)目安達成までの機関が“中長期”と長めに設定されたこと
日本経済が供給側の生産性向上により、景気が回復しても物価が 上がりにくい構造に変化が進んでいることを考えれば、“中長期” という設定もバブルとその後のデフレを未然に防ぐ工夫だと理解で きる。しかし、“ファンダメンタルズ改善、景気拡大、低インフレ 、資産価格上昇”という可能性は、今後ともありうるわけで、資産 価格には十分の注視が必要である。
(2006.03.27)
横山光宏教授(医、循環器内科)らは1万8千人以上の高脂血 症の患者を5年間観察した結果、「魚の脂から抽出したエイコサ ペンタエン酸(EPA)を使った治療薬を併用することにより、狭心 症などの冠動脈疾患の発症率が2割減少した」との大規模臨床試 験結果を得た。この成果は24日から名古屋市で開催される日本循 環器学会で発表される。当該薬品の名称はエパデール。持田製薬 が販売している(3月19日付日経)。
(2006.03.24)
神戸大学ボート部・OB会共通の会報である「神漕」46号が、 この3月に発行された。今号の目玉は、昨年5月1日から4日にかけ て開催された「朝日レガッタ」で、「エイト」部門が第3位の快 挙をなしとげたこと。神戸大の入賞は1965年(昭和40年)の2位以 来40年ぶりである。2005年5月4日付朝日新聞では、「創部102年 の伝統がある神戸大が男子エイトで久しぶりに決勝進出を決めた 」ことを報じていた。順位は以下のとおり。
1位 明治安田生命
2位 立命館大学
3位 神戸大学
4位 大阪大学
5位 滋賀大学(経済)
「神漕」巻末には現役・OBの名簿とともに100年以上の伝統を誇る 漕艇部(ボート部の正式名称)の物故者名簿が出ている。明治期の 卒業生である丸谷喜市(神戸大学の前身校である旧神戸商大学長)、 石井光次郎(元衆議院議長、神戸大学正門・門標の揮毫者)、椿本 説三(椿本チェイン創業者)等の名を散見でき、同部の輝かしい伝 統をひしひしと感じる。
(2006.03.23)
ご参考3月10日に死去した早川武夫神戸大学名誉教授(法)は、東京 大学法学部の学生時代、作家三島由紀夫と親しい友人関係にあっ た。 三島由紀夫の小説「永すぎた春」には、早川名誉教授をモ デルにした学生(28歳、若禿の同級生宮内)が登場している。 「永すぎた春」は、映画化されており、同級生“宮内”の姿を見 ることができる。
早川名誉教授(当時は専修大学教授)は、有斐閣の広報誌「書斎 の窓」285(1979年7月)に、「三島由紀夫のこと」というエッセ イを寄稿していた。そのなかで、三島由紀夫との最初の出会いは 1944年(昭和19年)10月、東大法学部の“軍事教練”のときだった と回想してしている。
【参考】
1) 2005年11月24日付topics
2)2006年3月13日付ニュースネット
(2006.03.22)
3月10日付毎日新聞で、大阪大学宮本又郎教授(みやもと・また お、1967年神戸大経卒、同大学院博士課程中退)が、「東西の要衝 「情報集積都市」」のタイトルのもと、大阪の経済史を語っている 。以下はその概要。
江戸時代の大坂の代名詞は「天下の台所」。江戸に比べて武士の ウェイトは極めて小さかった。江戸時代の初期、大坂では運河の開 削により舟運路が開ける。注目すべきは、このような土木工事が町 人によって進められたこと。また、享保15年(1730年)設立の堂島米 会所では、米の先物取引が行われていた。また、米相場の動向は、 「旗振り通信」により中国、北九州方面、江戸方面へ伝えられるル ートを持っていた。今日のインターネットの先駆けのようなものだ 。
(2006.03.20)
ご参考一海知義(いっかい・ともよし)神戸大名誉教授、筧久美子(か けひ・くみこ)神戸大名誉教授、筧文生(かけひ・ふみお)立命館大名 誉教授の共著『漢語いろいろ』(岩波書店)が、刊行された。定価 は2400円+税。同じ漢字を使用していても、中国と日本では、意味 が違ってくる。例えば、「名月」が輝くのは日本だけ。また、中 国では、「魚の目」が、「鶏眼」になったりする。「漢語を知れ ば中国はもっと深く理解できる」というのが本書のキャッチフレ ーズ。3人の著者による文章は何れも短い。せいぜいが見開き2ペ ージ程度と読みやすくなっている。
3月17日付週刊読書人で、本書を落語家の立川談四楼さんが紹介 していて、「面白くてためになる」、「引き締まった文章」、「 どこから読んでもいい本」と評していた。立川さんは、トイレの ような集中できる場所で、2,3編づつ読むことを勧めている。
(2006.03.17)
洋菓子販売をネットと店舗で販売し、相乗効果を得る。(有) フランツ社長の眞田泰秀さん(1997年営卒)が、3月7日付神戸新聞 で紹介されている。眞田さんは神戸大学の学生時代から食品や雑 貨を扱う商売に携わっていた。「お菓子を通して神戸風味を」の 思いから、2003年に洋菓子をフランツ(本社;灘区六甲町1)を設立 した。
「半熟チーズケーキ」「半熟プリン」等の自社工場で作った商 品が評判を呼ぶ。楽天市場でも実績をあげ、お菓子・ケーキ部門で は常に上位にランクされている。一方、今年の2月からは三宮のさ んちかに店を出した。ネットとの相乗効果を狙う。
【参考】http://www.frantz.jp
(2006.03.16)
3月11日付日経紙で全国の「大学発ブランド商品」が紹介されている。
・金沢大の「輪島塗の小物入れ」、「カラフルな和ろうそく」
・信州大の「山ブドウ原料のワイン」
・同志社大の「ワイン」
・北海道大の「札幌農学校名入クッキー」
・東京大の「メロン」、泡盛「御酒」
・早稲田大の「万年筆」等々
神戸大学では、東京・日本橋の三越で販売の「神戸大学ビーフ」 のほか、ジャガイモ、ナシ等が紹介されている。また、近々発売さ れる「新品種の酒米を利用した日本酒」の紹介もあった。「神戸大 学ビーフ」に関しては、消費者の「大学のお肉だったら安心ね」と いう東京の消費者の声も引用されている。
(2006.03.15)
昨年12月にソニーを退職した服部恭之さん(1998年経卒)が 、ベンチャー企業潟Rネクティー(本社東京都千代田区一番町)を 立ち上げた。昨年、経営者を発掘するコンテストに参加したとこ ろ「実績もないのになぜか優勝してしまった」のが、独立を選ん だ動機(日経アソシエ 1月17日)。
服部さんは神戸大学ラクロス部のOB。卒業後、ソニーに入社し 人事部に配属された。当時まだ日本に根付いていなかったインタ ーンシップ導入するなど新機軸を持ち込む。「枠を限定せず、や りたいことに邁進」というのが服部さんのモットー。「上司がダ メでもその上を落とす」ことも実践した。
潟Rネクティーの概要については、下記を参照。
http://www.connecty.co.jp/
(2006.03.14)
現代保険経済
ご参考1979年に初版を発行、その後版を重ねてきたロングセラー 『現代保険経済』(千倉書房)の第8版が3月に刊行される。本書は 、保険業法の改定、日米保険協議をはじめ、保険業を取り巻く諸 情勢を反映し版を新たにしてきた。
水島名誉教授の最初の著書は、40年以上前に同じく千倉書房か ら出版された『近代保険論』。第8版の序文で、水島名誉教授は 往時を回想し、昨年急逝した千倉孝前千倉書房社長に対する追悼 の言葉を述べている。
(2006.03.13)
「日本女性史」
ご参考昨年、文化功労者に選ばれた脇田晴子さん(1956年文卒)の 著書『日本女性史の研究』が英訳され、東京大学出版会から刊行 される。定価は8200円+税。訳者はモナシュ大学教授のアリソン 時田さん。
「東京大学出版会新刊案内」3月号では、本書は脇田晴子さん の主著であり「様々な階層における性別役割分担、中世社会の女 性観・母性観、ライフサイクルの分析を通して中世的な「家」や 中世社会の構造分析に新たな視点を提示する」と紹介している。
【参考】2005年11月15日付トピックス
(2006.03.10)
2月23日、東京・神田の如水会館で開かれた水霜談話会(注) で、江頭邦雄如水会(一橋大学同窓会)理事長の講演があった。以 下は、その概要。
一橋大と如水会が合同で「財政基盤強化委員会」を作った。ま た、今後の新入学生からは「如水会加入誓約書」を書かせること にした。これにより、70%の加入率を100%に引き上げる。「平成 卒業生の会」の活発化をはかっている。田中康夫、松井道夫、石 原慎太郎等を講師に招き集客をはかった。
大阪、井の頭等地方支部、ブラジル、ニューヨーク等の海外支 部に理事長以下が出張、支部の活性化を図っている。
(注)水霜(すいそう)談話会は、1934年(昭和9年)の創設。如水 会(一橋大)、凌霜会(神戸大)両同窓会会員有志から構成されてい る。戦時中の中断はあったが、今日に至るまで講演会、懇親会、 工場見学会等の行事を行ってきた。
(2006.03.09)
2月12日付の日経紙「読書欄」の“今を読み解く”で、根岸 哲教授(法)が、改正独禁法の影響についての解説を寄稿している 。以下は、その概要。
1月4日施行の改正独禁法は課徴金の原則売り上げの10%への引 き上げ、刑事罰の強化、情報提供した企業への課徴金免除などを 骨子としている。談合が必要悪とされる時代は終わり、割りにあ わないものになりつつある。
根岸教授は、立法担当者、弁護士、企業の実務家らによって書 かれた新独禁法解説書や、談合の実際についての書物を紹介し、 「弁護士にとっても企業法務担当者にとっても、“独禁法リスク マネジメント”が重要になってくる」と述べていた。
なお、根岸教授はこの3月末で退官。最終講義が2月22日に行わ れた。テーマは「法学部・法学研究科と経済法と私」。
(2006.03.08)
リクルートが発行する話題のフリーマガジンフリーペーパー 「R25」。その「2月10日-16日」号に、塚本昌彦教授(工)が登場。 ウエアラブルコンピュータが、テーマである。ここ数年、よく見 かける言葉に「ユビキタス」がある。そこで、ユビキタスコンピ ューティングの研究者として著名な、神戸大学の塚本昌彦教授が 直撃される。
「先生、ユビキタスをわかりやすくご説明いただくと…?」と いう質問に対して、塚本教授は「50年前はオフィスひとつを占領 しないといけなかったようなコンピュータの機能が、今は机の上 に載るサイズになっていますね。これが今後は、豆粒大、ごま粒 大になっていきます。そして身の回りのいろいろなものに埋め込 まれて、新しい使い方が始まるんです。いたるところにコンピュ ータネットワークが構築され、いつでもどこでもアクセスできる ということです」と答える。
続いて「だから先生は、ヘッドマウントディスプレイをつけて いるんですね…?」との質問。これに対して塚本教授は「ユビキ タス社会は、モノ、場所に加えて、人にもコンピュータがつくん です。だから、ウエアラブルコンピューティングは必須」と応じ ていた。
(2006.03.07)
ご参考内藤文雄教授(営)の新著『財務諸表論 ミドルクラス』が、税 務経理協会から刊行された。定価は2800円+税。金融商品会計、デリ バティブ会計、リース会計、税効果会計等“最新のテーマ”に的を 絞った財務諸表論のテキストである。巻末には、セブンーイレブン ・ジャパン社の承諾のもと、同社の有価証券報告書が「付録」として 添付されているのも本書の特色。詳細な索引も付いており、学生、 実務家にとって便利な本である。
(2006.03.06)
大阪市立近代美術館(仮称)心斎橋展示室で「生誕百年記念前田 藤四郎展」が3月21日まで開催されている。観覧料は500円(高校・大 学生300円)。前田画伯は1904年明石氏の生まれ。1927年(昭和2年)、 神戸大学の前身校である神戸高商卒業後、松坂屋宣伝部に勤務等を 経て版画の世界に入り、モダニズムの雰囲気を取り入れたモダンな 作品を世に送り出した。
JR大阪駅中央コンコースの北側にある巨大な陶板画「大阪の四季・ 祭」も前田画伯の作品。版画、グラフィックデザイン、挿絵と多方 面で活躍した。存命中には神戸大学の社会科学系学部・大学院の同 窓会誌「凌霜」の表紙絵を描いている。
詳細は下記ホームページ参照。
http://www.pref.osaka.jp/f_inf/koho/kh00001/kh12285000249.html
(2006.03.03)
東京会場の案内カード戦前からの商大の流れを汲む神戸大、一橋大、大阪市大。この 三大学の合同写真展「旧三商大写真展」が、東京、大阪で開催され る。OB、現役がともに参加する賑やかな内容。
・東京展
3月2日から7日まで。新宿野村ギャラリー(新宿駅西口、新宿野村 ビル1階ロビー)。10時から19時まで。ただし、7日(火)は17時まで。
・大阪展
3月11日から16日まで大阪市立総合生涯学習センター(大阪駅前第 二ビル)で開催される。9時30分から21時30分まで。ただし、12日(日 )、16日(木)は17時まで。
「旧三商大写真展」は、今年70周年を迎える。第1回は、1935年( 昭和10年)に東京・日本橋の小西六本店ホールで開催された。今般の 記念展は、アサヒカメラ誌も注目、3月号302ページには神戸大写真 部OBの竹内淳一郎さん(1963年営卒)も顔写真付で登場。同誌編集部 とのヤリトリが記録されている。
今般の展示では「歴史コーナー」が注目を集める。戦前の「三商 大写真展」創設当時からの出展作品、カメラ雑誌の講評記事、案内 はがき、ポスターも並ぶ。
(2006.03.02)
ご参考東京農大 湯浅浩史教授(1963年農卒)が、神戸大学農学部同窓 会の会報「六篠会報」第20号(2005年12月20日発行)で、朝日新聞夕 刊に連載中のコラム「花おりおり」を語っている。以下は、その概 要。
朝日新聞のコラム「花おりおり」は、2005年10月で1400回を越え た。世界に新聞はあまたあるなか、新聞の第一面に“花や植物”の 記事が連載されることは、ないといってよい。全国紙の一面に「花 おりおり」の連載がゆるされるのは、日本人に植物への親しみや理 解が底流しているからであり、日本の文化と言えよう。生け花、盆 栽、俳句の季語など洗練された文化だけではない、花見のように男 性が昼間から集団で花を見て、飲み、食べ、歌う花の習俗は、世界 のどの民族にもない。また、生垣や行事植物など普段は余り気に止 めない衣食住以外の植物利用も、日本独自の伝統が少なくない。
湯浅教授教授の連載「花おりおり」を集めた単行本『花おりおり 愛蔵版』第一集〜第四集(朝日新聞社、定価各2100円)は、全国の書 店で好評発売中。
(2006.03.01)
NHK大阪放送局の「かんさいニュース1番」(月-金午後6時10分、 VHF2チャンネル)の住田功一、朝山くみ両キャスターは、ともに神戸 大の卒業生。
住田アナは、1983年卒(営)NHKに入社、熊本、鳥取放送局を経て、 東京では、「おはよう日本(早朝5,6時台)」や「生活ほっとモーニン グ」を担当。2001年に大阪に異動で、夕方の「かんさいニュース1番 」を担当。著書に『阪神大震災ノート 語り継ぎたい。命の尊さ―生 かそうあの日の教訓を』(2003年、一橋出版)がある。
朝山さんは1999年卒(経)。東海テレビ(名古屋市)に入社後、土曜 午前の報道番組「報道原人」などを担当、幼児向け教養番組「すく すくぽん」のテーマ曲を歌ったこともある。2004年にフリーになり、 同局のリポーターを経て、昨年10月から「かんさいニュース1番」の キャスターになった。
【参考】ニュースネット委員会提供「キャンパスニュース」
http://home.kobe-u.com/top/newsnet/baknews/newsbak200602a.html#news_4565
(2006.02.28)
ご参考北九州大学米沢茂教授(1972年文卒)と脇條靖弘氏の共訳著 『ソクラテスの宗教』が、法政大学出版局からウニベルシタス 叢書の一冊として出版された。全巻528ページの大著で、定価は 6300円。
本書の原著者はマーク・マックフェラン。「ソクラテスの弁 明」「エウテュフロン」など、原典中の数々の「証言」を吟味 し、「西洋の宗教思想の開拓者」としてのソクラテス像を鮮明 に描き出している。ソクラテス思想の百科事典的性格も併せ持 つ大著。
(2006.02.27)
2月6日付フジサンケイ・ビジネスアイ(旧日本工業新聞)に 川崎重工業大橋忠晴社長が登場、新年にあたり抱負を述べてい る。記者からの「社長2年目を迎える2006年はどんな年にしたい ですか」の問いに答えて、大橋社長は次のように応える。
「経営環境は明るくなるだろう、とみています。分社化した 大きな子会社も含め『全事業プラス(黒字)』というのをやりた い。決して無理ではない、と思ってますよ。経営状況は(全事 業黒字化を)普通に言えるようになってきた、と思います」と。
(2006.02.24)
2005年12月26日、神戸大学大学院経済学研究科と日本経済 研究センターが学術交流協定を締結した。同センターにおける 研究・研修活動と、神戸大学大学院経済学研究科における研究・ 教育活動の一層の充実を図ることが狙い。
協定の第一弾として、2006年4月から同センターの研究員が、 神戸大学経済学研究科で連続講義を行う。実践的な経済学教育 を志向する「スキルアップコース」に所属する大学院生を対象 としたもので、経済データの読み方から経済分析ソフトウェア の活用法までわかりやすく説明する。この講義は、同センター の会員も有料で受講が可能(講義の日程、申込みなどは、3月以 降の当センターホームページに公表される)。以上は、「日本経 済研究センター会報」2006年2月号から。
(2006.02.23)
週刊東洋経済1月28日号は、通巻6000号の記年号。第1特集 は「中国の新事実」、第2特集は「CSR:従業員重視の経営」と なっている。第2特集では、國部克彦(こくぶ・かつひこ)教授 (営)がコーディネータをつとめるシンポジウム「CSRを企業の DNAに」が掲載されている。その後のページには、國部教授の 特別寄稿「CSRバブルを越えて 理念からプロセスへ」も掲載 されていた。
(2006.02.22)
1月17日付日経アソシエ誌にコネクティ社長服部恭之(はっ とり・やすゆき)さん(1998年経卒)が登場、体験を語っている。 服部さんは、神戸大学卒業後ソニーに勤務した。人事部に配属 され、まだ日本に根付いていなかったインターンシップ導入す るなど活躍したが、今年1月独立してコネクティ (http://connecty.co.jp) を起業した。
「枠を限定せず、やりたいことに邁進」というのが服部さん のモットー。「上司がダメでもその上を落とす」は、モットー のひとつ。ソニー時代の実体験を踏まえたものらしい。
(2006.02.21)
ご参考土屋基規(つちや・もとのり)教授(発達)他編著の新刊『いじ めととりくんだ国々-日本と世界の学校におけるいじめへの対応と 施策』がミネルヴァ書房から刊行された。定価は4500円+税。
本書は2003年に、セント・キャサリング・カレッジ(オックスフォ ード大)神戸インスティテュートが開催した“いじめ”に関する国 際教育セミナーが基礎となっている。このセミナーは、西塚泰美 前神戸大学長の発案により実現した(あとがき)。
本書は土屋基規(執筆者代表)、添田久美子、P.K. スミス、折出 健二の4人が編集にあたり国内外の多数の執筆者たちが参加してい る。執筆者の過半はイギリス、オーストラリア、韓国、中国、イ タリア、スペイン、カナダ、アイスランド等の外国人。日本を含 め各国の“いじめ”事情と対策が報告されている。いじめを国際 的にアプローチしたユニークな本である。
(2006.02.20)
世界のきもの
ご参考2005年11月に、日外アソシエーツ社から出版された『日本の 写真家』という本がある。この本には1929年以前に生まれた写真 家839人のプロフィールと業績が掲載されている。田中薫名誉教授 (経)も、その中の一人として登場、写真分野の著書『地学写真』 (1935年、古今書院)、『地理写真手帳』(1960年、古今書院)の紹 介もあった。
田中薫名誉教授(経)(1898-1982)は、神戸大学で経済地理を講じ 、1958年に神戸大学日本チリ合同パタゴニア探検隊長をつとめた 地理学者。このときの記録は、毎日新聞社から『大氷河を行く 南米チリ・パタゴニア探検』という著作となっている。田中名誉教 授は、経済学部教授としては珍しく、東京大学から氷河の研究で 理学博士の称号を得ている。一方、皇室デザイナーの田中千代さ んとの“おしどり夫婦”として、広く知られていた。夫妻共著の 『世界のきもの』(1965年、保育社)いう著作もあった。
田中薫教授は、神戸大学退官後成城大学教授となり、早稲田大 学でも講義を行った。そのような経緯から、夫は神戸大学経済学 部で田中教授の講義を聴き、妻は早稲田大学政経学部で田中教授 の講義を聴いた・・。そんなカップルも生まれている
(2006.02.17)
ご参考
ご参考2005年12月25日付日本経済新聞に、昨年の経済・経営書ラン キングがリストアップされている。このリストは2004年12月から 2005年11月までに刊行された経済・経営書を大正に29人の経済学 者、経営学者、エコノミスト等にアンケートを求め所定の方法で ランキングしたもの。小川進、加護野忠男、金井壽宏(何れも営) 教授は、メンバーのひとり。
ランキング第1位は大竹文雄教授(大阪大学)の『日本の不平等』 (日本経済新聞社)。神戸大学からは、第3位に小塩隆士教授(経)の 『人口減少時代の社会保障改革』(日本経済新聞社)が、第18位に 三品和広教授(営)編著『経営は10年にしてならず』(東洋経済新報 社)がランク入りしていた。
(2006.02.16)
ご参考
ご参考フリーライター梶山寿子(かじやま・すみこ)さん(1987年 文卒)の新著『雑草魂-石川光久 アニメビジネスを変えた男』 が、日経BP社から刊行された(定価は1500円+税)。
本書は、梶山さんの前著『ジブリマジック―鈴木敏夫の創網 力』(2004年、講談社)に続くアニメビジネス・シリーズ第2弾 ともいえる作品。今、世界が注目する「プロダクションI.G」 (ジャズダック上場企業)の創業者、石川光久社長の半生とその 経営哲学を軸に、プロダクションI.G社の歴史を辿る内容にな っている。
なお、2月24日発売の幻冬舎の新雑誌『ゲーテ』にも、梶山 さん執筆の石川社長に関する記事が掲載される。
【参考】http://bpstore.nikkeibp.co.jp/item/main/148222206480.html
http://nikkeibp.jp/style/biz/person/ig/
(2006.02.15)
ご参考西久保慎一(1978年工卒)さんが社長をつとめるスカイマ ークエアラインズ社は、本年2月16日に開港する神戸空港(マリ ンエア)にいち早く乗り入れを決め注目を集めた。
同社の羽田-神戸間の運賃は10000円と、JR新幹線の東京-新 神戸間の運賃(のぞみ指定の場合、14670円)を大きく下回る。 加えて49日前予約のスカイバーゲン(事前購入割引)は、5000円 という破格の運賃を打ち出した。
発表された時刻表(2月16日から3月15日)によると、羽田-神戸 間神戸-羽田間に1日7往復14便が就航する。同社の航空券は、 JTB、JR東日本「びゅうプラザ」、日本旅行、近畿日本ツーリス ト、PTS等大手旅行代理店や大学生協で購入可能。また、インタ ーネットで予約、購入も可能だ。
詳細は、スカイマークエアラインズのホームページ参照。
http://www.skymark.co.jp
(2006.02.14)
ご参考『大江戸曲者列伝 太平の巻』が新潮新書の一冊として 本年1月に刊行された。定価は756円。本書は野口武彦名誉教 授(文)が、2003年6月から2005年8月まで「OH!EDO物語」とし て週刊新潮誌に連載した歴史物語シリーズ108回分がまとめら れている。1回分が400字詰原稿用紙で7枚半。分量はゴシップ に丁度よい。有名、無名の歴史上の人物(八百屋お七、荻生徂 徠、新井白石、絵島生島等)が登場する。
『大江戸曲者列伝 太平の巻』発刊に際して、新潮社のPR 誌「波」2005年2月号に野口名誉教授が自著の紹介記事を書い ている。タイトルは、「歴史はゴシップだ」。なお、本書には 続編の『大江戸曲者列伝 幕末の巻』が準備されている。発行 は2月末の予定。
(2006.02.13)
財団法人神戸都市問題研究所が発行する「都市政策」第 122号(2006年1月)が刊行された。この号の特集は「空港が開 く都市の未来」。黒田勝彦教授(工)の「神戸空港開港を控え て」等4本の論文が収録されている。42ページ以下の神戸空港 に関する資料(年表、施設概要等)は便利。神戸空港は2月16日 開港する。これに先立ち、2月2日にポートライナーが空港ま で開通済み。
(2006.02.10)
ご参考神戸大学百年史編集室野邑理栄子(のむら・りえこ)助手の 新著『陸軍幼年学校体制の研究――エリート養成と軍事・教育・ 政治――』が吉川弘文堂から刊行された。定価は、8500円+税。 軍部の政治的発言力がきわめて強大となった昭和戦前期、陸軍 首脳部の重要ポストは陸軍幼年学校出身者で占められていた。 なぜ陸軍は実力主義を放棄し、閉鎖的なエリート養成制度を つくり出したのか。本書では、このような陸軍幼年学校体制が 発足した日清・日露戦間期に注目する。この時期、いかにして 陸軍幼年学校発足していったのか。その過程を軍事史・教育史・ 政治史研究の視点から総合的に解明する労作。
本書の構成は、以下のとおり。
序 章 陸軍幼年学校体制の歴史的位置付け
第1章 陸軍幼年学校体制はなぜ発足したのか
第2章 日清戦後における軍事と教育の相剋
第3章 隈板内閣と「陸軍幼年学校問題」
第4章 陸軍幼年学校の特権化―財政危機の中で―
終 章 陸軍エリート養成制度にみる近代日本―陸軍幼年学校体制発足期―
野邑さんは、2002年神戸大学大学院総合人間科学科博士課程 後期修了。現在は、神戸大学百年史の資料収集、編集に当たっ ている。
(2006.02.09)
三井ボランティアネットワーク事業団(注)の広報誌「Mitui V-Net」(2006年1月)に、神戸大学留学生センター瀬口郁子教授が登 場、神戸大学の留学生事情等を語っている。
神戸大学では、60カ国から約1000人の留学生を迎えていること、 三井ボランティアネットワーク事業団の留学生に対する温かい支援 に対する感謝の気持ちが表明されている。また、スマトラ沖地震津 波発生の際に、同事業団が留学生たちの母国に対して寄せられた支 援についても言及があった。
(注)三井ボランティアネットワーク事業団は、三井系企業各社で構 成されるボランティアを目的とする団体。高齢者(シニア)が社会活 動に積極的に参加し、活躍できる環境を創り出すことを目的で三井 グループ有志各社の協力を得て、1996年に設立された。
(2006.02.08)
経済経営研究所伊藤宗彦助教授は、2月17日に東京・丸の内三菱 ビル内カンファレンス・スクエア・エムプラスで開催される組織学会 定例会で講演を行う。演題は「製品戦略マネジメントの構築 デジタ ル機器企業の競争戦略」。参加費は、組織学会会員1000円、一般2000 円。事前申し込みは不要。当日開場受付にて申し受けする。
http://wwwsoc.nii.ac.jp/aos/pdf/seminar20060217.pdf
(2006.02.07)
朝日新聞夕刊(東京本社版)の連載コラム「就職力」(1月10日、17 日)に、神戸大学が取り上げられた。このコラムは、朝日新聞東京本社 版のみの企画。Let'sという若者向けのページの一部を形成している。
本記事の担当記者は朝日新聞東京本社の長沢美津子さん。神戸に出張 して、就職支援室、job-navi等神戸大学の就職関係部署・団体等の取材 を行った。次いで地元東京の神戸大学東京オフィスの取材も行っている 。1月10日付(上)では、就職支援室、学生の就職支援サークル、大学生 協等様々な組織から構成されるユニークな組織「キャリアサポートネッ トワーク」を紹介する。一方、1月17日付(上)では、学生サークルjob- navi、東京オフィス、神戸大学でのキャリア教育の現状(発達科学、国際 文化)等が紹介されている。
神戸大学の就職先データも開示されている。ちなみに、最多就職先は 、三井住友銀行とトヨタで、ともに20名。また、就職以外のテーマとし て、キャンパス内にある阪神淡路大震災慰霊碑、安全をテーマにした「 21世紀COEプログラム」(建築、土木が連携)、海事科学部にある練習船、 国の登録文化財に指定された経済経営学部校舎(本館)、兼松記念館、図 書館、講堂などの建物群の紹介もあった。
(2006.02.06)
(クリックで拡大)4月15日(土曜日)、東京六甲男声合唱団第1回定期演奏会が開催 される。同合唱団は、神戸大学グリークラブOBで構成される。以下 はその概要。
日時:4月15日(土曜日)開場13:00 開演13:30
会場:浜離宮朝日ホール
三友合唱団が賛助出演する。
曲目(東京六甲男声合唱団)
ドン・コサック望郷のロシア民謡(ヴォルガの舟唄 ほか)
美しき日本の歌(からたちの花 ほか)
ブロードウエイヘようこそ(Sunrise Sunset ほか)
第2ミサ曲(Deuxième Messe),グノー(Charles Gounod)作曲
指揮:横山 昭 , 静川 靖敏 ピアノ:佐藤 良子
曲目(三友合唱団)
レクイエム(REQUIEM)より ジョン・ラター(John Rutter)作曲
指揮:長野 力哉 ピアノ:更江 真生子
ソプラノ:大塚 恵美子 オーボエ:法月 智子
協賛:神戸大学東京凌霜クラブ(設立40周年記念事業)
後援:東京都合唱連盟
入場料:1,000円(全席自由)
お問合せ:大野 紘 042-726-3578
なお、チケットは東京凌霜クラブでも扱う。
電話:03-3211-2916
(2006.02.03)
ご参考1月15日付日経紙読書欄に、東京大学植田和男教授(経済学部長) の著書『ゼロ金利との闘い』の書評が掲載されている。評者は地主敏 樹教授(経)。地主教授は著者たちが考案した「時間軸政策」(注)に焦 点を当てる。この「時間軸政策」は、困難に直面した日銀が手探りで 案出した新兵器。ITバブル崩壊後のアメリカでも踏襲された。本書で は、「その基礎となる専門理論が見事なまでに平易に解説されている 」と述べている。
(注)植田和男教授は元日銀政策委員。日銀は「デフレ懸念の払拭さ れるまで」ゼロ金利を継続するとか、「インフレ率が安定的にプラス になるまで」量的緩和を続けるとか約束することで、将来に関する期 待を変化させて、現在の経済を支えようとした。
(2006.02.02)
1月18日第1回竸基弘賞の受賞者が神戸で発表された。受賞者は、 東工大の塚越秀行助教授と国際レスキューシステム研究機構の城間直 司研究員。記念の盾などが贈られた。この賞は、阪神淡路大震災で亡 くなった神戸大学大学院生竸基弘(きそい・もとひろ)んにちなんで創設 された賞である。
竸さんは、阪神淡路大震災当時神戸大大学院自然科学研究科博士課 程在籍の大学院生で、下宿の建物が押しつぶされたため死去した。そ の2ヶ月前、九州大学で開催されたロボット学会で、竸さんは初めて演 壇に立った。その夜、竸さんは指導を受けていた松野文俊助教授(当時 神戸大、現電気通信大教授)に居酒屋で「人の悩みを聞いて助けるドラ えもんのようなロボットを作りたい」と打ち明けた。
震災後、松野さんは、竸さんの訃報、混乱などで無力感にさいなま れた。そして研究テーマをレスキューロボット開発に変更する。2001 年に発生した「9.11テロ」を境にして、レスキューロボットの必要性 が認められるようになる。松野さんはNPO「国際レスキューシステム研 究機構」を作った。このNPOが若手研究者の表彰制度を創設、竸基弘賞 が創設されたのである(1月14日、19日朝日)。
(2006.02.01)
ジャパンフォーカス会長の青木正博さん(1959年理卒)が、「ひめ じ観光大使」に就任した。本年1月24日付で、石見利勝姫路市長、社団 法人姫路観光協会米田徳夫会長から委嘱を受けたもの。
青木さんは、1977年に医療機器専門商社ジャパンフォーカス(本社: 東京都文京区)を設立、代表取締役に就任した。2004年に代表取締役会 長に就任した。今後は、社業の傍ら「ひめじ観光大使」として故郷の 姫路市へ観光客を誘致する等のボランティア活動を引き受ける。
(2006.01.31)
歌人で画家の南輝子さん(1967年)の個展が1月24日迄、のギャラ リー島田(神戸・ハンター坂)で開催された(2006年1月19日付神戸新聞 )。今般の個展は、歌集「ジャワ・ジャカルタ百首」の出版を記念して 催された。この神戸新聞の記事を書いたのは、平松正子記者。平松さ んは1992年神戸大文学部の卒業生で、南さんの後輩に当たる。平松さ んは、記事の冒頭で南さんの水彩画を次のように表現する。
「雨が川、海へと流れ、やがて再び空に帰って、生命を育んできた 、水。神戸市在住の歌人・画家南輝子さんが描く野菜画には、そんな 優しく豊かな生命力が輝いている」
南さんの絵や短歌は、インドネシアの工場責任者として1945年、現 地住民に虐殺された父に向けて発せられる。「あらゆる表現で平和を 訴えたい。それが父から託された使命と思うから」と南さんは語る。
画業ばかりではない。南輝子さんの短歌は、本格的である。1999年 神戸新聞文芸「短歌」年間最優秀賞を受賞、2002年に上田三四二賞第 1席となった。多才な南さん。プロデュースしたピアニスト板橋文夫さ んのCD「燦燦」がスイングジャーナル誌五つ星を獲得したという実績 もある。
(2006.01.30)
2月20日から26日まで、銀座渋谷画廊にて平岡巖さん(1959年営 卒)のスケッチ展「石畳のうた・運河の詩」が開かれる。今回の個展で は南スペインの陋巷、ヴェネチアの運河等がモチーフとなっている。
平岡さんは、神戸大学の学生時代からメリケン波止場でスケッチを するなど絵が好きだった。日本団体生命(現アクサ生命)に勤務時代は 趣味として絵を描いていたが、定年退職後は本格的に取り組んでいる 。個展はこれで10回目。神戸大学の社会科学系学部・大学院の同窓会 機関誌の表紙には、平岡さんの絵が度々登場している。
銀座渋谷画廊
住所: 中央区銀座7-8-1 渋谷ビル2階
電話: 03-3571-0140
03-3571-0240
(2006.01.27)
ご参考大阪府立大学堀江珠喜教授は、『男はなぜ悪女にひかれるのか- 悪女学入門 』(2003年、平凡社新書)、『人妻の研究』(2005年、ちく ま新書)等ユニークな著作を次々と刊行する異色の文学者として知ら れている。
堀江教授は、早くも神戸大大学院時代からエッセイを公表していた 。かつて阪急六甲駅等にあった南天荘書店発行の書店誌「野のしおり 」も活躍の場のひとつだった。朝日新聞コラム「私と環境」(2005年 11月27日)に寄稿、私生活と環境問題に関して薀蓄を傾ける。今、は いているスカートは、45年前幼稚園の時にシンデレラを演じた際に着 用していたものといった堀江教授の実践にはチョットびっくりする。 母上は、日本電信電話公社時代の“黒い電話器”をいまだに使用中と のこと。その血をひいているらしい。
(2006.01.26)
朝日新聞夕刊(東京本社版)の連載コラム「就職力」(1月10日、1 7日)に、神戸大学が取り上げられた。このコラムは、朝日新聞東京本 社版のみの企画。Let'sという若者向けのページの一部を形成してい る。
本記事の担当記者は朝日新聞東京本社の長沢美津子さん。神戸に出 張して、就職支援室、job-navi等神戸大学の就職関係部署・団体等の 取材を行った。次いで地元東京の神戸大学東京オフィスの取材も行っ ている。1月10日付(上)では、就職支援室、学生の就職支援サークル 、大学生協等様々な組織から構成されるユニークな組織「キャリアサ ポートネットワーク」を紹介する。一方、1月17日付(上)では、学生 サークルjob-navi、東京オフィス、神戸大学でのキャリア教育の現状 (発達科学、国際文化)等が紹介されている。
神戸大学の就職先データも開示されている。ちなみに、最多就職先 は、三井住友銀行とトヨタで、ともに20名。また、就職以外のテーマ として、キャンパス内にある阪神淡路大震災慰霊碑、安全をテーマに した「21世紀COEプログラム」(建築、土木が連携)、海事科学部にあ る練習船、国の登録文化財に指定された経済経営学部校舎(本館)、兼 松記念館、図書館、講堂などの建物群の紹介もあった。
(2006.01.26)
1月26日(木)から1月31日(火)まで、東京・新宿の京王百貨店で「 福井県 越前・若狭の物産と観光展」が開催される。男女とも平均寿 命が“全国最上位”の福井県民。その秘密は「食」にあるのかもしれ ない。「福井県 越前・若狭の物産と観光展」では、越前がに、越前 おろしそば、焼き鯖寿し等新鮮で美味な福井の海の幸、山の幸との出 会いがある。また、1500年の伝統がある越前漆器等の工芸品も展示即 売される。
大阪の出身、神戸大学で学び、卒業後は刈谷(愛知)、米国、東京等 で仕事に就いていた山本雅敏さん(1964年経卒)。今は、福井県副知事 として活躍中だ。今年の「福井県 越前・若狭の物産と観光展」は、 丁度10回目。「首都圏の方々は、是非お越しください」と、山本さん は呼びかける。
詳細は下記へ。
http://info.pref.fukui.jp/seiki/tokyo/events/kankobussanten0601.html
(2006.01.25)
12月20日付日経紙の「経済教室」欄に北坂真一同志社大教授が 寄稿、日本の統治改革について、以下のように述べている。
自民党や民主党がシンクタンクの設立を検討している。しかし、政 策立案に必要な情報や人材が行政機関に独占されている現状ではうま くいかないだろう。官庁に依存しない健全な政治主導体制を築き上げ るべきべきである。そのためには、次のような抜本改革が必要である と主張。
・官庁が持っているシンクタンク(経済社会総合研究所、財務総合 政策研究所、経済産業研究所など)を予算、人材ごと国会に移管する
・より学術的、基礎的な研究は中立の研究機関(NPO法人)を設けそ こで行う
・各種審議会を内閣の下に集約するなどの抜本改革が必要。
(2006.01.24)
・1月1日付産経新聞
「兵庫産官学トップ 新春放談」に野上智行学長が登場、抱負を語 る。阪神淡路大震災2ヵ月後、犠牲となった教職員・学生の被災者の ための慰霊祭で、当時の西塚泰美学長が「神戸大が世界に卓越した教 育研究拠点として成長していくこと」ことを約束した。野上学長は冒 頭で、この言葉を紹介、「われわれが何より意識していること」と述 べる。
研究面では「21世紀COEプログラム」に7拠点が採択され、教育面で は「魅力ある大学院教育イニシアティブ」に6拠点が選ばれた実績が ある。海外雑誌に載った世界の大学ランキングでは172位。発展途上 であるが、着実な歩みは世界でも評価されていると現状を説明する。 また、地域との密着も重要と、医療、地場産業、子育て等についての 貢献も必要とも述べる。
・1月7日付朝日新聞(兵庫)
野上学長が、「この人にインタビュー」欄に登場。EUインスッティ テュート関西(EUに関する教育研究拠点。神戸大が幹事校となり関西 学院大、大阪大と共同)の設置、約1000人という多数の留学生といっ た大学の国際化に関する話題を提供する。また、神戸大学ビーフや日 本酒造りなどを例示、独立行政法人移行後の新しい神戸大学の近況を 語る。「大学が“象牙の塔”といわれたのは、過去のこと」、「大学 のアイデンティティー強化」といった発言もあり、新しい息吹を感じ る内容の記事だった。
(2006.01.23)
社団法人神緑会は、神戸大学医学部同窓会。同会の機関誌「神緑 会学術誌」第21巻(2005年)に、神緑会男声合唱団の歴史が簡潔に纏め られている。それによると、神緑会男声合唱団は、1951年に発足した 神戸医科大学男声合唱団がルーツとなっている。その後、県立神戸医 科大学の国立移管や学園紛争等の事情から活動が停止していた。
1986年になって、往年のテープが発見されたことを契機に、OBたち が神緑会男声合唱団を再結集し今日に至っている。“同窓のドクター のみで結成された男声合唱団”は、全国的にも珍しい。兵庫県合唱祭 には1988年から連続出演している。2003年には連続15回出演で表彰を 受けた。神緑会男声合唱団は、大倉山祭(医学部大学祭)、医学部教授 の退官祈念パーティー、学会懇親会等の様々な分野での活動を続けて いる。
(2006.01.20)
ご参考全国どこの図書館に行っても、八木重吉(1898-1927)の詩集が1冊 や2冊あるに違いない。八木重吉は、1921年(大正10年)4月から1925年 (大正14年)3月迄、御影師範に英語教諭として勤務した。御影師範は、 当時兵庫県武庫郡御影町(現神戸市東灘区御影中町)にあった。幾多の 変遷を経て今日の神戸大学発達科学部に、御影師範の伝統は受け継が れている。田中清光編『八木重吉文学アルバム』(1984年、筑摩書房) には、当時の御影師範の建物や同僚や生徒たちとの記念写真が多数収 録されている。八木重吉が御影時代に描いた油絵「望む」、六甲山を 「御影の白い道」、「赤い建物」等の作品も入っている。「赤い建物 」は、御影師範の校舎を描いた作品だ。
御影師範勤務は僅かであったが、重要で意義ある4年間だった。結婚 、長男と長女の出生。その間に多数の詩作を生み出した。御影の浜を 詠った詩もある。アイルランドの詩人ジョン・キーツの作品を翻訳し 研究し始めたのも、この時代のことだ。処女詩集『秋の瞳』は、1925 年(大正14年)の出版。千葉県立東葛飾中学に転出してからのものであ るが、草稿がまとまったのは、前年の秋。御影時代のことであった。 現在、神戸市立御影中学校の校庭の東端に、八木重吉の詩碑「夕焼」 が立つ。この碑は御影師範時代の教え子等によって建てられたもので ある。
(2006.01.19)
12月9日付日経紙の「経済教室」欄で、木村幹教授(国際協力研究 科)が「どうする日中韓」というタイトルの論文を寄稿している。以下 は、その概要。
靖国問題で日中、日韓の外交が停滞している事態について、「経済 的、社会的側面では関係は良好であり、政治問題さえ解決されれば大 丈夫」との意見がある。「そうだろうか?」というのが木村教授が焦 点を当てている点だ。貿易を例に取ると、日韓貿易は過去30年間に18 倍以上になったが、韓国の全貿易に占める割合は30%から15%を下回 るようになった。日中貿易も過去24年間に18倍以上となったが、中国 の全貿易に占める割合は9%近くも低下した。人的交流についてみて も、20年前、1年間に日本を訪れる韓国人は今日の六分の一に過ぎな かったが、韓国人出国者の40%占めていた。しかし今日では20%を下 回り、中国に続く第二の出国先でしかない。
重要なことは、韓国や中国にとっての日本の重要性が変化しており 、「時間がたてば、韓国も中国も分かってくれる」と考えるのは楽観 的に過ぎる。恐れるべきは隣国と意見が衝突することではなく、彼ら が我々を軽視し忘れ去ることである。このように木村教授は結ぶ。
(2006.01.18)
ご参考山下亨さん(1974年法卒。自治省、消防庁等を経て財団法人救急振 興財団)の編著書『トイレが大変! 災害時にトイレ権をどう保証するか 』(2005年、近代消防社)が出版された。定価は1680円。独立行政法人消 防研究所室崎益輝(工)名誉教授が、巻頭に「推薦のことば」を寄せてい る。
昨年は阪神・淡路大震災10周年にあたり、多数の出版物が発行された 。本書もその一冊であるが、ターゲットを“トイレ”ただひとつに絞っ ているというユニークな本である。巻末索引には、応急トイレ、エコト イレ、オストメイト対応トイレ、街頭便所、仮設トイレ等様々なキーワ ードが並んでいる。
阪神・淡路大震災では、避難所においてトイレの設備が充分でなく、 “大混乱”が生じた。一昨年の新潟中越大震災でも同様であった。人間 が生きていくための基本的な要素である食べる、寝る、排泄する。何時 おこるか分からない次の大災害に備えて、“排泄”の問題を多面的に検 討し、必要な手段を講じておく必要がある。これが本書の強い主張であ る。
(2006.01.17)
2002年から44カ国の15歳4万人を対象に進めている「科学教育の内 容と日常生活の関連調査(ROSE)」の日本での調査を担当している小川正 賢教授(発達)がデータの分析結果を発表し、その概要が12月10日付朝日 (夕刊)に掲載されていた。
それによると、理科が大好きな中学生は男子で6割、女子で8割。理科 が「面白くて他の教科より好き」が33%、「面白いがもっと好きな教科 がある」が32%、「面白くなく嫌い」が33%と三分された。「他の教科 より好き」グループに職業を選ぶ観点を尋ねると、「能力や才能を発揮 できる仕事をしたい」が92%、「重要で意味があると考える仕事がした い」が87%、「科学は社会にとって重要」との回答も87%あった。
一方、「科学者になりたい」との回答は34%(男子44%、女子19%)あ った。男子の56%、女子の81%は「なりたくない」と答えた。小川教授 は「科学者が身の回りで普通に生活している存在として見えていないか らではないか」と語る。
(2006.01.16)
国際援助のあり方で激論、NPO法人気候ネットワーク事務局長、田浦 健朗さん(1995年、国際協力研究科修了)。
日経紙夕刊掲載の連載コラム「もう一度キャンパス」(12月9日、16日) にNPO法人気候ネットワーク事務局長、田浦健朗さん(1995年、国際協力 研究科修了)が、神戸大学大学院国際協力研究科での学生生活を振り返っ ている。以下は、その概要。
田浦さんは、京都産業大や米国の大学で言語学や社会学の勉強をし、 スエーデンの大学で日本語講師をしていた。この間、途上国の貧困や援 助について意識するようになった。帰国後、神戸大に国際協力専門の研 究科が新設されることを知り、36歳で再び、大学の門をたたいた。
学部から上がってきた若い学生、青年海外協力隊の経験者、公務員、 NGO経験者など、多彩な経歴の持ち主との熱い議論。南太平洋問題に詳 しいロニー・アレキサンダー教授の個性的な講義。これらを経験して19 94年に修士論文「アジアの環境と持続可能な開発」に取り掛かった。と ころが、1995年1月17日の阪神大震災で、仲間の救出や生活の建て直し に終われ、論文提出期限は一ヶ月延長されたものの、満足の出来る提言 が出来ずに終わった。現在、気候ネットワーク事務局長として、温暖化 ガスの削減などに取り組み中。大学院当時の論文の“無念”を実践で晴 らしたいと考えている。
(2006.01.13)
ご参考野尻武敏名誉教授(経)等4名の学者による共著『いのちを問う そ の重さと大切さ』(ミネルヴァ書房)が出版された。定価は1500円+税。 本書は、以下の学際的メンバーが、それぞれの立場から“命の大切さ” を論じているという特色がある。
・野尻武敏 神戸大学名誉教授(経済学)
・加地伸行 大阪大学名誉教授(中国哲学)
・村上和雄 筑波大学教授(生命科学)
・高木慶子 英知大学教授(宗教文化)
本書は、財団法人21世紀ヒューマンケアー研究機構が2002年に開催した 市民向けのシンポジウム「人のいのちの大切さと重さ」から生まれた。
(2006.01.12)
ご参考宮尾龍蔵教授(経済経営研究所)による「コア・テキスト マクロ 経済学」(2005年、新世社)が出版された。定価は2600円+税。本書は、 “コア・テキスト”のタイトルのもとにシリーズ化されている。既に小 塩隆士教授(経)の「コア・テキスト 財政学」等が出版されている。
本書はマクロ経済学の入門から初級のテキストとして書かれている。 ページを開くと、青と黒の2色刷り。図版を多用、親しみやすい内容とな っている。また、事前に経済学部学生に試読してもらい、コメントを求 める等ユニークな本造りがなされている。
(2006.01.11)
五百旗頭真教授(法)が、朝日新聞の飛行機で沖縄から東シナ海上空 を飛んだ際の印象記が11月22日付朝日新聞に掲載されている。以下は、 その概要。
沖縄の上空から見るさんご礁と背後の青い海、その美しさを見て、基地 が海に押し出すことに痛みを感じる。基地再編問題に関連して、辺野古岬 の滑走路の南東が一部住宅街にかかり、北西が大浦湾の観光資源を損なう 点が反対のポイントだが、普天間飛行場がなくなり7千人の兵とともにグ アムに退くことなどを評価して移設を受け入れる心理的準備はまだ出来て いないようだ。一方で、基地返還による使用料がなくなることで、島内の 資金が南から北へ移り、“南北問題”が生じる。稲峰恵一知事が「歓迎す る」とでも発言すると、来年の選挙で保守は惨敗する。
五百旗頭教授は、最後に東シナ海での中国によるガス田開発の現場を見 て、「共同開発のあり方を冷静に協議する英知を両国に求めたい」と締め くくっていた。
なお、五百旗頭教授は、2005年12月31日付日経紙1面の連載コラム「200 6年の選択」(5)に登場。日本外交の進路と題して、「アジアと改善が国益 」を語る。このコラムの最後の方で、“靖国参拝”に関して「国益を損な うという場合には、それを改めるのが国政を担う者の責務だ」との見解を 述べていた。
(2006.01.10)
1月18日、東京・大手町の日経ールで開催の「日経防災マネジメン トフォーラム」で、新野幸次郎元学長がキーノートスピーチ(13時15分- 13時45分)を行う。演題は「阪神大震災から11年 教訓として企業が学 ぶこと」。
詳細は、下記参照。申し込み締め切りは1月10日。
http://www.nikkei.co.jp/ps/bousai/
問い合わせ先:03-3545-8295 (土・日・祝日を除く、10時-18時)
以上は12月25日付の日経紙広告から。
(2006.01.06)
あけまして おめでとう ございます
本年も よろしく お願いいたします
新年、最初のトピックスは、“競技ダンス部、「フォーメーションの部」 優勝”です。
昨年12月11日、東京・駒沢オリンピック公園総合体育館で、冬季全日本 学生競技ダンス選手権大会が開催された。神戸大競技ダンス部は、「フォ ーメーションの部」で優勝、見事“王者復活”を果たした。
同大会の「フォーメーションの部」で12連覇を遂げた神戸大競技ダンス 部。しかし、一昨年(2004年)の大会で敗れ辛酸をなめた。その翌年の大会 で、見事雪辱を果たした。神戸大は、今大会に8ペア16人が参加。背中が 大きく開いた黒のラテンドレスを着用した女子、体形ピッタリの白のラテ ンシャツを着た男子がペアとなって、サンバやルンバなどのラテンダンス を7分間の制限時間いっぱいに披露した(2005年12月13日付産経)。
(2006.01.05)
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