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活躍するOB  神戸大学トピックス バックナンバー

vol.19 (2003.7〜2003.9)


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笹山前神戸市長の叙勲開催を祝う会開催

 7月15日、笹山幸俊前神戸市長の勲一等瑞宝章受章を祝う会が、神戸ポートピアホテルで開催された。笹山前市長同は,1945年に 工学部の前身校のご卒業。工学部としては先年受章の工学部同窓会KTCの前理事長・谷井昭雄さん(1948年卒・元松下電器産業社長)に 続く栄誉だ。  出席者は皆,58年前の戦後復興から一貫して神戸の街づくりに努めてこられた笹山さんの足跡をしのび、最後は童謡「ふるさと」の 大合唱で和やかな会を締めくくられた(「六甲ひろば」8月号)。

(2003.9.30)

野口名誉教授の新著「幕末伝説」

 この2月、「幕末気分」(講談社)により第54回読売文学賞(評論・伝記賞)を受賞した野口武彦名誉教授(文)。前著の続編ともいえる 「幕末伝説 何でもありの時代」を、同じく講談社から刊行(定価・1900円)。幕末・維新の埋もれた事件にスポットライトをあてて描 いた歴史評論集だ。
 7編の作品が収められているが、その中のひとつに「兵庫港のマルクス商会」というのもある。

(2003.9.30)

「日本におけるMBAの評価」についてリポートする植村さん(1964年経卒)

 企業史研究家の植村達男さん(1964年経卒)が、産労総研発行の社員教育専門誌「企業と人材」9月5日号に、「日本におけるMBAの 評価」の歴史的変遷について寄稿している。
 日本人MBAの第1号は浅野開作。1952年にハーバード大学に入学した。半世紀を経た今日、書店にはMBA関連書が数多く並ぶ一種の ブームの状況にある。ところが、MBAは、広辞苑、辞林、日本国語大辞典(全13巻)等の国語辞典には項目として出ていない。少し前の 経営学辞典にさえ項目は欠落していた。一方、「現代用語の基礎知識」(自由国民社刊)には以前から取り上げられているが、記述は 表面的だ。
 そんなMBAについて、朝日新聞発行の週刊誌AREA2003年6月2日号の記事は客観的な視点から最新のMBA事情を取材して書かれている。 かつては過度なMBA礼賛があり、一方日本の企業風土のために折角取得したMBA資格が活かされてなかった。ところが、そのMBAが、 日本の企業の中で適材適所として漸く活かされるようになった事例が出てきている。AERAには、それが具体的に紹介されている。 また、川村雄介長崎大学教授は、「MBAにもピンからキリまである」と発言、日本人のMBA信仰に警鐘を鳴らしている例も紹介(週刊 東洋経済2001年8月11・18日合併号)。
 なお、同寄稿中、MBA取得希望者のガイドブックとなるよう工夫された書物として、実際に伊藤忠商事社員として留学した経験を 持つ三輪裕範さん(1981年法卒)著の「ハーバード・ビジネス・スクール MBAへの道」(丸善ライブラリー)も言及されていた。

(2003.9.29)

天神祭船渡御に「神戸大学学友船」登場

 神戸大学友会(全学同窓会)では,大学当局のご理解のもと,7月25日の大阪天神祭船渡御に奉拝船「神戸大学学友船」を出した。 船には大学当局はじめ学友会メンバーの総勢200人余りが乗船した。同窓生では、谷井昭雄神戸大学運営諮問会議副委員長,難波昭紫陽会 会長,島一雄KTC副理事長,平田二郎凌霜会大阪クラブ顧問,八木頼夫同副会長ほかの方々が乗船。加えて,大阪クラブ恒例の留学生に よる日本語作文コンクールで最優秀賞,優秀賞に輝いた留学生3人もビアパーティーとは別に特別招待された。
 奉拝船は午後6時過ぎに出航,御神霊を乗せた御鳳輦船や約50艘の供奉船を50艘の奉拝船がお迎えしました。船上では,タレントの 総合司会で若手漫才師,歌手らが次々と自慢の芸を披露,また台湾料理「龍潭」の程一彦さんの料理を味わいながら,行き交う船同士が 大阪締めで交歓,帰路には頭上で数百発の打ち上げ花火が夜空を彩るなど,火と光と水の祭典「天神祭」を満喫した一夕だった。
 「天神祭」は、菅原道真公が祭られている大阪天満宮のお祭り。道真公は学問の神様として知られている。来春からの国立大学法人化に 向けて神戸大学が好スタートを切れることを,乗船者一同神妙に祈念した。
 大学の名を冠した奉拝船は,長い歴史の中で今回の「神戸大学学友船」が初めての由(「六甲ひろば」8月号)。

(2003.9.26)

チッソ岡田新社長(1964年営卒)

 攻めの姿勢で再生の道を切り開くチッソ岡田新社長(1964年営卒)
 2000年に策定されたチッソの「再生計画」。必須とされる毎年40億円の利益確保のため、経営企画室長として構造改革を取り仕切った のが、今年同社10年ぶりの新社長に就任した岡田俊一さん(1964年経卒)。日本で初めて事業化した塩化ビニルから撤退し、急成長する 液晶などの機能材料やバイオケミカルを強化するなど、社員の意識改革に取り組む。水俣病原因企業としての責任を一身に背負う岡田 社長は、「(水俣病後も)会社に残る社員は会社が良くなることで初めて報われる」と、攻めの姿勢に徹する(9月3日付朝日新聞)。

(2003.9.26)

高森教授(工)等、小型探索ロボで被災地地図作製

 高森年教授(工)等のグループは、小型の探索ロボットを走らせ、地震による倒壊家屋の分布など被災地の地図を自動的に作製する 技術を開発した。今後ロボットの操作支援システムとして発展させ、被災者の救助・探索に役立てる(8月19日付日経産業)。

(2003.9.25)

NHKアナ住田さん(1983年・営卒)の著書「語り継ぎたい命の尊さ」の増補版刊行

 住田功一さん(1983年・営卒)の著書「語り継ぎたい命の尊さ」増補版(一橋出版、定価980円+税)が刊行された。住田さんはNHKアナ ウンサー。今年の春からは、大阪局で「関西ニュース1番」を担当している。
 「語り継ぎたい命の尊さ」の初版は1999年に発行された。住田さんは阪神大震災当時は、東京の局勤務であったが、たまたま帰省中の 神戸で震災を体験した。実家は高台にあり、周辺の被害は比較的軽かった。この時点では多くの住宅が倒壊し多数の人命が失われたこと に全く知らなかった。住田さんが東京のニュースセンターに電話を入れ伝えた現地情報は、全国に流れた地震ニュースの第一報だった。 ところが、高台を降り市内に取材に出てみると阪神高速道路の倒壊、一階部分が押しつぶされたマンション等壮絶な被害状況を目の当た りにする。「自分の神戸からの第一報が、被害が軽いという印象を与え、救援を遅らせたのではないか」と住田さんは悔やむ。
 この本は高校生以下の若い世代に話しかける調子で書かれている。阪神大震災で失った6433人の尊い命。その中には多数の学生・生徒 や子供たちがいた。住田さんは若い読者に「大切なのはなぜ、ここで人が死んだか、という冷厳な事実を知ることです。それを心にとど め、人の命を守るために、その経験を生かすということが大切です」と訴える。
 この本のユニークなのは、読者がEメールを使って感想文や意見を著者に送ることができる仕組みになっていることである。また、 「読者のホームページ」も用意されている。「語り継ぎたい命の尊さ」は、小学校・中学校・高校の総合学習、社会、国語の教材として 全国で使用されている。この本を印刷物として利用するだけでなく、メールやホームページという手段で、立体的に活用することができ る。この本で、命の尊さや防災を濃密に学ぶことが可能となっている。増補版では、新たに付録が設けられ初版に寄せられた「読者から の声」の欄も設けられた。また、「修学旅行に行こう」と題して、人と防災未来センター(神戸市中央区)を初めとする震災資料館や被災 地のモニュメントの紹介が行われている。

(2003.9.24)

剣道部創部100周年記念式典

 去る4月26日、神戸大六甲台で剣道部創部100周年・剣友会創設80周年記念式典・祝賀会が開催された。剣道部長藤田誠一教授から 剣道部・剣友会の歴史を辿りながらの挨拶。続いて、来賓を代表して木山正規兵庫県剣道連盟会長、山本三郎兵庫県学生剣道連盟会長、 森武麿一橋大剣道部長、長村光造京都大剣道部長からの祝辞があった。
 式典の後、正門西隣に完成したばかりのアカデミア館で祝賀会が開かれた。統合が予定されている川崎神戸商船大剣友会長はじめ多数 の来賓の祝辞があった。来賓(18名)・特別参加(一橋大・大阪市大剣友会6名)を含め総勢212名出席という大盛会であった(経済・経営・ 法学部の同窓会誌「凌霜」2003年8月)。

(2003.9.24)

「ありのままの自然を」八木さん(1993年農院)

 8月4日付神戸新聞のコラム「論」欄に、兵庫県立人と自然の博物館八木剛主任研究員が登場。蛍の人工増殖等を例に挙げ、 「ありのままの自然を愛する心の余裕を持ちたい」と語る。人工増殖するためには、業者は蛍の成虫を各地で採取する。そして、 蛍を”買う”のは各地の自治体。蛍の人工増殖を行う業者の存在が、蛍の減少をもたらすという皮肉な結果をもたらす。
 八木さんは1968年生まれ。1993年神戸大(農)修士修了。専門は生物地理学で、蛍・赤とんぼ等「ふるさと昆虫」を中心に調査 研究・普及活動を続けている。

(2003.9.22)

日本カタン社長森川さん(1968年・法卒)、学生時代を語る

 9月8日付日経紙・大阪版(かんさい21)に、日本カタン社長森川寛さん(1968年・法卒)が登場、学生時代の思い出等を語っている。
 神戸大へ入学したのは1964年。通学路はハイキングコースのようだった。甲子園球場で場内スタッフとしてアルバイトをした。阪神巨人 戦でグラウンドボーイをつとめたとき、巨人の三塁手長嶋茂雄選手に話しかけられたこともあった。部活は、法律相談部。神戸商工会議所 で相続などの法律相談に無料で応じていた。
 法律相談部の先輩の人柄にひかれ住友商事に入社、海外の鉄鋼プラントの建設現場で働くことが多かった。1999年にベネルックス住友商事 社長に就任、今年6月から日本カタンの社長に。

(2003.9.19)

神戸大学東チベット学術登山隊、中国登山協会と調印式

 神戸大学山岳部・山岳会(OB会)は、カンリガルポ(崗日戛布=kangri Karpo)山群の最高峰・ルオニイ峰(Ruoni Feng=若尼峰6610m)の 初登頂をめざす「神戸大学東チベット学術登山隊」を派遣する。
 10月2日には、その本隊が中国・成都に向けて出発することになっている。本隊出発に先立つ9月12日、神戸大で中国登山協会との調印式 が行われた。調印式には、中国登山協会李致新副主席と神戸大学野上智行学長・平井一正総隊長(工・名誉教授)が出席、派遣メンバーや 派遣先についての公式文書を交わした(9月12日付神戸新聞夕刊)。

(2003.9.19)

極上トマトの作り方

 永田照喜治さんの新著「「極上トマト」をベランダで作る」(2003年・光文社・1300円+税)が、刊行された。永田さんは1948年神戸 経済大学(経済・経営・法学部の前身)卒業後、永年にわたり農業に従事、独自の農法を研究、おいしい野菜作りのために、野菜本来の生命 力を引き出そうというもの。その研究成果は“永田農法”として知られている。最近の話題としては、昨年ユニクロの新規事業と提携した ことがあげられる。
 本書は、その成果を踏まえ「家庭菜園の楽しさ、面白さ」を、写真とイラストを用いて解説している。タイトルにあるトマトだけでなく、 パセリ、なす、イチゴ等扱う野菜の種類は豊富。

(2003.9.18)

22歳の社長、田中克明さん(2003年・経卒)

 9月3日付の朝日新聞大阪版に、今春神戸大を卒業し翻訳会社の社長をつとめる田中克明さんが紹介されている。英語から古代エジプト の象形文字迄。田中さんは66種類の言語の翻訳をする会社ニードフォーチェンジ(大阪市西区)の社長を始めて3年目になる。翻訳者は世界中 に910人いる。翻訳の発注があると、メールを使って複数の翻訳者に打診、確実に早くしかも安価に請け負ってくれる人を探す。これが ニードフォーチェンジのやり方だ。
 学生時代に、宿題代行サークルの代表をつとめていた。このサークル興味を持った大阪の会社社長が「会社を作らないか、資本金3000万円 で好きにやっていい」と声をかけてきた。これが「起業」の発端だ。

(2003.9.17)

塩野義製薬・伊藤誉子さん(2000年MBA)

 9月8日の日経夕刊で活躍する女性MBAの特集を組んでいる。伊藤誉子さんもその一人。薬学博士の伊藤さんは入社以来、研究所で 基礎研究を続けつながら、「企業であれば研究開発の効率化こそが社会貢献につながる」と考え、経営を学ぶために、働きながら神戸大学 のビジネススクールに通い始めた。
 授業料は自腹だったが会社は協力的で、伊藤さんを経営企画部に異動させてくれた。また、ドイツのビジネススクールに4ヵ月半交換 留学した際も出張扱いにするなど、事実上の会社派遣として全面支援した。2000年3月にMBAをとった後は、新規プロジェクトに次々参加。 現在は、昨年立ち上がった新製品マーケテイングのための組織横断的プロジェクトにかかわる。
 「授業で学んだことと現在の仕事内容が完全に合っている」さらに、「チャンスがあればいずれもっと上の立場から経営に関わりたい」 と伊藤さんは語る。

(2003.9.16)

静岡大石橋助教授等の新著 「インターネット経済学案内」

 静岡大石橋太郎助教授等の新著「インターネット経済学案内」が、日本評論社から刊行された。同じ静岡大の遠山弘徳助教授との 共著(定価は2000円+税)。本書はインターネットを活用して経済学を学ぶための指南書である。例えば、日銀統計の入手方法や海外の HP利用法などが具体的に図解入りで説明されている。
 石橋助教授は山口大(経)卒業後、神戸大(経)大学院に進み1988年博士課程単位取得し、現在は静岡大助教授。遠山助教授との共著 「はじめよう インターネットで経済学」(1998年)等の類書がある。

(2003.9.16)

高柳さん(1970年・医卒)の新著

 高柳和江さん(1970年・医卒)は、小児外科の医師で医学博士。現在は日本医大の医療管理学・助教授の職にある。高柳さんは、 神戸大医学部を卒業後、1977年に徳島大学で博士課程を修了、その後クウェート、米国で医者として、研究者として活動した。 日本では数人しかいない英国小児外科学会員でもある。
 1977年から10年間、クウェートでただひとりの日本人医師として勤務した高柳さん。今般、その体験を書き記したエッセイ集 「砂漠とハイヒールードクター・カズエが見たアラブー」(春秋社・定価1500円+税)を刊行した。アラブの国クウェートで小児外科を つとめたという特異な体験記は本書の魅力だ。加えて、地球上には宗教や生活心情が異なる様々な価値観を持つ人たちが住んでいる ことが実感としてよくわからせてくれる。そんなことをしみじみと感じさせてくれる好エッセイ。

(2003.9.12)

早川名誉教授(工)の発言

 早川和男名誉教授(工)が、朝日新聞8日月25日付のコラム「私の視点」で防災の日(9月1日)にちなんで発言。今の日本では、 欠陥住宅が溢れている。誰もが安全な家に住めるようにしなければならないとし。そのためには、既にイギリス・ドイツ等欧米で 導入されている居住安全保障法を日本で制定することを提案する。
 政府の無策に対する舌鋒は、岩波新書の名著「住宅貧乏物語」(1979年)以来一貫して鋭い。

(2003.9.12)

澤田隆治さん(1955年・文卒)の「決定版 私説コメディアン史」出版

 澤田隆治さん(1955年・文卒)の名著「私説コメディアン史」の決定版が、ちくま文庫として刊行された。452ページとボリューム たっぷりで、定価は1000円+税。
 「私説コメディアン史」は、澤田さんが神戸大卒業後、朝日放送に入社、ラジオプロデュサーとして、またテレビのディレクターとして 関わりのあったコメディアンたちの人物像を描いたもの。「私説コメディアン史」は、1977年、白水社から初版が発行され、その後1993年 に同じ白水社から「定本 私説コメディアン史」のタイトルで、若干の増補版が出た。
 今般の「決定版 私説コメディアン史」は、3度目の登場。大幅に加筆・訂正が行われている。エノケン、エンタツ、アチャコ、藤田 まこと、脱線トリオ、関敬六・・・。登場する人物は多彩。澤田さんがプロデューサーとして手がけた「てなもんや三度笠」「スチャラカ 社員」の叙述は当事者だけあってヴィヴィドだ。

(2003.9.11)

林青学大教授(1960年・営卒)の新著

 「異文化インターフェース経営」等多数の著者がある林吉郎青学大教授(1960年・営卒)の新著「異端パワー」(2003年・日本経済 新聞社・1800円+税)が刊行された。 人材コンサルタント福島由美さんとの共著。
 これまで同質性を重んじていた日本企業。しかし、これからは同質性だけでは生き残れない。そこで異端パワーが重視される。
“企業と個人”を考える上で要な問題提起をする本。特に、若い世代の読者にとって希望が湧いてくる内容の本である。

(2003.9.10)

石川教授(国際文化)によるチャペック伝の書評

 8月24日付の日経紙読書欄に、石川達夫教授が、イヴァンクリーマ著「カレル・チャペック」の書評を寄せている。カレル・チャペック は“ロボット”という言葉を作ったことで知られるチェコの作家。「ロボット」(作品名)のようなSFのみならず、純文学、推理小説、児童 文学、動物文学、伝記文学、旅行記、エッセイ、コラムなど、多様なジャンルで健筆を振るった作家であると紹介。
 先般、小泉首相がチェコ首相主催晩餐会で、ロボット”アシモ”を同伴、アシモが乾杯の音頭をとり、チェコ語で挨拶し、チェコ首相と 握手したことが話題になった。このパーフォーマンスは、ロボットと言う言葉を作ったチャペックに因んでのものといわれている。

(2003.9.09)

井上賀友さん(経・4)ロスで研修中

 米・ロサンゼルスの邦字紙羅府新報(8月9日付第1面)によると、神戸大(経)4回生井上賀友さんは、エッセイコンテスト「私の関西 活性化案」に応募して当選、もうひとりの当選者田端亜衣子さん(京都大・教)4回生とともにロサンゼルス市内で研修中。
 このコンテストは、地盤沈下する一方の故郷・関西を何とか元気にしようと、南カリフォルニア在住の関西出身者の会「関西クラブ」 (岩本ロッキー会長)が日本の学生から募集したもの。以下は羅府新報紙の抄録。
 井上さんは、就職活動支援サークルを展開。ホームページで情報を発信し、就職活動支援の各種催しを主催。大阪で生まれ育った 田端さんは、関西独自の伝統芸能「お笑い」による活性化論を提案した。
 2人は、日本貿易振興会(ジェトロ)、ロサンゼルスの企業、全米日系人博物館、敬老引退者ホーム等を訪れ、ホームステイも体験する。 各訪問先で活発に質問する2人に「ここでの体験を帰国後の活性化活動に生かしてほしい」と関係者は期待を寄せる。

(2003.9.09)

久保教授(経)の新著

 神戸大学経済学叢書の11冊目として、久保広正教授(経)「欧州統合論」が勁草書房から刊行された。定価は3700円+税。
 市場・通貨の統合、財政政策・産業政策・通商政策そして労働市場等。本書では、欧州統合に関して多面的なアプローチがなされている。 久保教授は1973年神戸大(経)卒後丸紅に勤務、1999年から母校の神戸大教授に着任した。丸紅勤務時代の1979年、欧州委員会に派遣された のが、本書のテーマ「経済統合とは何か?」に関心を持つきっかけとなった(同書まえがき)。
 久保教授(経)は同じ欧州統合をテーマとして、世界経済評論誌2003年7月号に「欧州統合の原状と展望」を寄稿している。

(2003.9.08)

肝臓細胞の増殖を体内時計が制御、岡村教授ら(医学系研究科)

 8月22日付の日経紙で、神戸大医学系研究科の岡村均教授と山口瞬助教授による研究成果「肝臓細胞の増殖を体内時計が制御する」が 報じられている。
 この研究により、医薬品を投与した時の細胞の反応は、体内時計の作用によって、分裂時期とそうでない時期で異なるケースがあること が明らかになった。正常細胞に影響を与えにくい時期に抗がん剤などを投与することで、副作用を減らせる可能性があるという。この研究 成果は8月22日発行の米科学誌サイエンスに掲載された。

(2003.9.05)

ネットを使いIR説明会、伊藤忠商事藤田副社長(1965年・経卒)

 伊藤忠商事がインターネットと電話を使いIR説明会を開催した。8月14日付日経産業新聞は、同社藤田純孝副社長に対するインタビュ ー記事を掲載以下のように解説している。
 四半期決算が制度開示となり、アナリストから説明会を開いて欲しいとの声があった。一方、多数の企業の発表が集中するので、アナリ ストも忙しい。そこで、IT技術を使い一堂に集めなくても済むやり方を導入した。
 藤田副社長は、1965年(経)卒・伊藤忠商事に入社、60歳。2001年から現職。

(2003.9.05)

『神戸大学史学年報』18号発行

 神戸大学史学研究会発行の『神戸大学史学年報』18号が、発行された。その内容は以下の通り。
●特集
 シンポジウム「歴史における交通と宗教」 市原宏一「「民族」的危機における社会的結集の一形態 〜中世前期バルト南岸のスラヴ 固有宗教〜」 坂江渉「古代国家の交通とミナトの神祭り」 横井靖仁「起請文の「成立」と神※」  ※は示に氏
●研究論文
 朴三憲「府藩県三治期」地方官の人事変遷 蒋海波「辛亥革命時期神戸華僑の政治活動について 〜「王敬祥関係文書」を中心に〜」 木久史「一六世紀後半の畿内における価格表記について  〜『多聞院日記』から〜」
 バックナンバーについては、在庫のあるものは随時 販売しております。詳しくはメールアドレスまで。
   kobe_shigakuken@hotmail.com 運営委員長 竹内一博(神戸大学文化学研究科)
<史学研究会の概要>
 神戸大学史学研究会は、1986年に歴史学の発展と会員相互の親睦を目的として設立された学術団体。会員は神戸大学文学部・文学研究科 ・文化学研究科の史学関係の教員・学生・卒業生を中心に構成されている。会員数約300名。年1回7月に開催される総会での講演のほか、 毎年様々なテーマを設定し開催する例会や、学生を中心とした読書会、卒論修論報告会などを行っている。

(2003.9.04)

癌治療の可能性秘めた蛋白質を発見、杉浦助教授(医学系研究科)

 8月21日の日経紙夕刊によると、神戸大医学系研究科の杉浦麗子助教授らは、細胞が異常に増殖するのを防ぐ体内物質の働きをさら に強めるたんぱく質(Rnc1)を発見した。このたんぱく質を人工的に制御すれば、がんを治療できる可能性がある。成果は21日発行の 英科学誌ネイチャーに掲載される。

(2003.9.03)

神戸大、NECと産学連携で人材育成

 NECが各地の大学と連携した人材育成事業を本格展開する。既にスタートしている一橋大学、北海道大学に続き、本年9月からは 神戸大学、11月からは東北大学も共同取組を開始する。
 NECの人材開発事業の特徴は、既存の社内経営資源を有効活用できる人材を重視していること。人の長所・短所を見抜き、適材適所の 人員配置を行なう能力を備えた管理者を養い、事業環境の変化に柔軟に対応する社内体制を構築するのが狙いだ。外部から学識者を招く などの戦略的人材育成で成功している米国の複合企業。日本の企業文化は、外部からの人材登用に対する抵抗感が強いだけに、大学との 連携で社内の人材育成を目指すNECの試みが注目される(8月5日付日本工業新聞)。

(2003.9.02)

製造業100社、神戸大等4大学と産業競争力再生へ共同研究

 8月16日付の日経紙によると、東芝、三菱化学、松下、日産、石川島播磨などの企業と、東大先端技術研究所、一橋イノベーション 研究所、神戸大経済経営研究所、慶応などの研究者が集結し、日本の産業の競争力再生を目指す共同研究に乗り出す。
 経済産業省が旗振り役となり、社会科学分野の産学連携プロジェクトとしては1994年の”メイドインジャパン”以来約10年ぶりの大型 共同研究となる。
 日本企業が直面している問題のうち、研究開発費と企業収益がつりあっていないという大きな問題がある。その原因として技術経営が 欧米企業と比較して、著しく劣っているという報告がある。このような現状を踏まえ、この共同研究では、
  1.MOT(技術経営)の教育プログラム
  2.日本の産業競争力の評価と向上のためのシナリオを作成していく。

(2003.9.02)

危機管理は人のつながりから 野尻名誉教授(経)

 震度6クラスの地震が連発した宮城県地方。いずれやってくる宮城県沖地震の被害を少しでも減らしたい。そのための人間の知恵 として、阪神大震災を経験した野尻武敏名誉教授(経済政策論)のコメントが紹介されている。
 同教授は、災害時に最後まで残るのはモノではなく、人のつながりであり、危機管理の最高の装置はコミュニティであると説く。 災害の被害を防ぐためには、家具の固定などの自助努力と、コミュニティ、隣人との付き合いの再構築が求められる。パソコンや携帯電話 のネットはもろいが、隣近所の人によるひと声の「ネット」は強い(8月3日付読売・仙台版)。

(2003.9.01)

会議通訳者大浦さん(1991年・教卒)

 大浦千恵さんは、会議通訳者として神戸を拠点に高度なレベルの会議通訳をこなしている。8月4日付神戸新聞の「編集委員インタ ビュー」欄が、大浦さんから通訳になった動機、英語への取り組み方、会議通訳という仕事等々を聞き出している。
 会議通訳者は、あらゆる分野の通訳をする。今日は薬学の学会、次は金融や流通業界の会議といった具合だ。したがって、準備に時間 がかかる。関係する英語、日本語の資料を取り寄せる。そして、専門用語を修得する・・・・。
 大浦さんは神戸に生まれ、今も神戸に住む根っからの神戸っ子。神戸大(教)卒業後、一年間のOL生活を経て通訳者の道を志す。 95年からサイマル・インターナショナルと契約、オランダ皇太子の神戸市訪問通訳を務めるなど実績多彩。

(2003.8.29)

長崎の事件から教訓を語る広木教授(発達科学)

 子育て支援や教育問題に取り組むNPO法人「関西子ども文化協会」(大阪市)が8月7日、大阪市で緊急シンポジウム「衝撃と不安の中 から〜長崎男児誘拐殺人事件について〜」を開いた。シンポジストのひとり広木克行教授(発達科学)は、昨年9月まで長崎市で大学教員 をしていた経験を持つ。現在も同市を毎月訪れて「登校拒否を考える親の会」の相談員をしており、先月19日に開かれた緊急学習会にも 足を運んだ。
 「個人の特異性だけに注目していては、同じ事件が繰り返される。少年が発していたシグナルを受け止められなかったのはなぜか。 親や学校、地域の問題として考える場に」と広木教授は話している(8月3日付朝日・大阪版)。

(2003.8.28)

寺田寅彦随筆集がバイブルという室崎教授

 随筆家としても知られる寺田寅彦は、関東大震災の火災調査を行なった物理学者である。綿密に調べ上げたデータは最近まで、研究者 にとっての唯一無二の教科書であった。
 その寅彦の随筆集をバイブルとするのが、防災の道に進んだ室崎益輝教授(都市安全研究センター)。室崎教授は、阪神大震災の実態調査 を基に提言を続ける都市防災学の第一人者。とかく専門分野に偏りがちの研究者が、他の分野とうまく連携するためには、寅彦のように 様々な現象を理解する力を持たなければならないと同教授は説く。本が好きで、本を通じて多くの人の経験を吸収し、自分の考え方を確認 するという(8月2日付 読売 神戸・明石版)。

(2003.8.27)

高橋名誉教授(経)による書評

 有斐閣のPR誌「書斎の窓」(7・8月合併号)に、高橋秀行名誉教授(経)が、神奈川大学名誉教授諸田實著「フリードリッヒ・リスト と彼の時代」(2003年・有斐閣・5000円+税)の書評を寄稿している。
 経済学史に必ず登場するドイツ歴史学派の祖フリードリッヒ・リスト(1789-1846)。本書は、そのリストの波乱の生涯と学問を辿る。 経済学者としてのリストは、有名であるが、ロイトリンゲン市選出の政治家を務め、アメリカに亡命し、ドイツに帰国してから鉄道事業に 手を染め、最後はピストル自殺等々は、あまり知られていないことかもしれない。
 高橋名誉教授は、現在は流通科学大学教授。山瀬善一教授の退官に伴い大分大から神戸大に着任した。ともに宮下孝吉ゼミ(西洋経済史) の出身。

(2003.8.26)

前田画伯(神戸高商卒)の作品展

 前田藤四郎画伯(1904−1990、春陽会)の作品展が大阪府立現代美術センターで開催された。同センターでは、前田画伯の版画51点を 所蔵している。今回の作品展は前期・後期の二つのパートに分けられ、次のようなタイトルのもとでの展示であった。
 前期:6月30日−7月12日「美しきエスプリ」(1929−1963)
 後期:7月14日−7月26日「自画像と宇宙人」(1964−1983)
 前田画伯は、兵庫県明石市の生まれ。明石中学(現明石高校)を経て神戸高商(神戸大経済・経営・法学部の前身)に進学した。在学中に 美術のクラブ青猫社を創設した。大正時代末期から昭和の初めにかけて、青猫社からは4人のプロの画家が育った。前田画伯もそのひとり。 そのほか妹尾正彦(独立美術)、井上覚造(二科会)、山崎隆夫(国画会)といった画家たち。
 1927年(昭和2年)神戸高商を卒業後一時松坂屋宣伝部に勤務して会社員生活を送った前田画伯。短期間で松坂屋を退職。その後、シオノギ の広告等の商業美術の分野に携わりながらプロへの道に進む。特に「版画」の分野で活躍、1937年朝日新聞社賞、1939年春陽会賞、1957年 大阪府芸術賞を受賞する。
 JR大阪駅中央コンコースに噴水がある。その噴水の頭上に、大阪の四季の風物や祭りをモチーフとした大きな陶板画レリーフが飾られ ているが、これは前田画伯の作品。

(2003.8.25)

プレジデント 8月18日号に金井・加護野両教授(営)が寄稿

 プレジデント 8月18日号に金井寿宏・加護野忠男両教授(営)が次のタイトルで寄稿を行っている。何でもビジネスマンにとって、 極めて関心が高いテーマだ。

(2003.8.22)

南 輝子さん(1967年文)の個展

 7月22日から27日迄、神戸市西区の主婦南(旧制馬場)輝子さん(1967年・文卒)の手による水彩画の個展が、神戸市中央区中山手1丁目 のギャラリーミウラで開かれた。南さんは在学中から同人誌に詩を投稿、短歌では2002年に上田三四二賞を受賞した。
 南さんは84年頃から絵筆を握るようになった。絵の分野ではジャズピアニスト板橋文夫さんのCDカバーを受け持つなど活躍中。個展では その原画など30点が展示された。
 戦時中の1944年に和歌山県御坊市に生まれた南さん。この世で一度も父と会ったことがない。終戦直後、インドネシアで日本の民間人 53人が虐殺された。この事件は「極秘」扱いされてきたが、約30年後に米国の公文書公開で明らかになった。南さんは板橋さんのコンサ ートで「ロイ・クラートン」を聞き魂を揺すぶられた。この曲はタイの精霊流しの音楽。未知の父の鎮魂を短歌や詩に歌った歌集「ROY- CWRATONE」(2002年・ながらみ書房・定価2000円+税)のタイトルにもなった。歌集は、1999年板橋さんのコンサートを聴いたのがきっか けで出来上がった(7月19日付毎日大阪版・兵庫2面)。
 南さんの歌集、石橋さんのCD等に関しての照会は、直接南さんへ。電話078-967-3175.

(2003.8.21)

D・フラナガンさんの新著

 7月20日付中日新聞コラム「この人」で、英国人ダミアン・フラナガン(Damian Flanagan)さんが、紹介されている。同氏は、ケンブ リッヂ大学在学中に夏目漱石の文学と出会い、その研究のため来日、通算8年の間、日本での研究生活をおくった。特に、神戸大学の大学院 修士・博士課程で日本文学の研究を深め、2000年に博士号を取得した。
 今般「日本人が知らない夏目漱石」(世界思想社)を出版、瞠目すべき叙述で漱石作品についての誤解を正している。

(2003.8.20)

劣化ウランNOの声を、嘉指教授(文)、平和シンポジウムで語る

 8月3日広島で行われた朝日新聞、広島市などが主催する国際平和シンポジウム「語り続けよう核廃絶の道を−力の論理に抗して」に 出席した嘉指信雄教授(文)は、イラクで米軍が使用した劣化ウラン弾は、まぎれもなく放射能兵器であり、その及ぼす被害の範囲が空間的 にも時間的にも限定できないという意味で、大量破壊兵器であるとして、その使用を非難している。放射能の危険に多くの人、特に子供たち をさらした戦争をどうして“きれいな正義の戦争”と言えるのかとして、イラク戦争の正当性を否定している。嘉指教授は、NO DU(劣化ウ ラン弾禁止)ヒロシマプロジェクトの代表も務めている(8月6日付朝日)。

(2003.8.18)

OKK新社長土井隆雄さん(1966年・工)抱負を語る

 OKK(旧大阪機工)新社長の土井隆雄さんが、7月22日付日経産業新聞のコラム「新トップ」に登場、抱負を語っている。
 OKKはここ数年厳しい決算が続く。工作機械メーカーとして、ユーザーの海外進出に対応して、海外販売網を整備し、海外売り上げ比率 を5割に引き上げる。また、国内設備投資に改善の兆しが見られるので、販売代理店を100社程度に増やして、営業面で攻勢をかけたいと 語る。
 土井さんの趣味は囲碁とゴルフ。座右の銘は"着眼大局、着手小局"、全体の状況を見ながら一つ一つ丁寧な仕事をするという意味。

(2003.8.13)

失敗から学んだ教訓、アイエムジェイ樫野社長(1986年・経)

 週刊ダイヤモンド8月9日号のコラム「苦あれば楽あり」に樫野孝人さんが登場している。樫野さんは1986年(経)卒、リクルートに 入社した。10年ほど前のこと。樫野さんは、福岡ドームのイベントコンサルタントを志望し福岡に赴任した。福岡ドームの野球試合は 年間65試合。残り300日弱を催しで埋めなければドーム経営は苦しい。そこで、その年のクリスマス前から年明け10日まで球場内を丸ごと アメリカにしてしまうイベントが企画された。プロデユーサーはダイエー出身者で樫野さんではなかったにもかかわらず、中内(正)社長 の前で、彼がイベント担当者ということにされてしまった。色々苦労して、かろうじて収支トントンになったものの、大晦日には失敗が みえ、樫野さんはその時の"とにかく自分の力が及ばない無力感のようなもの"が忘れられない。しかし、この事件で、事業を成功に導く のは、優秀な人材を集め、方針と予算を示すこと。そして、コラボレーションと競争で自立的な成長を促す。そんな企業文化であること を学ぶ。樫野さんは、その後2000年にウエブインテグレーション事業を行うのアイ・エム・ジェイの社長に就任した。

(2003.8.12)

桂枝雀師匠の伝記刊行

 落語家桂枝雀師匠の伝記「笑わせて 笑わせて 桂枝雀」が淡交社から刊行された。定価は1500円+税。写真を多用した本格的伝記。 著者の上田文世氏は、元朝日新聞芸能記者。
 桂枝雀師匠(1939-1999)は、神戸市灘区の生まれ。中学の時に父を亡くす。中学卒業後、三菱電機養成工となるが、1年で辞めて、県立 伊丹高校の用務員を務めながら市立伊丹高校の定時制(夜間)で学ぶ。1960年4月、神戸大文学部に入学したが、翌年4月に中退し桂米朝師匠 に入門する。以上は同書の巻末の年譜から採録したもの。神戸大学時代のことは資料不足なのか、あまり詳しく触れられてはいない。
 なお、神戸学術事業会が調査したところによると、1960年7月に発行された「神戸大学御影分校第12回生自治会員名簿」のE8組(フランス 語を第2外国語とするクラス)に、前田達(桂枝雀師匠の本名)の名は間違いなく記載されている。

(2003.8.11)

能仁さん(1969年法II)の回想

 神戸大は「来年度の入試から法学部の夜間主コースの募集を停止する」と発表した。以下はこの報道を知った能仁(よしひと)勝俊さん (1969年法II、東京)の回想。
 私は1965年に慶応義塾大学(経)を卒業、大正海上(後の三井海上、現三井住友海上)に入社。神戸支店に配属されました。損害保険会社に 入ってみると、法律の知識が必要であることに痛感し、これが入学の動機です。職場には神戸大2部の聴講生が何人かいましたが、どうせ 勉強するなら正式に入学試験を受けたいと考え入社の翌年にに受験、運良く入学できました。
 入学時に、必ず卒業してほしいと厳重に言われました。試験を受けるためには、出席率50%をの確保しなければなりません。会社での仕事 は船舶保険。入社3年目ぐらいから淡路・岡山方面などへの出張があり、夜の授業に間に合うよう神戸に戻ってくることが段々難しくなって きました。なんとか出席したいと思い、週2度ぐらい、朝5時に家を出て出張先に向かった時期もあります。
 同級生には、神戸市役所の職員が多かったと記憶しています。女子学生も何人かいました。勉強したい、または大学卒の資格をとりたい。 そんな動機で入学してきたようです。私は学士入学だったので、3年間の専門課程のみを履修、卒業したのは1969年です。それ以来六甲台の キャンパスを訪れたのは僅か2回ぐらい。夜景がきれいでしたね。それと図書館に入ったときの匂い(学問の匂いのような気がしました)が、 忘れられません。

(2003.8.08)

シンポジウム「外国人医療を考える」、神戸大国際母子保健研究会が開催

 7月13日、「外国人医療を考える」と題するシンポジウムが、 神戸大国際母子保健研究会(代表世話人松尾博哉神戸大教授)が神戸 市内で開催され、約100人が参加した。このシンポジウムは、在日外国人の妊娠、出産、子育て等にがテーマ。パネリストの一人村松紀子 さん(1996年・国際協力修了)は、スペイン語電話相談のボランティア通訳を約10年間行ってきた。その体験を踏まえ、南米出身者の 定住化が進むに連れて、医療分野をはじめ様々な問題が生じていることを指摘する。また、医療通訳を支えるための自治体のサポートが 必要であることを、神奈川県の事例を挙げるなどして訴えた。田口奈緒さんもパネリストの一人。田口さんは産婦人科医師。 神戸大(医)国際交流センターの博士課程で、発展途上国の妊産婦死亡を専門に調査した。ベトナム人妊婦が、日本語ができなかったこと から、夫にも前兆が言えず24週目で痛みを訴え緊急入院をしたが赤ちゃんが死亡した。そのようなケースに田口さんは遭遇した。 これが田口さんが外国人医療問題に関わってきた原点だった。この場合、ベトナム人の妻が家族や病院と医師疎通ができれば、 赤ちゃんは助かっていたかも知れない・・。松尾博哉神戸大教授は、「神戸は多文化共生の歴史を持ち、阪神大震災は国籍を超えて共に 復興してきた。命と直結する母子保健・医療の真の国際化を神戸から発信したい」と語った。以上は7月17日付毎日新聞(淡路・神戸)掲載 記事の抄録。

(2003.8.07)

CMにも登場 佐々木蔵之介さん(農卒)

 俳優佐々木蔵之介さん(農卒、1968生まれ)が、JフォンのCMに登場している。駅の改札で父親を見送りながら、「パパ、いって らっしゃい」と涙ぐむ少年。その少年ををJフォンで撮影する父親役が佐々木さんだ。関東から大阪方面へ単身赴任している佐々木さん が、週末を過ごした自宅を離れ大阪へ戻るといった設定らしい。Jフォンで撮影した写真を、オフィスに飾るシーンの笑顔が印象的だ (このシーンは長編CMでのみ扱われている)。一方、日曜午後9時のTBS系列で放映のドラマ「元彼」で佐々木さんは、広末涼子が 演じる部下に恋心を寄せる上司役を演じている。

(2003.8.06)

マニラのホテル立てこもり事件 片山教授がコメント

 7月28日付の朝日新聞で、片山裕教授は、今回のフィリピン国軍兵士によるホテル立てこもり事件について、次のようにコメント している。今回の事件は、武力による政権奪取が目的ではなく、軍内部に深く浸透している不正.腐敗の糾弾である点で、国軍改革派 による一連のクーデター未遂事件とは異なる。事件の背後に反アロヨ陣営のホナサン上院議員が関与しているとの情報も流れ、政治的 理由があることも否定できないが、反乱兵士が純粋に軍内部の不正に憤りを感じて事件を起こした可能性は高い。テロの頻発など国内 の治安に改善が見られない状況下で、アロヨ政権にとって、軍内部からの批判はすくなからぬ打撃となるだろう。政権発足時から国軍 に大きな借りのある大統領が、国軍をいまだに十分掌握しきれていないことを暴露したことになり、次期大統領選への出馬が困難にな る可能性も否定できない。

(2003.8.05)

アマティ山口社長(1968年法卒)

 海外での仕事にあこがれ総合商社丸紅に入社した山口義信さん。デトロイト支店長などを経て、今般釘のトップメーカー アマティの社長に就任した。復配を目指し、その先は大証上場。現在は西宮に単身赴任中だが、近々東京から妻を呼び寄せ永住の予定。 2人で奈良や京都の寺社めぐりを楽しむ計画(7月24日付神戸新聞)。

(2003.8.04)

大学相次ぎ海外展開、神戸大も

 7月22日の日経夕刊1面が、大学の海外拠点展開を特集している。この中で、神戸大の海外展開についてもふれられている。 神戸大は今年度中にシアトルのワシントン大のキャンパスに産学連携窓口を開設する方針。まず建築など理工系の分野で企業と 共同研究を進める。
 神戸医療産業都市構想を進める神戸市がシアトル市と姉妹都市になっていることから、医療分野にも研究を広げる予定。

(2003.8.01)

多賀さん、朝日アマ囲碁十傑戦連続優勝

 第43回朝日アマ囲碁十傑戦は7月21日に最終日を迎え、多賀文吾選手(京都代表、神戸大(理)から自然科学研究科へ)が特別招待の 西村修選手に勝ち、昨年に続き優勝した。
 対戦相手の西村選手は1964年(文)卒。この決勝戦は神戸大囲碁部の新旧OB同士の対戦となった。多賀選手は「中盤は敗勢だったので、 勝ちが実感できない。先輩が負けてくれたのでしょう」と語っている(7月22日付朝日)。

(2003.7.31)

関教授(医)の新著

 医学部保健学科作業療法学専攻関啓子教授の新著「失語症を解く」が、人文書院から刊行された。定価は2100円(税込)。 この本は、6月24日読売夕刊「読書と出版」欄で紹介されている。
 失語症は交通事故などによる脳損傷が引き起こす言語障害。しかし、精神病や痴呆症などと誤解されることが少なくない。 本書は、妻であり母でもある著者が言語聴覚士として取り組んできた「失語症を取り巻く諸問題とその克服の試み」を伝えている。
 なお、人文書院の連絡先は、電話075-603-1344。本書は一般書店を通じても購入できる。

(2003.7.30)

江戸時代に日本経済の礎ー小沢助教授(経)等の研究ー

 江戸時代の流通サービス業に注目する歴史研究が活発になっている。例えば、引札(チラシ)、決められた時間までに荷物を届ける サービス、終身雇用、OJTなどの源流は江戸時代、特に幕末にその発展が見られるという。
 レジャー産業でも同様で、東京都台東区の「浅草花やしき」誕生の経緯を研究する小沢詠美子助教授(経)は“近代遊園地の先駆けが 幕末にブームとなった植物園や花鳥小屋だった”と見ている。明治時代に入ると、江戸時代のシステムを何でも否定する風潮が強くな り、戦後までその影響が残ったが、新たな見直しによって現代社会や日本の将来を考える上で参考になる、と考えられるようになりつ つある(日経7月19日付文化欄)。

(2003.7.29)

MOT教育について語る延岡教授(経済経営研究所)

 工学と経営の両方を学び、組織運営を任せられる技術者を育成することを狙って、国内の大学院にMOT(技術マネジメント)コース の開設が相次いでいる。
 延岡健太郎経済経営研究所教授は、このMOTが専門。大阪大(工)を卒業後、マツダに入社。米マサチューセッツ工科大学で経営 博士号を取得した延岡教授。「製品開発や生産技術は一流で、国際的にも優位性があるものの、企業の収益に結びつける経営力が無い」と 日本の弱点を指摘する。製造業のためのMBA(経営学修士)ともいえるMOT教育は、「技術を理解し、大胆な意思決定で組織を引っ 張れる真のリーダーの育成を主眼にしている」と延岡教授は、その重要性を説く(6月11日付朝日・大阪版)。

(2003.7.28)

市民と共に歴史遺産を守る神戸大「地域連携センター」

 今年1月、神戸大が文学部内に地域連携センターを設置した。地域の資料保全を進めながら、住民や自治体と連携し、歴史遺産や 文化を生かした町づくりに貢献することを目的としている。
 その活動の一環として、市民グループと共に取り組んだ富松城跡(兵庫県尼崎市)の仮想博物館が、この6月に市民グループの開設する ホームページに掲載された。同センターの活動を支えるメンバーの一人、市沢哲助教授(文)は、歴史遺産を守るために、大学と 住民双方の協力の重要性を力説する(6月16日付日経新聞夕刊)。

(2003.7.25)

軽音OB会東日本部会(KOBELM−EAST)のパーティ

 7月12日(土)、神戸大・軽音OB会東日本部会(KOBELM−EAST)のパーティが、東京・六本木のライブハウス「ファーストステージ」 で開催された。今回は、3年ぶり6回目。ちなみに、第1回は、94年7月9日の開催。
 六本木のライブハウス 「ファーストステージ」での開催は初めてだったが、演奏設備もよく、特別ゲストのゴスペルグループの参加に よる盛り上がりもあり、大盛況裡に終了した。軽音OB・OGをはじめ、家族・友人や同窓生等総勢約70名の参加。

(2003.7.24)

尼崎収入役に矢野さん(1964年文卒)

 全国最年少の女性市長が誕生した尼崎市。今般、矢野郁子さん(1964年文・史学科卒)が、兵庫県内の市で初めての女性収入役に 就任した。 矢野さんは尼崎市に採用後、主として福祉畑を歩む。1998年に尼崎市で開催の日本女性会議で実質的に事務局を取りまとめ 周囲から全幅の信頼を寄せられた。昨年、尼崎市を部長職で定年退職して2年目。白井文市長から収入役として抜擢された。
 「あとに続く女性職員に門戸を広げられると思う」と矢野さんは言葉に力を込める。矢野さんは、神戸市東灘区在住。大学時代は 合唱団エルデの一員だった(7月9日付神戸新聞他)。

(2003.7.23)

21世紀COE 神戸大から6件

 7月17日、文部科学省が21世紀COEプログラムの採択結果を公表した(18日付各紙)。大学に世界最高水準の研究拠点をつくるため、 文部科学省がすぐれた研究計画に資金を重点配分する制度、COE( center of excellence)。今年の採択数は133件。神戸大学からは次の 6件が採用された。

○「糖尿病をモデルとしたシグナル伝達病拠点」
 医学系研究科医科学専攻(拠点リーダー:春日雅人)

○「惑星系の起源と進化」
 自然科学研究科構造科学専攻(拠点リーダー:向井正)

○「安全と共生のための都市空間デザイン戦略」
 自然科学研究科地球環境科学専攻(拠点リーダー:重村力)

○「『市場化社会の法動態学』研究教育拠点」
 法学研究科経済関係法専攻(拠点リーダー:根岸哲)

○「新しい日本型経済パラダイムの研究教育拠点」
 経済学研究科総合経済政策専攻(拠点リーダー:山口三十四)

○「先端ビジネスシステムの研究会初教育拠点」
 経営学研究科現代経営学専攻(拠点リーダー:加護野忠男)

(2003.7.22)

神戸大の「知的財産本部」採択

 神戸大の知的財産本部採択、公認会計士等卒業生とも連携

神戸大は、特許などの知的財産の取り扱いを一元的に管理する「イノベーション支援本部」を設置する。神戸商船大と統合する10月 に正式に発足の予定。
これは、研究者個人が持つ特許などの知的財産が、2004年度からは原則として大学に移ることに備えた動き。北村新三副学長を本部長とし、 学長直属の組織をつくる。公認会計士、弁護士、弁理士、技術士等の同窓会人脈を活用した事業化支援を行うのも特徴のひとつ。
神戸大学の産官学連携実績は、ベンチャー起業が計19社を数える。また、02年度の特許出願37件、共同研究が117件だった。本部設置の重 点項目の一つとして、05年には特許出願50件、ベンチャー企業5社の創出などを目標とする。
本部設置は7月17日、文科省による「大学知的財産本部整備事業」のひとつに選ばれたもの。人件費や本部運営費など4000〜8000万円の補助 を、原則として5年間受けられる。

 本件の問合せ先
・神戸大学共同研究開発センター  大前伸夫
          センター長  渡辺康正助教授
・神戸大学研究協力調整官  酒井和博

 電話:078−803−5398・5399

(2003.7.18)

山本さん(1964年経卒)福井県副知事に

 西川一誠福井県知事は7月14日の県議会予算特別委員会で、前デュポンジャパン社長山本雅俊さん(1964年経卒)を福井県副知事に 起用する方針を明らかにした。

 山本さんは神戸大を卒業後日本電装(現デンソー)に入社。常務を経て1998年から2003年1月まで米国デュポン社の日本法人デュポン ジャパンの社長をつとめた。現在は同社特別顧問。大企業幹部の副知事起用は珍しい(7月14日付夕刊各紙)。

(2003.7.17)

佐々木良子さん(83)、学徒出陣の弟をおもう

 高松市在住の佐々木良子さん(83)が、学徒出陣した弟をおもい朝日新聞(6月25日付)に投稿している。 佐々木さんの弟は、 高松経専(現香川大)を1943年9月に繰り上げ卒業、旧神戸商大(現神戸大)に合格した。その喜びもつかの間。旬日の後、弟に学徒出陣の 紙片が送られてきた。出陣の日の弟の挨拶は「今はただペンを銃に持ち替えて最後のご奉公に報いるのみであります」というもの。 1年2ヵ月後、その弟はフィリピンの海の藻屑となってしまった・・・。

(2003.7.16)

朝日アマ囲碁大会に招待選手として出場の西村さん(1964年文卒)

 第43回朝日アマチュア囲碁十傑全国大会が7月19日から21日まで日本棋院会館(東京・千代田区)で開催される。 出場選手は都道府県大会を勝ち抜いた56人に6人、学生と女性の代表を加え64人。特別招待選手第12回大会(1972年)の優勝者である 西村修さん(1964年文卒)も、特別招待選手のひとりとして参加する。

 7月12日付朝日新聞では参加全選手の写真とプロフィールを掲載している。西村選手は「豪快、独特のロマン溢れる棋風」との コメントがある。この大会には42回出場。優勝1回のほか、前々回は準優勝の戦績をおさめた。

(2003.7.14)

滝川教授(経)の新著

 滝川好夫教授(経)の新著「ケインズなら日本経済をどう再生する」(税務経理協会・1600円+税)が刊行された。 発効日は6月10日。ケインズの著作「説得論集」を基準に混迷の日本経済への処方箋を書こうという意図で書かれた本。 竹中平蔵の著書「あしたの経済学」が適宜俎上に乗せられている。ケインズは賢い、竹中平蔵は独善的(ともに225ページ) といった明快な表現で書かれていて、分かり易い。東京の書店でも平積みで置いてあった本書、売れ行きは如何。

(2003.7.11)

米国によるイラク統治、五百旗頭教授(法)の論評

 7月1日の朝日新聞夕刊の”思潮21”欄で、定期寄稿者の五百旗頭真教授が、「占領−日本とイラクと」と題して、米国によるイラク統治について論評している。 教授は第2次世界大戦後の米国による日本の占領統治と今回のイラク占領統治を比較した場合、2つの大きな差異があると述べている。 ひとつは、日本は明治以来、自ら民主化を内在化してきたのに対し、イラクではそのような歴史的プロセスが殆ど見られなかったこと、もうひとつは、日本については米国は日米開戦後わずか半年の段階において、すでに日本の占領政策の準備を始めていたのに対し、今回のイラクについては、米国政府はこれに比肩しうる占領政策の用意を持たなかったことであると。 結論として、今回のイラク占領は、日本占領の”成功の前例”とは対照的な結果を招くことが危惧されるとして、被占領体験を持つ日本が、存亡の淵に立つイラク国民のライフラインを支え、民主向上と新たな国造りに強力すべきではないか、と結んでいる。

 なお、五百旗頭教授は7月1日付毎日新聞・読書欄で、木村幹助教授(国際協力)の著書「韓国における”権威主義的”体制の成立」(ミネルヴァ書房・4800円)の書評を行い「私は本書を読んで、生まれて初めて隣国韓国の政治と歴史を身近なものに感じた」と高く評価している。

(2003.7.10)

信頼できる銀行は?

 家森信善名古屋大学(経)教授の新著「信頼できる銀行って こんなに簡単にわかるんんだ」(中央経済社)が話題を呼んでいる。銀行を取り巻く様々なテーマが、分かりやすく解説されている。ペイオフ、不良債権、銀行の格付、自己資本比率等々。 この本は、グラフ、イラストなどをたっぷり使う等編集に工夫が見られる。

 定価は1800円。 家森教授は、神戸大(経院博士修了)、コロンビア大客員研究員等を経て現職。

(2003.7.9)

三井教授(法)の講演

 第23回有斐閣法学講演会で、三井誠教授(法)が講演を行う。以下はその概要。

 日 時:7月31日(木)12時30分ー16時25分

 場 所:東京・新宿 紀伊国屋ホール

 ・新株予約権に関する諸問題 東京大学江頭憲次郎教授

 ・刑事手続法の行方 神戸大学三井誠教授

 受講料:2000円

 チケットの販売場所は、紀伊国屋書店新宿本店5階キノチケットカウンター、紀伊国屋書店渋谷店他

 問い合せ先:有斐閣講演会係(電話03-3813-4915)

 定員:400人

(2003.7.8)

「部屋干しシリーズ」の仕掛け人、丸紅テキスタイル部山本さん(1983年経卒)

 丸紅テキスタイル部第二課長の山本顕弘さん(1983年経卒)は、「部屋干しシリーズ」の仕掛け人。 総合商社丸紅で繊維を扱って十数年のベテラン営業マンだ。「部屋干しシリーズ」というのは、室内で干してもすぐ乾燥し嫌なにおいもしない。 そんなジーンズやスカートのシリーズ。デニムなどに速乾性素材を組み合わせて織り込み、通常の衣類より乾きやすくした新商品である。 取り扱っている乾燥素材をもとにメーカーに企画を持ち込み、量販店に声をかけた。ネーミングについては既に洗剤「部屋干しトップ」を発売しているライオンからの了承も得た。

 このようにして出来上がった「部屋干しシリーズ」、昨年秋にイトーヨーカ堂の一部店舗で試験的に発売、今年2月から本格的に展開している。 通常の価格の1.5倍ながら売れ行きは好調。婦人用ジーンズ、女児用ジーンズ等商品群を拡大中だ。「デニムって本当に乾きにくくって」という部下の妻の一言がきっかけで生み出した「部屋干しシリーズ」。 山本さんは、社内にできた「部屋干し委員会」のまとめ役である委員長をつとめ次の展開に向けて頭をひねっている(6月7日付日経流通)。

(2003.7.7)

三浦教授(国際文化)の書評

 週刊読書人の5月30日付に、三浦伸夫教授(国際文化)による佐々木力「デカルトの数学思想」(東京大学出版会)の書評が掲載されている。この本は「コレクション数学史」の第一番目として刊行されたもの。原著は英文で書かれ、佐々木力東大教授(科学史、科学哲学専攻)のプリンストン大学博士論文。これに大幅な増補がなされている。

 「壮大なスケールの数学思想史研究」であると、三浦教授は評価している。同書は618ページ、定価7400円。

(2003.7.3)

旧三商大OB合唱団「交歓演奏会」成功裏に終わる

 旧三商大OB合唱団「交歓演奏会」が、6月21日(土)東京・調布市グリーンホールで開かれた。演奏の水準も高く、ほぼ満席に近い入り。成功裏に終った。

 第1回旧三商大交歓演奏会は、1955年大阪サンケイホールで開かれた(当日配布のプログラムから)。このとき、学生として舞台に立ったメンバーも、21世紀初頭東京・調布で開かれた演奏会に参加している。

(2003.7.2)

神戸KUC主催「中国語会話講座」6月28日修了

 4月5日(土)から始まった神戸KUC主催の第1回中国語会話(3ヶ月)講座が6月28日(土)で修了。延べ13日間、趙家義先生(本館牡丹園社長、1959年(教)卒)の厳しいご指導の下、受講生一同熱心に”舌を巻き巻き”良く頑張った。「皆勤者」の受講者も出た。

 最終日の講座終了後、修了式と懇親会が行われ、趙先生に感謝状が贈られ、続いて参加者全員に修了証が渡された。懇親会のご馳走は勿論、牡丹園の特別中華料理。10種類の菜単の名称を「正しい発音が出来ない人は出来るまで食べられない」といった一幕(笑い)もあった。

 引き続き「第2回中国語会話講座」は7月5日(土)から始まる。この講座は途中からの参加も可能なように仕組まれている。神戸大卒業生・関係者以外でも参加できる。

(2003.7.1)


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