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活躍するOB  神戸大学トピックス バックナンバー

vol.9 (2001.1〜2001.3)


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石橋太郎静岡大学助教授 「エコノミスト」誌で隔週連載

 石橋太郎・静岡大学助教授(1988年 神戸大学経済学部大学院後期)は、毎日新聞社の週刊経済誌「エコノミスト」で、コラム「経済キーワードインターネット探検」を隔週に連載中。
 「ダボス会議」「ホワイトデー」等の特定のテーマについて関連ホームページを紹介しながらコメントをするという形式。

(2001.3.27)

日本経済新聞の最終面のコラム「交友抄」から

  1. 3月15日付
    「孤高の夷斎先生」として、神戸大学文学部野口武彦教授が、作家石川淳、東大教授丸山真男(政治学者)京大教授吉川幸次郎(中国文学)諸氏との交流を語る。
  2. 3月21日付
    「三人三様の仲」として、柳田浩日本触媒社長(1963年・経営卒)が、神戸市立生田中学時代の級友の堀江一之東大教授(高分子科学)、本庄八郎伊藤園社長との交流を語る。

(2001.3.26)

「金融ジャーナル」誌に故・西川永幹教授の遺稿

 「金融ジャーナル」誌3月号に故西川永幹神戸大学教授(経営)の遺稿が掲載されている。タイトルは「”The Economist”が読める英語力を」というもの。金融機関に就職が決まった学生に対して「英語力」を身につけよというアドバイスをしたというエピソードに始まり、イギリスの経済週刊誌”The Economist”を読めるだけの力を付けよ、批判的に読むことも忘れずにと英語に関する話題が続く。「イギリスの英語」(ごま書房)という著書もある西川教授、英語についての造詣は深い。
 残念なことに西川永幹教授(元さくら総研専務)は、1月24日に59歳で亡くなった。

(2001.3.23)

技術系ベンチャーを支える大学人 瀧教授

 ”一緒に鉄腕アトムを作ろうよ”
 瀧和男神戸大学工学部教授がLSI開発のAILの取締役に就任したきっかけは、15年ほど前に溝口豪AIL社長にかけられた言葉だった。二人の思いは次世代携帯電話の基幹部品の開発と言う形で実を結びつつある。瀧教授がAILに持ち込んだのは、LSIの小型化と消費電力の低減を可能とする設計技術。回路設計とセルと呼ぶ部品自体の設計、セルのレイアウトを独自に考案し、この3つを最適な形で組み合わせるノウハウを開発した。その結果、従来の小型機器向けLSIに比べ、面積を3分の1に、消費電力を4分の1に抑えることに成功した。
 昨年から瀧教授はAILの取締役を兼務している。AILは製品に適したLSIの設計を受託する形式で事業を展開、すでに注文を受けた実績がある。(日経産業新聞 3月21日 大学VB人ー技術を支える)

(2001.3.22)

神戸大生が卒論に在日ベトナム人を調査

 神戸大学の学生が、近所のベトナム人たちの暮らしぶりと、その意識に興味をもち、卒業論文のテーマとして半年掛かりで調査に取り組んだ。彼らが日本でどのように生活し、そのアイデンティティーはどう変化しているのか。インタビューを通して人々の「ありのままの素顔」が見えてきた。
 執筆者は、神戸大発達科学部4回生の中島藍(あい)さん。古くからの住民が多い同市長田区に家族で住む。人間関係が濃密な地域で、会ってもあいさつを交わす程度の「身近だが縁遠い隣人」に興味を引かれた。
 県内には約2200人、ケミカルシューズ産業などで仕事の多い長田区には約500人のベトナムから来た人々がいる。大学で所属する社会環境論の研究室(浅野慎一・助教授)の仲間10人と一緒に、主に若い世代に絞って12歳から31歳までの37人を調査した。同研究室ではかって、華僑や在日コリアンなどを調査・研究したこともある。
 このベトナム人たちは、1980年代、ベトナム戦争後の混乱期に難民として渡航した人たちと、90年代に、先に来た家族らに呼び寄せられて来日した人たちとに大別できる。中島さんは、習慣や言葉などベトナム人としての営みをどれだけ大切にしているか、自分をどのようにとらえているかなど、時間をかけて話を聞いた。以上は3月13日付朝日新聞から。

(2001.3.21)

鷲田教授、名古屋市長選挙には不出馬

 中日新聞および各紙名古屋版の報道によると、4月22日投票の名古屋市長選挙に神戸大学鷲田豊明教授の不出馬が決まった。原因は、支援団体の足並みが揃わなかったこと。同じく、立候補予定とされていた梅村忠直氏(元県議)も不出馬。現職市長の対抗馬としては市民団体の代表「うのていを」氏が立候補することで決着した。

(2001.3.20)

神戸大学の写真集 近々発売の予定

 神戸大学の学舎、キャンパス、学生生活等をカラー写真で纏めた美本 「KOBE UNIVERSITY A PORTRAIT」が 近々発売される予定。
 ゼミ風景、スポーツ、チアリーダーたち、卒業式。そして、なによりも 美しいキャンパスの桜や紅葉、神戸港の遠景。極めて質の高い写真集だ。 発行は神戸大学学友会となっている。 写真はフジカワ・ヒデオ氏(漢字は不明)。

(2001.3.19)

文学研究科、神戸松蔭女子大と単位互換協定

 神戸大学は、神戸松蔭女子大と大学院文学研究科で単位互換など 教育交流に関する協定を結んだ。学生の教育の幅を広げるのが狙い。 協定は、今年4月から発効する。(3月15日付の毎日・読売から)

(2001.3.18)

日本工業新聞に出光佐三さんの話が連載

 日本工業新聞が”決断力ーその時昭和の経営者たちは”というタイトルで昭和の名経営者をシリーズで紹介しているが、先週から出光佐三を取り上げている。
 神戸高商を卒業し、個人商店に丁稚奉公にはいったが、生家が倒産するに至り独立を決意する。思い悩む日々が続いていたとき、学生時代から親交のあった日田重太郎から6千円の大金の提供を受ける。
”これは貸すのではない、差し上げるのだ。但し条件がある。君の主義を貫き、家族仲良くし、この事を決して他言しないこと。”
 日田は淡路島の旧家の出で、質素で風雅な暮らしをしていたが、金権万能の世相に反発する佐三の生き方、考え方に関心を持ち密かに共感を寄せていた−−−。

しばらく続きそうです。(日本工業新聞 3月5日から連載)

(2001.3.12)

「金融ジャーナル賞」受賞者4人のうち2人が神戸大学関係者

 「金融ジャーナル」誌が創刊40周年記念にちなんで論文を募集した。優秀賞を受賞した4人のうち以下の2人が神戸大学の関係者だった。
 金融ジャーナル社発行の「金融ジャーナル」誌2001年3月号によると、名古屋大学大学院経済学研究科の家森信善助教授(神戸大学大学大学院経済学研究科博士前期課程修了)は「金融システムの動揺と再構築」で受賞。
 また、神戸大学大学大学院経営学研究科の藤原賢哉助教授は、「銀行の経営組織とリスク管理体制について」でそれぞれ受賞した。

(2001.3.12)

亜細亜大、游教授の新著「二十一世紀の華人・華僑」

 亜細亜大学(東京・武蔵野市)国際関係学部の游仲勲教授は1960年神戸大学大学院博士課程修了・経済学博士、熊本商科大学教授、国際大学大学院教授等を歴任。華僑、華人について多数の編著書が有ることで知られている。
 同教授編著「二十一世紀の華人・華僑」は最新刊(ジャパンタイムズ発行)。「世界経済評論」誌2001年3月号に、この本の一部から採った「アジア経済と華人経済」という游教授の論文が掲載されている。華人経済(中国大陸、香港、台湾や海外華僑・華人の諸経済の意)の近代化、グローバル化、IT化等がテーマ。

(2001.3.11)

詩人・安水稔和さん 第16回詩歌文学館賞を受賞

 神戸松蔭女子学院大学教授で詩人の安水稔和(やすみず・としかず)さんが、第16回詩歌文学館賞(詩部門)を受賞した。安水さんは神戸大学文学部英米文学科1954年卒。受賞作品は、「椿崎や見なんとて」(編集工房ノア刊)。
 詩歌文学館賞は日本現代詩歌文学館振興会他が主催して設けられた賞、詩部門のほかに短歌・俳句の部門がある。
 安水さんは、神戸大学学歌の作詞者でもある。
▽神戸大学学歌
萌える山並み 行く雲に
 飛ぶ鳥を追う 駆けてくる
輝く瞳 はずむ胸
 まぶしい光に なにを放とう
ともに歌う 神戸 神戸
 この丘のうえ 心あらたに

(2001.3.10)

やまなし文学賞に相馬庸郎元教授、現代詩人賞に以倉紘平さん

 やまなし文学賞研究・評論部門に相馬庸郎・元神戸大学文学部教授の「深沢七郎 この面妖なる魅力」が選ばれた(3月2日付読売新聞より)。また、現代詩人賞に以倉紘平さん(1940年生まれ、神戸大学文学部卒)の「プシュパ・ブリシュティ」が決まった(3月4日付日経新聞より)。

(2001.3.9)

イシュトバーン ハンガリー大使、秋田の学校で講演

 ハンガリーのセルダヘイ・イシュトバーン駐日大使が、秋田市の聖霊女子短期大附属中学・高校を訪れ、「ハンガリーという国について」と題して講演した。県ハンガリー友好協会が招いたもので、同校の中高に現在ハンガリー人の少女2人が入学しているなど同校がハンガリーと縁が深いことから実現した。
 イシュトバーン大使は1984年に神戸大学に留学した経験があり、流暢な日本語で「海と山に囲まれた秋田に比べ、ハンガリーは内陸地で平野。でもアジア系の民俗なので、人の名は姓・名の順番だし、温泉も大好き」など秋田県との共通点などを話した。「ハンガリーでは何が流行っているか」との生徒の質問には、「昔はタマゴッチ、今はポケモン」と答えた。
 以上は2月24日付毎日新聞(地方版)から。

(2001.3.8)

大西衣料、神戸大院生ら3人に優秀賞

 2月20日付日経流通新聞によると、衣料品現金卸の大西衣料(大阪市)は「21世紀の流通業」をテーマにした懸賞論文の入賞者を発表した。琉球大学法学部四年生の親泊政子さん、神戸大学大学院経営学研究科の外越裕之さんら3人が優秀賞(賞金30万円)を受賞した。ほかに4組が奨励賞(同10万円)を受賞した。最優秀賞(同百万円)は該当者がいなかった。
 懸賞論文には28組が応募した。選考委員長の学習院大学経済学部の田島義博教授は、「各論文で分析した流通業の現状を踏まえ、新しい仕組みをどう構築すべきかも提案してほしい」と希望を述べた。

(2001.3.7)

神戸大学般若団東日本支部が、「禅を知る会」を開催

 神戸大学般若団東日本支部が、「禅を知る会」を開催する。会では「仏教や禅に興味・関心のある方等は気軽にご参加下さい」と呼びかけている。事前の申し込みは必要ない。団員講話の時、般若湯とお寿司がでる。
(日 時)3月14日(水)午後6:15〜9:00
(場 所)東京凌霜クラブ(TEL:03-3211-2916)
(内 容) (会 費)4000円前後
(問い合わせ先)
  葉山(会社TEL:045−683−5757)
  清水(会社TEL:03−3241−4086)

(2001.3.6)

時計遺伝子を‘生‘観測 脳の働き調べる手段に 神戸大岡村均教授らが実験成功

 脳にある体内時計の遺伝子の働きをリアルタイムで観測することに、神戸大学の岡村均教授と山口瞬助手らのグループがマウスを使った実験で成功、英科学誌「ネイチャー」に発表した。生きた哺乳類の脳の働きを、遺伝子レベルで連続的に観察したのは初めて。記憶や学習などを調べる手法としても注目されている。
 岡村教授らは、ホタルの遺伝子を組み込んで、時計遺伝子が働くと発光するように工夫したマウスを使用。直径0。5ミリの光ファイバーを脳に挿入し、視交叉上核にある時計遺伝子が発光する様子を観測した。その結果、発光のパターンには、時計遺伝子の働きと同じ、約24時間周期のリズムがあった。12時間ずつの昼夜を反対にしてマウスを飼育した場合、発光リズムも逆転することから、この発光が、時計遺伝子の働きを反映していることが確認された。
以上は2月15日付読売新聞(東京)夕刊から。

(2001.3.5)

五百旗教授の最近の「書評」から

 朝日、日経、毎日等多方面の媒体で活躍中の五百旗頭真(いおきべ まこと)・神戸大学大学院法学研究科教授。毎日新聞の日曜日の「読書欄」に定期的に登場する。2月25日付では、阿川尚之「アメリカが見つかりましたか」(都市出版・上下2巻、各1800円)をとりあげ る。
 この本は、戦前11名、戦後16名の日本人の「アメリカ体験」のケースを集め検討と論評を加えたもの。登場人物は、ジョン万次郎、内村鑑三、都留重人、江藤淳、村上春樹等。「アメリカを受け入れた」人物もいれば、「アメリカと格闘した」人物もいる。また、アメリカとはある距離をもち、「アメリカを語り楽しむ」人たちもいる。著者の阿川尚之自身も「アメリカを語り楽しむ」派。その立場から本書は作られている。
 五百旗教授の文を読んでいると、「アメリカが見つかりましたか」を読んでみようかなと思うから不思議だ。

(2001.3.4)

筑波大学酒井泰弘教授、学生時代を語る

 「経済セミナー」誌3月号に、酒井泰弘筑波大学社会科学系教授が、「経済学1年生のころ」と題して、学生時代を回想している。 神戸大学に入学したのは、1959年。いわゆる60年安保の時代で 世の中は騒然としていた。
 自治会幹部のメンバーではなっかたが、学生運動のシンパで「経済研究会」という勉強会を主宰していた。学生時代マルクスやマーシャルが、人生観に影響を及ぼした”先生”だった。神戸大学経済学部大学院に進み、在籍中に理学部数学科の講義にも出席した。
 1968年北野熊喜男・天野明弘両教授の推薦でアメリカのロチェスター大学に留学。その後、ピッツバーグ大学で数理経済学を教えるなどして、 1975年に7年間のアメリカ生活を経て帰国した。アメリカで出会ったライオネル・マッケンジー教授、森島通夫教授ら「M」が頭文字の経済学者 の名がつらなる。
 酒井教授は、経済学博士、日本リスク研究会会長。「不確実性の経済学」、 「リスクの経済学」等の著書がある。

(2001.3.1)

エコノミストの山家悠紀夫氏、母校教授に転進

 第一勧銀総合研究所の専務理事でエコノミストの山家悠紀夫氏が4月1日付で神戸大経済学研究科の教授に就任する。学部や大学院で”日本金融経済論”の講義を持ち、日本経済、金融システム、金融制度の現状分析を講義の予定。
 山家氏は64年に神戸大経済学部を卒業、旧第一銀行に入行、ほぼ一貫して調査畑を歩んできた。91年調査部長兼務で総研の常務理事に就任。94年から専務理事。”偽りの危機、本物の危機”、”日本経済気がかりな未来”などの著書がある。なお、山家氏は在学中は、神戸大学新聞に所属していた。(日経金融新聞 2月22日)

(2001.2.23)

「銭湯を福祉浴場に」、神戸大学大西助教授が提言

 全国的に減少傾向にある銭湯。しかし、阪神大震災直後には、銭湯は防災拠点ともなった。そこで、銭湯を「バリアーフリーを促す神戸市の助成制度」を利用して「福祉浴場」として再生させるというユニークな提言がでてきた。
 これは、神戸大学工学部大西一嘉助教授(都市安全計画)がまとめたもの。今後、西助教授はこの提言を実現に向けて市や県に働きかけていくという。作家の藤本義一さんも、銭湯が「防災サロンになればいいね」と賛意を表している。(2月17日付読売新聞大阪本社版から)

(2001.2.22)

「凌霜」348号発行

 神戸大学の経済・経営・法学部の同窓会が発行する季刊誌「凌霜」348号が発行された。以下は、その主な内容。

(2001.2.21)

サントリーが土壌有害物質を花の色で検知 −神戸大学農学部と開発−

 サントリーは神戸大農学部と共同で、遺伝子組み換え技術を使い、土壌中に環境に悪影響を与える物質が残っていると、通常と違う色の花をつける植物を開発する。有害物質が残っていると働くスイッチの役割を果たす遺伝子と、花の色素を作る遺伝子を組み合わせたものを組み込む。2006年度までに商品化する計画。通常の土壌検査は抽出した土を化学分析するために高コストで、土壌全体を調べるのは難しい。花は安価で広い面積を覆う事が容易なため、商品価値は高いと見ている。
 遺伝子や酵素の昨日が働くようにする遺伝子の一種「プロモーター」と、水酸化酵素「P460」の一種で花の色を左右する酵素の遺伝子を結合し、植物に組み込む。使用するプロモーターは神戸大農学部が発見したもの。農薬成分などに反応して酵素の働きを促す役割を果たす。根から吸い上げた農薬成分にプロモーターが反応し、色を変える酵素を働くようにすることで通常と違う色の花をつける仕組み。
 以上は2月6日付日経産業新聞の抄録。

(2001.2.20)

日本で活躍する中国人バイオリニスト劉薇さん −祖父が神戸高商に留学、日本語が上手だった−

 1963年生まれの女流バイオリニスト劉薇さん。中国西安音楽院卒業後来日、桐朋音楽大学、東京芸術大学大学院で学ぶ。1995年アサヒビール音楽賞を受賞する。2000年秋、米・カーネギーホールで中国の作曲家・馬思聡(1912−1987)の作品を演奏した。
 劉薇さんが日本に来るきっかけは、祖父が神戸高商(現神戸大学)に留学、8年間の日本滞在で、日本語が上手だったことがあげられる。劉薇さんの祖父は、愛情をもって日本のことを話してくれた……。(2月8日から産経新聞夕刊に連載中の「話しの肖像画 バイオリニスト劉薇さん」1−5から)

(2001.2.19)

名古屋市長選挙の「公募」予備選挙に神戸大学教授が名乗り

 2月9日付中日新聞等の報道によると、4月に行われる名古屋市長選挙に向けて候補擁立を目指す市民団体の「公募」に応じて、鷲田豊明神戸大学大学院経済学研究科教授が名乗りでた。鷲田教授は1955年の生まれ。名古屋大学工学部卒業後、神戸大学大学院経済学研究科博士課程後期中退、岩手大学や和歌山大学の助教授を経て神戸大学経済学部教授。「環境評価入門」(1999 勁草書房)等の著書がある。
 「公募」には、鷲田教授の他に2人が名乗り出ている。なお、鷲田教授は、この3月末で退官する。

(2001.2.18)

「富士と抽象 山崎隆夫展」−茅ヶ崎市美術館−

 1月15日から2月25日まで茅ヶ崎市美術館(TEL 0467−88−1177)で「富士と抽象 山崎隆夫展」が開催されている。21世紀の幕開けの最初の企画として元茅ヶ崎市民の山崎隆夫さんに白羽の矢が立ち、油絵・リトグラフ等の遺作42点が展示された。

 山崎隆夫さん(1905−1991)は、大阪・高麗橋の生まれ。8歳の時に御影(現神戸市東灘区)に転居した。父は医者であったが、神戸一中在学中に失明、廃業した。このため当初の画家志望を断念、神戸高商に進学した。
 在学中、巨匠小出楢重のアトリエに通い絵の修行をする。1930年に三和銀行に就職した後も絵を描き、国画会等に出品を続け1943年には国画会会員に推挙されるなど画家としての力をつけていった。

 1954年、サントリーの佐治敬三専務(のち社長)のスカウトでサントリーに移籍、取締役宣伝部長として開高健、山口瞳、柳原良平等の部員とともに広告文化の金字塔を打ち立てた。1974年、64歳から山崎さんは画業に専念、毎年個展を開く。
 関西から茅ヶ崎市に転居したのが1962年のこと。ここが終生の住まいとなった。茅ヶ崎からは富士山が良く見える。転居後間もなく、富士山が山崎さんの絵のモチーフとなる。今回展示の作品の殆どは茅ヶ崎在住期のもの。「画家の内部で発酵し、純化し作品に結晶」(『図録』はしがき)した様々な”富士”が展示されていた。

 前掲の『図録』には山崎隆夫さんの人柄に肉薄した解説(北村由雄)、年譜などが収録されている。神戸女学院時代、絵を通じて知りあった光子夫人の言葉も多数収録されている等「多面的接近」の工夫がなされている。

(2001.2.14)

P&G日本法人の経営陣が神戸大学経営学部で講義

 日用品大手のプロクター・アンド・ギャンブル・ファー・イースト・ジャパン(P&G、本社:神戸市)の経営陣が、今年4月から神戸大学経営学部で講義を行う。同社は商品ブランドをひとつの企業と見なし、生産から収益までを一元管理する、「ブランド・マネジメントを採用している。この方式は、米国ハーバード・ビジネススクールの教材にも取り上げられている。(2月8日付日経紙からの抄録)

(2001.2.12)

韓国企業の国際経営と英語 −−吉原教授らの論文−−

 「世界経済評論」1月号及び2月号に「韓国企業の国際経営と英語」というタイトルの論文が掲載されている。執筆は、吉原英樹 神戸大学経済経営研究所教授、岡部曜子 帝塚山大学経済学部教授、澤木聖子 滋賀大学経済学部教授の3人。
 この研究は1999年11月に韓国のソウルにおいて実施したインタビュー調査に基づくもの。対象は韓国5大財閥の貿易部門と韓国輸出入銀行。韓国企業の英語への「過激な」取り組み実態が明らかになっている。LGInternationalでは1999年10月の大学卒新入社員のTOEICは900点をはるかに越えていた。また、「いくら優秀であっても、相当の英語力を持つ者でないと採用しない」という韓国企業(インタビュー対象企業の)の本音を引き出している。
 そのような韓国企業が英語で国際経営を行えない国として、日本と中国を挙げているというのも興味深い。

(2001.2.9)

日本貿易会が商社マンOBを神戸大学等4大学に派遣

 大手商社等で構成される日本貿易会が、商社マンOBを神戸大学経済学部、甲南大学経営学部、同志社大学大学院商学研究科、早稲田大学の4大学に講師として派遣する。商社マンの豊富な経験を社会に還元することが目的。
 神戸大学では、「ビジネス分野からのメッセージ」というタイトルで13回の特別講座が開かれる。毎回各分野のエキスパートが「インドネシア」、「プラント貿易」等得意分野での授業を行うことになっている。(2月5日付産経新聞夕刊ほか)

(2001.2.8)

日本経済研究センター研修生の報告

 日本経済新聞社系の日本経済研究センターには、全国の企業やシンクタンク等から研修生が派遣されている。同センターの機関誌「日本経済研究センター報」には、毎号2人の研修生が書いた近況報告が掲載されている。「日本経済研究センター報」(2001.2.1)に登場の2人は、偶然にも神戸大学の卒業生。

(2001.2.4)

東京理大・三土修平教授 「エコノミスト」誌で「再生 続・金融腐食列島」推薦

 「エコノミスト」(2001年1月23日号)の「話題の本」欄で、東京理科大学・三土修平教授が、高杉良「再生 続・金融腐食列島(上・下)」(角川書店)を紹介、学生が生(なま)の経済を知るのに最適の本と推奨。架空の大手都銀を舞台に描かれたフィクションではあるが、バブル後遺症の癒えない時期の金融業界を活写した経済小説であり、経済学の教科書では及ばない分野を記述した労作だ。
 三土修平(みつち・しゅうへい)教授は、1972年東大法学部卒、経済企画庁へ入庁。その後、1982年神戸大学大学院経済学研究科博士課程を修了。愛媛大学教授から東京理科大学教授に。秦野純一の名で小説も書く。また、奈良東大寺で得度したり、日本エスペラント学会の会員であったり、なかなかユニークな人物。

(2001.2.3)

H氏賞受賞の詩人・以倉紘平さん 詩集で被災地神戸への思い

 1993年、H氏賞を受賞した詩人・以倉紘平(いくら・こうへい)さん の詩集「プシュパ・ブリシュティ」が、1月29日付東京新聞夕刊コラム 「詩」欄に紹介されている。以倉紘平さんは1940年の生まれ神戸大学文学部卒。 定時制高校の教師のかたわら、詩作を行っている。
 「プシュパ・ブリシュティ」というのは、サンスクリット語で「花の雨」の意味。「亡き父母への、わが子への、被災地神戸への作者の思いは、悉く美しい」と 詩人池井昌樹によって以倉紘平さんの作品が紹介されている。

(2001.2.2)

文春新書新刊にOBや教官の著作 三輪裕範さんと魚住和晃教授

 2001年1月発行の文春新書新刊4冊のうち2冊を紹介する。

 まず、三輪裕範著「ローズ奨学生」(680円)。ケネディ、クリントン政権の中枢をになったのは、イギリスの帝国主義者セシル・ローズの遺言から生まれた「奨学制度」により学んだ人材であった。
 著者の三輪裕範さんは年1981年神戸大学法学部卒、伊藤忠商事入社。現在、伊藤忠マネジメントコンサルティングのチーフアナリスト。1月26日朝日新聞コラムに「米政策決定の本質に迫る報道を」を寄稿するなど多方面で活躍中。

 魚住和晃著「現代筆跡学序論」(690円)は、書かれた文字から、書き手の人柄や書いたときの状態までが分かる?そんな疑問に答える本。須磨少年殺害事件の犯人の筆跡についても言及。
 著者は神戸大学国際文化学部教授。文学博士、書家。1998年、書家としての作品10点が大英博物館に収蔵された。

 なお、文春新書では昨年2月に佐々木知子「日本の司法文化」(680円)が出版されている。著者の佐々木知子さんは1978年神戸大学法学部卒、検事等を経て参議院議員。松木麗のペンネームで推理小説を書くという多彩ぶり。

(2001.1.30)

インターネット証券業界の合従連衡

 インターネット証券のイーウイング証券(三和銀行系)と日本オンライン証券(伊藤忠系)が4月1日に合併する。激しい競争に勝ち残るため、顧客数を増やし、より使い勝手の良いシステムを提供しようという戦略。イーウイングの社長は小早川真希雄氏。76年神戸大経営学部を卒業後三和銀行入行、その後99年12月当社社長に就任。日本オンライン証券の藤島久則社長も73年神戸大経済学部卒であることは、昨年5月2日このKUCニュースでお知らせした通り。(1月24日日本工業新聞、12月11日日経ビジネス)

(2001.1.25)

学友会が大学写真集 卒業生データベース化も

 東京KUCで、神戸大学東京同窓会の「新年互例会」に招かれた、新野幸次郎・学友会会長は、全学部の同窓会が卒業生のデータベースを構築する準備を進めていることを明らかにした。
 これは、東京KUCインターネット委員会の取材にこたえたもので、今月竣工式を迎える神大会館の一室のパソコン室ができるとしたうえで、「ここで、すべてのOB名簿を一元的に管理することで、卒業生の連絡もしやすくなる。Eメールで一斉連絡もできるようになる」と述べ、将来的にはメールアドレスの配布も念頭にいれたシステムだと説明した。
 データベースの意義については、「どこでどのように同窓生が活動しているかをつかむことができることにある」とし、同窓生の動向をつかむのは、これからの時代の大学経営にとっても大切なことだと強調した
 神大会館は、大学創立90周年を機に集まった卒業生の寄付をもとに、理学部南の六甲ハイツ地区に27日に完成する建物。卒業生の会合や、音楽会などもできるスペースがあり、「利用する時には、本部庶務にたずねてください」と新野会長。
 このほか、2月下旬には、学友会編集の大学写真集が、神戸大生協から発売されることも披露した。

(2001.1.24)

東京同窓会が新年会 新野学友会会長招き

 1月23日午後6時30分から、丸の内の東京KUCで、神戸大学東京同窓会の「新年互例会」が開催された。工、経済、経営、法、教育(現・発達)、理学部の大正から平成卒までのOB81人が集った。

 まず、昨年末亡くなられた初代東京凌霜クラブ幹事長 沢田修二氏と阪神大震災で亡くなった学生・教職員への黙とうが行われた。
 今年は、学友会会長の新野幸次郎・元学長(1949年・神戸経済大卒)も招かれ「神戸大は、来年は開学100年を迎える。2004年には、独立行政法人化への動きをとるだろう。各学部の同窓会のみなさんの御支援をお願いしたい」とあいさつ。
 卒業生寄付をもとに建設が進められた「神大会館」と隣接して建設された「山口誓子記念館」が、1月27日にオープンすることにもふれ、「ぜひ、卒業生の方々にきていただき、利用していただきたい」とのPRがあった。

 鏡割りで清酒がふるまわれ、最年長の鳥羽貞三さん(1924年(大正13年)神戸高商卒)の乾杯でなごやかに歓談。立食パーティー形式の会場では、東京KUCを財政的に支援するためのカンパを募るグループ「東京凌霜クラブを愛する会」が呼び掛けを行ったり、ひさしぶりに顔をあわせたゼミ仲間が、近況を語り合うなど、新世紀の幕開けを祝い杯をかわしていた。
【写真1】学友会会長の新野幸次郎・元学長があいさつ。 【写真2】鳥羽貞三さんの音頭で乾杯。

(2001.1.24)

本業重視に軌道修正−日立マクセル赤井社長−

 「自社の得意分野から縁遠い事業に手を広げ過ぎた」と率直に反省するのは日立マクセルの赤井紀男社長(神戸大1963年・教育)。記録メディア、電池に次ぐ第三の柱としてネットを使い音楽ソフトや映像ソフトの販売などに参入したが、予想に反して事業は期待を下回る結果にとどまった。「インターネットを活用したコンテンツ(情報の内容)事業の土壌は大きくなかった」と悔しがるが、ネット時代の波に乗り遅れるなとばかりに始めた新規事業の目算の誤りは認めざるを得ない。今年は技術開発へ力を入れて本業重視に軌道修正する。(2001.1.23日経新聞朝刊「回転いす」より)

(2001.1.24)

高柳 和江さん 日本医科大学助教授

 小児外科の医師であり、医療管理学の助教授。神戸大医学部を1970年に卒業。その後、77年に徳島大学で博士課程終了後、クウェート、米国で医者として、研究者として活動。日本では数人しかいない英国小児外科学会員でもある。
”おなかの底から笑うこと、楽しい出来事を体験することで人間の自然治癒力が高まる。様々な実験の結果、免疫力を高めるナチュラルキラー活性が増加する事が分かってきました。つらい病人が笑ってなんか入られるかって言わないで、まずやってみましょう。手術は医者がやるとしても、その後その体を治すのは本人の力だと思い知らされてきたのです。自然治癒力はどのようにして高められるか。それは心が癒されることとつながっているのです。体が病んでも人格まで病気になってはいけない。”
 真っ赤なスーツにクリスマス飾りをつけて登場するなど、圧倒されるような経歴をすっかり忘れてしまいそうなほどチャーミングな高柳さんです。(朝日新聞1月22日 ”あの人とこんな話し”)

(2001.1.23)

アロヨフィリピン新大統領についてのコメント 片山裕 神戸大教授

 片山裕神戸大教授〈東南アジア政治)は1月20日の朝日新聞でアロヨ新大統領についてコメントしている。
”彼女の最大の課題は前政権で混乱を極めた政治と経済のルールをいかに回復するかに有る。財界主流、カトリック教会、国軍が後見人だが、選択肢は限られており、合意形成に手間取ることはないだろう。懸念は大統領自身にある。大衆民主主義の歴史をもつフィリピンでは国民にことあるごとに直接語らなければならない。アロヨ氏は元大統領を父に持ち、名門フィリピン大学を卒業した知性派であるが、お嬢さんのひ弱さをまだ克服できないでいる。アキノ元大統領とはこの点で対照的で、国民に直接届く言葉を持ち合わせていないように見える。”

(2001.1.22)

神戸経済新生会議

 神戸経済新生会議(新野幸次郎座長=神戸大名誉教授、元学長)は新生神戸の実現に向けた戦略をまとめ19日にも笹山幸俊神戸市長に提言する.”人が活躍できるプラットフォーム作り”を核に、ベンチャー企業の創出、知的産業の育成、国際化の推進、地域インフラの活用、人材育成などの施策を盛り込み、構造不況からの脱却を目指す内容となっている。  (日刊工業新聞 1月17日)

(2001.1.21)

谷口 弘行 神戸学院大学長

 谷口神戸学院大学長は1969年神戸大法学研究科博士課程修了、その後神戸学院大の講師、助教授、教授をへて1998年7月より学長。日本工業新聞の蘇れ日本の特集でトーホー社長野田淳嗣氏と対談している.谷口学長によると、神戸学院大学の学生への調査で同大学は、明るく自由、新しいものに抵抗がなく、異質なものを取り入れる気概があるといった特質があるという。 (日本工業新聞 1月17日)

(2001.1.21)

神戸大ニュースネット委員会栃谷亜紀子さん 産経新聞コラム「デジタル塾」で震災を語る

 1月18日付産経新聞の社会面メディア欄のコラム「デジタル塾」に神戸大学ニュースネット委員会栃谷亜紀子さん(経営)が登場、デジタル時代の先端を担うクリエーター高城剛氏のインタビューに答えている。「ネットでつなぐ震災の記憶」というタイトルで、阪神大震災の記録収集・発信についての神戸大学ニュースネット委員会の活動状況や、大学新聞のインターネットへの展開の効果などを語っている。6段、顔写真入りの大きなコラム。
 東京本社版のほか、「産経WEB」http://www.sankei.co.jp/advertising/itnews-labo/digitaljyuku/index.htmlにも掲載されている。
 栃谷さんは現在経営学部4年生、ニュースネット委員会の記者、編集長として活躍した。卒業後は内定しているマイクロソフト社に就職の予定。

(2001.1.20)

神戸市が、環境技術・産業の育成と誘致を推進

 神戸市はこの3月をめどに、環境技術・産業の育成と誘致を目指す事業計画「エコテック21」を策定する。
 この計画の骨子は中古自動車の再資源化、外食産業の食品廃棄物の再資源化、ゴミ処分場の延命化等。
 昨年11月末設置の「エコテック21検討会」で検討を進め、その結果が「エコテック21」に実ったもの。「エコテック21検討会」の座長は新庄浩二神戸大学教授(経済)だった。

(2001.1.20)

堀場製作所、環境ホルモンでVB、取締役に大川神戸大教授

 堀場製作所は環境ホルモンや残留農薬を簡単に測定できる機器を開発する子会社を設立した。神戸大学農学部の大川秀郎教授を取締役に迎え、遺伝子組替え技術を使って化学物質を効率的に分析する同教授の研究成果を活用する。教授は測定したい化学物質とだけ反応する抗体を使って微量の化学物質を検出する手法の研究を推進。分析に適した抗体を作るため、遺伝子組替え技術を活用する。取締役への就任は人事院の承認を得て今月から本格活動に入った。(日経産業新聞 1月17日)

(2001.1.19)

神戸大工学部が、毎月「工学部サミット」を開催

 1月11日付日刊工業新聞(近畿圏版)によると、神戸大工学部はこの1月から地域と密着した研究・教育活動の一環として毎月「工学部サミット」開催することを決めた。1回目は、1月26日午後4時から、104号教室にて。瀧和男教授が「低消費電力LSI設計技術の研究と産学共同」の講演を行うことになっている。

(2001.1.19)

防災HP トリオで発信(高校生&NHKアナ&書籍編集者)

 高校生、アナウンサー、書籍編集者。ひょんなことでつながった三者の作った防災情報ホームページ「もういちどチェックだ 防災マニュアル!」が17日から公開される。阪神大震災から6年。災害時に役立つ情報をQ&A方式でわかり易くまとめた内容で、継続的な情報発信が目標だという。取組みは「実社会とのかかわり方を自然に学べる機会になる」と教師にも好評だ。
 県立西湘高校(小田原市)の防災取材班が作った。生徒七人と教師3人に、NHKアナウンサー住田功一さん(神戸大1983年・経営)、同市在住のフリーの書籍編集者井上裕子さんが加わった。 「ぐらっと来たら火の始末」などの常識が通用するのか再検証する内容。普段の心構え/発生直後の対処/非難生活のノウハウの3章で構成。本や自治体資料の疑問点を県や小田原市、東京消防庁などに取材し、54項目を掲載した。
 ホームページは、http://www.unn-news.com/newsnet/sinsai-seisyo/bousai.html
 以上は1月17日付朝日・神奈川版から

(2001.1.18)

アサヒビール名誉会長の樋口廣太郎さん 神戸大学の助手だった

 1月17日付日本経済新聞「私の履歴書」によると、アサヒビール名誉会長の樋口廣太郎さんは、戦後の一時期神戸大学の助手(無給)をしていた。これは、彦根高商(現滋賀大学)時代の恩師山下勝治教授(会計学)が、神戸大学に移?たことが縁になっている。樋口さんは彦根高商卒業後京都大学に進み、住友銀行に勤めていたが、かたわら神戸大学の夜間の学部の助手をしていた。助教授の口の紹介も受けたが給料が安いのでやめた。また、無給といえども「他に職を持つ」のは銀行としてもまずいので助手はやめたとのこと。

(2001.1.18)

花を手向け祈る 震災の日

 新たな世紀をむかえてもこの日の風景だけは変わらない…。
 今年も、1月17日、神戸大学六甲台キャンパスの慰霊碑前には犠牲者の遺族や学生ら多くの人が訪れ鎮魂の祈りをささげた。正午には教職員らによる献花式が行われ、西塚学長らがひとりづつ花を手向けた。(詳細は神戸大ニュースネット http://www.std.kobe-u.ac.jp/newsnet/ 参照)

(2001.1.17)

神戸大・阪大が単位互換制度と交流協定を締結

 神戸大・大阪大の文学部と大学院文学研究科が、1月12日に神戸大学にて両大学学生の単位互換制度と院生の指導についての交流協定を締結した。この4月から発効する(1月13日付毎日新聞)。

(2001.1.17)

「亡き応援団長 高見秀樹君を偲ぶ」

 阪神大震災から6年。マスコミ各紙は様々な企画を掲載し始めている。1月12日付読売新聞(大阪版)は、震災時に21歳で亡くなった神戸大学応援団長(当時)の高見秀樹さんを追悼する仲間たちを取材し、阪神大震災7回忌の連載企画で紹介した。26ー27歳になった同期の仲間たち。サラリーマンになったり、教師になったり、結婚間近だったり色々。1月13日には同期9人が鳥取(高見さんは米子東高校卒・経済学部)に墓参りに行くことになっている……。と伝えている。(大阪本社版では、7段のコラムに「学舎の前ではためく応援団旗」や「角帽をかぶった高見さん」の写真も添えられていた。翌13日の東京本社版は写真なしの5段だった。)

(2001.1.16)

早川名誉教授が「日本居住福祉学会」を発足

 神戸大学の早川和男名誉教授が「日本居住福祉学会」を発足させた。年をとっても慣れた町に住み続けられる。そんな居住福祉社会の実現にむけて、新たな学会が1月14日に旗揚げされ、早川名誉教授が会長に就任する。早川名誉教授は、現在長崎総合大学教授であるが、神戸市に在住、阪神大震災では、倒壊は免れたが被災した。(以上は1月12日付読売新聞のコラム「顔」から)

(2001.1.15)

エーデルワイス・ブラス・オーケストラ ニューイヤー・コンサート

 1月27日(土)(開場18時、開演18時30分)、新宿文化センター大ホールで、エーデルワイス・ブラス・オーケストラのニューイヤー・コンサートが開かれる。曲目はラストエンペラー、ドボルザーク「新世界」等。前売/当日 1000円。
 エーデルワイス・ブラス・オーケストラは、アマチュアの団体。今回のコンサートで通算22回目を数える。代表をつとめるの芳地博光さん(バス・クラリネット)は神戸大学応援団吹奏部のOB(1974年卒)。石川島播磨重工勤務のかたわら演奏活動を続けている。
 問い合わせ先:045ー323−4335(芳地)

(2001.1.12)

「ニュースステーション」のコメンテーター・清水建宇さんは神戸大卒

 テレビ朝日系の報道番組「ニュースステーション」のコメンテーターとして、2000年1月4日の放送から登場してまる一年になる朝日新聞社の清水建宇編集委員(53)は、神戸大のOBだ。北海道出身、1947年生まれ。札幌南高校から神戸大経営学部に進み、1971年大学卒業後、朝日新聞社に入社。
 佐賀支局などを経て、東京本社社会部。捜査一課、三課、日曜版遊軍、宮内庁、警視庁サブキャップを歴任し、90年から同キャップ兼社会部次長。「週刊朝日」副編集長などを経て97年から月刊誌「論座」の編集長を務めたあと現職。
 共著に「サラ金」、「ふぐ」、「世界名画の旅」(いずれも朝日新聞社刊)。
 国際畑を歩んだ同期入社の萩谷順編集委員(東大法学部卒)と交代でコメンテーターを努める清水さん。ソフトな語り口だが鋭い切り口はさすが社会部出身。ブラウン管での好感度は高い。

(2001.1.11)

21世紀に読む本〜野口武彦・中井久夫・河合隼雄・池内紀〜

 朝日新聞社発行のPR誌「一冊の本」(2001.1)に「21世紀に読む本」とういう特集があり、作家・評論家・大学教授等がアンケートに答えている。以下は、その記事からピックアップ(掲載は原稿到着順)。

(2001.1.10)

大気社社長に山本廣さん

 1月4日および5日の各紙報道によると、空調工事大手の大気社社長に山本廣さんが6月28日付で就任することになった。山本廣さんは1962年神戸大学工学部電気工学科の卒業、同年大気社に入社、1987年に取締役に就任。常務(1993年)を経て1997年専務となり、現在に至る。

(2001.1.6)

女子タッチフットのROOKSが全日本2連覇

 1月3日、東京ドームでさくらボウル(第6回女子タッチフットボール全日本王座決定戦)が行われ、学生チャンピオンの神戸大学ROOKSが社会人チャンピオンの東京グレートアローズを20対0で破り、2年連続2度目の日本一を達成した。詳細は、神戸大学ニュースネット委員会ホームページhttp://www.std.kobe-u.ac.jp/newsnet/参照。

(2001.1.5)


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