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活躍するOB  神戸大学トピックス バックナンバー

vol.3 (1999.7〜1999.9)


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オムロンの”アドバイザリーボード”のメンバーに加護野教授

オムロンは28日、”アドバイザリーボード”を10月1日より設置すると発表。取締役会で中長期戦略を決定する前にグローバルな視点から多様なアドバイスを行う。メンバーには加護野神戸大教授(経営学部長)ら社外有識者5名。同社は2年後を目途に社外取締役制度を導入する計画だが,今回のメンバーが発展的に就任する可能性もある。

(1999.9.29)

10月9日に学術講演会『21世紀日本の戦略』

経済、経営、法学部創設五十周年、経済経営研究所創設八十周年、国際協力研究科博士過程創設を記念して、学術講演会『21世紀日本の戦略』が十月九日午前十時から六甲台講堂で行われる。

司会は大学院経営学研究科長の加護野忠男教授。卒業生で通産省政務次官で衆議院議員の高市早苗さん、松下電工会長の三好俊夫さんなど、学外からも講師が招かれる。当日は午前九時三十分から受け付けが開始される。講演会のあと、会場を移して、記念パーティーも催される。

定員は講演会が四百人、パーティーが二百人。参加費用は講演会が五千円(賛助会費)、パーティーが一万円。定員になり次第締め切る。申し込み、問い合わせは、社会科学系学部等総務課研究協力掛078-803-7210まで。

記念学術講演会『21世紀日本の戦略』
(10月9日土曜日・神戸大学六甲台講堂)
午前9時30分 受付
午前10時 主催者あいさつ
午前10時15分 五百旗頭眞氏 神戸大法学部教授
「日本の安全保障と外交」
午後0時15分 小町恭士氏 神戸大国際協力研究科客員教授、JICA総務部長
「共産主義ソ連の崩壊と民主主義革命の挫折」
午後1時30分 三好俊夫氏(1944年卒) 松下電工株式会社取締役会長
「21世紀の潮流と企業経営」
午後3時 高市早苗氏(1984年卒) 通商産業政務次官、衆議院議員
「日本の競争力再生に向けて〜政治の挑戦」
午後4時30分 記念パーティー(神戸大学本館332教室)

(1999.9.26)

近現代史フォーラムに五百旗頭教授 10月23・24日に有楽町マリオンで

近現代史フォーラム「20世紀世界の誕生――両大戦間の巨人たち」が10月23日・24日の両日、東京・有楽町マリオン朝日ホールで開かれる。初日のテーマは「第一次大戦後のヨーロッパ世界」と「新世界」。2日目は「アジア太平洋世界の波涛」と「20年代の日本−大正から昭和へ」。講師は国際政治学者ら12人。

総合司会は五百旗頭真・神戸大教授と下斗米伸夫・法政大教授。2日間通しで一般7000円、教員5000円、学生3000円。参加希望者は、はがきで〒234−0054 横浜市港南区港南台4の17の10、近現代史フォーラム実行委員会事務局まで資料を請求の上、申し込む。(9月9日付朝日新聞夕刊)

(1999.9.22)

水島銕也先生の書が70,000円で古書目録に

神戸大学の前身校のひとつ神戸高等商業学校の初代校長をつとめた水島銕也(みずしまてつや 1864-1928)先生の書一幅に70,000円の値がついて、古書目録に登場している。 この目録は、神戸陳書会(TEL・FAX078-261-2828)発行のもの。

(1999.9.22)

「オゾン層保護フォーラム」 市橋教授が講演〜福岡

9月8日、「オゾン層保護フォーラム'99」が福岡市中央区荒戸三丁目の同市市民福祉プラザで開かれた。オゾン層破壊とその影響への関心を高めるのが目的。「ストップ・フロン全国連絡会」(本部・群馬県)の福岡支部を中心に、圏内で環境問題に取り組む市民団体の有志らが開いた。フォーラムには、フロンガス回収業者なども含めて約150人が参加。神戸大学の市橋正光教授が「皮膚がんの発症には、紫外線が関係している。子どものころから皮膚のケアを行う必要がある」と講演した。また、オゾン層の破壊と原因の研究を続け、南極観測隊に越冬隊員としての経験をもつ福岡大学林政彦助教授の講演もあった。(9月9日付西日本新聞)

(1999.9.22)

『神戸大百年史』の写真求む

神戸大学百年史編集室では、『神戸大学百年史 写真集』に掲載する写真を提供してほしいとOBに呼びかけている。

神戸大は、二〇〇二年(平成十四年)に、神戸高等商業学校の設立から百年を迎えるのにあたって、『神戸大学百年史』の刊行の準備を進めている。二〇〇一年(平成十三年)の年度末に、その一環として、『神戸大学百年史 写真集』を出版する予定だ。

そこで、神戸大学百年史編集室は、各学部の同窓会誌などを通じて、神戸大のそれぞれの時代のひとコマを写した、OBの在学中の写真の提供を求めている。スナップ、アルバムなどどんな形態でも可。提供できる写真や資料があれば、

神戸大学百年史編集室
〒657−8501 神戸市灘区六甲台町1−1 
電話 078−803−5035(直通)

まで

(1999.9.17)

村上敦・名誉教授が巻頭随想 〜国民金融公庫「調査月報」で

村上敦・神戸大名誉教授が「アジアの経済発展と中小企業」と題して、国民金融公庫「調査月報」1999年9月号の巻頭随想を執筆している。

1997年7月のタイ・バーツの急落を契機に多くの東アジア諸国を巻き込んだ「アジアの経済危機」も、インドネシアになお不安定性が残るものの、ようやく回復の兆しを示しつつあるかにみえる。この危機をもたらしたものは、明らかに「早すぎた成長」と「早すぎたグローバリゼーション」である。

――と語っているのは、村上敦・関西国際大学学長。村上学長は神戸大学経済学部教授をつとめ、現在は名誉教授。専門は国際経済学で、現在でも国際協力事業団(JICA)の「インドネシア貿易セクター人材育成プロジェクト」に関係しており、その経験をもふまえてアジアの経済を語っている。(国民金融公庫「調査月報」1999.9月号 No.4より)

(1999.9.16)

早川名誉教授の著書「住宅貧乏物語」、アンコール復刊される

早川和男神戸大学名誉教授の岩波新書「住宅貧乏物語」が、この5月に復刊された。 この本は20年前の1979年3月、岩波新書(黄版NO.77)の1冊とし好評であったが、 しばらく版元品切となった。1999年5月に第26刷が刊行され、書店の店頭に並んでいる。早川名誉教授が、20年前に本書で指摘した「日本の住宅の貧しさ」は、殆ど改善されていない。阪神大震災により、問題点はより明確になっている。 早川和男名誉教授は、「住宅貧乏物語」を世に出した当時は、神戸大学工学部教授、 現在は長崎総合科学大学教授の職にある。

(1999.9.16)

三菱財団、岡村神戸大学教授など78件に研究助成

三菱財団は、1999年度の研究助成金の贈呈先として、自然科学部門の岡村均・神戸大学 医学部教授らによる「生物時計の分子機構の研究」をはじめ、3部門計78件を決めた。 助成総額は4億5千万円。9月17日に東京・丸の内の三菱クラブで贈呈式を開く。 自然科学部門(助成金計3億円)では岡村教授のほか、順天堂大学医学部の水野美邦 教授らの「家族性パーキンソン病の発病機構に関する研究」など40件、社会福祉部門 (同9000万円)では国立長寿医療研究センターの大川弥生老人ケア研究部長らによる「身体障害者の加齢による障害程度の変化」の研究など21件、人文科学部門(同6000万円) では茨城大学人文学部の青山和夫助教授らの「古典期マヤ人の日常生活」など17件を選んだ。(7月29日付日経産業新聞)

(1999.9.16)

1999年度・国家公務員1種試験、倍率32.4倍、神戸大からは19名が合格

人事院は8月11日、中央省庁の幹部候補となる1999年度国家公務員採用1種試験の 合格者を発表した。申込者4万535人に対する合格者は、前年度より13人多い1252人。倍率は32.4倍(前年度28.9倍)となり、85年度に1種試験制度が始まって以来、 最も狭き門となった。神戸大からは19名が合格した。

出身大学別合格者数(10人以上、単位:人)
大学名 99年度 98年度
東大 368 341
京大 166 135
早稲田大 76 65
東北大 62 55
慶応大 58 57
九州大 45 40
北海道大 40 59
東京工大 38 46
大阪大 33 38
名古屋大 28 42
一橋大 27 21
筑波大 26 22
中央大 21 21
神戸大 19 17
東京理科大 16 21
岡山大 14 8
東京農工大 10 11

(1999.9.16)

市民参加のまちづくりとは 〜来月、苫小牧で世古さんが講演 

9月9日付北海道新聞によると、市民参加のまちづくりや民間非営利団体(NPO)について学ぶ講演会が10月13日、苫小牧市本町のアイビープラザで開かれる。講師は「参加のデザイン研究所」(東京)の世古一穂代表。14日には、世古さんを交えたワークショップがウトナイ湖ネイチャーセンターで予定されている。

この会の主催は、苫小牧の自然を守る会(舘崎やよい代表)。世古一穂(せこ・かずほ)さんは1975年神戸大学文学部哲学科(社会学専攻)卒。生活科学研究所主任研究員などを経て、現在は東京でNPOづくりの支援活動を続けている。「参加のデザイン研究所」代表。「NPO研修・情報センター」代表。千葉大講師を務め、「自治体・地域の環境戦略」「市民参加のデザイン〜市民・行政・企業・NPOの協働の時代」など著作も多い。

(1999.9.13)

土曜日、クラブオープン開始!!

東京凌霜クラブ・東京KUC(有楽町「帝劇ビルB2階」)が土曜日も営業します。ただし、

  1. 事前(1ヵ月前)のご予約をお願いします。
  2. 20名以上の会合よりお受けさせて戴きます。

詳細は、事務局までお問い合わせ下さい。

(住所)千代田区丸ノ内3−1−1帝劇ビルB2
     社団法人 凌霜会東京支部
(電話)03−3211−2916

(1999.9.13)

APEC10年  五百旗頭教授の意見

誕生してから間もなく10年になるAPEC(アジア太平洋経済協力会議)について、朝日新聞では3人の識者に「APECの課題と焦点」について意見を求めている。9月7日付では、そのトップ・バッターとして、神戸大学法学部の五百旗頭真(いおきべ・まこと)教授が登場。以下は、その抄録。

――APECの特徴である「緩やかな地域協力」や「自主的な自由化」に、限界が見えるという指摘があります。どう打開したらよいのでしょう。

「世界貿易機関(WTO)や欧州連合(EU)の先行例が強いだけに、APECは必要以上に挫折感を持たれているのではないか。APECに元々、多くを期待してはいけない。アジア太平洋を一つの共同体と考える人は夢想家だと言われるぐらいで、一つにまとまりようもないほど、多元的で多様だからだ」

――日本はAPECの立て直しにどういう役割を果たすべきでしょうか。

「東西冷戦時は西側の一員と言っていたが、終結後、日本は所属する場を失っている。日本の国際社会の現住所はAPECしかないのではないか。米国が、欧州との連携、北米自由貿易協定(NAFTA)、さらには自由貿易協定を四十カ国以上と結んでいるのとは対照的だ」

なお、五百旗頭真教授の父上(慎治郎氏、故人)も神戸大学経済学部の教授だ

(1999.9.10)

復古カメラで起業、安原 伸さん

(株)東京商工リサーチ発行の月刊誌「ザ・ビジネスサポート」9月号が「新世代の起業家たち」という特集を組んでいる。紹介されている8人の起業家の1人が安原伸さん。 安原さんは1964年生まれ、神戸大学理学部を卒業後京セラに勤務した。1997年に 京セラを辞めて、(有)安原製作所を設立、かねて関心の深かった復古カメラの製造・ 販売に乗り出す。外装が金属でズッシリ重く、いちいちピントを合わせなければならない 第1号復古カメラが「安原一式」。マニアの間での人気は高い。今年3月に販売を開始し、 すでに3,500人の予約が入っている。手に入れるまでに1年かかるという大人気だ

(1999.9.3)

重症「筋ジス」の症状軽減、神戸大が遺伝子治療の実施を倫理委に申請

神戸大医学部付属医学研究国際交流センターは、9月1日、デュシェンヌ型筋ジストロフィーを対象とした新たな遺伝子治療の実施を同大倫理委に申請した。この病気の原因となる遺伝子がたんぱく質を作り出す過程を、別に合成した遺伝子(DNA)の断片を注入することで変化させ、同じ筋ジストロフィーでも症状が比較的軽いベッカー型にする手法。世界でも例がないという。デュシェンヌ型筋ジストロフィー患者に福音となる可能性が出てきた。

神戸大学は今年3月、デュシェンヌ型の遺伝子診断に対し、厚生省の高度先進医療の実施施設として認められた。約60人を診断し、2人については塩基の欠失状態を突き止め、今回の治療を施したいという。

別の感染症に対する治療法として、米国では、この方式が実施されており、安全性は確立されているという

(1999.9.3)

廃食用油からディーゼル燃料、神戸大福田教授など

神戸大学大学院自然科学研究科の福田秀樹教授らは、廃食用油をほぼ完全にディーゼルエンジン用燃料に変える技術を開発した。この技術は酵素を使うもので、水などの不純物を含んでいても高品質の燃料ができ、繰り返し使っても酵素の性能は落ちないという。植物油から作ったディーゼル燃料は環境への負荷が小さく、欧州で普及し始めている。研究陣は飲食店や家庭で使ったてんぷら油やサラダ油を経済的に再資源化するシステムづくりに役立つとみている。

福田教授らは新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の委託を受け、バイオ燃料の実用化に向けた研究を1998年度から3年計画で進めている。研究には、工業技術院大阪工業技術研究所や長瀬産業なども参加している。(以上は8月24日付日経産業新聞の抄録。)

(1999.9.1)

震災からの教訓として「ボランティア学のはじまり」発刊、鈴木正幸・神戸大名誉教授

鈴木正幸・神戸大名誉教授(63)が「ボランティア学のはじまり〜新しい街づくりを目指して〜」(六甲出版)を編集、発刊した。この本は、阪神大震災から学ぶべきもの、語り伝えるべきものを記録するため発刊した「その時
学校は」「その時 留学生は」の2冊に続くもので、今回は、ボランティアを取り上げた。

「ボランティア学のはじまり」は2200円(税別)。A5版、376ページ。入手は神戸市内大手書店か六甲出版(078・871・1234)へ。以上は8月29日付毎日新聞(地方版)の抄録。

(1999.9.1)

村田武一郎さん(工学部昭和48年卒)は現在大阪湾新社会基盤研究会理事事務局長

このほど淡路島南端の由良地区に、地域と自然の適切な係わり合いを対象とする研究交流センターを設立、4月には国際シンポジウムを開催。

もともと”本業”は独立系シンクタンクの地域計画研究所の創業者兼研究者。立ち上げた研究会組織を公益法人やNPOに改組させてきた。湾岸地域の工場遊休地の発生などの原因を探るうちに全国共通の問題があることに気がつき、93年に異分野の研究者や企業を集めて大阪湾新社会基盤研究会を発足させた。(8/17、日刊工業新聞より)

(1999.8.25)

玉井英二さん、ホールインワンを3度達成 〜産経紙のエッセイから〜

産経新聞の連載コラム「リレーショット」に昭和29年神戸大学経営学部卒業の玉井英二さんが登場(8月7日)。これによると、玉井さんは、過去ホールインワンを3回達成したという。最初は15年ほど前。今は、「あと2、3回はホールインワンをやりたい」と玉井さんは念願している由。

玉井さんは住友銀行副頭取、住友クレジットサービス社長等をつとめ、現在は住友クレジットサービス相談役。

(1999.8.24)

神戸大学同窓会 恒例納涼ビールパーティー 8/20開催

神戸大学同窓会の東京の拠点、東京凌霜クラブ・東京KUCで8/20、 毎年恒例の納涼ビールパーティーが開催される。詳細は下記の通りで、当日参加される方は、事前に東京凌霜クラブ・東京KUCまで。

今回は、コンサートをはじめ、国際親善・福祉の場などで幅広くご活躍中の琴奏者トリオの演奏でお楽しみいただく趣向も用意しております。もちろん、名刺交換など交流の場にもなるかと存じます。ご夫婦同伴も歓迎です。どうぞご参加ください。

     =記=
日  時 8月20日(金) 午後6時〜8時
場  所 神戸大学東京凌霜クラブ・東京KUC
     〒100-0005 東京都千代田区丸の内3-1-1 帝劇ビルB2
      (地下鉄「日比谷」下車、JR「有楽町」下車
      地下鉄「有楽町」下車 B3出口 お堀端の帝国劇場地下2階)
     tokyokuc@cd.mbn.or.jp
電  話 03−3211−2916
ファクス 03−3211−3147
出  演 琴アンサンブル翼
会  費 5000円(同伴者は4000円)

(1999.8.19)

「お城の女王」に神戸大 大西良子さんら3人 〜姫路市〜

姫路市の観光PRなどを務める第32代「お城の女王」が7月23日、選定委員から発表された。29日に姫路城、三の丸広場において開催された「お城まつり」オープニングイベントで市民らに披露された。毎日新聞(7月24日)によると、112人の応募者の中から代表女王に選ばれたのは相生市佐方の神戸大学3年、大西良子さん(22)。女王は聖和大学短期大学部2年、尾上純子さん(20)と、甲南大学3年、松岡佑季さん(21)の2人。

3人は1年間、観光キャンペーンなど市内外のイベント100件以上に参加する予定。

(1999.8.19)

道徳教育めぐり 公開シンポジウム

8月3日付産経紙によると、「総合的な学習の時間と道徳教育」をテーマにしたシンポジウムが8月26日、上廣倫理財団の主催で開かれる。午前10時―午後5時半、会場は渋谷区神宮前の国連大学。

午前中は総合的な学習の時間をカリキュラムに組み込んだ徳島県鳴門市と福岡県志免町の小学校の実践発表と宇佐美寛・千葉大教授、押谷慶昭・埼玉短大教授らによる討議。午後は総合的時間と道徳教育の新たな展開について植松伸之・福岡県教育庁主事、奈須正裕・国立教育研究所主任研究者、深沢久・高崎市立佐野小教諭、今谷順重・神戸大教授らによる発表。更に全体討議を行う。参加費2000円。問い合せ・申し込みは同財団TEL03・3261・8711へ。

(1999.8.19)

阪神大震災復興を検証 国内外専門家36人が8月14日から現地を視察

阪神大震災からの復興過程を検証・評価する兵庫県の震災対策国際総合検証事業の現地視察が8月14日から始まった。同日付の毎日新聞大阪版によると、国内外の専門家らが被災者から聞き取り調査などをして住宅再建や街づくりの進み具合をチェック、震災から丸5年の来年1月に開く国際シンポジウムで提言としてまとめる。

検証作業に携わるのは、米国、フィリピン、スウェーデンなど海外16人、国内20人の学者や専門家。さらに、震災直後から復興対策などに携わってきた学識者らによる「震災対策国際総合検証会議」(座長、新野幸次郎・神戸大学名誉教授)が第三者的立場でバックアップする。対象の項目は「災害弱者への配慮」「住宅再建支援」「復興まちづくり」など。専門的見地からチェックを行う。

4日は端信行・国立民俗学博物館教授(先端民族学専攻)が「歴史遺産の復旧、地域文化をめぐる課題」について、県の有形民族文化財指定されている酒蔵などがある「沢の鶴資料館」(神戸市灘区)を訪れ、文化財修理や免震装置の導入について関係者から聞く。

(1999.8.19)

愛知の若者、ソウルで「交流寄席」

愛知県内の若者グループが8月13日、ソウルの日本大使館で、日本語と韓国語による落語を披露する。最近、急速に日本文化への関心が高まっている韓国でも、韓国語での落語の上演は例がないという。

寄席を開くのは、アマチュア落語グループ「名古屋英語落語研究会」のメンバー9人、研究会は2年前、英語落語を進めていた故桂枝雀さん(神戸大学中退)に感銘を受けた神戸大学落語研究会OBの会社員泉谷周生さん(28)=愛知県小牧市=が「いろんな外国語で新しい落語をやってみようよ」と、東海地方のOBに呼びかけて結成した。

「社会人の短い夏休みで活動できる一番近い国だから」と韓国を選び、在日韓国人の作家や日韓親善協会、名古屋韓国学校に手紙を送ったところ、「協力したい」という人が相次ぎ、ソウル公演が実現することになったもの。

以上は8月9日付朝日新聞からの抄録。

(1999.8.19)

神戸大医学部が講演録「科学すること・生きること」を発刊

神戸大医学部が1983年から、主に研究者を対象に実施している学術講演会の内容を収録した「科学すること・生きること」が発刊された。ノーベル化学賞を受賞の故福井謙一博士をはじめ、医学、科学研究の日本の第一人者11人が研究内容や人生観などを語っている。

福井博士は「化学からみた人生」と題し、自らの人生を振り返りノーベル賞の対象となったフロンティア理論を説明。また、細胞内の情報伝達の研究で世界的に知られる西塚泰美・神戸大学長は「ホルモン作用の仕組みと生体の応答」のテーマで、カルシウムを介した情報伝達の仕組みを説明している。

他の収録講演は▽西澤潤一・岩手県立大学長「二十一世紀の科学技術と日本のゆくえ」▽梅棹忠夫・国立民俗学博物館名誉教授「民俗学と国際交流」▽早石修・大阪バイオサイエンス研究所名誉所長「眠りと目覚めを司(つかさど)る物質」等。

編集を担当した松村武男神戸大名誉教授は「理科系、文科系を問わず研究を志す学生に読んで欲しい」と話している(文教出版刊、本体3000円)。

以上は8月16日付読売新聞(大阪)の抄録。

(1999.8.19)

第72回経営実務研究会のご案内

経営実務研究会では、次の通り研究会を開催します。参加希望の方は、事務局までご連絡下さい。なお、参加会費5,000円を当日受付にて頂戴致します。

  1. 日時:平成11年8月27日(金)12:00〜14:00
  2. 場所:東京凌霜クラブ・東京KUC(帝劇ビルB2)
    TEL 03−3211−2916
  3. 演題:「中国情勢について」
    李総統の”国と国との関係”発言に対する反発やミサイル実験報道等何かと話題の多い中国情勢について、外務省高官の現実を見据えた今後の見通しを伺う予定です。
  4. 講師:外務省国内広報課長 大嶋 英一 氏
    千葉県出身昭和49年東大理学部在学中に国家公務員上級試験合格。昭和53年外務省入省。香港総領事館を振リ出しに中国、米国、英国の各大使館勤務を経て、平成2年、香港総領事、平成8年宮内庁、東宮侍従、平成10年より現職。

(1999.8.12)

神戸港港島トンネルで海底コンサート

神戸・ポートアイランドと市街地を結ぶ海底トンネル「神戸港港島トンネル」(全長一・六キロ・メートル)が7月30日に開通するのを記念して7月18日、市民約千人がスタンプラリー「シーサイドウォーク」と“水深22メートル”での「海底コンサート」を楽しんだ。雨模様にもかかわらず、開通後は自動車専用道になるため、多くの家族連れやグループが参加した。

神戸市中央区のポートターミナルを出発、5か所のポイントでスタンプを集めながら、ポートアイランド側入口からメリケンパークまでの約6キロを歩いた。トンネル中央は水深約12メートル。さらにトンネル自体の高さが10メートル。最深部となる海面から22メートルの車道に設けられたステージでは、神戸大学吹奏楽部のメンバー九人により、「浜辺の歌」など海にちなんだ唱歌やアニメソングが演奏された。(7月19日付読売新聞および毎日新聞=ともに大阪版)

(1999.8.4)

企業家研究基金を設置 〜大阪商工会議所〜

大阪商工会議所は7月12日、「企業家研究基金」(2000万円)を設置し、企業家に関する幅広い研究を支援する、と発表した。加護野忠男・神戸大教授と宮本又郎・大阪大大学院教授が来春、設立を計画している「企業家研究フォーラム」(仮称)の運営費などをバックアップする。

加護野、宮本両教授は(ともに神戸大学OB)は企業家に対する研究が不十分として、実務者、文化人らも加えたフォーラムをつくり、研究発表などの場を提供することにしている。大阪商工会議所はこうした活動が企業家の人材育成にもつながると判断し、支援することになった。(7月13日付毎日新聞などによる)

(1999.8.4)

阪神大震災級の地震を想定し医療情報システム訓練 〜神戸大学病院で〜

災害時の医療機関の情報交換や救急医療について検討する「県災害医療コーディネーター研修会」が7月17日、神戸大学医学部で開かれた。

阪神大震災級の地震を想定し、県内の約300病院をつなぐ広域災害・救急医療情報システムを使った訓練を行ったもの。 災害拠点9病院の担当医師ら約40人が参加、情報の伝達や被災病院への応援体制などが適切かどうか、入念にチェックした。広域災害・救急医療情報システムは1996年12月の運用開始。被災した医療機関は、転院が必要な患者数や程度、ライフラインの状況、応援が必要な医師数などを入力。被災地外の病院も応援に出せる医師数や受け入れ可能な患者数、集中治療室の空きベット数などを打ち込み、災害拠点病院の医師が全体の状況を見ながら調整をする。

訓練に参加したのは、災害拠点病院の神戸大学付属病院のほか、県立姫路循環器病センター、公立豊岡病院など9病院の災害担当医師と保健所の職員ら。山崎断層を震源とし、震度7の大地震が発生、兵庫県西部の7市21町が被災したと想定した。(7月18日付読売新聞・大阪)

(1999.7.30)

同窓会にメールアドレスを登録してください

神戸大学同窓会の東京の拠点の「東京凌霜クラブ・東京KUC」では、同窓会主催のイベント情報などをEメールでもお伝えすることになりました。すでに事務局でアドレスを把握していてる約三百人の方々には、七月二十八日夜に、八月の「納涼ビールパーティー」のご案内をさしあげています。これからも、より速い情報配信、よりコストのかからない通信のために、Eメールを活用していきたいと考えています。そこで、上記ご案内がまだ届いていない皆さんは、メールアドレスを「東京凌霜クラブ・東京KUC」に登録していただけないでしょうか。もちろん新制・旧制は問いません。全学部の卒業生が対象です。下記の−−−−線以下をペーストして、必要事項をご記入の上、tokyokuc@cd.mbn.or.jpまでご返信ください。メールのタイトルは『メールアドレス登録希望』としてください。よろしくご協力のほどお願いいたします。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
お名前=
卒業年度=19  年  学部
ゼミ・講座名=
サークル・クラブ名=

電話=
ファクス=
Eメール=
ご住所=

会社名=
部課名=
会社電話=
会社住所=
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(1999.7.28)

ベンチャーの星、金丸恭文さん

企業情報システムのコンサルティング会社、フューチャーシステムコンサルティングが6月22日に新規店頭公開した。初値は3350万円。公募価格の5.2倍という新記録。

同社社長の金丸恭文さんは、1978年10月神戸大学工学部の卒業。KTCなどを経て、1989年11月にフューチャーシステムコンサルティング社を設立、社長に就任した(6月23日付日経産業新聞)。不景気の続く昨今、こういう企業が沢山でてくると良いのに!金丸恭文さんは、まさにベンチャーの星だ。

(1999.7.22)

住田アナの震災副読本 読者のHPできる

阪神大震災で亡くなった神戸大生の追悼手記を掲載した、高校社会の副教材『語り継ぎたい。命の尊さ〜阪神大震災ノート』(一橋出版)に全国から反響が集まり、7月17日にホームページが開設された。

「友達亡くす辛さ知った」(小田原市・高校生)、「神戸大の悲しみ伝わった」(神奈川県・元大学教授)などこれまでに約20人の感想を掲載。本の編集に協力した神戸大ニュースネット委が開設。アドレスは、http://www.std.kobe-u.ac.jp/newsnet/sinsai/book/book.html

この本は、NHKアナウンサーの住田功一さん(経営学部1983年卒)が、震災直後から現在までの取材体験をもとに書いた、高校「現代社会」の副読本。B5判約77ページのブックレット形式(定価600円・税別)。

これまでに、著者あてに全国の小学生、大学生、教師、主婦、報道関係者ら約四十人から感想や意見が手紙やEメールで寄せられた。ネット上への転載の許諾を得た約二十人分を掲載して、このほどHPがオープン。このあと、約二十人分の大学関係遺族らの手紙を掲載する準備が進んでいる。

本は、神戸大生協のほか、神戸、大阪、東京などの大型書店には店頭に配本されているが、ない場合は、書店取り寄せで注文できる。詳しくは、一橋出版03-3392-6021まで。(7月17日 神戸大学ニュースネット委員会のホームページから)

(1999.7.21)

旧姫路分校が文化財に

旧制姫路高校の学舎で、戦後の一時期、神戸大学姫路分校(教養部)として使用されていた建物が、7月16日に文化財保護委員会から「登録有形文化財」に指定するよう答申された。

旧姫路分校は、現在は県立姫路工業大学の学舎として使用されている。指定の答申を受けたのは、「ゆりの木会館」と「講堂」。いずれも木造2階建ての風雅な建物だ。(1999年7月17日 神戸新聞から)

(1999.7.21)

文学部 野口武彦教授の文庫本がビジネス雑誌に登場

中公文庫の新刊、野口武彦「江戸の兵学思想」(952円)が、ビジネス雑誌の代表「週刊東洋経済」誌99年6月26日に1ページ弱の書評として採りあげられている。

一見、ビジネスとは関係がないと思われる杉田玄白、新井白石、林羅山、荻生徂来等が登場する本書だが、読み方によっては企業経営に役立つということなのだろう。

(1999.7.16)

東京凌霜クラブの生みの親 出光佐三さん

出光佐三(いでみつ・さぞう)さんは出光興産の創業者、そして東京凌霜クラブの生みの親でもある。7月11日付日本経済新聞では一面の約2分の1を使って「20世紀日本の経済人」の第28回として出光佐三さんをとりあげている。

出光さんは1885年(明治18年)福岡県宗像郡の生まれ。1909年(明治42年)に神戸大学の前身の神戸高商を卒業、酒井商店に入社した。翌々年に北九州門司に石油販売業出光商会を創業した。この会社が後の出光興産である。1966年に社長を弟・計助氏に譲り会長、そして1972年に店主、1981年3月7日、急性心不全のため亡くなった。享年95歳。

7月11日付日経紙では、「国際的な石油カルテルに抗し、幾多の苦難を乗り越えて最大の民族系石油会社、出光興産を築いた」と「出光佐三の人間像」を語っている。

なお、7月13日付日経流通新聞のコラム「暖流寒流」で、出光興産という会社について次のようにまとめている。

佐三氏の人間、大家族主義の経営は有名だ。戦争直後には倒産の瀬戸際にあったが、一切解雇せず、農業、漁業、ラジオの修理販売にまで手を染めて苦難を乗り切った。今や日本企業もタイムレコーダーや出勤簿、定年制は当たり前。リストラの名のもと解雇が広がり、社内に不信感と疑心暗鬼が渦巻く企業も目につく。つねに経営の原点を見つめていた佐三氏に学ぶ点は多い。

(1999.7.14)

アマチュア天文家 安部裕史さん(神戸大学理学部卒)

自分で発見した小惑星の名を学生時代を過ごした神戸にちなんで“Kobe”と命名したのはアマチュア天文家安部裕史さん(41)=島根県八束町。仕事は病院の事務職。

阪神大震災の直後に病院から救護班を出すことになり、神戸大学で学んだ経歴から安部さんは医師、看護婦とともに神戸へ。灘区で避難した人の看護活動に従事した。

大学では天文研究会に所属し、長年、天体観測を続け、1990年ごろからは、小惑星の観測も。神戸で学生時代を過ごしたことから、見つけた小惑星には大好きなまち、神戸の名前を付けようと決めた。「この星が、震災復興のシンボルになってくれたらと、願っています」と安部さんは語る。

“Kobe”は今年2月に国際天文学連合により正式に命名された(6月13日付毎日新聞など)。

(1999.7.14)

「日本の経済学と経済学者 −戦後の研究環境と政策形成−」から

以下のデータは「日本の経済学と経済学者」(1999年, 日本経済評論社)から引用したもの。

経済学(経営学・商学を含む)分野の大学院修了者数の比較表が掲載されている (92ページ)。

最も多く修了者数を出しているのが東京大学(574)。 以下、早稲田大学(500)、京都大学(486)、神戸大学(463)、一橋大学(380)、 慶應義塾大学(366)、明治大学(284)、九州大学(263)、大阪市立大学(236)、 東北大学(185)の順となっている。

(1999.7.13)

神戸大学に「研究協力課」の設置を要望 〜牧 冬彦・神戸商工会議所会頭〜

神戸商工会議所の牧冬彦会頭は6月7日の会見で、神戸大学に対し、企業との共同研究を進める窓口として「研究協力課」の設置を求める要望書を送ったことを明らかにした。

兵庫県は、かっての鉄鋼・造船などを中心とした産業構造からの転換を迫られている。 牧会頭は「産学連携で新しいビジネスチャンスを増やしていく手を考えないといけない」と述べた。

以上は6月8日付読売新聞(大阪版)から

(1999.7.12)

白寿を迎える鳥羽貞三さん デ杯100年にあたり記念の冊子を発行

戦前(一九二六〜二八)、デビスカップの日本代表をつとめた鳥羽貞三さんは、一九二四(大正十三年)に神戸高商をご卒業。今年九月には数え年で九十九歳を迎えられる。 鳥羽さんは、今年がデ杯開始百年にあたたることから、「国際テニス デビスカップ百周年を迎えて」というタイトルの小冊子を発行された。冊子には清水善造、熊谷一弥(ともに故人、一九二一年にデ杯決勝進出)の活躍や、鳥羽さん自身のデ杯体験、そして熊谷選手が帰国した際に宮中で御前試合があり、鳥羽さんも招かれてプレーした思い出がいきいきと描かれている。

この冊子は鳥羽さんから寄贈されているので、東京凌霜クラブで閲覧が可能。冊子発行のニュースは、六月十日付の読売新聞夕刊で報道されたが、残念ながら一部の地域のみであった。

(1999.7.4)


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