新神戸大学新聞号外:2月21日号

Published :
Date: Thu, 21 Feb 95
Posted :
Date: Thu, 23 Feb 95 15:33:24 JST
From: sumi@cas.eedept.kobe-u.ac.jp (Fuminori SUMIKAWA)
Arranged :
Date: Fri, 24 Feb 1995 10:42:19 +0900
From: Yumiko Kinjo
kinjo@itl.atr.co.jp
(アドレス・URLは現在無効です)

発行: 神戸大学新聞会

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2月21日号
ニュース・コーナー

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こんなんやってます−神戸元気村

御影公会堂の川向かいにある「神戸元気村」が次のような活動をしています。

困り事の聞き込み(調査隊)
困りごとに対し出来る限りで援助しています。

がれきの片付け(災害復旧本部)
さらに,「チェーンソー隊」の活動がキメの細かなものとして注目されます。
内容は当事者の要望に基づき倒壊した建物に埋まっている大切なものを取り出すことです。大切な思い入れ深いアルバムもOK!スタッフは8人。「人手とチェーンソーが足りない」ながらも、飛び職、土木工事の経験がある隊長を中心に頑張っています。女性スタッフによる、取り出した物の整理もなされ、住民に非常に喜ばれています。
元気村では 炊き出しも行っており、人が集い、音楽が響き、活気のあるところです。行けば元気になること請け合いです。
お問い合わせは、本部 030-61-0029まで

神戸市、義援金交付の対象拡大

神戸市は十一日、住民登録や外国人登録をしていない被災者も義援金の交付対象に含めることを決めた。これまでは登録者だけが対象だったが、実際に住んでいたことが証明出来る書類があれば認める。家屋の全半壊に伴う義援金受給の場合、賃貸借契約書や光熱費の支払い証明書で申請が出来る。
 また、死亡・行方不明に伴う義援金の対象も、従来の「同居家族」から「直系二親等以内の親族」に拡大、別居中の配偶者、子、孫、遠方の実家に住む両親、祖父母なども申請出来ることになった。
いずれも十三日から。既に申請して認められなかった人も改めて受け付ける。
問い合わせは同市地域福祉課(078−322−5342)。
(毎日朝刊・二・一二より転載。なお十日発行の本紙号外でお伝えした内容とは事情が変わっています。御注意下さい。)

最新生活情報

二月一○日以降、新たに加わった情報を以下にお伝えします。

り災証明情報
自分が全半壊と思っていても、区が一部損壊と判断したため、義援金がもらえない、というり災証明上のトラブルがあります。 そんなときは、区役所二階に申し立てをする場所がありますので、そこで不服申し立てをしましょう。

炊き出し情報
二月二一日 都賀川公園 団子汁・ご飯1000食

こころのケア情報
悩みがあるとき、次の相談機関があなたの身になって考えてくれます。一人で悩まず、電話をかけてください。

灘保健所:078−871−5101
心のケア電話相談:075−231−1148
いのちのでんわ:06−309−1121
                               0792−22−4343

保育・子育て相談
子連れの方、育児でお悩みの方、保育所の保母が相談にのります。
兵庫県保育所運動連絡会:078-361-4089

倒壊家屋について
倒壊家屋解体
灘区災害対策本部:871−5101または:861−0033

廃材・ガレキの処理
同、東部土木事務所:851−2191

お助け情報
倒壊家屋からの残存物資の取り出し、仮設住宅への引越手伝い。
末日聖徒イエスキリスト教会 日本神戸ステーキ支部
0797−62−0446 福地まで
(以上 灘ボランティア新聞二月一七日号より)

交通情報
一三日現在の鉄道復興状況は以下の通り

・JR東海道本線
灘−神戸間 20日復旧見込み
住吉−灘間 五月連休明けの見込み。

・阪急電鉄神戸本線
 王子公園−三宮間 三月中旬復旧の見込み。
 王子公園−西宮北口間 八月末の見込み。

・阪神電鉄本線
御影−三宮間 復旧の見通し立たず。
(以上 灘区東部ボランティアネットワーク通信二月一二日、および同一四日配信の情報による)

   

ボランティアに聞く −最前線の声

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ボランティアの最前線が今どうなっているのか、多くの人が関心を寄せているでしょう。そこで今回、号外スタッフは、神戸大生で、ボランティア「神戸大学生救援隊」に参加しておられる立林利浩さん(法4)にお話をうかがいました。以下の質問・応答はいずれも要旨です。

−ボランティアはどういうことをやっているのか。
立林(以下T) 神戸大学生震災救援隊は、「補助・自立・自活・互助」をスローガンに、以下のような活動をしている。まずパトロール部門は、指定避難所以外の場所に物資・情報を届けたり、被災者の悩みを聞いたりしている。最近では、半壊した家から家財道具を取り出す手伝いの依頼も増加している。被災した学童のための「寺子屋」もある。国際文化学部が避難場所に指定されていることから、風呂を運営する部門がある。また、ボランティアの自活をめざして、炊事班も毎日の食事を作っている。これらを統括しているのが事務局である。

−目下気になることは。そしてそれをどう解決しようとしているのか。
被災者の自立を目指すボランティア側と、いまだにボランティアを頼っている一部被災者との意識のずれが気になる。これについては、今後、自立につながるような情報、例えば営業中の商店などを伝えるようにしたい。もう一つ、ボランティア同士の連携の無さが挙げられる。これは、協議会が結成されたことで、だいぶ解決の方向に向かうであろう。

−今、必要なことは。
情報面では、被災者の自助につながる情報が必要だ。例えば空いているコインランドリーを紹介することで、被災者が自分で洗濯をすることも可能となろう。人材面では、家財道具を取り出すときに建築関係の専門家がいると、危険な状況でとても助かる。しかし長期にわたって手伝える人材として、被災者である神大生にぜひ参加してほしい。神大生が道案内をしてくれるだけで、十分ボランティアとして役に立つ。

−ボランティアの目から、神大当局に言いたいことは。
一番被害の大きかった大学が一番動きが鈍いのが気になる。だがこれは、大学人も被災者だったのだから、仕方ないのかもしれない。あと、新学期を控えて、国際文化学部が避難施設をどうするのかも気になるところだ。

−最後に、将来の見通しを。
ボランティアがいなくてもいい状態が理想だが、当分無理だろう。

−どうもありがとうございました。

   

ちょっといい話

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新生「出会いの湯」よろしく

一八日夕方、「出会いの湯」が島原ボランティア協議会の方の御協力などにより改良され、一度に、よりたくさんの方々に入っていただけるようになりました。また、場所もグラウンド入口に近いほうに移転しました。 営業時間は一三時から一七時ですが、平日昼間(一三時から一五時)はすいています。利用法については、同性の方は連続して入ることができますが、男性の後の女性、女性の後の男性はお待ちいただくことになります。また、家族は一緒に入ることができます。
ここで皆さんにお願いがあります。手の空いている方、五分でも一○分でもいいので、お湯を運びに来てください。これからも、皆様の「出会いの湯」をどうぞよろしく。

学童保育ヴォランティア日誌より

二月十日(金)
今日から仮設風呂に入れるということで,早速子供と入らせてもらいました。私を含めて五人で、さんかくずわりで横に並んでちょうどの大きさでした。
  けっこう浅めだったので寒いだろうと思っていたけれど、お湯をどんどん運び入れて下さったのでけっこうぬくくて頭まで洗えてさっぱりしました。
四人子供がいたので、私の手が全然まわらず、子供の体や頭も洗えないし肩のあたりにお湯をかけてやることもできないなあ,と思っていたら,子供同士で四人並んで背中を洗いっこしたり,肩にお湯をかけあったりと,,とても楽しげに入っていました。
それが、お湯が少なくなって来て、熱めのお湯を水でうめて風呂おけに入れているときに、かなり熱いお湯をくみ出してしまい、それにかかった子が軽いやけどのようになってしまい、せっかくの楽しいお風呂がだいなしになってしまいました。

次からは二,三人で入ることになったけれど、四人並んで洗いっこしている姿はいいもんだったなあ,と今でも思います。
小学生三・四年担当 K.M(女)


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