神戸大学公益財団法人神戸大学六甲台後援会
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 ご挨拶
 

          近況のご報告





公益財団法人
神戸大学六甲台後援会
理事長 高ア 正弘

 理事長の高アです。
 まず冒頭に、この度の九州地方を襲った豪雨災害に心よりお見舞い申し上げます。併せて、一日も早い復興を心より祈念申し上げます。

  さて、昨年秋に近況のご報告をさせていただいてから早半年が過ぎましたが、凌霜ご関係の皆様方にはその後もご健勝にてお過ごしのことと存じます。この間、当財団も多くの課題を抱えつつも、皆様方からの温かいご支援・ご協力に支えられその使命を果たすことが出来たと思っています。 改めて厚く御礼申し上げます。

 母校においても、武田学長を先頭に、時代の要請に応えて種々の大学改革に取り組んでおられることはご承知の通りであります。
 その中核をなす第三次中期計画も2年度目に入り、「先端研究・文理融合研究で輝く卓越研究大学」の長期ビジョンの下、愈々その成果が問われる段階となり、関係者一丸となってその実現に邁進されています。
  しかし我国高等教育に対する世間の目は厳しさを増し、特に、国際的視点から見た我国高等教育のありように対しては、マスコミ等を通じて種々問題提起がなされています。 大学国際化への課題に対しては「タコツボ排し統治改革を」「外国人教師や留学生強化を」、また、基礎研究の強化に向けては「若手教員は短期雇用が中心になり、腰を据えた研究が難しい環境にあるのではないか」等々、早期かつ着実は対応を促す論調が目につきます。

 これらの課題に対しては、大学当局の奮起が前提ではありますが、我々卒業生も傍観者に留まることなく、共に汗を流す姿勢が求められています。
 このような視点から当財団の課題を洗い出してみますと、まずは、これを可能にする財務面の強化であることは論を待ちません。アジア通貨危機から20年、サブプライム・ローンのリーマンショックから10年、世界的に膨れあがったベースマネーの修正に向けた動きなど、グローバルな規模での金融環境の変化が巷間囁かれる一方、我国のマイナス金利に象徴される厳しい運用環境のなか、資金運用委員会を中心に、健全性と運用果実の両面を睨みながら種々知恵を絞っているのが現状であります。
 このような環境下ではありますが、財団正味資産残高の維持・向上に目配りしつつ、当財団の最大の使命であります母校社会科学系部局の支援を果たすことが出来ていますのも、財団関係者のご尽力に加えて、凌霜関係皆様方からの変わらぬご寄付・ご支援によるものであります。改めて厚く御礼申し上げますと同時に、事情ご賢察の上、一層のご支援を宜しくお願い申し上げます。

 当財団ホームページの「設立の経緯」にありますように、当財団設立当時、新制神戸大学への国からの予算配分は乏しく、六甲台三部局に対しても、先生方の在外研究の割り当てが三部局合算で1年に1人有るか無いかのような状況にありました 。
 このような状況に危機感を共有した凌霜諸先輩が、先生方の海外での研究を応援することを目的としたご芳志を集め、昭和32年9月、当時の文部省の認可を得て設立されました。
 その後も、大学を巡る環境変化に合せてその支援対象も多様化し、29年度予算では、助成事業費の約40%が六甲台在学生・院生支援に向けられています。財団創設50周年を記念して今から10年前にスタートした成績優秀者を対象とした「社会科学特別奨励賞(凌霜賞)」や「学部の教科を超えた相互履修支援」に加えて、クオーター制を活用した海外でのインターンシップ等国際フィールドでの自主的な活動を支援する「在学生の海外研修支援」などがその中核をなすものであります。

 申すまでもなく、当財団の活動に終わりはありません。多様化する六甲台の先生方や在学生のニーズを的確にくみ取りながら、その使命を果たすことが永遠の課題であります。これら課題に向けて、絶えざる助成対象の見直しとその財源強化に全力を尽す必要があることは云うまでもありませんが、その過程で、大学を巡る環境変化に合せた学部・学科の枠を超えた全学的テーマへの目配りも今後の課題の一つと考えています。
 時代の要請に沿った母校の諸施策展開に伴い、全学的にも当財団への期待は益々高まっています。引続き卒業生の皆様からのお心のこもったご提案・ご寄付を重ねて宜しくお願い申し上げます。
 前稿でもお伝えしましたが、ご寄付については、当財団が公益財団法人に認定されていること及び寄付金税額控除法人の要件を充足していることにより、寄付者に対する税法上の優遇措置が認められ、「所得控除」「税額控除」のいずれか有利な方をご選択いただけるようになっています。
 なかでも、「税額控除」適用には税法上の高いハードルがありますが、卒業生に加えて先生・職員の皆様方のご協力も得て、この厳しい条件をクリアしています。
事務的には、ご寄付いただいた皆様に、ご寄付の領収書を兼ねた税制優遇対象証明書をお送りしています。是非ご活用いただきたいと存じます。

 課題は数多くありますが、今から約60年前、「神戸大学六甲台後援会」がスタートした当時の諸先輩の母校に対する熱い想いと、60年という長きに亘ってそのバトンを繋いできた関係者の志をバネに、当財団が、社会科学系部局教職員や在学生の皆さんにとって、加えて全学的見地からも、より期待に応え得る存在であり続けるよう、関係者一丸となって邁進したいと考えておりますので、変わらぬご支援をお願いし、近況のご報告とさせていただきます。

                          完(平成29年7月18日)


   
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