BACK

大阪凌霜クラブ便り


6月定例会報告

日時: 平成18年6月20日(火)18時45分〜20時
場所: 学友会大阪/大阪凌霜クラブセミナールーム
講師: 高橋克秀氏(神戸大学大学院経済学研究科助教授)
演題: 「グローバル化のなかのインドと中国〜IT産業を中心に」
講師経歴: 早稲田大学政経学部卒、日経記者、日本経済研究センター、三和総研を経て
2004年より現職










(『 』内、当日配布のレジメより引用)
『問題設定 IT(ソフトウェア産業)はアジアの発展にどのような意味を持つか
 (1) ITは、経済発展の段階説を超えられるか
 (2) どのような条件が整うとIT産業が集積(クラスター形成)し、発展するのか
 (3) ITクラスター間のネットワーク、グローバル・リンケージの実態はどうなっているのか
 (4) ITクラスターが国や企業の競争優位上不可欠であるとすれば、政府(政策)によって人工的    にそれを創造できるか
 (5) アジアのIT革命は日本にとってどのような意味をもつのか 』

インドについて、南部のソフトウェア産業集積地の形成と現状を解説、インドではハードが弱くソフトの輸出中心であること、中国ではハード・ソフト共に強いが内需拡大の段階であることを指摘された。

『アジアのIT圏 日本はどこへ向うのか
シリコンバレー(米国)を頂点とするグローバルITシステムが成立
アジアにはそのサブシステムとして
 ・ 英語IT圏(米・印協調システム)
 ・ 中華IT圏(中国+台湾+シンガポールなどの華人で独自性主張)
  ・インド企業が世界展開の動き(中国、マレーシア、シンガポールに進出)→中・印の接近をどう  読むか
  ・日本の進路は?(ITインフラは相当強化されたが)
 ・ 韓国は強力なIT化推進+サムソン電子など巨大IT企業の登場
 ・ ナイドゥ・インドAP州首相「インドのソフトと日本のハードが組めば無敵である」
 ・ 日本はどこへ?(強力なハード提供機能?)日本のビジネスソフトウェアの競争力は弱い 開  発は次第に中国に依存する傾向
 ・ 政策的にITクラスターを形成できるか⇒可能だが政府(中央、地方)の継続的、全面的な関与  が必要
  ・日本は早急に世界の人材に開かれたITクラスター形成に取り組むべき=大学、研究機関と地  方自治体の密接な協力に期待 』

結びの中で「ソフトウェア産業は、国際関係をも変化させるものになってきている」と言われた事が印象的であった。

                                               (記 編集委員段野)

 

<参加者>

S23U 平田 二郎   S40経 段野 治雄  
S27U 四方  浩   S40営 西島 忠男  
S29営 八木 頼夫   S42営 小西    
S29経 西関 只敏   S42法 尾島 洋三  
S29教 中崎 照之 ビジター

S42営U

小山 哲史  
S32経 田渕 照雄   S42法U 西岡 喜久男  
S32経 森 脩次郎   S43経 岡田 信吾  
S32経 丸山 喬三   S44経 福島 幹人  
S32工 上原 尚広   S44経 野中 克己  
S32工 渡辺 英秋   S45経 辻本 健二  
S32工 木村 誠也   S45経 法花 敏郎  
S32農 安尾  勲   S45法 春名 登喜男  
S33工 常慶 直久   S45法 菱川 道生  
S34営 中井  正   S46営 西浦  洋  
S34営 村上 克己   S46営 村田 正隆  
S34法 中永晋一郎   S49経 田中 俊明  
S34理 白庄司 宏   S49経 鬼塚金一郎  
S35法U 森  隆   S50理 小島 康男  
S37経 澤田 惟之   S53営 田中 伸昌  
S39経 大良 晃彦   S56営 中村 孝夫  
S39経 鷲尾 孝二   H03医 漆原 令子  
S39営 江崎 勝久   参加者数 44名  

神戸大学学友会大阪クラブ・大阪凌霜クラブ

〒530-0001 大阪市北区梅田1-3-1 大阪駅第1ビル11階
TEL 06-6345-1150
FAX 06-6345-1889
E-mail : osaka@kobe-u.com