| 4月度 特別定例会
「日本の酒を楽しむ会」
(2003年4月7日午後6時〜7時)
於:学友会大阪/大阪凌霜クラブ セミナールーム
講師:神戸大学名誉教授 新家 龍 氏
S32年兵庫農科大学(現農学部)農芸化学科卒
京大農学博士、神戸大学助教授、教授、名誉教授、六篠会会長
国税局大阪地方酒類審議会委員、篠山市土地利用調整基本計画策定協議会会長他役職、他、多数
著書 「今夜から日本酒がうまくなる」他多数
演題 「酒の味を科学すれば」
NHKドラマ「甘辛しゃん」の舞台である灘の酒つくり杜氏の里篠山で生まれた先生は酒にかかわる古今東西文化としてエジプトピラミットから音楽、宗教、医療、育児論まで聞き手を飽きさせることなく語られた。
大震災で灘の蔵元も大被害に会いました。蔵は本来木造でその蔵に棲みついている微生物である「家付き酵母」が科学的にも解明できない酒の微妙な味と香りと色を醸し出しています。それが最近の醸造の主流である日本醸造協会の「きょうかい酵母」と山田錦を使い衛生管理された密閉タンクでつくられるので全国どの酒も味が均一化されている。
酵素を毒のように扱う風潮に酵素の専門家である先生からみると大いに歯軋りすることです。
日本酒の効用としては痴呆、糖尿予防、うつ病,不眠に有効な成分やガン抑制,骨そしょう症、花粉アレルギーの発症阻害から美白効果までと至れり尽くせりで他の酒では血栓予防には本格焼酎を始めビール、ワイン、ウイスキーにもそれぞれ薬効があり正に「酒は百薬の長」とのこと。
但し飲みすぎは禁物、「大酒飲みと全然飲まない人は早死にする」ということでアルコールを混ぜていない純米酒をよく喋り謡(歌い)飲むのが一番であるということを立ったまま息乱れることなく語られた昭和9年生まれの先生で証明された。
その後の飲み会は大いに盛り上がり「学歌」を合唱して予定より遅く解散した一夜でした。
43名参加。上の写真の中央が新家先生。
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