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去る10月20日に神戸大学六甲台キャンパスにて、企業の採用担当者にご参集戴き、理工系学生向けのパネル・ディスカッションを開催致しました。大勢の参加者で賑わいましたが、皆さんまだまだウォーミング・アップが必要なようですね。
今回は「週刊採用担当者ライブ版」というわけで、神戸大学job-naviとProfessional
Recruiters Club合同の今年初めての企画でした。パネル・ディスカッションには100名以上の学生が参加され、用意した会場の席が溢れてしまいました。(座れなかった皆さんゴメンナサイ・・・。)応用化学科の加藤先生からも有意義なご講演を戴き、まさに産学連携のイベントでした。理工系だけに限らず今後も継続していきたいと思います。
多くの理工系学生の方々は、就職活動についてはまだ漠然と「そろそろ情報収集をしておこうか。」という段階ではないかと思います。デジタル情報全盛の時代ですが、是非、こういったリアルな情報が入手できる機会を大事にして欲しいと思います。ブロードバンドのインターネット時代になったとはいえ、デジタル情報で欠損するアナログ情報を補完するのは人間の感覚器が受け取るアナログ情報なのですから。
パネル・ディスカッションでは学生の方々からいくつか貴重なご質問を戴きました。その中に、「企業の採用担当者はどこで応募者の個性をみるのですか?」というものがありました(この質問を大勢の中でご発言戴いたこと自体が、大きな個性ですね!)。いくつもの回答があるでしょうが、私が面接を行っている場合、これを見分けるキラー・クエスチョンは、「何でも結構ですが、何かご質問はありますか?」です。殆どの採用担当者がセミナーや面接の終了時にこの質問を投げかけます。この質問により、応募者の理解度、視点、何を重視する人なのか、ということが分かります。ですから、「特にありません。」という回答は没個性のなにものでもなく、個性発揮の大きなチャンスを失うことになります。
どんな講演でも授業でも常に質問を考えながら聴く、というのは非常に大切なことであり、難しいことでもあるでしょう。しかし、この方法をとることによって自分自身の発想力が大いに鍛えられます。また、他の方の質問についても耳を傾けてみて下さい。それによって自分には無い発想の切り口に気づかされることがあります。理工系の方の場合は、実験結果よりも既存の理論や論文を重視しがちです。論文に合わせた実験結果だけを採用しないように気を付けたいところです。大発見を成し遂げた研究者は、既成の事実を疑うところに独自性(個性)を発揮してきたのでしょう。最近、書店にも「質問力」に関する書籍が多く並んでいます。「上達したければ、質問しろ。」これは私が大学時代の運動クラブの先輩から戴いた言葉で今でも座右の銘にしています。
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