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2001.5.2開設 2008.4.1更新

 神戸大学秘伝武術部は、琉球王家秘伝武術左近流宗家 松尾兼徳左近先生の御指導により、 活動しているサークルです。

琉球王家秘伝武術の系譜

 第二尚氏王統・尚質王の第五王子である尚弘信本部王子朝平を元祖に代々、 本部家の長男だけに受け継がれてきた一子相伝の武術であり、 本部家の長男は満六歳になると秘伝技を体得するために修練にはいり、 突き、蹴りをはじめとする素手はもちろんのこと、 あらゆる武器を使用した実戦技を継承したのであるが 門外不出であった為現宗家の上原清吉師(※)によって、 はじめて世人の知るところとなったのである。
※2004年御逝去されました。
松尾兼徳左近著「琉球王家秘傳武術」(ベースボールマガジン社)より
琉球王朝門外不出之極意技
琉球王家秘伝武術と空手の由来


琉球王家秘伝武術本部流御殿手

この武術は琉球王家の秘伝武術として琉球王朝に伝わった 御殿武術(ごてんぶじゅつ)御殿手(うどんでい))である。 琉球王家第十七代の尚質王の時に、その第五子にあたる尚弘信本部朝平王子が 集大成して本部御殿手(もとぶうどんでい) と称するようになった。
琉球王家の王者が文武を高める知恵として学び、 代々宗家長男のみが継承できた一子相伝の 門外不出技である。
(でい)とは、 沖縄では「武芸」「武技」「武術」のことをさし、 琉球王家秘伝武術「御殿手(うどんでい)」とは、 琉球王家以外には公授されない非公開極意秘伝武術のことである。

空手の源泉

昭和四年まで空手流派は存在せず空手の源泉は、御殿手・首里手・泊手・那覇手であった。 空手は琉球武人の武術”(でい)”であり、 その琉球武人には、素立の御位といわれ”御殿”の称号を許された御殿武士と、 その支配下にある首里王城を警護する首里武士・王国の治安を守る 泊武士・進貢船を警備する那覇武士がいた。 御殿武士の空手を御殿手と呼び、 首里武士の空手を首里手といい、 泊武士の空手を泊手と称し、 那覇武士の空手を那覇手という。
出典:同上