「頭がいいとは」の段(2008.3.16)
大学を卒業して5年以上もたつというのに未だに「大学首席」で頭がいいだとか言われることがある。そのたびに「本当に頭のいい人は学校来ないで司法試験予備校行ってるんですよ」と言うのだが、いい加減うんざりだ。
だいたい自分としては頭のよさと勉強ができるかどうかってのはベクトルがずれていると思うのだ。それで俺はどっちかっていうと「勉強のできるバカ」なんだろうなとか思っている。
私見だが、頭がいいっていうのはどういうことかを具体例で書くことにする。
昔何かのテレビのクイズ番組で見たと記憶しているのだが、「昔、蒸気機関車の機関士は手袋を水で冷やしながら石炭をくべていた、これは嘘か本当か」という問題があった。
結論から言うとこれは「嘘」が正解なのだが、単なる知識の問題ではないのだ。
もし実際に手袋を濡らしてそんな作業をしようものならあっという間に手袋に含まれた水は熱を帯びて火傷してしまうだろう。つまりこの問題は水と空気の熱の伝導率の問題に置き換えることができる。
そしてどちらが伝導率が高いかということも知識の問題ではない。お湯を沸かす時、空気の方が熱くなりやすいならヤカンのまわりは高温になっていて触ることもできないはず、だから空気の方が水よりも熱が伝わりにくい。
このように正しい答えを自分の知識を組み合わせて導き出せる人が「頭のいい人」なのだろうと思う。
俺なんかは答えを聞いて「なるほど」と納得するのが精いっぱいだ。
こんなことを書いているが、自分は「頭がいい人」になりたいかというとそういうわけでもない。むしろ男としては「バカになりたい!」というのが本音かも。