「衝動的に買ってみる」の段(2006.12.15)


 さて、うちの会社の互助会では年間で2万円を各職員に援助するという制度がある。ぶっちゃけそんなら最初っから互助会費を給料からさっぴかないで欲しいと思うのだが、とられるものは仕方ないし、もらえるものはもらっておかなければ損をするのだ。
 ところでこの2万円というのは職員の福利厚生に資することに使途が限定されている。つまり、なにか「精神か肉体にいいこと」をして領収書をもらってきたら2万円を限度にキャッシュバックしようという大きなお世話な制度なのである。
 しかしまあ、ツアー旅行に行くヒマがあるわけでもなく、2万円分も映画を見に行けるひまはもっとないので、今年度分はまるっと使わないままに残ってしまっていた。そしてこれは期限内に使って請求しないともらえなくなってしまうのだ、FUCK!

 ――とまあ、仕方ないので図書購入助成ということでもお金は戻ってくるので2万円分本を買ってみることにした。あぶく銭なのでハードカバーだって買っちゃうぜ!!
 で、以下が購入した本である。

「速効!パソコン年賀状2007」(毎日コミュニケーションズ)
 いやまあ、普段なら絶対に買わないけどな。いくらでも無料で素材なんて転がってるし。あぶく銭さまさまだ。
 つーか、いいかげんいい素材を探すのが面倒なのだ。つまりこれは素材を探す「時間」を金で買った、そういうことだな。

「新装 飢狼伝 the Bound Volume」(1〜4巻、著:夢枕獏、双葉社)
 泣く子も黙る格闘小説の金字塔。やたら分厚い。たぶん弁当箱より分厚い。これで新書サイズなのだから持ち歩きにはたいそう不便そうである。そして新書サイズなのにハードカバーより高いぞ。さすがだ。

「図書館戦争/図書館内乱」(著:有川浩、メディアワークス)
 かなり評価が高いので知ってる人も多いか。ハードカバーだが、ライトノベルの延長上といってもいいでしょう。単に高いから買ってなかっただけなので、いいきっかけなので購入。

「デルフィニア戦記」(8〜18巻、著:茅田砂胡、中公文庫)
 第二部まで買ってたけど、なんとなく買いそびれてた分の残りを購入。コレに関してはハズレは無いが――多いなあ。

「ブレーグ・コートの殺人」(著:カーター・ディクスン、ハヤカワ文庫)
「三つの棺」(著:ジョン・ディクスン・カー、ハヤカワ文庫)
 カーです。久方ぶりにカーです。読んだことがあったようななかったような――とりあえず買ってみた。本格読むのも久しぶりです。

「毒入りチョコレート事件」(著:アントニイ・バークリー、創元推理文庫)
 これも有名な古典ミステリーですが、今まで読んだことはないはず。いや、古本屋で見かけなかっただけなのだが。(古典ミステリの名作はたいがい古本屋で入手してきた)
 これを機会に新品で購入。

「エラリー・クイーンの国際事件簿」(著:エラリー・クイーン、創元推理文庫)
 クイーンファンの私であるが、なんかこの本は読んだことがないような気がした。でも読んだらひょっとしたら読んだことがあるかもしれない。とりあえず購入。

「天使が開けた密室」(著:谷原秋桜子、創元推理文庫)
 なんか見覚えのあるタイトルで創元推理文庫――これはどっかの書評で見たに違いないと思って適当にカゴに放り込んで購入。
 正解は「富士見ミステリー文庫で前に買った本だった」でした・・・腹でも切るか。


 しめて「¥22,514」也。暗算せずに概算で買ったので多いにオーバーしてしまった。まあいいのだけれど。ともかくこれだけの本、読む暇はあるのだろうか。

 ところでこの文章を読んでいるあなたに質問――「あなたは読みたい本を2万円分用意できますか?」

   
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