「最近読んだ本」の段(2006.6.15)
さて、最近何をしたか、といえば何もしていない。雑記が月に一回ぐらいのやる気のない頻度になってしまっているのも何もしていないからに他ならない。したこと、といえば通勤途中の電車で本を読んだぐらいのものだ――ということで最近読んだ本についてまとめておく。
「遊びにいくヨ!(1〜7)」著:神野オキナ
古本屋に行った時、シリーズ7作がまとめてあったのでこれも何かの縁かと購入したもの。巨乳ネコミミ宇宙人というコメントしずらい設定の話なのだが、どうしようもなくつまらないというわけでもなく、かといって絶賛するほど面白いわけでもないので感想も何やらコメントしずらい。困ったものだ。
一言で言うと、あれだ。「イラストの力は偉大だ」というところか。イラストが文章とマッチして効果をあげているいる好例だ。
「リリアとトレイズ(T〜W)」著:時雨沢恵一
「アリソン」の続シリーズ。普通に面白い。現代的なのになつかしい印象というか、安心して読める。ただ、前シリーズからそうなのだが、主人公がためらわずに人を殺すのがちょっと引っかかる。もちろん現代日本の感覚で読むから引っかかるだけなのだが……ま、これは読み手側の問題ですな。
「骸骨ナイフでジャンプ」著:阿智太郎
阿智太郎の新シリーズ。前からこんな作風だったような気がしないでもないが、ちょっと食い足りない印象。序章っぽい雰囲気だが続編は出るのだろうか? つか「ワルガキッド」シリーズはもう飽きたのか?
「とらドラ!(1〜2)」著:竹宮ゆゆこ
前作の「わたし達の田村くん」に続くラブコメシリーズ。「田村くん」がコミック化したりプッシュされてるかと思いきや、発売日にすら書店に置いてなくて何件か回ってようやく入手できた。デビューしたての新人の作品が平積みされてるのに……しかも、1巻の時も2巻の時も両方だ。冷遇されてるのか?
今度のシリーズは「田村くん」と違って長く続けることが前提の構成になってるので、続巻にも期待。
「氷菓」「愚者のエンドロール」「クドリャフカの順番」著:米澤穂信
いわゆる「古典部シリーズ」。青春ミステリってやつです。ミステリとして読むと十分なのだが、ライトノベルとして読むとキャラがやや弱い印象。あと、毎回微妙にほろ苦い結末を迎えるのでその点でも(最近の)ライトノベルらしからぬ感じがする。
世間的には一作目の「氷菓」が最も評価されているが、個人的には「愚者のエンドロール」が一番好み。
「さよなら妖精」著:米澤穂信
ファンタジー小説、ではない。これもほろ苦青春ミステリです――ミステリだろうか? 紹介文とかだとミステリとして紹介されていて、それで間違いではないのだが、何か違うような気がする。ユーゴに解体っつー、まさに自分の世代が主人公達なので、いろいろ思うところがあったりもした。うむ。
「涼宮ハルヒシリーズ(1〜8)」著:谷川流
ちょっとしたブームになってるので、シリーズを通して読んでみた。前に第一作目だけを読んだ時にも感想を書いたのだが、あまり印象は変わらなかった。ただ、キャラクター小説の常でシリーズを積み重ねることで魅力が増している面はあると言えるだろう。これもイラストと文章がうまくマッチしている作品ですな。
ところで作者は「学校を出よう」のシリーズはもう出さんのだろうか?
「新フォーチュン・クエスト(11〜12)」著:深沢美潮
まあ、シリーズものですからね。続巻が出れば買うだけのことさ。感想は特になし。
その他も何冊かちらほらと読んだが、特筆するようなことはあまりない。
とりあえずこれで未読のストックがなくなったわけだ。余裕ができたら自分でも何か書いてみっかな?