「時事ネタ」の段(2004.10.31)


 最近は雑記をさぼりがちだったので――代わりにショートショートを書いてた――ので、10月のしめということで時事ネタを書いてお茶を濁すことにする。

 最近で大きな出来事と言えば、まずは自然災害だ。台風と地震の被害が同時期に起こって今も復興作業中だ。
 同じように大きな被害が出て、犠牲も多いのだが、どうにも私は台風の犠牲者に対して素直に悲しめない。
 いや、もちろんひどい話だとは思うし、残念だとも思う。だが、それでも・・・ということなのだ。
 どうしてそうなってしまうかというと、地震と違って台風は「何日も前から来るのがわかってる」からだ。台風の犠牲になって死んだ人は「ふせごうと思えばふせげた」んじゃないのかと思ってしまうのだ。自業自得とまでは言わないが、どうにかできたんじゃないかと思ってしまう。
 ニュースを見れば海のすぐそばとかがけのすぐそばに建ってる家で犠牲者が多く出ている。危険なことはわかってたはずなんじゃないのだろうか? こんなことは言っても後の祭りなのだろうが、なんとかならんかったのだろうか?
 つまり、私の心情を一番良くあらわすのは「悲しい」というよりも「もどかしい」というのが適当なのだろう。

 次に思うのはイラクの人質事件。
 日本人が人質になって、死体がみつかって、いやこれは別人の死体だ、あ〜良かった。
 ――良くねえだろ。ぜんっぜん良くない。
 それが本人であろうとなかろうと、死体が消えてなくなるわけじゃあないんだぞ。それが話題になってる日本人であろうとなかろうと、その人は殺されていて、きっとその人にも心配する家族がいるのに、良かったじゃないだろがよ。
 別の人で良かったと胸をなでおろす権利があるのは人質になってる日本人の身内だけだろ。それを日本中がよってたかってあ〜良かったと喜べといわんばかりのマスコミは大いに疑問だ。命の価値は、日本人とイラク人で違うのか? そんなのあらためて問いかけるまでもなくわかるだろうがよ。

 どうも思考がネガティブな方向だが、最近の出来事がネガティブな出来事ばっかりだから仕方がない。そんだけ。

 
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