「夏の終わりに嫌な旅行」の段(2003.8.31)
はぁ、疲れた。そりゃあもう、憑かれるぐらい疲れた(?)
何に疲れたかって「課内旅行」である。
観光無しの「ホテルでゆっくりプラン」? はっ、実に笑えるネーミングだ。余人はいざしらず俺にとっては苦痛以外の何者でもない2日間であった。
以前書いたことかもしれないが、この旅行には出張でその場にいない時に参加が勝手に決定されていた。もうその時点でいいかげんダメなのだが、さらなる問題はメンバーだ。
俺が一番若いってのはまあ当然かもしれないが、残りのメンバーのほとんどがおっさんおばちゃんで構成されているのだ。唯一、話しが合う、というか会話してもいい気になるのが30歳すぎの先輩一人だ。それにしたって話をしていて楽しいってわけじゃなく、ただ時間を潰せるというレベルなのだ。
そんな面子に囲まれて話しかけられれば適当に返事をしなければならないというのは苦痛以外の何者でもない。
宴会の席上、おばはんが昼間に体験した「韓国式あかすり」の体験談で「あられもない格好をさせられた」とか話してるのを聞かされる気持、想像できます?(辛)
せめて話の合う人とか若い女の子とかがいればテンションの上げようもあるが、これではテンションは下がりっぱなしである。おまけに日程は土日で明日は仕事ときたもんだ。もう笑うしかないぜ、まったく。
「ホテルでゆっくりプラン」というだけあって、その「ロイヤル(苦笑)ホテル」の周囲には農家の畑以外何もなく、まさしくすることが何もないのだ。できることと言えば温泉に入ることぐらいのものである。
それでも温泉には都合3回入った(マジで他にすることがなかったんで)のだが、その温泉というのもそこらの銭湯の方がマシかもしれないようなあんまりと言えばあんまりな代物であった。
まず大浴場にでかいゆぶねが一つ。これには塩素くさい普通の水が入っている。そしてサウナと水風呂。あと、ナトリウム泉の露天風呂が一つ。以上。
――え?(笑)
普通薬用風呂とかジャグジーとか、打たせ湯とかいろいろあんだろ? 何も無しかよ!?
唯一マシかと思えたのが「モンドセレクション」で大金賞をとったとかいう水のサーバーがあったことぐらいで、後はもうグダグダである。
おまけに全身刺青のヤー公が子供連れで家族サービスしてるし(微笑) あなた「イレズミしてる人お断り」の看板読みました?(まあ、個人的には「イレズミ差別」はどうかなと思わないでもないからいいんだけど)
子供連れが多かったので、せめて俺が幼女嗜好の徹底したロリコンであればある意味パラダイスだったのかも知れないが、残念なことにそこまでの域に達していない(?)ためキャンキャン奇声をあげながらうろつきまわるガキはマイナス要因以外の何者でもない。
これだけ酷評してる温泉に3回も入りに行ったという一事をもってしても、どれだけこの旅が苦痛に満ちたものかがわかろうというものである。
風呂場の近くにあるゲームコーナーも「バーチャファイター2」が現役なのがとってもアレだ。あまりにもヒマだったのでUFOキャッチャーを試したらあっという間に千円近くすったし(笑)
おまけに飯もたいがいのものだし、実にろくなことがなかった。旅先に来てテレビで「めちゃイケ」とたまたまやってたディズニーの「ターザン」を見るなんてありえないでしょ、普通。
やったことと言えば風呂に入って、テレビ見て、話のできる先輩とこの旅行についての愚痴を言いあうぐらいのものだ。時間と金の無駄、家にいた方がなんぼか有意義だった。
収穫といえば早々と「酒が飲めない」と言い張って酒を断れたことぐらいのものだ。おっさんの中には「なんや飲めへんのか」とか「後は寝るだけやから」とか言う奴もいたが、軽く聞き流した。はっきり言っていちいち相手してられん。
2日目には「梅干館」とかいう工場の直販と観光をセットにしたようなとこに行って、そこで6分間の3Dアニメを見たのだが、それは個人的にはややウケだった。なんか「うめぼしファイブ」とかいうキャラクターの歌謡ショーがその内容で、アイドル、演歌、プレスリー(?)の梅干を擬人化したキャラが1曲ずつ歌を披露していくのだ。(あと司会の2人の梅干をあわせて「うめぼしファイブ」)
で、アイドルの梅干の歌がB級アイドルのノリで面白かったのと、そのアイドルのパンチラシーンが描かれていたのがウケた。梅干なのにパンチラて。っていうかこの製作者は何を考えてたのかというはげしくツッコミをいれたいバカバカしさは評価に値する。
またキャラクターグッズがTシャツのみというやる気のなさもいい。もっとぬいぐるみとかキーホルダーとかストラップとか展開しろよ、っつーか歌謡ショーのアニメなんだからCD売れよ(笑)
こうして書いてるとかなりダメダメな気がしてくるが、この旅行の中では光り輝いているのが不思議だ。
旅行メンバーの一人が「最高の旅行」とか言っていたが、俺に言わせりゃ「最低の旅行」だね。むしろ「旅行」を名乗るのはおこがましいとさえ思えてくる。
とかくこの世はままならぬもの。今はようやく開放されて帰れるよろこびをかみしめよう。