「梨のジュース」の段(2003.5.8)


 自動販売機で「梨のジュース」なるものが売っていた。
 季節はずれもいいところだが、今までに飲んだことのないジュースというのはそれだけで「そそられる」ものがあるというのは周知の事実である(本当にそうか?)
 この手の新しい味のジュースってのは、マクドナルドの新発売のハンバーガーと同じで、普通のにしとけばよかったと後悔するのがお決まりのパターンなのだが、それでも新発売の商品に手を出さずにはいられないのはきっと冒険を求めてしまう男のDNAのせいなのだ(たぶん違うぞ)

 前置きが長くなったが、要は珍しげなジュースを飲んでみたというだけの話である。
 まず最初のポイントとしては、これが「ピクニック」とかと同じ紙パックのジュースであることがあげられよう。このサイズだと量が少なくて損した気分になる一方、「はずれ」だった場合も我慢して飲み干せるというメリットもある。
 そして次にその紙パックの側面に大きく書かれた「ノンカロリー」の文字。栄養表示を見るとカロリーどころか他の栄養素もほとんどが「0」で、かろうじてあるのはナトリウムぐらいのものである。まさに「味つきの水」にふさわしい面構えだが、入ってもいないビタミンとかを栄養表示してどうするつもりなのか。カロリーがわざわざ「0」であることを表示する理由は「本当に入っていない」と強調するためだと思われるが、それなら「ヒ素」とか「ダイオキシン」が「0」だと書くのが筋というものではなかろうか。そうすれば消費者も毒を気にせず安心して飲めるというものである。

 とまあ、さんざん無駄な話を書いてきたわけだが、結論はたった一つである。すなわち――
「歯触りのない梨は『なし』だ!」(結局親父ギャグですか……)

 おあとがよろしくないまま終わる。

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