「久々の再会」の段(2003.5.4)


 大学時代の友人に久しぶりに会った。色々と思い返してみると、どうやら大学の卒業式以来ではなかろうかと思われる。俺は薄情な奴なので、向こうから連絡がなければもう会うこともなかったのだろうが、連絡が来たからには会わねばなるまいということで会いに行った。

 積もる話――というほどのこともないが、飯を食いながら話もした。しかし、大学時代は教室や駅までの道すがらで話はしたが、こうして飯を食べに行くということもなかったのに、縁が遠くなったはずの今ごろになって飯を食いに行くというのも妙なものだ。

 なんでも司法試験の模試が明日あるそうなので、こんなことしてていいのかよと思ったりもするのだが、本人がいいというのならそれでいいんだろう。俺だって明日は仕事だし。
 色々と話はしたが、いつもどおり俺はもっぱら聞き役となる。まあ、年上の彼女と別れて、それでもいい友達として付き合ってるとか言われても、なるほどねえとしか答えようはないのだが。その他にも大学時代の知り合いの話だとか、女性と付きあう時に気を付けないといけないこととか、もろもろの話をしたが、なんというか変わらないなあという印象を受ける。
 大学の時を思い出して懐かしい、というよりは大学時代の延長線上にあるような感じ、といったら分かるだろうか? それでいいのかどうかはよく分からんが、お互い1年前から成長してないってことかもしれない。
 変わらないのか、変われないのか、はたまた気づかないところで変わっているのか、それは誰にもわからないことだけど。

 ともかく、人それぞれ、やることやんなきゃだ。とりあえず俺は仕事、あ奴は試験、頑張るしかなかろう。
 

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