「最近読んだ本」の段(2003.4.20)
ずいぶん本を読んでないってことがバレバレなのだが、久しぶりに読んだ本の感想を書いておく。
「二都物語」ディケンズ
言わずと知れた名作――というふれこみだったのので読んでみた。うん、まあ、悪くはないね。最後まで読めたし。ただ・・・本のカバーに最後のオチ(っていうか結末)まで全部あらすじを書くんじゃねえっ!!(怒) 何を考えとるんだこの出版社は。
個人的には巻末の解説がめっちゃ批判的だったのがウケました。
「チップス先生さようなら」ヒルトン
これは素直に、いいね。こういう雰囲気は好きです。すごい名作かどうかは知らないけど。どっちかっていうと大衆文学って感じ。
「白鳥の歌なんか聞こえない」庄司薫
う〜ん、なんか青春してるんだけど、一昔前の文学青年って感じか? 俺はあんまし共感できなかったけど、悩み多き10代になら理解できるのかねぇ? 再読はないな。
「義眼殺人事件」ガードナー
読んでて泣きそうになりました。だって――前に読んだことあるもん、これ!!(笑)
すっかり忘れていたがダブって購入してしまった。10ページぐらい読んで思い出しても遅すぎです。自分の中途半端な記憶力がうらめしい。忘れるか覚えてるかどっちかにしろっての。
「アルバイト探偵」「女王陛下のアルバイト探偵」大沢在昌
あの「新宿鮫」の人のです。高校生の主人公が私立探偵の親父の手伝いをするって話なんだが、ハードボイルドの常識なのかすぐに女と寝るのがどうもな〜、「女王陛下の」の方は純愛路線だったので感情移入できたけど。
こっからは気楽に読めるライトノベル。全部富士見ミステリー文庫です。
「東京タブロイド」水城正太郎
今回読んだ中では頭2つ分ぐらい抜けて面白かった。このシリーズはそろえてもいいぐらいの勢い。
「天使が開けた密室」谷原秋桜子
富士見ミステリー文庫には珍しくまともなミステリーだったので、個人的には合格点。
「天使が降ってきた夏」マツノダイスケ
これはミステリーなのですか? 可も不可もなし。
「夢幻万華鏡」冴木忍
これもちょっとミステリーとしては半端だけど、まあ普通の小説として読めば許せる。
「助けて、ワトソン君」じょうもん弥生
変なキャラを出せばよいというものではないという見本ですな。
最近はこんだけしか読んでないです。