「最近読んだ本」の段(2002.1.29)



 最近はゼミ論文も終わり、電車の中で自由に本が読めるので文庫本を読みまくりだ。
 でも、もうすぐ試験勉強始めなきゃ・・・今週中はいいよね?(誰に聞いているのか)

1:「ABC」殺人事件
 これはクリスティの「ABC殺人事件」へのオマージュの短編集。5人の作家が同じ「ミッシングリンクのある連続事件」をテーマに書いてます。ファンの法月倫太郎よりもノーマークだった恩田陸のが印象が良かった。

2:「アンバランスな放課後」赤川次郎
 久々に赤川次郎でも読んでみるかということで。読みやすいことは折り紙付きではあるが、いささか伏線を消化しきれていない感じがした。赤川次郎はとにかく作品は多いので、当たり外れもあるな。いつか読んでないのに「ふたり」を越える名作があることを祈ろう。

3:「兎の目」灰谷健次郎
 たまたま目にとまったので読んでみた。確かに名作といわれるだけあってじ〜んときた。こういう「教育物」には弱いなあ、「トットちゃん」とか・・・

4:「赤頭巾ちゃんの回り道」赤川次郎
 読んだことのない赤川作品をもう一本。まあ、悪くはない。それにしても赤川作品はさらっとしているようで毒のあるやりきれない結末になることがけっこう多い気がする。

5:「来るべき世界」手塚治虫
 すまん、これはマンガだ。図書館にあったのでつい借りてしまった。やはり市立図書館といえど手塚は別格なのか!? 初期の作品だったがわりと楽しめた。ある意味初期の方がヒゲオヤジやアセチレン・ランプなどオールキャストで豪華なのかも。

6:「家なき子」H・マロ
 野島伸二で安達祐美のじゃなくて世界名作劇場の方です。さすがに昔の作品な上に子供むけなので伏線がみえみえだったり、悪人がとことん悪人で人物の掘り下げがたりなかったりという印象を受ける部分もあるにはあるのだが、小説として読めた。大昔の名作にしてはめずらしく、自分の中では及第点。

7:「不安な童話」恩田陸
 1番目ので注目に値するかなと思ったので長編を一本借りてきた。結果からいえば可もなく不可もなくといったところか。「生まれ変わり」とミステリーを結びつけたのは面白い趣向ではあるが、感心するほどかどうかは不明。

 とまあ、とりあえずはこんだけ。オチはないぞ。

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