「気持ち悪い」の段(2001.10.23)


 図書館に本を返しに行ったら閉まってた。火曜日は毎週休館日だったようなので、それを知らなかったのは自分の責任である。仕方が無い。
 返すことだけは無人の窓口があるので返却できた。今回借りたのはリナックス(パソコンのOS)についての本と阿刀田高のエッセイ集と倉田英之の「R.O.D」という小説だ。

 ともかくこの後電車で読む本がないと困るので古本屋で調達することにした。
 上記の「R.O.D」はジュヴナイルでアニメ絵みたいな表紙の上、ところどころ挿絵まで入っていたので電車で読むのはかなり恥ずかしいものがあった。
 その教訓を生かし、電車で読んでも恥ずかしくないものをということで選んだのはダニエル・キイスの「24人のビリー・ミリガン」。上下巻で1冊100円だ。
 まだ150ページぐらいしか読んでないが、確実に面白い。久々に俺の中での大ヒットの予感だ。フェイバリットになれるかもしれない。

 ――と、ここまでは実は今回の話題とは何の関係もない。単に今日あった事だ(笑)
 今日、電車でつり革につかまりながら「ビリー・ミリガン」を読んでたらプリクラをびっしり貼ったノートだかファイルだかを見せ合っている女子学生(中か高かは不明)が目に入った。
 それを見て俺が思ったことは「よく気持ち悪くないな」ってことだ。

 基本的に俺の美意識は整ったものや規則正しいものを好む傾向がある。例えばナチスの行進の映像を見ると主義主張とは無関係に「きれいだな」と思う。
 そして、それとは逆によくある「菌の増殖する様子」とか「ちっさな虫がわらわら」なんてものを見るとすっごくヤな感じなのだ。関西風に言うと「さぶいぼが出る」のだ。

 プリクラがびっしり隙間なく貼り付けられているノートなんて、見てて気持ちのいいものとはとうてい思えないのだが・・・
 無数の小さな顔がずらっと――ううっ、なんか想像するだけでヤな感じだ。
 こんな風に思うのって俺だけだろうか。俺って変だな、やっぱり。

前のページ