「最近読んだ本」の段(2001.8.20)


 試験が終わってヒマができたので、久々にミステリーを読むことが出来た。
 で、どんなのを読んだかをご紹介しましょう。

 まず、姉小路祐の「逆転証拠」から。弁護士・朝日岳之助シリーズの一つで法廷物でした。
 死刑執行のせまった死刑囚の冤罪をはらせるか――という話で、おもしろくないわけではないのだが、個人的に法廷物はそんなに趣味ではないので、そんなにグッとこなかった。

 次に、赤川次郎の「夜に向かって撃て」。これは「MとN探偵局」シリーズの2作目で女子高生と中年やくざのコンビが事件を解決するというものです。例によって「赤川節」が全編に流れていて、読みやすい。
 関係ないが、赤川次郎のシリーズの中では「天使と悪魔」シリーズや「南条姉妹」シリーズ、「第九号棟」シリーズが個人的には好みである。
 それと、シリーズではないが、「ふたり」は抜群にいいので是非、読め。以前、奥菜恵が主演したドラマの出来はひどいものだったが、原作はいいので読んで泣くべし。

 3冊目は綾辻行人の「暗闇の囁き」。カバーには「長編本格推理小説」と書いてあったが、はっきりいってホラー小説に分類した方がいいと思う。といってもホラーとして怖いと言うわけでもなく、ちょっとだまされた――というのは言いすぎかな。

 最後は島田荘司の「飛鳥のガラスの靴」。刑事・吉敷竹史シリーズの一つで民話をからめた話でした。
 たしかにミステリーではあるのだが、期待していたような「本格物」ではなく、「社会派」に近い方向性だったので少々がっくりきました。

 今回読んだ本をランク付けするとすれば、順に、赤川次郎、姉小路祐、島田荘司、綾辻行人、という感じです。
 なんか今回は特に強い印象にのこるものはなかった。ちょっと、不作。

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