「サドンデス柔道」の段(2001.7.17)


 今日、何気に新聞を読んでたらとんでもないことが書いてあった。
 なんでもヨーロッパの柔道連盟がサドンデス方式の延長戦を導入する案を国際柔道連盟の総会に提案するらしい。
 しかもその方式を「ゴールデンスコア方式」という実にアホくさい名前で呼んでいるらしい。

 元柔道部員として「そりゃねえよ」ってのが正直な感想ですな。
 延長はいいよ、延長は。でも、なんだよ「サドンデス」って。
 延長戦が始まって指導が入ってそこで試合決着――納得できるかそんなもん。
 柔道の本質は一本とってこそ。完全に相手を制しなければ本来は意味がないんだし。
 まあ、競技である以上は判定とか優勢勝ちがあるのはいたしかたないが、それにしたってサドンデスはひどすぎる。例えばK−1で延長ラウンドが始まってパンチが先に当たった方が勝ちなんていうのと同じ、ふざけるにもほどがある。

 前のカラー柔道着もテレビ映りのために導入したけど、伝統の保持以前に美しくないし。
 柔道の精神を理解しているヨーロッパ人もいるんだろうけど、そういう人に限って柔道連盟とかの役職にはついてないらしいな。
 だいたいなんだよ「ゴールデンスコア」って、センス無い以前の問題で意味不明じゃねえか。

 いちおう理屈っぽいことも言っておくと、サドンデス方式だと「一本」も「技あり」も「有効」も「効果」も「警告」も「注意」も「指導」もぜ〜〜〜んぶ同価値になってしまうんだよね。
 これは柔道の本質に関わる大きな問題ですよ、マジで。

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