「ロリ判事」の段(2001.5.26)


   先日、判事が14歳の中学生を買春してつかまるという事件があった。
 なんか知らんが結構な騒ぎになった、顔写真まで出るし、一面も飾った。
 要するに世間にとっては教師、警察に続き裁判官までも信用できない世の中になってしまったのか、という驚きというか衝撃だったんでしょうな。「ブルータスお前もか!?」と叫んだカエサルの気持ちもさぞやというところであろうか。
 でも、私自身は別に驚くべきことではないと思っている。それは何故か。

 そもそも今まであまり判事の犯罪が無かった(明るみに出なかった)のは何故なのか。それを人は「倫理観」や「道徳」に求めようとしがちだが、それは誤解だ。
 判事だって人間だから欲望もあれば楽もしたい。当たり前の事だ。だから犯罪に手を染める素因のある人物はやはり社会にいる犯罪者予備軍と同じくらいの割合で存在すると考えるほうが自然だ。
 でも彼らは犯罪を(めったに)犯さない。それは「失うもの」が大きいからである。
 社会的地位と引き換えにしてするほど犯罪はメリットの大きいものではない。その判断が行動を自制させるのだ。もちろん犯罪が割に合わないのは一般人にも言えることで、相対的に見て、という意味である。
 そして今まで犯罪があまり無かったのは、「絶対数」が少なかったからだと考えられる。
 どんな社会にも一定のイレギュラーは確実に存在する。しかし母集団が小さければその発現数も小さくなるのだ。教師や警察は母集団が大きいので毎日のように新聞をにぎわすことができるが、日本の裁判官は極端に少ないためそのような「皆勤賞」をとることは難しい。
 だからこれから裁判官や弁護士などの法曹を増やす計画の中で犯罪者が出てきたとしても、それで「やっぱり質が低下した」と決め付けるのは短絡的である。もちろんそういう面がないとは言い切れまいが感情的に対応せずに統計などのデータで議論すべきだろう。

 まったく話は変わるが「ロリコン」についても少し。
 別に「ロリコン」自体は「熟女好き」「デブ専」「同性愛」と同様に個人の趣味嗜好でどうでもいいのだが、実際に行動してはいけない。そのことはわきまえねばならないだろう。
 例の判事は「若い女の子に興味があった」とか供述したそうだが、どうせなら「私はロリコンで成熟した女には興味ありません。でもこんなおじさんですからお金を渡さないと付き合えないんです」ぐらいのことを言ったら面白かったのに、まあそんなことを言えば情状は酌量されないだろうが(笑)
 あと「ストレスがたまっていた」とも言っているらしいが、他に方法ね―のかよとしか言いようがありませんな。
 とにかくだ、ロリコンの人はそんなに未成熟な女の子が好きならば、きちんとその子と恋愛してナニをしやがれってんだこのやろう。

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