「プロレス」の段(2001.4.12)


 先日、珍しくプロレスがゴールデンタイムに放送していたのでついつい見てしまった。
 しかし、見れば見るほど不思議なスポーツである。
 まず、アマチュアとプロでこんなにも内容の違うスポーツがあるだろうか?もはや別の競技と言っても過言ではあるまい。
 さらに言えば、おそらく反則攻撃が合法的に認められている唯一のスポーツではないだろうか。パイプ椅子攻撃が許される格闘技は他にはあるまい。
 そしてロープに振られて投げられるために戻ってくるレスラー達。理由を聞いてはいけない。

 実に不思議なスポーツである。だが、どうにも面白い。
「スポーツじゃなくてショーだ」などと言う人もいるが、それは言わない約束だよおとっつぁんである。
 たしかに先日の放送など覆面レスラーの某獣神がマスクを剥ぎ取られていきなり素顔になって反則勝ちをしたり、解説の馳浩をまきこんでの乱闘など波乱ずくめで、なおかつ実況生中継であったにもかかわらず二時間の放送時間ぴったりに試合が終わったことを考えると「最初から台本通りにやってたんじゃねぇの」とツッコミたくもなるが、考えないほうが面白いので考えてはいけない。

 最後にその時の放送の一コマを再現してみよう。

アントニオ猪木
「元気か〜!」
観客
「オ〜!」
アントニオ猪木

「元気があるならホームレスができるぞ」

 すげぇ、さすが日本史上“最強”の政治家。言ってることが脈絡が無い上にツッコミどころ満載なのにわけのわからない説得力がある。
 ある意味次期総理大臣に最もふさわしい男かもしれない。
 さあ、各国首脳を卍固めで葬り去ってくれ!コブラツイストでもいいぞ!猪木っ、ボンバイエッ!!

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