「外国人参政権」の段(2001.4.24)


   今日も今日とて京女。いや、ごろがいいから言ってみただけだ。気にするな。

 さて、今日はゼミで「外国人参政権」について話し合ったので、ここに記す。
 ポイントは「日本国籍をもっていない者に参政権を与えないのは憲法違反か(あるいは与えると憲法違反か)」と「地方と国政を分けるべきか」ということだった。(「滞在何年」とかの用件は立法政策上の問題なので割愛)
 とまあそんなことを色々と話し合ったわけだが、はっきりとした結論は出なかった。ま、1時間半やそこらで結論が出るようならとっくに国会でも結論が出ていただろうから当たり前と言えば当たり前なんだがね。

 で、私自身の見解を示しておこう。
 第一のポイントに関しては最高裁の地方参政権に関する判例と同じで「与えても与えなくても憲法違反とまでは言えない。あとは立法が決めていいよ」という見解である。
 第二のポイントはどうだろうか。
 と、ここで私の見解は別の視点から考えることになる。
 知らない人もいるだろうが、世界の中には外国人の参政権を認めている国がある。その国では日本人が日本国籍のまま投票しているのだ(北欧に多い)。
 そこで、フェアであることを重んじる私としては「相互補償的に、日本国籍を有するものが参政権を与えられる国の人に対しては参政権を与える」という制度が妥当だと考える。
 この考えに従えば相手国が地方参政権だけを認めているなら日本も地方参政権だけを認めればよいし、相手国が国政にまで参政権を認めているなら日本も国政に参政権を認めればよく、地方と国政を分けるべきかどうかという合意が得られにくい問題を回避できます。
 我ながらいい制度だと思うがどうでしょう。

 それと、「参政権が欲しいなら国籍を取れ」と簡単に言う人もいますが、日本国籍を取るのってかなり大変なんですよ。(3回生はほどんど知らなかった)
 U教授の談によると「道路交通法に違反しただけ(一時不停止とか)でもう許可は下りない」ほどに厳しく、また日本風の名前にするように指導されることが非常に多く、家族全員で国籍を取るようにも指導されるそうです。
 その点を改善しないで簡単に言うのは無神経ですな、悪意はないんだろうけど。

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