あとがき
えっと、まずはオチについての解説から。
開けちゃいけない箱を開けたらあらゆる災厄が出てきて最後に残ったのが希望だけっていうのがもちろんパンドラの箱の話なんですが、この話を知らなきゃどうしようもないです。
つまり、このオチっていうのは「玉手箱っていってたのに偽物じゃないか」という「話が違う」と、「これは浦島太郎じゃなくてパンドラの箱じゃないか」という「話」が違うというのをかけたものなわけです。
あんまり唐突すぎてもどうかと思ったので「ギリシア神話」というキーワードでパンドラの話を想起してもらおうと前フリをしておいたんだけど、オチの意味をわかってくれる人はいたのか不安です。
わかりやすいように「これじゃあ『話』が違う」という風に話にカッコをつけることも検討したんですが、なんか負けた気分になるのでやめときました(笑)
この話は最初はオチの部分が出来上がる前に「未使用の玉手箱がある」というシチュエーションだけが思いついてできたものです。
だもんで、最初は「玉手箱は海の生き物を食べる人間への復讐のためにもたされたテロの道具だった」という話とか「玉手箱を偉い人に献上したら、謀反の罪に問われた」という話とかも考えました。
が、どうにもいまいちな感じなので却下しました。
それで古道具屋で買う、という話にすることに決めたわけですが、オチは「消費期限が切れていた」というのが思いつきました。けど、某「ショート・ショートの広場」という本の「呑人壺」という話にあまりにも似てるしな・・・とためらっていたところ、重大な事実に気がつきました。
つまり、「消費期限は箱の外に書いてなければならない!!」(どーん←効果音)
それで現在の形に落ち着いたということです。
まったく意味のない話ですが、主人公の「私」は男と解しても女と解しても意味が通るようにしてます。お好きなキャラでお楽しみください(そういわれても)
落語的なオチを目指したんだけど・・・難しいなあ・・・
ちなみに前半と後半のノリが微妙に違うような気がするのは、書いた日が違うからだ!!(笑)
今回の教訓
オチの意味はわかりやすく!