あとがき
それにしてもわっかりずらいな〜、このオチ。別に字面だけの意味のオチでもいいんだけど、一応「恋と愛の違いを論じるなんて、それぐらい下らないことなんだよ」っていう深読みができます。っていうか書いた当人はそのつもりです。
それはさておき、違いを語る人とかその理屈ってのはもんのすごくたくさんあります。オチの参考にしようと調べたんで間違いないです。(結局使わなかったけど)
曰く、「恋は奪うもので愛は与えるもの」、「恋は相手が人に限定されるが、愛は何でもあり」、「恋はするもので愛は感じるもの」――その他もろもろって感じなんですが、「これが正解」って思えるようなものってないですね。やっぱり「正解」なんてないんじゃないかと思います。人の感情はそんな単純に類型化できるもんでもないし、両者が両立できないようなもんでもないっていう気がしますので・・・
お話自体の話をしますと、オチは当初バーテンの「したごころ」で締めようかと思ってました。つまり、「既に人口に膾炙しているオチを使ってみる」という実験作のつもりだったわけなんですが――なんかものすごく”弱い”オチな気がしてもう一ひねりすることにしたってのが本作のオチなわけです。
ちなみに途中で「キョトンとした」のは、女が尋ねたのは「男が部屋にさそったことについてどう思うか」なのに、バーテンが答えたのが期待した答えではなかったからです。意図が伝わってるかはなはだ不安。
細かいことですが、 ショート・ショートらしく登場人物には名前をつけませんでした。あくまでも記号のような扱いということで。
あと、今回は意識的に擬音やカタカナを増やしてみました。ちょっと読みづらいかも。
それとお洒落っぽい雰囲気を目指したりもしたんですが――無理っぽいです。すいません。
んでんで、結局、今回一番悩んだのはタイトルだったりします。
「恋愛問答」「恋愛学講座」「恋愛ディファレンス」「恋と愛にまつわるエトセトラ」――どれもしっくりこない。それで思いつかないまま1行目のセリフをまんまタイトルにしました。もっと短い印象的なタイトルが思いつかない才能のなさに嫌気がさします。――下らない「タイトルだけ」の話ならいくらでも思いつくのにねぇ(涙)
あっ、そういや「女」、代金払ってないや。そ〜いうとこ行った事ないからどのタイミングで勘定払ってるのか知らないけど。
ん〜、たぶん男の方が先にクレジットカードで払ってるんですよ。そ〜ゆ〜ことにしときましょう。
今回の教訓
行った事ないのに知ってる風に書くな!