「発明」

博士「やった、ついにやったぞ!」
助手「どうしたんですか、博士?」
博士
 
「うむ、ついにそこに物が存在しないのに存在するように見える画期的な映像投影装置が完成したのじゃよ」
助手「あ、SFとかでよくあるホログラフィの立体映像ですね」
博士
 
「バカもん! 凡人どもの発想と一緒にするでない。わしはホログラフィなんぞでなく、蜃気楼の原理を応用した新しい仕組みを考案したのじゃ。さよう、名づけるなら『幻影投影器』じゃな」
助手「相変わらず外国語が嫌いみたいですね」
博士「うるさいわい。それでは試運転じゃ。ほれポチっとな」
助手「……あの〜、何も見えないんですが」
博士「当然じゃ。蜃気楼じゃから1キロ以上離れにゃ見えんわい」
 
<終幕>

あとがき

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