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昨年4月よりCSクラブの会長を務めさせていただいております八木と申します。この1年殆ど何もできませんでしたが、CSクラブのために少しでもお役に立てるよう取り組んでいければと思っております。
先ず簡単に自己紹介させていただきますと、システム工学科1回で、修士終了後島津製作所に入社。磁気測定システム、医用超音波診断装置、監視制御システムへ、そして研究開発、品質保証、営業、工場管理へと従事した製品や部署は変わっていますがひとつの事業部の中で仕事をし、いまは独立分社化した子会社で事業推進と工場業績の管理に従事しています。就職するまで神戸大学の地元を離れたことはなかったので、「六甲」が私の故郷であり原点です。
在学当時は、新設学科ということで一人ひとりがそれぞれ勝手な思い込みの「開拓者精神」を持ち、人数分だけの「システム工学」があったように思います。同期仲間の結束も固く、お互い助け合って何とか卒業できたと思っています。社会に出てからも仲間が集まり、家族のこと、仕事のこと、日ごろの悩みや行き詰っていることなど語り合い、元気を付け合って今日までやってきたと思います。
さて、私の従事している狭い業界を見渡すと、大手各社は過去数十年に亘り海外展開に積極的だったと思いますが、3年前の世界同時不況の頃から国内に回帰せざるを得ないようになり、今も狭い市場でもがき苦しむ状況から脱していないように見えます。一方、業界によっては今の時期を契機に海外展開を図る企業もあり、いろいろ事情は異なるかも知れません。昨日常識だったことが今日は非常識となり、隣の業界で成功したことが自分の業界では失敗する。若い頃美徳だったことが今は罪悪となり・・・と、何を信じていいのか分からなくなってきていますが、一人ひとりが以前にも増してよく知見し、よく考えて行動しなければならない時代になったのかと思います。
私にとって「先輩のいない」システムクラブでしたが、今は則水会・情報知能工学科同窓会と統合し、CSクラブとして4000人を超える大きな組織になっています。何を信じていいのか分からない今の時代ですが、いろいろな時期・場所で活躍してきた先輩、最先端の技術を学んできた後輩が集まり、同窓会を通じて何か互いに助け合いプラスにしていく取組ができる筈です。残念ながら会員の皆様・役員ともに多忙な中で、十分なことはできないのが実情かとは思いますが。
いまCSクラブとして取り組んでいる主な活動は、3月下旬に行う「総会・卒業パーティー」と、「小さな同窓会」支援事業、そしてこの「CSクラブニュース」の発行です。いずれはもっと魅力的な活動ができればと思うのですが、それを推進する時間もなければお金もなく、同窓の皆様には先ずは今の事業に積極的に参加、もしくはご利用頂ければと思います。「総会・卒業パーティー」は平日夕方のイベントなのでサラリーマンには参加しづらいのですが、可能な方は是非ご参加下さい。「小さな同窓会」支援事業は年間2〜3件の申請があります。昨年10月に開催された「平井一正先生 瑞宝章中綬章叙勲祝賀会」には私も出席させて頂きました。先生の叙勲のお祝いをするというよりは、いつまでも若く新しいことにチャレンジし続けておられる平井先生から元気を頂いた気がしました。そして久しぶりに会った仲間や先輩方とも歓談し有意義なひとときを過ごすことができました。もっとPRして支援の件数を増やせば有意義な活動になると思うのですが、いまの予算では2〜3件しか支援できず、大々的にはPRできないのが残念です。「CSクラブニュース」には「同窓生からのおたより」のコーナーがあります。できるだけ多くの方に登場して頂き魅力的なコーナーにできればと思いますので、大いに投稿して下さい。
最後にお願いですが、CSクラブは会員の皆様から納入される会費によって運営しています。残念ながら会費納入率が極めて低く、事業積立金を取り崩しながらの運営となっています。皆様には会費納入にご協力をお願い致します。そしてCSクラブの事業に積極的にご参加され、大いに親睦を図って頂き、延いては情報知能工学科の発展に繋がればと考える次第です。
(2011年1月記)
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