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東北朝日縦走

メンバー CL木南(OB) 正田(OB) 明石 橋本



4/28
 晩,急行きたぐにで大阪を発つ。火打に行く澤田(OB)も乗っていた。隣のボックスでは阪神電車向きの酔っぱらいのじじいが善良な市民にからんでいばりちらしてる。哀れな奴だ。

4/29 曇り時々晴れ
 鶴岡駅からタクシー。大鳥の朝日屋に計画書を出す。そこのおばはんは親切だが,山形弁を話す。こうなれば橋本だけが頼りだ。林道は車が入れないような事を言うが,これはおばはんの憶測であった。地元民も案外ええ加減なことを言う。お昼過ぎ,林道途中の除雪の限界,泡滝ダムの少し手前で下車。13650円ナリ。
 12:55発。雪の片斜面のトラバースが続く。この辺は時期が早いと雪崩が怖い。14:50,冷水沢の吊り橋,以降の吊り橋は全て同じパターンで,板を抜いてあるため,鉄パイプを止まり木のように伝ってそろそろ行かねばならない。15:50,源太沢出合の吊り橋を経て,斜面の斜登にかかる。どこを詰めても上の池に出る。よってルートはテキトーだ。17:00大鳥小屋到着。雪に埋まった真っ白な池が目の前に広がる。池の後ろに以東岳がどっかりとある。小屋は広くてきれいだが,それだけではない。暮れ方,一人外に出た明石が帰って来ると,出入りの窓の鍵が何故かおりてる。誰かが閉めたとしか考えられないが,他のメンバ−は上の階で寝ていた。ひたすら不思議だ。

4/30 曇り後ド快晴
 5:50発。高度を上げる。ガスでしばしば視界が悪い。8:25オツボ峰。この頃からがぜん晴れだす。雪は上に行くほど減る感じで,稜線上はほとんど夏道が出ている。9:35以東岳到着。これからたどる稜線の先に目指す大朝日岳が見える。月山は近くに,鳥海山は遠くに見える。空は晴れ渡る。以東岳の南面は大雪面,初夏の日差しに雪がくさって,明石が少々不安だ。写真をとったりしつつ,のんびり気分で行く。ごきげんのあまり中峰手前の笹原で昼寝をする。正田先生はさすが、いびきをかいて寝ていらっしゃった。孤穴小屋は素通りして三方境が12:25,寒河江山を経て14:30龍門小屋着。小屋の外でつまみを広げて宴会となる。橋本がかつぎあげたビールを大切にいただく。明石は某医療機関で処方された薬にあたったらしく,昨日からあちこちかゆくなったりと不調で少ししか飲まない。そのうち夕日だ。満月だ。佐渡だ。中国大陸だ。山形,新潟の街の灯だ。ところで明石は生まれ変わったら野菜になりたいそうだ。変な奴だ。

5/1 雲ひとつなし
 起きる時間は決めない。木南は早々と目が覚めるが,他のメンバーはなかなかだ。これは逆に苦痛だ。6:40発。7:40西朝日岳。南面には崩落寸前の巨大な雪堤がある。ここから橋本が実家に電話する。なんと余裕で通話可能,しかもなんと朝日鉱泉まで迎えに来てくれるらしい。9:00大朝日岳に立つ。月山,飯豊,蔵王,米沢盆地,全てが見える。特に飯豊は輝いている。下りは小朝日の登りを避けて,中ツル尾根を下降する。途中から雪がなくなる。暑い暑い。急坂を下って沢の出会いが11:35。吊り橋を2つこなして,その後は沢伝いのアップダウン。13:25朝日鉱泉着。鉱泉に至る林道が途中で崩壊しているので橋本のおやじさんが車で待っているところまで行く。おやじさんにビールをいただいて乾杯。車は一路,上山温泉,橋本宅へと向かう。


 (感想) とにかく天気が良かったです。あまりにあっさりいけてむしろ拍子抜けしました。アイゼンすら全く不要でした。数年前,2月下旬に入ったときのような威圧感はありませんでした。下山後,橋本君のご両親に,車での出迎え,食事,宿泊など何から何までお世話になりました。本当にありがとうございました。


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