如月3週連続クライミング・リポート  報告書

【大峰氷まつり】川端(5)大滝(4)香山(2)下釜(1)

2月3日

 神戸ではしとしと雨の振る中、大量に買った食料を食いつぶすために9時半に出発したのであった。渋滞のため13時半に到着。氷の状態は最悪とかで、とりあえず偵察に行くが去年とは比べ物にならない程悪い。しょうがないので(?)テントをたてて宴会を始める。みんなやけくそで12時まで歌いまくる。

2月4日

 9時頃に起きるとどうも登れるようだ。3パーティー程入っていく。あらあら我々も行ってみると昨日よりましだ。みんなアイスゲレンデで2本登る。しかし時は遅すぎた。しかもEPIは持ってきたのに肝心のカップラーメンを車に忘れてきていた。ガァ~ン!地獄谷右俣F4の上まで行ったが、F1~3は凍っておらず高巻き。しかしF4はしっかり凍っていた。大、大ショック!大峰の氷は我々に「決して望みは捨てるな」という教訓を残したのでありました。そしてダムでラーメンをすすりながらクライミング以上に成果の大きかった宴会を振りかえるのでありました。

【大山湿雪まつり】大滝(4)井上(3)天野(2)

2月10日

 テストの終わった2人のギャルを乗せて神戸を13時に出発。ネズミ捕りがあるとの情報にびびりながらぶっ飛ばす。17時には大山寺へ。鬼のような食料にあえぎながら1時間以上もかかって元谷小屋へ到着。人で満杯の小屋にもぐりこんでさみしくうどんをすするのであった。風は強く荒れそうだ。

2月11日

 4時半起するも嵐のような風雨にすぐにシュラフイン!8時頃より風雨も収まったので頂上へ向かう。2ピッチで頂上だ。しかしガスっていて憧れの日本海も見えない。雪は締まっており安定しているので縦走へと向かう。しかしいつの間にか剣ケ峰を通り過ぎて宝殊尾根へとトレースに導かれて進む。そして中宝殊越まで下って元谷小屋へ。しかしこのコース、ど雪庇、突風、ホワイトアウトなら相当しんどいであろう。それから宝殊尾根の下降には案内より20㍍先の沢or100㍍先の大きな尾根が早いであろう。小屋では豪快なかき鍋を食うのであった。うまいっ!

2月12日

 4時起で別山バットレスへと向かう。ガスと暗闇の中、小屋から樹林帯へと登っていく。そして岩場を左の氷化した雪壁より巻いて取付く。1、2ピッチ目はリッジを120㍍程行くとバットレス状となり、3ピッチ目からは残置も多い。3ピッチ目も木登りを交えて40㍍。4ピッチ目は少々岩登りをして45㍍。5ピッチ目岩の後雪壁。ひょっこりどナイフエッジに出て肩がらみ。45㍍。そして5㍍のクライムダウンで頂上稜線へ向かう稜線へ。ここは降雪時雪崩注意。雪庇崩しもなくひょっこり稜線へ。いや~見事に行程こなしましたな。やったぜ後は帰るだけ。元谷小屋で荷をまとめ20時には帰神したのでありました。

【続 大山湿雪まつり】大滝(4)山田(岳僚山の会)

2月16日

 19時半に神戸を出発。しかしチェーン装着により時間を食って24時半大山寺着。すぐ元谷小屋へ向かい2時間程仮眠。

2月17日

 4時半起でガスと暗闇の中、大屏風岩港ルートへ向かう。軽いラッセルで取付き。用意をしているとどんどんガスは晴れてきた。1ピッチ目は山田さん。なぜか残置ロープがある。リングボルトを見つけてルートを延ばしていく。以下つるべ。氷結はまあまあだが、やはりベルグラは怖い。そして何よりも浮き石に注意して登っていく。快晴の日本海を背に4ピッチ目で大トラバース。概してビレイポイントは恵まれている。しかし5ピッチ目は最悪。山田さんのパワーで突破。このピッチに2時間かかってしまった。そして6ピッチ目で容易な雪壁へ。固い握手。山田さんのうまさに圧倒されてしまった。なかなか手強いルートでありました。稜線経由で下る。あーおもしろかった。

2月18日

 きょうはどうでもよかったのだが、三姑?北稜へと足をのばす。けど雪も少なくあっという間に頂上へ。中海、宍道湖を臨み、春のような陽気に下、下山。なかなかホットなクライミングができた2日間でした。