アイゼン合宿 木曽御岳山 報告書

【メンバー】
CL:野辺、井上(3)天野、上野、香山(2)下釜(1)竹内、柴田(5)尾崎、井上(OB)

【日程】
11月23日~11月27日

11月23日 霧 晴 晴
濁河(8:40/14:00)飛騨頂上(14:20/16:20)二ノ池BC

 濁河のテニスコート前に張ったテントをたたみ晴天を信じて出発。雪は思った程多くなく大変歩きやすい状態であった。ゆっくりではあるが順調なペースで飛騨頂上へ。1年生は雪に不慣れなためだいぶしんどそうであり摩利支天を越えることも考え、荷を分けて持つことにする。摩利支天への登りはさすがに風はキツく慎重に歩をすすめる。幸いにもトレースがあり無事に越えることができた。ラッキーは重なるものでサイの河原付近で視界は増々良くなり、これまた難無く渡ることができた。2年生は森林限界からとサイの河原とで全員標識をうつ機会が得られた。阪大の人たちと挨拶を交わして予定通り二ノ池にBCを設営する。なお井上OBとは飛騨頂上手前より合流した。皆穏やかな御岳山に感慨深げである。

11月24日 晴 快晴 晴
BC(7:10/7:20)二ノ池雪練場(10:30/11:00)剣ケ峰(/12:00)雪練(15:40/15:50)BC

 本日は花丸のよいお天気である。はりきって雪練場へ向かうと既に大の「ぎゃー、滑った~!」などという確保練習の声がとびかっていた。雪は一昨年よりはあるが状態は良くない。少しでもクラストした斜面を!とほうぼうに場所を変えて歩行、ストップ練習を行う。歩行の練習のために剣ケ峰へ登った。何度も御岳へは足を運んでいるのに本峰は初めてという者がいたり。晴れた頂上は初めてという者もおり、各々めいめいの思いを抱いて3063㍍からの展望を楽しんだ。堂々とそびえり富士山を除いて黒い山々が連なる。「やっぱり御岳は独立峰やな~」と改めて実感する。そう、当然ながら継母岳は2、3峰を諦めざるをえないようである。雪練場へ戻りワンアットの練習を行う。1年生1人に対し指導者大勢という英才教育が繰り広げられた。

11月25日 晴 快晴 快晴
BC(6:50/7:00)二ノ池雪練場(12:00/12:40)三ノ池(13:45/14:40)BC

 またまた晴天である。井上、尾崎両OBは本日下山である。いろいろなアドバイスやお話、そして差し入れ本当にありがとうございました。お二人に別れを告げて元気一杯雪練場へ。抜けるような蒼空のもとでの雪練である。コンテの落ち役に気合をいれてしまう上級生であった。「やっぱり今回はツイてるに違いない!」と確信するのは三年生。一度BCに戻り登攀具をおいて三ノ池へ向かう。夏に積んだケルンが崩れることなくったっていた。雲一つない空。御岳山はどこまでも静かで和やかである。ここで皆何を思っただろう。あなたは何を感じただろうか・・・下釜は「三ノ池ACKU」の鮮烈なデビューを飾り、先輩を感動させる。稜線伝いに摩利支天を越えてBCへ。

11月26日 快晴

~継子岳アタック~ 野辺、香山、下釜
BC(6:20/7:30)継子岳(7:50/8:00) 四ノ池(8:20/8:50)飛騨頂上(9:10/9:50)BC(10:10/11:25) 剣ケ峰(12:10/12:30)BC

 快晴、無風だ。1ピッチで継子岳へ。無理矢理四ノ池を周り三ノ池で水を飲み一気にBCへ。まだ10時だったのでお鉢巡りを完成させるべく剣ケ峰へ。継母岳のコルへの下降点で継母隊に向かってコールの練習後、本峰→BCへ。ああよく歩いた。御岳の概念がよく分かる。数年ぶりのお鉢完成であった。

~継母ラウンド~ 井上、上野、天野、竹内
BC(6:30/7:30)1峰手前のコル(7:45/8:20)頂上直下(/9:30)継母1峰頂上(9:50/10:30)頂上直下(/13:15)BC

 本日下山される柴田(5)と継子岳に手を振ってはりきって出発。朝一番の登りは辛いものがあるが、東の空、ちょうど富士山の隣から顔を覗かせた朝日にしばしうっとりしてしまう。1峰の手前まで快調にとばす。継母岳が近づくにつれてイヤな予感が・・・この数日来の晴天続きで雪はほとんど溶けており稜線はハイ松と脆い岩がゴロゴロといった状態であった。1峰の頂上直下は岩稜帯で右から巻くことも考えたが、せっかくなので直上することにする。フィックス工作、天野(2)top。一見何のことはない岩稜であるが、ルンゼの中に雪がたまっていて思いのほかイヤらしい。15㍍程のフィックスを越えるとそこは頂上である。さすがに風はきつい。1峰から見る2、3峰は雪は皆無に等しく、ガレガレの岩場のようである。雪がついていなければとても行けそうにない。ちょっとドキドキの下降を終えるとこの場所だけで2時間近くもかかってしまったことになった。天気が良かったから難はなかったものの、セッティングなどもっと素早く行動できるようにしたいものだ。登り返すのに皆疲れ切ったようであるが、一ノ池を横断してさわやかな気分になって帰幕。雪洞作り+二食分の食事の用意に追われた。

11月27日 曇 晴
BC(6:50/7:30)飛騨頂上(7:40/8:05)八合目(以下フリー/9:20)濁河

 天候は下り坂。風も強いが下山なので意気揚々である。全員無事濁河へ下山。よかった、よかった。お疲れマンサ。